広告使用状況およびユーザ動向のモニタリングを行う番組ガイドシステム
【課題】インタラクティブテレビ番組ガイド広告使用状況をモニタリングするのに好適な番組ガイドシステムを提供すること。
【解決手段】テレビ配信設備からユーザテレビ装置に広告がいつ送信されるかをモニタリングすることによって、広告使用状況をモニタリングすることができる。広告がユーザテレビ装置によっていつ受信されるかをモニタリングすることによっても広告使用状況情報をモニタリングすることができる。広告が番組ガイドによって表示される時間でも、広告使用状況情報をモニタリングすることができる。収集された広告使用状況データから比較的重要でないデータをフィルタリングすることができる。
【解決手段】テレビ配信設備からユーザテレビ装置に広告がいつ送信されるかをモニタリングすることによって、広告使用状況をモニタリングすることができる。広告がユーザテレビ装置によっていつ受信されるかをモニタリングすることによっても広告使用状況情報をモニタリングすることができる。広告が番組ガイドによって表示される時間でも、広告使用状況情報をモニタリングすることができる。収集された広告使用状況データから比較的重要でないデータをフィルタリングすることができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(発明の背景)
本発明は、インタラクティブテレビ番組ガイドに関し、より詳細には、インタラクティブテレビ番組ガイドに提供される広告およびユーザテレビ視聴動向のようなユーザ動向をモニタリングするための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
インタラクティブテレビ番組ガイドは、テレビユーザがユーザのテレビ上でテレビ番組リストを見ることを可能にする。そのような番組ガイドによって提供された他の機能は、様々なフォーマットで番組リストを示す能力を含み、関心のある番組のためにジャンルに基づいて検索を実行する能力を含み、ペイパービュー注文等を支持する能力を含む。インタラクティブ番組ガイドは、典型的にマイクロプロセッサに基づくセットトップボックス上で実行される。番組リストデータは、ユーザのケーブルシステムヘッドエンドを介して集中したデータ配信設備からセットトップボックスに転送される。その番組リストデータは、典型的にセットトップボックス内のメモリに格納され、そのボックス内でインタラクティブ番組ガイドによってアクセスされ得る。
【0003】
インタラクティブ番組ガイドは、Knudsonらによる1998年3月4日に出願された米国特許出願第09/034,939号、Knudsonらによる1998年4月30日に出願された米国特許出願第09/070,604号、Knudsonらによる、1998年4月30日に出願された米国特許出願第09/070,555号、およびBoylan,IIIらによる、1996年4月30日に出願された米国特許出願第09/070,700号に記載されるような広告を表示するために使用され得、これら出願を全て本明細書中で参考として援用する。番組ガイド広告は、ユーザに様々な製品およびサービスに関する有用な情報を提供する。例えば番組ガイド広告は、予定されているテレビ番組を宣伝するために使用し得る。番組ガイド広告は、非プログラミング製品およびサービスを促進するため使用し得る。例えばそのユーザは、インタラクティブ広告を選択することによって製品またはサービスを購入する機会を与えられ得る。
【0004】
広告の有効性を判定するために、広告が表示される頻度およびユーザによって選択される頻度をモニタリング可能なことが望ましい。また広告が表示されるいずれかの番組ガイド画面およびユーザの視聴動向をモニタリング可能なことが望ましい。広告が表示されるどの番組ガイド画面か、および、ユーザが一般的にどの番組画面を動作するかをモニタリング可能なことが望ましい。ユーザの視聴動向および非番組ガイドアプリケーションのユーザの利用をモニタリングすることはまた望ましい。番組ガイドを有するこれらのタイプの情報をモニタリングすることは、広告が最も有効的に使用されることを可能にする。またその情報は、番組ガイドサービスを提供するために使用され得、他の方法では不可能である。
【0005】
上述の観点では、本発明の目的は、インタラクティブテレビ番組ガイドシステムを提供することであり、それによって広告使用状況およびユーザ動向がそのガイドによってモニタリングされる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
(発明の要旨)
本発明のこのおよび他の目的は、インタラクティブテレビ番組ガイドシステムを提供することによって、本発明の原理に従って達成され、このシステムにおいてインタラクティブテレビ番組ガイドのユーザによる広告の使用状況がモニタリングされる。広告の使用状況は、どの広告が、テレビ配信設備からユーザのテレビ装置(例えば様々なユーザのセットトップボックスに)に転送されるかを判定することによりモニタリングされ得る。広告使用状況はまた、どの広告がユーザテレビ装置に受信されるかを判定することによってモニタリングされ得る。広告使用状況がモニタリングされ得る別の方法は、番組ガイドの使用中にどの広告が表示されるかを判定することによる。
【0007】
そのシステムは、どの番組ガイド画面がユーザに最も頻繁にアクセスされるかをモニタリングし得る。どの広告が使用されるか、および、どの画面が表示されるかといった情報は、様々な広告および番組ガイド画面の相対価値を判定するために分析され得る。
【0008】
所望であれば、ユーザのテレビ視聴動向に関する情報が制御され得る。そのような情報は、ユーザが消音機能を使用することによって番組の音声を遮断するか、番組の上にあるタイプ(例えば番組ガイド表示等)のグラフィックオーバーレイを表示することによって番組の映像の全てまたはある部分を遮断する。視聴動向で収集された情報はまた、ユーザが最後にその番組ガイドとインタラクトした時期(ユーザがなお番組を見ているかまたは部屋を出たかどうかを示している)に基づく情報を含み得る。
【0009】
ユーザによって非番組ガイドアプリケーションの利用はモニタリングされ得る。例えばその番組ガイドは、どのテレビゲームがユーザにプレイされているかをモニタリングする。ユーザに視聴される番組に関する情報、およびユーザに実行される非番組ガイドアプリケーションに関する情報は、リアルタイムでそのシステムによって収集され得る。この情報は、リアルタイムでシステムによって収集され得る。次いで、この情報は、リアルタイム格付けを判定するために分析され得る。例えば、国民の中で最も人気のあるテレビ番組に対してリアルタイム格付けを生成し得る。リアルタイム格付けはまた、非番組ガイドアプリケーションに対して生成され得る。
(項目1) ユーザテレビ装置上で実現されるインタラクティブテレビ番組ガイドによって広告がユーザに対して表示されるシステムであって、
該インタラクティブテレビ番組ガイドを用いて該ユーザテレビ装置上に該広告を表示する手段と、
該インタラクティブテレビ番組ガイドにおける該広告の使用状況に関する情報を収集する手段と、
を備えた、システム。
(項目2) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、該広告の表示量に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目3) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、該広告が表示される前記番組ガイド内の場所に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目4) どの広告が表示されているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目5) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、どの広告が表示されているかを識別する広告識別子情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目6) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、各広告の表示回数に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目7) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、どの番組ガイド画面上に広告が表示されているかに関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目8) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、前記ユーザのうちの1人によって前記広告のうちの所与の1つが選択されているときにどの画面がアクティブであるかに関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。(項目9) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、前記ユーザのうちの1人が前記広告のうちの所与の1つを選択したことに直接的に起因してどのユーザアクションが行われているかに関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目10) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、広告が表示された回数に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目11) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、前記番組ガイドによって自動的にアクションが取られた回数に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目12) 前記番組ガイドによってどの画面が表示されているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目13) 前記番組ガイドによってどの番組ガイド画面が表示されているかを固有に識別する画面識別子情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目14) 前記番組ガイドによる特定の番組ガイド画面の表示頻度に関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目15) 前記番組ガイドによる番組ガイド画面の表示持続時間に関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目16) 前記番組ガイドにおいてユーザがどのようにして番組ガイド画面に到達しているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目17) 前記ユーザテレビ装置上にどのテレビ番組が表示されているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目18) 前記ユーザテレビ装置上に所与の番組を表示している間に、ユーザが前記番組ガイドにインタラクトしているかどうかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目19) 前記ユーザテレビ装置上に所与の番組を表示している間に、該ユーザテレビ装置が消音されているかどうかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目20) 前記ユーザテレビ装置上に所与の番組を表示している間に、該ユーザテレビ装置上に画面オーバーレイが存在するかどうかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目21) 前記ユーザテレビ装置上でどの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目22) 前記番組ガイドを用いて、前記ユーザテレビ装置上でどの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目23) ユーザがどのようにして前記ユーザテレビ装置上に非番組ガイドアプリケーションを呼び出しているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目24) 前記ユーザテレビ装置上における非番組ガイドアプリケーションの使用量に関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目25) 前記広告がテレビ配信設備から前記ユーザテレビ装置に送信され、前記システムが、該テレビ配信設備から該ユーザテレビ装置に広告がいつ送信されるかをモニタリングする手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目26) 前記広告がテレビ配信設備から前記ユーザテレビ装置に送信され、前記システムが、該テレビ配信設備から送信された広告が該ユーザテレビ装置においていつ受信されているかをモニタリングする手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目27) 前記広告がメイン設備からテレビ配信設備に送信され、前記システムが、該メイン設備から該テレビ配信設備に広告がいつ送信されるかをモニタリングする手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目28) 前記番組ガイドにおける広告の使用状況に関して収集された情報が前記ユーザテレビ装置からデータ処理設備に送信され、前記システムが、該収集された情報を該ユーザテレビ装置から送信する前に、該収集された情報から比較的重要でないデータをフィルタリングする手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目29) 前記番組ガイドにおける広告の使用状況に関して収集された情報が前記ユーザテレビ装置からデータ処理設備に送信され、前記システムが、該収集された情報から比較的重要でないデータを該データ処理設備においてフィルタリングする手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目30) 広告使用状況に関して収集された情報から比較的重要でないデータをフィルタリングするフィルタ手段をさらに備え、該フィルタ手段が具体的な広告に基づいている、項目1に記載のシステム。
(項目31) 広告使用状況に関する情報を収集する前記手段が、複数のユーザプロフィールに対する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目32) リアルタイム格付け情報を収集する手段と、
前記ユーザテレビ装置上に該リアルタイム格付け情報を表示する手段と、
をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目33) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、実質的に全ての前記システムのユーザによる、前記インタラクティブテレビ番組ガイドにおける、該広告の使用状況に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目34) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、前記システムのユーザの部分集合による、前記インタラクティブテレビ番組ガイドにおける、該広告の使用状況に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目35) ユーザテレビ装置上で実現されるインタラクティブテレビ番組ガイドによって広告がユーザに対して表示されるシステムにおいて広告使用状況をモニタリングする方法であって、
該インタラクティブテレビ番組ガイドを用いて該ユーザテレビ装置上に該広告を表示するステップと、
該インタラクティブテレビ番組ガイドにおける該広告の使用状況に関する情報を収集するステップと、
を包含する、方法。
