説明

広告管理装置、広告管理システム

【課題】 多数の電動車椅子を用いた広告の管理を簡単に行なえるようにする。
【解決手段】 広告管理装置40の入力部41を用いて、手入力により、電動車椅子毎に、月別の走行距離、走行時間、広告の種類、広告の従量制料金単価(10km当りの広告料金、10時間当りの広告料金)を入力し、記憶部43に記憶させる。全ての電動車椅子につき入力後、入力部41で集計指示操作をすると、処理部46は、月単位で広告の種類別に、各電動車椅子の走行距離、走行時間を合計し広告量情報として記憶部43に記憶させる。また、広告の種類別に従量性単価を合計走行距離、合計走行時間に乗じて広告料金を算出して記憶させる。入力部41により、全種類の広告の広告量、広告料金の一覧出力を指示すると、処理部46は表示/印刷部44により全種類の広告につき、月単位の広告量、広告料金を表示/印刷させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は広告管理装置、広告管理システムに係り、とくに多数の移動体で行なう広告を管理する広告管理装置、広告管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
電動車椅子は足の不自由な人が自立的に外出できるため大変便利であり、現在数十万台が利用されている。殆んどはレンタルであり、現在は介護保険制度の適用により1割負担で済んでいるが、制度改正により、多くの利用者が介護保険の適用から外れるため、このままでは事業者への大量の返却が見込まれるとともに、乗りたくても乗れない人が大勢生まれてしまう。
この対策として、多数の電動車椅子を利用して広告を行い、広告収入によりレンタル料の負担を軽減することが考えられる。電動車椅子等の福祉関連事業への協賛は企業イメージのアップに繋がるため、実現性が高い。
【0003】
従来は、多数の電動車椅子を利用した広告がされていなかったため、広告費を算出するための広告管理装置、広告管理システムの実用化が急務となっていた。
【0004】
【特許文献1】特開2004−094398号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記した従来の問題に鑑み、多数の移動体を用いた広告の管理を容易に行なえる広告管理装置、広告管理システムを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類を入力する入力手段と、入力手段で入力された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類を入力する入力手段と、
入力手段で入力された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項3の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価を入力する入力手段と、
入力手段で入力された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、
計算手段で計算された広告の種類別の広告料金を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項4の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体の走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価を入力する入力手段と、
入力手段で入力された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段を用いて要求側に送信させる要求処理手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項5の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報を外部の各移動体に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項6の発明は、通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項7の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価を外部の各移動体に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項8の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価を外部の各電動車椅子に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項9の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の電動車椅子識別情報と走行距離(または走行時間)を入力する入力手段と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、入力手段で入力された情報と記憶手段に記憶された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項10の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の移動体識別情報と走行距離(または走行時間)を入力する入力手段と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、入力手段で入力された情報と記憶手段に記憶された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項11の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の移動体識別情報と走行距離(または走行時間)を入力する入力手段と、広告の種類別の単位走行距離(または走行時間)当りの広告単価と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報とを記憶した記憶手段と、入力手段で入力された情報と記憶手段に記憶された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、計算手段で計算された広告の種類別の広告料金を出力する出力手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項12の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価を入力する入力手段と、広告の種類別の単位走行距離(または走行時間)当りの広告単価と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報とを記憶した記憶手段と、入力手段で入力された情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項13の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)の情報を外部の各移動体に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項14の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を外部の各移動体に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項15の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