情報処理システム
【課題】不連続な地域であってもそれらの地域から同じ条件で情報を検索できる情報処理システムを得る。
【解決手段】サーバ1と複数の情報処理端末50とがネットワーク30を通じて接続され、情報処理端末50よりサーバ1に格納されている登録情報データベース6を検索する情報処理システム。サーバ1は、情報処理端末50にて設定された地域に関連する属性を登録する地域情報データベース3と、属性と検索対象となる情報を関連付けて登録する登録情報データベース6とを備えている。サーバ1は、情報処理端末50から検索要求が送信されると、登録情報データベース6に記憶されている情報のなかから、検索要求された属性の登録情報を検索し、情報処理端末50に送信する。
【解決手段】サーバ1と複数の情報処理端末50とがネットワーク30を通じて接続され、情報処理端末50よりサーバ1に格納されている登録情報データベース6を検索する情報処理システム。サーバ1は、情報処理端末50にて設定された地域に関連する属性を登録する地域情報データベース3と、属性と検索対象となる情報を関連付けて登録する登録情報データベース6とを備えている。サーバ1は、情報処理端末50から検索要求が送信されると、登録情報データベース6に記憶されている情報のなかから、検索要求された属性の登録情報を検索し、情報処理端末50に送信する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、特に、サーバと複数の情報処理端末とがネットワークを通じて接続され、情報処理端末よりサーバに格納されている情報データベースを検索する情報処理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、電子データ化された膨大な情報をサーバに格納し、複数の情報処理端末(ユーザのパソコンや携帯端末など)からの検索要求に応える情報処理システムが開発されている。特に、情報処理端末の位置情報と必要とされる情報の属性とが関連付けて予め登録され、サーバは利用者(情報処理端末)の位置情報を検出し、格納されている情報データベースから利用者の位置情報に基づいて近い地域に関連する情報を順次検索、返信するシステムが提案されている。あるいは、検索位置情報から一定の地域範囲に含まれる情報を検索、返信するシステムが提案されている。
【0003】
具体的には、特許文献1には、所定エリアを担当するウェブサーバを備えたシステムであり、ウェブサーバは担当エリア内の情報が記述されたウェブページに関する情報をエリア内の特定の位置情報と関連付けて登録しておくウェブページデータベースと、ユーザの属性情報を特定の位置情報と関連付けて登録しておくユーザデータベースと、ユーザのパソコンから入力された検索条件に従ってウェブページデータベース内を検索し、該当するウェブページを抽出するウェブページ検索手段と、抽出された各ウェブページの位置情報とユーザの位置情報とを比較して、各ウェブページ情報をユーザに近い順に整列させる検索結果整列手段と、これをウェブページの位置情報とともにユーザのパソコンに送信する検索結果送信手段と、を備えたウェブ情報提供システムが記載されている。
【0004】
特許文献2には、端末から、登録位置情報と関心事情報とを含む位置情報ブックマーク情報を取得する情報取得手段と、情報取得手段が取得した位置情報ブックマーク情報を端末に発信する情報発信手段と、を備えた情報送受信システムが記載されている。情報発信手段は端末から検索位置情報を受け付け、検索位置情報に特定される位置と一定の距離の範囲内にある位置に対応する位置情報ブックマーク情報を抽出する情報検索手段を含み、情報検索手段によって抽出された位置情報ブックマーク情報に含まれる関心事情報に関する情報を端末に送信する。
【0005】
しかしながら、前記いずれのシステムにおいても、連続した地域の検索が前提となっており、不連続な地域であっても同一条件で検索したい要求、例えば、複数の地域に拠点を持つ企業で、いずれの拠点にあっても同じ条件で検索したいという要求を満たすことはできない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2002−15222号公報
【特許文献2】特開2008−242526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明の目的は、不連続な地域であってもそれらの地域から同じ条件で情報を検索できる情報処理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の目的を達成するため、本発明の一形態である情報処理システムは、
サーバと複数の情報処理端末とがネットワークを通じて接続され、情報処理端末よりサーバに格納されている情報データベースを検索する情報処理システムであって、
前記サーバは、前記情報処理端末にて設定された地域に関連する属性を登録する手段と、前記属性と検索対象となる情報を関連付けて登録する手段と、前記属性を検索する手段と、を備え、
前記サーバは、前記情報処理端末から検索要求が送信されると、前記情報データベースに記憶されている情報のなかから、検索要求された属性の登録情報を検索して前記情報処理端末に送信すること、
を特徴とする。
【0009】
前記情報処理システムにおいては、地域情報と属性とを関連付けてサーバに登録しておくため、不連続な地域であっても仮想的に連続した地域として取り扱うことになり、仮想的に連続した地域からは同じ条件で情報を検索することができる。例えば、属性“仕事”を大阪市と伊丹市とで登録した場合には、大阪市にある情報処理端末からサーバにアクセスした場合、大阪市と伊丹市に関して属性“仕事”の情報を検索し、サーバはこれらの属性“仕事”の情報を上昇処理端末に送信する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、不連続な地域であってもそれらの地域から同じ条件で情報を検索できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施例1〜6である情報処理システムの構成図である。
【図2】実施例1,5,6で使用されるサーバ及び情報処理端末を示すブロック図である。
【図3】実施例1〜5における地域情報を示す模式図である。
【図4】実施例1〜4,6における情報処理端末による地域情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図5】実施例1〜6におけるサーバでの地域情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図6】実施例1,3,6における情報処理端末による情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図7】実施例1,3,6におけるサーバでの情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図8】実施例1,2,6における情報処理端末による情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図9】実施例1,2,6におけるサーバでの情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図10】実施例2,3で使用されるサーバ及び情報処理端末を示すブロック図である。
【図11】実施例2における情報処理端末による情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図12】実施例2におけるサーバでの情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図13】実施例3における情報処理端末による情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図14】実施例3におけるサーバでの情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図15】実施例4で使用されるサーバ及び情報処理端末を示すブロック図である。
【図16】実施例4における情報処理端末による属性条件登録手順を示すフローチャート図である。
