説明

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

【課題】情報処理装置のユーザが頻繁に訪れる場所に関する情報をユーザに提供すること。
【解決手段】情報処理装置100は、互いに異なる1以上の位置情報と1以上の位置情報それぞれの取得回数とを対応付けてなる取得情報を記憶することが可能である取得情報記憶部180と、自装置の位置を示す位置情報を取得する取得部130と、取得部130が位置情報を取得すると、取得した位置情報に対応付けられた取得回数に対して、所定の値を加算する取得回数計測部150と、取得情報記憶部180が記憶する取得情報を取得回数の多い順にソートする制御部160と、を備える。情報処理装置100は、表示部140をさらに備え、制御部160は、取得情報記憶部180が記憶する取得情報の位置情報を、ソートした順に並べて表示部140に表示させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近日、衛星から送信された無線信号を受信可能な受信装置が車や携帯電話などの移動体に搭載されている。GPS(Global Positioning System)測位によれば、かかる受信装置を搭載した移動体の位置を推定することが可能である。このような受信装置を用いた位置推定技術は、ナビゲーション、セキュリティーまたは娯楽などの多岐にわたる分野において重要な共通基盤技術である。
【0003】
また、特許文献1には、PHS(Personal Handyphone System)が、基地局から送信される信号の信号強度を測定し、測定した信号強度に基づいて自機位置を推定する技術が開示されている。詳細には、PHSの基地局は、通信業者により設置されるため、通常、設置位置が既知である。したがって、PHSは、3つ以上の基地局から送信される信号の信号強度を測定し、測定した信号強度に基づいて各基地局と自機位置との距離を推定すれば、各基地局の設置位置を基準とする三角測量の原理で自機位置を推定することができる。
【0004】
また、無線LAN(Local Area Network)の基地局(アクセスポイント)と無線通信を行う情報処理装置が、基地局から送信される信号の信号強度を測定し、情報処理装置と通信可能な情報管理装置が、該信号強度に基づいて情報処理装置の位置を推定する位置推定技術も考えられる。例えば、無線LANの基地局は、無線LANの基地局の存在を周囲に報知するためのビーコンを一定周期(例えば、5回/秒)で送信している。情報処理装置は、かかるビーコンの信号強度を情報管理装置に送信し、情報管理装置は、該信号強度と事前に登録されている無線LANの基地局の位置とに基づいて情報処理装置の位置を推定できる。
【0005】
【特許文献1】特開2006−171012号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述したような位置測位技術によれば、情報処理装置の位置を推定することはできるが、情報処理装置のユーザが頻繁に訪れる場所に関する情報をユーザに提供することができないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、情報処理装置のユーザが頻繁に訪れる場所に関する情報をユーザに提供することが可能な、新規かつ改良された技術を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、互いに異なる1以上の位置情報と1以上の位置情報それぞれの取得回数とを対応付けてなる取得情報を記憶することが可能である取得情報記憶部と、自装置の位置を示す位置情報を取得する取得部と、取得部が位置情報を取得すると、取得した位置情報に対応付けられた取得回数に対して、所定の値を加算する取得回数計測部と、取得情報記憶部が記憶する取得情報を取得回数の多い順にソートする制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
【0009】
上記した情報処理装置は、表示部をさらに備え、制御部は、取得情報記憶部が記憶する取得情報の位置情報を、ソートした順に並べて表示部に表示させることとしてもよい。
【0010】
上記した情報処理装置は、表示部に表示される閲覧データを識別するための閲覧データ識別情報を記憶する記憶部をさらに備え、制御部は、記憶部が記憶する閲覧データ識別情報をさらに表示部に表示させることとしてもよい。
【0011】
上記した情報処理装置は、入力部をさらに備え、制御部は、入力部が、表示部に表示された位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と表示部に表示された閲覧データ識別情報のいずれかを選択するための閲覧データ選択情報との入力を受け付けると、閲覧データ選択情報によって選択される閲覧データ識別情報によって識別され、かつ、位置選択情報によって選択される位置情報に関連する閲覧データを他の装置から取得して表示部に表示させることとしてもよい。
【0012】
上記した記憶部は、閲覧データ識別情報に対応付けて日付、曜日または時刻に対する条件を示す時間帯条件をさらに記憶し、制御部は、現在の日付、曜日または時刻を現在情報として取得し、取得した現在情報が時間帯条件を満たすか否かを判断し、時間帯条件を満たすと判断した場合に、時間帯条件に対応付けられた閲覧データ識別情報を表示部に表示させることとしてもよい。
【0013】
上記した記憶部は、制御部によって検索された際にキーとして指定された用語を示す検索キーワードをさらに記憶し、制御部は、記憶部が記憶する検索キーワードをさらに表示部に表示させ、入力部が、表示部に表示された検索キーワードのいずれかを選択するための検索キーワード選択情報の入力をさらに受け付けると、閲覧データ選択情報によって選択される閲覧データ識別情報によって識別され、かつ、位置選択情報によって選択される位置情報に関連し、かつ、検索キーワード選択情報によって選択される検索キーワードに関連する閲覧データを他の装置から取得して表示部に表示させることとしてもよい。
【0014】
上記した情報処理装置は、入力部と、ユーザの所属グループを識別するためのグループ識別データを記憶する記憶部と、をさらに備え、制御部は、記憶部が記憶するグループ識別データをさらに表示部に表示させ、入力部が、表示部に表示された位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と表示部に表示されたグループ識別データのいずれかを選択するためのグループ選択情報との入力を受け付けると、グループ選択情報によって選択されるグループ識別データに関連し、かつ、位置選択情報によって選択される位置情報に関連する閲覧データを他の装置から取得して表示部に表示させることとしてもよい。
【0015】
上記した情報処理装置は、入力部と、コンテンツデータを記憶する記憶部と、記憶部が記憶するコンテンツデータを再生すると、再生したコンテンツデータに関連する情報を取得して記憶部に関連情報として記憶させる再生部と、をさらに備え、制御部は、記憶部が記憶する関連情報をさらに表示部に表示させ、入力部が、表示部に表示された位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と表示部に表示された関連情報を選択するための関連情報選択情報との入力を受け付けると、関連情報選択情報によって選択される関連情報に関連し、位置選択情報によって選択される位置情報に関連する閲覧データを他の装置から取得して表示部に表示させることとしてもよい。
【0016】
上記した情報処理装置は、入力部と、表示部に表示される閲覧データを識別するための閲覧データ識別情報を記憶するとともにアプリケーションデータを記憶し、アプリケーションデータを識別するためのアプリケーションデータ識別情報とアプリケーションデータが起動された回数を示す起動回数と位置情報とを対応付けて記憶する記憶部と、制御部によって記憶部が記憶するアプリケーションデータを起動すると、取得部によって取得したアプリケーション起動時の自装置の位置を示す位置情報と起動したアプリケーションデータに対応するアプリケーションデータ識別情報とに対応付けられた起動回数に対して、所定の値を加算する起動回数計測部と、をさらに備え、制御部は、取得部によって取得した現在の位置を示す位置情報に対応するアプリケーションデータ識別情報と起動回数とに応じた閲覧データ識別情報をさらに表示部に表示させ、入力部が、表示部に表示された位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と表示部に表示された閲覧データ識別情報のいずれかを選択するための閲覧データ選択情報との入力を受け付けると、閲覧データ選択情報によって選択される閲覧データ識別情報に関連し、かつ、位置選択情報によって選択される位置情報に関連する閲覧データを他の装置から取得して表示部に表示させることとしてもよい。
【0017】
上記した情報処理装置は、入力部と、表示部に表示される閲覧データを識別するための閲覧データ識別情報を記憶するとともにコンテンツデータを記憶し、コンテンツデータを識別するためのコンテンツデータ識別情報とコンテンツデータを解析して得られるコンテンツ解析結果とを対応付けて記憶し、コンテンツデータ識別情報とコンテンツデータが再生された回数を示す再生回数と位置情報とを対応付けて記憶する記憶部と、記憶部が記憶するコンテンツデータを再生すると、取得部によって取得したコンテンツデータ再生時の自装置の位置を示す位置情報と再生したコンテンツデータに対応するコンテンツデータ識別情報とに対応付けられた再生回数に対して、所定の値を加算する再生部と、をさらに備え、制御部は、取得部によって取得した現在の位置を示す位置情報に対応するコンテンツデータ識別情報に対応するコンテンツ解析結果と再生回数とに応じた閲覧データ識別情報をさらに表示部に表示させ、入力部が、表示部に表示された位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と表示部に表示された閲覧データ識別情報のいずれかを選択するための閲覧データ選択情報との入力を受け付けると、閲覧データ選択情報によって選択される閲覧データ識別情報に関連し、かつ、位置選択情報によって選択される位置情報に関連する閲覧データを他の装置から取得して表示部に表示させることとしてもよい。
【0018】
上記した取得情報記憶部は、位置情報として住所情報を記憶し、取得回数計測部は、取得部が位置情報を取得すると、取得した位置情報を住所情報に変換し、住所情報に対応付けられた取得回数に対して、所定の値を加算することとしてもよい。
【0019】
上記した取得情報記憶部は、位置情報として近隣駅情報を記憶し、取得回数計測部は、取得部が位置情報を取得すると、取得した位置情報を、位置情報の近隣に存在する近隣駅を示す近隣駅情報に変換し、近隣駅情報に対応付けられた取得回数に対して、所定の値を加算することとしてもよい。
【0020】
上記した情報処理装置は、表示部と、表示部に表示される閲覧データを識別するための閲覧データ識別情報を記憶し、路線を示す路線情報と路線上に存在する駅を示す駅情報とを対応付けて記憶する記憶部と、をさらに備え、制御部は、取得情報記憶部が記憶する取得情報の近隣駅情報を、近隣駅情報に対応付けられている取得回数の多い順にソートして表示部に表示させるとともに、近隣駅情報が存在する路線情報に対応付けられ、かつ、近隣駅情報以外の駅情報について記憶部から取得して表示部に表示させることとしてもよい。
【発明の効果】
【0021】
以上説明したように本発明によれば、情報処理装置のユーザが頻繁に訪れる場所に関する情報をユーザに提供することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。なお、説明は以下の順序で行う。
