説明

情報カード

【課題】カード全体が透明に形成してあって、表面と裏面の双方から絵柄を見ることができ、しかも、表面側と裏面側とで異なる絵柄を奥行きのある状態で立体的に視認できる情報カードを提供する。
【解決手段】透明のコアシート3と、コアシート3の表裏にそれぞれ積層される透明の保護シート4・5とでカード本体1形成する。コアシート3と両保護シート4・5の積層面に、第1表絵柄8と、第1裏絵柄10と、第2表絵柄9と、第2裏絵柄11を印刷する。第1表絵柄8と第1裏絵柄10とは、絵柄化される対象の前面および後面の絵柄で形成して、両絵柄8・9の外郭線を一致させる。第1表絵柄8や第1裏絵柄10の外面に、一部が重なる状態で第2表絵柄9や第2裏絵柄11を印刷して奥行き感を強調する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カード内部に遠近感や奥行き感などの立体感を感じさせる立体印刷が施してある情報カードに関する。
【背景技術】
【0002】
この種のカードは、例えば特許文献1に公知である。そこでは第1基材層と、第1基材層の表面に印刷される第1絵柄と、第1絵柄の外面に積層される第2基材層と、第2基材層の外面に形成される第2絵柄と、第2絵柄の外面に積層される透明保護層などでカードを構成している。第1基材層が紙や合成紙などの不透明材で形成してあるのに対し、第2基材層は透明なプラスチック材で形成してある。また、第1基材層の厚みが80μmであるのに対し、第2基材層の厚みは680μmと分厚く形成してある。
【0003】
上記のカードは、第1絵柄のうち立体感を強調したい部分の絵柄を第2絵柄として印刷しておき、第2絵柄と第1絵柄を斜めから見るとき、立体感を強調したい部分の絵柄が浮き上がったように見え、あるいは絵柄の縁部分に影が付くようにしたものである。
【0004】
【特許文献1】特開平10−309884号公報(段落番号0008〜0012、図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のカードによれば、第2絵柄と第1絵柄との視差、具体的には第2基材層の厚みおよび屈折率の違いに基づく両絵柄の見え方の差によって立体感が得られる。しかし、立体感を発揮できるのはカードの表面だけであり、しかも奥行き感が第2絵柄を設けた部分に限定され、絵柄の見え方が見る人にとって手前側の第2絵柄と、奥側の第1絵柄との2層に限られる点で興趣に欠ける。また、表面側は透明感が得られるものの、紙などで形成した第1基材層の裏面側は透明感がなく、通常のカードにしか見えない点でも面白みに欠ける。
【0006】
第1基材層の裏面側に、表面側と同様の第1絵柄、第2基材層、あるいは第2絵柄を付加すると、カードの表裏両面において立体感に富む絵柄を見ることができる。しかし、特許文献1のカードにおいては、絵柄の立体感(視差)を強調するために、第2基材層の厚みを680μmと分厚く形成している。そのため表裏両面に立体印刷構造を設けると、カードの全厚寸法が1440μm以上となり、カードの仕様寸法をはるかに越えることから磁気カードやICカードとして使用できなくなる。また、表裏両面に立体印刷構造を設けた場合には、表面の絵柄が裏面側から透けて見え、同様に裏面の絵柄が表面側から透けて見えるため、絵柄が煩雑に見えるのを避けられず、表面側の絵柄と裏面側の絵柄とをどのように調和させるかが問題となる。
【0007】
