感応性基板の無効を伴う媒体移動
【課題】 予め印刷された感応性要素を有する連続形式媒体を安全に進める方法及びシステムを提供している。
【解決手段】感応性要素においてインプリントすることなしに媒体を進めるためのコマンドが識別される。感応性要素を無効にするセキュリティ画像が識別される。セキュリティ画像は、その場合、媒体が感応性要素を無効にするように進められるにつれて、感応性要素にインプリントされる。実施形態は、感応性要素をインプリントすることなしに媒体を進めるためのプリンタにおける処理不実行(NPRO)コマンドを検出することと、媒体が感応性要素を無効にするように進められるにつれて感応性要素に対してセキュリティ画像をインプリントすることとを有する。更に、実施形態は、感応性要素をインプリントすることなしに媒体を進めるための空き論理ページをプリントジョブが有することを検出することと、媒体が感応性要素を無効にするように進められるにつれて感応性要素に対してセキュリティ画像をインプリントすることとを有する。
【解決手段】感応性要素においてインプリントすることなしに媒体を進めるためのコマンドが識別される。感応性要素を無効にするセキュリティ画像が識別される。セキュリティ画像は、その場合、媒体が感応性要素を無効にするように進められるにつれて、感応性要素にインプリントされる。実施形態は、感応性要素をインプリントすることなしに媒体を進めるためのプリンタにおける処理不実行(NPRO)コマンドを検出することと、媒体が感応性要素を無効にするように進められるにつれて感応性要素に対してセキュリティ画像をインプリントすることとを有する。更に、実施形態は、感応性要素をインプリントすることなしに媒体を進めるための空き論理ページをプリントジョブが有することを検出することと、媒体が感応性要素を無効にするように進められるにつれて感応性要素に対してセキュリティ画像をインプリントすることとを有する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、生産印刷システムの分野に関し、特に、媒体が進められ、媒体が感応性を有するときに、印刷システムにおいて連続形式媒体を無効にすることに関する。
【背景技術】
【0002】
連続形式媒体を用いる生産印刷システムは典型的には、複数のポストプリントステーションを有し、それらのポストプリントステーションを介して、連続形式媒体が進行する。それらのステーションは、切断ステーション、折り畳みステーション、ステープリングステーション等を有することが可能である。印刷システムの大きさ及び複雑性のために、大きい直線状の媒体経路が、媒体における実際のインプリントの出口から印刷後ステーションまで存在し得る。例えば、媒体がインプリントステーションから次のステーション、例えば、切断ステーションまで移動しなければならない距離は、20フィート又はそれ以上の直線状の距離であり得る。ある場合には、媒体は、次のステーションまで連続紙を供給するように、インプリント処理の終わりにおいて進められる。この場合、かなり多くの量の媒体が、インプリントステーションの終わりにおいて印刷されないまま移動する。
【0003】
典型的な紙と異なり、一部の連続形式媒体はより高い感応性を有する。例えば、連続形式媒体は、プレプリント照合基準ブランク、政府機関識別カード、保険カード等を有することが可能である。インプリントステーションの終わりにポストプリントステーションの方にそのような媒体を進めるとき、かなり多くの量のそのような媒体は印刷されないままであり、従って、潜在的なアカウンタビリティ及び安全性の問題をもたらし得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本明細書で説明している実施形態は、予め印刷された感応性要素を有する連続形式媒体を安全に進めるためのシステム及び方法を提供する。感応性要素にインプリントすることなく媒体を進めるためのコマンドが検出される。感応性要素を無効にするためのセキュリティ画像が識別される。その場合、媒体が感応性要素を無効にするように進められるにつれて、セキュリティ画像が感応性要素にインプリントされる。
【0005】
一実施形態においては、プリントエンジン及び印刷制御器を有するプリンタについて開示されている。プリントエンジンは、インプリントのために予め印刷された感応性要素を有する連続形式媒体に印刷するように作動する。印刷制御器は、感応性要素にインプリントすることなく、媒体を進めるコマンドを検出し、感応性要素を無効にするセキュリティ画像を識別し、媒体が感応性要素を無効にするように進められるにつれて感応性要素にセキュリティ画像をインプリントするように作動する。
【0006】
他の実施形態においては、連続形式媒体を用いるプリンタにおいて作動する方法が開示されている。その媒体は、インプリントのための予め印刷された感応性要素を有する。その方法に従って、感応性要素にインプリントすることなしに媒体を進めるコマンドがプリンタにおいて検出される。感応性要素を無効にするためのセキュリティ画像が識別される。感応性画像は、媒体が感応性要素を無効にするように進められるにつれて、感応性要素にインプリントされる。
【0007】