を外部の各移動体に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、広告の種類別の単位走行距離(または走行時間)当りの広告単価と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報とを記憶した記憶手段と、通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項16の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の電動車椅子識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を外部の各移動体に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、広告の種類別の単位走行距離(または走行時間)当りの広告単価と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報とを記憶した記憶手段と、通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項17の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、計測装置は、移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、を備え、広告管理装置は、各移動体から送信された走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報を受信する通信手段と、通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項18の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、計測装置は、移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、を備え、広告管理装置は、各移動体から送信された走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報を受信する通信手段と、通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項19の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、計測装置は、移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、を備え、広告管理装置は、各移動体から送信された走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価の情報を受信する通信手段と、通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、を備えたこと、を特徴としている。
請求項20の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、計測装置は、移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、を備え、広告管理装置は、各移動体から送信された走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価の情報を受信する通信手段と、通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、を備えたこと、を特徴としている。
請求項21の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、計測装置は、移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、を備え、広告管理装置は、各移動体から移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を受信する通信手段と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、を備えたこと、を備えたことを特徴としている。
請求項22の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、計測装置は、移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、移動体識別情報と走行距離(または走行時間)との情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、を備え、広告管理装置は、各移動体から移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を受信する通信手段と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項23の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、計測装置は、移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、を備え、広告管理装置は、各移動体から移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を受信する通信手段と、単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、を備えたこと、を備えたことを特徴としている。
請求項24の発明は、各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、計測装置は、移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、を備え、広告管理装置は、各移動体から移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を受信する通信手段と、単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、を備えたこと、を特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、広告の種類別に、多数の移動体による広告量または広告料金を簡単に求めることができる。
また、任意の広告主の要求に応じて、該広告主が発注した広告の種類の広告量または広告料金を広告主側に簡単に知らしめることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
多数の電動車椅子の各々に、1または複数の種類の広告A1、A2、B1、C1、D1、・・が取り付けられている(A、B、C、D・・は広告主の違いを現し、A1、A2は同じ広告主の異なる広告を現す)。各電動車椅子には、GPS衛星航法を利用した走行距離、走行時間を記録する計測器が搭載されており、月毎の走行距離、走行時間が計測され年月と対応付けて内部の記憶部に記憶される。また、電源オンからオフまでの走行軌跡が始点終点の日時ととともに内部の記憶部に記憶される。計測器の操作部に入力された電動車椅子識別情報と電動車椅子に取り付けられている広告の種類と広告の従量制単価(ここでは10km当りの広告料金、10時間当りの広告料金)も内部の記憶部に記憶される。各電動車椅子の計測器の内部の記憶部に記憶された情報は表示部に表示させてメモしたり、可搬形外部記憶媒体に記憶させたり、通信ネットワークを介して外部の広告管理装置へ送信することができる。