【図17】実施例4におけるサーバでの属性条件情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図18】実施例4における情報処理端末による情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図19】実施例4におけるサーバでの情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図20】実施例4における情報処理端末による情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図21】実施例4におけるサーバでの情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図22】実施例5における情報処理端末による地域情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図23】実施例5における情報処理端末による情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図24】実施例5におけるサーバでの情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図25】実施例5における情報処理端末による情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図26】実施例5におけるサーバでの情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図27】実施例6における地域情報を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明に係る情報処理システムの実施例について、添付図面を参照して説明する。
【0013】
(実施例1、図1〜図9参照)
実施例1である情報処理システムは、図1に示すように、基地局として機能するサーバ1と、パソコンや携帯端末などの複数の情報処理端末50(50−1〜50−n)とがネットワーク30などの通信手段によって接続されている。サーバ1には情報データベースが格納されており、それぞれの情報処理端末50によって情報データベースを検索可能である。
【0014】
サーバ1は、図2に示すように、CPU2を中心として、地域情報を格納する地域情報データベース3、地域情報を登録する地域情報登録部4、地域情報を検索する地域情報検索部5、情報を登録する登録情報データベース6、情報を登録する情報登録部7、登録情報を検索する登録情報検索部8、ネットワークインターフェース部11、地域情報や登録情報を記憶するRAM9やHDD10にて構成されている。ネットワークインターフェース部11は、情報処理端末50からの登録要求、検索要求を受信し、情報処理端末50へ登録結果、検索結果を送信する。
【0015】
情報処理端末50は、図2に示すように、CPU52を中心として、地域情報や登録情報を入力する入力部53、入力した地域情報や登録情報及びサーバ1からの結果を表示する表示部54、サーバ1へ情報登録要求を行う情報登録要求部55、サーバ1へ検索要求を行う検索要求部56、ネットワークインターフェース部61、検索結果などを記憶するRAM59やHDD60にて構成されている。ネットワークインターフェース部61は、サーバ1へ登録要求、検索要求を送信し、サーバ1からの登録結果、検索結果を受信する。
【0016】
情報処理端末50による地域情報の登録は図4に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から、地域と属性を入力し(ステップS1)、サーバ1へ地域情報(地域と属性)登録要求を送信する(ステップS2)。地域とは表1に示すように、例えば、A〜Fがあり、Aは大阪市、Bは伊丹市などそれぞれの行政区画に対応している。属性とは“仕事”、“趣味”などである。例えば、表2に示すように、ユーザGに関しては、地域A、Fに“仕事”の属性を関連付け、地域B〜Eに“趣味”の属性を関連付けて登録要求する。地域A〜Fは模式的には図3に示すとおりである。地域A〜Fはそれぞれ独立した不連続な地域であるが、属性によって関連付けられて仮想的に連続した地域として取り扱うことが可能になる。その後、情報処理端末50は、前記登録結果の受信を待ち(ステップS3)、受信すると(ステップS4でYES)、地域情報登録結果を表示部54に表示する(ステップS5)。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
サーバ1による地域情報登録は図5に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの登録要求を待ち(ステップS11)、登録要求があれば(ステップS12でYES)、地域情報登録要求に含まれている地域情報(表2参照)を地域情報データベース3に登録する(ステップS13)。その後、サーバ1は、登録結果を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS14)。
【0020】
情報処理端末50による情報登録は図6に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から属性と登録情報を入力し(ステップS21)、サーバ1へ情報(属性と登録情報)登録要求を送信する(ステップS22)。ここで送信される情報とは、表3に示すように、情報H(例えば、予約したい会議室)で、その属性は“仕事”であり、情報を属性と関連付けて登録要求する。その後、情報処理端末50は、前記情報登録結果の受信を待ち(ステップS23)、受信すると(ステップS24でYES)、情報登録結果を表示部54に表示する(ステップS25)。
【0021】
【表3】
【0022】
サーバ1による情報登録は図7に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの属性を含む情報登録要求を待ち(ステップS31)、登録要求があれば(ステップS32でYES)、属性と情報を登録情報データベース6に登録する(ステップS33)。その後、サーバ1は、情報登録結果を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS34)。
【0023】
情報処理端末50による情報検索は図8に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から検索属性を入力し(ステップS41)、サーバ1へ属性を含む検索要求を送信する(ステップS42)。その後、情報処理端末50は、検索結果の受信を待ち(ステップS43)、受信すると(ステップS44でYES)、検索結果を表示部54に表示する(ステップS45)。
【0024】
サーバ1による情報検索は図9に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの属性を含む検索要求を待ち(ステップS51)、検索要求があれば(ステップS52でYES)、属性をキーに登録情報データベース6を検索する(ステップS53)。その後、サーバ1は、属性と同じ登録情報を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS54)。
【0025】
(実施例2、図1、図3〜図5、図8〜図12参照)
実施例2である情報処理システムは、図1に示したものと同様である。
【0026】
サーバ1は、図10に示すように、CPU2を中心として、地域情報を格納する地域情報データベース3、地域情報を登録する地域情報登録部4、地域情報を検索する地域情報検索部5、情報を登録する登録情報データベース6、情報を登録する情報登録部7、登録情報を検索する登録情報検索部8、地域属性判断部17、ネットワークインターフェース部11、地域情報や登録情報を記憶するRAM9やHDD10にて構成されている。地域属性判断部17は、登録情報要求に含まれる位置情報と、地域情報データベース3に格納されている地域情報から位置情報が、どの地域に含まれるかを判断する。ネットワークインターフェース部11は、情報処理端末50からの登録要求、検索要求を受信し、情報処理端末50へ登録結果、検索結果を送信する。
【0027】
情報処理端末50は、図10に示すように、CPU52を中心として、地域情報や登録情報を入力する入力部53、入力した地域情報や登録情報及びサーバ1からの結果を表示する表示部54、サーバ1へ情報登録要求を行う情報登録要求部55、サーバ1へ検索要求を行う検索要求部56、位置情報を検出する位置情報検出部58、ネットワークインターフェース部61、検索結果などを記憶するRAM59やHDD60にて構成されている。ネットワークインターフェース部61は、サーバ1へ登録要求、検索要求を送信し、サーバ1からの登録結果、検索結果を受信する。