他の例示としての実施形態について、以下に詳述する。
本発明の一部の実施形態について、以下、添付図を参照しながら、単なる例示として説明する。同じ参照番号は、全ての図において同じ要素又は同じ種類の要素を表している。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】例示としての実施形態において連続形式媒体を安全に進める印刷システムを示すブロック図である。
【図2】例示としての実施形態において連続形式媒体に予め印刷された感応性要素を示す図である。
【図3】例示としての実施形態において感応性要素を安全に進める方法を示すフローチャートである。
【図4】例示としての実施形態において図2の感応性要素にセキュリティ画像をインプリントした結果を示す図である。
【図5】例示としての実施形態において磁気着色剤が存在するときに感応性媒体を安全に進める方法を示すフローチャートである。
【図6】例示としての実施形態において感応性要素を位置付けて、連続形式媒体を安全に進める方法を示すフローチャートである。
【図7】例示としての実施形態において連続形式媒体を安全に進める他の印刷システムを示すブロック図である。
【図8】例示としての実施形態において連続形式媒体における予め印刷された照合基準を示す図である。
【図9】例示としての実施形態において、プリンタで処理不実行コマンドを検出することに応答して照合基準ストックを安全に進める方法を示すフローチャートである。
【図10】例示としての実施形態において図8の予め印刷された照合基準にセキュリティ画像をインプリントした結果を示す図である。
【図11】例示としての実施形態において連続形式媒体における予め印刷された識別カードを示す図である。
【図12】例示としての実施形態において、プリンタで処理不実行コマンドを検出することに応答して識別カードストックを安全に進める方法を示すフローチャートである。
【図13】例示としての実施形態において図11の予め印刷された識別カードにセキュリティ画像をインプリントした結果を示す図である。
【図14】例示としての実施形態において所望の機能を実行するように、コンピュータ読み取り可能媒体実行プログラム命令を実行するように動作するコンピュータシステムを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図及び以下の説明は、本発明の特定の例示としての実施形態についてのものである。従って、当業者は、本明細書では明白に図示又は説明していないが、本発明の原理を具体化し、本発明の範囲内に網羅される種々の実施形態を案出することができることを理解することができる。更に、本明細書に記載されている実施例は何れも、本発明の原理を理解することを目的としているが、それらの特定の挙げられている実施例及び条件に限定されることがないとして解釈される必要がある。結果的に、本発明は、下記の特定の実施形態又は実施例に限定されるものではないが、特許請求の範囲及びそれらの特許請求の範囲と同等のものにより制限される。
【0010】
図1は、確実に進歩している継続的な連続形式の媒体についての印刷システム100を示すブロック図である。システム100は、プリンタ102と、プリンタ102によりインプリントする連続形式媒体116とを有する。プリンタ102はプリントエンジン108を有する。プリントエンジン108は、媒体116に印刷するように作動する装置、構成要素又はシステムを有する。図1においては、媒体116は、連続形式の予め印刷された感応性要素を有する。一般に、そのような種類の媒体は、‘感応性基板’として知られているストックのクラスに含まれる。感応性基板は、一般に、媒体に予め印刷された要素は固有値を有することが可能であるため、印刷処理中に所在が把握される。例えば、感応性要素は、照合基準、同一性カード、結びつき性等を有する。従って、感応性要素へのインプリントを有さない、進行している媒体116は、感応性要素の固有値のために問題がある。一般に、プリンタ102は、感応性要素を無効にするように媒体116が進められるにつれて、感応性要素にセキュリティ画像をインプリントするように作動可能である。図1は、媒体116に予め印刷された感応性要素の2つのセクションを示している。媒体116の第1セクションは、媒体116のロールとプリンタ102との間に位置付けられているプレフィードセクション112である。プレフィードセクション112は、プリンタ102によりインプリントする又は進められるためのプリンタ102に供給されている、予め印刷される感応性要素を有する。媒体116の第2セクションは、プリンタ102を出た媒体116のセクションに位置付けられたポストフィードセクション112′である。ポストフィードセクション112′は、プリンタ102を介して供給された後のインプリントされたセクション112のバージョンである、又はプリンタ102によりインプリントされた後の媒体116の相当するセクションであることが可能である。更に、媒体116は、切断、折り畳み、ステープリング等のための1つ又はそれ以上の印刷後ステーションに、図1における矢印により示されている方向に沿って進められることが可能である。
【0011】