【0023】
1. 第1実施形態
1−1. 情報処理装置の機能構成
1−2. 情報処理装置のハードウェア構成
1−3. 取得情報のデータ構造
1−4. 情報処理装置の動作
1−5. 住所情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例
1−6. 住所情報を使用する場合における情報処理装置の動作
1−7. 近隣駅情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例
1−8. 近隣駅情報を使用する場合における情報処理装置の動作
1−9. 情報掲載ページ情報のデータ構造例
1−10.表示部による情報の表示例
1−11.時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報のデータ構造例
1−12.時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報の表示例
1−13.路線情報と駅情報との対応情報のデータ構造例
1−14.路線情報と駅情報との対応情報の表示例
1−15.検索キーワードと検索回数との対応情報のデータ構造例
1−16.検索キーワードの表示例
1−17.グループ識別データのデータ構造例
1−18.グループ識別データの表示例
1−19.関連キーワードと再生回数との対応情報のデータ構造例
1−20.関連キーワードの表示例
1−21.位置情報とアプリケーションの起動回数との対応情報のデータ構造例
1−22.アプリケーションの起動回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造
1−23.アプリケーションの起動回数を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例
1−24.位置情報とコンテンツデータの再生回数との対応情報のデータ構造例
1−25.コンテンツデータ識別情報とコンテンツデータ解析結果との対応情報のデータ構造
1−26.コンテンツデータ解析結果とコンテンツデータの再生回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造
1−27.コンテンツデータ解析結果を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例
2. まとめ
3. 本実施形態の変形例
【0024】
<1.第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
【0025】
[1−1.情報処理装置の機能構成]
まず、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の機能構成について説明する。図1は、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。以下、図1を用いて本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の機能構成について説明する。
【0026】
図1に示すように、情報処理装置100は、例えば、ネットワーク300を介して情報管理装置200と通信を行うことが可能である。情報管理装置200は、情報処理装置100からネットワーク300を介して閲覧データを識別するための閲覧データ識別情報を受信すると、受信した閲覧データ識別情報によって識別される閲覧データを情報処理装置100に送信する。本実施形態では、情報処理装置100は、情報管理装置200とネットワーク300を介して通信を行うことが可能であることとするが、情報処理装置100は、例えば、専用線等を介して情報管理装置200と通信を行うことが可能であることとしてもよい。
【0027】
また、情報管理装置200が送信する閲覧データは、情報管理装置200が保持しているものであってもよいし、情報管理装置200が情報処理装置100から受信した閲覧データ識別情報に基づいて情報管理装置200以外の装置が保持しているものを取得するものであってもよい。
【0028】
また、本実施形態では、閲覧データ識別情報として閲覧データが記憶されているアドレスを使用することとするが、閲覧データ識別情報は閲覧データを識別するための情報であれば特に限定されるものではない。また、閲覧データ識別情報としてURL(Uniform Resource Locator)を使用し、閲覧データとしてHTML(HyperText Markup Language)文書やその配下の各種データ(画像データなど)を使用することとしてもよい。その場合には、情報管理装置200は、Webサーバとして機能し、情報処理装置100から送信された閲覧データ識別情報の一例としてのURLによって指定された閲覧データの一例としてのHTML文書等を情報処理装置100に送信する。
【0029】
情報処理装置100は、例えば、PC(Personal Computer)、家庭用映像処理装置(DVDレコーダ、ビデオデッキなど)、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置、PDA(Personal Digital Assistant)、家庭用ゲーム機器、携帯用ゲーム機器、家電機器などであってもよい。情報処理装置100はユーザによって持ち運びが可能であり、ユーザが移動するごとに情報処理装置100の位置も変化するものであってもよい。
【0030】
情報処理装置100は、少なくとも、取得情報記憶部180と、取得部130と、取得回数計測部150と、制御部160とを備えるものである。また、情報処理装置100は、通信部110、入力部120、表示部140、履歴情報記憶部170、記憶部190、再生部191、起動回数計測部192等を備えることとしてもよい。入力部120、記憶部190については図9〜図11等を用いて後述する。再生部191、起動回数計測部192については図20〜図28等を用いて後述する。
【0031】
取得情報記憶部180は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、光磁気記憶デバイス等により構成される。取得情報記憶部180は、互いに異なる1以上の位置情報と1以上の位置情報それぞれの取得回数とを対応付けてなる取得情報を記憶することが可能である。
【0032】
取得部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成される。取得部130は、自装置の位置を示す位置情報を取得することが可能である。本実施形態では、取得部130が所定の時間ごと(例えば、1分ごと)に位置情報の取得を行うこととする。しかし、位置情報の取得を行うタイミングについては特に限定されるものではなく、例えば、常時に位置情報を取得することとしてもよい。
【0033】
位置情報の形式は、緯度、経度を用いた形式に限られず、例えば、x、y座標を用いた形式であっても、極座標を用いた形式であっても、ベクトルを用いた形式であってもよい。また、位置情報の取得については特に限定されるものではない。取得部130は、衛星から通信部110を介して受信した信号に基づいて自装置の位置を測定して自装置の位置情報を取得することとしてもよいし、情報処理装置100の位置を推定するサーバから情報処理装置100の位置を示す位置情報を取得することとしてもよい。
【0034】
本実施形態では、取得部130は、取得した位置情報を履歴情報記憶部170に履歴情報として登録することとするが、取得回数計測部150に直接出力することとしてもよい。また、取得部130は、取得した位置情報にその位置情報を取得した時刻を示す時刻情報を対応付けて履歴情報記憶部170に登録することとしてもよい。また、取得部130は、取得した位置情報にその位置情報を取得した時刻を示す時刻情報を対応付けて取得回数計測部150に出力することとしてもよい。
【0035】
取得回数計測部150は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成される。取得回数計測部150は、取得部130が位置情報を取得すると、取得した位置情報に対応付けられて取得情報記憶部180に記憶されている取得回数に対して、所定の値を加算する。所定の値は、特に限定されるものではないが、例えば、「1」であってもよいし、他の正の整数であってもよい。本実施形態では、取得部130が取得した位置情報が履歴情報として履歴情報記憶部170に登録されており、取得回数計測部150は、未処理の履歴情報について所定の時間ごと(例えば、5分ごと)に加算を行うこととする。しかし、加算を行うタイミングについては特に限定されるものではなく、取得部130が位置情報を取得するたびに行うこととしてもよい。
【0036】
制御部160は、例えば、CPU、ROM、RAM等から構成され、取得情報記憶部180が記憶する取得情報を取得回数の多い順にソートするものである。取得回数は取得情報記憶部180が記憶する取得情報に含まれるものである。また、制御部160は、取得情報記憶部180が記憶する取得情報の位置情報を、ソートした順に並べて表示部140に表示させることとしてもよい。
【0037】
履歴情報記憶部170は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、光磁気記憶デバイス等により構成される。履歴情報記憶部170は、取得部130が取得した位置情報を履歴情報として記憶するものである。履歴情報記憶部170は、位置情報に取得部130がその位置情報を取得した時刻を示す時刻情報を対応付けてさらに記憶することとしてもよい。
【0038】
表示部140は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、EL(ElectroLuminescence)ディスプレイ装置、ランプなどの表示装置など、取得した情報をユーザに対して視覚的に通知することが可能な装置で構成される。なお、表示部140は、出力装置の一例として示したに過ぎず、出力装置はスピーカやヘッドホンなどの音声出力装置等であってもよい。
【0039】
通信部110は、例えば、通信装置等から構成され、ネットワーク300を介して情報管理装置200と通信を行うことが可能である。通信部110は、例えば、周囲の基地局などが送信する信号(例えば、ビーコン信号)を受信する受信部としての機能を有することとしてもよい。その場合には、通信部110は、無線LAN対応通信装置、GSM対応通信装置、Bluetooth対応通信装置等を含んで構成されることとしてもよい。また、通信部110は、衛星からの信号を受信する受信部としての機能を有することとしてもよい。その場合には、通信部110は、衛星からの信号を受信できるアンテナ等を含んで構成されている。
【0040】
以上、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置100の機能構成について説明した。次に、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置100のハードウェア構成について説明する。
【0041】
[1−2.情報処理装置のハードウェア構成]
次に、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図2は、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。以下、図2を用いて本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
【0042】