広告事業者は、広告管理装置の入力部を用いて、手入力または可搬形外部記憶媒体からの読み取りにより、電動車椅子毎に、電動車椅子識別情報、月別の走行距離、走行時間、広告の種類、走行軌跡、広告の従量制単価(10km当りの広告料金、10時間当りの広告料金)を入力し、記憶部に記憶させる。全ての電動車椅子につき入力後、入力部で集計指示操作をすると、処理部は、月単位で広告の種類別に、各電動車椅子の走行距離、走行時間を合計し広告量情報として内部の記憶部に記憶させる。また、広告の種類別に従量性単価を合計走行距離、合計走行時間に乗じて広告料金を算出して内部の記憶部に記憶させる。入力部により、全種類の広告の広告量、広告料金の一覧出力を指示すると、処理部は表示/印刷部により全種類の広告につき、月単位の広告量、広告料金を表示/印刷させる。また、入力部により、特定種類の広告の広告量、広告料金の出力を指示すると、処理部は表示/印刷部により、当該特定種類の広告につき、月単位の広告量、広告料金を表示/印刷させる。
また、特定種類の広告の広告場所の出力を指示すると、処理部は表示/印刷部により、当該特定種類の広告が取り付けられた全ての電動車椅子の走行軌跡付の地図を月別で表示/印刷する。
【実施例1】
【0009】
図1は本発明の実施例に係る広告管理システムの構成を示すブロック図である。
1−1、1−2、1−3、・・は介護用品レンタル事業者が各ユーザに貸し出した電動車椅子であり、各々、種類が異なる1または複数の広告A1とB1、A2とC1、D1、・・が取り付けられている。アルファベットのA、B、C、D、・・は広告主の相違を表し、A1、A2は同じ広告主の異なる種類の広告を表す。
各電動車椅子1−1、1−2、1−3、・・には、GPS衛星航法を利用した走行距離、走行時間、走行軌跡を記録する計測器10−1、10−2、10−3、・・が搭載されている。図2に計測器10−1の構成を示す。図2において、11は衛星航法により現在位置を検出するGPS受信部、12は各種情報を記憶する記憶部、13は計測器10−1が装備される電動車椅子の識別情報(例えば、製造番号)、広告の種類、広告の従量制単価(10km当りの広告料金、10時間当りの広告料金)を入力したり、記憶部12に記憶された内容の表示指示、可搬形外部記憶媒体への転送指示、通信ネットワークを介した後述する広告管理装置への送信指示を行なう操作部、14は記憶部12の記憶内容の表示を行なう表示部、15は記憶部12の記憶内容を外部の可搬形外部記憶媒体20(例えば、ICメモリカード)に転送させる外部出力部、16は記憶部12の記憶内容を通信ネットワーク30を介して後述する外部の広告管理装置40へ送信する通信部である。17は処理部であり、GPS受信部11で検出された現在位置情報に基づき、月単位での走行距離、走行時間を計算して記憶部12に記憶させたり、電動車椅子の電源オンからオフまでを1単位とする走行軌跡データを走行日時とともに記憶部12に記憶させる。処理部17は操作部13により入力された電動車椅子の識別情報、広告の種類、広告の従量制単価を記憶部12に記憶させたり、操作部13により、記憶内容の表示が指示されると、月別の走行距離、走行時間、電動車椅子識別情報、広告の種類、広告の従量制単価を記憶部12から読み出して表示部14により表示させたりする。また、記憶内容の可搬形外部記憶媒体への転送が指示されると、月別の走行距離、走行時間、電動車椅子識別情報、広告の種類、広告の従量制単価、走行軌跡データを記憶部12から読み出して外部出力部15により可搬形外部記憶媒体20へ転送させたり、外部の広告管理装置40への送信が指示されたり、外部の広告管理装置40から送信要求があると、月別の走行距離、走行時間、電動車椅子識別情報、広告の種類、広告の従量制単価、走行軌跡データを記憶部12から読み出して通信部16により、通信ネットワーク30を介して外部の広告管理装置40へ送信させたりする。
【0010】
図1に戻って、40は広告事業者の有する広告管理装置であり、広告の種類別の広告量、広告料金、広告場所の管理を行なう。広告管理装置40の内、41は作業者がマニュアル操作または可搬形外部記憶媒体からの読み取りにより、電動車椅子毎に、電動車椅子識別情報、月別の走行距離、走行時間、広告の種類、広告の従量制単価、走行軌跡を入力したり、各種指示操作をする入力部、42は通信ネットワーク30を介して外部の電動車椅子10−iから電動車椅子識別情報、月毎の走行距離、走行時間、広告の種類、広告の従量制単価、走行軌跡を受信したり、後述する記憶部に記憶された情報を外部の情報端末に送信したりする通信部、43は記憶部であり、入力部から入力されたり、通信部42で受信された情報を記憶する記憶部、44は表示/印刷部、45は記憶部の記憶内容を可搬形記憶媒体へ転送する外部出力部、46は処理部であり、入力部41で入力されるか、通信部42で受信された情報を記憶部43に記憶させたり、入力部41で集計指示操作がされると記憶部43の情報を用いて月単位で広告の種類別に、各電動車椅子の走行距離、走行時間を合計し広告量情報として記憶部23に記憶させる。また、広告の種類別に従量性単価を合計走行距離、合計走行時間に乗じて広告料金を算出して記憶部43に記憶させる。入力部41により、全種類の広告の広告量、広告料金の一覧出力を指示すると、処理部46は表示/印刷部44により全種類の広告につき、月単位の広告量、広告料金を表示/印刷させる。また、入力部41により、特定種類の広告の広告量、広告料金の出力を指示すると、処理部46は表示/印刷部44により、当該特定種類の広告につき、月単位の広告量、広告料金を表示/印刷させる。また、入力部41で記憶部43の記憶内容の内、任意の情報の転送が指示されると、外部出力部45により当該情報を可搬形外部記憶媒体20へ転送させ、入力部41で記憶部43の記憶内容の内、任意の情報の外部送信が指示されると、通信部42により当該情報を通信ネットワーク30を介して外部の図示しない情報端末へ送信させる。入力部41で外部の情報端末(計測器10−iを含む)からの所定情報の入手要求が指示されると、通信部42により当該要求を通信ネットワーク30を介して外部の図示しない情報端末へ送信させ、返信された情報が通信部42により受信されると、記憶部43に記憶させる。また、外部の情報端末から通信ネットワーク30を介して所望情報の送信要求が通信部42で受信されると、処理部46は予め送信許可されている情報に限り、記憶部43から読み出して返信する。
また、入力部41により特定種類の広告が取り付けられた電動車椅子の走行軌跡の出力が指示されると、処理部46は記憶部43を参照して、表示/印刷部44により、当該特定種類の広告が取り付けられた全電動車椅子の走行軌跡付の地図を表示/印刷させる。
【0011】
次に上記した実施例の動作について説明する。
広告事業者は、電動車椅子広告を希望する多数の広告主A、B、C、D、・・から多種類の広告A1、A2、B1、C1、D1、・・・を募集し、電動車椅子のレンタル事業者に依頼して多数の電動車椅子10−1、10−2、10−3、・・に1または複数の広告A1、B1、A2、C1、D1、・・を取り付けて各ユーザに貸し出す。各電動車椅子には製造番号等による固有の識別情報を割り当てられている。また、10km走行当りと10時間走行当りの従量制広告単価が定められている。レンタル事業者は予め、計測器10−iの操作部13により、電動車椅子1−iに取り付けられている広告の種類と広告の従量制単価と電動車椅子識別情報を入力しておく。入力された情報は処理部17により、記憶部12に記憶される。
電動車椅子10−iのユーザが電源をオンしてからオフするまでの間、GPS受信部11が1秒間隔で現在位置を検出し処理部17へ出力する。処理部17は入力した現在位置データを用いて月別の走行距離、走行時間を計算して記憶部12に記憶させれる。また、電源オンから電源オフまでを1単位として走行軌跡データを月日と対応付けて記憶部12に記憶させる。
