説明

情報管理装置、情報管理装置システムおよび情報管理プログラム

【課題】表示の視認性を向上させることのできる情報管理装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置(PR1〜3)と通信を行う通信手段(LANインターフェイス部100)と、通信手段を介して画像形成装置が備える消耗品の状態に関する情報を取得する取得手段(消耗品情報取得部201)と、取得した消耗品に関する情報を格納する格納手段(情報格納部202)と、消耗品に関する情報を含む表示情報を表示する表示手段(表示モニタ300)と、該表示手段を用いて、格納手段に格納されている消耗品に関する情報を時系列で配列し、消耗品に関する情報の少なくとも一つの背景色を変化させ、消耗品に関する警告情報を一画面上に一覧表示させるように制御する制御手段(表示制御部203)とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報管理装置、情報管理装置システムおよび情報管理プログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、プリンタ等の画像形成装置で発生したアラート(警告)をMIB(Management Information Base)情報を参照して取得する技術が種々存在する。
【0003】
例えば、特開2004−13580号公報には、画像形成装置から取得した消耗品の残量や消耗品アラートの情報等を管理するソフトウェアが開示されている。
【0004】
この従来技術では、複数のネットワーク端末装置及び通知端末装置を接続したネットワークにおいて、ネットワーク端末装置の状態情報を報知端末装置に通知する場合の通知設定を、通知端末装置にてネットワーク端末装置のグループ毎に行い、通知設定に従い通知を行うネットワーク端末装置の状態報知システムおよび通知端末装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−13580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、表示の視認性を向上させることのできる情報管理装置、情報管理装置システムおよび情報管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る情報管理装置は、画像形成装置と通信を行う通信手段と、前記通信手段を介して前記画像形成装置が備える消耗品の状態に関する情報を取得する取得手段と、該取得手段で取得した前記消耗品に関する情報を格納する格納手段と、前記消耗品に関する情報を含む表示情報を表示する表示手段と、該表示手段を用いて、前記格納手段に格納されている前記消耗品に関する情報を時系列で配列し、前記消耗品に関する情報の少なくとも一つの背景色を変化させ、前記消耗品に関する警告情報を一画面上に一覧表示させるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明に係る情報管理装置は、請求項1に記載の発明について、前記取得手段による前記消耗品に関する情報の取得は、前記画像形成装置が準拠するMIB(Management Information Base)情報に基づいて行われることを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明に係る情報管理装置は、請求項1または請求項2の何れかに記載の発明について、前記制御手段は、前記消耗品に関する警告情報に関連付けされた機器に関する情報の表示について背景色を変化させるように制御することを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明に係る情報管理装置は、請求項1から請求項3の何れかに記載の発明について、前記消耗品の残量を算出する算出手段を備え、前記制御手段は、前記算出手段で算出された前記消耗品の残量に応じて、当該残量を示す絵柄の付いた記号を変更するように制御することを特徴とする。
【0011】
請求項5の発明に係る情報管理装置は、請求項4に記載の発明について、前記制御手段は、前記残量を示す絵柄の付いた記号について、経過時間に応じて表示態様を変更するように制御することを特徴とする。
【0012】
請求項6の発明に係る情報管理システムは、請求項1から請求項5の何れかに記載の少なくとも1の情報管理装置と、通信手段を介して情報管理装置と接続される1または2以上の画像形成装置とから構成されることを特徴とする。
【0013】
