説明

引出型収納装置

【課題】利用者の多様な要望に対応することができる引出型収納装置を提供する。
【解決手段】カップホルダ1は、例えば、車両3に設けられた収納部に出し入れ可能に収納され、引き出された状態で使用可能となるシガライタ20を備えている。このカップホルダ1は、例えば、第1のホルダ17又は第2のホルダ18に適応する灰皿を設置すること、飲料用のカップを設置すること、が可能である。また、シガライタ20が不要な場合は、例えば、シガライタ本体21の代わりにシガライタホルダ22に電源プラグ等を差し込んで、利用者が持ち込んだ電子機器等に電源供給させたり、シガライタ20の代わりに電子機器等に電源供給させるアクセサリソケットをカップホルダ1に取り付けたりすることが、容易に可能となり、利用者の多様な要望に対応することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、引出型収納装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術として、回転軸を揺動中心として揺動可能に設けられた灰皿ボックスと、灰皿ボックスに設けられたシガライタと、シガライタの押し込みにより、灰皿ボックスの閉方向の移動を防止するストッパ部と、を備えたシガライタ内蔵式灰皿が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このシガライタ内蔵式灰皿は、灰皿ボックスを開けた状態でシガライタを押し込むと、ストッパ部により灰皿ボックスの閉方向への移動を防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平5−38973号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、健康に対する関心の高まりにより、喫煙者が減少する傾向にある。そのため、車両に予め灰皿が設置されることは稀になっている。そこで、灰皿を搭載するスペースには、飲料の入った容器(カップ)を保持するカップホルダ等が、灰皿の代わりに搭載されている。また、車両には、持ち込まれる電子機器が増え、車両から電源を取る利用者が増加している。従って、利用者の多様な要望に対応することができる引出型収納装置が望まれている。
【0006】
従って、本発明の目的は、利用者の多様な要望に対応することができる引出型収納装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、車両に設けられた収納部に出し入れ可能に収納され、引き出された状態で使用可能となるシガライタ又はアクセサリソケットを備えた引出型収納装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、利用者の多様な要望に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1(a)は、実施の形態に係るカップホルダが搭載された車両内部の概略図であり、(b)は、カップホルダの斜視図である。
【図2】図2(a)は、実施の形態に係るカップホルダの右側面図であり、(b)は、カップホルダの左側面図であり、(c)は、インストルメントパネルに設けられた収納部の概略図である。
【図3】図3(a)及び(b)は、実施の形態に係るカップホルダの動作を説明するためにカップホルダを側面から見た模式図であり、(c)は、変形例1に係るカップホルダを側面から見た模式図であり、(d)は、変形例2に係るカップホルダの正面からの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る引出型収納装置は、車両に設けられた収納部に出し入れ可能に収納され、引き出された状態で使用可能となるシガライタ又はアクセサリソケットを備える。
【0011】
[実施の形態]
(カップホルダ1の構成)
図1(a)は、実施の形態に係るカップホルダが搭載された車両内部の概略図であり、(b)は、カップホルダの斜視図である。図2(a)は、実施の形態に係るカップホルダの右側面図であり、(b)は、カップホルダの左側面図であり、(c)は、インストルメントパネルに設けられた収納部の概略図である。図3(a)及び(b)は、実施の形態に係るカップホルダの動作を説明するためにカップホルダを側面から見た模式図。図3(a)及び(b)は、カップホルダが収納部から引き出される様子を側面から見た模式的な図として示している。なお、実施の形態に係る各図において、部品と部品との比率は、実際の比率とは異なる場合がある。
【0012】
ここで、以下に記載する上下左右は、車両3に搭載されたカップホルダ1を利用者側から見た場合を基準としており、利用者側から見た上を上方向、下を下方向、右を右方向、左を左方向と記載するものとする。また、以下に記載する「引き出す」とは、カップホルダ1を使用可能な状態になる位置まで引き出すことを意味し、収納部300から完全に引き出す場合は、「取り外す」を用いるものとする。
【0013】
また、以下では、カップホルダ1にシガライタ20が設けられた場合について説明するが、シガライタ20の代わりにアクセサリソケットを設けても良い。このアクセサリソケットとは、車両3のバッテリから電源を取るために設けられたものである。
