説明

感圧複写シート

【課題】 上用紙のシート表面の一部に顕色剤を塗布することで中用紙を低コストで製造することができ、かつ中用紙を切り離して感圧複写紙として使用することができる感圧複写シートを提供する。
【解決手段】 感圧複写シート1では、台紙裏面2b全体に発色剤11が塗布された上用紙5を基にその表面2aの一部に顕色剤12を塗布したことで、従来の中用紙を使用するよりも低コストで中用紙を製造して使用することができる。また、感圧複写シート1にミシン目30を形成したことにより、1枚のシートから複数枚の感圧複写紙を得ることができ、感圧複写紙の製造コストを抑えることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は感圧複写シートに関し、詳細には、裏面全体に発色剤が塗布され、切り離し可能な状態に分割された複数枚の感圧複写紙を備えた感圧複写シートに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、裏面に発色剤(マイクロカプセル等)が塗布された上用紙、表裏面にそれぞれ発色剤、顕色剤(顕色剤塗料、顕色剤インキ等)が塗布された中用紙および表面に顕色剤が塗布された下用紙から構成され、上用紙表面への筆圧等により中用紙および下用紙の各表面に複写がなされるノーカーボン複写紙が知られている。また、表面または裏面の全面に発色剤もしくは顕色剤を塗布するのではなく、例えば紙の表面半分に発色剤を、表面の残りの部分に顕色剤を塗布して、この紙を、発色剤塗布領域と顕色剤塗布領域とが対向するように両領域の境界部で折り曲げて、発色剤塗布領域の裏側に筆圧をかけることによって、該発色剤塗布領域の裏側に記入された情報が発色剤塗布領域の表側に複写されるようにした複写紙、具体的には不在連絡票組も開示されている(特許文献1参照)。
【特許文献1】 特開平10−157334号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記特許文献1に係る発明の不在連絡票組では、発色剤塗布領域と顕色剤塗布領域とが対向するように両領域の境界部で折り曲げたときに、発色剤塗布領域裏側の情報記入部、記入欄等が、発色剤塗布領域表側の情報記入部、記入欄等と確実に重なり合う必要があるため、各面においてそれら情報記入部、記入欄等の印刷位置に高い精度が要求されるという問題があった。また、この不在連絡票組を製造する際には、発色剤および顕色剤が塗布されていない一般的な用紙に発色剤や顕色剤を塗布しなければならないので、製造コストが高くなるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、上用紙のシート表面の一部に顕色剤を塗布することで中用紙を低コストで製造することができ、かつ中用紙を切り離して感圧複写紙として使用することができる感圧複写シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の感圧複写シートは、裏面全体に発色剤が塗布され、切り離し可能な状態に分割された任意の偶数枚の感圧複写紙を備えたものであって、前記偶数枚の感圧複写紙の内、一枚を除く他の感圧複写紙の表面には顕色剤が塗布されており、各感圧複写紙を切り離し後、顕色剤が塗布されていない感圧複写紙を最上位とし、以下発色剤と顕色剤とが対向するように他の感圧複写紙を順次下位に配置して積層させて、前記最上位の感圧複写紙の表面に圧力を加えて情報を入力することで、下位の各感圧複写紙の表面に前記情報が複写されるようにしたことを特徴とする。
【0006】
また、請求項2に記載の感圧複写シートは、裏面全体に発色剤が塗布され、切り離し可能な状態に分割された任意の偶数枚の感圧複写紙を備えたものであって、前記偶数枚の感圧複写紙の内、その半数の感圧複写紙の表面には顕色剤が塗布されており、各感圧複写紙を切り離し後、表面に顕色剤が塗布されていない感圧複写紙と顕色剤が塗布された感圧複写紙とをペアとして、前者を上位に、後者を下位にそれぞれ配置して発色剤と顕色剤とが対向するように積層させて、前記上位の感圧複写紙の表面に圧力を加えて情報を入力することで、下位の各感圧複写紙の表面に前記情報が複写されるようにしたことを特徴とする。
【0007】