(項目36) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、該広告の表示量に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目37) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、該広告が表示される前記番組ガイド内の場所に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目38) どの広告が表示されているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目39) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、どの広告が表示されているかを識別する広告識別子情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目40) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、各広告の表示回数に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目41) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、どの番組ガイド画面上に広告が表示されているかに関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目42) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、前記ユーザのうちの1人によって前記広告のうちの所与の1つが選択されているときにどの画面がアクティブであるかに関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目43) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、前記ユーザのうちの1人が前記広告のうちの所与の1つを選択したことに直接的に起因してどのユーザアクションが行われているかに関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目44) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、広告が表示された回数に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目45) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、前記番組ガイドによって自動的にアクションが取られた回数に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目46) 前記番組ガイドによってどの画面が表示されているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目47) 前記番組ガイドによってどの番組ガイド画面が表示されているかを固有に識別する画面識別子情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目48) 前記番組ガイドによる特定の番組ガイド画面の表示頻度に関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目49) 前記番組ガイドによる番組ガイド画面の表示持続時間に関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目50) 前記番組ガイドにおいてユーザがどのようにして番組ガイド画面に到達しているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目51) 前記ユーザテレビ装置上にどのテレビ番組が表示されているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目52) 前記ユーザテレビ装置上に所与の番組を表示している間に、ユーザが前記番組ガイドにインタラクトしているかどうかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目53) 前記ユーザテレビ装置上に所与の番組を表示している間に、該ユーザテレビ装置が消音されているかどうかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目54) 前記ユーザテレビ装置上に所与の番組を表示している間に、該ユーザテレビ装置上に画面オーバーレイが存在するかどうかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目55) 前記ユーザテレビ装置上でどの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目56) 前記番組ガイドを用いて、前記ユーザテレビ装置上でどの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目57) ユーザがどのようにして前記ユーザテレビ装置上に非番組ガイドアプリケーションを呼び出しているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目58) 前記ユーザテレビ装置上における非番組ガイドアプリケーションの使用量に関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目59) 前記広告がテレビ配信設備から前記ユーザテレビ装置に送信され、前記方法が、該テレビ配信設備から該ユーザテレビ装置に広告がいつ送信されるかをモニタリングするステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目60) 前記広告がテレビ配信設備から前記ユーザテレビ装置に送信され、前記方法が、該テレビ配信設備から送信された広告が該ユーザテレビ装置においていつ受信されているかをモニタリングするステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目61) 前記広告がメイン設備からテレビ配信設備に送信され、前記方法が、該メイン設備から該テレビ配信設備に広告がいつ送信されるかをモニタリングするステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目62) 前記番組ガイドにおける広告の使用状況に関して収集された情報が前記ユーザテレビ装置からデータ処理設備に送信され、前記方法が、該収集された情報を該ユーザテレビ装置から送信する前に、該収集された情報から比較的重要でないデータをフィルタリングするステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目63) 前記番組ガイドにおける広告の使用状況に関して収集された情報が前記ユーザテレビ装置からデータ処理設備に送信され、前記方法が、該収集された情報から比較的重要でないデータを該データ処理設備においてフィルタリングするステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目64) 具体的な広告に基づくフィルタを用いて、広告使用状況に関して収集された情報から比較的重要でないデータをフィルタリングするステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目65) 広告使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、複数のユーザプロフィールに対する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目66) リアルタイム格付け情報を収集するステップと、
前記ユーザテレビ装置上に該リアルタイム格付け情報を表示するステップと、をさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目67) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、実質的に全ての前記システムのユーザによる、前記インタラクティブテレビ番組ガイドにおける、該広告の使用状況に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目68) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、前記システムのユーザの部分集合による、前記インタラクティブテレビ番組ガイドにおける、該広告の使用状況に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目69) リアルタイム格付けをユーザに提供するシステムであって、
ユーザテレビ装置におけるユーザの動向に基づいてリアルタイム格付け情報を収集する手段と、
該ユーザテレビ装置上に該リアルタイム格付け情報をリアルタイムで表示する手段と、を備えた、リアルタイム格付けをユーザに提供するシステム。
(項目70) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目71) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供する手段が、該リアルタイム格付けについてこの1時間の時間フレームを規定する機会を提供する手段を備えている、項目70に記載のシステム。
(項目72) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供する手段が、該リアルタイム格付けについて今晩の時間フレームを規定する機会を提供する手段を備えている、項目70に記載のシステム。
(項目73) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供する手段が、該リアルタイム格付けについて今日の時間フレームを規定する機会を提供する手段を備えている、項目70に記載のシステム。
(項目74) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供する手段が、該リアルタイム格付けについて今週の時間フレームを規定する機会を提供する手段をさらに備えている、項目70に記載のシステム。
(項目75) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供する手段が、該リアルタイム格付けについてこの瞬間の時間フレームを規定する機会を提供する手段をさらに備えている、項目70に記載のシステム。
(項目76) 前記リアルタイム格付けについて地理的地域を選択する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目77) 前記リアルタイム格付けについてジャンルを選択する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目78) 前記リアルタイム格付けがテレビ番組についてのものであるかどうかを選択する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目79) 前記リアルタイム格付けがアプリケーションについてのものであるかどうかを選択する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目80) 前記リアルタイム格付けが非番組ガイドアプリケーションについてのものであるかどうかを選択する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目81) 前記リアルタイム格付けがビデオゲームについてのものであるかどうかを選択する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目82) 前記リアルタイム格付け情報を表示する手段が、リアルタイムテレビ番組格付けを表示する手段を備えている、項目69に記載のシステム。
(項目83) 前記リアルタイム格付け情報を表示する手段が、リアルタイムビデオゲーム格付けを表示する手段を備えている、項目69に記載のシステム。
(項目84) 前記リアルタイム格付け情報を表示する手段が、今晩の時間帯についてのリアルタイム格付けを表示する手段を備えている、項目69に記載のシステム。
(項目85) 前記リアルタイム格付け情報を表示する手段が、この瞬間の時間帯についてのリアルタイム格付けを表示する手段を備えている、項目69に記載のシステム。
(項目86) どの種類のリアルタイム格付けを表示するかを各ユーザに選択可能にする手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目87) 前記リアルタイム格付け情報を収集する手段が、特定の番組を見ているときに消音機能が使用されているかどうかに関する情報を収集する手段を備えている、項目69に記載のシステム。
(項目88) 前記リアルタイム格付け情報を収集する手段が、ある番組を見ているときに該番組の映像の任意の一部が遮られているかどうかに関する情報を収集する手段を備えている、項目69に記載のシステム。
(項目89) 前記リアルタイム格付け情報が複数の番組のリストを含み、前記システムが、該複数の番組の1つを購入するために選択する手段をさらに備えている、項目69に記載のシステム。
(項目90) 前記リアルタイム格付け情報が複数の番組のリストを含み、前記システムが、該複数の番組の1つを、該番組のリマインダをセットするために、選択する手段をさらに備えている、項目69に記載のシステム。
(項目91) 前記リアルタイム格付け情報が複数の番組のリストを含み、前記システムが、該複数の番組の1つを録画するために選択する手段をさらに備えている、項目69に記載のシステム。
(項目92) リアルタイム格付けをユーザに提供する方法であって、
ユーザテレビ装置におけるユーザの動向に基づいてリアルタイム格付け情報を収集するステップと、
該ユーザテレビ装置上に該リアルタイム格付け情報をリアルタイムで表示するステップと、
を包含する、方法。
(項目93) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目94) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供するステップが、該リアルタイム格付けについてこの1時間の時間フレームを規定する機会を提供するステップを包含している、項目93に記載の方法。
(項目95) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供するステップが、該リアルタイム格付けについて今晩の時間フレームを規定する機会を提供するステップを包含している、項目93に記載の方法。
(項目96) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供するステップが、該リアルタイム格付けについて今日の時間フレームを規定する機会を提供するステップを包含している、項目93に記載の方法。
(項目97) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供するステップが、該リアルタイム格付けについて今週の時間フレームを規定する機会を提供するステップをさらに包含している、項目93に記載の方法。
(項目98) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供するステップが、該リアルタイム格付けについてこの瞬間の時間フレームを規定する機会を提供するステップをさらに包含している、項目93に記載の方法。
(項目99) 前記リアルタイム格付けについて地理的地域を選択する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目100) 前記リアルタイム格付けについてジャンルを選択する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目101) 前記リアルタイム格付けがテレビ番組についてのものであるかどうかを選択する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目102) 前記リアルタイム格付けがアプリケーションについてのものであるかどうかを選択する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目103) 前記リアルタイム格付けが非番組ガイドアプリケーションについてのものであるかどうかを選択する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目104) 前記リアルタイム格付けがビデオゲームについてのものであるかどうかを選択する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目105) 前記リアルタイム格付け情報を表示するステップが、リアルタイムテレビ番組格付けを表示するステップを包含している、項目92に記載の方法。
(項目106) 前記リアルタイム格付け情報を表示するステップが、リアルタイムビデオゲーム格付けを表示するステップを包含している、項目92に記載の方法。
(項目107) 前記リアルタイム格付け情報を表示するステップが、今晩の時間帯についてのリアルタイム格付けを表示するステップを包含している、項目92に記載の方法。
(項目108) 前記リアルタイム格付け情報を表示するステップが、この瞬間の時間帯についてのリアルタイム格付けを表示するステップを包含している、項目92に記載の方法。
(項目109) どの種類のリアルタイム格付けを表示するかを各ユーザに選択させるステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目110) 前記リアルタイム格付け情報を収集するステップが、特定の番組を見ているときに消音機能が使用されているかどうかに関する情報を収集するステップを包含している、項目92に記載の方法。
(項目111) 前記リアルタイム格付け情報を収集するステップが、ある番組を見ているときに該番組の映像の任意の一部が遮られているかどうかに関する情報を収集するステップを包含している、項目92に記載の方法。
(項目112) 前記リアルタイム格付け情報が複数の番組のリストを含み、前記方法が、該複数の番組の1つを購入するために選択するステップをさらに包含している、項目92に記載の方法。
(項目113) 前記リアルタイム格付け情報が複数の番組のリストを含み、前記方法が、該複数の番組の1つを、該番組のリマインダをセットするために、選択するステップをさらに包含している、項目92に記載の方法。
(項目114) 前記リアルタイム格付け情報が複数の番組のリストを含み、前記方法が、該複数の番組の1つを録画するために選択するステップをさらに包含している、項目92に記載の方法。
(項目115) ユーザテレビ装置上でインタラクティブテレビ番組ガイドを実現するシステムであって、
該インタラクティブテレビ番組ガイドを用いて該ユーザテレビ装置上に番組ガイド表示画面を表示する手段と、
該インタラクティブテレビ番組ガイドにおいてどの番組ガイド表示画面が表示されているかに関する情報を収集する手段と、
を備えた、システム。
(項目116) ユーザテレビ装置上でインタラクティブテレビ番組ガイドを実現するシステムを使用する方法であって、
該インタラクティブテレビ番組ガイドを用いて該ユーザテレビ装置上に番組ガイド表示画面を表示するステップと、
該インタラクティブテレビ番組ガイドにおいてどの番組ガイド表示画面が表示されているかに関する情報を収集するステップと、
を包含する、方法。
(項目117) ユーザテレビ装置上でインタラクティブテレビ番組ガイドを実現するシステムであって、
ユーザが該ユーザテレビ装置上で非番組ガイドアプリケーションを使用する機会を提供する手段と、
該インタラクティブテレビ番組ガイドを用いて、どの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかに関する情報を収集する手段と、
を備えた、システム。
(項目118) ユーザテレビ装置上でインタラクティブテレビ番組ガイドを実現するシステムを使用する方法であって、
ユーザが該ユーザテレビ装置上で非番組ガイドアプリケーションを使用する機会を提供するステップと、
該インタラクティブテレビ番組ガイドを用いて、どの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかに関する情報を収集するステップと、
を包含する、方法。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、本発明による広告使用状況がモニタされ得るインタラクティブテレビ番組ガイドシステムを示す図である。
【図2】図2は、本発明による番組用の広告を番組ガイド画面の一部として表示する方法、および、ユーザがこのような広告を選択する場合、広告された番組に関連する種々の番組ガイドオプションをユーザが提示する方法を示す図である。
