説明

情報板提供情報作成装置および情報表示システム

【課題】 ドライバの要求に応えるより多くの情報を情報板へ提供することが可能な情報板提供情報作成装置および情報表示システムを提供する。
【解決手段】 感知器データから区間渋滞度を作成し、感知器データおよび区間渋滞度から区間所要時間を作成し、区間渋滞度および区間所要時間に基づく図形情報を作成し、区間渋滞情報と、区間所要時間と、図形情報とを組み合わせて、提供情報の複数の候補を作成し、情報を提供する情報板30毎の基準を格納したテーブルを用いて提供情報の複数の候補の中から所定の情報板30に提供する提供情報を判定し、判定された提供情報に基づいて所定の情報板30を制御する情報板提供情報作成装置20。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報板提供情報作成装置および情報表示システムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、道路にはその道路の状態を表示する情報板が設置されている。現状導入されている情報板は、2段(文字表示エリアが2行)の情報板や、1段(文字表示エリアが1行)の文字情報板が多い。2段以上の情報を提供すると、ドライバが情報板を注視してしまうため危険である。そのため、いくつかの事象(事故、渋滞等)を、同時に文字表示して情報提供する場合、走行中のドライバが安全に認識できるのは、2事象程度が限界である。
【0003】
上記のように、情報板では表示エリアのサイズ、ドライバからの視認性およびドライバの安全性の観点から、限られた情報提供しかできなかった。このため、ドライバの要求に合っていない情報提供が行われることがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−84927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
道路の構造に問題が無ければ、情報板のタイプを文字情報板から複数の事象を表示できる図形情報板に物理的に変更することは可能であるが、この場合には多くの費用が必要となる。
【0006】
また、一定量を超えない文字情報により情報提供が可能であったが、より多くの情報提供はドライバの安全面からも実現することが困難であった。そのため、ドライバが情報板に注視することなく、短時間で視認し易い表示であって、文字情報ではなく図形情報を表示することが要求されていた。
【0007】
本発明は上記事情を鑑みて成されたものであって、ドライバの要求に応えるより多くの情報を情報板へ提供することが可能な情報板提供情報作成装置および情報表示システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態による情報板提供情報作成装置は、道路上に設置された車両感知器で検出された感知器データを受信する車両検知器データ受信部と、前記感知器データ受信部から受信した前記感知器データから区間渋滞度を作成する区間渋滞度作成部と、前記区間渋滞度作成部から受信した前記感知器データおよび前記区間渋滞度から区間所要時間を作成する区間所要時間作成部と、前記区間渋滞度作成部から受信した前記区間渋滞度および前記区間所要時間に基づく図形情報を作成する図形部作成部と、前記区間所要時間作成部から受信した前記区間渋滞情報および前記区間所要時間と、前記図形部作成部から受信した前記図形情報とを組み合わせて、提供情報の複数の候補を作成する提供情報作成部と、情報を提供する情報板毎の基準を格納したテーブルを用いて前記提供情報作成部から受信した前記提供情報の複数の候補の中から所定の情報板に提供する提供情報を判定する情報提供範囲内事象判定部と、前記情報提供範囲内事象判定部から受信した前記提供情報に基づいて前記所定の情報板を制御する情報板制御部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】実施形態に係る情報板提供情報作成装置が搭載された情報表示システムの一構成例を説明するための図である。
【図2】実施形態に係る情報板提供情報作成装置の一構成例を示すブロック図である。
【図3】実施形態に係る情報板提供情報作成装置の処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図4】事象判定テーブルの一例を説明するための図である。
【図5】交互表示判定テーブルの一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に、本実施形態に係る情報板提供情報作成装置が搭載された情報表示システムの一構成例を示す。図1に示す情報表示システムは、道路上に設置され道路上の車両の有無を感知する車両感知器10と、情報板提供情報作成装置20と、情報板提供情報作成装置20から提供された情報を表示する文字情報板30と、を備えている。
【0011】
