説明

情報処理装置

【課題】取出位置に向かって移動するトレイが情報処理装置の載置面や、この載置面上に載置されている物品と接触することを防ぐことができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】上面12aと底面12bと開口部が形成された前面12cとを有する本体筐体と、本体筐体内に前端部が開口部に臨んで配設され、ディスク状の情報メディアが載置されるメディア載置部を有するトレイ21と、メディア載置部の少なくとも一部が露出する取出位置との間を可逆的に移動させてトレイ21を本体筐体に排出及び挿入するための移動機構26と、情報メディアが備える情報層に対し光を照射して情報の読み出し及び又は書き込みを行うピックアップ部と、を備えるドライブユニット20と、を備え、トレイ21の排出及び挿入方向は、本体筐体の底面12bに対し、収納位置から取出位置に向かって高くなるように傾斜している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の情報処理装置として、例えば、表示パネルを内蔵した表示筐体と、表示パネルに情報信号等を表示する表示部を備えた本体とを回動自在に軸支し、この本体に対して出し入れ可能なCD、DVD等の情報メディアが載置されるトレイを有するディスクドライブ装置を備えるノート型パーソナルコンピュータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−148291
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来の情報処理装置では、トレイが本体から手前に水平に引き出し可能に構成されている。情報処理装置に内蔵するドライブが備えるトレイは、ドライブ内に引き込んだトレイの下側から光ピックアップでトレイに載置した情報メディアを照射することで所望の情報信号の授受を行うための窓部と、情報処理装置自体の重量をなるべく軽量化するためトレイに施された切欠とを備えることが一般的である。このため、本体からトレイを引き出す際に、トレイが、本体が置かれた面上に在る物品と接触し、トレイに載置している情報メディアにおける光照射側の基板に傷をつけたり、本体からトレイを引き出すことができなかったりする場合があった。
【0005】
この課題を解決する手法としては、本体内部に配置するトレイの高さを大きくし、トレイと本体が置かれた面上に在る物品とを離すと解消することができるが、本体の筐体の厚みが大きくなることから、近年の小型化及び薄型化の要望に相反する構成となり現実的ではないと共に、例えば筆記具等で通常に操作する高さを備える机の上で情報処理装置を操作する際に本体の筐体の上面に配設されているキーボード等の入力部の高さが高くなるため操作性が低下し、その結果、例えばキー入力部を打鍵する操作者の疲労感を促進することとなる。
【0006】
また、近年の小型化及び薄型化の要望は、上記ノート型パーソナルコンピュータのみならず、テレビジョン映像等を記録するレコーダー、コンピュータの外部記憶装置等の情報処理装置についても同様に存在し、上記同様の課題が生じる。
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、本体からトレイを排出するときに、トレイが、本体が置かれた面上に在る物品と接触する可能性が低減され、トレイを排出及び挿入するドライブを配置した本体を薄型化できる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、上面と、該上面に対向する底面と、該上面及び該底面に連なり、開口部が形成された前面とを有する本体筐体と、前記本体筐体内に前端部が前記開口部に臨んで配設され、ディスク状の情報メディアが載置されるメディア載置部を有するトレイと、該メディア載置部が前記本体筐体内に収納された収納位置と前記開口部を通じて前記メディア載置部の少なくとも一部が露出する取出位置との間を可逆的に移動させて該トレイを前記本体筐体に排出及び挿入するための移動機構と、前記情報メディアが備える情報層に対し光を照射して情報の読み出し及び又は書き込みを行うピックアップ部と、を備えるドライブユニットと、を備え、前記トレイの排出及び挿入方向は、前記本体筐体の底面に対し、前記収納位置から前記取出位置に向かって高くなるように傾斜している。
【0009】
この構成によれば、トレイを本体筐体から排出するときに、トレイが、本体筐体が置かれた面上に在る物品と接触する可能性が低減できる情報処理装置の薄型化を達成することができる。
【0010】
前記本体筐体の底面に対する前記トレイの排出及び挿入方向の傾斜角度は、1度以上8度以下であってもよい。
【0011】
この構成によれば、上記傾斜角度が8度以下であると、操作者がトレイの傾斜に違和感やメディア載置部に情報メディアを載置し難いとの感を抱かせない。上記傾斜角度が1度以上であると、上記効果がより好適に得られる。
【0012】
前記ドライブユニットは、ピックアップ側の基板の層の厚さが0.2mm未満の情報メディアの情報の読み出しが可能に構成されている光学ドライブであってもよい。
【0013】
この構成によれば、トレイに載置した情報メディアのピックアップ側の基板と本体筐体が置かれた面上にある物品とが接触する可能性を低減することができ、これによって、当該物品が情報メディアのピックアップ側の基板を突き破り、情報層を傷つける可能性を低減することができる。
【0014】