請求項7の発明に係る情報管理プログラムは、画像形成装置と通信を行う通信過程と、前記画像形成装置が備える消耗品の状態に関する情報を取得する取得過程と、該取得過程で取得した前記消耗品に関する情報を格納する格納過程と、格納されている前記消耗品に関する情報と、前記消耗品に関する警告情報とを予め定められた態様で表示手段の一画面上に一覧表示させるように制御する制御過程と、前記消耗品に関する情報を含む表示情報を表示する表示過程と、格納されている前記消耗品に関する情報を時系列で配列し、前記消耗品に関する情報の少なくとも一つの背景色を変化させ、前記消耗品に関する警告情報を一画面上に一覧表示させるように制御する制御過程とを演算手段に実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
【0015】
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、表示の視認性を向上させることのできる情報管理装置を提供することができる。
【0016】
請求項2に記載の発明によれば、MIB情報を用いて表示の視認性を向上させることのできる情報管理装置を提供することができる。
【0017】
請求項3に記載の発明によれば、より表示の視認性を向上させることのできる情報管理装置を提供することができる。
【0018】
請求項4に記載の発明によれば、絵柄の付いた記号を用いたより表示の視認性を向上させることのできる情報管理装置を提供することができる。
【0019】
請求項5に記載の発明によれば、絵柄の付いた記号についてのより表示の視認性を向上させることのできる情報管理装置を提供することができる。
【0020】
請求項6に記載の発明によれば、表示の視認性を向上させることのできる情報管理システムを提供することができる。
【0021】
請求項7に記載の発明によれば、表示の視認性を向上させることのできる情報管理プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】実施の形態に係る情報管理システムS1の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態に係る情報管理システムS1の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】表示モニタにおけるアラートの表示例を示す説明図である。
【図4】表示モニタにおけるアラートの表示例を示す説明図である。
【図5】表示モニタにおけるアラートの表示例を示す説明図である。
【図6】表示モニタに表示されるアイコンの表示態様の例を示す説明図である。
【図7】表示態様変更処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】表示態様変更処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】表示態様変更処理の処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明の一例としての実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
【0024】
図1から図9を参照して、本発明についての実施の形態に係る画像形成装置PR1について説明する。
【0025】
図1および図2に示すように、情報管理システムS1は、印刷用紙等の記録媒体に画像形成を行うプリンタあるいは複合機等の画像形成装置PR1〜PR3と、LAN等のネットワークNを介して画像形成装置PR1〜PR3と接続されて各画像形成装置PR1〜PR3が備える各種消耗品(トナー、感光体ドラム等)の状態に関する情報を管理するパーソナルコンピュータ等で構成される情報管理装置PC1とから構成される。
【0026】
なお、本実施の形態では、3台の画像形成装置PR1〜PR3が接続される場合を示すが、画像形成装置の接続台数は任意である。
【0027】
これらの画像形成装置PR1〜PR3は、準拠するMIB(Management Information Base)情報を備えており、各種消耗品の消耗状態等に関する情報を統一した規格で取得できるようになっている。
【0028】
ここで、MIBとは、SNMPで管理されるネットワーク機器(本実施の形態においては画像形成装置PR1)が、自分の状態を外部に知らせるために公開する情報のことをいう。RFC 1156として規定されているMIB1と、RFC 1213で規定されているMIB2があり、現在では後者を使うのが一般的である。
【0029】
各画像形成装置PR1〜PR3は、ネットワークNに接続するLANインターフェイス部100(通信手段の一例)をそれぞれ備えている。
【0030】
なお、各画像形成装置PR1〜PR3において、本発明と直接関連しない構成については図示等を省略する。
【0031】
一方、情報管理装置PC1が備えるハードディスク装置等の記録装置には、消耗品アラート(警告情報の一例)表示を行うプログラム(ソフトウェア)がインストールされ、所定のOS上で動作するようになっている。