車両感知器10は、道路を通過する車両を検知し、道路を通行する車両の交通量、速度、占有部(オキュパンシィ)等(感知器データ)を情報板提供情報作成装置へ出力する。
【0012】
情報板提供情報作成装置20は文字情報板30に表示する提供情報を作成する装置である。提供情報としては、文字情報と図形情報の二種類である。以下にそれらの内容を記載する。
【0013】
文字情報は、渋滞長や、ある地点までの所要時間、事象(通行止め、工事、故障車、火災等)などの情報を文字情報板30に文字を用いて表示される情報である。
【0014】
図形情報は、文字情報板30の表示部32に表示可能な道路図形を作成し、その道路図形をあらかじめ定めている区間毎に渋滞度(渋滞、混雑、自由流)を色により表示し、区間毎に生じた事象をシンボルマーク等により表示する情報である。なお、所要時間は図形により表示することが困難であるため文字により表示される。
【0015】
情報板提供情報作成装置20は、提供情報作成処理部22と、図形部作成処理部24と、を備えている。提供情報作成処理部22と図形部作成処理部24とは互いにデータを送受信可能に接続されている。提供情報作成処理部22は、車両感知器10から受信した感知器データと、図形部作成処理部24で生成された図形部情報とから文字情報板30への提供情報を作成して情報板制御信号として出力する。
【0016】
文字情報板30は、道路を渡って配置された表示部32と、道路の両脇において表示部を支持する支持体と、を備えている。表示部32には例えば複数のLED(light emitting diode)がマトリクス状に配置され、情報板提供情報作成装置20から受信した情報板制御信号により表示する文字に対応する位置のLEDが発光するように制御される。
【0017】
図2に、本実施形態に係る情報板提供情報作成装置20の一構成例を説明するためのブロック図を示す。提供情報作成処理部22は、車両感知器10からの感知器データを受信する車両感知器データ受信部221と、区間渋滞度作成部222と、区間所要時間作成部223と、提供情報作成部224と、情報提供範囲内事象判定部225と、情報板制御部226と、を備えている。図形部作成処理部24は図形部作成部241を備えている。
【0018】
区間渋滞度作成部222は、感知器データから区間渋滞度を作成して区間所要時間作成部223へ出力する。
区間所要時間作成部223は、感知器データと区間渋滞度とから区間所要時間を作成して、受信した区間渋滞度と合わせて区間所要時間を提供情報作成部224へ出力する。
【0019】
提供情報作成部224は、図形部作成処理部24から図形情報を受信して、図形部データ、区間渋滞度、および区間所要時間より提供情報を作成する。
情報提供範囲内事象判定部225は、情報を提供する文字情報板30が設置された位置に応じて、後述する事象判定テーブルや交互表示判定テーブルを用いて提供する情報を判定して情報板制御部226へ出力する。事象判定テーブルや交互表示判定テーブルは、文字情報板30毎の基準を格納して、予め情報提供範囲内事象判定部225に備えられている。
【0020】
情報板制御部226は、情報提供範囲内事象判定部225から受信した文字情報板30で提供する情報に基づいて、文字情報板30の表示部32の表示を制御する情報板制御信号を出力する。
【0021】
図形部作成部241は、提供情報作成処理部22とのデータ送受信により得た、区間渋滞度および区間所要時間に基づいて、文字情報板に表示させる図形の絵柄を作成して図形情報として、提供情報作成部224へ出力する。
【0022】
図3に、上記情報板提供情報作成装置20の動作の一例を説明するフローチャートを示す。この図に従って、上記情報板提供情報作成装置20の動作の一例を説明する。
【0023】
まず、車両感知器データ受信部221は、車両感知器10から感知器データを受信して(ステップST1)、区間渋滞度作成部222へ送信する。
【0024】
区間渋滞度作成部222は、感知器データに基づいて予め定めている区間毎に渋滞度を渋滞、混雑、自由流などの区分に判定して、区間渋滞度情報を作成する(ステップST2)。区間渋滞度作成部222は、感知器データと作成した区間渋滞度情報とを区間所要時間作成部223へ送信する。
【0025】
区間所要時間作成部223は、感知器データ及び区間渋滞度情報に基づいて、区間の所要時間(車両が現時点からある地点へ到達するまでの走行時間)を作成する(ステップST3)。区間所要時間作成部223は、区間渋滞度情報と作成した区間所要時間とを提供情報作成部224と図形部作成部241へ送信する。
【0026】
図形部作成部241は、文字情報板30で提供する図形情報の絵柄を作成し(ステップST5)、提供情報作成部224に送信する。
【0027】
提供情報作成部224は、受信した区間渋滞度、区間所要時間、および、図形情報に基づいて、文字情報板30に表示する情報の候補となる提供情報を複数作成する(ステップST4)。提供情報作成部224は、作成した提供情報の複数の候補を情報提供範囲内事象判定部225へ送信する。