前記情報メディアをブルーレイディスクとすると、トレイに載置したブルーレイディスクのピックアップ側の基板と本体筐体が置かれた面上にある物品とが接触する可能性を低減することができ、これによって、当該物品がブルーレイディスクのピックアップ側の基板を傷つけるあるいは、基板を突き破り情報層を傷つける可能性を低減することができる。
【0015】
前記本体筐体の上面は、後端から前端に向かって低くなるように傾斜していてもよい。
【0016】
この構成によれば、本体筐体の前部が後部より相対的に薄くなるので、トレイと本体筐体載置面上の物品との接触の可能性が高くなるとともに、トレイの本体筐体載置面に対する見かけ上の傾斜角度を小さく構成することができる。従って、本発明のトレイ傾斜効果がより顕著になる。
【0017】
前記情報処理装置は、レコーダー、外部記憶装置、又は前記本体筐体の上面に設けられた情報を入力するための入力部と前記入力された情報を処理するための処理部とをさらに備えるコンピュータであってもよい。
【0018】
この構成によれば、情報処理装置をコンピュータ、レコーダー又は外部記憶装置として用いることができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明は以上のように構成され、トレイを本体筐体から排出するときに、トレイが、本体筐体が置かれた面上に在る物品と接触する可能性が低減される情報処理装置を薄型化する事ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の実施の形態1に係る情報処理装置の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の情報処理装置の構成を示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る情報処理装置の構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は相当する要素には同じ参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
【0022】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る情報処理装置100の構成を示す斜視図である。図2は、図1の情報処理装置100の構成を示す側面図である。
【0023】
図1に示すように、本実施の形態に係る情報処理装置100は、いわゆるラップトップ型のパーソナルコンピュータ(laptop personal computer)、ノート型パーソナルコンピュータ(notebook personal computer)と呼ばれる情報処理装置である。以下では、情報処理装置100の操作者が位置する側を前といい、情報処理装置100の操作者からみて右側及び左側をそれぞれ右及び左といい、情報処理装置100の操作者から奥に位置する側を後という。
【0024】
情報処理装置100は、本体部1と、本体部1の後端部に設けられたヒンジ部10の中心軸の周りに回動自在に取り付けられている表示部2とを備えている。表示部2は、本体部1の内部に設けられた図示しない回路基板に接続されている。なお、表示部2は、本体部1から離れて設けられたものであっても良く、この場合にはヒンジ部10は不要となる。
【0025】
本体部1は、本体筐体12と、ドライブユニット20とを備えている。
【0026】
本体筐体12は、扁平な箱状体であり、図2に示すように、上面12aと、上面12aに対向する底面12bと、上面12aと底面12bに連なる側面を有する。そして、この側面のうち、上面12aの前端部及び底面12bの前端部に連なる側面が前面12cである。この前面12cの例えば右寄りには、開口部13(図1参照)が形成されている。本体筐体12には、図示しない情報処理部を構成する回路基板等の各種電気部品が収容されている。また、本体筐体12の側面等には、図示しない外部接続コネクタ、作動状況を示す状態表示部等が設けられている。
【0027】
そして、図1に示すように、上面12aには、情報を入力するためのキーボード14及びタッチパッド15(入力部)が設けられている。キーボード14及びタッチパッド15は、本体筐体12の内部に設けられた上述の回路基板に接続されている。
【0028】
そして、図2に示すように、例えば、上面12aの前端部の本体筐体12の載置面Aからの高さH1は、上面12aの後端部(すなわちヒンジ部10側)の本体筐体12の載置面Aからの高さH2よりも低く形成されている。即ち、キーボード14及びタッチパッド15が設けられている上面12aは、操作者の視認方向を向いた姿勢に構成されている。これによって、上面12aは、操作者の手元側が低くなる方向に傾斜するので、キーボード14及びタッチパッド15の操作性を向上させることができる。但し、上面12aの傾斜の有無は特に限定されない。
【0029】
底面12bは、例えば、図2に示すように平坦に形成されている。
【0030】
ドライブユニット20は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)(登録商標)等の中央部に中心孔が形成されたディスク状の情報メディアに記録された情報の読み出し、及び情報メディアに対する書き込みを行う装置であり、本体筐体12の内部に設けられた上述の回路基板に接続されている。なお、上記ディスク状の情報メディアとは、メディア自体の外形状がディスク状であることをいい、例えば、ディスク状の情報メディアをケースに収めたカートリッジタイプの情報メディアは含まない。従って、フレキシブルディスクはディスク状の情報メディアには含まれない。