本発明の目的は、カード全体が透明に形成してあって、表面側からはもちろん裏面側からも絵柄を立体的に見ることができる情報カードを提供することにある。本発明の目的は、表面側と裏面側とで異なる絵柄を立体的に視認でき、しかも3層以上の絵柄によって充分な奥行き感を発揮できる情報カードを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の情報カードは、透明のコアシート3と、コアシート3の表裏にそれぞれ積層される透明の保護シート4・5とを備えている。コアシート3と両保護シート4・5の積層面に、第1表絵柄8と、第1裏絵柄10と、第2表絵柄9と、第2裏絵柄11を印刷する。第1表絵柄8と第1裏絵柄10とは、絵柄化される対象の対を成す外観を表現する絵柄で形成されて、両絵柄8・9の外郭線が一致させてあることを特徴とする。本発明において、絵柄化された対象の「対を成す外観」とは、例えば対象の前面と後面、左側面と右側面、上面と下面、斜め前と斜め後、あるいは表と裏のように対になる外観を意味する。本発明における「透明」とは、完全透明に限られず、半透明、色付き透明も含む概念である。
【0009】
コアシート3の表面に、第1表絵柄8と第2表絵柄9とを印刷し、コアシート3の裏面に、第1裏絵柄10と第2裏絵柄11とを印刷する。
【0010】
第1表絵柄8と第1裏絵柄10との少なくともいずれか一方の外面の一部に白色の隠蔽絵柄12を印刷し、隠蔽絵柄12を含むコアシート3に第2表絵柄9と第2裏絵柄11の少なくともいずれか一方を印刷する。
【0011】
コアシート3の厚み範囲内に、アンテナ付きICチップ2を埋設固定して、ICチップ2の埋設部分の表裏を各絵柄8〜11のいずれかで隠蔽する。
【発明の効果】
【0012】
本発明においては、透明のコアシート3と、コアシート3の表裏に積層される透明の保護シート4・5とで情報カードを構成して、カード全体が透明になるようにした。また、コアシート3と両保護シート4・5の積層面に、第1表絵柄8、第1裏絵柄10、第2表絵柄9、および第2裏絵柄11を印刷し、第1表絵柄8と第1裏絵柄10を、絵柄化される対象の対を成す外観を表現する絵柄、例えば前面と後面の絵柄で形成して、両絵柄8・9の外郭線を一致させるようにした。
【0013】
上記のように本発明の情報カードによれば、全体が透明なカード本体1のコアシート3の表裏に各絵柄8〜11を印刷するので、表面側からはもちろん裏面側からも絵柄を見ることができ、しかもカード本体1の表側と裏側とで異なるデザインの絵柄として、興趣に富む情報カードとすることができる。第1表絵柄8と第1裏絵柄10を例えば前面と後面の絵柄で形成して、両絵柄8・9の外郭線を一致させるので、カード本体1を表側と裏側から見るときの印象を統一化しながら、両絵柄8・10の外郭線が互いに邪魔しあって煩雑に見えるのを避け、表側と裏側のデザインを調和させることができる。さらに、コアシート3の表裏に各絵柄8〜11を印刷することにより、保護シート4・5を透かして見える絵柄と、保護シート4・5およびコアシート3を透かして見える絵柄とによって、絵柄に奥行き感を与えることができ、各絵柄の奥行き感の違いによってカード本体1の表側と裏側のそれぞれにおいて立体感を強調できる。
【0014】
コアシート3の表面に第1表絵柄8と第2表絵柄9を印刷し、コアシート3の裏面に第1裏絵柄10と第2裏絵柄11を印刷する情報カードによれば、各絵柄8〜11を同じ素材シートの表裏に印刷すればよいので、各絵柄8〜11の位置合わせを印刷過程で確実にしかも容易に行うことができ、例えばコアシート3(の素材シート)に熱圧着される表裏の保護シート4・5に第2表絵柄9や第2裏絵柄11を印刷する場合に比べて、各絵柄8〜11の位置ずれを一掃できる。
【0015】
第1表絵柄8や第1裏絵柄10の外面の一部に白色の隠蔽絵柄12を印刷したうえで、隠蔽絵柄12を含むコアシート3に第2表絵柄9や第2裏絵柄11を印刷する情報カードによれば、カード本体1を表側と裏側から見るときの第2表絵柄9または第2裏絵柄11の見え方を異ならせて奥行き感を与えることができ、少なくとも絵柄が3層以上重なっているような印象を与えてさらに立体感を強調できる。また、第2表絵柄9や第2裏絵柄11が、第1表絵柄8や第1裏絵柄10と重なる部分に隠蔽絵柄12を形成し、その外面に第2表絵柄9や第2裏絵柄11を印刷することにより、絵柄が重なる部分と、そうでない部分とで第2表絵柄9や第2裏絵柄11の色合いが異なって見えるのを解消して、各絵柄が形成してある層の違いを明確化し、奥行き感を強調できる。