【0028】
情報提供範囲内事象判定部225は、提供情報の複数の候補のデータから、後述のように、文字情報板30毎に提供情報の判定を行なう(ステップST6)。選択された提供情報は、情報板制御部226へ送信される。
情報板制御部226は、受信した提供情報に基づいて、文字情報板30の表示部32を制御する。
【0029】
図4に文字情報板30で表示する情報の判定に用いられる事象判定テーブルの一例を示す。事象判定テーブルは、文字情報板30毎の事象件数の基準値を格納している。情報提供範囲内事象判定部225は、所定の文字情報板30で表示する情報が、予め定めた基準の事象件数よりも多い場合には図形情報を表示すると判定し、予め定めた基準の事象件数以下である場合には文字表示のみであると判定する。
【0030】
情報提供範囲内事象判定部225は、文字情報板30で提供する情報を、事象の件数と事象判定テーブルとに基づいて決定する。情報提供範囲内事象判定部225は、所定の文字情報板30について、例えば、狭域・広域範囲の事象の合計件数が2件以下、狭域範囲の事象件数が1件、又は、事象判定テーブルの数字以下である場合、文字情報のみの情報提供(図形情報の提供なし)と判定する(ステップST6)。
【0031】
この場合、情報提供範囲内事象判定部225は、文字情報板30に表示させる文字情報からなる提供情報を情報板制御部226へ送信する(ステップST7)。情報板制御部226は、受信した提供情報に基づいて、文字情報板30の表示部32が文字情報を表示するように制御する(ステップST8)。
【0032】
情報提供範囲内事象判定部225は、所定の文字情報板30について、例えば上記以外の場合、すなわち、狭域・広域範囲の事象の合計が3件以上、狭域範囲の事象件数が2件以上、および、事象判定テーブルの数字よりも大きい場合、図形情報の提供ありと判定する(ステップST6)。
【0033】
この場合、情報提供範囲内事象判定部225は、文字情報板30の設置位置の直近の渋滞状況と、交互表示判定テーブルとに基づいて、文字情報板30での交互表示の実施有無についてさらに判定を行なう。
【0034】
情報提供範囲内事象判定部225は、所定の文字情報板30の設置位置の直近に渋滞がなく、かつ、所定の事象が交互表示判定テーブルの数字以下(ただしゼロの場合を除く)であれば、交互表示を行なわないと判定する(ステップST9)。
【0035】
この場合、情報提供範囲内事象判定部225は、文字情報板30に表示させる文字情報と図形情報とからなる提供情報を情報板制御部226へ送信する(ステップST10)。情報板制御部226は、受信した提供情報に基づいて、文字情報板30の表示部32が文字情報と図形情報を表示するように制御する(ステップST11)。
【0036】
情報提供範囲内事象判定部225は、所定の文字情報板30の設置位置の直近に渋滞があり、又は、所定の事象が交互表示判定テーブルの数字を超える件数である場合、交互表示を行なうと判定する(ステップST9)。
【0037】
図5に、交互表示判定テーブルの一例を示す。交互表示判定テーブルの一例では、事象件数の基準値と、渋滞の基準距離と、が格納されている。
この場合、情報提供範囲内事象判定部225は、文字情報板30で提供すべき所定の情報が狭域範囲の事象に関する情報か否かに基づいて提供情報をさらに判定する。すなわち、情報提供範囲内事象判定部225は、提供情報が狭域範囲の事象に関する情報のみである場合、図形情報と文字情報との交互表示を行なうと判定する(ステップST12)。
【0038】
この場合、情報提供範囲内事象判定部225は、図形情報と文字情報とを交互表示を行なう提供情報を情報板制御部226へ送信する(ステップST13)。情報板制御部226は、受信した提供情報に基づいて、文字情報板30の表示部32が図形情報と文字情報との交互表示をするように制御する(ステップST14)。
【0039】
情報提供範囲内事象判定部225は、文字情報板30で提供すべき所定の情報が広域範囲の事象に関する情報を含む場合、2種類の図形情報の交互表示を行なうと判定する(ステップST12)。
【0040】
この場合、情報提供範囲内事象判定部225は、2種類の図形情報を交互表示する提供情報を情報板制御部226へ送信する(ステップST15)。情報板制御部226は、受信した提供情報に基づいて、文字情報板30の表示部32が2種類の図形情報を交互表示するように制御する(ステップST16)。
【0041】
上記のように、文字情報板30に情報を表示させると、表示すべき情報が多い場合には図形を用いて情報を表示することにより、ドライバが短時間で情報を認識することを可能としている。また、渋滞により車両の流れが遅い場合には、ドライバが文字情報板30を比較的長時間で確認することが可能であることから、文字情報板30で交互表示を行ない、より多くの情報をドライバに提供することが可能となる。この結果、ドライバの要求に応えるより多くの情報を提供することが可能となる。