【0012】
広告事業者は、月初め等、定期的に広告量、広告料金の集計を行なう。例えば、自身の集計係またはレンタル事業者の保守・点検作業員を派遣し、操作部13により、記憶内容の表示を指示すると、処理部17は記憶部12から月別の走行距離、走行時間、電動車椅子識別情報、広告の種類、広告の従量制単価を読み出して表示部14により表示させるので、メモし、広告事業者にメール、電話、FAX等で伝達する。或いは、操作部13により、可搬形外部記憶媒体20への転送を指示すると、処理部17は月別の走行距離、走行時間、電動車椅子識別情報、広告の種類、広告の従量制単価、走行軌跡データを記憶部12から読み出して外部出力部15により可搬形外部記憶媒体20へ転送させる。
【0013】
広告事業者の作業員は、各電動車椅子の情報を収集したあと、入力部41により、マニュアル操作または可搬形外部記憶媒体20からの読み取りにより、電動車椅子毎に、電動車椅子識別情報、月別の走行距離、走行時間、広告の種類、広告の従量制単価、走行軌跡を入力する。入力された情報は、処理部46により記憶部43に記憶される。
なお、各電動車椅子1−iの計測器10−iの側で操作部13により外部の広告管理装置40への送信を指示すると、処理部16は月別の走行距離、走行時間、電動車椅子識別情報、広告の種類、広告の従量制単価、走行軌跡データを記憶部12から読み出して通信部16により、通信ネットワーク30を介して外部の広告管理装置40へ送信させる(図3参照)。送信情報は通信部42により受信され、処理部46により記憶部43に記憶される。また、広告管理装置40の入力部41により、各電動車椅子宛に、電動車椅子識別情報を含む送信要求操作を行なうと、処理部46は通信部42により、通信ネットワーク30を介して各電動車椅子に送信要求をする。該送信要求は各計測器10−iの通信部12で受信され、処理部17は自身の識別情報が含まれているとき、月別の走行距離、走行時間、電動車椅子識別情報、広告の種類、広告の従量制単価、走行軌跡データを記憶部12から読み出して通信部16により、通信ネットワーク30を介して外部の広告管理装置40へ返信させる。送信情報は通信部42により受信され、処理部46により記憶部43に記憶される。
【0014】
このようにして、各電動車椅子の情報を記憶部43に記憶させたあと、入力部41により、集計の指示をすると、処理部46は記憶部43の情報を用いて月単位で広告の種類別に、各電動車椅子の走行距離、走行時間を合計し広告量情報として記憶部43に記憶させる。また、広告の種従量性単価を合計走行距離、合計走行時間に乗じて広告料金を算出して内部の記憶部43に記憶させる。入力部41により、全種類の広告の広告量、広告料金の一覧出力を指示すると、処理部46は表示/印刷部44により全種類の広告につき、月単位の広告量、広告料金を表示/印刷させる(図4(1)参照)。また、入力部41により、特定種類の広告の広告量、広告料金の出力を指示すると、処理部46は表示/印刷部44により、当該特定種類の広告につき、月単位の広告量、広告料金を表示/印刷させる(図4(2)参照)。また、広告主への説明用等のため、入力部41で記憶部43の記憶内容の内、例えば所望広告主の情報の転送を指示すると、処理部46は外部出力部45により当該情報を可搬形外部記憶媒体20へ転送させる。広告事業者の作業者は可搬形外部記憶媒体20を接続可能な携帯情報端末を持参して所望広告主に説明等ができる。
【0015】
また、入力部41で記憶部43の記憶内容の内、所望広告主に関係する情報の送信を指示することで(所望広告主の図示しない情報端末の送信先アドレスを指定する)、通信部42により当該情報を通信ネットワーク30を介して外部の所望広告主の図示しない情報端末へ送信させることもできる。
また、外部の広告主または広告事業者の作業員等の情報端末から通信ネットワーク30を介して所望情報の送信要求が通信部42で受信されると、処理部46は予め送信許可されている情報に限り、記憶部43から読み出して返信する。広告主に対しては、予め、記憶部43に広告事業者の作業員別、広告主別のパスワードを登録しておけば、送信要求に付属したパスワードが或る広告主であれば、該広告主に関係する情報のみアクセス可能とすることで、セキュリティーの確保を図ることができる。広告事業者の作業員のパスワードであれば記憶部43の全情報についてアクセス可能としておくことができる。
また、入力部41により特定種類の広告が取り付けられた電動車椅子の走行軌跡の出力を指示すると、処理部46は記憶部43を参照して、表示/印刷部44により、当該特定種類の広告が取り付けられた全電動車椅子の走行軌跡付の地図を表示/印刷させる。
【0016】
この実施例によれば、多数の電動車椅子を利用して広告を行い、広告収入によりレンタル料の負担を軽減したい場合などに、各電動車椅子に取り付けた計測器により計測した走行距離、走行時間のデータを用いて広告の種類別の広告量と広告料金を簡単に求めることができる。
また、任意の広告主の要求に応じて、該広告主が発注した広告の種類の広告量または広告料金を広告主側に簡単に知らしめることができる。
【0017】
なお、図1の例では、広告の種類と従量制単価を広告管理装置の入力部から入力したり、通信部を介して外部から受信したりするようにしたが、予め、広告管理装置の記憶部に各電動車椅子に取り付けられた広告の種類を電動車椅子識別情報と対応付けて記憶させておくとともに、広告の種類別の従量制単価を記憶させておけば、処理部は、入力部から入力された各電動車椅子別の電動車椅子識別情報と走行距離及び走行時間と、記憶部に記憶された広告の種類と電動車椅子識別情報の組情報と広告の種類別の従量制単価とを用いて、広告量と広告料金を計算することができる。このようにすれば、広告の種類と従量制単価を広告管理装置の入力部から入力したり、通信部を介して外部から受信したりする必要がない。
また、計測器は、月単位で走行距離、走行時間を計測するようにしたが、日単位または週単位または年単位で計測するようにしても良く、広告管理装置の処理部も日単位または週単位または年単位で集計するようにしても良い。
【産業上の利用可能性】
【0018】
多数の自動車、自転車等の移動体を用いて広告する場合の広告量、広告料金の算出に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明に係る広告管理システムの全体構成図である(実施例1)。
【図2】図1中の計測器の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1の広告管理システムの動作説明図である。
【図4】図1の広告管理装置の表示/印刷部による出力例の説明図である。
【符号の説明】
【0020】
1−1、1−2、1−3・・ 電動車椅子
10−1、10−2、10−3・・ 計測器
11 GPS受信部
13 操作部
14 表示部
15 外部出力部
16 通信部
17 処理部
20 可搬形外部記憶媒体
30 通信ネットワーク
40 広告管理装置
41 入力部
42 通信部
43 記憶部
44 表示/印刷部
45 外部出力部
46 処理部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類を入力する入力手段と、
入力手段で入力された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項2】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類を入力する入力手段と、
入力手段で入力された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項3】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価を入力する入力手段と、