また、請求項3に記載の感圧複写シートでは、請求項1または2に記載の感圧複写シートの構成に加えて、前記各感圧複写紙はそれぞれ等しい表面積を有し、その表面には前記情報が入力される枠、罫線等の情報入力領域が形成され、該情報入力領域が、前記複数枚の感圧複写紙を切り離し後に積層させたときに、平面紙で重なる位置に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る感圧複写シートは、その裏面全体に発色剤が塗布されており、切り離し可能な状態に分割された任意の偶数枚の感圧複写紙の内、一枚を除く他の感圧複写紙の表面には顕色剤が塗布されており、各感圧複写紙を切り離し後、顕色剤が塗布されていない感圧複写紙を最上位とし、以下発色剤と顕色剤とが対向するように他の感圧複写紙を順次下位に配置して積層させて、最上位の感圧複写紙の表面に圧力を加えて情報を入力することで下位の各感圧複写紙の表面に情報が複写されるようにした。従って、予め表面および裏面にそれぞれ発色剤、顕色剤が塗布された中用紙を用いることなく、シートの裏面全体に発色剤が塗布された紙、即ち上用紙の表面に顕色剤を塗布するという簡単な加工を施すだけで中用紙と同様に扱うことができ、複写紙の製造コストを大幅に低減することができる。
【0009】
また、切り離し可能な状態に分割された任意の偶数枚の感圧複写紙の内、その半数の感圧複写紙の表面に顕色剤を塗布した場合、各感圧複写紙を切り離し後、表面に顕色剤が塗布されていない感圧複写紙と顕色剤が塗布された感圧複写紙とをペアとして、前者を上位に、後者を下位にそれぞれ配置して発色剤と顕色剤とが対向するように積層させて、上位の感圧複写紙の表面に圧力を加えて情報を入力することで、下位の各感圧複写紙の表面に情報が複写されるようにすることができる。また、各感圧複写紙をそれぞれ等しい表面積としたことにより、各感圧複写紙表面において情報が入力される枠、罫線等の情報入力領域を同位置、詳細には複数枚の感圧複写紙を切り離し後に積層させたときに平面紙で重なる位置に配置し易くなる。また、各感圧複写紙表面にて情報入力領域を同位置に配置したことにより、感圧複写紙を積層させて最上位の感圧複写紙の表面に情報を記入したときに、この情報が他の感圧複写紙にて確実に同じ位置に複写されることになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明を具体化した感圧複写シートの一実施形態について図を参照して説明する。まず、図1および図2を参照して、感圧複写シート1の全体構造について説明する。ここで、図1は、感圧複写シート1の平面図であり、図2は、図1におけるA−A線矢視方向断面図である。尚、図2は感圧複写シート1の断面構造を模式的に示したものであり、台紙の厚さに対して発色剤および顕色剤の厚さを誇張して示してある。図1および図2に示すように、感圧複写シート1は所定厚を有する長方形状であり、その台紙2の裏面2b全体にマイクロカプセル等の発色剤11が塗布された上用紙5を基に製造されている。尚、この感圧複写シート1には、インクジェットプリンタ、レーザプリンタおよび熱転写プリンタで印刷を施すことが可能である。
【0011】
また、上用紙5の対向する一対の各長辺の中央部間に渡って直線状のミシン目30が形成され、このミシン目30を境に、上用紙5の台紙2の表面2aにおける図中左側の領域には全体的に顕色剤塗料、顕色剤インキ等の顕色剤12が塗布されている。また、感圧複写シート1はミシン目30にて切り離し可能になっており、ミシン目30を境に図中右側には、台紙2と該台紙2の裏面2bに全体的に塗布された発色剤11とで上用紙部分15が形成されており、図中左側には、台紙2と、該台紙2の表面2aに全体的に塗布された顕色剤12と、台紙2裏面2bに全体的に塗布された発色剤11とで中用紙部分16が形成されている。即ち、感圧複写シート1はミシン目30を境に左右に二等分されており、ミシン目30で切り離した右側部分が従来の感圧複写紙の上用紙に、左側の部分が従来の感圧複写紙の中用紙にそれぞれ相当している。尚、上用紙部分15、中用紙部分16は、それぞれ請求項における感圧複写紙に相当する。
【0012】
そして、感圧複写シート1の使用時には、図2および図3に示すように、ミシン目30を境に左右各部分を切り離して、切り離された左側の中用紙部分16を下側に、右側の上用紙部分15を上側に配置して両者を積層させる。このとき、中用紙部分16の台紙2表面2aに塗布された顕色剤12と、上用紙部分15の台紙2裏面2bに塗布された発色剤11とが対向して隣接した状態となるので、上用紙部分15の台紙2表面2aへ筆圧がかけられて情報が記入されると、その情報が中用紙部分16の表面側に複写されることになる。
【0013】
次に、図4を参照して、本実施形態の感圧複写シート1の具体的な使用例について説明する。例えば、企業における定期的な社員評価の際に、被評価者である社員が、自身の直属の上司および自身の属する部門の部門長等と面接するということが一般的に行われている。面接から評価までの過程においては、前記上司および部門長(一次評価者)は独自の所感(一次情報)を自身の面接用紙にそれぞれ記入して、各自が面接用紙を人事部門等の面接結果の統括部門(二次評価者)に提出することになるが、最終的に統括部門の総合所感(二次情報)が記入された面接用紙が前記上司および部門長等の全員に配布(フィードバック)されることがある。即ち、このような場合、前記上司および部門長等の各自は、自身の所感(一次情報)が記入され、統括部門の総合所感(二次情報)が記入もしくは複写された面接用紙を受け取ることになる。