【0028】
情報処理端末50による地域情報の登録は図4に示した手順によって行われる。これに対するサーバ1による地域情報登録は図5に示した手順によって行われる。
【0029】
情報処理端末50による情報登録は図11に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から登録情報を入力する(ステップS61)。また、情報処理端末50は自己の現在位置を検出し、この位置情報を含む情報登録要求をサーバ1へ送信する(ステップS62)。ここで送信される情報登録要求には、表4に示すように、情報Iと位置情報であるx,y,zを含む。なお、位置情報は、検出部58で検出された情報以外に、ユーザがそのときに入力してもよい。その後、情報処理端末50は、前記情報登録結果の受信を待ち(ステップS63)、受信すると(ステップS64でYES)、情報登録結果を表示部54に表示する(ステップS65)。
【0030】
【表4】
【0031】
サーバ1による情報登録は図12に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの情報登録要求を待ち(ステップS71)、登録要求があり(ステップS72でYES)、かつ、位置情報があれば(ステップS73でYES)、位置情報をキーに地域情報データベース3を検索する(ステップS74)。そして、位置情報を含有する地域情報の属性を抽出し(ステップS75)、地域情報から抽出した属性と登録情報とを関連付け(ステップS76)、属性と登録情報を登録情報データベース6に登録する(ステップS77)。その後、サーバ1は、情報登録結果を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS78)。なお、位置情報がなければ(ステップS73でNO)、前記ステップS77へ移行する。
【0032】
情報処理端末50による情報検索は図8に示した手順によって行われる。これに対する、サーバ1による情報検索は図9に示した手順によって行われる。
【0033】
(実施例3、図1、図3〜図7、図10、図13及び図14参照)
実施例3である情報処理システムは、図1に示したものと同様である。また、サーバ1及び情報処理端末50の構成は図10に示したものと同様である。
【0034】
情報処理端末50による地域情報の登録は図4に示した手順によって行われる。これに対するサーバ1による地域情報登録は図5に示した手順によって行われる。情報処理端末50による情報登録は図6に示した手順によって行われる。これに対するサーバ1による情報登録は図7に示した手順によって行われる。
【0035】
情報処理端末50による情報検索は図13に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から検索属性を入力する(ステップS81)。また、情報処理端末50は自己の現在位置を検出し、この位置情報を含む検索要求をサーバ1へ送信する(ステップS82)。なお、位置情報は、検出部58で検出された情報以外に、ユーザがそのときに入力してもよい。その後、情報処理端末50は、検索結果の受信を待ち(ステップS83)、受信すると(ステップS84でYES)、検索結果を表示部54に表示する(ステップS85)。
【0036】
サーバ1による情報検索は図14に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの検索要求を待ち(ステップS91)、検索要求があり(ステップS92でYES)、かつ、位置情報があれば(ステップS93でYES)、位置情報をキーに地域情報データベース3を検索する(ステップS94)。そして、位置情報を含む地域情報の属性を抽出し(ステップS95)、地域情報から抽出した属性をキーに登録情報データベース6を検索する(ステップS96)。その後、サーバ1は、属性と同じ登録情報を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS97)。なお、位置情報がなければ(ステップS93でNO)、前記ステップS96へ移行する。
【0037】
(実施例4、図1、図4、図5、図15〜図21参照)
実施例4である情報処理システムは、図1に示したものと同様である。
【0038】
サーバ1は、図15に示すように、CPU2を中心として、地域情報を格納する地域情報データベース3、地域情報を登録する地域情報登録部4、地域情報を検索する地域情報検索部5、情報を登録する登録情報データベース6、情報を登録する情報登録部7、登録情報を検索する登録情報検索部8、属性条件を登録する属性条件データベース19、属性条件登録部20、属性条件を検索する属性条件検索部21、ネットワークインターフェース部11、地域情報や登録情報を記憶するRAM9やHDD10にて構成されている。ネットワークインターフェース部11は、情報処理端末50からの登録要求、検索要求を受信し、情報処理端末50へ登録結果、検索結果を送信する。
【0039】
情報処理端末50は、図15に示すように、CPU52を中心として、地域情報や登録情報を入力する入力部53、入力した地域情報や登録情報及びサーバ1からの結果を表示する表示部54、サーバ1へ情報登録要求を行う情報登録要求部55、サーバ1へ検索要求を行う検索要求部56、ネットワークインターフェース部61、検索結果などを記憶するRAM59やHDD60にて構成されている。ネットワークインターフェース部61は、サーバ1へ登録要求、検索要求を送信し、サーバ1からの登録結果、検索結果を受信する。
【0040】
情報処理端末50による地域情報の登録は図4に示した手順によって行われる。これに対するサーバ1による地域情報登録は図5に示した手順によって行われる。
【0041】
情報処理端末50による属性条件登録は図16に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から条件と属性を入力し(ステップS101)、その属性条件情報の登録要求をサーバ1へ送信する(ステップS102)。ここで送信される属性条件情報とは、表5に示すように、曜日(条件)と“仕事”や“趣味”などの属性が関連付けられたものである。例えば、表6に示すように、ユーザJに関しては、月曜日から金曜日は“仕事”の属性を関連付け、土曜日及び日曜日には“趣味”の属性を関連付けて登録要求する。その後、情報処理端末50は、前記属性条件登録結果の受信を待ち(ステップS103)、受信すると(ステップS104でYES)、属性条件登録結果を表示部54に表示する(ステップS105)。
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】
サーバ1による属性条件情報登録は図17に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの属性条件情報登録要求を待ち(ステップS111)、属性条件情報登録要求があれば(ステップS112でYES)、属性条件情報登録要求に含まれる属性と条件を属性条件データベース19に登録する(ステップS113)。その後、サーバ1は、属性条件情報登録結果を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS114)。
【0045】
情報処理端末50による情報登録は図18に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から登録情報を入力し(ステップS121)、サーバ1へ情報(属性と条件)登録要求を送信する(ステップS122)。その後、情報処理端末50は、前記情報登録結果の受信を待ち(ステップS123)、受信すると(ステップS124でYES)、情報登録結果を表示部54に表示する(ステップS125)。
【0046】
サーバ1による情報登録は図19に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの情報登録要求を待ち(ステップS131)、情報登録要求があれば(ステップS132でYES)、属性条件データベース19から属性を抽出し(ステップS133)、抽出した属性と登録情報を関連付け(ステップS134)、属性と情報を登録情報データベース6に登録する(ステップS135)。その後、サーバ1は、情報登録結果を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS136)。