【図3】図3は、本発明による製品またはサービス用の広告を番組ガイド画面の一部として表示する方法、および、ユーザがこのような広告を選択する場合、広告された製品または広告されたサービスを注文する機会をユーザが提示する方法を示す図である。
【図4】図4は、本発明によるインタラクティブテレビ番組ガイドシステムによって提供され得るいくつかのモニタリング機能を示す図である。
【図5】図5は、本発明による広告使用状況に関して集められた種々のタイプのデータを示すデータ構造を示す図である。
【図6】図6は、本発明による番組ガイドの異なる画面の使用状況に関して集められた種々のタイプのデータを示すデータ構造を示す図である。
【図7】図7は、本発明によるユーザが視聴する番組に関して集められた種々のタイプのデータを示すデータ構造を示す図である。
【図8】図8は、本発明によるユーザの番組ガイド用途以外の使用状況に関して集められた種々のタイプのデータを示すデータ構造を示す図である。
【図9】図9は、本発明によるインタラクティブ番組ガイドシステムのデータの収集および解析機能の実行に関るステップを示す図である。
【図10a】図10aは、本発明によるリアルタイムの各付け情報を含む番組ガイド表示画面を示す。
【図10b】図10bは、本発明による図10aのリアルタイムの各付け画面からユーザがリストを選択可能にすることに関るステップのフローチャートを示す。
【図11】図11は、本発明によるリアルタイムの各付けを提供することに関るステップを示すフローチャートである。
【図12】図12は、本発明による多くの別個のユーザプロファイル用の情報を収集し、この情報を処理することに関るステップを示すフローチャートである。
【図13】図13は、本発明による重要でないデータをフィルタリングすることに関るステップのフローチャートである。
【図14】図14は、本発明によるデータフィルタをユーザのテレビ装置またはデータ処理設備に配置する方法を示す図である。
【図15】図15は、本発明によるデータフィルタが特定の広告または行為に基づく重要でないデータのフィルタリング、またはテレビ視聴者の人口統計学に基づく重要でないデータのフィルタリングする方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明のさらなる特徴は、その性質および様々な利点が、添付図面および好適な実施態様の以下の詳細な説明から明らかになる。
【0012】
(好適な実施形態の詳細な説明)
本発明による図解のインタラクティブテレビ番組ガイドシステム20を図1に示す。メイン設備22は、テレビ番組ガイドリストデータ、ペイパービューの注文情報、テレビ番組プロモーション情報等の番組ガイド情報を格納する番組ガイドデータベース24を含む。メイン設備22はまた、広告情報を格納する広告データベース26を含む。データベース24および26からの情報が、通信リンク30のような通信リンクを介してテレビ配信設備28のような複数のテレビ配信設備に伝送され得る。リンク30は、衛生中継、電話ネットワークリンク、ケーブルリンクまたは光ファイバリンク、マイクロ波リンク、このようなリンクの組合せ、または任意の他の適した通信経路であり得る。データ信号に加えてリンク30を介して映像信号(例えば、広告およびプロモーション映像)を伝送することが所望される場合、衛生中継のような比較的高帯域幅のリンクが一般的に電話リンクのような低帯域幅のリンクよりも好ましい。
【0013】
テレビ配信設備28は、ケーブルシステムを筆頭にするようなユーザにテレビ信号を配信する設備、同報通信配信設備、または衛生テレビ配信設備である。
【0014】
メイン設備22によってテレビ配信設備28に伝送された番組ガイド情報は、番組の時間、チャンネル、タイトル、説明等のテレビ番組リストデータを含む。伝送された番組情報はまた、個別の番組および購読チャンネル用の価格情報、番組およびチャンネルの発注用の時間ウィンドウ、注文を衝動的できないようにするための電話番号等の有料番組データを含む。
【0015】
メイン設備22によりテレビ配信設備28に伝送される広告情報は、種々の番組、製品、およびサービスのためのテキスト、グラフィックス、および映像広告を含み得る。広告は、メイン設備22から複数のテレビ配信設備28へ配信され得るが、図面が過度に複雑になるのを避けるため、1つのテレビ配信設備28のみを図1に示す。
【0016】
各テレビ配信設備28は、ユーザに対して広告を関連するユーザのテレビ装置32に通信リンク34を介して配信する。所望であれば、何らかの広告情報が、テレビ配信設備28内の広告データベース36を用いて提供され得る。
【0017】
ユーザテレビ装置32は、インタラクティブなテレビ番組ガイドを実現するのに十分な処理能力を持つ、ユーザにテレビを提供するための任意の適した装置であり得る。パス34は、ケーブルリンク、光ファイバーリンク、衛星リンク、放送リンク、または他の適したリンク、あるいはそれらのリンクの組み合わせであり得る。帯域内送信、垂直ブランキングインターバル送信、帯域外送信、デジタル送信、アナログ送信、ケーブル送信、衛星送信、放送送信、マルチチャンネルマルチポイント配信サービス(MMDS)送信、等を含む任意の適した通信スキームがパス34上にデータを送信するために用いられ得る。
【0018】
パス34にデータを配信するために用いられるデータ配信技術は、配信される情報のタイプに依存する。例えば、テキストおよびグラフィクスは、帯域外モジュレータを用いて帯域外チャンネル上に配信され得る。映像情報もこのように配信され得る。尤も、大量の映像情報はパス34上の1以上のデジタルチャンネルを使用してより効率的に配信され得る。そのようなデジタルチャンネルはテキストおよびグラフィクスを配信するためにも使用され得る。
【0019】
各ユーザは、受信機を有しており、それは典型的にはセットトップボックス34のようなセットトップボックスであるが、セットトップボックスの回路と同様の回路が集積された進んだテレビ受信機や、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TV)などの他の適したテレビ装置であり得る。番組ガイドデータのようなデータは、セットトップボックス34に周期的に配信され得る。テレビ配信設備28はまた、特定の情報(例えば有料番組アカウント情報や認証を局所的に生成する技術を用いて購入され、視聴された番組の情報)について、セットトップボックス34を周期的にポーリングする。
【0020】
メイン設備22は、好ましくは、情報配信タスクを扱うためのプロセッサを含む。各セットトップボックス34は、好ましくは、インタラクティブなテレビ番組ガイドを実現したことに関連するタスクを扱うためのプロセッサを含む。テレビ配信設備28は、データ配信に関連するタスクを扱うためのプロセッサを含み得る。
【0021】
各セットトップボックス34は、典型的には、選択されたテレビ番組が録画され得るように随意のビデオカセットレコーダ36に接続される。各ビデオカセットレコーダ36は、テレビ38に接続される。番組を録画するために、セットトップボックス34に実現されたインタラクディブなテレビ番組ガイドは、セットトップボックス34を特定のチャンネルに同調させ、例えば赤外線送信機40を用いてビデオカセットレコーダ36に制御信号を送信する。赤外線送信機40はビデオカセットレコーダ36に、適当な時刻に録画を開始し、終了する旨の指示をする。
【0022】
番組ガイドの使用中は、テレビ番組リスト、広告、および他の情報はテレビ38に表示され得る。各セットトップボックス34、ビデオカセットレコーダ36およびテレビ38は、1以上のリモコン42またはワイヤレスキーボード、マウス、トラックボール、専用のキーのセット等の他の適したユーザ入力インタフェースによって制御され得る。典型的なリモコン42は、番組ガイド画面上に強調表示領域を位置付けるためのカーソルキーと、画面上の強調表示された項目を選択するためのOKまたは選択ボタンとを有する。他の典型的なリモコンボタンは、録画ボタン、チャンネル上下ボタン、音量調節ボタン、数字キーその他を含む。
【0023】
通信パス34は、好ましくは、テレビ配信設備28がテレビ番組、番組リスト情報、広告および他の情報をユーザテレビ装置32に配信するのに十分な帯域幅を有する。多重のテレビおよびオーディオチャンネル(アナログ、デジタルまたはアナログとデジタルの両方)が通信パス34を介してユーザテレビ装置32に供給され得る。所望な場合、番組リストデータなどの特定のデータが、テレビ配信設備28とは別の1以上の配信設備により、通信パス34とは少なくとも一部が別の通信パスを使用して配信され得る。
【0024】
有料番組購入、製品やサービスの購入およびデータ収集機能などの特定の機能は、ユーザテレビ装置32がテレビ配信設備28に向けて通信パス34上にデータを送信することを必要とし得る。所望な場合、そのようなデータは電話リンクや他の別の通信パス上に送信され得る。それらのような機能がテレビ配信設備28とは別の設備を用いて提供される場合、ユーザテレビ装置32を含む通信のいくつかは直接その別の設備となされ得る。
【0025】
インタラクティブなテレビ番組ガイドのユーザは、付加情報、製品あるいはサービスをインタラクティブに注文し得る。例えば、ユーザは番組ガイド中に表示された広告を選択することによって注文することができる。そのような注文は、履行設備44および46によって応じられる。所望な場合、注文は履行設備44のような履行設備にリンク48を経由して直接に送信され得る。リンク48は、電話リンク、インターネットまたは他の適切な通信リンクである。注文はまた、テレビ配信設備28にリンク34を経由して送信され得る。ここでは、テレビ配信設備の請求書発行システムが用いられ得る。テレビ配信設備28がユーザの注文を処理した後、テレビ配信設備28は履行設備46にリンク50を経由してその注文を送信し得る。
【0026】
広告54を含む説明的な番組ガイド画面52が図2の上部画面として示されている。画面52は、番組リスト領域56を含む。番組リスト領域56は、種々のテレビ番組についてのいくつかの番組リスト58を含む。番組リスト領域56内の番組リスト58は、時刻順またはチャンネル順に並んだリスト、ジャンルごとにグループ化されたリストその他のようないくつかの適した形式のうち任意の形式によって表示され得る。リモコンのカーソルキーを用いて強調表示60を広告54上に位置付け、OKまたは選択ボタンを押下することによって、広告54はユーザにより選択され得る。
【0027】
広告54は、例えば、もうすぐ始まるテレビ番組の広告であり得る。図2の下の画面に示されるように、広告54を選択することで、番組ガイドに、その番組のより詳細な広告64を含む画面62を表示するように指示し得る。広告64および番組ガイドの他の広告は、映像66、テキスト68、グラフィック70を含んでもよい。画面62は、ユーザが広告された番組を注文し(その番組が、ペイパービュー番組である場合)、その番組のリマインダを設定するか、またはその広告をキャンセルすることができるオプション72を含んでもよい。
【0028】
また、広告を使用して、製品およびサービスの普及を促進することもできる。図3に示されるように、番組ガイド画面74は、多くの番組リスト78を含む番組リスト領域76を含む。画面74は、また、製品またはサービスのための広告80を含む。ユーザは、リモコンカーソルキーを使用して広告80上に強調表示82を位置付け、セレクト、または、OKボタンを押すことにより、広告80を選択してもよい。
【0029】
広告80を選択することにより、番組ガイドに、図3において下の画面で示される、番組ガイド画面84を表示するように指示する。画面84は,一般に、普及を促進されている製品またはサービスのより詳細な広告情報86を含む。画面84は、また、製品またはサービスを注文するための注文オプション88(例えば、履行設備44または46を用いて)と、画面84をキャンセルするためのキャンセルオプション90とを含む。
【0030】
図2の番組ガイド画面52および62ならびに番組ガイド画面74および84は、例示的なものにすぎない。他の適切なインタラクティブテレビ番組ガイド画面が、所望な場合、番組ガイド内に設けられ得る。そのような番組ガイド画面は、広告および番組リストを含んでもよく、含まなくてもよい。
【0031】
所定の広告の効果を測るために、システム20は、広告がユーザテレビ装置32にどのように配信されるかをモニタしてもよい。システム20は、また、広告が表示される番組ガイドの位置をモニタしてもよく、広告が表示される頻度をモニタしてもよい。システム20は、また、(例え、広告がなくても)さまざまな番組ガイド画面の使用状況をモニタしてもよい。所望な場合、ユーザの視聴動向に関する情報をモニタしてもよい。番組ガイドは、また、ユーザが実行する非番組ガイドアプリケーションに関する情報を集めてもよい。所望な場合、ユーザの動向または番組ガイドの使用に関する情報の他の適切なタイプがモニタされ得る。ユーザの動向に関して集められたデータは、任意の適切なデータ処理設備、例えば、図1のメイン設備22に位置するデータプロセッサ、図1のテレビ配信設備28または、他の任意の適切な単数または複数の設備で分析されてもよい。
【0032】
図4に示されるように、テレビ配信設備28、メイン設備22、または、その両者には、広告伝送モニタ92および93が設けられ得、メイン設備22からテレビ配信設備28まで転送され、テレビ配信設備28からユーザテレビ装置32まで転送される広告ごとにモニタされてもよい。この構成は、例えば、メイン設備22、または、テレビ配信設備28が集められたデータの分析に関するタスクを行う状況において利点を有する。
【0033】
広告配信は、また、各ユーザのユーザテレビ装置32における広告受信モニタ94を用いてモニタされてもよい。広告受信モニタ94は、どの広告がユーザテレビ装置32によって受け取られたかの追跡をする。
【0034】
広告の使用状況をモニタすることが可能な別の方法として、広告使用状況モニタ96を備える。広告使用状況モニタ96は、番組ガイドによって表示される広告に関する情報を集める。広告使用状況モニタ96は、番組ガイドアプリケーション98の一部として示される。番組ガイドアプリケーション98の一部として設けられ得る他の適切な使用状況モニタは、(ユーザが訪ねた画面に関する情報を集めるための)画面使用状況モニタ100と、(ユーザが見た番組に関する情報を集めるための)視聴動向モニタ102と、(ユーザによって使用され、番組ガイド以外のアプリケーションに関する情報を集めるための)非番組ガイドアプリケーション使用状況モニタ104とを含む。
【0035】
所望な場合、1つ以上のモニタ96、100、102、および104が、番組ガイドアプリケーション98から完全にまたは一部分離してユーザテレビ装置32に実装されてもよい。広告受信モニタは、また、所望な場合に、番組ガイドアプリケーション98に完全にまたは一部に組みこまれてもよい。図4の構成は、例示的なものにすぎない。所望な場合、他の任意の適切なモニタ構成が使用され得る。例えば、3つの広告モニタ(すなわち、モニタ92、94、および96)を設けることが一般に必要とされるのではなく、そのようなモニタが1つ、または、2つでも十分であり得る。
【0036】
広告の使用状況をモニタリングする場合、システム20は、データの多数の異なるアイテムを集め得る。広告使用状況データを集める際にシステム20によって使用され得る例示的な広告使用状況データ構造106が図5に示される。データ構造106は、好ましくは、データ構造106内のデータに関する広告を識別するための固有の広告識別子108を含む。
【0037】
図4の広告伝送モニタ92および93のような伝送モニタを使用する場合、データ構造106は、広告がメイン設備22(図1および図4)からテレビ配信設備28(図1および図4)まで正確に転送されるかどうかと、広告がテレビ配信設備28(図1および図4)からユーザテレビ装置32(図1および図4)まで正確に転送されるかどうかとに関する情報110を含む。
【0038】
図4の広告受信モニタ94などの受信モニタが使用される場合、データ構造106は、テレビ配信機設備28(図1および図2)からユーザテレビ装置32(図1および図2)まで伝送された広告がユーザテレビ装置32によって正確に受け取られたかどうかに関する情報112を含み得る。
【0039】
図4の広告使用状況モニタ96などの広告使用状況モニタが使用される場合、データ構造106は、番組ガイドにおいて広告がいつおよびどこで表示されたかについての種々のデータを含み得る。例えば、データ構造106は、広告が表示された回数についての情報114を含み得る。データ構造106はまた、どの番組ガイド画面上で広告が表示されたかについての情報116を含み得る。データ構造106は、広告がユーザによって選択されるごとにどの番組ガイド画面がアクティブであったかについての情報118を含み得る。データ構造106が提供され得る他のタイプの情報は、広告のユーザの選択からの直接の結果であるユーザアクションについての情報120である。情報120はまた、番組ガイドによって自動的にとられるアクションについての情報を含む。情報120に含まれるアクションは、番組の視聴、番組の記録、番組の購入などを含み得る。所望であれば、番組ガイドにおいて広告またはアクションがとられた日付および時刻がモニタされ得、そして適切な情報122がデータ構造106中に格納され得る。
【0040】
システム20が図4の画面使用状況モニタ100などの画面使用状況モニタを含む場合、そのシステムは、図6の画面使用状況データ構造124などのデータ構造を維持し得る。データ構造124は、ユーザによって視聴されるインタラクティブテレビ番組ガイド画面を固有に識別する情報126を含み得る。データ構造124はまた、番組ガイドが表示された頻度についての情報128を含み得る。プ画面が表示された継続時間についての情報130は、データ構造124中に提供され得る。所望であれば、ユーザがどのように画面に到達したか(例えば、ユーザが番組ガイドを介して画面にナビゲートすることを可能にするようにどのメニューオプションが選択されたか)についての情報132がデータ構造124中に提供される。データ構造124はまた、ユーザが画面からどのアクションをとったかについての情報134を含み得る。
【0041】