【0032】
情報管理装置PC1は、ネットワークNに接続するLANインターフェイス部200(通信手段の一例)と、画像形成装置PR1〜PR3が備える消耗品の状態に関する情報を取得する消耗品情報取得部201(取得手段の一例)と、消耗品情報取得部201で取得した消耗品に関する情報を格納する不揮発性メモリ等で構成される情報格納部202(格納手段の一例)と、消耗品に関する情報を含む表示情報を表示する液晶ディスプレイ等で構成される表示モニタ300(表示手段の一例)と、表示モニタ300を用いて、情報格納部202に格納されている消耗品に関する情報を時系列で配列し、消耗品に関する情報の少なくとも一つの背景色を変化させ、消耗品に関する警告情報を一画面上に一覧表示させるように制御する表示制御部203(制御手段の一例)と、消耗品の残量を算出する消耗品残量算出部204(算出手段の一例)とを備える。
【0033】
なお、消耗品情報取得部201による消耗品に関する情報の取得は、上述のように各画像形成装置PR1〜PR3が準拠するMIB情報に基づいて行われる。
【0034】
また、表示制御部203は、消耗品情報取得部201で取得したMIB情報に基づいて、消耗品の交換時期(例えば、交換時期が間近であるニアエンドや交換時期に達したエンドなど)に関する情報を消耗品に関する情報(例えば、消耗品の名称やシリアル番号等の情報)に付随させて表示モニタ300に表示させてもよい。
【0035】
また、表示制御部203は、消耗品に関する警告情報に関連付けされた機器(感光体ドラム等)に関する情報の表示について背景色を変化させるように制御してもよい。
【0036】
また、表示制御部203は、消耗品残量算出部204で算出された消耗品の残量に応じて、当該残量を示す絵柄の付いた記号(アイコン)を変更するように制御してもよい。
【0037】
また、表示制御部203は、残量を示す絵柄の付いた記号(アイコン)について、経過時間に応じて表示態様を変更するように制御してもよい。
【0038】
ここで、図3には、管理情報装置PC1の表示モニタ300において、アラート情報を時系列にリスト化した表示例を示す。
【0039】
図3に示す例では、デバイス名および通知理由について、通知日時による時系列で、上方ほど新しい情報が表示されるようにしている。
【0040】
これにより、ユーザに分かり易い表示となり、利便性が向上される。
【0041】
次に、図4と図5を参照して、他の表示例について説明する。
【0042】
図5は、図4における上段側のウィンドウ300aで、ユーザがアラート情報リストの中の1項目を選択している状態を示したものである。
【0043】
ここに示す例では、下段側のウィンドウ300bでユーザが選択したアラート項目の行の背景色がグレーとされているので、選択された項目が視覚的に即時に確認され、利便性が向上される。
【0044】
同時に、ユーザが選択したアラート項目の対象機器(例えば、感光体ドラム等)に関して、管理機器リストの中でそれと関連付けされた機器の項目の背景色がグレーに変化される。
【0045】
これにより、選択したアラート内容と対象の機器情報を一瞥して確認され、利便性がより向上される。
【0046】
なお、アラート項目から管理機器リスト内の対象機器を判別する際は、アラート情報にあるデバイスのIPアドレスまたはMACアドレスを用いるとよい。
【0047】
これにより、アラート情報と同じデバイスが複数台存在した場合も各機器の判別がされる。
【0048】
次に、図6は、情報管理装置PC1の表示モニタ300において、消耗品残量のユーザインターフェイス表示に用いるアイコンの例(a)〜(e)を示す。
【0049】
この例では、アイコン(a)は残量75〜100%、アイコン(b)は残量50〜75%、アイコン(c)は残量75〜100%、アイコン(d)は残量0〜25%、アイコン(e)は残量なしをそれぞれ表す。
【0050】
そして、各消耗品の残量値に応じてアイコン(a)〜(e)を使い分けるとよい。
【0051】
さらに、残量がエンドまたはニアエンドの際は、各消耗品の残量値に応じて表示用のユーザインターフェイスを、経過時間に応じて点滅または回転等による形状変化を加えた表示を行うとよい。
【0052】
これにより、消耗品の残量値が視覚的に即時に確認され、利便性がより向上される。
【0053】
また、エンドやニアエンドのように消耗品の交換時期と判断される場合には、アイコンの形状変化を加えた視覚効果を付加して、ユーザがより判別し易いようにしてもよい。
【0054】
次に、図7から図9のフローチャートを参照して、上記構成の情報管理システムS1で実行される表示態様変更処理の処理手順について説明する。
【0055】