情報処理装置100は、主に、CPU901と、ROM903と、RAM905と、ホストバス907と、ブリッジ909と、外部バス911と、インタフェース913と、入力装置915と、出力装置917と、ストレージ装置919と、ドライブ921と、接続ポート923と、通信装置925とを備える。
【0043】
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置100内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。
【0044】
ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
【0045】
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなどユーザが操作する操作手段である。また、入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール手段(いわゆる、リモコン)であってもよいし、情報処理装置100の操作に対応した携帯電話やPDA等の外部接続機器929であってもよい。さらに、入力装置915は、例えば、上記の操作手段を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路などから構成されている。情報処理装置100のユーザは、この入力装置915を操作することにより、情報処理装置100に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
【0046】
出力装置917は、例えば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置およびランプなどの表示装置や、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置や、プリンタ装置、携帯電話、ファクシミリなど、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、情報処理装置100が行った各種処理により得られた結果を出力する。具体的には、表示装置は、情報処理装置100が行った各種処理により得られた結果を、テキストまたはイメージで表示する。他方、音声出力装置は、再生された音声データや音響データ等からなるオーディオ信号をアナログ信号に変換して出力する。
【0047】
ストレージ装置919は、情報処理装置100の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した音響信号データや画像信号データなどを格納する。
【0048】
ドライブ921は、記録媒体用リーダライタであり、情報処理装置100に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に記録を書き込むことも可能である。リムーバブル記録媒体927は、例えば、DVDメディア、HD−DVDメディア、Blu−rayメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)(CompactFlash:CF)、メモリースティック、または、SDメモリカード(Secure Digital memory card)等である。また、リムーバブル記録媒体927は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit card)または電子機器等であってもよい。
【0049】
接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、i.Link等のIEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)ポート等の、機器を情報処理装置100に直接接続するためのポートである。この接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理装置100は、外部接続機器929から直接音響信号データや画像信号データを取得したり、外部接続機器929に音響信号データや画像信号データを提供したりする。
【0050】
通信装置925は、例えば、ネットワーク300に接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。通信装置925は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデム等である。この通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で音響信号等を送受信することができる。また、通信装置925に接続されるネットワーク300は、有線または無線によって接続されたネットワーク等により構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信等であってもよい。
【0051】
以上、本発明の各実施形態に係る情報処理装置100の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。
【0052】
以上、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置100のハードウェア構成について説明した。次に、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置100の取得情報記憶部180が記憶する取得情報のデータ構造例について説明する。
【0053】
[1−3.取得情報のデータ構造例]
次に、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の取得情報記憶部が記憶する取得情報のデータ構造例について説明する。図3は、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の取得情報記憶部が記憶する取得情報のデータ構造例を示す図である。以下、図3を用いて本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の取得情報記憶部が記憶する取得情報のデータ構造例について説明する。
【0054】
図3に示すように、情報処理装置100の取得情報記憶部180が記憶する取得情報は、互いに異なる1以上の位置情報と1以上の位置情報それぞれの取得回数とが対応付けられた構造となっている。図3には、位置情報の一例として、緯度および経度が示されている。
【0055】
以上、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置100の取得情報記憶部180が記憶する取得情報のデータ構造例について説明した。次に、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置100の動作について説明する。
【0056】
[1−4.情報処理装置の動作]
次に、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の動作について説明する。図4は、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の動作を示すフローチャートである。以下、図4を用いて本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の動作について説明する。
【0057】
図4に示すように、取得部130は、所定の時間X(例えば、1分)が経過したか否かを判断する(ステップS101)。取得部130は、所定の時間Xが経過していないと判断した場合には(ステップS101で「No」)、ステップS104に進む。取得部130は、所定の時間Xが経過したと判断した場合には(ステップS101で「Yes」)、自装置の位置情報を取得して(ステップS102)、取得した位置情報を履歴情報記憶部170に登録する(ステップS103)。
【0058】
続いて、取得回数計測部150は、所定の時間Y(例えば、5分)が経過したか否かを判断する(ステップS104)。取得回数計測部150は、所定の時間Yが経過していないと判断した場合には(ステップS104で「No」)、ステップS107に進む。取得回数計測部150は、所定の時間Yが経過したと判断した場合には(ステップS104で「Yes」)、履歴情報記憶部170に登録されている未処理の位置情報に対応する取得回数を取得情報記憶部180から検索して、その取得回数に対して、所定の値(例えば、「1」)を加算する(ステップS105)。各位置情報には、例えば、処理が終了したか否かを判断するための処理完了フラグが付加されているものとする。その場合には、加算が終わっていない位置情報に付加された処理完了フラグには、未処理である旨の値が設定されており、取得回数計測部150は、加算が終わった位置情報に付加された処理完了フラグには、処理が完了した旨の値を設定する。
【0059】
続いて、制御部160は、取得情報記憶部180が記憶する取得情報を取得回数の多い順にソートする(ステップS106)。制御部160は、入力部120がユーザからの表示指示の入力を受け付けた否かを判断する(ステップS107)。制御部160は、入力部120がユーザからの表示指示の入力を受け付けていないと判断した場合には(ステップS107で「No」)、ステップS101に戻って処理を継続する。制御部160は、入力部120がユーザからの表示指示の入力を受け付けたと判断した場合には(ステップS107で「Yes」)、位置情報をソートした順に表示して(ステップS108)、処理を終了する。
【0060】
以上、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置100の動作について説明した。ところで、取得情報記憶部180は、位置情報として住所情報を記憶することも考えられる。その場合には、取得回数計測部150は、取得部130が取得した位置情報を住所情報に変換して、変換して得られた住所情報に対応付けられた取得回数を取得情報記憶部180から検索し、その取得回数に対して、所定の値を加算することとしてもよい。位置情報を住所情報に変換するために使用するために、位置情報と住所情報とが対応付けられてなる位置住所対応情報が必要であるが、この位置住所対応情報は、記憶部190に記憶されていてもよいし、情報処理装置100の外部に記憶されていることとしてもよい。次に、住所情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例について説明する。
【0061】
[1−5.住所情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例]
次に、住所情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例について説明する。図5は、住所情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例を示す図である。以下、図5を用いて住所情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例について説明する。
【0062】
図5に示すように、住所情報を使用する場合には、情報処理装置100の取得情報記憶部180が記憶する取得情報は、互いに異なる1以上の住所情報と1以上の住所情報それぞれの取得回数とが対応付けられた構造となっている。
【0063】
以上、住所情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例について説明した。次に、住所情報を使用する場合における情報処理装置100の動作について説明する。