プリンタ102は、印刷制御器104も有する。印刷制御器104は、セキュリティ画像106を記憶するように作動可能であるメモリ104を有する。印刷制御器は一般に、媒体116にインプリントするための情報を有するプリントデータ110を受け入れ、そして媒体116にその情報をインプリントするときにプリントエンジン108で用いる色に及び/又は白黒にプリントデータ110をラスタライズする。図1においては、印刷制御器104は、セキュリティ画像を識別するように、及び感応性要素にセキュリティ画像をインプリントするようにプリントエンジン108に命令するように、感応性要素にインプリントすることなく、媒体116を進める命令を識別するように改善されている。例えば、媒体116は、予め印刷された照合基準(check)を有することが可能である。従って、媒体116がインプリントされる(例えば、照合基準に関する受取人情報がインプリントされる)ことなく進められる場合に、そのようなインプリントされていない照合基準は、不正使用を回避するように手動による問題取り消し及び会計処理されることが可能である。
【0012】
図2は、プリンタ102によりインプリントするための複数の感応性要素112−1乃至122−4を有する媒体116のセクション112の実施例を示している。セクション112は、インプリントするための感応性要素112−1乃至112−4についての4upレイアウトを示しているが、感応性要素112−1乃至112−4についての他のレイアウト及びオリエンテーションも可能である。図2においては、セクション112は、プリンタ102によりインプリントするための、従って、複数の印刷後ステーションにより処理するための媒体116の直線的セクションを表している。例えば、感応性要素112−1乃至112−4をインプリントした後、切断ステーションは、感応性要素112−1乃至112−4を解析するように、媒体116を切断することが可能である。
【0013】
図3は、例示としての実施形態において媒体116を進めるコマンドの検出に応答して、媒体を安全に進める方法300を示すフローチャートである。その方法300のステップについては、図1のシステムに関して下で説明されているが、当業者は、方法300が示されていない他のシステムにより実行されることが可能であることを認識することができる。更に、この図に示されているフローチャートのステップが全て含まれる訳ではなく、図示していない他のステップが含まれることが可能である。更に、ステップは、他の順序で実行されることが可能である。
【0014】
ステップ302においては、印刷制御器104は、感応性要素112−1乃至112−4にインプリントせずに、媒体116を進めるプリンタ102におけるコマンドを検出する。当業者は、感応性要素112−1乃至112−4にインプリントせずに媒体116を進めるための印刷制御器により複数の有効なコマンドが検出されることが可能であることを認識することができる。例えば、媒体供給コマンド、処理不実行コマンド等が検出されることが可能である。更に、更に、プリントデータ110内のブランクページもプリンタ102により検出されることが可能であり、そのプリンタにおいては、そのようなブランクページ(又は、部分的なブランクページ)は、インプリントすることなく進められる1つ又はそれ以上の感応性要素112−1乃至112−4をもたらす可能性が高い。上記のように、感応性要素112−1乃至112−4にインプリントすることなく媒体116を進めることは、感応性要素112−1乃至112−4及び/又は媒体116に関連付けられる固有値のために問題があり得る。
【0015】
ステップ304においては、印刷制御器104は、感応性要素112−1乃至112−4を無効にするためのセキュリティ画像106を識別する。セキュリティ画像106は、セキュリティ画像106をインプリントした後に、感応性要素112−1乃至112−4の無効をレンダリングするためのグラフィカルフィーチャ、テキスト、又はグラフィカルフィーチャ及びテキストの組み合わせを有することが可能である。例えば、セキュリティ画像106は、無効な、無意味な、法律上の効力のない、拘束力のない等の、感応性要素112−1乃至112−4を明確に識別する“キャンセルした”、“無効な”、“交渉の余地のない”又は他の情報を表す読み取り可能なテキストを有することが可能である。更に、セキュリティ画像106は、単独で又は上記の読み取り可能なテキストと組み合わせて、オリジナルな印刷文書においては可視的でないが、オリジナルの文書のコピーにおいては可視的になる画像であるパンタグラフを有することが可能である。セキュリティ画像106を識別するとき、印刷制御器104は、媒体116に関連付けられた1つ又はそれ以上のセキュリティ画像を識別するためのルックアップテーブルに問い合わせることが可能である。例えば、媒体116がプリンタ102においてロードされたとき、オペレータは、感応性要素112−1乃至112−4を無効にする複数のセキュリティ画像からセキュリティ画像106を選択することが可能である。更に、セキュリティ画像106は、感応性要素112−1乃至112−4を無効にするプリンタ102において予めプログラムされていることが可能である。
【0016】