図7のフローチャートは、点滅効果を利用したアイコン(a)〜(e)の形状変化パターンに係る表示態様変更処理の処理手順を示す。
【0056】
まず、ステップS10では、消耗品情報取得部201からネットワークNを介して画像形成装置PR1〜PR3に対して定期的にポーリングを行って消耗品に関する情報を取得してステップS11に移行する。
【0057】
ステップS11では、取得された消耗品に関する情報に基づいて消耗品残量算出部204で算出された消耗品残量がエンドまたはニアエンドか否かが判定され、「No」の場合にはステップS12に移行して、通常の表示態様のアイコンを表示して処理を終了する。
【0058】
一方、ステップS11で「Yes」と判定された場合には、ステップS13に移行して、消耗品残量がエンドか否かが判定され、「No」の場合にはステップS14に移行する。
【0059】
ステップS14では、参照元アイコンと点滅状態の交互表示(例えば、周期1.0秒。なお、周期はエンドと異なる値で設定する)を行って処理を終了する。
【0060】
一方、ステップS13で「Yes」と判定された場合には、参照元アイコンと点滅状態の交互表示(例えば、周期0.5秒。なお、周期はエンドと異なる値で設定する)を行って処理を終了する。
【0061】
これにより、表示の視認性を上げて利便性が向上される。
【0062】
図8のフローチャートは、フェードイン/フェードアウト効果を利用したアイコン(a)〜(e)の形状変化パターンに係る表示態様変更処理の処理手順を示す。
【0063】
まず、ステップS20では、消耗品情報取得部201からネットワークNを介して画像形成装置PR1〜PR3に対して定期的にポーリングを行って消耗品に関する情報を取得してステップS21に移行する。
【0064】
ステップS21では、取得された消耗品に関する情報に基づいて消耗品残量算出部204で算出された消耗品残量がエンドまたはニアエンドか否かが判定され、「No」の場合にはステップS22に移行して、通常の表示態様のアイコンを表示して処理を終了する。
【0065】
一方、ステップS21で「Yes」と判定された場合には、ステップS23に移行して、消耗品残量がエンドか否かが判定され、「No」の場合にはステップS24に移行する。
【0066】
ステップS24では、参照元アイコンに対してフェードイン/フェードアウトを交互に行って表示(例えば、周期1.0秒。なお、周期はエンドと異なる値で設定する)して処理を終了する。
【0067】
一方、ステップS13で「Yes」と判定された場合には、参照元アイコンに対してフェードイン/フェードアウトを交互に行って表示(例えば、周期0.5秒。なお、周期はエンドと異なる値で設定する)して処理を終了する。
【0068】
これにより、表示の視認性を上げて利便性が向上される。
【0069】
図9のフローチャートは、回転効果を利用したアイコン(a)〜(e)の形状変化パターンに係る表示態様変更処理の処理手順を示す。
【0070】
まず、ステップS30では、消耗品情報取得部201からネットワークNを介して画像形成装置PR1〜PR3に対して定期的にポーリングを行って消耗品に関する情報を取得してステップS31に移行する。
【0071】
ステップS31では、取得された消耗品に関する情報に基づいて消耗品残量算出部204で算出された消耗品残量がエンドまたはニアエンドか否かが判定され、「No」の場合にはステップS32に移行して、通常の表示態様のアイコンを表示して処理を終了する。
【0072】
一方、ステップS31で「Yes」と判定された場合には、ステップS33に移行して、消耗品残量がエンドか否かが判定され、「No」の場合にはステップS34に移行する。
【0073】
ステップS34では、参照元アイコンを経過時間に応じて回転表示(例えば、1回転までの周期3.0秒。なお、周期はエンドと異なる値で設定する)して処理を終了する。
【0074】
一方、ステップS13で「Yes」と判定された場合には、参照元アイコンを経過時間に応じて回転表示(例えば、1回転までの周期1.0秒。なお、周期はエンドと異なる値で設定する)して処理を終了する。
【0075】
これにより、表示の視認性を上げて利便性が向上される。
【0076】
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0077】
また、プログラムを用いる場合には、ネットワークを介して提供し、或いはCD−ROM等の記録媒体に格納して提供することが可能である。
【0078】
即ち、画像処理プログラムを含む所定のプログラムを記録媒体としてのハードディスク等の記憶装置に記録する場合に限らず、当該所定のプログラムを次のようにして提供することも可能である。
【0079】
例えば、所定のプログラムをROMに格納しておき、CPUが、この所定のプログラムをこのROMから主記憶装置へローディングして実行するようにしてもよい。
