情報処理装置、および、情報処理方法、プログラム、並びに、情報処理システム

【課題】属性データを基に、作図予定時間を算出する。
【解決手段】図面データ管理部３３５は、パーソナルコンピュータから送信された図面データおよび属性データを、図面データデータベース３３６および属性データデータベース３３７に登録する。作図予定時間算出部３３２は、属性データデータベース３３７に記憶されている属性データに基づいて、作図予定時間の算出に用いられる作図予定時間係数を算出して、係数記憶部３３４に記憶させ、作図予定時間の算出が要求されたとき、パーソナルコンピュータから送信された情報、および、属性データデータベース３３７に記憶されている情報を基に、作図予定時間を算出する。難易度算出部３３３は、属性データデータベース３３７に記憶されている属性データに基づいて、難易度を算出して、属性データデータベース３３７に追加登録する。本発明は、管理サーバ、または、パーソナルコンピュータに適用できる。

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【特許請求の範囲】
【請求項１】
属性データに基づいて、所定のデータを作成するのに要すると予測される時間であるデータ作成予定時間を算出する情報処理装置において、
前記属性データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段により記憶された前記属性データに基づいて、前記データ作成予定時間を算出するデータ作成予定時間算出手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項２】
前記記憶手段により記憶された前記属性データのうちの少なくとも１以上の項目データを用いて、前記データの作成作業の難しさに基づく難易度を算出する難易度算出手段を更に備え、
前記データ作成予定時間算出手段は、前記難易度算出手段により算出される前記難易度を用いて、前記データ作成予定時間を算出する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記難易度算出手段は、所定の第１のデータを作成する場合の前記難易度の予測値を算出するとき、
前記記憶手段に記憶されている、前記第１のデータ以外の複数の第２のデータに対応する前記属性データに基づいて、前記第２のデータを作成する場合の前記難易度を算出し、
複数の前記第２のデータに対する難易度と、前記第２のデータに対応する前記属性データの所定の項目データの関係とを表す情報を求め、
前記関係を示す情報および前記第１のデータに対応する前記属性データの前記所定の項目データを基に、前記第１のデータに対応する前記難易度を算出する
ことを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記データは、図面に対応する図面データである
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記データは、ドキュメントに対応するドキュメントデータである
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記属性データの前記項目データには、前記データが作成されたときにコマンドが起動された回数を示す項目が含まれる
ことを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記属性データの前記項目データには、前記データが作成されたときに追加された図形の数を示す項目が含まれる
ことを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記属性データの前記項目データには、前記データが作成されたときに所定の入力デバイスが操作された回数を示す項目が含まれる
ことを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記属性データの前記項目データには、前記データが作成されたときに追加された文字の数を示す項目が含まれる
ことを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記記憶手段により記憶される前記属性データには、前記データを作成するのに要した時間であるデータ作成処理時間に関する情報が含まれ、
前記データ作成予定時間算出手段は、所定の第１のデータに対応する前記データ作成予定時間を算出するとき、
前記記憶手段に記憶されている、前記第１のデータ以外の複数の第２のデータのデータ作成処理時間と、前記第２のデータに対応する前記属性データの所定の項目データとの関係を表す情報を求め、
前記関係を示す情報および前記第１のデータに対応する前記属性データの前記所定の項目データを基に、前記第１のデータに対応する前記データ作成予定時間を算出する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項１１】
前記記憶手段により記憶された前記属性データのうちの少なくとも１以上の項目データを用いて、前記データの作成作業の難しさに基づく難易度を算出する難易度算出手段を更に備え、
前記所定の項目は、前記難易度算出手段により算出された前記難易度である
ことを特徴とする請求項１０に記載の情報処理装置。
【請求項１２】
前記属性データには、前記データが作成されたときの作成処理を行ったオペレータを特定するための情報を示す項目が含まれる
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項１３】
前記データは図面に対応するデータであり、
前記属性データには、前記データに対応する図面が作図されたときの下図となった図面の図形数を示す項目が含まれる
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項１４】
他の情報処理装置から前記属性データを受信する受信手段を更に備え、
前記記憶手段は、前記受信手段により受信された前記属性データを更に記憶する
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項１５】
前記データの作成処理を実行するデータ作成処理実行手段と、
前記データ作成処理実行手段により処理されている前記データにおいて、作成処理が休止状態か否かを検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果を基に、前記データのデータ作成処理時間を計測するデータ作成処理時間計測手段と
を更に備え、
前記データ作成処理実行手段は、複数の前記データを処理可能であり、
前記検出手段は、複数の前記データのそれぞれの作成処理が休止状態か否かを検出し、
前記データ作成処理時間計測手段は、複数の前記データのそれぞれの前記データ作成処理時間を計測し、
前記記憶手段により記憶される前記属性データには、前記データ作成処理時間計測手段により計測された複数の前記データのそれぞれの前記データ作成処理時間が含まれる
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項１６】
属性データに基づいて、所定のデータを作成するのに要すると予測される時間であるデータ作成予定時間を算出する情報処理装置の情報処理方法であって、
前記属性データの取得を制御する取得制御ステップと、
前記取得制御ステップの処理により取得が制御された前記属性データに基づいて、前記データ作成予定時間を算出するデータ作成予定時間算出ステップと
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項１７】
属性データに基づいて、所定のデータを作成するのに要すると予測される時間であるデータ作成予定時間を算出する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記属性データの取得を制御する取得制御ステップと、
前記取得制御ステップの処理により取得が制御された前記属性データに基づいて、前記データ作成予定時間を算出するデータ作成予定時間算出ステップと
を含むことを特徴とする処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項１８】
データ作成処理を実行するとともに、前記作成処理により作成された所定のデータに対する属性データを生成する第１の情報処理装置と、
前記属性データに基づいて、前記データを作成するのに要すると予測される時間であるデータ作成予定時間を算出する第２の情報処理装置と
によって構成される情報処理システムにおいて、
前記第１の情報処理装置は、
作成処理対象のデータに対応するデータの作成処理を実行するデータ作成処理実行手段と、
前記データ作成処理実行手段により処理されている前記データにおいて、作成処理が休止状態か否かを検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果を基に、前記データのデータ作成処理時間を計測するデータ作成処理時間計測手段と、
前記データ作成処理時間計測手段により測定された前記データ作成処理時間を含む前記属性データを生成する属性データ生成手段と、
前記属性データ生成手段の処理により生成された前記属性データを前記第２の情報処理装置に送信する送信手段と
を備え、
前記データ作成処理実行手段は、複数の前記データを処理可能であり、
前記検出手段は、複数の前記データのそれぞれの作成処理が休止状態か否かを検出し、
前記データ作成処理時間計測手段は、複数の前記データのそれぞれの前記データ作成処理時間を計測し、
前記第２の情報処理装置は、
前記第１の情報処理装置から送信された前記属性データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記属性データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段により記憶された前記属性データに基づいて、前記データ作成予定時間を算出するデータ作成予定時間算出手段と
を備えることを特徴とする情報処理システム。

【図１】