【0014】
上記のような場合において面接用紙を作成するのに、本発明に係る感圧複写シートを好適に用いることができる。具体的には、図4に示すように、上述した感圧複写シート1の上用紙部分15の台紙表面2aと、中用紙部分16の台紙表面2aとに、それぞれ情報を記入すべき同一形状の枠を印刷等によって形成することで、上記面接用紙を作成することができる。ここで、上、中用紙各部分の台紙表面に枠が作成されたものを感圧複写シート1と区別するために感圧複写シート50とする。感圧複写シート50は、ミシン目30を挟んで左右にそれぞれ一次評価者である課長および部長記入用の各面接用紙を備えており、これら面接用紙が、係長を評価するための面接の際に使用されることになる。尚、感圧複写シート50では、感圧複写シート1において中用紙部分16に相当した部分を課長用面接用紙160とし、上用紙部分15に相当した部分を部長用面接用紙150としており、これら両面接用紙150,160は同一の形状および面積を有している。
【0015】
感圧複写シート50では、課長用面接用紙160の台紙表面2aに一次情報(課長の所感)を入力するための一次情報入力枠120が、部長用面接用紙150の台紙表面2aに一次情報(部長の所感)を入力するための一次情報入力枠110がそれぞれ形成されている。これら一次情報入力枠110,120は、同一形状でかつ同一の配置となるように形成されており、両者は実質的に全く同じものとなっている。また、一次情報入力枠110,120の直上には、被評価者の部署名、役職名(この場合は係長)、氏名等の情報が記載される共通の個人情報枠200がそれぞれやはり同一配置となるように形成されている。ここで、詳しく図示しないが、個人情報枠200内には上記情報の他に被評価者の基本給や面接以前の昇給額が記載される部分が設けられており、このような他の社員が容易に知り得ることができない情報は、評価者の役職によってはその面接用紙に予め記入されていないこともある。
【0016】
また、一次情報入力枠110,120の直下には、人事部門等の面接結果の統括部門(二次評価者)が、上記一次評価者の所感(一次情報)に基づいて統括部門としての総合所感(二次情報)を記入するための共通の二次情報入力枠130がそれぞれ同配置となるように形成されている。さらに、この二次情報記入枠130の直下には、被評価者の総合評価、昇給額等を記入する結果記入枠140が形成されている。
【0017】
そして、図示しない課長および部長は、ミシン目30で分断された各々の面接用紙を受け取り、係長との面接後にそれぞれ各自の一次情報記入枠110,120内に自らの所感を記入して、その面接用紙を統括部門(二次評価者)に提出する。その後、統括部門(二次評価者)は、一次情報に基づいて統括部門としての総合所感(二次情報)を各面接用紙の二次情報入力枠130内に記入する。このとき統括部門では、上用紙である部長用面接用紙150を上側に、中用紙である課長用面接用紙160を下側にそれぞれ配置して、部長用面接用紙150の二次情報記入枠130内にのみ二次情報を記入すれば、該二次情報は課長用面接用紙160の二次情報記入枠130内に複写されることになる。そして、二次情報が記入された各面接用紙はそれぞれ各評価者の元に返却されることになる。各面接用紙には二次情報が記入もしくは複写されているので、各評価者は統括部門が被評価者に対して総合的にどのような評価をしたのかを知ることができる。各評価者に対してこのように二次情報を展開(伝達)することにより、従来のように総合所感を記入した用紙を別個にして新たに各評価者に配布する必要がなく、用紙に二次情報を記入もしくは印刷する手間を省くことができると共に、無駄な用紙が発生するのを防止することができる。
【0018】
以上説明したように、本実施形態の感圧複写シート1では、裏面全体に発色剤が塗布された上用紙を基にその表面に顕色剤を塗布したことで、従来の中用紙を使用するよりも低コストで中用紙を製造して使用することができる。また、感圧複写シート1にミシン目30を形成したことにより、1枚のシートから複数枚の感圧複写紙を得ることができ、感圧複写紙の製造コストを抑えることができる。また、ミシン目によって分割された一部の領域には顕色剤を塗布しないことにより、この顕色剤が塗布されていない領域を上用紙として他の中用紙の上側に重ねて、上用紙への記入事項を各中用紙へ複写させることができる。また、複数の記入者がそれぞれ異なる一次情報を入力した紙を集めて、それら複数枚の紙に共通の情報を入力して、さらにその情報が複写された紙を上記記入者にそれぞれ配布するような用途においては、本実施形態の感圧複写シート1を好適に用いることができる。