システム20が図4の視聴動向モニタ102などの視聴動向モニタを含む場合、そのシステムは、各視聴者が視聴する番組を追跡するために図7の視聴動向データ構造136などのデータ構造を維持し得る。好ましくは、データ構造136は、ユーザによって視聴された番組を固有に識別するための番組識別子138を含む。データ構造136はまた、番組が表示される間にその番組ガイドとインタラクトするかどうかについての情報140を含み得る。ユーザが番組ガイドとインタラクトしていない場合、ユーザが部屋を離れて、そしてもはや画面を視聴していない可能性がある。ユーザの最後のインタラクトからの経過時間は、種々の番組の格付けを評価する際に番組ガイドによって使用され得る。データ構造136に含まれ得る別のタイプの情報は、表示中の番組の音声または映像をユーザが遮断したかどうかについての情報に関する。これはまた、ユーザが番組を積極的に視聴していないことを示す。遮断された音声または映像についての情報はまた、ユーザが音声消音機能を呼び出したかどうかについての情報142または番組が表示される間に他の画面オーバレイが存在するかどうかについての情報144を含み得る。
【0042】
システム20が図4の非番組ガイドモニタ104などの非番組ガイドモニタを含む場合、そのシステムは、どの非番組ガイドアプリケーションが使用されるかを追跡するために図8の非番組ガイドアプリケーションデータ構造146などのデータ構造を維持し得る。このような非番組ガイドアプリケーションの例は、セットトップ系ビデオゲーム、ホームショッピングアプリケーション、ウェブブラウザアプリケーション、ホームバンキングアプリケーションなどを含む。好ましくは、データ構造146は、どの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかを固有に識別する非番組ガイドアプリケーション識別子148を含む。データ構造146はまた、ユーザがアプリケーションをどのように呼び出すか(例えば、ユーザが非番組ガイドアプリケーションを番組ガイドから呼び出すかどうか、どの番組ガイド画面からユーザがアプリケーションを呼び出すか、など)についての情報150を含む。非番組ガイドアプリケーションの使用量についての情報152はまた、データ構造146中に含まれ得る。
【0043】
データ構造106、データ構造124、データ構造136、およびデータ構造146などのデータ構造は、システム20内の種々の場所に収集され得、そしてシステム20内の種々の場所において配信および維持され得る。例えば、そのようなデータ構造は、ユーザテレビ装置32(図1および2)において、すべてまたは一部を収集され得、そしてテレビ配信設備28または他の適切なデータ処理設備に分析のために送られる。データ処理のための他の適切な場所は、メイン設備22または独立のデータ処理設備である。収集されたデータが処理された後、その結果は、メイン設備22、テレビ配信設備28、またはユーザテレビ装置32などのシステム20内の適切な場所のいずれかで使用される。
【0044】
システム20を用いて種々の動向をモニタリングする際に関連するステップは、図9に示される。ステップ154は、情報収集に関する。ステップ156は、データ分析に関する。ステップ158は、データ分析の結果の使用に関する。順番に行われ得るステップとして図9に示されるが、ステップ154、156、および158、ならびにそれらのサブステップは、任意の適切な順序または望むなら同時に(一斉にまたは部分的に)行われ得る。さらに、これらのステップは、例示にすぎず、他の情報収集、データ分析、およびデータ分析使用状況ステップがまた、所望であればシステム20によって行われ得る。
【0045】
ステップ160において、広告使用状況についての情報が収集される(例えば、図4の広告モニタ92、94、および96などの1つ以上の広告モニタによって)。ステップ162において、種々の番組ガイド画面のユーザの使用状況についての情報が収集される。ステップ164において、ユーザの視聴動向についての情報が収集される(例えば、どの番組をユーザが視聴するか、およびどの音声および映像遮断機能が使用されるか)。ステップ166において、ユーザによって実行された非番組ガイドアプリケーションについての情報が収集される。
【0046】
ステップ168において、収集された情報を使用して、種々の広告および種々の番組ガイド画面の相対価値を決定する。例えば、ユーザが非常に頻繁に特定の番組ガイドを視聴し、そしてその特定の画面上に現れる広告を選択することがよくあると判断されると、その特定の番組ガイド画面が番組ガイド内に広告を設置する価値のある場所であると結論され得る。特定の広告が番組ガイド内のその場所に関係なく頻繁に選択されると判断されると、広告のタイプが有効であると結論され得る。
【0047】
ステップ170では、ステップ154で収集された情報を用いてリアルタイムの格付けを生成する。例えばこれは、所定のテレビ番組がいかに人気があるか(または不人気か)のリアルタイム格付けあるいはビデオゲームなどの非番組ガイドアプリケーションのいずれが最も頻繁に使用されているか(または、されていないか)のリアルタイム格付けである。
【0048】
ステップ172では、ステップ168で決定された異なる広告位置の相対価値に関する情報が様々な広告プロモーションを改変するのに用いられ得る。また、広告位置の相対価値に関する情報は、販売担当者が販売広告において使用するための広告評価を作成するのにも用いられ得る。所望であれば、異なる番組ガイド位置の価値に関する情報は、様々な位置に広告が配置されるときに受け取られた価値にある程度比例する手数料を、広告主に自動的に請求するためにも用いられ得る。ガイド内の広告位置の価値に関する情報は、ガイドを再企画して広告の効率を最大化するのにも用いられ得る。特定の広告の効率に関する情報は、同種の他の広告を企画するために用いられ得る。
【0049】
ステップ174では、ステップ170で生成されたリアルタイム格付け情報が、ユーザテレビ装置32に配信され得、(例えば、各ユーザのテレビ38に)表示され得る。リアルタイム格付け情報は、どの番組が視聴されているか、あるいは、どのビデオゲームまたは他のアプリケーションが使用されているかに関する情報を含み得る。
【0050】
リアルタイム格付けは、ユーザテレビ装置32においてユーザに提供され、テレビ38にリアルタイムで表示される。例示的リアルタイム格付け番組ガイド画面176を図10aに示す。ユーザは、適切なリモコンボタンを押すか、または適切なメニューオプションを選択することにより、画面176に番組ガイドを表示させ得る。また、番組ガイドは、リアルタイム格付け情報を自動的にユーザに提供し得る。画面176は、タイトル178、リアルタイム格付け情報180、オプションボタン182、および(画面176のキャンセルのための)キャンセルボタン183を含む。図10aの例では、画面176は、全国の現在の上位5位までの番組に関連する情報を表示するものとして示してある。オプションボタン182を選択することにより、番組ガイドに他の種類のリアルタイム格付け情報を表示させるための適切な機会をユーザに提供し得る。
【0051】
所望であれば、番組ガイドは強調表示領域185のような可動強調表示領域を提供し得る。ユーザは、強調表示領域を用いて、リアルタイム格付け画面176に列挙された番組から興味を有する番組を選択し得る。番組ガイドは、選択された番組に関して様々なアクションをとるための機会をユーザに提供し得る。例えば、番組ガイドは、選択された番組に対するリマインダをユーザが設定することを可能にし得る。また、選択された番組がペイ−パー−ビュー番組である場合、番組ガイドは、選択された番組をユーザが購入することを可能にし得る。所望であれば、番組ガイドは、選択された番組の録画を設定する機会をユーザに提供し得る。このプロセスに関わるステップを図10bに示す。ステップ187では、番組ガイドは、所望のリスト(例えば、番組)を選択する機会をユーザに提供する。ステップ189では、ユーザがリストを選択した後で、番組ガイドは、例えば、番組に対するリマインダを設定したり、ペイ−パー−ビュー番組をを購入したり、または番組を録画したりなど、番組ガイド内でアクションをとるための機会をユーザに提供する。
【0052】
リアルタイム格付け画面は、フル画面として、または(例えば、ユーザが視聴しているテレビ番組に重ねる)部分画面オーバーレイとして提示され得る。
【0053】
リアルタイム格付け情報を処理することに関するステップを図11に示す。ステップ184では、システム20が(例えば、視聴動向モニタ102でユーザの視聴動向をモニタリングすることにより)リアルタイム格付け情報を収集する。格付け情報の収集は、典型的にはデータプロセッサの使用を含む。データプロセッサは、メイン設備22、テレビ配信設備28、または他の適切なデータ処理設備に位置し得る。ステップ186では、リアルタイム格付け情報が(番組ガイドまたは他の適切なアプリケーションにより、あるいは特別なテレビチャンネルにより受動的に)、図10aのリアルタイム格付け画面176のような画面または他の任意の適切な表示形式を用いたユーザテレビ装置32に表示され得る。
【0054】
ユーザがオプションボタン182を選択するとき、ユーザは、ユーザが視聴することを望むリアルタイム格付け情報の種類を選択する機会を提供される。例えば、ステップ188では、ユーザは、どのリアルタイム各付け情報が望まれるかに対する地理的地域を選択する機会を提供される。ユーザは、全国、州、大都市、都市または街、あるいは他の任意の適切な地理的地域に関するリアルタイム格付け情報を番組ガイドに表示させ得る。ステップ190では、番組のジャンルまたは興味(例えば、スポーツ、映画、コメディ等)のジャンルを選択するための機会をユーザに提供する。ユーザが、スポーツジャンルを選択した場合、スポーツ関連番組に関するリアルタイム格付けが図10aの画面176に表示され得る。映画およびコメディジャンルをユーザが選択した場合、上位5位までのコメディ映画が、図10aのリアルタイム格付け画面176に表示され得る。ステップ192では、リアルタイム格付けに関する適切な時間フレームを定義するための機会がユーザに提供される。例えば、ユーザは、先の1時間の間の番組、今夜の番組、今週の番組、またはその瞬間に放送されている番組などに関して表示されたリアルタイム格付けを有することを選び得る。これらの時間フレームは例示的であり、望みにより他の任意の適切な時間フレームまたは時間フレームの組み合わせを使用し得る。ステップ194では、ユーザは、ユーザが視聴したいと思う格付けの種類を選択するための機会を提供される。例えば、ユーザは、テレビ番組(例えば、全国の今夜のテレビで視聴されている上位5位までの映画)に関して表示されたリアルタイム格付けを有させることを選び得る。ユーザは、ビデオゲーム(例えば、この瞬間に大都市部でプレイされている上位5位までのビデオゲーム)などのセットトップアプリケーションに関して表示されたリアルタイム格付けを有させることを選び得る。これらは単に、表示され得る格付け情報の種類の例示である。他の任意の適切な格付け情報も、所望であれば表示され得る。
【0055】
ユーザがステップ188、190、192、および194に示されるオプションから選択をした後に、リアルタイムの格付け情報が、ステップ186で再度表示される。ステップ188、190、192および194で提供される機会は、好適には、ユーザテレビ装置32で実現されるインタラクティブ番組ガイドにより提供される機会であるが、これらのステップは、所望であれば、ユーザテレビ装置32またはシステム20で実現される他の任意の適切なアプリケーションを用いて提供され得る。さらに、ステップ188、190、192および194は、ユーザに提供され得るオプションの構成のタイプの単なる例示である。リアルタイムの格付け特性のための他の任意の適切なオプションの構成も、所望であれば、提供され得る。
【0056】
番組ガイドは、複数のユーザプロフィールをサポートし得る。例えば、各ユーザは、異なるお気に入りのチャンネルをセットにしてプロフィールを設定し得る。番組ガイドは、現在どのプロフィールがアクティブであるかを決定することにより、どのユーザが所与の番組を見ているかを確認し得る。複数のユーザプロフィールを備えるシステム内のユーザの視聴動向をモニタリングすることに関連するステップが、図12に示されている。ステップ196では、番組ガイドは、ユーザが複数のユーザプロフィールを設定することを可能にする。ステップ198では、番組ガイドはアクティブプロフィールのそれぞれに対する情報を収集する。ステップ198の間用いられる情報収集のプロセスが、同時に実行され得る。ステップ200では、モニタリングされたプロフィールに対して収集された情報が処理される。複数のプロフィールがアクティブであった場合、システムはこの情報を用いて、1つのテレビ番組に対する視聴者のおおよその数を決定し得る。例えば、所与の番組中に3つのプロフィールがアクティブであった場合、システムはその番組に対して少なくとも3人の視聴者が存在していると結論づけ得る。システムはまた、モニタリングされた各プロフィールそれぞれに対して収集された情報を処理し、その番組の視聴者数のさらに詳細な状況を提供する。
【0057】
システム内に収集されるデータ量を低減する必要があれば、情報はユーザの部分集合からも収集され得る。可能な限りもっとも正確な使用状況のデータを提供することが望ましい場合、情報はまたシステム20の実質的に全てのユーザのユーザテレビ装置32からも収集され得る。各ユーザのユーザテレビ装置32によって収集されたデータは、中央データ処理位置に定期的にアップロードされ得る。例えば、データのアップロードは、リンク34または電話モデム線等のケーブルリターンパス、または他の適切な通信パスを介して実行され得る。データ収集は、各ユーザのユーザテレビ装置が、収集されるデータに対して定期的にポーリングされるポーリングサイクルに基づくものであり得る。データはまた、一定の間隔で求められないユーザテレビ装置32から伝送され得る。所望であれば、収集されているデータ伝送の成功を確認する情報が、一定の間隔で各ユーザのユーザテレビ装置32から収集され得る。
【0058】
システムが扱うデータ量は、データ収集およびデータ分析プロセス中に、適切な段階で重要性の低いデータをフィルタリングすることにより減少され得る。データフィルタリングに関連するステップは、図13に示される。ステップ202では、当該データが、ユーザテレビ装置32で収集される。ステップ204では、重要性の低いデータが、ステップ202で収集されたデータからフィルタリングされる。ステップ204は、データ伝送よりも前にユーザテレビ装置32で実施され得る。ステップ206では、データは、データ処理設備(例えば、テレビ配信設備28、メイン設備22、または他の適切な設備の内の1つであり得る)へと運ばれ得る。ステップ208では、追加データがそのデータ処理設備で、収集されたデータからフィルタリングされる。
【0059】
フィルタリングは、図14のユーザテレビ装置32のフィルタ210等のフィルタを用いて(ステップ204同様に)ユーザテレビ装置32で実施され得る。フィルタリングはまた、図14に示されるデータ処理設備214で(ステップ208同様に)フィルタ212を用いても実施され得る。所望であれば、フィルタリングは、他のいずれの適切な場所、またはそのような場所の組合せにおいて実施され得る。
【0060】
図15に示されるように、適切なデータ収集フィルタ216は、特定の広告、または収集されるアクションに基づくフィルタ218の使用を伴い得る。この構成によって、システムが特定の広告のみまたは広告の集合に対する情報を収集することが可能となる。また、システムが特定のアクション(例えば、製品の購入、またはペイパービュー番組の注文)のみに対する情報を収集することが可能となる。データ収集フィルタ216は、ユーザの人口統計情報に基づくフィルタ220に、付加的または選択的に基づき得る。この構成によって、一定の収入レベルのユーザ、その他の一定の人口統計的属性のみに対して、情報が収集されるようになる。フィルタ220の動作が基づくこの人口統計的属性は、番組ガイドによって自動的に算出され得る。自動人口統計情報に基づく広告を取り扱うための能力を備えた番組ガイドは、Kneeらの米国特許出願第09/189,777号(本願と同時出願)に記載されており、その全てを本明細書中で参照として援用する。
【0061】
上記の事項は本発明の原理の単なる例示にすぎず、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、当業者により各種変更がなされ得る。
【技術分野】
【0001】
(発明の背景)
本発明は、インタラクティブテレビ番組ガイドに関し、より詳細には、インタラクティブテレビ番組ガイドに提供される広告およびユーザテレビ視聴動向のようなユーザ動向をモニタリングするための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
インタラクティブテレビ番組ガイドは、テレビユーザがユーザのテレビ上でテレビ番組リストを見ることを可能にする。そのような番組ガイドによって提供された他の機能は、様々なフォーマットで番組リストを示す能力を含み、関心のある番組のためにジャンルに基づいて検索を実行する能力を含み、ペイパービュー注文等を支持する能力を含む。インタラクティブ番組ガイドは、典型的にマイクロプロセッサに基づくセットトップボックス上で実行される。番組リストデータは、ユーザのケーブルシステムヘッドエンドを介して集中したデータ配信設備からセットトップボックスに転送される。その番組リストデータは、典型的にセットトップボックス内のメモリに格納され、そのボックス内でインタラクティブ番組ガイドによってアクセスされ得る。
【0003】
インタラクティブ番組ガイドは、Knudsonらによる1998年3月4日に出願された米国特許出願第09/034,939号、Knudsonらによる1998年4月30日に出願された米国特許出願第09/070,604号、Knudsonらによる、1998年4月30日に出願された米国特許出願第09/070,555号、およびBoylan,IIIらによる、1996年4月30日に出願された米国特許出願第09/070,700号に記載されるような広告を表示するために使用され得、これら出願を全て本明細書中で参考として援用する。番組ガイド広告は、ユーザに様々な製品およびサービスに関する有用な情報を提供する。例えば番組ガイド広告は、予定されているテレビ番組を宣伝するために使用し得る。番組ガイド広告は、非プログラミング製品およびサービスを促進するため使用し得る。例えばそのユーザは、インタラクティブ広告を選択することによって製品またはサービスを購入する機会を与えられ得る。
【0004】
広告の有効性を判定するために、広告が表示される頻度およびユーザによって選択される頻度をモニタリング可能なことが望ましい。また広告が表示されるいずれかの番組ガイド画面およびユーザの視聴動向をモニタリング可能なことが望ましい。広告が表示されるどの番組ガイド画面か、および、ユーザが一般的にどの番組画面を動作するかをモニタリング可能なことが望ましい。ユーザの視聴動向および非番組ガイドアプリケーションのユーザの利用をモニタリングすることはまた望ましい。番組ガイドを有するこれらのタイプの情報をモニタリングすることは、広告が最も有効的に使用されることを可能にする。またその情報は、番組ガイドサービスを提供するために使用され得、他の方法では不可能である。