【0064】
[1−6.住所情報を使用する場合における情報処理装置の動作]
次に、住所情報を使用する場合における情報処理装置の動作について説明する。図6は、住所情報を使用する場合における情報処理装置の動作を示すフローチャートである。以下、図6を用いて住所情報を使用する場合における情報処理装置の動作について説明する。
【0065】
図6に示すように、取得部130は、所定の時間X(例えば、1分)が経過したか否かを判断する(ステップS201)。取得部130は、所定の時間Xが経過していないと判断した場合には(ステップS201で「No」)、ステップS205に進む。取得部130は、所定の時間Xが経過したと判断した場合には(ステップS201で「Yes」)、自装置の位置情報を取得し(ステップS202)、取得した位置情報を住所情報に変換し(ステップS203)、変換した得た住所情報を履歴情報記憶部170に登録する(ステップS204)。
【0066】
続いて、取得回数計測部150は、所定の時間Y(例えば、5分)が経過したか否かを判断する(ステップS205)。取得回数計測部150は、所定の時間Yが経過していないと判断した場合には(ステップS205で「No」)、ステップS208に進む。取得回数計測部150は、所定の時間Yが経過したと判断した場合には(ステップS205で「Yes」)、履歴情報記憶部170に登録されている未処理の住所情報に対応する取得回数を取得情報記憶部180から検索して、その取得回数に対して、所定の値(例えば、「1」)を加算する(ステップS206)。各住所情報には、例えば、処理が終了したか否かを判断するための処理完了フラグが付加されているものとする。その場合には、加算が終わっていない住所情報に付加された処理完了フラグには、未処理である旨の値が設定されており、取得回数計測部150は、加算が終わった住所情報に付加された処理完了フラグには、処理が完了した旨の値を設定する。
【0067】
続いて、制御部160は、取得情報記憶部180が記憶する取得情報を取得回数の多い順にソートする(ステップS207)。制御部160は、入力部120がユーザからの表示指示の入力を受け付けた否かを判断する(ステップS208)。制御部160は、入力部120がユーザからの表示指示の入力を受け付けていないと判断した場合には(ステップS208で「No」)、ステップS201に戻って処理を継続する。制御部160は、入力部120がユーザからの表示指示の入力を受け付けたと判断した場合には(ステップS207で「Yes」)、住所情報をソートした順に表示して(ステップS209)、処理を終了する。
【0068】
以上、住所情報を使用する場合における情報処理装置100の動作について説明した。ところで、取得情報記憶部180は、位置情報として近隣駅情報を記憶することも考えられる。その場合には、取得回数計測部150は、取得部130が取得した位置情報を近隣駅情報に変換して、変換して得られた近隣情報に対応付けられた取得回数を取得情報記憶部180から検索し、その取得回数に対して、所定の値を加算することとしてもよい。位置情報を近隣駅情報に変換するために使用するために、位置情報と近隣駅情報とが対応付けられてなる位置近隣駅対応情報が必要であるが、この位置近隣駅対応情報は、記憶部190に記憶されていてもよいし、情報処理装置100の外部に記憶されていることとしてもよい。位置情報と近隣駅情報との対応付けについては、特に限定されるものではないが、例えば、駅と所定の距離(例えば、100m)以内の位置を示す位置情報に対してその駅を近隣駅として対応付けることができる。次に、近隣駅情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例について説明する。
【0069】
[1−7.近隣駅情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例]
次に、近隣駅情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例について説明する。図7は、近隣駅情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例を示す図である。以下、図7を用いて近隣駅情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例について説明する。
【0070】
図7に示すように、近隣駅情報を使用する場合には、情報処理装置100の取得情報記憶部180が記憶する取得情報は、互いに異なる1以上の近隣駅情報と1以上の近隣駅情報それぞれの取得回数とが対応付けられた構造となっている。
【0071】
以上、近隣駅情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例について説明した。次に、近隣駅情報を使用する場合における情報処理装置100の動作について説明する。
【0072】
[1−8.近隣駅情報を使用する場合における情報処理装置の動作]
次に、近隣駅情報を使用する場合における情報処理装置の動作について説明する。図8は、近隣駅情報を使用する場合における情報処理装置の動作を示すフローチャートである。以下、図8を用いて近隣駅情報を使用する場合における情報処理装置の動作について説明する。
【0073】
図8に示すように、取得部130は、所定の時間X(例えば、1分)が経過したか否かを判断する(ステップS301)。取得部130は、所定の時間Xが経過していないと判断した場合には(ステップS301で「No」)、ステップS305に進む。取得部130は、所定の時間Xが経過したと判断した場合には(ステップS301で「Yes」)、自装置の位置情報を取得し(ステップS302)、取得した位置情報を近隣駅情報に変換し(ステップS303)、変換した得た近隣駅情報を履歴情報記憶部170に登録する(ステップS304)。
【0074】
続いて、取得回数計測部150は、所定の時間Y(例えば、5分)が経過したか否かを判断する(ステップS305)。取得回数計測部150は、所定の時間Yが経過していないと判断した場合には(ステップS305で「No」)、ステップS308に進む。取得回数計測部150は、所定の時間Yが経過したと判断した場合には(ステップS305で「Yes」)、履歴情報記憶部170に登録されている未処理の近隣駅情報に対応する取得回数を取得情報記憶部180から検索して、その取得回数に対して、所定の値(例えば、「1」)を加算する(ステップS306)。各近隣駅情報には、例えば、処理が終了したか否かを判断するための処理完了フラグが付加されているものとする。その場合には、加算が終わっていない近隣駅情報に付加された処理完了フラグには、未処理である旨の値が設定されており、取得回数計測部150は、加算が終わった近隣駅情報に付加された処理完了フラグには、処理が完了した旨の値を設定する。
【0075】
続いて、制御部160は、取得情報記憶部180が記憶する取得情報を取得回数の多い順にソートする(ステップS307)。制御部160は、入力部120がユーザからの表示指示の入力を受け付けた否かを判断する(ステップS308)。制御部160は、入力部120がユーザからの表示指示の入力を受け付けていないと判断した場合には(ステップS308で「No」)、ステップS301に戻って処理を継続する。制御部160は、入力部120がユーザからの表示指示の入力を受け付けたと判断した場合には(ステップS307で「Yes」)、近隣駅情報をソートした順に表示して(ステップS309)、処理を終了する。
【0076】
以上、近隣駅情報を使用する場合における情報処理装置100の動作について説明した。ところで、情報処理装置100は、表示部140に表示される閲覧データを識別するための閲覧データ識別情報を記憶する記憶部190をさらに備えることとしてもよい。その場合には、制御部160は、記憶部190が記憶する閲覧データ識別情報をさらに表示部140に表示させることとしてもよい。以下では、閲覧データ識別情報の一例として情報掲載ページ名、情報掲載ページアドレスを使用することとする。表示部140に表示する閲覧データ識別情報としては情報掲載ページ名を使用し、情報管理装置200に送信する閲覧データ識別情報としては情報掲載ページアドレスを使用することとする。この場合には、例えば、記憶部190は、情報掲載ページ名と情報掲載ページアドレスとが対応付けられた情報掲載ページ情報を記憶しており、情報掲載ページ名と情報掲載ページアドレスとが相互に変換可能となっている。次に、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置100の記憶部190が記憶する情報掲載ページ情報のデータ構造例について説明する。
【0077】
[1−9.情報掲載ページ情報のデータ構造例]
次に、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の記憶部が記憶する情報掲載ページ情報のデータ構造例について説明する。図9は、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の記憶部が記憶する情報掲載ページ情報のデータ構造例を示す図である。以下、図9を用いて本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の記憶部が記憶する情報掲載ページ情報のデータ構造例について説明する。
【0078】
図9に示すように、情報掲載ページ情報は、情報掲載ページ名と情報掲載ページアドレスとが対応付けられた構造となっている。
【0079】
以上、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置100の記憶部190が記憶する情報掲載ページ情報のデータ構造例について説明した。次に、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置100の表示部140が表示する情報の表示例について説明する。
【0080】
[1−10.表示部による情報の表示例]
次に、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の表示部が表示する情報の表示例について説明する。図10および図11は、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の表示部が表示する情報の表示例を示す図である。以下、図10および図11を用いて本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の表示部が表示する情報の表示例について説明する。
【0081】
図10に示すように、制御部160は、表示部140に近隣駅名141と情報掲載ページ名142とを表示させることができる。近隣駅名141は、取得情報記憶部180が記憶する近隣駅情報を表示したものであるが、近隣駅情報の代わりに住所情報を表示してもよく、位置情報を表示してもよい。情報掲載ページ名142は、取得情報記憶部180が記憶する情報掲載ページ名を表示したものである。
【0082】
入力部120は、表示部140に表示された位置情報(例えば、近隣駅名141)のいずれかを選択するための位置選択情報と表示部140に表示された閲覧データ識別情報(例えば、情報掲載ページ名142)のいずれかを選択するための閲覧データ選択情報との入力を受け付けることができる。制御部160は、入力部120が位置選択情報と閲覧データ選択情報との入力を受け付けると、閲覧データ選択情報によって選択される閲覧データ識別情報(例えば、情報掲載ページ名142)によって識別され、かつ、位置選択情報によって選択される位置情報(例えば、近隣駅名141)に関連する閲覧データを他の装置から取得して表示部140に表示させる。制御部160は、例えば、他の装置の一例としての情報管理装置200からネットワーク300を経由して通信部110を介して閲覧データの一例としての閲覧データを取得することができる。