【0042】
すなわち、本実施形態によれば、ドライバの要求に応えるより多くの情報を情報板へ提供することが可能な情報板提供情報作成装置および情報表示システムを提供することができる。
【0043】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0044】
10…車両感知器、20…情報板提供情報作成装置、22…提供情報作成処理部、24…図形部作成処理部、30…情報板(文字情報板)、32…表示部、221…車両感知器データ受信部、222…区間渋滞度作成部、223…区間所要時間作成部、224…提供情報作成部、225…情報提供範囲内事象判定部、226…情報板制御部、241…図形部作成部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
道路上に設置された車両感知器で検出された感知器データを受信する車両検知器データ受信部と、
前記感知器データ受信部から受信した前記感知器データから区間渋滞度を作成する区間渋滞度作成部と、
前記区間渋滞度作成部から受信した前記感知器データおよび前記区間渋滞度から区間所要時間を作成する区間所要時間作成部と、
前記区間渋滞度作成部から受信した前記区間渋滞度および前記区間所要時間に基づく図形情報を作成する図形部作成部と、
前記区間所要時間作成部から受信した前記区間渋滞情報および前記区間所要時間と、前記図形部作成部から受信した前記図形情報とを組み合わせて、提供情報の複数の候補を作成する提供情報作成部と、
情報を提供する情報板毎の基準を格納したテーブルを用いて前記提供情報作成部から受信した前記提供情報の複数の候補の中から所定の情報板に提供する提供情報を判定する情報提供範囲内事象判定部と、
前記情報提供範囲内事象判定部で判定された前記提供情報に基づいて前記所定の情報板を制御する情報板制御部と、を備える情報板提供情報作成装置。
【請求項2】
前記テーブルは、前記情報板毎の事象件数の基準値を格納した第1テーブルを備え、
前記情報提供範囲内事象判定部は、事象件数が第1値以下の場合、あるいは、前記所定の情報板の狭域範囲の事象件数が第2値以下の場合、あるいは、事象件数が前記第1テーブルの基準値以下である場合に、前記提供情報の複数の候補から文字情報のみを含むものを提供すると判定する請求項1記載の情報板提供情報作成装置。
【請求項3】
前記テーブルは、前記情報板毎の事象件数の基準値および渋滞の基準距離を格納した第2テーブルを備え、
前記情報提供範囲内事象判定部は、前記所定の情報板の設置箇所に渋滞がある場合、あるいは、事象件数が前記第2テーブルの基準値を超える場合に、交互表示を行なうと判定する請求項1又は請求項2記載の情報板提供情報作成装置。
【請求項4】
前記情報提供範囲内事象判定部は、交互表示を行なうと判定した場合、提供情報が狭域範囲の事象に関するもののみである場合には図形情報と文字情報との交互表示を行なうと判定し提供情報が、広域範囲の事象に関するものを含む場合には、複数種類の図形情報の交互表示を行なうと判定する、請求項3記載の情報板提供情報作成装置。
【請求項5】
道路上に設置された車両感知器と、
前記車両感知器で検出された感知器データを受信する情報板提供情報作成装置と、
前記情報提供情報作成装置により表示する情報を制御される複数の情報板と、を備え、
前記情報板提供情報作成装置は、
前記感知器データを受信する車両検知器データ受信部と、
前記感知器データ受信部から受信した前記感知器データから区間渋滞度を作成する区間渋滞度作成部と、
前記区間渋滞度作成部から受信した前記感知器データおよび前記区間渋滞度から区間所要時間を作成する区間所要時間作成部と、
前記区間渋滞度作成部から受信した前記区間渋滞度および前記区間所要時間に基づく図形情報を作成する図形部作成部と、
前記区間所要時間作成部から受信した前記区間渋滞情報および前記区間所要時間と、前記図形部作成部から受信した前記図形情報とを組み合わせて、提供情報の複数の候補を作成する提供情報作成部と、
情報を提供する情報板毎の基準を格納したテーブルを用いて前記提供情報作成部から受信した前記提供情報の複数の候補の中から所定の前記情報板に提供する提供情報を判定する情報提供範囲内事象判定部と、
前記情報提供範囲内事象判定部で判定された前記提供情報に基づいて前記所定の情報板を制御する情報板制御部と、を備える情報表示システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−173859(P2012−173859A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−33405(P2011−33405)
【出願日】平成23年2月18日(2011.2.18)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(301063496)東芝ソリューション株式会社 (1,478)
【Fターム(参考)】