【0005】
上述の観点では、本発明の目的は、インタラクティブテレビ番組ガイドシステムを提供することであり、それによって広告使用状況およびユーザ動向がそのガイドによってモニタリングされる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
(発明の要旨)
本発明のこのおよび他の目的は、インタラクティブテレビ番組ガイドシステムを提供することによって、本発明の原理に従って達成され、このシステムにおいてインタラクティブテレビ番組ガイドのユーザによる広告の使用状況がモニタリングされる。広告の使用状況は、どの広告が、テレビ配信設備からユーザのテレビ装置(例えば様々なユーザのセットトップボックスに)に転送されるかを判定することによりモニタリングされ得る。広告使用状況はまた、どの広告がユーザテレビ装置に受信されるかを判定することによってモニタリングされ得る。広告使用状況がモニタリングされ得る別の方法は、番組ガイドの使用中にどの広告が表示されるかを判定することによる。
【0007】
そのシステムは、どの番組ガイド画面がユーザに最も頻繁にアクセスされるかをモニタリングし得る。どの広告が使用されるか、および、どの画面が表示されるかといった情報は、様々な広告および番組ガイド画面の相対価値を判定するために分析され得る。
【0008】
所望であれば、ユーザのテレビ視聴動向に関する情報が制御され得る。そのような情報は、ユーザが消音機能を使用することによって番組の音声を遮断するか、番組の上にあるタイプ(例えば番組ガイド表示等)のグラフィックオーバーレイを表示することによって番組の映像の全てまたはある部分を遮断する。視聴動向で収集された情報はまた、ユーザが最後にその番組ガイドとインタラクトした時期(ユーザがなお番組を見ているかまたは部屋を出たかどうかを示している)に基づく情報を含み得る。
【0009】
ユーザによって非番組ガイドアプリケーションの利用はモニタリングされ得る。例えばその番組ガイドは、どのテレビゲームがユーザにプレイされているかをモニタリングする。ユーザに視聴される番組に関する情報、およびユーザに実行される非番組ガイドアプリケーションに関する情報は、リアルタイムでそのシステムによって収集され得る。この情報は、リアルタイムでシステムによって収集され得る。次いで、この情報は、リアルタイム格付けを判定するために分析され得る。例えば、国民の中で最も人気のあるテレビ番組に対してリアルタイム格付けを生成し得る。リアルタイム格付けはまた、非番組ガイドアプリケーションに対して生成され得る。
(項目1) ユーザテレビ装置上で実現されるインタラクティブテレビ番組ガイドによって広告がユーザに対して表示されるシステムであって、
該インタラクティブテレビ番組ガイドを用いて該ユーザテレビ装置上に該広告を表示する手段と、
該インタラクティブテレビ番組ガイドにおける該広告の使用状況に関する情報を収集する手段と、
を備えた、システム。
(項目2) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、該広告の表示量に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目3) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、該広告が表示される前記番組ガイド内の場所に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目4) どの広告が表示されているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目5) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、どの広告が表示されているかを識別する広告識別子情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目6) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、各広告の表示回数に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目7) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、どの番組ガイド画面上に広告が表示されているかに関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目8) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、前記ユーザのうちの1人によって前記広告のうちの所与の1つが選択されているときにどの画面がアクティブであるかに関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。(項目9) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、前記ユーザのうちの1人が前記広告のうちの所与の1つを選択したことに直接的に起因してどのユーザアクションが行われているかに関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目10) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、広告が表示された回数に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目11) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、前記番組ガイドによって自動的にアクションが取られた回数に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目12) 前記番組ガイドによってどの画面が表示されているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目13) 前記番組ガイドによってどの番組ガイド画面が表示されているかを固有に識別する画面識別子情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目14) 前記番組ガイドによる特定の番組ガイド画面の表示頻度に関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目15) 前記番組ガイドによる番組ガイド画面の表示持続時間に関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目16) 前記番組ガイドにおいてユーザがどのようにして番組ガイド画面に到達しているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目17) 前記ユーザテレビ装置上にどのテレビ番組が表示されているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目18) 前記ユーザテレビ装置上に所与の番組を表示している間に、ユーザが前記番組ガイドにインタラクトしているかどうかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目19) 前記ユーザテレビ装置上に所与の番組を表示している間に、該ユーザテレビ装置が消音されているかどうかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目20) 前記ユーザテレビ装置上に所与の番組を表示している間に、該ユーザテレビ装置上に画面オーバーレイが存在するかどうかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目21) 前記ユーザテレビ装置上でどの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目22) 前記番組ガイドを用いて、前記ユーザテレビ装置上でどの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目23) ユーザがどのようにして前記ユーザテレビ装置上に非番組ガイドアプリケーションを呼び出しているかに関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目24) 前記ユーザテレビ装置上における非番組ガイドアプリケーションの使用量に関する情報を収集する手段をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目25) 前記広告がテレビ配信設備から前記ユーザテレビ装置に送信され、前記システムが、該テレビ配信設備から該ユーザテレビ装置に広告がいつ送信されるかをモニタリングする手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目26) 前記広告がテレビ配信設備から前記ユーザテレビ装置に送信され、前記システムが、該テレビ配信設備から送信された広告が該ユーザテレビ装置においていつ受信されているかをモニタリングする手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目27) 前記広告がメイン設備からテレビ配信設備に送信され、前記システムが、該メイン設備から該テレビ配信設備に広告がいつ送信されるかをモニタリングする手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目28) 前記番組ガイドにおける広告の使用状況に関して収集された情報が前記ユーザテレビ装置からデータ処理設備に送信され、前記システムが、該収集された情報を該ユーザテレビ装置から送信する前に、該収集された情報から比較的重要でないデータをフィルタリングする手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目29) 前記番組ガイドにおける広告の使用状況に関して収集された情報が前記ユーザテレビ装置からデータ処理設備に送信され、前記システムが、該収集された情報から比較的重要でないデータを該データ処理設備においてフィルタリングする手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目30) 広告使用状況に関して収集された情報から比較的重要でないデータをフィルタリングするフィルタ手段をさらに備え、該フィルタ手段が具体的な広告に基づいている、項目1に記載のシステム。
(項目31) 広告使用状況に関する情報を収集する前記手段が、複数のユーザプロフィールに対する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目32) リアルタイム格付け情報を収集する手段と、
前記ユーザテレビ装置上に該リアルタイム格付け情報を表示する手段と、
をさらに備えた、項目1に記載のシステム。
(項目33) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、実質的に全ての前記システムのユーザによる、前記インタラクティブテレビ番組ガイドにおける、該広告の使用状況に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目34) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記手段が、前記システムのユーザの部分集合による、前記インタラクティブテレビ番組ガイドにおける、該広告の使用状況に関する情報を収集する手段をさらに備えている、項目1に記載のシステム。
(項目35) ユーザテレビ装置上で実現されるインタラクティブテレビ番組ガイドによって広告がユーザに対して表示されるシステムにおいて広告使用状況をモニタリングする方法であって、
該インタラクティブテレビ番組ガイドを用いて該ユーザテレビ装置上に該広告を表示するステップと、
該インタラクティブテレビ番組ガイドにおける該広告の使用状況に関する情報を収集するステップと、
を包含する、方法。
(項目36) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、該広告の表示量に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目37) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、該広告が表示される前記番組ガイド内の場所に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目38) どの広告が表示されているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目39) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、どの広告が表示されているかを識別する広告識別子情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目40) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、各広告の表示回数に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目41) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、どの番組ガイド画面上に広告が表示されているかに関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目42) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、前記ユーザのうちの1人によって前記広告のうちの所与の1つが選択されているときにどの画面がアクティブであるかに関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目43) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、前記ユーザのうちの1人が前記広告のうちの所与の1つを選択したことに直接的に起因してどのユーザアクションが行われているかに関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目44) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、広告が表示された回数に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目45) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、前記番組ガイドによって自動的にアクションが取られた回数に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目46) 前記番組ガイドによってどの画面が表示されているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目47) 前記番組ガイドによってどの番組ガイド画面が表示されているかを固有に識別する画面識別子情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目48) 前記番組ガイドによる特定の番組ガイド画面の表示頻度に関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目49) 前記番組ガイドによる番組ガイド画面の表示持続時間に関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目50) 前記番組ガイドにおいてユーザがどのようにして番組ガイド画面に到達しているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目51) 前記ユーザテレビ装置上にどのテレビ番組が表示されているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目52) 前記ユーザテレビ装置上に所与の番組を表示している間に、ユーザが前記番組ガイドにインタラクトしているかどうかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目53) 前記ユーザテレビ装置上に所与の番組を表示している間に、該ユーザテレビ装置が消音されているかどうかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目54) 前記ユーザテレビ装置上に所与の番組を表示している間に、該ユーザテレビ装置上に画面オーバーレイが存在するかどうかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目55) 前記ユーザテレビ装置上でどの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目56) 前記番組ガイドを用いて、前記ユーザテレビ装置上でどの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目57) ユーザがどのようにして前記ユーザテレビ装置上に非番組ガイドアプリケーションを呼び出しているかに関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目58) 前記ユーザテレビ装置上における非番組ガイドアプリケーションの使用量に関する情報を収集するステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目59) 前記広告がテレビ配信設備から前記ユーザテレビ装置に送信され、前記方法が、該テレビ配信設備から該ユーザテレビ装置に広告がいつ送信されるかをモニタリングするステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目60) 前記広告がテレビ配信設備から前記ユーザテレビ装置に送信され、前記方法が、該テレビ配信設備から送信された広告が該ユーザテレビ装置においていつ受信されているかをモニタリングするステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目61) 前記広告がメイン設備からテレビ配信設備に送信され、前記方法が、該メイン設備から該テレビ配信設備に広告がいつ送信されるかをモニタリングするステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目62) 前記番組ガイドにおける広告の使用状況に関して収集された情報が前記ユーザテレビ装置からデータ処理設備に送信され、前記方法が、該収集された情報を該ユーザテレビ装置から送信する前に、該収集された情報から比較的重要でないデータをフィルタリングするステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目63) 前記番組ガイドにおける広告の使用状況に関して収集された情報が前記ユーザテレビ装置からデータ処理設備に送信され、前記方法が、該収集された情報から比較的重要でないデータを該データ処理設備においてフィルタリングするステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目64) 具体的な広告に基づくフィルタを用いて、広告使用状況に関して収集された情報から比較的重要でないデータをフィルタリングするステップをさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目65) 広告使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、複数のユーザプロフィールに対する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目66) リアルタイム格付け情報を収集するステップと、