ステップ306においては、印刷制御器104は、媒体116は感応性要素112−1乃至112−4を無効にするように進められるにつれて、感応性要素112−1乃至112−4にセキュリティ画像106をインプリントするようにプリントエンジン108に命令する。図4は、例示としての実施形態において、感応性要素112−1乃至112−4にセキュリティ画像106をインプリントした結果を示している。図4は、インプリントされる前の媒体116のセクション112と、セキュリティ画像106が感応性要素112−1乃至112−4にインプリントされた後の媒体116のセクション112′とを示している。図4に示しているように感応性要素112−1乃至112−4にセキュリティ画像106をインプリントした後、感応性要素112−1乃至112−4の各々は無効にレンダリングされる。無効にされたとき、媒体116及び/又は感応性要素112−1乃至112−4は、残っている固有値を殆ど有さず又は固有値を有さず、故に、インプリントを伴わずに媒体116を進めることに関連する問題を解決することが可能である。一部の実施形態においては、イメージングシステムは、感応性要素112−1乃至112−4へのセキュリティ画像106の適用の確認のために感応性要素112−1乃至112−4の画像を捕捉することが可能である。更に、セクション112′におけるセキュリティ画像106の特定の適用は、図4の実施例において明示的に示されているその適用に限定されるものではない。更に、同じセキュリティ画像106が感応性要素112−1乃至112−4の各々にインプリントされて示されているが、当業者は、実施選択のために、異なるセキュリティ画像が異なる感応性要素112−1乃至112−4においてインプリントされることが可能であることを認識することができる。
【0017】
図5は、磁気着色剤が例示としての実施形態のプリンタ102において存在するとき、感応性媒体を安全に進める方法500を示すフローチャートである。その方法500のステップについては図1のシステム100に関連して説明しているが、当業者は、その方法500が示されていない他のシステムにより実行されることも可能であることを認識することができる。
【0018】
ステップ502においては、印刷制御器は、感応性要素112−1乃至112−4にインプリントすることを伴わずに媒体116を進めるようにプリンタ102における命令を検出する。一実施形態においては、コマンドを検出するステップは処理不実行(Non Process Run Out(NPRO))コマンドを検出するステップを有する。インプリントすることを伴わずに媒体116を進めるためのNPROコマンドを、当業者は認識している。NPROコマンドの一実施例は、連続形式デスクトッププリンタにおけるフォームフィードボタン、若しくは製造印刷システムにおけるNPROボタン又はタッチスクリーン入力である。例えば、オペレータは、最初にプリンタ102に媒体116をロードするときにNPROコマンドを生成するように、ユーザインタフェース(図示せず)を用いることが可能である。更に、オペレータは、プリンタ102からの媒体が機能していない印刷後ステーション(図示せず)にフィードしているときに、NPROコマンドを生成するように、ユーザインタフェースを用いることが可能である。更に、NPROコマンドは、プリンタ102から印刷後ステーションの故障した媒体に更に重ねられる又は推し進められる必要があるプリントジョブを終了するプリンタ102に応答して、オペレータにより開始されることが可能である。それにも拘わらず、プリンタ102でNPROコマンドを生成することは、感応性要素112−1乃至112−4においてインプリントすることなしに典型的なプリンタにおけるNPROコマンドが媒体116を進めるにつれて、潜在的に問題である。
【0019】
他の実施形態においては、そのコマンドを検出することは、感応性要素112−1乃至112−4においてインプリントすることなしに媒体116を進めるプリントジョブにおいて空き論理ページを検出することを有する。例えば、ホストシステム(図示せず)は、プリントジョブを生成し、続いて、プリンタ102にプリントデータ110としてプリントジョブを転送することが可能である。プリントデータ110は、PostScriptデータ、PDF(ポータブルドキュメントフォーマット)データ、インテリジェントプリンタデータストリーム(IPDS)データ、高機能プレゼンテーション(AFP)データ、混合オブジェクト(ドキュメントコンテンツアーキテクチャ(MODCA)データ)、又は印刷制御器104により受け入れられて、プリントエンジン108のためのビットマップデータにプリントデータ110を変換するようにラスタライズされる他の種類のPDL等のページ記述言語(PDL)データを有することが可能である。そのようなプリントデータ110は、プリンタ102により処理されるときに、進められている媒体116の空き部分をもたらし得る空き論理ページを有することが可能である。従って、感応性要素112−1乃至112−4においてインプリントすることなしに媒体116を進める空き論理ページを含むプリントジョブを印刷制御器104が受け入れるときに、印刷制御器104は感応性要素112−1乃至112−4に対してセキュリティ画像のインプリントを命令する。