【0047】
情報処理端末50による情報検索は図20に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から属性を入力し(ステップS141)、検索要求をサーバ1へ送信する(ステップS142)。その後、情報処理端末50は、検索結果の受信を待ち(ステップS143)、受信すると(ステップS144でYES)、検索結果を表示部54に表示する(ステップS145)。
【0048】
サーバ1による情報検索は図21に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの検索要求を待ち(ステップS151)、検索要求があれば(ステップS152でYES)、属性条件データベース19から属性を抽出し(ステップS153)、その属性をキーに登録情報データベース6を検索する(ステップS154)。その後、サーバ1は、検索要求に含まれる属性と同じ登録情報を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS155)。
【0049】
(実施例5、図1〜図3、図5、図22〜図26参照)
実施例5である情報処理システムは、図1に示したものと同様である。また、サーバ1及び情報処理端末50の構成は図2に示したものと同様である。
【0050】
情報処理端末50による地域情報の登録は図22に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から、地域と属性と感度を入力し(ステップS161)、サーバ1へ地域情報(地域と属性と感度)登録要求を送信する(ステップS162)。地域と属性は前述したとおりであり、感度は表7に示すように、レベル1〜3が規定されている。例えば、表8に示すように、ユーザGに関しては、地域A、Fに“仕事”の属性と感度をレベル1,2を関連付け、地域B〜Eに“趣味”の属性と感度をレベル1〜3にそれぞれ関連付けて登録要求する。その後、情報処理端末50は、前記登録結果の受信を待ち(ステップS163)、受信すると(ステップS164でYES)、地域情報登録結果を表示部54に表示する(ステップS165)。
【0051】
【表7】
【0052】
【表8】
【0053】
前記地域情報登録要求に対するサーバ1による地域情報登録は図5に示した手順によって行われる。
【0054】
また、情報処理端末50による情報登録は図23に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から属性と登録情報と感度を入力し(ステップS171)、サーバ1へ情報(属性と登録情報と感度)登録要求を送信する(ステップS172)。ここで送信される情報とは、表9に示すように、情報H(例えば、予約したい会議室)で、その属性は“仕事”であり、感度はレベル2であり、情報と属性と感度を関連付けて登録要求する。その後、情報処理端末50は、前記情報登録結果の受信を待ち(ステップS173)、受信すると(ステップS174でYES)、情報登録結果を表示部54に表示する(ステップS175)。
【0055】
【表9】
【0056】
サーバ1による情報登録は図24に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの属性、感度を含む情報登録要求を待ち(ステップS181)、登録要求があれば(ステップS182でYES)、属性と情報と感度を登録情報データベース6に登録する(ステップS183)。その後、サーバ1は、情報登録結果を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS184)。
【0057】
情報処理端末50による情報検索は図25に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から検索属性、検索感度を入力し(ステップS191)、サーバ1へ属性と感度を含む検索要求を送信する(ステップS192)。その後、情報処理端末50は、検索結果の受信を待ち(ステップS193)、受信すると(ステップS194でYES)、検索結果を表示部54に表示する(ステップS195)。
【0058】
サーバ1による情報検索は図26に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの属性と感度を含む検索要求を待ち(ステップS201)、検索要求があれば(ステップS202でYES)、属性と感度をキーに登録情報データベース6を検索する(ステップS203)。その後、サーバ1は、属性と感度が同じ登録情報を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS204)。
【0059】
(実施例6、図1、図2、図4〜図9、図27参照)
実施例6である情報処理システムは、図1に示したものと同様である。また、サーバ1及び情報処理端末50の構成は図2に示したものと同様である。
【0060】
また、処理手順に関しても、図4に示した情報処理端末50による地域情報登録手順、図5に示したサーバ1での地域情報登録手順、図6に示した情報処理端末50による情報登録手順、図7に示したサーバ1での情報登録手順、図8に示した情報処理端末50による情報検索手順、図9に示したサーバ1での情報検索手順が実行される。
【0061】
そして、本実施例6では、地域に複数の属性を付与している。例えば、表10に示すように、J(兵庫県)という親地域に“趣味”という属性が付与され、K(伊丹市)という地域に“仕事”という属性が付与された場合が想定される。この状態を模式的に示したのが図27であり、Jという親地域にKという子地域が包含されることになる。従って、地域Kには“趣味”と“仕事”の属性が付与されたことになる。
【0062】
【表10】
【0063】
(他の実施例)
なお、本発明に係る情報処理システムは前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
【0064】
例えば、前記各実施例では、サーバ1を基地局として使用しているが、サーバ機能や通信機を持つ画像形成複合装置であっても同じ役割を実行することが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0065】
以上のように、本発明は、情報処理システムに有用であり、特に、不連続な地域であってもそれらの地域から同じ条件で情報を検索できる点で優れている。
【符号の説明】
【0066】
1…サーバ
2…CPU
3…地域情報データベース
4…地域情報登録部
5…地域情報検索部
6…登録情報データベース
7…情報登録部
8…登録情報検索部
9…RAM
10…HDD
17…地域属性判断部
19…属性条件データベース
20…属性条件登録部
21…属性条件検索部
30…ネットワーク
50(50−1,50−n)…情報処理端末
52…CPU
53…入力部
54…表示部
55…情報登録要求部
56…検索要求部
58…位置情報検出部
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、特に、サーバと複数の情報処理端末とがネットワークを通じて接続され、情報処理端末よりサーバに格納されている情報データベースを検索する情報処理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、電子データ化された膨大な情報をサーバに格納し、複数の情報処理端末(ユーザのパソコンや携帯端末など)からの検索要求に応える情報処理システムが開発されている。特に、情報処理端末の位置情報と必要とされる情報の属性とが関連付けて予め登録され、サーバは利用者(情報処理端末)の位置情報を検出し、格納されている情報データベースから利用者の位置情報に基づいて近い地域に関連する情報を順次検索、返信するシステムが提案されている。あるいは、検索位置情報から一定の地域範囲に含まれる情報を検索、返信するシステムが提案されている。
【0003】