【0016】
コアシート3に埋設固定したICチップ2の埋設部分の表裏を各絵柄8〜11のいずれかで隠蔽する情報カードによれば、ICチップ2が埋設してあることをカード外面から視認されるのを困難化して、ICチップ2によって各絵柄8〜11のデザインが損なわれるのを抑止し、カード本体1の外観上の印象を整えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
(実施例) 図1ないし図4は本発明をICカードに適用した実施例を示す。図1に示すように、ICカードは縦長長方形状のカード本体1と、カード本体1に埋設固定されるアンテナ付きICチップ2とで構成してある。カード本体1は、透明のコアシート3と、コアシート3の表裏にそれぞれ積層される透明の表保護シート(保護シート)4および透明の裏保護シート(保護シート)5とで構成してあり、その全厚寸法は0.8mmである。コアシート3と表保護シート4の積層面には、第1表絵柄8と第2表絵柄9とが印刷され、コアシート3と裏保護シート5の積層面には、第1裏絵柄10と第2裏絵柄11とが印刷されている。
【0018】
コアシート3、および表裏の保護シート4・5は、それぞれ透明な非結晶性ポリエステル(PET−G)製のシートで形成してある。表裏の保護シート4・5の厚み寸法がそれぞれ0.25mmに設定されるのに対し、コアシート3の厚み寸法は0.28mmに設定してある。
【0019】
各絵柄8〜11は以下の手順に従ってスクリーン印刷法とオフセット印刷法で印刷される。非結晶性ポリエステル製の素材シート(コアシート)の表面に、不透明のインクを使用して第1表絵柄8を印刷し、さらに半透明のインクを使用して第2表絵柄9を印刷する。この実施例における第1表絵柄8は、人物(対象)を前面側からみた写真映像になっている。
【0020】
第2表絵柄9は、カード端部を幅方向へ横断する装填方向表示であり、その中央部分に非印刷部分からなる三角形の方向表示9aが形成してある。図示していないが、上記の各絵柄8・9の印刷に並行して、ICカードを発行した法人や組織などのロゴマークやカード名などが素材シートに印刷される。なお、ロゴマークなどは、カードの裏側からみるとき鏡文字として見える。上記以外に、コアシート3の下部側に、下端から上部へ向かって色が徐々に淡く変化する地模様(グラディエーション模様)が印刷してあるが、図面が煩雑になるのを避けるために省略している。以上で素材シートに対する表面側の印刷が終了する。
【0021】
引き続き、素材シートに対する裏面側の印刷を行うが、裏面側の第2裏絵柄11は花柄部分11aと、翼部分11bとに分けて印刷される。詳しくは、表面側の印刷が終了した素材シートを反転したのち、図2ないし図4に示すように、半透明のインクを使用して第2裏絵柄11の花柄部分11aを印刷し、さらに不透明のインクを使用して第1裏絵柄10を印刷する。次に第2裏絵柄11の翼部分11bを印刷するが、翼部分11bの一部は第1裏絵柄10と重なるため、この重なる部分に翼部分11bと共通する不透明白色の隠蔽絵柄12を印刷したうえで、半透明のインクを使用して翼部分11bを印刷する。このように、第1裏絵柄10と重なる部分に隠蔽絵柄12を印刷し、その外面を含んで翼部分11bを印刷することにより、翼部分11bが第1裏絵柄10と重なる部分と、第1裏絵柄10と重ならない部分とで見かけの色が異なるのを解消できる。
【0022】
