説明

床暖房パネル接続構造

【課題】床暖房パネルの施工が効率的に行え、かつ施工後には配線部のパネルカバーの割れなどが発生するおそれのない床暖房パネル接続構造を提供する。
【解決手段】ヒーターパネル1は、ヒーターユニット10と、ヒーターユニット10に給電するための給電用コネクタ12を収容するコネクタ収容部23を途中に配し、配線挿通口24,25を両端に有した配線トンネル22、およびヒーターユニット収容部21が形成されたパネルベース20と、パネルベース20に被せられるパネルカバー30とを備えており、配線トンネル22は、隣設されたヒーターパネル1の配線トンネル22と、配線挿通口24,25を通じて同一直線状に連通する構造とされ、パネルカバー30は、配線作業時に、配線トンネル22のうち、一方の配線挿通口25からコネクタ収容部23までに通じる配線通路22aと、コネクタ収容部23の全体とを露出開口させる配線操作カバー32を備えている

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発熱体を内蔵したヒーターパネルを複数、それぞれのヒーターパネルの内部に配線ケーブルを通過させて接続し、下地床上に配列して構成される床暖房パネル接続構造の改良に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の床暖房パネルにおいては、床暖房パネルを構成する個々のヒーターパネルは、発熱体を内蔵するとともに、その発熱体に給電するためのコネクタ部も収容した構造となっている。
【0003】
このような床暖房パネルでは、複数のヒーターパネルをまず下地床上に敷設しておき、その後、コネクタ部に対して、コントローラから床暖房パネルまでの配線や、パネル間の結線作業を行うようにしている。
【0004】
近年では、そのようなコネクタ部の接続構造に関する提案が種々、なされている(例えば特許文献1を参照)。これらのものは、配線作業をしやすくするために配線作業時にはコネクタ部の周辺の配線部を開口させておく配線操作カバーを備えていることが通例であり、配線作業後に配線部を覆い隠すように固着される。
【0005】
図5,6は従来の床暖房パネルの接続構造を示す説明図であり、図5は床暖房パネルを構成するヒーターパネルの分解斜視図、図6(a)は下地床上に隣設された2枚のヒーターパネルの平面図、(b)はパネル同士の当接部分を拡大した平面図である。
【0006】
従来のヒーターパネル100は、発熱体を内蔵したヒーターユニット110と、そのヒーターユニット110、ケーブル111を介してヒーターユニット110に給電するための給電用コネクタ112、およびそのコネクタ112に接続された配線ケーブル113を収容したパネルベース120と、それらを収容した状態でパネルベース120に被せられるパネルカバー130とを備えている。図中の121はヒーターユニット収容部である。
【0007】
配線ケーブル113を収容させるために、パネルベース120には、ヒーターパネル100が下地床上に敷設されたときに、隣設されたヒーターパネル100のものと同一直線状に整合する挿通口124,125を両端に形成した配線トンネル122が形成されており、その配線トンネル122の略中央部に、コネクタ部112を収容させるコネクタ収容部123が配されている。また、パネルカバー130には、配線作業時にコネクタ収容部123の周辺を露出開口させるための配線操作カバー132が設けられている。
【0008】
図6(a)に示すように、配線作業時には隣り合う両パネル100,100の配線操作カバー132を取り外しておき、一方の露出開口126より配線ケーブル113を挿入して、配線トンネル122内を通過させ、さらに挿通口(出口)124と隣のパネルの挿通口(入口)125とを通過させ、隣のパネル100の配線トンネル122内を通過させ、さらに露出開口126内に配設したコネクタ部112まで通過させるようにして、相互の配線接続を行う。
【0009】
ところで、実際の施工では、図6(b)に示すように、隣接する両パネル100,100が成形誤差や施工時の据付誤差などのため挿通口124,125の位置がずれることがある。そのため、引っかかりなく配線ケーブルの通過作業をするために、配線トンネル122の幅寸法を、配線ケーブル113のもっとも幅の広い差込プラグ113aの幅寸法20mmよりも10mmの余裕をみて、30mmとしている。
【特許文献1】特開平07−253222号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、トンネル幅を広げたものでは、配線トンネル122の上方にキャスターなどで集中荷重がかかると、パネルカバー130やその上の床材(不図示)が薄い場合、パネルカバー130に割れが生じるおそれがあり、安全性を考慮して配線トンネル122の幅はなるべく狭く形成したいとの要望があった。
【0011】