【0020】
ステップ504において、印刷制御器104は、磁気着色剤(例えば、磁気インク、磁気インク文字列認識(MICR)処理により用いられることが可能である磁気トナー)がプリンタ102に存在する(即ち、装着されている)かどうかを判定する。媒体116が磁気着色剤でインプリントされるとき、専用装置が、磁気着色剤を読み取ることによりインプリントされた情報を読み取るように用いられることが可能である。例えば、銀行は、照合基準(check)を自動的に処理するための磁気照合基準リーダを用いることが可能である。磁気着色剤が印刷制御器104により検出されない場合、ステップ506が実行される。磁気着色剤が印刷制御器により検出される場合、ステップ508が実行される。セキュリティ画像を識別するステップ508及びセキュリティ画像106をインプリントするステップ510は、図3の方法に関連付けて上で説明されている。
【0021】
図6は、例示としての実施形態において感応性要素を位置付け、感応性媒体を安全に進める方法600を示すフローチャートである。方法600の複数のステップについて、図1のシステム100を参照しながら説明するが、当業者は、方法600が図示されていない他のシステムによっても実行可能であることを理解することができる。図6においては、進められる媒体において感応性要素を位置付けるステップ604が付加されている。一般に、ステップ602及び606は、方法300及び500に関して説明しているものと同様に実行される。
【0022】
方法600のステップ604においては、印刷制御器104は、進められるようになっている媒体において感応性要素112−1乃至112−4を位置付ける。例えば、印刷制御器104は、インプリントのためのセクション112(図2を参照されたい)において感応性要素112−1を位置付けることが可能である。また、印刷制御器104は、インプリントのための感応性要素112−1における特定の部分を位置付けることが可能である。一部の場合には、例えば、セキュリティ画像106が感応性要素112−1の重要な特徴を曖昧にするとき等の、感応性要素112−1の異なる部分にセキュリティ画像106をインプリントすることは好ましいことである。更に、プリントエンジン108によりプリントデータが予めインプリントされていない1つ又はそれ以上の感応性要素112−1乃至112−4にセキュリティ画像106をインプリントすることは好ましいことである。従って、印刷制御器104は先ず、プリントエンジン108によりインプリントされたデータを有する1つ又はそれ以上の感応性要素112−1乃至112−4を識別することが可能である。識別後、印刷制御器104は、それらの感応性要素へのセキュリティ画像140の印刷を回避することが可能である。
【0023】
ステップ608においては、印刷制御器104は、媒体が進められるにつれて、位置付けられている感応性要素にセキュリティ画像106をインプリントする。
【0024】
図7は、例示としての実施形態において連続形式媒体を安全に進める他の印刷システムを示すブロック図である。システム700は、プリンタ702と、プリンタ702によりインプリントする連続形式媒体116とを有する。プリンタ702は、オペレータ(図示せず)がプリンタ702を制御するコマンドを生成するように一般に作動するユーザインタフェース704を有する。ユーザインタフェース704は、プリンタ702を制御するコマンドを生成するように1つ又はそれ以上のボタン又はタッチスクリーンインタフェースを有することが可能である。例えば、ユーザインタフェース704は、プリンタ702を介して媒体116を進めるNPROコマンドを生成することが可能である。
【0025】
図8は、プリンタ702によりインプリントする複数の感応性要素を有する媒体116のプレフィードセクション112の実施例を示している。特に、図8は、セクション112が照合基準802乃至805を有することを示している。媒体116が照合基準802乃至805を有するとき、プリンタ702は、支払先情報、照合基準量情報等の1つ又はそれ以上の照合基準802乃至805にインプリントする情報を含むプリントデータ110を受信することが可能である。例えば、システム700は、例えば、かなり多くの支払先について政府機関照合基準を生成することにより、複数の照合基準印刷作動を実行することが可能である。
【0026】
図9は、例示としての実施形態においてNPROコマンドを検出することに応答して、照合基準ストックを安全に進める方法900を示すフローチャートである。方法800の複数のステップについて、図7のシステム700を参照して説明しているが、当業者は、方法800が図示されていない他のシステムにより実行されることも可能であることを認識することができる。
【0027】
ステップ902においては、印刷制御器104は、媒体116を進めるユーザインタフェース704により生成されたNPROコマンドを検出する。プリンタ702でNPROコマンドを生成することは、典型的なプリンタにおけるNPROコマンドが照合基準802乃至805にインプリントすることなしに媒体116を進めるにつれて、潜在的に問題になる。
【0028】