第1裏絵柄10は、第1表絵柄8の絵柄になった人物を、同じポーズで背面側から見た写真映像になっている。したがって、第1表絵柄8と第1裏絵柄10とは、両絵柄の外郭線が一致する状態で重なる。図2に示すように、第2裏絵柄11の花柄部分11aはカードの表側と裏側のいずれの側からも視認できる。また、第2裏絵柄11の翼部分11bは、カードの裏側からは全て視認できるが、カード本体1の表側からは第1裏絵柄10と重なっていない部分のみを視認できる。このように、カードの表と裏で絵柄の見え方を異ならせることにより、奥行き感を増し立体感を強調できる。上記の各印刷部分のうち、隠蔽印刷部分がスクリーン印刷法で印刷され、絵柄印刷部分がオフセット印刷法で印刷される。
【0023】
以上の印刷工程が終了したのち、素材シートに四角形の装填穴を打ち抜き形成し、そこにICチップ2を嵌め込み装着して、素材シート(コアシート)の厚み範囲内に収める。最後に素材シートの表面および裏面に保護シート材(保護シート)を重ね、熱および圧力を加えて挟圧することにより素材シートおよび保護シート材を一体化できる。このように熱圧着されたブランクシートを、所定の縦横寸法に打ち抜くことにより、一群のICカードが得られる。
【0024】
以上のように構成したICカードは、コアシート3、表保護シート4、および裏保護シート5の全てが透明シート材で形成してあるので、カード本体1の殆どの部分が透けて見え、第1表絵柄8と第1裏絵柄10とがあたかも空中に浮かんだように立体的に見える。透徹感や冷涼感もある。また、第1表絵柄8と第1裏絵柄10とは人物を正面および裏面から見た写真映像になっていて、カード本体1の表裏でデザインが異なっており、その分だけICカードの見た目の印象を鮮烈なものとして興趣を醸すことができる。
【0025】
第2裏絵柄11の花柄部分11aは、カード本体1の表側と裏側とのいずれの側からも視認されて、あたかも第1表絵柄8および第1裏絵柄10の奥に花柄部分11aが背景として配置してあるような立体感が得られる。第2裏絵柄11の翼部分11bは、カード本体1の表側と裏側とで見え方が異なり、とくに、カード本体1を裏面側から見るとき、見る人にとって手前側から順に翼部分11b、第1裏絵柄10の人物、花柄部分11aが配置してあるように見え、奥行き感に富む絵柄模様となる。つまり、見る人に3層の絵柄が重なっているような印象を与えて奥行き感を強調できる。
【0026】
図5は情報カードの別実施例を示す。そこでは、コアシート3の表面に第1表絵柄8と同じ外郭形状の隠蔽絵柄14を印刷したのち、その外面に第1表絵柄8を印刷するようにした。同様に、コアシート3の裏面に第1裏絵柄10と同じ外郭形状の隠蔽絵柄14を印刷したのち、その外面に第1裏絵柄10を印刷する。隠蔽絵柄14は不透明白色のインクで印刷する。このように、第1表絵柄8および第1裏絵柄10を隠蔽絵柄14の外面に印刷すると、第1表絵柄8と第1裏絵柄10の色調が大きく異なるような場合でも、各絵柄8・10の色調を正確に再現することができる。
【0027】
上記の実施例においては、奥行き感や遠近感を醸す絵柄を第2裏絵柄11のみで構成したが、第2表絵柄9を利用して奥行き感や遠近感を醸す絵柄を構成することができる。その場合には、第1表絵柄8の外面の一部に白色の隠蔽絵柄12を印刷し、隠蔽絵柄12を含むコアシート3の表面に第2表絵柄9を印刷することにより、見る人に4層の絵柄が重なっているような印象を与えて奥行き感をさらに強調することができる。
【0028】
コアシート3の厚み寸法は0.2〜0.5mmの範囲内で選定することが好ましい。なお、コアシート3の厚み寸法が大きく設定してあると、コアシート3を透かして第2表絵柄9または第2裏絵柄11を斜めに見るときの視差を大きくして奥行き感を強調することができる。第2表絵柄9は表保護シート4のコアシート3との積層面に印刷することができる。同様に第2裏絵柄11は裏保護シート5のコアシート3との積層面に印刷することができる。さらに第2表絵柄9と第2裏絵柄11とを同じ絵柄にしておいて、コアシート3を介して両絵柄10・11を見るときの視差によって、絵柄を浮き上がらせ、あるいは絵柄の縁部分に影を付けることができる。