入力手段で入力された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、
計算手段で計算された広告の種類別の広告料金を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項4】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体の走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価を入力する入力手段と、
入力手段で入力された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段を用いて要求側に送信させる要求処理手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項5】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報を外部の各移動体に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、
通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項6】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報を外部の各移動体に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、
通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項7】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価を外部の各移動体に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、
通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、
計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項8】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価を外部の各電動車椅子に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、
通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項9】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の電動車椅子識別情報と走行距離(または走行時間)を入力する入力手段と、
各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、
入力手段で入力された情報と記憶手段に記憶された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項10】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の移動体識別情報と走行距離(または走行時間)を入力する入力手段と、
各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、
入力手段で入力された情報と記憶手段に記憶された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項11】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の移動体識別情報と走行距離(または走行時間)を入力する入力手段と、
広告の種類別の単位走行距離(または走行時間)当りの広告単価と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報とを記憶した記憶手段と、
入力手段で入力された情報と記憶手段に記憶された情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、
計算手段で計算された広告の種類別の広告料金を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項12】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価を入力する入力手段と、
広告の種類別の単位走行距離(または走行時間)当りの広告単価と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報とを記憶した記憶手段と、
入力手段で入力された情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項13】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の走行距離(または走行時間)の情報を外部の各移動体に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、
各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、
通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項14】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を外部の各移動体に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、
各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、
通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項15】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を外部の各移動体に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、
広告の種類別の単位走行距離(または走行時間)当りの広告単価と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報とを記憶した記憶手段と、
通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項16】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体別の電動車椅子識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を外部の各移動体に設置された計測装置から通信ネットワークを介して受信する通信手段と、
広告の種類別の単位走行距離(または走行時間)当りの広告単価と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報とを記憶した記憶手段と、
通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、
を備えたことを特徴とする広告管理装置。
【請求項17】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、
計測装置は、
移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、