一方、パネルカバー130のカバー本体131は、矩形の板材より一部をくり抜いて形成されており、配線作業が完了した後には、くり抜いた材料を、露出開口126を閉塞するための配線操作カバー132として利用していたが、露出開口126の両翼部分131aが変形しやすく、嵌め入れ作業が困難であったため、他の部材より成形したものをカバーとして使用していた。
【0012】
このように、従来の床暖房パネルの施工作業においては、施工上、施工後の種々の問題があり、いずれの問題も解決できるような対策が望まれていた。
【0013】
本発明は、このような問題を考慮して提案されたもので、その目的は、床暖房パネルの施工が効率的に行え、かつ施工後には配線部のパネルカバーの割れなどが発生するおそれのない床暖房パネル接続構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の床暖房パネル接続構造は、発熱体を内蔵したヒーターパネルを複数、それぞれのヒーターパネルの内部に配線ケーブルを通過させて接続し、下地床上に配列して構成される床暖房パネル接続構造であって、ヒーターパネルは、発熱体を内蔵したヒーターユニットと、ヒーターユニットに給電するための給電用コネクタを収容するコネクタ収容部を途中に配し、配線挿通口を両端に有した配線トンネル、およびヒーターユニット収容部が形成されたパネルベースと、パネルベースに被せられるパネルカバーとを備えており、配線トンネルは、隣設されたヒーターパネルの配線トンネルと、配線挿通口を通じて同一直線状に連通する構造とされ、パネルカバーは、配線作業時に、配線トンネルのうち、一方の配線挿通口からコネクタ収容部までに通じる配線通路と、コネクタ収容部の全体とを露出開口させる配線操作カバーを備えていることを特徴とする。
【0015】
請求項2では、コネクタ収容部が上記一方の配線挿通口側に偏在して形成されている。
【0016】
請求項3では、配線操作カバーがパネルカバーの一隅部を切断、分割して形成されている。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に記載の床暖房パネル接続構造によれば、パネルカバーは、配線作業時に、配線トンネルのうち一方の配線挿通口からコネクタ収容部までを部分的に露出開口させる配線操作カバーを備えている。つまり、ヒーターパネルを下地床上に隣設したときには、配線挿通口同士が接触するように配線トンネルが連結されるが、一方側の配線挿通口からコネクタ収容部までの配線トンネルが上方を開放した状態となるため、配線作業時に配線ケーブルがトンネルの挿通口付近で引っかかることなく、効率的に作業が行える。
【0018】
請求項2に記載の床暖房パネル接続構造によれば、コネクタ収容部は配線操作カバーに対応した一方の配線挿通口側に偏在して形成されているため、配線操作カバーを小さくできる。
【0019】
請求項3に記載の床暖房パネル接続構造によれば、配線操作カバーはパネルカバーの一隅部を切断、分割して形成されているため、材料を有効に利用できる。また、配線操作カバーが隅部に対応しているため、配線操作カバーを切り取った残余材で形成されるカバー本体は、露出開口を挟むような両翼片が形成されないため、変形もしにくく、配線操作カバーを開口に嵌め入れやすい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
【0021】
図1(a)は本発明の床暖房パネル接続構造を示す床暖房パネル概略平面図、(b)は(a)のA−A線矢視概略縦断面図である。また図2は、ヒーターパネルの分解斜視図(配線ケーブルは図示省略)である。
【0022】
この床暖房パネル1Aは、発熱体を内蔵したヒーターパネル1を複数、それぞれのヒーターパネル1の内部に配線ケーブル13を通過させて接続し、下地床2上に、パネル1の長辺1a同士が隣接するように配列して構成される。
【0023】
個々のヒーターパネル1は、矩形、平板状に形成されており、発熱体(不図示)を内蔵し、給電用コネクタ12をケーブル11を介して導出したヒーターユニット10と、ヒーターユニット10、給電用コネクタ12およびそのコネクタ12に接続した配線ケーブル13を収容したパネルベース20と、それらを収容した状態でパネルベース20に被せられるパネルカバー30とを備えて構成される。
【0024】
ヒーターユニット10は、例えばアルミ箔などのシート材の内部に電熱線などの発熱体をジグザグ状に面状に形成してなり、ケーブル11を介して給電用コネクタ12導出させている。なお、ヒーターユニット10は、給電用コネクタ12を組み込んだ構成であってもよい。
【0025】
この給電用コネクタ10は、2つの配線ケーブル13が対向するように差込できる2つの差込口12aが設けられ、後述するパネルベース20のコネクタ収容部23に収容したときには、パネルベース20に形成された配線通路22a上に配されている。
【0026】
パネルベース20は、ヒーターユニット10を収容するヒーターユニット収容部21と、給電用コネクタ12を収容するコネクタ収容部23とを備えている。
【0027】