【0029】
コアシート3および表裏の両保護シート4・5は、焼却時に塩素ガスが発生しないPET−Gで形成してあることが好ましいが、必要があればポリ塩化ビニールシートや、ABS樹脂シートなどで形成することができる。コアシート3と表裏の両保護シート4・5の形成素材は異なっていてもよい。
【0030】
上記の実施例においては、ICチップ2が組み込んであることを明確化するために、各絵柄8〜11が形成されていない部分にICチップ2を配置した場合を例示したが、必要があれば、ICチップ2の埋設部分の表裏を各絵柄8〜11で隠蔽することができる。第1表絵柄8と第1裏絵柄10は、人、動物、植物、昆虫、建物、乗り物、自然の風景などをモチーフにして絵柄化することができる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明の情報カードは、磁気ストライプ、接触型のICチップ、非接触型のICチップ、ICタグ、2次元バーコードなどの、情報信号を読み書きするための記録媒体の少なくともひとつを備えている情報記録カードに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】ICカードの分解斜視図である。
【図2】ICカードの正面図、および背面図である。
【図3】カード本体に印刷される絵柄の分解斜視図である。
【図4】ICカードの断面構造を示す断面図である。
【図5】印刷構造の別実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
【0033】
1 カード本体
2 ICチップ
3 コアシート
4 表保護シート
5 裏保護シート
8 第1表絵柄
9 第2表絵柄
10 第1裏絵柄
11 第2裏絵柄

【特許請求の範囲】
【請求項1】
透明のコアシートと、前記コアシートの表裏にそれぞれ積層される透明の保護シートとを備えており、
前記コアシートと前記両保護シートの積層面に、第1表絵柄と、第1裏絵柄と、第2表絵柄と、第2裏絵柄が印刷されており、
前記第1表絵柄と前記第1裏絵柄とは、絵柄化される対象の対を成す外観を表現する絵柄で形成されて、前記両絵柄の外郭線が一致させてあることを特徴とする情報カード。
【請求項2】
前記コアシートの表面に、前記第1表絵柄と前記第2表絵柄とが印刷されており、
前記コアシートの裏面に、前記第1裏絵柄と前記第2裏絵柄とが印刷してある請求項1記載の情報カード。
【請求項3】
前記第1表絵柄と前記第1裏絵柄との少なくともいずれか一方の外面の一部に白色の隠蔽絵柄が印刷され、前記隠蔽絵柄を含む前記コアシートに前記第2表絵柄と前記第2裏絵柄の少なくともいずれか一方が印刷してある請求項2記載の情報カード。
【請求項4】
前記コアシートの厚み範囲内に、アンテナ付きICチップが埋設固定されて、前記ICチップの埋設部分の表裏が前記各絵柄のいずれかで隠蔽してある請求項2または3記載の情報カード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−95988(P2009−95988A)
【公開日】平成21年5月7日(2009.5.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−267129(P2007−267129)
【出願日】平成19年10月12日(2007.10.12)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第3項適用申請有り 平成19年9月12日〜14日 社団法人 日本自動認識システム協会主催の「第9回自動認識総合展」に文書をもって発表
【出願人】(591009093)マクセル精器株式会社 (30)
【Fターム(参考)】