具体的には、特許文献1には、所定エリアを担当するウェブサーバを備えたシステムであり、ウェブサーバは担当エリア内の情報が記述されたウェブページに関する情報をエリア内の特定の位置情報と関連付けて登録しておくウェブページデータベースと、ユーザの属性情報を特定の位置情報と関連付けて登録しておくユーザデータベースと、ユーザのパソコンから入力された検索条件に従ってウェブページデータベース内を検索し、該当するウェブページを抽出するウェブページ検索手段と、抽出された各ウェブページの位置情報とユーザの位置情報とを比較して、各ウェブページ情報をユーザに近い順に整列させる検索結果整列手段と、これをウェブページの位置情報とともにユーザのパソコンに送信する検索結果送信手段と、を備えたウェブ情報提供システムが記載されている。
【0004】
特許文献2には、端末から、登録位置情報と関心事情報とを含む位置情報ブックマーク情報を取得する情報取得手段と、情報取得手段が取得した位置情報ブックマーク情報を端末に発信する情報発信手段と、を備えた情報送受信システムが記載されている。情報発信手段は端末から検索位置情報を受け付け、検索位置情報に特定される位置と一定の距離の範囲内にある位置に対応する位置情報ブックマーク情報を抽出する情報検索手段を含み、情報検索手段によって抽出された位置情報ブックマーク情報に含まれる関心事情報に関する情報を端末に送信する。
【0005】
しかしながら、前記いずれのシステムにおいても、連続した地域の検索が前提となっており、不連続な地域であっても同一条件で検索したい要求、例えば、複数の地域に拠点を持つ企業で、いずれの拠点にあっても同じ条件で検索したいという要求を満たすことはできない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2002−15222号公報
【特許文献2】特開2008−242526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明の目的は、不連続な地域であってもそれらの地域から同じ条件で情報を検索できる情報処理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の目的を達成するため、本発明の一形態である情報処理システムは、
サーバと複数の情報処理端末とがネットワークを通じて接続され、情報処理端末よりサーバに格納されている情報データベースを検索する情報処理システムであって、
前記サーバは、前記情報処理端末にて設定された地域に関連する属性を登録する手段と、前記属性と検索対象となる情報を関連付けて登録する手段と、前記属性を検索する手段と、を備え、
前記サーバは、前記情報処理端末から検索要求が送信されると、前記情報データベースに記憶されている情報のなかから、検索要求された属性の登録情報を検索して前記情報処理端末に送信すること、
を特徴とする。
【0009】
前記情報処理システムにおいては、地域情報と属性とを関連付けてサーバに登録しておくため、不連続な地域であっても仮想的に連続した地域として取り扱うことになり、仮想的に連続した地域からは同じ条件で情報を検索することができる。例えば、属性“仕事”を大阪市と伊丹市とで登録した場合には、大阪市にある情報処理端末からサーバにアクセスした場合、大阪市と伊丹市に関して属性“仕事”の情報を検索し、サーバはこれらの属性“仕事”の情報を上昇処理端末に送信する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、不連続な地域であってもそれらの地域から同じ条件で情報を検索できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施例1〜6である情報処理システムの構成図である。
【図2】実施例1,5,6で使用されるサーバ及び情報処理端末を示すブロック図である。
【図3】実施例1〜5における地域情報を示す模式図である。
【図4】実施例1〜4,6における情報処理端末による地域情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図5】実施例1〜6におけるサーバでの地域情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図6】実施例1,3,6における情報処理端末による情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図7】実施例1,3,6におけるサーバでの情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図8】実施例1,2,6における情報処理端末による情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図9】実施例1,2,6におけるサーバでの情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図10】実施例2,3で使用されるサーバ及び情報処理端末を示すブロック図である。
【図11】実施例2における情報処理端末による情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図12】実施例2におけるサーバでの情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図13】実施例3における情報処理端末による情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図14】実施例3におけるサーバでの情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図15】実施例4で使用されるサーバ及び情報処理端末を示すブロック図である。
【図16】実施例4における情報処理端末による属性条件登録手順を示すフローチャート図である。
【図17】実施例4におけるサーバでの属性条件情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図18】実施例4における情報処理端末による情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図19】実施例4におけるサーバでの情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図20】実施例4における情報処理端末による情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図21】実施例4におけるサーバでの情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図22】実施例5における情報処理端末による地域情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図23】実施例5における情報処理端末による情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図24】実施例5におけるサーバでの情報登録手順を示すフローチャート図である。
【図25】実施例5における情報処理端末による情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図26】実施例5におけるサーバでの情報検索手順を示すフローチャート図である。
【図27】実施例6における地域情報を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明に係る情報処理システムの実施例について、添付図面を参照して説明する。
【0013】
(実施例1、図1〜図9参照)
実施例1である情報処理システムは、図1に示すように、基地局として機能するサーバ1と、パソコンや携帯端末などの複数の情報処理端末50(50−1〜50−n)とがネットワーク30などの通信手段によって接続されている。サーバ1には情報データベースが格納されており、それぞれの情報処理端末50によって情報データベースを検索可能である。
【0014】
サーバ1は、図2に示すように、CPU2を中心として、地域情報を格納する地域情報データベース3、地域情報を登録する地域情報登録部4、地域情報を検索する地域情報検索部5、情報を登録する登録情報データベース6、情報を登録する情報登録部7、登録情報を検索する登録情報検索部8、ネットワークインターフェース部11、地域情報や登録情報を記憶するRAM9やHDD10にて構成されている。ネットワークインターフェース部11は、情報処理端末50からの登録要求、検索要求を受信し、情報処理端末50へ登録結果、検索結果を送信する。
【0015】