【0014】
実施の形態に係る引出型収納装置としてのカップホルダ1は、例えば、図1(a)に示すように、車両3のインストルメントパネル30に設けられた収納部300に、出し入れ可能に収納されている。なお、カップホルダ1が設けられる場所は、インストルメントパネル30に限定されず、例えば、アームレスト31の後部座席側の側面等であっても良い。
【0015】
このカップホルダ1は、例えば、図1(b)に示すように、車両3に設けられた収納部300に出し入れ可能に収納され、引き出された状態で使用可能となるシガライタ20を備えている。このシガライタ20は、収納部300からカップホルダ1を引き出すと、取り出し易いように跳ね上がるように構成されている。
【0016】
カップホルダ1は、例えば、収納部300に応じた薄い板形状を有する。このカップホルダ1は、例えば、ポリスチレン系、ポリエチレン系、ポリアミド系、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)等の合成樹脂材料を用いて形成される。
【0017】
このカップホルダ1は、例えば、容器を保持する少なくとも1つの保持部としてホルダを備えている。本実施の形態に係るカップホルダ1は、一例として、第1のホルダ17及び第2のホルダ18を備えている。
【0018】
また、カップホルダ1は、例えば、シガライタ20を収納する開口19を備えている。従って、カップホルダ1は、シガライタ20の厚みに近い厚みで形成されている。
【0019】
第1のホルダ17及び第2のホルダ18は、例えば、縁の形状が円形状となる貫通孔であり、カップホルダ1の表面15の縁の半径が、裏面16の縁の半径よりも大きくなるように構成されている。
【0020】
この第1のホルダ17及び第2のホルダ18は、例えば、灰皿及び飲料用の容器(カップ)等を保持することが可能となっている。
【0021】
開口19は、第1のホルダ17及び第2のホルダ18の間に形成され、底部19aを有した引き出し方向に細長い形状を有している。なお、開口19は、例えば、貫通孔であっても良い。開口19は、貫通孔とすることにより、ホルダに保持されたカップから飲料が漏れた場合、シガライタ20が飲料に浸ることを防止することが可能となる。貫通孔の場合、シガライタ20を開口19から突出させる機構は、一例として、後述する支持軸200にねじりコイルばね(トーションばね)を用いた構成とされる。このねじりコイルばねとは、例えば、回転方向のトルク(ねじりモーメント)の発生を利用したばねである。
【0022】
カップホルダ1の右側面13には、例えば、図2(a)に示すように、引き出される方向に細長い矩形状となる端子13aが設けられている。また、端子13aは、前面11よりも後面12側に設けられている。
【0023】
また、カップホルダ1の左側面14には、例えば、図2(b)に示すように、引き出される方向に細長い矩形状となる端子14aが設けられている。また、端子14aは、前面11よりも後面12側に設けられている。端子13a及び端子14aは、例えば、銅等の導電性を有する金属材料、及び真鍮等の導電性を有する合金材料を用いて形成されるか、或いは、錫、ニッケル、金、銀等の金属材料を表面にメッキして形成される。
【0024】
この端子13a及び端子14aは、シガライタホルダ22と電気的に接続されている。また、カップホルダ1がインストルメントパネル30の収納部300から引き出されると、例えば、図2(c)に示すように、端子13aは、収納部300の右側面302に設けられた端子302aと電気的に接続し、端子14aは、収納部300の左側面303に設けられた端子303aと電気的に接続するように構成されている。
【0025】
この端子13a及び端子14aは、例えば、右側面13及び左側面14から突出するような厚みを有している。また、収納部300の端子302a及び端子303aは、例えば、右側面302及び左側面303から突出するような厚みを有している。従って、端子13a及び端子14aは、例えば、収納部300の右側面302の端子302aと左側面303の端子303aと、にそれぞれ摺動しながら電気的に接続される。なお、摺動とは、端子同士が接触しながら移動する様子を示すものである。
【0026】
端子13a及び端子14aは、例えば、銅等の導電性を有する金属材料、及び真鍮等の導電性を有する合金材料を用いて形成されるか、或いは、錫、ニッケル、金、銀等の金属材料を表面にメッキして形成される。
【0027】
開口19には、例えば、図3(a)及び(b)に示すように、シガライタホルダ22と底部19aの間に板ばね23が配置されている。また、シガライタホルダ22の端部には、開口19の側面に形成された孔に挿入される支持軸200が形成されている。シガライタ20は、板ばね23による弾性力を受けて支持軸200を回転中心として回転する。
【0028】
板ばね23は、例えば、カップホルダ1が収納部300から引き出されるとシガライタ20を開口19から突出させる弾性部材である。この板ばね23は、例えば、鋼等の金属板を折り曲げて作成されたばねであり、その一方端は、開口19の底部19aに取り付けられ、他方端部は、シガライタ20のシガライタホルダ22の下面221に取り付けられている。