【0031】
このドライブユニット20は、前面に開口部が形成された扁平な箱状体のドライブユニット筐体25を備えている。
【0032】
そして、ドライブユニット筐体25は、本体筐体12の内部に配設され、ドライブユニット筐体25の開口部が、本体筐体12の開口部13に臨んで配設されている。
【0033】
そして、ドライブユニット筐体25の内部に情報メディアが載置されるトレイ21が設けられている。図1に示すように、トレイ21は、上面中央部に円形の窪みを有し、当該窪みが情報メディアが載置されるメディア載置部30を構成している。但し、厳密には本実施の形態では、メディア載置部30と若干量高くかつ平行にターンテーブル34が構成され、情報メディアはターンテーブル34(後述)上に載置する構成であるが、メディア載置部30はトレイ20に備わるものとして以下説明する。なお、本実施の形態においては、メディア載置部30の最大直径が約12センチメートル(例えば6センチメートルの小径情報メディアも載置可能)に形成され、直径が12センチメートルのCD、DVD及びブルーレイディスクが載置可能である。したがって、円形の窪みに情報メディアを載置することにより、容易に情報メディアをメディア載置部30に位置させることができる。また、トレイ21は軽量化のため、例えば、右側に切欠部31を有する構成を備えても良い。
【0034】
また、トレイ21の前端部には、ドライブユニット筐体25の開口部を閉塞可能な形状に形成され、塵埃等がドライブユニット筐体25に入り込むことを防止するカバー23が設けられている。カバー23の外側面には、トレイ21をドライブユニット筐体25から取り出すための取り出しボタン24が設けられている。なお、カバー23を省略し、その代わりに、例えば、本体筐体12又はドライブユニット筐体25の開口部の縁部にこの開口部を開閉するシャッターを設けてもよい。
【0035】
そして、トレイ21の中央部に図示しないモータにより回転される回転軸22が設けられている。回転軸22の周囲にはターンテーブル34が形成されていて、情報メディアは、上述したように正確には、ターンテーブル34に載置される。回転軸22は、メディア載置部30に載置された情報メディアの中心孔とチャッキングすることで嵌合する不図示のチャッキング部を備える。これによって、回転軸22は、情報メディアと共に回転するよう構成されている。そして、上述したとおり、切欠部31が形成されているので、回転軸22と嵌合する情報メディアの縁部がメディア載置部30の側壁に遮られること無く外側に露出する。これによって、情報メディアの縁部を押し上げてこの情報メディアを回転軸22が備えるチャキング部から容易に取り外すことができる。
【0036】
そして、メディア載置部30には、回転軸22から外側に径方向に延びて形成されている孔部32が形成されている。孔部32には、孔部32が延びる方向に不図示の対物レンズが往復動し、メディア載置部30に載置された情報メディアに記録された情報の読み出し及び情報の情報メディアに対する書き込みを行うピックアップ33(ピックアップ部)が設けられている。
【0037】
そして、トレイ21は、回転軸22及びピックアップ33と共に駆動部26(移動機構)の駆動力によりドライブユニット20に挿入した収納位置と、本体筐体12の開口部13を通じて本体筐体12から排出した取出位置との間を図示しない案内部に案内されて直線方向に可逆的に移動可能に構成されている。そして、トレイ21を取出位置に位置させることにより、メディア載置部30が露出し、メディア載置部30への情報メディアの載置、又はメディア載置部30からの情報メディアの取り出しを行うことができる。取出位置は、例えば、トレイ21が本体筐体12から6〜12センチメートル突出した位置、即ち、情報メディアの中心孔が露出する位置から情報メディアの全てが露出する位置の間の位置である。
【0038】
そして、図2に示すように、ドライブユニット20は、本体筐体12の載置面Aからの前端部20aの高さが載置面Aからの後端部20bの高さよりも高くなるように載置面Aに対して傾斜して配設されている。即ち、トレイ21の排出及び挿入方向は、底面12bに対し収納位置から取出位置に向かって高くなるように傾斜している。なお、図2では煩雑となるため、ピックアップ33やメディアを回転するスピンドルモーター等は割愛している。
【0039】
このドライブユニット20の傾斜角度(トレイ21の排出及び挿入方向の傾斜角度)θは、底面12bに対し、例えば、1度以上8度以下傾斜した角度に設定されている。1度以上であると、トレイ21が本体筐体12の載置面A上に載置されている物品と接触する可能性を好適に低減できる。また、8度以下であると、操作者がトレイ21の傾斜に違和感やメディア載置部30に情報メディアを載置し難いとの感を抱かせない。なお、トレイ21の排出及び挿入方向の傾斜角度θは、具体的には、情報メディアが載置されるメディア載置面30(ターンテーブル34が成す面と等価)の底面12bに対する傾斜角度として定義される。本実施の形態では、底面11bに対するメディア載置部30の傾斜角度θは3度とした。
【0040】
以上に説明したように、本実施の形態に係る情報処理装置100によれば、トレイ21の排出及び挿入方向は、底面12bに対し収納位置から取出位置に向かって高くなるように傾斜しているので、本体筐体12の載置面Aと取出位置に向かって移動するトレイ21とを離すことができる。これによって、取出位置に向かって移動するトレイ21が本体筐体12の載置面A上に載置されている物品と接触する可能性を低減できる。