前記ユーザテレビ装置上に該リアルタイム格付け情報を表示するステップと、をさらに包含する、項目35に記載の方法。
(項目67) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、実質的に全ての前記システムのユーザによる、前記インタラクティブテレビ番組ガイドにおける、該広告の使用状況に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目68) 前記広告の使用状況に関する情報を収集する前記ステップが、前記システムのユーザの部分集合による、前記インタラクティブテレビ番組ガイドにおける、該広告の使用状況に関する情報を収集するステップをさらに包含している、項目35に記載の方法。
(項目69) リアルタイム格付けをユーザに提供するシステムであって、
ユーザテレビ装置におけるユーザの動向に基づいてリアルタイム格付け情報を収集する手段と、
該ユーザテレビ装置上に該リアルタイム格付け情報をリアルタイムで表示する手段と、を備えた、リアルタイム格付けをユーザに提供するシステム。
(項目70) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目71) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供する手段が、該リアルタイム格付けについてこの1時間の時間フレームを規定する機会を提供する手段を備えている、項目70に記載のシステム。
(項目72) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供する手段が、該リアルタイム格付けについて今晩の時間フレームを規定する機会を提供する手段を備えている、項目70に記載のシステム。
(項目73) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供する手段が、該リアルタイム格付けについて今日の時間フレームを規定する機会を提供する手段を備えている、項目70に記載のシステム。
(項目74) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供する手段が、該リアルタイム格付けについて今週の時間フレームを規定する機会を提供する手段をさらに備えている、項目70に記載のシステム。
(項目75) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供する手段が、該リアルタイム格付けについてこの瞬間の時間フレームを規定する機会を提供する手段をさらに備えている、項目70に記載のシステム。
(項目76) 前記リアルタイム格付けについて地理的地域を選択する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目77) 前記リアルタイム格付けについてジャンルを選択する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目78) 前記リアルタイム格付けがテレビ番組についてのものであるかどうかを選択する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目79) 前記リアルタイム格付けがアプリケーションについてのものであるかどうかを選択する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目80) 前記リアルタイム格付けが非番組ガイドアプリケーションについてのものであるかどうかを選択する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目81) 前記リアルタイム格付けがビデオゲームについてのものであるかどうかを選択する機会を提供する手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目82) 前記リアルタイム格付け情報を表示する手段が、リアルタイムテレビ番組格付けを表示する手段を備えている、項目69に記載のシステム。
(項目83) 前記リアルタイム格付け情報を表示する手段が、リアルタイムビデオゲーム格付けを表示する手段を備えている、項目69に記載のシステム。
(項目84) 前記リアルタイム格付け情報を表示する手段が、今晩の時間帯についてのリアルタイム格付けを表示する手段を備えている、項目69に記載のシステム。
(項目85) 前記リアルタイム格付け情報を表示する手段が、この瞬間の時間帯についてのリアルタイム格付けを表示する手段を備えている、項目69に記載のシステム。
(項目86) どの種類のリアルタイム格付けを表示するかを各ユーザに選択可能にする手段をさらに備えた、項目69に記載のシステム。
(項目87) 前記リアルタイム格付け情報を収集する手段が、特定の番組を見ているときに消音機能が使用されているかどうかに関する情報を収集する手段を備えている、項目69に記載のシステム。
(項目88) 前記リアルタイム格付け情報を収集する手段が、ある番組を見ているときに該番組の映像の任意の一部が遮られているかどうかに関する情報を収集する手段を備えている、項目69に記載のシステム。
(項目89) 前記リアルタイム格付け情報が複数の番組のリストを含み、前記システムが、該複数の番組の1つを購入するために選択する手段をさらに備えている、項目69に記載のシステム。
(項目90) 前記リアルタイム格付け情報が複数の番組のリストを含み、前記システムが、該複数の番組の1つを、該番組のリマインダをセットするために、選択する手段をさらに備えている、項目69に記載のシステム。
(項目91) 前記リアルタイム格付け情報が複数の番組のリストを含み、前記システムが、該複数の番組の1つを録画するために選択する手段をさらに備えている、項目69に記載のシステム。
(項目92) リアルタイム格付けをユーザに提供する方法であって、
ユーザテレビ装置におけるユーザの動向に基づいてリアルタイム格付け情報を収集するステップと、
該ユーザテレビ装置上に該リアルタイム格付け情報をリアルタイムで表示するステップと、
を包含する、方法。
(項目93) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目94) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供するステップが、該リアルタイム格付けについてこの1時間の時間フレームを規定する機会を提供するステップを包含している、項目93に記載の方法。
(項目95) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供するステップが、該リアルタイム格付けについて今晩の時間フレームを規定する機会を提供するステップを包含している、項目93に記載の方法。
(項目96) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供するステップが、該リアルタイム格付けについて今日の時間フレームを規定する機会を提供するステップを包含している、項目93に記載の方法。
(項目97) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供するステップが、該リアルタイム格付けについて今週の時間フレームを規定する機会を提供するステップをさらに包含している、項目93に記載の方法。
(項目98) 前記リアルタイム格付けについて時間フレームを規定する機会を提供するステップが、該リアルタイム格付けについてこの瞬間の時間フレームを規定する機会を提供するステップをさらに包含している、項目93に記載の方法。
(項目99) 前記リアルタイム格付けについて地理的地域を選択する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目100) 前記リアルタイム格付けについてジャンルを選択する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目101) 前記リアルタイム格付けがテレビ番組についてのものであるかどうかを選択する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目102) 前記リアルタイム格付けがアプリケーションについてのものであるかどうかを選択する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目103) 前記リアルタイム格付けが非番組ガイドアプリケーションについてのものであるかどうかを選択する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目104) 前記リアルタイム格付けがビデオゲームについてのものであるかどうかを選択する機会を提供するステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目105) 前記リアルタイム格付け情報を表示するステップが、リアルタイムテレビ番組格付けを表示するステップを包含している、項目92に記載の方法。
(項目106) 前記リアルタイム格付け情報を表示するステップが、リアルタイムビデオゲーム格付けを表示するステップを包含している、項目92に記載の方法。
(項目107) 前記リアルタイム格付け情報を表示するステップが、今晩の時間帯についてのリアルタイム格付けを表示するステップを包含している、項目92に記載の方法。
(項目108) 前記リアルタイム格付け情報を表示するステップが、この瞬間の時間帯についてのリアルタイム格付けを表示するステップを包含している、項目92に記載の方法。
(項目109) どの種類のリアルタイム格付けを表示するかを各ユーザに選択させるステップをさらに包含する、項目92に記載の方法。
(項目110) 前記リアルタイム格付け情報を収集するステップが、特定の番組を見ているときに消音機能が使用されているかどうかに関する情報を収集するステップを包含している、項目92に記載の方法。
(項目111) 前記リアルタイム格付け情報を収集するステップが、ある番組を見ているときに該番組の映像の任意の一部が遮られているかどうかに関する情報を収集するステップを包含している、項目92に記載の方法。
(項目112) 前記リアルタイム格付け情報が複数の番組のリストを含み、前記方法が、該複数の番組の1つを購入するために選択するステップをさらに包含している、項目92に記載の方法。
(項目113) 前記リアルタイム格付け情報が複数の番組のリストを含み、前記方法が、該複数の番組の1つを、該番組のリマインダをセットするために、選択するステップをさらに包含している、項目92に記載の方法。
(項目114) 前記リアルタイム格付け情報が複数の番組のリストを含み、前記方法が、該複数の番組の1つを録画するために選択するステップをさらに包含している、項目92に記載の方法。
(項目115) ユーザテレビ装置上でインタラクティブテレビ番組ガイドを実現するシステムであって、
該インタラクティブテレビ番組ガイドを用いて該ユーザテレビ装置上に番組ガイド表示画面を表示する手段と、
該インタラクティブテレビ番組ガイドにおいてどの番組ガイド表示画面が表示されているかに関する情報を収集する手段と、
を備えた、システム。
(項目116) ユーザテレビ装置上でインタラクティブテレビ番組ガイドを実現するシステムを使用する方法であって、
該インタラクティブテレビ番組ガイドを用いて該ユーザテレビ装置上に番組ガイド表示画面を表示するステップと、
該インタラクティブテレビ番組ガイドにおいてどの番組ガイド表示画面が表示されているかに関する情報を収集するステップと、
を包含する、方法。
(項目117) ユーザテレビ装置上でインタラクティブテレビ番組ガイドを実現するシステムであって、
ユーザが該ユーザテレビ装置上で非番組ガイドアプリケーションを使用する機会を提供する手段と、
該インタラクティブテレビ番組ガイドを用いて、どの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかに関する情報を収集する手段と、
を備えた、システム。
(項目118) ユーザテレビ装置上でインタラクティブテレビ番組ガイドを実現するシステムを使用する方法であって、
ユーザが該ユーザテレビ装置上で非番組ガイドアプリケーションを使用する機会を提供するステップと、
該インタラクティブテレビ番組ガイドを用いて、どの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかに関する情報を収集するステップと、
を包含する、方法。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、本発明による広告使用状況がモニタされ得るインタラクティブテレビ番組ガイドシステムを示す図である。
【図2】図2は、本発明による番組用の広告を番組ガイド画面の一部として表示する方法、および、ユーザがこのような広告を選択する場合、広告された番組に関連する種々の番組ガイドオプションをユーザが提示する方法を示す図である。
【図3】図3は、本発明による製品またはサービス用の広告を番組ガイド画面の一部として表示する方法、および、ユーザがこのような広告を選択する場合、広告された製品または広告されたサービスを注文する機会をユーザが提示する方法を示す図である。
【図4】図4は、本発明によるインタラクティブテレビ番組ガイドシステムによって提供され得るいくつかのモニタリング機能を示す図である。
【図5】図5は、本発明による広告使用状況に関して集められた種々のタイプのデータを示すデータ構造を示す図である。
【図6】図6は、本発明による番組ガイドの異なる画面の使用状況に関して集められた種々のタイプのデータを示すデータ構造を示す図である。
【図7】図7は、本発明によるユーザが視聴する番組に関して集められた種々のタイプのデータを示すデータ構造を示す図である。
【図8】図8は、本発明によるユーザの番組ガイド用途以外の使用状況に関して集められた種々のタイプのデータを示すデータ構造を示す図である。
【図9】図9は、本発明によるインタラクティブ番組ガイドシステムのデータの収集および解析機能の実行に関るステップを示す図である。
【図10a】図10aは、本発明によるリアルタイムの各付け情報を含む番組ガイド表示画面を示す。
【図10b】図10bは、本発明による図10aのリアルタイムの各付け画面からユーザがリストを選択可能にすることに関るステップのフローチャートを示す。
【図11】図11は、本発明によるリアルタイムの各付けを提供することに関るステップを示すフローチャートである。
【図12】図12は、本発明による多くの別個のユーザプロファイル用の情報を収集し、この情報を処理することに関るステップを示すフローチャートである。
【図13】図13は、本発明による重要でないデータをフィルタリングすることに関るステップのフローチャートである。
【図14】図14は、本発明によるデータフィルタをユーザのテレビ装置またはデータ処理設備に配置する方法を示す図である。
【図15】図15は、本発明によるデータフィルタが特定の広告または行為に基づく重要でないデータのフィルタリング、またはテレビ視聴者の人口統計学に基づく重要でないデータのフィルタリングする方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明のさらなる特徴は、その性質および様々な利点が、添付図面および好適な実施態様の以下の詳細な説明から明らかになる。
【0012】
(好適な実施形態の詳細な説明)
本発明による図解のインタラクティブテレビ番組ガイドシステム20を図1に示す。メイン設備22は、テレビ番組ガイドリストデータ、ペイパービューの注文情報、テレビ番組プロモーション情報等の番組ガイド情報を格納する番組ガイドデータベース24を含む。メイン設備22はまた、広告情報を格納する広告データベース26を含む。データベース24および26からの情報が、通信リンク30のような通信リンクを介してテレビ配信設備28のような複数のテレビ配信設備に伝送され得る。リンク30は、衛生中継、電話ネットワークリンク、ケーブルリンクまたは光ファイバリンク、マイクロ波リンク、このようなリンクの組合せ、または任意の他の適した通信経路であり得る。データ信号に加えてリンク30を介して映像信号(例えば、広告およびプロモーション映像)を伝送することが所望される場合、衛生中継のような比較的高帯域幅のリンクが一般的に電話リンクのような低帯域幅のリンクよりも好ましい。
【0013】
テレビ配信設備28は、ケーブルシステムを筆頭にするようなユーザにテレビ信号を配信する設備、同報通信配信設備、または衛生テレビ配信設備である。
【0014】
メイン設備22によってテレビ配信設備28に伝送された番組ガイド情報は、番組の時間、チャンネル、タイトル、説明等のテレビ番組リストデータを含む。伝送された番組情報はまた、個別の番組および購読チャンネル用の価格情報、番組およびチャンネルの発注用の時間ウィンドウ、注文を衝動的できないようにするための電話番号等の有料番組データを含む。
【0015】
メイン設備22によりテレビ配信設備28に伝送される広告情報は、種々の番組、製品、およびサービスのためのテキスト、グラフィックス、および映像広告を含み得る。広告は、メイン設備22から複数のテレビ配信設備28へ配信され得るが、図面が過度に複雑になるのを避けるため、1つのテレビ配信設備28のみを図1に示す。
【0016】