【0029】
シガライタ20は、カップホルダ1が収納部300に収納されているとき、板ばね23は、例えば、図3(a)に示すように、シガライタホルダ22に弾性力を付加している。その結果、シガライタホルダ22の上面222が収納部300の上面304に押し付けられている。
【0030】
・シガライタ20の構成
シガライタ20は、例えば、発熱体、操作ノブ、スライドリング等から構成されるシガライタ本体21と、挿入されたシガライタ本体21を保持するホルダ及び発熱体に通電すると共に保持するバイメタル等から構成されるシガライタホルダ22と、から概略構成されている。
【0031】
このシガライタ20は、例えば、シガライタ本体21をホルダにスライドして装着し、さらに、操作ノブを押し込むと、シガライタ本体21はバネ付勢力に抗して奥部へスライドして、ホルダに設けられた板ばね部により周囲を保持され、また、バイメタルによりスライド方向に保持される。バイメタルに保持された状態では、バイメタルを介して発熱体に通電路が形成される。発熱体に電流が流れると温度が上昇してバイメタルが外方に変形し、所定の温度に達するとバイメタルに保持されていたシガライタ本体21がバネ付勢力により操作者側に突出移動する。操作者は、ホルダから前方に突出した操作ノブを引っ張ることにより、シガライタ本体21をホルダから取り出して、シガライタ本体21の発熱体により煙草に火を付けることができる。
【0032】
具体的には、車両3のバッテリ、収納部300に形成された端子302a、カップホルダ1の端子13a、シガライタホルダ22を経由する第1の経路と、車両3のバッテリ、収納部300に形成された端子303a、カップホルダ1の端子14a、シガライタホルダ22を経由する第2の経路と、が形成され、シガライタホルダ22にシガライタ本体21が挿入され、操作ノブが押し込まれることで、第1の経路と第2の経路が電気的に接続され、発熱体に電流が流れる。
【0033】
すなわち、カップホルダ1が収納部300から引き出された状態で、電流がシガライタ20に供給されるように、カップホルダ1は構成されている。
【0034】
・収納部300の構成
収納部300は、例えば、図2(c)に示すように、カップホルダ1に応じた形状を有している。この収納部300の右側面302の前方には、端子302aが設けられ、左側面303の前方には、端子303aが設けられている。
【0035】
この端子302a及び端子303aは、車両3に搭載されたバッテリに電気的に接続されている。
【0036】
以下に、本実施の形態に係るカップホルダの動作について各図を参照しながら説明する。
【0037】
(動作)
利用者が、収納部300に収納されたカップホルダ1を引き出す。
【0038】
シガライタ20は、板ばね23により、収納部300の上面304方向に押し付ける弾性力が付加されているので、カップホルダ1が引き出されるにつれて、収納部300の角部301aにシガライタホルダ22の上面222が接触しながら、シガライタ20が支持軸200を中心に回転する。
【0039】
この回転により、シガライタ20は、図3(b)に示すように、シガライタ20が開口19より突出する。
【0040】
また、カップホルダ1が引き出されることにより、カップホルダ1の端子13aが、収納部300の右側面302に沿って移動し、右側面302の端子302aに摺動しながら電気的に接続するとともに、端子14aが、収納部300の左側面303に沿って移動し、左側面303の端子303aに摺動しながら電気的に接続する。
【0041】
利用者は、シガライタ本体21をシガライタホルダ22に押し込む、又は、シガライタ本体21をシガライタホルダ22から抜き出し、電源プラグ等をシガライタホルダ22に差し込む。
【0042】
利用者は、カップホルダ1の使用が終了した後、カップホルダ1を収納部300に収納するため、カップホルダ1を収納部300に押し込む。
【0043】
収納部300の角部301aがシガライタホルダ22の上面222に接触しているため、カップホルダ1の押し込まれるにつれて、角部301aによりシガライタホルダ22が下方向に押され、板ばね23が下方に弾性変形を行い、シガライタ20は開口19に収納される。
【0044】
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係るカップホルダ1は、利用者の多様な要望に対応することができる。具体的には、カップホルダ1は、例えば、第1のホルダ17又は第2のホルダ18に適応する灰皿を設置すること、飲料用のカップを設置すること、が可能である。また、シガライタ20が不要な場合は、例えば、シガライタ本体21の代わりにシガライタホルダ22に電源プラグ等を差し込んで、利用者が持ち込んだ電子機器等に電源供給させたり、シガライタ20の代わりに電子機器等に電源供給させるアクセサリソケットをカップホルダ1に取り付けたりすることが、容易に可能となり、利用者の多様な要望に対応することができる。
【0045】
また、カップホルダ1は、シガライタ20を備えているので、他の場所にシガライタ20を配置する必要がない。従って、例えば、インストルメントパネル30に配置されるスイッチ等の配置の自由度が増し、車室内のデザイン性が高まる。
【0046】