ステップ904においては、印刷制御器は、照合基準802乃至805を無効にするためのセキュリティ画像106を識別する。上記のように、セキュリティ画像106は、セキュリティ画像106をインプリントした後に、照合基準802乃至805の無効をレンダリングするためのグラフィック特徴、テキスト、又はグラフィック特徴及びテキストを有することが可能である。例えば、セキュリティ画像106は、無効な、無意味な、法律上の効力のない、拘束力のない等である照合基準802乃至805を明確に識別する“キャンセルされた”、“無効の”“交渉の余地のない”、又はある他の情報を表す読み取り可能テキストを有することが可能である。更に、セキュリティ画像106は、オリジナルに印刷された文書において可視的でない画像であるが、オリジナルの文書の複製においては可視的になる上記の読み取り可能テキスト、パンタグラフを単独で又は組み合わせて有することが可能である。
【0029】
ステップ808においては、印刷制御器104は、媒体が進められるにつれて、照合基準802乃至805にセキュリティ画像106をインプリントするようにプリントエンジン108に命令する。図10は、例示としての実施形態において図8の予め印刷された照合基準802乃至805にセキュリティ画像106をインプリントした結果を示している。
【0030】
図11は、プリンタ702によりインプリントする複数の感応性要素を有する媒体116のプレフィードセクション112の実施例を示している。具体的には、図11は、セクション112が識別カード1102乃至1105を有することを示している。識別カード1102乃至1105には、社会保障カード、運転免許証、軍人識別カード等がある。媒体116が識別カード1102乃至1105を有するとき、プリンタ702は、例えば、名前、住所、誕生日、識別カードの有効期限等の、1つ又はそれ以上の識別カード1102乃至1105にインプリントする情報を有するプリントデータ110を受信することが可能である。例えば、システム700は、例えば、政府機関識別カードを生成することにより、複数の識別カード印刷作動を実行することが可能である。
【0031】
図12は、例示としての実施形態においてNPROコマンドを検出することに応答して識別カードストックを安全に進める方法1200を示すフローチャートである。方法1200の複数のステップについては、図7のシステム700に関連付けて説明しているが、当業者は、方法1200が図示していない他のシステムにより実行することも可能であることを認識することができる。
【0032】
ステップ1102においては、印刷制御器104は、媒体116を進めるユーザインタフェース704により生成されたNPROコマンドを検出する。例えば、NPROコマンドは、プリンタ702を介して図11の識別カード1102乃至1105を進めるように生成されることが可能である。ステップ1104においては、印刷制御器は、図11の識別カード1102乃至1105を無効にするセキュリティ画像106を識別する。ステップ1108においては、印刷制御器104は、媒体116が進められるにつれて、識別カード1102乃至1105にセキュリティ画像106をインプリントするようにプリントエンジン108に命令する。図13は、例示としての実施形態において予め印刷された識別カード1102乃至1105にセキュリティ画像106をインプリントした結果を示している。
【0033】
本発明は、全体的にハードウェアの実施形態、全体的にソフトウェアの実施形態、又はハードウェア要素及びソフトウェア要素の両方を有する実施形態の形をとることが可能である。好適な実施形態においては、本発明は、ファームウェア、常駐のソフトウェア、マイクロコード等を有するソフトウェアにおいて実施されるが、それに限定されるものではない。図14は、コンピュータ読み取り可能媒体1406が本明細書で開示している方法を実行する命令を与えることが可能であるシステムを示している。
【0034】
更に、本発明は、コンピュータ又は何れかの命令実行システムで用いる若しくはそれらと接続して用いるプログラムコードを与えるコンピュータ使用可能又はコンピュータ読み取り可能媒体1406からアクセス可能なコンピュータプログラムプロダクトの形をとることが可能である。本明細書の目的のために、コンピュータ使用可能又はコンピュータ読み取り可能媒体1406は、命令実行システム、機器又は装置により用いられる若しくはそれらと接続されて用いられるプログラムを有する、記憶している、通信する、伝播する、又は送信することが可能である何れかの装置であることが可能である。
【0035】
媒体1406は、電気的、磁気的、電磁気的、赤外線又は半導体システム(又は機器又は装置)若しくは伝播媒体であることが可能である。コンピュータ読み取り可能媒体1406の例としては、半導体又は固体メモリ、磁気テープ、取り外し可能コンピュータディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、剛性の磁気ディスク及び光ディスクがある。現在の光ディスクには、例えば、CD−ROM(コンパクトディスク−読み出し専用メモリ)、CD−R/W(コンパクトディスク−読み出し/書き込み)及びDVDがある。
【0036】