【0083】
また、位置情報(例えば、近隣駅名141)に関連する閲覧データとは、例えば、その位置情報が含まれている閲覧データであってもよく、その位置情報が付加された閲覧データであってもよい。
【0084】
また、制御部160が取得した閲覧データを表示部140に表示させた場合における表示例が図11に示されている。図11には、位置情報(例えば、近隣駅名141)の一例として「A2」が選択され、閲覧データ識別情報(例えば、情報掲載ページ名142)として「レストラン情報」が選択された場合に、制御部160が取得した閲覧データを表示部140に表示させた例を示している。
【0085】
以上、本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置100の表示部140が表示する情報の表示例について説明した。以上に示した構成によれば、情報処理装置100のユーザは、頻繁に訪れる場所を把握することができる。また、情報処理装置100のユーザは、上述の例では、閲覧データ識別情報(例えば、情報掲載ページ名142)と位置情報(例えば、近隣駅名141)とを選択することによって、頻繁に訪れる場所に関する情報を閲覧することが可能となる。
【0086】
記憶部190は、閲覧データ識別情報に対応付けて日付、曜日または時刻に対する条件を示す時間帯条件をさらに記憶することとしてもよい。その場合には、制御部160は、現在の日付、曜日または時刻を現在情報として取得し、取得した現在情報が時間帯条件を満たすか否かを判断し、時間帯条件を満たすと判断した場合に、時間帯条件に対応付けられた閲覧データ識別情報を表示部140に表示させることとする。次に、時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報について説明する。
【0087】
[1−11.時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報のデータ構造例]
次に、時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報のデータ構造例について説明する。図12は、時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報のデータ構造例を示す図である。以下、時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報のデータ構造例について説明する。
【0088】
図9に示すように、情報掲載ページ情報は、情報掲載ページ名と情報掲載ページアドレスと時間帯条件とが対応付けられた構造となっている。
【0089】
以上、時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報のデータ構造例について説明した。次に、時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報の表示例について説明する。
【0090】
[1−12.時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報の表示例]
次に、時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報の表示例について説明する。図13は、時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報の表示例を示す図である。以下、図13を用いて時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報の表示例について説明する。
【0091】
図13に示すように、制御部160は、表示部140に近隣駅名141と情報掲載ページ名142とを表示させることができる。図13には、「2008年12月12日(金)19:00現在」に表示した例が示されており、図12に示した時間帯条件のうちで現在の曜日、時刻が条件を満たすもの「祝日イベント情報」「居酒屋情報」等も表示されている。
【0092】
以上、時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報の表示例について説明した。また、記憶部190は、表示部140に表示される閲覧データを識別するための閲覧データ識別情報(例えば、情報掲載ページ名142)を記憶し、路線を示す路線情報と路線上に存在する駅を示す駅情報とを対応付けて記憶することとしてもよい。その場合には、制御部160は、取得情報記憶部180が記憶する取得情報の近隣駅情報を、近隣駅情報に対応付けられて記憶部190に記憶されている取得回数の多い順にソートして表示部140に表示させる。また、それとともに、制御部160は、近隣駅情報が存在する路線情報に対応付けられ、かつ、近隣駅情報以外の駅情報について記憶部190から取得して表示部140に表示させる。次に、路線情報と駅情報との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0093】
[1−13.路線情報と駅情報との対応情報のデータ構造例]
次に、路線情報と駅情報との対応情報のデータ構造例について説明する。図14は、路線情報と駅情報との対応情報のデータ構造例を示す図である。以下、路線情報と駅情報との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0094】
図14に示すように、路線情報と駅情報との対応情報は、路線情報の一例としての路線名と駅情報の一例としての駅名とが対応付けられた構造となっている。
【0095】
以上、路線情報と駅情報との対応情報のデータ構造例について説明した。次に、路線情報と駅情報との対応情報の表示例について説明する。
【0096】
[1−14.路線情報と駅情報との対応情報の表示例]
次に、路線情報と駅情報との対応情報の表示例について説明する。図15は、路線情報と駅情報との対応情報の表示例を示す図である。以下、図15を用いて路線情報と駅情報との対応情報の表示例について説明する。
【0097】
図15に示すように、近隣駅名が存在する路線情報に対応付けられた駅名144が表示部140に表示されている。また、路線情報の一例としての路線名143も表示部140に表示されることとしてもよい。
【0098】
以上、路線情報と駅情報との対応情報の表示例について説明した。また、記憶部190が、制御部160によって検索された際にキーとして指定された用語を示す検索キーワードをさらに記憶することとしてもよい。その場合に、制御部160は、記憶部190が記憶する検索キーワードをさらに表示部140に表示させる。入力部120は、表示部140に表示された検索キーワードのいずれかを選択するための検索キーワード選択情報の入力をさらに受け付ける。入力部120が検索キーワード選択情報の入力をさらに受け付けると、制御部160は、閲覧データ選択情報によって選択される閲覧データ識別情報(例えば、情報掲載ページ名142)によって識別され、かつ、位置選択情報によって選択される位置情報(例えば、近隣駅名141)に関連し、かつ、検索キーワード選択情報によって選択される検索キーワードに関連する閲覧データを他の装置から取得して表示部140に表示させる。
【0099】
検索キーワードに関連する閲覧データとは、例えば、その検索キーワードが含まれている閲覧データであってもよく、その検索キーワードが付加された閲覧データであってもよい。
【0100】
また、記憶部190は、検索キーワードに対応付けてその検索キーワードを検索キーとして検索された回数を示す検索回数をさらに記憶することとしてもよい。その場合には、制御部160は、例えば、記憶部190に記憶された閾値を超えた検索回数に対応した検索キーワードのみをさらに表示部140に表示させることとしてもよい。次に、検索キーワードと検索回数との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0101】
[1−15.検索キーワードと検索回数との対応情報のデータ構造例]
次に、検索キーワードと検索回数との対応情報のデータ構造例について説明する。図16は、検索キーワードと検索回数との対応情報のデータ構造例を示す図である。以下、検索キーワードと検索回数との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0102】
図16に示すように、検索キーワードと検索回数との対応情報は、検索キーワードと検索回数とが対応付けられた構造となっている。
【0103】
以上、検索キーワードと検索回数との対応情報のデータ構造例について説明した。次に、検索キーワードと検索回数との対応情報の表示例について説明する。
【0104】
[1−16.検索キーワードの表示例]
次に、検索キーワードの表示例について説明する。図17は、検索キーワードの表示例を示す図である。以下、図17を用いて検索キーワードの表示例について説明する。
【0105】
図17に示すように、近隣駅名141と情報掲載ページ名142との他に、検索キーワード145が表示部140に表示されることとしてもよい。
【0106】
以上、検索キーワードの表示例について説明した。また、記憶部190が、ユーザの所属グループを識別するためのグループ識別データを記憶することとしてもよい。その場合には、制御部160は、記憶部190が記憶するグループ識別データをさらに表示部140に表示させる。入力部120は、表示部140に表示された位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と表示部140に表示されたグループ識別データのいずれかを選択するためのグループ選択情報との入力を受け付ける。入力部120が位置選択情報とグループ選択情報との入力を受け付けると、制御部160は、グループ選択情報によって選択されるグループ識別データに関連し、かつ、位置選択情報によって選択される位置情報に関連する閲覧データを他の装置から取得して表示部140に表示させる。
【0107】
グループ識別データに関連する閲覧データとは、例えば、そのグループ識別データが含まれている閲覧データであってもよく、そのグループ識別データが付加された閲覧データであってもよい。次に、グループ識別データのデータ構造例について説明する。
【0108】
[1−17.グループ識別データのデータ構造例]
次に、グループ識別データのデータ構造例について説明する。図18は、グループ識別データのデータ構造例を示す図である。以下、グループ識別データのデータ構造例について説明する。
【0109】
図18に示すように、グループ識別データは、所属グループを一例とした構造となっている。
【0110】
以上、グループ識別データのデータ構造例について説明した。次に、グループ識別データの表示例について説明する。
【0111】
[1−18.グループ識別データの表示例]
次に、グループ識別データの表示例について説明する。図19は、グループ識別データの表示例を示す図である。以下、図19を用いてグループ識別データの表示例について説明する。
【0112】
図19に示すように、近隣駅名141の他に、グループ識別データの一例としての所属グループ146が表示部140に表示されることとしてもよい。
【0113】