さらに、カップホルダ1は、使用しないときは、収納部300に収納されるので、意匠としても優れている。
【0047】
シガライタ20に供給される電流は、カップホルダ1の端子13a及び端子14a、及び収納部300の端子302a及び端子303aが接触することにより供給されるので、シガライタホルダ22にハーネスを取り付ける場合と比べて、カップホルダ1を引き出したり押し込んだりする際に邪魔にならず、ハーネスの断線の可能性がない。
【0048】
(変形例1)
図3(c)は、変形例1に係るカップホルダを側面から見た模式図である。このシガライタホルダ22には、一例として、車両3のバッテリから電流を供給させるための電源プラグ24が挿入されている。
【0049】
また、このカップホルダ1は、収納部300に収納された状態で開閉可能な開閉部としての蓋11aを備えている。
【0050】
従って、カップホルダ1は、電源プラグ24がシガライタホルダ22に差し込まれた場合、蓋11aが開けられることにより、電源プラグ24のコード25をカップホルダ1の外に取り出すことができる。この蓋11aは、カップホルダ1を収納部300に収納した状態で開けることができるので、カップホルダ1を引き出した状態で、電源プラグ24を使用しなくても良い。従って、このカップホルダ1は、利用者の利便性が高く、また、使用しない場合は、蓋11aを閉じることができるので、意匠としても優れている。
【0051】
また、シガライタ20の代わりにアクセサリソケットが設けられている場合も同様に、カップホルダ1は、蓋11aが開けられることにより、アクセサリソケットに差し込まれた電源コードをカップホルダ1の外に取り出すことができる。
【0052】
(変形例2)
図3(d)は、変形例2に係るカップホルダの正面からの概略図である。このカップホルダ1の前面11には、例えば、図3(d)に示すように、前面11の上部に開口110が形成されている。つまり、変形例1と同様に、シガライタホルダ22に電源プラグ24が挿入された場合、カップホルダ1は、コード25が開口110から取り出されるので、引き出した状態で使用されるのではなく、収納部300に収納された状態で使用される。従って、このカップホルダ1は、利用者の利便性が高く、また、意匠としても優れている。
【0053】
なお、変形例1及び変形例2において、収納部300の端子302a及び303aは、カップホルダ1が引き出された状態のみならず、カップホルダ1が収納された状態において、カップホルダ1の端子13a及び端子14aと電気的に接続するように構成される。例えば、端子302a及び303aが、右側面302及び左側面303の全域に渡って形成されても良いし、それぞれの側面の前方と後方の二箇所に端子が設けられても良い。
【0054】
また、他の変形例として、変形例1に記載の蓋11aに開口110が形成されても良い。
【0055】
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0056】
1…カップホルダ、3…車両、11…前面、11a…蓋、12…後面、13…右側面、13a…端子、14…左側面、14a…端子、15…表面、16…裏面、17…第1のホルダ、18…第2のホルダ、19…開口、19a…底部、20…シガライタ、21…シガライタ本体、22…シガライタホルダ、23…板ばね、24…電源プラグ、25…コード、30…インストルメントパネル、31…アームレスト、110…開口、200…支持軸、221…下面、222…上面、300…収納部、301a…角部、302…右側面、302a…端子、303…左側面、303a…端子、304…上面


【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に設けられた収納部に出し入れ可能に収納され、引き出された状態で使用可能となるシガライタ又はアクセサリソケットを備えた引出型収納装置。
【請求項2】
容器を保持する少なくとも1つの保持部を備えた請求項1に記載の引出型収納装置。
【請求項3】
前記収納部内の対向する側面のそれぞれに設けられた端子と電気的に接続する端子を側面に備えた請求項1又は請求項2に記載の引出型収納装置。
【請求項4】
前記シガライタ又は前記アクセサリソケットが収納される開口と、
前記収納部から引き出されると前記シガライタ又は前記アクセサリソケットを前記開口から突出させる弾性部材と、
を備えた請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の引出型収納装置。
【請求項5】
前記収納部に収納された状態で開閉可能な開閉部を備えた請求項4に記載の引出型収納装置。
【請求項6】
前面に開口を備えた請求項4に記載の引出型収納装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−43545(P2013−43545A)
【公開日】平成25年3月4日(2013.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−182501(P2011−182501)
【出願日】平成23年8月24日(2011.8.24)
【出願人】(000003551)株式会社東海理化電機製作所 (3,198)
【Fターム(参考)】