プログラムコードを記憶する及び/又は実行するのに適切であるデータ処理システムは、システムバス1410を介してメモリ要素1408に直接的に又は間接的に結合された少なくとも1つのプロセッサを有する。メモリ要素1408は、プログラムコードの実際の実行中に用いられるローカルメモリと、バルク記憶装置と、コードが実行中にバルク記憶装置から検索される回数を減少させるように、少なくとも一部のプログラムコードの一時的記憶を提供するキャッシュメモリとを含むことが可能である。
【0037】
入力/出力即ちI/O装置1404(キーボード、ディスプレイ、ポインティング装置等を含むが、それらに限定されない)は、直接に又は介在I/O制御器を介してシステムに結合されていることが可能である。
【0038】
ネットワークアダプタは、データ処理システムが、例えば、ホストシステムのインタフェースを介して他のデータ処理システムに、若しくは、介入プライベートネットワーク又はパブリックネットワーク、例えば、プリントエンジンインタフェース1414を介して遠隔プリンタ又は記憶装置に、結合されるようになることを可能にするシステムに結合されることも可能である。モデム、ケーブルモデム及びイーサネット(登録商標)は、まさに現在利用可能なネットワークアダプタである。
【0039】
本明細書においては特定の実施形態について記載しているが、本発明の範囲はそれらの特定の実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲及び何れかのそれと同等なものにより規定される。
【符号の説明】
【0040】
102 プリンタ
104 印刷制御器
106 セキュリティ画像
108 プリントエンジン
114 メモリ
702 プリンタ
704 ユーザインタフェース
1400 システム
1402 プロセッサ
1404 I/O装置
1406 プログラムプロダクト記憶媒体
1408 プログラム及びデータメモリ
1412 ホストシステムインタフェース
1414 プリントエンジンインタフェース
【技術分野】
【0001】
本発明は、生産印刷システムの分野に関し、特に、媒体が進められ、媒体が感応性を有するときに、印刷システムにおいて連続形式媒体を無効にすることに関する。
【背景技術】
【0002】
連続形式媒体を用いる生産印刷システムは典型的には、複数のポストプリントステーションを有し、それらのポストプリントステーションを介して、連続形式媒体が進行する。それらのステーションは、切断ステーション、折り畳みステーション、ステープリングステーション等を有することが可能である。印刷システムの大きさ及び複雑性のために、大きい直線状の媒体経路が、媒体における実際のインプリントの出口から印刷後ステーションまで存在し得る。例えば、媒体がインプリントステーションから次のステーション、例えば、切断ステーションまで移動しなければならない距離は、20フィート又はそれ以上の直線状の距離であり得る。ある場合には、媒体は、次のステーションまで連続紙を供給するように、インプリント処理の終わりにおいて進められる。この場合、かなり多くの量の媒体が、インプリントステーションの終わりにおいて印刷されないまま移動する。
【0003】
典型的な紙と異なり、一部の連続形式媒体はより高い感応性を有する。例えば、連続形式媒体は、プレプリント照合基準ブランク、政府機関識別カード、保険カード等を有することが可能である。インプリントステーションの終わりにポストプリントステーションの方にそのような媒体を進めるとき、かなり多くの量のそのような媒体は印刷されないままであり、従って、潜在的なアカウンタビリティ及び安全性の問題をもたらし得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本明細書で説明している実施形態は、予め印刷された感応性要素を有する連続形式媒体を安全に進めるためのシステム及び方法を提供する。感応性要素にインプリントすることなく媒体を進めるためのコマンドが検出される。感応性要素を無効にするためのセキュリティ画像が識別される。その場合、媒体が感応性要素を無効にするように進められるにつれて、セキュリティ画像が感応性要素にインプリントされる。
【0005】
一実施形態においては、プリントエンジン及び印刷制御器を有するプリンタについて開示されている。プリントエンジンは、インプリントのために予め印刷された感応性要素を有する連続形式媒体に印刷するように作動する。印刷制御器は、感応性要素にインプリントすることなく、媒体を進めるコマンドを検出し、感応性要素を無効にするセキュリティ画像を識別し、媒体が感応性要素を無効にするように進められるにつれて感応性要素にセキュリティ画像をインプリントするように作動する。
【0006】
他の実施形態においては、連続形式媒体を用いるプリンタにおいて作動する方法が開示されている。その媒体は、インプリントのための予め印刷された感応性要素を有する。その方法に従って、感応性要素にインプリントすることなしに媒体を進めるコマンドがプリンタにおいて検出される。感応性要素を無効にするためのセキュリティ画像が識別される。感応性画像は、媒体が感応性要素を無効にするように進められるにつれて、感応性要素にインプリントされる。