また、パネルベース20には、ヒーターパネル1の短辺1bに平行に直線状の溝22aが形成されており、コネクタ収容部23はその溝22aの途中に配されている。この溝22aは配線用の通路であり、パネルカバー30が被せられることで、配線トンネル22として形成される。
【0028】
この配線トンネル22は、両端に配線挿通口24,25を有しており、複数のヒーターパネル1を下地床2上に敷設したときには、隣り合うヒーターパネル1の配線挿通口24,25同士が整合して、両パネル1の配線トンネル22が同一直線状に連通する。このように、複数のヒーターパネル1を並べると両パネル1にまたがる配線トンネル22が形成され、その配線トンネル22内に配線ケーブル13が配されることで、隣接する2つのパネル1の給電用コネクタ12間が接続される。
【0029】
また、コネクタ収容部23は、給電用コネクタ12に接続される配線ケーブル13を配設する配線通路22aと連続して形成されており、その形成位置は、図1,2に示すように、2つの配線挿通口24,25のうちの一方の挿通口25側に偏在している。コネクタ収容部23は、配線通路22aとの接続部分に、コネクタ12に差し込まれる差込プラグ13aを収容できるように、その部分が配線通路22aよりもやや幅広となったプラグ収容部23aを備えている。
【0030】
パネルカバー30は、パネルベース20の平面全体を覆い隠すものであって、おもにヒーターユニット10を覆い隠すカバー本体31と、おもに給電用コネクタ12とその周辺を覆い隠す配線操作カバー32とより構成されている。このカバー本体31は、ヒーターパネル1を下地床2上に配列する際にはヒーターユニット10を収容したパネルベース30に固着されているが、配線操作カバー32は、配線作業を行うために配線作業が完了するまで取り外されている。
【0031】
なお本実施形態では、カバー本体31は矩形の板材より一隅部を残して切断して形成され、その切断された隅部の部材を配線操作カバー32として使用するようにしているが、それには限定されず、それぞれ別の材料から成形するようにしてもよい。
【0032】
この配線操作カバー32は、それを取り外しているときには、ヒーターパネル1の短手方向に走る配線トンネル22のうち、一方の配線挿通口25からコネクタ収容部23までに通じる配線通路22aと、コネクタ収容部23の全体とを露出開口させている。すなわち、配線ケーブル13の接続作業がなされる前は、コネクタ収容部23の全体と、コネクタ12の一方の差込口12aから配線挿通口25までの配線通路22aと、反対側の差込口12aから配線挿通口24までの配線通路22aの一部とが開口26によって露出されている。一方、他方の配線挿通口24にいたるまでの配線通路22aの残りの部分はカバー本体部31によって覆われている。
【0033】
なお、配線操作カバー32は、パネルカバー30の隅部に対応したものでなくてもよく、すくなくとも一方の配線挿通口25を設けた長辺側に対応したものであればよい。
【0034】
図3は、床暖房パネル1Aの隣接するパネル間の配線作業を示す斜視図である。本図例においては、便宜上、図中の右側のヒーターパネルを当該パネル1R、左側のヒーターパネル1Lを隣接パネルという。
【0035】
本図例は、当該パネル1Rから配線ケーブル13を配線トンネル22に通して隣接パネル1Lの給電用コネクタ12に接続するようにしたもので、配線ケーブル13は当該パネル1Rの露出開口26より配線トンネル22に挿入され、さらに押し込まれて、ケーブル13の先端の差込プラグ13aが当該パネル1Rの配線挿通口(出口)24から出て、隣接パネル1Lの露出された配線挿通口(入口)25に現れ、図3に示される状態となる。
【0036】
この状態では、ケーブル13の先端が、上方が露出された配線トンネル22の配線通路22a上に現れるため、作業者はその差込プラグ13aを掴んで引っ張り出して、そのプラグ13aを隣接パネル1Lの給電用コネクタ12に接続できる。
【0037】
このように、隣設された両パネル1の配線接続構造は、配線挿通口24,25同士が整合されるように長辺1a同士が接触して、両パネル1の配線トンネル22同士が隙間なく直線状に連通される構造となっている。配線作業時には、隣り合う配線挿通口24,25の一方が上方を開放された状態となっているため、配線ケーブル13は一方のパネル1の配線トンネル22だけを通過させればよく、従来のように継ぎ目のある配線トンネルを通過させる必要はなく、作業性はきわめてよい。かりに両パネル1の配線挿通口24,25の位置ずれが生じた場合でも、配線ケーブル13を取り出すほうでは、配線挿通口25の上方が露出開口26によって開放されているため、ケーブル13の先端を取り出すことができる。
【0038】
さらに、このように配線ケーブル13を通過させやすい構造であるため、配線トンネル22の幅は必要以上に広げなくてもよく、施工後に、パネルカバー30に荷重がかかって割れなどを引き起こすおそれもない。
【0039】