情報処理端末50は、図2に示すように、CPU52を中心として、地域情報や登録情報を入力する入力部53、入力した地域情報や登録情報及びサーバ1からの結果を表示する表示部54、サーバ1へ情報登録要求を行う情報登録要求部55、サーバ1へ検索要求を行う検索要求部56、ネットワークインターフェース部61、検索結果などを記憶するRAM59やHDD60にて構成されている。ネットワークインターフェース部61は、サーバ1へ登録要求、検索要求を送信し、サーバ1からの登録結果、検索結果を受信する。
【0016】
情報処理端末50による地域情報の登録は図4に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から、地域と属性を入力し(ステップS1)、サーバ1へ地域情報(地域と属性)登録要求を送信する(ステップS2)。地域とは表1に示すように、例えば、A〜Fがあり、Aは大阪市、Bは伊丹市などそれぞれの行政区画に対応している。属性とは“仕事”、“趣味”などである。例えば、表2に示すように、ユーザGに関しては、地域A、Fに“仕事”の属性を関連付け、地域B〜Eに“趣味”の属性を関連付けて登録要求する。地域A〜Fは模式的には図3に示すとおりである。地域A〜Fはそれぞれ独立した不連続な地域であるが、属性によって関連付けられて仮想的に連続した地域として取り扱うことが可能になる。その後、情報処理端末50は、前記登録結果の受信を待ち(ステップS3)、受信すると(ステップS4でYES)、地域情報登録結果を表示部54に表示する(ステップS5)。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
サーバ1による地域情報登録は図5に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの登録要求を待ち(ステップS11)、登録要求があれば(ステップS12でYES)、地域情報登録要求に含まれている地域情報(表2参照)を地域情報データベース3に登録する(ステップS13)。その後、サーバ1は、登録結果を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS14)。
【0020】
情報処理端末50による情報登録は図6に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から属性と登録情報を入力し(ステップS21)、サーバ1へ情報(属性と登録情報)登録要求を送信する(ステップS22)。ここで送信される情報とは、表3に示すように、情報H(例えば、予約したい会議室)で、その属性は“仕事”であり、情報を属性と関連付けて登録要求する。その後、情報処理端末50は、前記情報登録結果の受信を待ち(ステップS23)、受信すると(ステップS24でYES)、情報登録結果を表示部54に表示する(ステップS25)。
【0021】
【表3】
【0022】
サーバ1による情報登録は図7に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの属性を含む情報登録要求を待ち(ステップS31)、登録要求があれば(ステップS32でYES)、属性と情報を登録情報データベース6に登録する(ステップS33)。その後、サーバ1は、情報登録結果を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS34)。
【0023】
情報処理端末50による情報検索は図8に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から検索属性を入力し(ステップS41)、サーバ1へ属性を含む検索要求を送信する(ステップS42)。その後、情報処理端末50は、検索結果の受信を待ち(ステップS43)、受信すると(ステップS44でYES)、検索結果を表示部54に表示する(ステップS45)。
【0024】
サーバ1による情報検索は図9に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの属性を含む検索要求を待ち(ステップS51)、検索要求があれば(ステップS52でYES)、属性をキーに登録情報データベース6を検索する(ステップS53)。その後、サーバ1は、属性と同じ登録情報を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS54)。
【0025】
(実施例2、図1、図3〜図5、図8〜図12参照)
実施例2である情報処理システムは、図1に示したものと同様である。
【0026】
サーバ1は、図10に示すように、CPU2を中心として、地域情報を格納する地域情報データベース3、地域情報を登録する地域情報登録部4、地域情報を検索する地域情報検索部5、情報を登録する登録情報データベース6、情報を登録する情報登録部7、登録情報を検索する登録情報検索部8、地域属性判断部17、ネットワークインターフェース部11、地域情報や登録情報を記憶するRAM9やHDD10にて構成されている。地域属性判断部17は、登録情報要求に含まれる位置情報と、地域情報データベース3に格納されている地域情報から位置情報が、どの地域に含まれるかを判断する。ネットワークインターフェース部11は、情報処理端末50からの登録要求、検索要求を受信し、情報処理端末50へ登録結果、検索結果を送信する。
【0027】
情報処理端末50は、図10に示すように、CPU52を中心として、地域情報や登録情報を入力する入力部53、入力した地域情報や登録情報及びサーバ1からの結果を表示する表示部54、サーバ1へ情報登録要求を行う情報登録要求部55、サーバ1へ検索要求を行う検索要求部56、位置情報を検出する位置情報検出部58、ネットワークインターフェース部61、検索結果などを記憶するRAM59やHDD60にて構成されている。ネットワークインターフェース部61は、サーバ1へ登録要求、検索要求を送信し、サーバ1からの登録結果、検索結果を受信する。
【0028】
情報処理端末50による地域情報の登録は図4に示した手順によって行われる。これに対するサーバ1による地域情報登録は図5に示した手順によって行われる。
【0029】
情報処理端末50による情報登録は図11に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から登録情報を入力する(ステップS61)。また、情報処理端末50は自己の現在位置を検出し、この位置情報を含む情報登録要求をサーバ1へ送信する(ステップS62)。ここで送信される情報登録要求には、表4に示すように、情報Iと位置情報であるx,y,zを含む。なお、位置情報は、検出部58で検出された情報以外に、ユーザがそのときに入力してもよい。その後、情報処理端末50は、前記情報登録結果の受信を待ち(ステップS63)、受信すると(ステップS64でYES)、情報登録結果を表示部54に表示する(ステップS65)。
【0030】
【表4】
【0031】
サーバ1による情報登録は図12に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの情報登録要求を待ち(ステップS71)、登録要求があり(ステップS72でYES)、かつ、位置情報があれば(ステップS73でYES)、位置情報をキーに地域情報データベース3を検索する(ステップS74)。そして、位置情報を含有する地域情報の属性を抽出し(ステップS75)、地域情報から抽出した属性と登録情報とを関連付け(ステップS76)、属性と登録情報を登録情報データベース6に登録する(ステップS77)。その後、サーバ1は、情報登録結果を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS78)。なお、位置情報がなければ(ステップS73でNO)、前記ステップS77へ移行する。
【0032】
情報処理端末50による情報検索は図8に示した手順によって行われる。これに対する、サーバ1による情報検索は図9に示した手順によって行われる。
【0033】
(実施例3、図1、図3〜図7、図10、図13及び図14参照)
実施例3である情報処理システムは、図1に示したものと同様である。また、サーバ1及び情報処理端末50の構成は図10に示したものと同様である。
【0034】
情報処理端末50による地域情報の登録は図4に示した手順によって行われる。これに対するサーバ1による地域情報登録は図5に示した手順によって行われる。情報処理端末50による情報登録は図6に示した手順によって行われる。これに対するサーバ1による情報登録は図7に示した手順によって行われる。