【0080】
また、上記所定のプログラムを、DVD−ROM、CD−ROM、MO(光磁気ディスク)、フレキシブルディスク、などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布するようにしてもよい。
【0081】
さらには、画像形成装置等を通信回線(例えばインターネット)を介してサーバ装置あるいはホストコンピュータと接続するようにし、サーバ装置あるいはホストコンピュータから上記所定のプログラムをダウンロードした後、この所定のプログラムを実行するようにしてもよい。この場合、この所定のプログラムのダウンロード先としては、RAM等のメモリやハードディスクなどの記憶装置(記録媒体)が挙げられる。
【産業上の利用可能性】
【0082】
本発明による情報管理装置、情報管理装置システムおよび情報管理プログラムは、ネットワーク機能を有するプリンタや複合機等に適用することができる。
【符号の説明】
【0083】
S1 情報管理システム
PC1 情報管理装置
PR1〜PR3 画像形成装置
N ネットワーク
100 LANインターフェイス部
200 LANインターフェイス部
201 消耗品情報取得部
202 情報格納部
203 表示制御部
204 消耗品残量算出部
300 表示モニタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置と通信を行う通信手段と、
前記通信手段を介して前記画像形成装置が備える消耗品の状態に関する情報を取得する取得手段と、
該取得手段で取得した前記消耗品に関する情報を格納する格納手段と、
前記消耗品に関する情報を含む表示情報を表示する表示手段と、
該表示手段を用いて、前記格納手段に格納されている前記消耗品に関する情報を時系列で配列し、前記消耗品に関する情報の少なくとも一つの背景色を変化させ、前記消耗品に関する警告情報を一画面上に一覧表示させるように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする情報管理装置。
【請求項2】
前記取得手段による前記消耗品に関する情報の取得は、前記画像形成装置が準拠するMIB(Management Information Base)情報に基づいて行われることを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項3】
前記制御手段は、
前記消耗品に関する警告情報に関連付けされた機器に関する情報の表示について背景色を変化させるように制御することを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の情報管理装置。
【請求項4】
前記消耗品の残量を算出する算出手段を備え、
前記制御手段は、
前記算出手段で算出された前記消耗品の残量に応じて、当該残量を示す絵柄の付いた記号を変更するように制御することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の情報管理装置。
【請求項5】
前記制御手段は、
前記残量を示す絵柄の付いた記号について、経過時間に応じて表示態様を変更するように制御することを特徴とする請求項4に記載の情報管理装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5の何れかに記載の少なくとも1の情報管理装置と、
通信手段を介して情報管理装置と接続される1または2以上の画像形成装置と、
から構成されることを特徴とする情報管理システム。
【請求項7】
画像形成装置と通信を行う通信過程と、
前記画像形成装置が備える消耗品の状態に関する情報を取得する取得過程と、
該取得過程で取得した前記消耗品に関する情報を格納する格納過程と、
格納されている前記消耗品に関する情報と、前記消耗品に関する警告情報とを予め定められた態様で表示手段の一画面上に一覧表示させるように制御する制御過程と、
前記消耗品に関する情報を含む表示情報を表示する表示過程と、
格納されている前記消耗品に関する情報を時系列で配列し、前記消耗品に関する情報の少なくとも一つの背景色を変化させ、前記消耗品に関する警告情報を一画面上に一覧表示させるように制御する制御過程と、
を演算手段に実行させることを特徴とする情報管理プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−28412(P2011−28412A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−171740(P2009−171740)
【出願日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】