以上、グループ識別データの表示例について説明した。また、記憶部190が、コンテンツデータを記憶することとしてもよい。コンテンツデータとしては、音楽、講演およびラジオ番組などの音楽データや、映画、テレビジョン番組、ビデオプログラム、写真、絵画および図表などの映像データや、ゲームおよびソフトフェアなどの任意のデータがあげられる。その場合には、再生部191は、記憶部190が記憶するコンテンツデータを再生すると、再生したコンテンツデータからコンテンツデータに関連する用語を取得して記憶部190に関連キーワードとして記憶させる。
【0114】
制御部160は、記憶部190が記憶する関連キーワードをさらに表示部140に表示させ、入力部120は、表示部140に表示された位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と表示部140に表示された関連キーワードのいずれかを選択するための関連キーワード選択情報との入力を受け付ける。制御部160は、入力部120が位置選択情報と関連キーワード選択情報との入力を受け付けると、関連キーワード選択情報によって選択される関連キーワードに関連し、かつ、位置選択情報によって選択される位置情報に関連する閲覧データを他の装置から取得して表示部140に表示させる。
【0115】
関連キーワードに関連する閲覧データとは、例えば、その関連キーワードが含まれている閲覧データであってもよく、その関連キーワードが付加された閲覧データであってもよい。コンテンツデータがニュース番組データである場合には、再生部191は、そのニュース番組データから視聴ニュースジャンルを取得して記憶部190に関連キーワードの一例として記憶させることができる。
【0116】
また、記憶部190は、関連キーワードに対応付けてそのコンテンツの再生回数をさらに記憶することとしてもよい。その場合には、制御部160は、例えば、記憶部190に記憶された閾値を超えた再生回数に対応した関連キーワードのみをさらに表示部140に表示させることとしてもよい。次に、関連キーワードと再生回数との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0117】
[1−19.関連キーワードと再生回数との対応情報のデータ構造例]
次に、関連キーワードと再生回数との対応情報のデータ構造例について説明する。図20は、関連キーワードと再生回数との対応情報のデータ構造例を示す図である。以下、関連キーワードと再生回数との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0118】
図20に示すように、関連キーワードと再生回数との対応情報は、関連キーワードの一例としての視聴ニュースジャンルと再生回数の一例としての視聴回数とが対応付けられた構造となっている。
【0119】
以上、関連キーワードと再生回数との対応情報のデータ構造例について説明した。次に、グループ識別データの表示例について説明する。
【0120】
[1−20.関連キーワードの表示例]
次に、関連キーワードの表示例について説明する。図21は、関連キーワードの表示例を示す図である。以下、図21を用いて関連キーワードの表示例について説明する。
【0121】
図21に示すように、近隣駅名141の他に、関連キーワードの一例としての視聴ニュースジャンル147が表示部140に表示されることとしてもよい。
【0122】
以上、関連キーワードの表示例について説明した。記憶部190が、表示部140に表示される閲覧データを識別するための閲覧データ識別情報を記憶するとともにアプリケーションデータを記憶することとしてもよい。さらに、記憶部190は、アプリケーションデータを識別するためのアプリケーションデータ識別情報とアプリケーションデータが起動された回数を示す起動回数と位置情報とを対応付けて記憶することとしてもよい。
【0123】
その場合には、起動回数計測部192は、制御部160によって記憶部190が記憶するアプリケーションデータを起動すると、取得部130によって取得したアプリケーション起動時の自装置の位置を示す位置情報と起動したアプリケーションデータに対応するアプリケーションデータ識別情報とに対応付けられた起動回数に対して、所定の値を加算する。
【0124】
制御部160は、取得部130によって取得した現在の位置を示す位置情報に対応するアプリケーションデータ識別情報と起動回数とに応じた閲覧データ識別情報をさらに表示部140に表示させる。入力部120は、表示部140に表示された位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と表示部140に表示された閲覧データ識別情報のいずれかを選択するための閲覧データ選択情報との入力を受け付ける。制御部160は、入力部120が位置選択情報と閲覧データ選択情報との入力を受け付けると、閲覧データ選択情報によって選択される閲覧データ識別情報に関連し、かつ、位置選択情報によって選択される位置情報に関連する閲覧データを他の装置から取得して表示部140に表示させる。
【0125】
アプリケーションデータ識別情報と起動回数とに応じた閲覧データ識別情報は、例えば、記憶部190が、アプリケーションデータ識別情報と閲覧データ識別情報と起動回数の範囲とを対応付けて記憶しており、アプリケーションデータ識別情報に対応するアプリケーションの起動回数がその起動回数の範囲内である場合に、その起動回数の範囲に対応する閲覧データ識別情報であるとする。次に、記憶部190にアプリケーションPが記憶されているものとし、位置情報とアプリケーションPの起動回数との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0126】
[1−21.位置情報とアプリケーションの起動回数との対応情報のデータ構造例]
次に、位置情報とアプリケーションの起動回数との対応情報のデータ構造例について説明する。図22は、位置情報とアプリケーションの起動回数との対応情報のデータ構造例を示す図である。以下、位置情報とアプリケーションの起動回数との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0127】
図22に示すように、位置情報とアプリケーションPの起動回数との対応情報は、位置情報の一例としての近隣駅名とアプリケーションPとが対応付けられた構造となっている。
【0128】
以上、位置情報とアプリケーションPの起動回数との対応情報について説明した。次に、アプリケーションPの起動回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造について説明する。
【0129】
[1−22.アプリケーションの起動回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造]
次に、アプリケーションの起動回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造例について説明する。図23は、アプリケーションの起動回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造例を示す図である。以下、アプリケーションの起動回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0130】
図22に示すように、アプリケーションPの起動回数と閲覧データ識別情報との対応情報は、アプリケーションPの起動回数の範囲の一例としてのアプリケーションPの起動回数と閲覧データ識別情報の一例としての情報掲載ページ名とが対応付けられた構造となっている。
【0131】
以上、アプリケーションPの起動回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報について説明した。次に、アプリケーションの起動回数を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例について説明する。
【0132】
[1−23.アプリケーションの起動回数を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例]
次に、アプリケーションの起動回数を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例について説明する。図24は、アプリケーションの起動回数を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例を示す図である。以下、図24を用いてアプリケーションの起動回数を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例について説明する。
【0133】
図24に示すように、近隣駅名141の他に、閲覧データ識別情報の一例としての情報掲載ページ名148が表示されている。図24には、情報処理装置100のユーザが近隣駅名「A2」が示す位置に存在している場合に表示部140に表示される例を示している。この場合には、近隣駅名「A2」においてアプリケーションPの起動回数が「124回」であり(図22参照)、アプリケーションPの起動回数が「100回以上」に相当する(図23参照)。そのため、この「100回以上」に対応する情報掲載ページ名「居酒屋情報」「ランチ情報」が情報掲載ページ名148に表示されている。
【0134】
以上、アプリケーションの起動回数を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例について説明した。記憶部190は、表示部140に表示される閲覧データを識別するための閲覧データ識別情報を記憶するとともにコンテンツデータを記憶することとしてもよい。また、その場合には、記憶部190は、コンテンツデータを識別するためのコンテンツデータ識別情報とコンテンツデータを解析して得られるコンテンツ解析結果とを対応付けて記憶し、コンテンツデータ識別情報とコンテンツデータが再生された回数を示す再生回数と位置情報とを対応付けて記憶することとしてもよい。
【0135】
再生部191は、記憶部190が記憶するコンテンツデータを再生すると、取得部130によって取得したコンテンツデータ再生時の自装置の位置を示す位置情報と再生したコンテンツデータに対応するコンテンツデータ識別情報とに対応付けられた再生回数に対して、所定の値を加算する。
【0136】
制御部160は、取得部130によって取得した現在の位置を示す位置情報に対応するコンテンツデータ識別情報に対応するコンテンツ解析結果と再生回数とに応じた閲覧データ識別情報をさらに表示部140に表示させる。入力部120は、表示部140に表示された位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と表示部140に表示された閲覧データ識別情報のいずれかを選択するための閲覧データ選択情報との入力を受け付ける。制御部160は、位置選択情報と閲覧データ選択情報との入力を受け付けると、閲覧データ選択情報によって選択される閲覧データ識別情報に関連し、かつ、位置選択情報によって選択される位置情報に関連する閲覧データを他の装置から取得して表示部140に表示させる。次に、記憶部190にコンテンツデータS,Tが記憶されているものとし、位置情報とコンテンツデータS,Tの再生回数との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0137】
コンテンツ解析結果と再生回数とに応じた閲覧データ識別情報は、例えば、記憶部190が、コンテンツデータ解析結果と閲覧データ識別情報と再生回数の範囲とを対応付けて記憶しており、コンテンツデータ解析結果に対応するコンテンツデータの再生回数がその再生回数の範囲内である場合に、その再生回数の範囲に対応する閲覧データ識別情報であるとする。次に、記憶部190にコンテンツデータS,Tが記憶されているものとし、位置情報とコンテンツデータS,Tの再生回数との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0138】