走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、
を備え、
広告管理装置は、
各移動体から送信された走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報を受信する通信手段と、
通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、
を備えたこと、
を特徴とする広告管理システム。
【請求項18】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、
計測装置は、
移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、
走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、
を備え、
広告管理装置は、
各移動体から送信された走行距離(または走行時間)と広告の種類の情報を受信する通信手段と、
通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、
を備えたこと、
を特徴とする広告管理システム。
【請求項19】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、
計測装置は、
移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、
走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、
を備え、
広告管理装置は、
各移動体から送信された走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価の情報を受信する通信手段と、
通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、
計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、
を備えたこと、
を特徴とする広告管理システム。
【請求項20】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、
計測装置は、
移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、
走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、
を備え、
広告管理装置は、
各移動体から送信された走行距離(または走行時間)と広告の種類と単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価の情報を受信する通信手段と、
通信手段で受信した情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、
を備えたこと、
を特徴とする広告管理システム。
【請求項21】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、
計測装置は、
移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、
移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、
を備え、
広告管理装置は、
各移動体から移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を受信する通信手段と、
各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、
通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、
を備えたこと、
を特徴とする広告管理システム。
【請求項22】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、
計測装置は、
移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、
移動体識別情報と走行距離(または走行時間)との情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、
を備え、
広告管理装置は、
各移動体から移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を受信する通信手段と、
各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、
通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の走行距離(または走行時間)を合計して広告量を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、
を備えたこと、
を特徴とする広告管理システム。
【請求項23】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、
計測装置は、
移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、
移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、
を備え、
広告管理装置は、
各移動体から移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を受信する通信手段と、
単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、
通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、
計算手段で計算された広告の種類別の広告量を出力する出力手段と、
を備えたこと、
を特徴とする広告管理システム。
【請求項24】
各々、1または複数の種類の広告を行なう複数の移動体に装備された計測装置と、計測装置と通信可能な広告管理装置を含み、
計測装置は、
移動体の走行距離(または走行時間)を計測する計測手段と、
移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を外部の広告管理装置に送信する通信手段と、
を備え、
広告管理装置は、
各移動体から移動体識別情報と走行距離(または走行時間)の情報を受信する通信手段と、
単位走行距離(または単位走行時間)当りの広告単価と、各移動体に取り付けられた広告の種類と移動体識別情報の組情報を記憶した記憶手段と、
通信手段で受信した情報と記憶手段の情報を用いて、広告の種類別に、各移動体の合計走行距離(または合計走行時間)×広告単価を計算して広告料金を計算する計算手段と、
通信ネットワークを介して通信手段で受信された要求に基づき、計算手段で計算された計算結果の内、要求されたデータを通信手段により要求側に送信させる要求処理手段と、
を備えたこと、
を特徴とする広告管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−52520(P2008−52520A)
【公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−228470(P2006−228470)
【出願日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【出願人】(399072222)株式会社アトリー (4)