【0035】
情報処理端末50による情報検索は図13に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から検索属性を入力する(ステップS81)。また、情報処理端末50は自己の現在位置を検出し、この位置情報を含む検索要求をサーバ1へ送信する(ステップS82)。なお、位置情報は、検出部58で検出された情報以外に、ユーザがそのときに入力してもよい。その後、情報処理端末50は、検索結果の受信を待ち(ステップS83)、受信すると(ステップS84でYES)、検索結果を表示部54に表示する(ステップS85)。
【0036】
サーバ1による情報検索は図14に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの検索要求を待ち(ステップS91)、検索要求があり(ステップS92でYES)、かつ、位置情報があれば(ステップS93でYES)、位置情報をキーに地域情報データベース3を検索する(ステップS94)。そして、位置情報を含む地域情報の属性を抽出し(ステップS95)、地域情報から抽出した属性をキーに登録情報データベース6を検索する(ステップS96)。その後、サーバ1は、属性と同じ登録情報を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS97)。なお、位置情報がなければ(ステップS93でNO)、前記ステップS96へ移行する。
【0037】
(実施例4、図1、図4、図5、図15〜図21参照)
実施例4である情報処理システムは、図1に示したものと同様である。
【0038】
サーバ1は、図15に示すように、CPU2を中心として、地域情報を格納する地域情報データベース3、地域情報を登録する地域情報登録部4、地域情報を検索する地域情報検索部5、情報を登録する登録情報データベース6、情報を登録する情報登録部7、登録情報を検索する登録情報検索部8、属性条件を登録する属性条件データベース19、属性条件登録部20、属性条件を検索する属性条件検索部21、ネットワークインターフェース部11、地域情報や登録情報を記憶するRAM9やHDD10にて構成されている。ネットワークインターフェース部11は、情報処理端末50からの登録要求、検索要求を受信し、情報処理端末50へ登録結果、検索結果を送信する。
【0039】
情報処理端末50は、図15に示すように、CPU52を中心として、地域情報や登録情報を入力する入力部53、入力した地域情報や登録情報及びサーバ1からの結果を表示する表示部54、サーバ1へ情報登録要求を行う情報登録要求部55、サーバ1へ検索要求を行う検索要求部56、ネットワークインターフェース部61、検索結果などを記憶するRAM59やHDD60にて構成されている。ネットワークインターフェース部61は、サーバ1へ登録要求、検索要求を送信し、サーバ1からの登録結果、検索結果を受信する。
【0040】
情報処理端末50による地域情報の登録は図4に示した手順によって行われる。これに対するサーバ1による地域情報登録は図5に示した手順によって行われる。
【0041】
情報処理端末50による属性条件登録は図16に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から条件と属性を入力し(ステップS101)、その属性条件情報の登録要求をサーバ1へ送信する(ステップS102)。ここで送信される属性条件情報とは、表5に示すように、曜日(条件)と“仕事”や“趣味”などの属性が関連付けられたものである。例えば、表6に示すように、ユーザJに関しては、月曜日から金曜日は“仕事”の属性を関連付け、土曜日及び日曜日には“趣味”の属性を関連付けて登録要求する。その後、情報処理端末50は、前記属性条件登録結果の受信を待ち(ステップS103)、受信すると(ステップS104でYES)、属性条件登録結果を表示部54に表示する(ステップS105)。
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】
サーバ1による属性条件情報登録は図17に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの属性条件情報登録要求を待ち(ステップS111)、属性条件情報登録要求があれば(ステップS112でYES)、属性条件情報登録要求に含まれる属性と条件を属性条件データベース19に登録する(ステップS113)。その後、サーバ1は、属性条件情報登録結果を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS114)。
【0045】
情報処理端末50による情報登録は図18に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から登録情報を入力し(ステップS121)、サーバ1へ情報(属性と条件)登録要求を送信する(ステップS122)。その後、情報処理端末50は、前記情報登録結果の受信を待ち(ステップS123)、受信すると(ステップS124でYES)、情報登録結果を表示部54に表示する(ステップS125)。
【0046】
サーバ1による情報登録は図19に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの情報登録要求を待ち(ステップS131)、情報登録要求があれば(ステップS132でYES)、属性条件データベース19から属性を抽出し(ステップS133)、抽出した属性と登録情報を関連付け(ステップS134)、属性と情報を登録情報データベース6に登録する(ステップS135)。その後、サーバ1は、情報登録結果を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS136)。
【0047】
情報処理端末50による情報検索は図20に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から属性を入力し(ステップS141)、検索要求をサーバ1へ送信する(ステップS142)。その後、情報処理端末50は、検索結果の受信を待ち(ステップS143)、受信すると(ステップS144でYES)、検索結果を表示部54に表示する(ステップS145)。
【0048】
サーバ1による情報検索は図21に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの検索要求を待ち(ステップS151)、検索要求があれば(ステップS152でYES)、属性条件データベース19から属性を抽出し(ステップS153)、その属性をキーに登録情報データベース6を検索する(ステップS154)。その後、サーバ1は、検索要求に含まれる属性と同じ登録情報を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS155)。
【0049】
(実施例5、図1〜図3、図5、図22〜図26参照)
実施例5である情報処理システムは、図1に示したものと同様である。また、サーバ1及び情報処理端末50の構成は図2に示したものと同様である。
【0050】
情報処理端末50による地域情報の登録は図22に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から、地域と属性と感度を入力し(ステップS161)、サーバ1へ地域情報(地域と属性と感度)登録要求を送信する(ステップS162)。地域と属性は前述したとおりであり、感度は表7に示すように、レベル1〜3が規定されている。例えば、表8に示すように、ユーザGに関しては、地域A、Fに“仕事”の属性と感度をレベル1,2を関連付け、地域B〜Eに“趣味”の属性と感度をレベル1〜3にそれぞれ関連付けて登録要求する。その後、情報処理端末50は、前記登録結果の受信を待ち(ステップS163)、受信すると(ステップS164でYES)、地域情報登録結果を表示部54に表示する(ステップS165)。
【0051】
【表7】
【0052】
【表8】
【0053】
前記地域情報登録要求に対するサーバ1による地域情報登録は図5に示した手順によって行われる。
【0054】