[1−24.位置情報とコンテンツデータの再生回数との対応情報のデータ構造例]
次に、位置情報とコンテンツデータの再生回数との対応情報のデータ構造例について説明する。図25は、位置情報とコンテンツデータの再生回数との対応情報のデータ構造例を示す図である。以下、位置情報とコンテンツデータの再生回数との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0139】
図25に示すように、位置情報とコンテンツデータS,Tの再生回数との対応情報は、位置情報の一例としての近隣駅名とコンテンツデータSの再生回数とコンテンツデータTの再生回数とが対応付けられた構造となっている。ここでは、SとTとの2つのコンテンツデータが記憶部190に記憶されることとするが、コンテンツデータの個数は1つ以上であれば特に限定されるものではない。
【0140】
以上、位置情報とコンテンツデータS,Tの再生回数との対応情報について説明した。次に、コンテンツデータ識別情報とコンテンツデータ解析結果との対応情報のデータ構造について説明する。
【0141】
[1−25.コンテンツデータ識別情報とコンテンツデータ解析結果との対応情報のデータ構造]
次に、コンテンツデータ識別情報とコンテンツデータ解析結果との対応情報のデータ構造例について説明する。図26は、コンテンツデータ識別情報とコンテンツデータ解析結果との対応情報のデータ構造例を示す図である。以下、コンテンツデータ識別情報とコンテンツデータ解析結果との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0142】
図26に示すように、コンテンツデータ識別情報とコンテンツデータ解析結果との対応情報は、コンテンツデータ識別情報の一例としてのコンテンツデータ名とコンテンツデータ解析結果とが対応付けられた構造となっている。
【0143】
以上、コンテンツデータ識別情報とコンテンツデータ解析結果との対応情報について説明した。次に、コンテンツデータ解析結果とコンテンツデータの再生回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造について説明する。
【0144】
[1−26.コンテンツデータ解析結果とコンテンツデータの再生回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造]
次に、コンテンツデータ解析結果とコンテンツデータの再生回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造例について説明する。図27は、コンテンツデータ解析結果とコンテンツデータの再生回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造例を示す図である。以下、コンテンツデータ解析結果とコンテンツデータの再生回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造例について説明する。
【0145】
図27に示すように、コンテンツデータ解析結果とコンテンツデータの再生回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報は、コンテンツデータ解析結果とコンテンツデータの再生回数の範囲の一例としての再生回数と閲覧データ識別情報の一例としての情報掲載ページ名とが対応付けられた構造となっている。次に、コンテンツデータ解析結果を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例について説明する。
【0146】
[1−27.コンテンツデータ解析結果を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例]
次に、コンテンツデータ解析結果を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例について説明する。図28は、コンテンツデータ解析結果を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例を示す図である。以下、図28を用いてコンテンツデータ解析結果を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例について説明する。
【0147】
図28に示すように、近隣駅名141の他に、閲覧データ識別情報の一例としての情報掲載ページ名149が表示されている。図28には、情報処理装置100のユーザが近隣駅名「A2」が示す位置に存在している場合に表示部140に表示される例を示している。この場合には、近隣駅名「A2」においてコンテンツデータSの再生回数が「112回」であり(図25参照)、コンテンツデータSの解析結果は「明るい」である。コンテンツデータSの再生回数「112回」は、このコンテンツデータ解析結果「明るい」に対応する再生回数「100回以上」に相当する(図27参照)。そのため、この「100回以上」に対応する情報掲載ページ名「明るい居酒屋情報」が情報掲載ページ名149に表示されている。
【0148】
以上、コンテンツデータ解析結果を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例について説明した。
【0149】
<2.まとめ>
以上説明したように、本発明の実施形態にかかる情報処理装置によれば、情報処理装置のユーザは、頻繁に訪れる場所を把握することができる。また、情報処理装置のユーザは、閲覧データ識別情報と位置情報とを選択することによって、頻繁に訪れる場所に関する情報を閲覧することが可能となる。
【0150】
<3.本実施形態の変形例>
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0151】
また、本実施形態において、情報処理装置と情報管理装置とを分離した構成とする例を説明したが、かかる例に限られず、情報管理装置を情報処理装置と一体構成することも可能である。
【0152】
また、本明細書の情報処理装置の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートまたはシーケンス図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしてもよい。
【0153】
本実施形態では、情報処理装置の制御部が電車の路線情報を表示部に表示させる例について説明したが、路線情報に限定されず、あらゆる交通手段で使用する経路の情報を表示させることもできる。情報処理装置の制御部は、例えば、国道・都道府県道・高速道路のような幹線道路に関する情報を表示部に表示させることもできる。また、情報処理装置のユーザが海外に行った場合に、情報処理装置の制御部は、ユーザが行った先である外国に関連するおすすめ情報を表示部に表示させることも可能である。
【0154】
また、情報処理装置の制御部は、現在の位置を示す位置情報と、お勧め場所との天気情報に基づいて、お勧め場所を表示することもできる。例えば、情報処理装置の制御部は、現在位置の天気情報が雨である場合、晴れている、景色の良い場所をお勧めする情報を表示部に表示させることもできる。また、情報処理装置の制御部は、情報処理装置のユーザが暗い曲を聞いている場合に、晴れている場所をお勧めする情報を表示部に表示することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0155】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の取得情報記憶部が記憶する取得情報のデータ構造例を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】住所情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例を示す図である。
【図6】住所情報を使用する場合における情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】近隣駅情報を使用する場合における取得情報のデータ構造例を示す図である。
【図8】近隣駅情報を使用する場合における情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の記憶部が記憶する情報掲載ページ情報のデータ構造例を示す図である。
【図10】本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の表示部が表示する情報の表示例を示す図である。
【図11】本発明の第1実施形態にかかる情報処理装置の表示部が表示する情報の表示例を示す図である。
【図12】時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報のデータ構造例を示す図である。
【図13】時間帯条件を使用する場合における情報掲載ページ情報の表示例を示す図である。
【図14】路線情報と駅情報との対応情報のデータ構造例を示す図である。
【図15】路線情報と駅情報との対応情報の表示例を示す図である。
【図16】検索キーワードと検索回数との対応情報のデータ構造例を示す図である。
【図17】検索キーワードの表示例を示す図である。
【図18】グループ識別データのデータ構造例を示す図である。
【図19】グループ識別データの表示例を示す図である。
【図20】関連キーワードと再生回数との対応情報のデータ構造例を示す図である。
【図21】関連キーワードの表示例を示す図である。
【図22】位置情報とアプリケーションの起動回数との対応情報のデータ構造例を示す図である。
【図23】アプリケーションの起動回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造例を示す図である。
【図24】アプリケーションの起動回数を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例を示す図である。
【図25】位置情報とコンテンツデータの再生回数との対応情報のデータ構造例を示す図である。
【図26】コンテンツデータ識別情報とコンテンツデータ解析結果との対応情報のデータ構造例を示す図である。
【図27】コンテンツデータ解析結果とコンテンツデータの再生回数の範囲と閲覧データ識別情報との対応情報のデータ構造例を示す図である。
【図28】コンテンツデータ解析結果を使用した場合における閲覧データ識別情報の表示例を示す図である。
【符号の説明】
【0156】
100 情報処理装置
110 通信部
120 入力部
130 取得部
140 表示部
141 近隣駅名
142 情報掲載ページ名
143 路線名
144 駅名
145 検索キーワード
146 所属グループ
147 視聴ニュースジャンル
148 情報掲載ページ名
149 情報掲載ページ名
150 取得回数計測部
160 制御部
170 履歴情報記憶部
180 取得情報記憶部
190 記憶部
191 再生部
192 起動回数計測部
200 情報管理装置
300 ネットワーク
901 CPU
903 ROM
905 RAM
907 ホストバス
909 ブリッジ
911 外部バス
913 インタフェース
915 入力装置
917 出力装置
919 ストレージ装置
921 ドライブ
923 接続ポート
925 通信装置
927 リムーバブル記録媒体
929 外部接続機器


【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに異なる1以上の位置情報と前記1以上の位置情報それぞれの取得回数とを対応付けてなる取得情報を記憶することが可能である取得情報記憶部と、