各テレビ配信設備28は、ユーザに対して広告を関連するユーザのテレビ装置32に通信リンク34を介して配信する。所望であれば、何らかの広告情報が、テレビ配信設備28内の広告データベース36を用いて提供され得る。
【0017】
ユーザテレビ装置32は、インタラクティブなテレビ番組ガイドを実現するのに十分な処理能力を持つ、ユーザにテレビを提供するための任意の適した装置であり得る。パス34は、ケーブルリンク、光ファイバーリンク、衛星リンク、放送リンク、または他の適したリンク、あるいはそれらのリンクの組み合わせであり得る。帯域内送信、垂直ブランキングインターバル送信、帯域外送信、デジタル送信、アナログ送信、ケーブル送信、衛星送信、放送送信、マルチチャンネルマルチポイント配信サービス(MMDS)送信、等を含む任意の適した通信スキームがパス34上にデータを送信するために用いられ得る。
【0018】
パス34にデータを配信するために用いられるデータ配信技術は、配信される情報のタイプに依存する。例えば、テキストおよびグラフィクスは、帯域外モジュレータを用いて帯域外チャンネル上に配信され得る。映像情報もこのように配信され得る。尤も、大量の映像情報はパス34上の1以上のデジタルチャンネルを使用してより効率的に配信され得る。そのようなデジタルチャンネルはテキストおよびグラフィクスを配信するためにも使用され得る。
【0019】
各ユーザは、受信機を有しており、それは典型的にはセットトップボックス34のようなセットトップボックスであるが、セットトップボックスの回路と同様の回路が集積された進んだテレビ受信機や、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TV)などの他の適したテレビ装置であり得る。番組ガイドデータのようなデータは、セットトップボックス34に周期的に配信され得る。テレビ配信設備28はまた、特定の情報(例えば有料番組アカウント情報や認証を局所的に生成する技術を用いて購入され、視聴された番組の情報)について、セットトップボックス34を周期的にポーリングする。
【0020】
メイン設備22は、好ましくは、情報配信タスクを扱うためのプロセッサを含む。各セットトップボックス34は、好ましくは、インタラクティブなテレビ番組ガイドを実現したことに関連するタスクを扱うためのプロセッサを含む。テレビ配信設備28は、データ配信に関連するタスクを扱うためのプロセッサを含み得る。
【0021】
各セットトップボックス34は、典型的には、選択されたテレビ番組が録画され得るように随意のビデオカセットレコーダ36に接続される。各ビデオカセットレコーダ36は、テレビ38に接続される。番組を録画するために、セットトップボックス34に実現されたインタラクディブなテレビ番組ガイドは、セットトップボックス34を特定のチャンネルに同調させ、例えば赤外線送信機40を用いてビデオカセットレコーダ36に制御信号を送信する。赤外線送信機40はビデオカセットレコーダ36に、適当な時刻に録画を開始し、終了する旨の指示をする。
【0022】
番組ガイドの使用中は、テレビ番組リスト、広告、および他の情報はテレビ38に表示され得る。各セットトップボックス34、ビデオカセットレコーダ36およびテレビ38は、1以上のリモコン42またはワイヤレスキーボード、マウス、トラックボール、専用のキーのセット等の他の適したユーザ入力インタフェースによって制御され得る。典型的なリモコン42は、番組ガイド画面上に強調表示領域を位置付けるためのカーソルキーと、画面上の強調表示された項目を選択するためのOKまたは選択ボタンとを有する。他の典型的なリモコンボタンは、録画ボタン、チャンネル上下ボタン、音量調節ボタン、数字キーその他を含む。
【0023】
通信パス34は、好ましくは、テレビ配信設備28がテレビ番組、番組リスト情報、広告および他の情報をユーザテレビ装置32に配信するのに十分な帯域幅を有する。多重のテレビおよびオーディオチャンネル(アナログ、デジタルまたはアナログとデジタルの両方)が通信パス34を介してユーザテレビ装置32に供給され得る。所望な場合、番組リストデータなどの特定のデータが、テレビ配信設備28とは別の1以上の配信設備により、通信パス34とは少なくとも一部が別の通信パスを使用して配信され得る。
【0024】
有料番組購入、製品やサービスの購入およびデータ収集機能などの特定の機能は、ユーザテレビ装置32がテレビ配信設備28に向けて通信パス34上にデータを送信することを必要とし得る。所望な場合、そのようなデータは電話リンクや他の別の通信パス上に送信され得る。それらのような機能がテレビ配信設備28とは別の設備を用いて提供される場合、ユーザテレビ装置32を含む通信のいくつかは直接その別の設備となされ得る。
【0025】
インタラクティブなテレビ番組ガイドのユーザは、付加情報、製品あるいはサービスをインタラクティブに注文し得る。例えば、ユーザは番組ガイド中に表示された広告を選択することによって注文することができる。そのような注文は、履行設備44および46によって応じられる。所望な場合、注文は履行設備44のような履行設備にリンク48を経由して直接に送信され得る。リンク48は、電話リンク、インターネットまたは他の適切な通信リンクである。注文はまた、テレビ配信設備28にリンク34を経由して送信され得る。ここでは、テレビ配信設備の請求書発行システムが用いられ得る。テレビ配信設備28がユーザの注文を処理した後、テレビ配信設備28は履行設備46にリンク50を経由してその注文を送信し得る。
【0026】
広告54を含む説明的な番組ガイド画面52が図2の上部画面として示されている。画面52は、番組リスト領域56を含む。番組リスト領域56は、種々のテレビ番組についてのいくつかの番組リスト58を含む。番組リスト領域56内の番組リスト58は、時刻順またはチャンネル順に並んだリスト、ジャンルごとにグループ化されたリストその他のようないくつかの適した形式のうち任意の形式によって表示され得る。リモコンのカーソルキーを用いて強調表示60を広告54上に位置付け、OKまたは選択ボタンを押下することによって、広告54はユーザにより選択され得る。
【0027】
広告54は、例えば、もうすぐ始まるテレビ番組の広告であり得る。図2の下の画面に示されるように、広告54を選択することで、番組ガイドに、その番組のより詳細な広告64を含む画面62を表示するように指示し得る。広告64および番組ガイドの他の広告は、映像66、テキスト68、グラフィック70を含んでもよい。画面62は、ユーザが広告された番組を注文し(その番組が、ペイパービュー番組である場合)、その番組のリマインダを設定するか、またはその広告をキャンセルすることができるオプション72を含んでもよい。
【0028】
また、広告を使用して、製品およびサービスの普及を促進することもできる。図3に示されるように、番組ガイド画面74は、多くの番組リスト78を含む番組リスト領域76を含む。画面74は、また、製品またはサービスのための広告80を含む。ユーザは、リモコンカーソルキーを使用して広告80上に強調表示82を位置付け、セレクト、または、OKボタンを押すことにより、広告80を選択してもよい。
【0029】
広告80を選択することにより、番組ガイドに、図3において下の画面で示される、番組ガイド画面84を表示するように指示する。画面84は,一般に、普及を促進されている製品またはサービスのより詳細な広告情報86を含む。画面84は、また、製品またはサービスを注文するための注文オプション88(例えば、履行設備44または46を用いて)と、画面84をキャンセルするためのキャンセルオプション90とを含む。
【0030】
図2の番組ガイド画面52および62ならびに番組ガイド画面74および84は、例示的なものにすぎない。他の適切なインタラクティブテレビ番組ガイド画面が、所望な場合、番組ガイド内に設けられ得る。そのような番組ガイド画面は、広告および番組リストを含んでもよく、含まなくてもよい。
【0031】
所定の広告の効果を測るために、システム20は、広告がユーザテレビ装置32にどのように配信されるかをモニタしてもよい。システム20は、また、広告が表示される番組ガイドの位置をモニタしてもよく、広告が表示される頻度をモニタしてもよい。システム20は、また、(例え、広告がなくても)さまざまな番組ガイド画面の使用状況をモニタしてもよい。所望な場合、ユーザの視聴動向に関する情報をモニタしてもよい。番組ガイドは、また、ユーザが実行する非番組ガイドアプリケーションに関する情報を集めてもよい。所望な場合、ユーザの動向または番組ガイドの使用に関する情報の他の適切なタイプがモニタされ得る。ユーザの動向に関して集められたデータは、任意の適切なデータ処理設備、例えば、図1のメイン設備22に位置するデータプロセッサ、図1のテレビ配信設備28または、他の任意の適切な単数または複数の設備で分析されてもよい。
【0032】
図4に示されるように、テレビ配信設備28、メイン設備22、または、その両者には、広告伝送モニタ92および93が設けられ得、メイン設備22からテレビ配信設備28まで転送され、テレビ配信設備28からユーザテレビ装置32まで転送される広告ごとにモニタされてもよい。この構成は、例えば、メイン設備22、または、テレビ配信設備28が集められたデータの分析に関するタスクを行う状況において利点を有する。
【0033】
広告配信は、また、各ユーザのユーザテレビ装置32における広告受信モニタ94を用いてモニタされてもよい。広告受信モニタ94は、どの広告がユーザテレビ装置32によって受け取られたかの追跡をする。
【0034】
広告の使用状況をモニタすることが可能な別の方法として、広告使用状況モニタ96を備える。広告使用状況モニタ96は、番組ガイドによって表示される広告に関する情報を集める。広告使用状況モニタ96は、番組ガイドアプリケーション98の一部として示される。番組ガイドアプリケーション98の一部として設けられ得る他の適切な使用状況モニタは、(ユーザが訪ねた画面に関する情報を集めるための)画面使用状況モニタ100と、(ユーザが見た番組に関する情報を集めるための)視聴動向モニタ102と、(ユーザによって使用され、番組ガイド以外のアプリケーションに関する情報を集めるための)非番組ガイドアプリケーション使用状況モニタ104とを含む。
【0035】
所望な場合、1つ以上のモニタ96、100、102、および104が、番組ガイドアプリケーション98から完全にまたは一部分離してユーザテレビ装置32に実装されてもよい。広告受信モニタは、また、所望な場合に、番組ガイドアプリケーション98に完全にまたは一部に組みこまれてもよい。図4の構成は、例示的なものにすぎない。所望な場合、他の任意の適切なモニタ構成が使用され得る。例えば、3つの広告モニタ(すなわち、モニタ92、94、および96)を設けることが一般に必要とされるのではなく、そのようなモニタが1つ、または、2つでも十分であり得る。
【0036】
広告の使用状況をモニタリングする場合、システム20は、データの多数の異なるアイテムを集め得る。広告使用状況データを集める際にシステム20によって使用され得る例示的な広告使用状況データ構造106が図5に示される。データ構造106は、好ましくは、データ構造106内のデータに関する広告を識別するための固有の広告識別子108を含む。
【0037】
図4の広告伝送モニタ92および93のような伝送モニタを使用する場合、データ構造106は、広告がメイン設備22(図1および図4)からテレビ配信設備28(図1および図4)まで正確に転送されるかどうかと、広告がテレビ配信設備28(図1および図4)からユーザテレビ装置32(図1および図4)まで正確に転送されるかどうかとに関する情報110を含む。
【0038】
図4の広告受信モニタ94などの受信モニタが使用される場合、データ構造106は、テレビ配信機設備28(図1および図2)からユーザテレビ装置32(図1および図2)まで伝送された広告がユーザテレビ装置32によって正確に受け取られたかどうかに関する情報112を含み得る。
【0039】
図4の広告使用状況モニタ96などの広告使用状況モニタが使用される場合、データ構造106は、番組ガイドにおいて広告がいつおよびどこで表示されたかについての種々のデータを含み得る。例えば、データ構造106は、広告が表示された回数についての情報114を含み得る。データ構造106はまた、どの番組ガイド画面上で広告が表示されたかについての情報116を含み得る。データ構造106は、広告がユーザによって選択されるごとにどの番組ガイド画面がアクティブであったかについての情報118を含み得る。データ構造106が提供され得る他のタイプの情報は、広告のユーザの選択からの直接の結果であるユーザアクションについての情報120である。情報120はまた、番組ガイドによって自動的にとられるアクションについての情報を含む。情報120に含まれるアクションは、番組の視聴、番組の記録、番組の購入などを含み得る。所望であれば、番組ガイドにおいて広告またはアクションがとられた日付および時刻がモニタされ得、そして適切な情報122がデータ構造106中に格納され得る。
【0040】
システム20が図4の画面使用状況モニタ100などの画面使用状況モニタを含む場合、そのシステムは、図6の画面使用状況データ構造124などのデータ構造を維持し得る。データ構造124は、ユーザによって視聴されるインタラクティブテレビ番組ガイド画面を固有に識別する情報126を含み得る。データ構造124はまた、番組ガイドが表示された頻度についての情報128を含み得る。プ画面が表示された継続時間についての情報130は、データ構造124中に提供され得る。所望であれば、ユーザがどのように画面に到達したか(例えば、ユーザが番組ガイドを介して画面にナビゲートすることを可能にするようにどのメニューオプションが選択されたか)についての情報132がデータ構造124中に提供される。データ構造124はまた、ユーザが画面からどのアクションをとったかについての情報134を含み得る。
【0041】
システム20が図4の視聴動向モニタ102などの視聴動向モニタを含む場合、そのシステムは、各視聴者が視聴する番組を追跡するために図7の視聴動向データ構造136などのデータ構造を維持し得る。好ましくは、データ構造136は、ユーザによって視聴された番組を固有に識別するための番組識別子138を含む。データ構造136はまた、番組が表示される間にその番組ガイドとインタラクトするかどうかについての情報140を含み得る。ユーザが番組ガイドとインタラクトしていない場合、ユーザが部屋を離れて、そしてもはや画面を視聴していない可能性がある。ユーザの最後のインタラクトからの経過時間は、種々の番組の格付けを評価する際に番組ガイドによって使用され得る。データ構造136に含まれ得る別のタイプの情報は、表示中の番組の音声または映像をユーザが遮断したかどうかについての情報に関する。これはまた、ユーザが番組を積極的に視聴していないことを示す。遮断された音声または映像についての情報はまた、ユーザが音声消音機能を呼び出したかどうかについての情報142または番組が表示される間に他の画面オーバレイが存在するかどうかについての情報144を含み得る。
【0042】
システム20が図4の非番組ガイドモニタ104などの非番組ガイドモニタを含む場合、そのシステムは、どの非番組ガイドアプリケーションが使用されるかを追跡するために図8の非番組ガイドアプリケーションデータ構造146などのデータ構造を維持し得る。このような非番組ガイドアプリケーションの例は、セットトップ系ビデオゲーム、ホームショッピングアプリケーション、ウェブブラウザアプリケーション、ホームバンキングアプリケーションなどを含む。好ましくは、データ構造146は、どの非番組ガイドアプリケーションが使用されているかを固有に識別する非番組ガイドアプリケーション識別子148を含む。データ構造146はまた、ユーザがアプリケーションをどのように呼び出すか(例えば、ユーザが非番組ガイドアプリケーションを番組ガイドから呼び出すかどうか、どの番組ガイド画面からユーザがアプリケーションを呼び出すか、など)についての情報150を含む。非番組ガイドアプリケーションの使用量についての情報152はまた、データ構造146中に含まれ得る。
【0043】
データ構造106、データ構造124、データ構造136、およびデータ構造146などのデータ構造は、システム20内の種々の場所に収集され得、そしてシステム20内の種々の場所において配信および維持され得る。例えば、そのようなデータ構造は、ユーザテレビ装置32(図1および2)において、すべてまたは一部を収集され得、そしてテレビ配信設備28または他の適切なデータ処理設備に分析のために送られる。データ処理のための他の適切な場所は、メイン設備22または独立のデータ処理設備である。収集されたデータが処理された後、その結果は、メイン設備22、テレビ配信設備28、またはユーザテレビ装置32などのシステム20内の適切な場所のいずれかで使用される。
【0044】
システム20を用いて種々の動向をモニタリングする際に関連するステップは、図9に示される。ステップ154は、情報収集に関する。ステップ156は、データ分析に関する。ステップ158は、データ分析の結果の使用に関する。順番に行われ得るステップとして図9に示されるが、ステップ154、156、および158、ならびにそれらのサブステップは、任意の適切な順序または望むなら同時に(一斉にまたは部分的に)行われ得る。さらに、これらのステップは、例示にすぎず、他の情報収集、データ分析、およびデータ分析使用状況ステップがまた、所望であればシステム20によって行われ得る。
【0045】
ステップ160において、広告使用状況についての情報が収集される(例えば、図4の広告モニタ92、94、および96などの1つ以上の広告モニタによって)。ステップ162において、種々の番組ガイド画面のユーザの使用状況についての情報が収集される。ステップ164において、ユーザの視聴動向についての情報が収集される(例えば、どの番組をユーザが視聴するか、およびどの音声および映像遮断機能が使用されるか)。ステップ166において、ユーザによって実行された非番組ガイドアプリケーションについての情報が収集される。
【0046】
ステップ168において、収集された情報を使用して、種々の広告および種々の番組ガイド画面の相対価値を決定する。例えば、ユーザが非常に頻繁に特定の番組ガイドを視聴し、そしてその特定の画面上に現れる広告を選択することがよくあると判断されると、その特定の番組ガイド画面が番組ガイド内に広告を設置する価値のある場所であると結論され得る。特定の広告が番組ガイド内のその場所に関係なく頻繁に選択されると判断されると、広告のタイプが有効であると結論され得る。
【0047】
ステップ170では、ステップ154で収集された情報を用いてリアルタイムの格付けを生成する。例えばこれは、所定のテレビ番組がいかに人気があるか(または不人気か)のリアルタイム格付けあるいはビデオゲームなどの非番組ガイドアプリケーションのいずれが最も頻繁に使用されているか(または、されていないか)のリアルタイム格付けである。
【0048】