また本実施形態では、コネクタ収容部23は配線操作カバー32に対応した一方の配線挿通口25側に偏在して形成されているため、配線操作カバーを小さくできる。さらに、配線操作カバー32はパネルカバー30の一隅部を切断、分割して形成されているため、材料を有効に利用できる。また、配線操作カバー32が隅部に対応しているため、配線操作カバー32を切り取った残余材で形成されるカバー本体31は、従来では形成されていた露出開口を挟むような両翼片が形成されないため、変形もしにくく、配線操作カバー32を開口26に嵌め入れやすい。
【0040】
なお、配線ケーブル13は図3の例とは逆向きに配線トンネル22を通過させるようにしてもよい。この場合でも、配線ケーブル13はいずれか一方のパネル1の配線トンネル22を通過させればよく、図3の例と同様に作業効率はよい。
【0041】
以上のようにして順次、配線ケーブル13の配線作業が行われ、すべての配線作業が完了すると、すべてのヒーターパネル1について配線操作カバー32を開口26に嵌め入れて固着してゆくことで床暖房パネル1Aの施工が完了する。その後、さらにその上に仕上げ床材(不図示)が配設される。
【0042】
上記の実施形態では、配線トンネル22は、パネルベース20に形成された溝22aによって形成されているが、図4のパネルベースの他例に示すように、コネクタ収容部23を除いて、パネルベース20の上下が貫通するように切り欠いて形成されたものであってもよい。パネルベース20の他の構成については図1〜3のものと同様であるため、同一の符号を付して説明は省略する。また、ヒーターユニット、給電用コネクタ、パネルカバー、配線ケーブルについては、図1〜3と同様のものが使用できる。このような構造によれば、配線トンネル22の高さに余裕ができるため、配線ケーブル13の配線作業はさらにしやすくなる。
【0043】
また、以上の実施形態では、配線操作カバー32をカバー本体31から分離させているが、ヒンジ部を設けて開閉可能に構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】(a)は本発明の床暖房パネル接続構造を示す床暖房パネルの概略平面図、(b)は(a)のA−A線矢視概略縦断面図である。
【図2】同床暖房パネルを構成するヒーターパネルの分解斜視図(配線ケーブルは図示省略)である。
【図3】床暖房パネルの隣接するパネル間の配線作業を示す斜視図である。
【図4】パネルベースの他例の構造を示す斜視図である。
【図5】従来の床暖房パネルの接続構造を示す床暖房パネルの平面図である。
【図6】従来の床暖房パネルを構成するヒーターパネルの分解斜視図である。
【符号の説明】
【0045】
1A 床暖房パネル
1 ヒーターパネル
10 ヒーターユニット
11 ヒーターユニットから給電用コネクタまでのケーブル
12 給電用コネクタ
12a 差込口
13 配線ケーブル
13a 差込プラグ
20 パネルベース
21 ヒーターユニット収容部
22 配線トンネル
22a 配線通路(溝)
23 コネクタ収容部
24 配線挿通口(上方閉塞側)
25 配線挿通口(上方開口側)
26 露出開口
30 パネルカバー
31 カバー本体
32 配線操作カバー
2 下地床

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発熱体を内蔵したヒーターパネルを複数、それぞれのヒーターパネルの内部に配線ケーブルを通過させて接続し、下地床上に配列して構成される床暖房パネル接続構造であって、
上記ヒーターパネルは、
発熱体を内蔵したヒーターユニットと、
上記ヒーターユニットに給電するための給電用コネクタを収容するコネクタ収容部を途中に配し、配線挿通口を両端に有した配線トンネル、および上記ヒーターユニットを収容するヒーターユニット収容部が形成されたパネルベースと、
上記パネルベースに被せられるパネルカバーとを備えており、
上記配線トンネルは、隣設されたヒーターパネルの配線トンネルと、配線挿通口を通じて同一直線状に連通する構造とされ、
上記パネルカバーは、配線作業時に、上記配線トンネルのうち、一方の配線挿通口からコネクタ収容部までに通じる配線通路と、上記コネクタ収容部の全体とを露出開口させる配線操作カバーを備えていることを特徴とする床暖房パネル接続構造。
【請求項2】
請求項1において、
上記コネクタ収容部は、上記一方の配線挿通口側に偏在して形成されている床暖房パネル接続構造。
【請求項3】
請求項1または2において、
上記配線操作カバーは、上記パネルカバーの一隅部を切断、分割して形成されている床暖房パネル接続構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−7872(P2010−7872A)
【公開日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−164188(P2008−164188)
【出願日】平成20年6月24日(2008.6.24)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】