自装置の位置を示す位置情報を取得する取得部と、
前記取得部が前記位置情報を取得すると、取得した前記位置情報に対応付けられた前記取得回数に対して、所定の値を加算する取得回数計測部と、
前記取得情報記憶部が記憶する前記取得情報を前記取得回数の多い順にソートする制御部と、
を備える、情報処理装置。
【請求項2】
表示部をさらに備え、
前記制御部は、
前記取得情報記憶部が記憶する前記取得情報の前記位置情報を、ソートした順に並べて前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記表示部に表示される閲覧データを識別するための閲覧データ識別情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、
前記記憶部が記憶する前記閲覧データ識別情報をさらに前記表示部に表示させる、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
入力部をさらに備え、
前記制御部は、
前記入力部が、前記表示部に表示された前記位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と前記表示部に表示された前記閲覧データ識別情報のいずれかを選択するための閲覧データ選択情報との入力を受け付けると、前記閲覧データ選択情報によって選択される前記閲覧データ識別情報によって識別され、かつ、前記位置選択情報によって選択される前記位置情報に関連する前記閲覧データを他の装置から取得して前記表示部に表示させる、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記記憶部は、
前記閲覧データ識別情報に対応付けて日付、曜日または時刻に対する条件を示す時間帯条件をさらに記憶し、
前記制御部は、
現在の日付、曜日または時刻を現在情報として取得し、取得した前記現在情報が前記時間帯条件を満たすか否かを判断し、前記時間帯条件を満たすと判断した場合に、前記時間帯条件に対応付けられた前記閲覧データ識別情報を前記表示部に表示させる、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記記憶部は、
前記制御部によって検索された際にキーとして指定された用語を示す検索キーワードをさらに記憶し、
前記制御部は、
前記記憶部が記憶する前記検索キーワードをさらに前記表示部に表示させ、前記入力部が、前記表示部に表示された前記検索キーワードのいずれかを選択するための検索キーワード選択情報の入力をさらに受け付けると、前記閲覧データ選択情報によって選択される前記閲覧データ識別情報によって識別され、かつ、前記位置選択情報によって選択される前記位置情報に関連し、かつ、前記検索キーワード選択情報によって選択される前記検索キーワードに関連する前記閲覧データを他の装置から取得して前記表示部に表示させる、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
入力部と、
ユーザの所属グループを識別するためのグループ識別データを記憶する記憶部と、
をさらに備え、
前記制御部は、
前記記憶部が記憶する前記グループ識別データをさらに前記表示部に表示させ、前記入力部が、前記表示部に表示された前記位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と前記表示部に表示された前記グループ識別データのいずれかを選択するためのグループ選択情報との入力を受け付けると、前記グループ選択情報によって選択される前記グループ識別データに関連し、かつ、前記位置選択情報によって選択される前記位置情報に関連する前記閲覧データを他の装置から取得して前記表示部に表示させる、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
入力部と、
コンテンツデータを記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶する前記コンテンツデータを再生すると、再生した前記コンテンツデータに関連する情報を取得して前記記憶部に関連情報として記憶させる再生部と、
をさらに備え、
前記制御部は、
前記記憶部が記憶する前記関連情報をさらに前記表示部に表示させ、前記入力部が、前記表示部に表示された前記位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と前記表示部に表示された前記関連情報を選択するための関連情報選択情報との入力を受け付けると、前記関連情報選択情報によって選択される前記関連情報に関連し、前記位置選択情報によって選択される前記位置情報に関連する前記閲覧データを他の装置から取得して前記表示部に表示させる、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
入力部と、
前記表示部に表示される閲覧データを識別するための閲覧データ識別情報を記憶するとともにアプリケーションデータを記憶し、前記アプリケーションデータを識別するためのアプリケーションデータ識別情報と前記アプリケーションデータが起動された回数を示す起動回数と位置情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記制御部によって前記記憶部が記憶する前記アプリケーションデータを起動すると、前記取得部によって取得した前記アプリケーション起動時の自装置の位置を示す位置情報と起動した前記アプリケーションデータに対応する前記アプリケーションデータ識別情報とに対応付けられた前記起動回数に対して、所定の値を加算する起動回数計測部と、
をさらに備え、
前記制御部は、
前記取得部によって取得した現在の位置を示す位置情報に対応する前記アプリケーションデータ識別情報と前記起動回数とに応じた前記閲覧データ識別情報をさらに前記表示部に表示させ、前記入力部が、前記表示部に表示された前記位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と前記表示部に表示された前記閲覧データ識別情報のいずれかを選択するための閲覧データ選択情報との入力を受け付けると、前記閲覧データ選択情報によって選択される前記閲覧データ識別情報に関連し、かつ、前記位置選択情報によって選択される前記位置情報に関連する前記閲覧データを他の装置から取得して前記表示部に表示させる、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
入力部と、
前記表示部に表示される閲覧データを識別するための閲覧データ識別情報を記憶するとともにコンテンツデータを記憶し、前記コンテンツデータを識別するためのコンテンツデータ識別情報と前記コンテンツデータを解析して得られるコンテンツ解析結果とを対応付けて記憶し、前記コンテンツデータ識別情報と前記コンテンツデータが再生された回数を示す再生回数と位置情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶する前記コンテンツデータを再生すると、前記取得部によって取得した前記コンテンツデータ再生時の自装置の位置を示す位置情報と再生した前記コンテンツデータに対応する前記コンテンツデータ識別情報とに対応付けられた前記再生回数に対して、所定の値を加算する再生部と、
をさらに備え、
前記制御部は、
前記取得部によって取得した現在の位置を示す位置情報に対応する前記コンテンツデータ識別情報に対応する前記コンテンツ解析結果と前記再生回数とに応じた前記閲覧データ識別情報をさらに前記表示部に表示させ、前記入力部が、前記表示部に表示された前記位置情報のいずれかを選択するための位置選択情報と前記表示部に表示された前記閲覧データ識別情報のいずれかを選択するための閲覧データ選択情報との入力を受け付けると、前記閲覧データ選択情報によって選択される前記閲覧データ識別情報に関連し、かつ、前記位置選択情報によって選択される前記位置情報に関連する前記閲覧データを他の装置から取得して前記表示部に表示させる、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記取得情報記憶部は、
前記位置情報として住所情報を記憶し、
前記取得回数計測部は、
前記取得部が前記位置情報を取得すると、取得した前記位置情報を住所情報に変換し、前記住所情報に対応付けられた前記取得回数に対して、所定の値を加算する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記取得情報記憶部は、
前記位置情報として近隣駅情報を記憶し、
前記取得回数計測部は、
前記取得部が前記位置情報を取得すると、取得した前記位置情報を、前記位置情報の近隣に存在する近隣駅を示す近隣駅情報に変換し、前記近隣駅情報に対応付けられた前記取得回数に対して、所定の値を加算する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項13】
表示部と、
前記表示部に表示される閲覧データを識別するための閲覧データ識別情報を記憶し、路線を示す路線情報と前記路線上に存在する駅を示す駅情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
をさらに備え、
前記制御部は、
前記取得情報記憶部が記憶する前記取得情報の前記近隣駅情報を、前記近隣駅情報に対応付けられている前記取得回数の多い順にソートして前記表示部に表示させるとともに、前記近隣駅情報が存在する前記路線情報に対応付けられ、かつ、前記近隣駅情報以外の前記駅情報について前記記憶部から取得して前記表示部に表示させる、
請求項12に記載の情報処理装置。
【請求項14】
互いに異なる1以上の位置情報と前記1以上の位置情報それぞれの取得回数とを対応付けてなる取得情報を記憶することが可能である取得情報記憶部と、取得部と、取得回数計測部と、制御部と、を備える情報処理装置が、
前記取得部によって、自装置の位置を示す位置情報を取得するステップと、
前記取得回数計測部によって、前記取得部が前記位置情報を取得すると、取得した前記位置情報に対応付けられた前記取得回数に対して、所定の値を加算するステップと、
前記制御部によって、前記取得情報記憶部が記憶する前記取得情報を前記取得回数の多い順にソートするステップと、
を含む、情報処理方法。
【請求項15】
コンピュータを、
互いに異なる1以上の位置情報と前記1以上の位置情報それぞれの取得回数とを対応付けてなる取得情報を記憶することが可能である取得情報記憶部と、
自装置の位置を示す位置情報を取得する取得部と、
前記取得部が前記位置情報を取得すると、取得した前記位置情報に対応付けられた前記取得回数に対して、所定の値を加算する取得回数計測部と、
前記取得情報記憶部が記憶する前記取得情報を前記取得回数の多い順にソートする制御部と、
を備える情報処理装置として機能させるためのプログラム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate

【図25】
image rotate

【図26】
image rotate

【図27】
image rotate

【図28】
image rotate


【公開番号】特開2010−157111(P2010−157111A)
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−335253(P2008−335253)
【出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】