【0019】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、各種の変形が可能である。例えば、本実施形態では、1枚の感圧複写シートを1本のミシン目で2等分割したが、シートの分割数はこれに限られず偶数枚という条件下でかつ複写が可能な限り増やすことが可能である。例えば、図5に示すように、裏面全体に発色剤が塗布された感圧複写シート300において、その中心部で直交する2本のミシン目330を形成してシートを4分割してもよい。この場合、4分割された各領域301〜304の内、領域301を除く他の3つの領域の表面に顕色剤を塗布しておき、各領域を切り離し後に領域301を上用紙として使用することによって、領域301の表面に筆圧を加えて入力した情報を他の3つの領域の表面に複写させることができる。
【0020】
また、詳しく図示しないが、4分割された各領域301〜304の内、その半数である2つの領域の表面に顕色剤を塗布し、顕色剤が塗布された領域と塗布されていない領域とでペア(2つのペア)を形成して、各ペアにて顕色剤が塗布された領域の表面に複写が行われるようにすることもできる。尚、分割された領域の内、半数の表面に顕色剤を塗布してペアを形成し、各ペアにてそれぞれ複写を行う場合はシートの分割数は限定されないが、分割された複数の複写紙の内、1枚を除く他の複写紙の表面に顕色剤を塗布する場合、即ち複数枚の複写紙に複写を行う場合は、筆圧にもよるが、複写される側の複写紙は一般的には5〜6枚程度にすることが望ましい。さらに、本実施形態では、シートの表面に情報入力用の枠を形成したが、罫線等、枠以外のものを形成してもよい。加えて、感圧複写シートを分割する手段を、ミシン目ではなく所定のピッチを空けて形成されたスリット等の他のものとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】 感圧複写シート1の平面図である。
【図2】 図1におけるA−A線矢視方向断面図である。
【図3】 感圧複写シート1の使用形態を示す側面図である。
【図4】 本発明の具体的な実施例を示す感圧複写シート50の平面図である。
【図5】 本発明の変形例である感圧複写シート300を示す平面図である。
【符号の説明】
【0022】
1 感圧複写シート
2 台紙
2a 表面
2b 裏面
11 発色剤
12 顕色剤
15 上用紙部分
16 中用紙部分
30 ミシン目
50 感圧複写シート
110 一次情報記入枠
120 一次情報記入枠
130 二次情報記入枠
140 結果記入枠

【特許請求の範囲】
【請求項1】
裏面全体に発色剤が塗布され、切り離し可能な状態に分割された任意の偶数枚の感圧複写紙を備えた感圧複写シートであって、
前記偶数枚の感圧複写紙の内、一枚を除く他の感圧複写紙の表面には顕色剤が塗布されており、
各感圧複写紙を切り離し後、顕色剤が塗布されていない感圧複写紙を最上位とし、以下発色剤と顕色剤とが対向するように他の感圧複写紙を順次下位に配置して積層させて、前記最上位の感圧複写紙の表面に圧力を加えて情報を入力することで、下位の各感圧複写紙の表面に前記情報が複写されるようにしたことを特徴とする感圧複写シート。
【請求項2】
裏面全体に発色剤が塗布され、切り離し可能な状態に分割された任意の偶数枚の感圧複写紙を備えた感圧複写シートであって、
前記偶数枚の感圧複写紙の内、その半数の感圧複写紙の表面には顕色剤が塗布されており、
各感圧複写紙を切り離し後、表面に顕色剤が塗布されていない感圧複写紙と顕色剤が塗布された感圧複写紙とをペアとして、前者を上位に、後者を下位にそれぞれ配置して発色剤と顕色剤とが対向するように積層させて、前記上位の感圧複写紙の表面に圧力を加えて情報を入力することで、下位の各感圧複写紙の表面に前記情報が複写されるようにしたことを特徴とする感圧複写シート。
【請求項3】
前記各感圧複写紙はそれぞれ等しい表面積を有し、その表面には前記情報が入力される枠、罫線等の情報入力領域が形成され、該情報入力領域が、前記複数枚の感圧複写紙を切り離し後に積層させたときに、平面紙で重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の感圧複写シート。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−76273(P2006−76273A)
【公開日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−296937(P2004−296937)
【出願日】平成16年9月9日(2004.9.9)
【出願人】(501244200)ヒサゴレーベル株式会社 (48)
【Fターム(参考)】