ステップ172では、ステップ168で決定された異なる広告位置の相対価値に関する情報が様々な広告プロモーションを改変するのに用いられ得る。また、広告位置の相対価値に関する情報は、販売担当者が販売広告において使用するための広告評価を作成するのにも用いられ得る。所望であれば、異なる番組ガイド位置の価値に関する情報は、様々な位置に広告が配置されるときに受け取られた価値にある程度比例する手数料を、広告主に自動的に請求するためにも用いられ得る。ガイド内の広告位置の価値に関する情報は、ガイドを再企画して広告の効率を最大化するのにも用いられ得る。特定の広告の効率に関する情報は、同種の他の広告を企画するために用いられ得る。
【0049】
ステップ174では、ステップ170で生成されたリアルタイム格付け情報が、ユーザテレビ装置32に配信され得、(例えば、各ユーザのテレビ38に)表示され得る。リアルタイム格付け情報は、どの番組が視聴されているか、あるいは、どのビデオゲームまたは他のアプリケーションが使用されているかに関する情報を含み得る。
【0050】
リアルタイム格付けは、ユーザテレビ装置32においてユーザに提供され、テレビ38にリアルタイムで表示される。例示的リアルタイム格付け番組ガイド画面176を図10aに示す。ユーザは、適切なリモコンボタンを押すか、または適切なメニューオプションを選択することにより、画面176に番組ガイドを表示させ得る。また、番組ガイドは、リアルタイム格付け情報を自動的にユーザに提供し得る。画面176は、タイトル178、リアルタイム格付け情報180、オプションボタン182、および(画面176のキャンセルのための)キャンセルボタン183を含む。図10aの例では、画面176は、全国の現在の上位5位までの番組に関連する情報を表示するものとして示してある。オプションボタン182を選択することにより、番組ガイドに他の種類のリアルタイム格付け情報を表示させるための適切な機会をユーザに提供し得る。
【0051】
所望であれば、番組ガイドは強調表示領域185のような可動強調表示領域を提供し得る。ユーザは、強調表示領域を用いて、リアルタイム格付け画面176に列挙された番組から興味を有する番組を選択し得る。番組ガイドは、選択された番組に関して様々なアクションをとるための機会をユーザに提供し得る。例えば、番組ガイドは、選択された番組に対するリマインダをユーザが設定することを可能にし得る。また、選択された番組がペイ−パー−ビュー番組である場合、番組ガイドは、選択された番組をユーザが購入することを可能にし得る。所望であれば、番組ガイドは、選択された番組の録画を設定する機会をユーザに提供し得る。このプロセスに関わるステップを図10bに示す。ステップ187では、番組ガイドは、所望のリスト(例えば、番組)を選択する機会をユーザに提供する。ステップ189では、ユーザがリストを選択した後で、番組ガイドは、例えば、番組に対するリマインダを設定したり、ペイ−パー−ビュー番組をを購入したり、または番組を録画したりなど、番組ガイド内でアクションをとるための機会をユーザに提供する。
【0052】
リアルタイム格付け画面は、フル画面として、または(例えば、ユーザが視聴しているテレビ番組に重ねる)部分画面オーバーレイとして提示され得る。
【0053】
リアルタイム格付け情報を処理することに関するステップを図11に示す。ステップ184では、システム20が(例えば、視聴動向モニタ102でユーザの視聴動向をモニタリングすることにより)リアルタイム格付け情報を収集する。格付け情報の収集は、典型的にはデータプロセッサの使用を含む。データプロセッサは、メイン設備22、テレビ配信設備28、または他の適切なデータ処理設備に位置し得る。ステップ186では、リアルタイム格付け情報が(番組ガイドまたは他の適切なアプリケーションにより、あるいは特別なテレビチャンネルにより受動的に)、図10aのリアルタイム格付け画面176のような画面または他の任意の適切な表示形式を用いたユーザテレビ装置32に表示され得る。
【0054】
ユーザがオプションボタン182を選択するとき、ユーザは、ユーザが視聴することを望むリアルタイム格付け情報の種類を選択する機会を提供される。例えば、ステップ188では、ユーザは、どのリアルタイム各付け情報が望まれるかに対する地理的地域を選択する機会を提供される。ユーザは、全国、州、大都市、都市または街、あるいは他の任意の適切な地理的地域に関するリアルタイム格付け情報を番組ガイドに表示させ得る。ステップ190では、番組のジャンルまたは興味(例えば、スポーツ、映画、コメディ等)のジャンルを選択するための機会をユーザに提供する。ユーザが、スポーツジャンルを選択した場合、スポーツ関連番組に関するリアルタイム格付けが図10aの画面176に表示され得る。映画およびコメディジャンルをユーザが選択した場合、上位5位までのコメディ映画が、図10aのリアルタイム格付け画面176に表示され得る。ステップ192では、リアルタイム格付けに関する適切な時間フレームを定義するための機会がユーザに提供される。例えば、ユーザは、先の1時間の間の番組、今夜の番組、今週の番組、またはその瞬間に放送されている番組などに関して表示されたリアルタイム格付けを有することを選び得る。これらの時間フレームは例示的であり、望みにより他の任意の適切な時間フレームまたは時間フレームの組み合わせを使用し得る。ステップ194では、ユーザは、ユーザが視聴したいと思う格付けの種類を選択するための機会を提供される。例えば、ユーザは、テレビ番組(例えば、全国の今夜のテレビで視聴されている上位5位までの映画)に関して表示されたリアルタイム格付けを有させることを選び得る。ユーザは、ビデオゲーム(例えば、この瞬間に大都市部でプレイされている上位5位までのビデオゲーム)などのセットトップアプリケーションに関して表示されたリアルタイム格付けを有させることを選び得る。これらは単に、表示され得る格付け情報の種類の例示である。他の任意の適切な格付け情報も、所望であれば表示され得る。
【0055】
ユーザがステップ188、190、192、および194に示されるオプションから選択をした後に、リアルタイムの格付け情報が、ステップ186で再度表示される。ステップ188、190、192および194で提供される機会は、好適には、ユーザテレビ装置32で実現されるインタラクティブ番組ガイドにより提供される機会であるが、これらのステップは、所望であれば、ユーザテレビ装置32またはシステム20で実現される他の任意の適切なアプリケーションを用いて提供され得る。さらに、ステップ188、190、192および194は、ユーザに提供され得るオプションの構成のタイプの単なる例示である。リアルタイムの格付け特性のための他の任意の適切なオプションの構成も、所望であれば、提供され得る。
【0056】
番組ガイドは、複数のユーザプロフィールをサポートし得る。例えば、各ユーザは、異なるお気に入りのチャンネルをセットにしてプロフィールを設定し得る。番組ガイドは、現在どのプロフィールがアクティブであるかを決定することにより、どのユーザが所与の番組を見ているかを確認し得る。複数のユーザプロフィールを備えるシステム内のユーザの視聴動向をモニタリングすることに関連するステップが、図12に示されている。ステップ196では、番組ガイドは、ユーザが複数のユーザプロフィールを設定することを可能にする。ステップ198では、番組ガイドはアクティブプロフィールのそれぞれに対する情報を収集する。ステップ198の間用いられる情報収集のプロセスが、同時に実行され得る。ステップ200では、モニタリングされたプロフィールに対して収集された情報が処理される。複数のプロフィールがアクティブであった場合、システムはこの情報を用いて、1つのテレビ番組に対する視聴者のおおよその数を決定し得る。例えば、所与の番組中に3つのプロフィールがアクティブであった場合、システムはその番組に対して少なくとも3人の視聴者が存在していると結論づけ得る。システムはまた、モニタリングされた各プロフィールそれぞれに対して収集された情報を処理し、その番組の視聴者数のさらに詳細な状況を提供する。
【0057】
システム内に収集されるデータ量を低減する必要があれば、情報はユーザの部分集合からも収集され得る。可能な限りもっとも正確な使用状況のデータを提供することが望ましい場合、情報はまたシステム20の実質的に全てのユーザのユーザテレビ装置32からも収集され得る。各ユーザのユーザテレビ装置32によって収集されたデータは、中央データ処理位置に定期的にアップロードされ得る。例えば、データのアップロードは、リンク34または電話モデム線等のケーブルリターンパス、または他の適切な通信パスを介して実行され得る。データ収集は、各ユーザのユーザテレビ装置が、収集されるデータに対して定期的にポーリングされるポーリングサイクルに基づくものであり得る。データはまた、一定の間隔で求められないユーザテレビ装置32から伝送され得る。所望であれば、収集されているデータ伝送の成功を確認する情報が、一定の間隔で各ユーザのユーザテレビ装置32から収集され得る。
【0058】
システムが扱うデータ量は、データ収集およびデータ分析プロセス中に、適切な段階で重要性の低いデータをフィルタリングすることにより減少され得る。データフィルタリングに関連するステップは、図13に示される。ステップ202では、当該データが、ユーザテレビ装置32で収集される。ステップ204では、重要性の低いデータが、ステップ202で収集されたデータからフィルタリングされる。ステップ204は、データ伝送よりも前にユーザテレビ装置32で実施され得る。ステップ206では、データは、データ処理設備(例えば、テレビ配信設備28、メイン設備22、または他の適切な設備の内の1つであり得る)へと運ばれ得る。ステップ208では、追加データがそのデータ処理設備で、収集されたデータからフィルタリングされる。
【0059】
フィルタリングは、図14のユーザテレビ装置32のフィルタ210等のフィルタを用いて(ステップ204同様に)ユーザテレビ装置32で実施され得る。フィルタリングはまた、図14に示されるデータ処理設備214で(ステップ208同様に)フィルタ212を用いても実施され得る。所望であれば、フィルタリングは、他のいずれの適切な場所、またはそのような場所の組合せにおいて実施され得る。
【0060】
図15に示されるように、適切なデータ収集フィルタ216は、特定の広告、または収集されるアクションに基づくフィルタ218の使用を伴い得る。この構成によって、システムが特定の広告のみまたは広告の集合に対する情報を収集することが可能となる。また、システムが特定のアクション(例えば、製品の購入、またはペイパービュー番組の注文)のみに対する情報を収集することが可能となる。データ収集フィルタ216は、ユーザの人口統計情報に基づくフィルタ220に、付加的または選択的に基づき得る。この構成によって、一定の収入レベルのユーザ、その他の一定の人口統計的属性のみに対して、情報が収集されるようになる。フィルタ220の動作が基づくこの人口統計的属性は、番組ガイドによって自動的に算出され得る。自動人口統計情報に基づく広告を取り扱うための能力を備えた番組ガイドは、Kneeらの米国特許出願第09/189,777号(本願と同時出願)に記載されており、その全てを本明細書中で参照として援用する。
【0061】
上記の事項は本発明の原理の単なる例示にすぎず、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、当業者により各種変更がなされ得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インタラクティブ番組ガイドを用いてユーザインタラクションをモニタするシステムであって、
該インタラクティブ番組ガイドを用いて番組ガイド画面を表示する手段と、
少なくとも1つのユーザ選択を受信する手段であって、該少なくとも1つの選択は、番組ガイド画面を表示することを該インタラクティブ番組ガイドに行わせる、手段と、
該少なくとも1つのユーザ選択に基づいて、どの番組ガイド画面が表示されているかに関する情報を収集する手段と
を含む、システム。
【請求項2】
番組ガイド画面の表示頻度に関する情報を収集する手段をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
番組ガイド画面の表示持続時間に関する情報を収集する手段をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
ユーザが前記インタラクティブ番組ガイドにインタラクトしているかどうかに関する情報を収集する手段をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
音声が遮断されているかどうかに関する情報を収集する手段をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
画面オーバーレイが存在するかどうかに関する情報を収集する手段をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
インタラクティブ番組ガイドを用いてユーザインタラクションをモニタする方法であって、
該インタラクティブ番組ガイドを用いて番組ガイド画面を表示するステップと、
少なくとも1つのユーザ選択を受信するステップであって、該少なくとも1つの選択は、番組ガイド画面を表示することを該インタラクティブ番組ガイドに行わせる、ステップと、
該少なくとも1つのユーザ選択に基づいて、どの番組ガイド画面が表示されているかに関する情報を収集するステップと
を含む、方法。
【請求項8】
番組ガイド画面の表示頻度に関する情報を収集するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
番組ガイド画面の表示持続時間に関する情報を収集するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
ユーザが前記インタラクティブ番組ガイドにインタラクトしているかどうかに関する情報を収集するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項11】
音声が遮断されているかどうかに関する情報を収集するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項12】
画面オーバーレイが存在するかどうかに関する情報を収集するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項1】
インタラクティブ番組ガイドを用いてユーザインタラクションをモニタするシステムであって、
該インタラクティブ番組ガイドを用いて番組ガイド画面を表示する手段と、
少なくとも1つのユーザ選択を受信する手段であって、該少なくとも1つの選択は、番組ガイド画面を表示することを該インタラクティブ番組ガイドに行わせる、手段と、
該少なくとも1つのユーザ選択に基づいて、どの番組ガイド画面が表示されているかに関する情報を収集する手段と
を含む、システム。
【請求項2】
番組ガイド画面の表示頻度に関する情報を収集する手段をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
番組ガイド画面の表示持続時間に関する情報を収集する手段をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
ユーザが前記インタラクティブ番組ガイドにインタラクトしているかどうかに関する情報を収集する手段をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
音声が遮断されているかどうかに関する情報を収集する手段をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
画面オーバーレイが存在するかどうかに関する情報を収集する手段をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
インタラクティブ番組ガイドを用いてユーザインタラクションをモニタする方法であって、
該インタラクティブ番組ガイドを用いて番組ガイド画面を表示するステップと、
少なくとも1つのユーザ選択を受信するステップであって、該少なくとも1つの選択は、番組ガイド画面を表示することを該インタラクティブ番組ガイドに行わせる、ステップと、
該少なくとも1つのユーザ選択に基づいて、どの番組ガイド画面が表示されているかに関する情報を収集するステップと
を含む、方法。
【請求項8】
番組ガイド画面の表示頻度に関する情報を収集するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
番組ガイド画面の表示持続時間に関する情報を収集するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
ユーザが前記インタラクティブ番組ガイドにインタラクトしているかどうかに関する情報を収集するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項11】
音声が遮断されているかどうかに関する情報を収集するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項12】
画面オーバーレイが存在するかどうかに関する情報を収集するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10a】
【図10b】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10a】
【図10b】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公開番号】特開2012−147493(P2012−147493A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−96295(P2012−96295)
【出願日】平成24年4月20日(2012.4.20)
【分割の表示】特願2009−219816(P2009−219816)の分割
【原出願日】平成11年2月25日(1999.2.25)
【出願人】(500050376)ユナイテッド ビデオ プロパティーズ インク (206)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年4月20日(2012.4.20)
【分割の表示】特願2009−219816(P2009−219816)の分割
【原出願日】平成11年2月25日(1999.2.25)
【出願人】(500050376)ユナイテッド ビデオ プロパティーズ インク (206)
【Fターム(参考)】
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