また、情報処理端末50による情報登録は図23に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から属性と登録情報と感度を入力し(ステップS171)、サーバ1へ情報(属性と登録情報と感度)登録要求を送信する(ステップS172)。ここで送信される情報とは、表9に示すように、情報H(例えば、予約したい会議室)で、その属性は“仕事”であり、感度はレベル2であり、情報と属性と感度を関連付けて登録要求する。その後、情報処理端末50は、前記情報登録結果の受信を待ち(ステップS173)、受信すると(ステップS174でYES)、情報登録結果を表示部54に表示する(ステップS175)。
【0055】
【表9】
【0056】
サーバ1による情報登録は図24に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの属性、感度を含む情報登録要求を待ち(ステップS181)、登録要求があれば(ステップS182でYES)、属性と情報と感度を登録情報データベース6に登録する(ステップS183)。その後、サーバ1は、情報登録結果を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS184)。
【0057】
情報処理端末50による情報検索は図25に示す手順によって行われる。まず、ユーザは自己の情報処理端末50から検索属性、検索感度を入力し(ステップS191)、サーバ1へ属性と感度を含む検索要求を送信する(ステップS192)。その後、情報処理端末50は、検索結果の受信を待ち(ステップS193)、受信すると(ステップS194でYES)、検索結果を表示部54に表示する(ステップS195)。
【0058】
サーバ1による情報検索は図26に示す手順によって行われる。まず、サーバ1は、情報処理端末50からの属性と感度を含む検索要求を待ち(ステップS201)、検索要求があれば(ステップS202でYES)、属性と感度をキーに登録情報データベース6を検索する(ステップS203)。その後、サーバ1は、属性と感度が同じ登録情報を要求元である情報処理端末50に送信する(ステップS204)。
【0059】
(実施例6、図1、図2、図4〜図9、図27参照)
実施例6である情報処理システムは、図1に示したものと同様である。また、サーバ1及び情報処理端末50の構成は図2に示したものと同様である。
【0060】
また、処理手順に関しても、図4に示した情報処理端末50による地域情報登録手順、図5に示したサーバ1での地域情報登録手順、図6に示した情報処理端末50による情報登録手順、図7に示したサーバ1での情報登録手順、図8に示した情報処理端末50による情報検索手順、図9に示したサーバ1での情報検索手順が実行される。
【0061】
そして、本実施例6では、地域に複数の属性を付与している。例えば、表10に示すように、J(兵庫県)という親地域に“趣味”という属性が付与され、K(伊丹市)という地域に“仕事”という属性が付与された場合が想定される。この状態を模式的に示したのが図27であり、Jという親地域にKという子地域が包含されることになる。従って、地域Kには“趣味”と“仕事”の属性が付与されたことになる。
【0062】
【表10】
【0063】
(他の実施例)
なお、本発明に係る情報処理システムは前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
【0064】
例えば、前記各実施例では、サーバ1を基地局として使用しているが、サーバ機能や通信機を持つ画像形成複合装置であっても同じ役割を実行することが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0065】
以上のように、本発明は、情報処理システムに有用であり、特に、不連続な地域であってもそれらの地域から同じ条件で情報を検索できる点で優れている。
【符号の説明】
【0066】
1…サーバ
2…CPU
3…地域情報データベース
4…地域情報登録部
5…地域情報検索部
6…登録情報データベース
7…情報登録部
8…登録情報検索部
9…RAM
10…HDD
17…地域属性判断部
19…属性条件データベース
20…属性条件登録部
21…属性条件検索部
30…ネットワーク
50(50−1,50−n)…情報処理端末
52…CPU
53…入力部
54…表示部
55…情報登録要求部
56…検索要求部
58…位置情報検出部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバと複数の情報処理端末とがネットワークを通じて接続され、情報処理端末よりサーバに格納されている情報データベースを検索する情報処理システムであって、
前記サーバは、前記情報処理端末にて設定された地域に関連する属性を登録する手段と、前記属性と検索対象となる情報を関連付けて登録する手段と、前記属性を検索する手段と、を備え、
前記サーバは、前記情報処理端末から検索要求が送信されると、前記情報データベースに記憶されている情報のなかから、検索要求された属性の登録情報を検索して前記情報処理端末に送信すること、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項2】
前記サーバは、前記情報処理端末の位置情報を検出し、該位置情報と前記地域属性とから必要とする属性を判断すること、を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記サーバは前記位置情報と前記地域属性とから判断した属性に基づいて属性を検索すること、を特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記サーバは条件に基づいて前記属性を決定すること、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記サーバは地域属性に感度を持つこと、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記サーバは地域に複数の属性を付与すること、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項1】
サーバと複数の情報処理端末とがネットワークを通じて接続され、情報処理端末よりサーバに格納されている情報データベースを検索する情報処理システムであって、
前記サーバは、前記情報処理端末にて設定された地域に関連する属性を登録する手段と、前記属性と検索対象となる情報を関連付けて登録する手段と、前記属性を検索する手段と、を備え、
前記サーバは、前記情報処理端末から検索要求が送信されると、前記情報データベースに記憶されている情報のなかから、検索要求された属性の登録情報を検索して前記情報処理端末に送信すること、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項2】
前記サーバは、前記情報処理端末の位置情報を検出し、該位置情報と前記地域属性とから必要とする属性を判断すること、を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記サーバは前記位置情報と前記地域属性とから判断した属性に基づいて属性を検索すること、を特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記サーバは条件に基づいて前記属性を決定すること、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記サーバは地域属性に感度を持つこと、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記サーバは地域に複数の属性を付与すること、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情報処理システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【公開番号】特開2011−248645(P2011−248645A)
【公開日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−121373(P2010−121373)
【出願日】平成22年5月27日(2010.5.27)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年5月27日(2010.5.27)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】
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