【0041】
また、トレイ21に載置した情報メディアと載置面Aとの距離を離すことができ、載置面A上に載置されている物品が情報メディアのピックアップ33側の基板に例えば切欠部31あるいは孔部32を通して接触し、これを突き破り情報層を傷つけたり、光照射側の基板を傷付け光学的特性を変化させたりすることを防ぐことができる。これは、特に、ドライブユニット20が、例えば、ブルーレイディスクのように、ピックアップ33側の基板の層の厚さが0.2mm未満とすることで、1枚当たりに保存できる情報量がCDやDVDと比べ飛躍的に高い光ディスクの情報の読み出しが可能なものであるときに有効である。
【0042】
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2に係る情報処理装置200の構成を示す斜視図である。
【0043】
図3に示すように本実施の形態に係る情報処理装置200は、パーソナルコンピュータに接続して用いられる外部記憶装置である。実施の形態1に係る情報処理装置100は、表示部2、キーボード14及びタッチパッド15を備えず、信号線201を介して図示しないパーソナルコンピュータと情報の授受を行い、情報メディアに対し情報の読み出し及び又は書き込みを行う。また、実施の形態1に係る情報処理装置100は、ターンテーブル34に情報メディアを載置し、チャッキング部(不図示)を有する回転軸22でチャッキングする構成に対し、本実施の形態に係る情報処理装置100は、トレイ21が備えるメディア載置部30に情報メディアを載置し、トレイ21が情報処理装置200の内部に挿入されたとき上からチャッキング部材(不図示)でチャッキングする。これ以外は、基本的に実施の形態1と同じである。また、情報処理装置200は、いわゆるブルーレイディスクレコーダーといったテレビジョン映像等を記録するレコーダーであってもよい。
【0044】
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明の情報処理装置は、ラップトップ型のパーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ等の情報処理装置として有用である。
【符号の説明】
【0046】
1 本体部
2 表示部
10 ヒンジ部
12 本体筐体
12a (本体筐体の)上面
12b (本体筐体の)底面
12c (本体筐体の)前面
14 キーボード
15 タッチパッド
20 ドライブユニット
21 トレイ
22 回転軸
23 カバー
24 取り出しボタン
25 ドライブユニット筐体
26 駆動部
30 メディア載置部
31 切欠部
32 孔部
33 ピックアップ
34 ターンテーブル
100 情報処理装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面と、該上面に対向する底面と、該上面及び該底面に連なり、開口部が形成された前面とを有する本体筐体と、
前記本体筐体内に前端部が前記開口部に臨んで配設され、ディスク状の情報メディアが載置されるメディア載置部を有するトレイと、該メディア載置部が前記本体筐体内に収納された収納位置と前記開口部を通じて前記メディア載置部の少なくとも一部が露出する取出位置との間を可逆的に移動させて該トレイを前記本体筐体に対し排出及び挿入するための移動機構と、前記情報メディアが備える情報層に対し光を照射して情報の読み出し及び又は書き込みを行うピックアップ部と、を備えるドライブユニットと、を備え、
前記トレイの排出及び挿入方向は、前記本体筐体の底面に対し、前記収納位置から前記取出位置に向かって高くなるように傾斜している、情報処理装置。
【請求項2】
前記本体筐体の底面に対する前記トレイの排出及び挿入方向の傾斜角度は、1度以上8度以下である、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ドライブユニットは、ピックアップ部側の基板の層の厚さが0.2mm未満の情報メディアの情報の読み出しが可能に構成されている光学ドライブである、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記情報メディアは、ブルーレイディスクである、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記本体筐体の上面は、後端から前端に向かって低くなるように傾斜している、請求項1乃至4の何れかに記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記情報処理装置は、レコーダー、外部記憶装置、又は前記本体筐体の上面に設けられた情報を入力するための入力部と前記入力された情報を処理するための処理部とをさらに備えるコンピュータである、請求項1乃至5の何れかに記載の情報処理装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−137856(P2012−137856A)
【公開日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−288520(P2010−288520)
【出願日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】