【0007】
他の例示としての実施形態について、以下に詳述する。
本発明の一部の実施形態について、以下、添付図を参照しながら、単なる例示として説明する。同じ参照番号は、全ての図において同じ要素又は同じ種類の要素を表している。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】例示としての実施形態において連続形式媒体を安全に進める印刷システムを示すブロック図である。
【図2】例示としての実施形態において連続形式媒体に予め印刷された感応性要素を示す図である。
【図3】例示としての実施形態において感応性要素を安全に進める方法を示すフローチャートである。
【図4】例示としての実施形態において図2の感応性要素にセキュリティ画像をインプリントした結果を示す図である。
【図5】例示としての実施形態において磁気着色剤が存在するときに感応性媒体を安全に進める方法を示すフローチャートである。
【図6】例示としての実施形態において感応性要素を位置付けて、連続形式媒体を安全に進める方法を示すフローチャートである。
【図7】例示としての実施形態において連続形式媒体を安全に進める他の印刷システムを示すブロック図である。
【図8】例示としての実施形態において連続形式媒体における予め印刷された照合基準を示す図である。
【図9】例示としての実施形態において、プリンタで処理不実行コマンドを検出することに応答して照合基準ストックを安全に進める方法を示すフローチャートである。
【図10】例示としての実施形態において図8の予め印刷された照合基準にセキュリティ画像をインプリントした結果を示す図である。
【図11】例示としての実施形態において連続形式媒体における予め印刷された識別カードを示す図である。
【図12】例示としての実施形態において、プリンタで処理不実行コマンドを検出することに応答して識別カードストックを安全に進める方法を示すフローチャートである。
【図13】例示としての実施形態において図11の予め印刷された識別カードにセキュリティ画像をインプリントした結果を示す図である。
【図14】例示としての実施形態において所望の機能を実行するように、コンピュータ読み取り可能媒体実行プログラム命令を実行するように動作するコンピュータシステムを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図及び以下の説明は、本発明の特定の例示としての実施形態についてのものである。従って、当業者は、本明細書では明白に図示又は説明していないが、本発明の原理を具体化し、本発明の範囲内に網羅される種々の実施形態を案出することができることを理解することができる。更に、本明細書に記載されている実施例は何れも、本発明の原理を理解することを目的としているが、それらの特定の挙げられている実施例及び条件に限定されることがないとして解釈される必要がある。結果的に、本発明は、下記の特定の実施形態又は実施例に限定されるものではないが、特許請求の範囲及びそれらの特許請求の範囲と同等のものにより制限される。
【0010】
図1は、確実に進歩している継続的な連続形式の媒体についての印刷システム100を示すブロック図である。システム100は、プリンタ102と、プリンタ102によりインプリントする連続形式媒体116とを有する。プリンタ102はプリントエンジン108を有する。プリントエンジン108は、媒体116に印刷するように作動する装置、構成要素又はシステムを有する。図1においては、媒体116は、連続形式の予め印刷された感応性要素を有する。一般に、そのような種類の媒体は、‘感応性基板’として知られているストックのクラスに含まれる。感応性基板は、一般に、媒体に予め印刷された要素は固有値を有することが可能であるため、印刷処理中に所在が把握される。例えば、感応性要素は、照合基準、同一性カード、結びつき性等を有する。従って、感応性要素へのインプリントを有さない、進行している媒体116は、感応性要素の固有値のために問題がある。一般に、プリンタ102は、感応性要素を無効にするように媒体116が進められるにつれて、感応性要素にセキュリティ画像をインプリントするように作動可能である。図1は、媒体116に予め印刷された感応性要素の2つのセクションを示している。媒体116の第1セクションは、媒体116のロールとプリンタ102との間に位置付けられているプレフィードセクション112である。プレフィードセクション112は、プリンタ102によりインプリントする又は進められるためのプリンタ102に供給されている、予め印刷される感応性要素を有する。媒体116の第2セクションは、プリンタ102を出た媒体116のセクションに位置付けられたポストフィードセクション112′である。ポストフィードセクション112′は、プリンタ102を介して供給された後のインプリントされたセクション112のバージョンである、又はプリンタ102によりインプリントされた後の媒体116の相当するセクションであることが可能である。更に、媒体116は、切断、折り畳み、ステープリング等のための1つ又はそれ以上の印刷後ステーションに、図1における矢印により示されている方向に沿って進められることが可能である。
【0011】
プリンタ102は、印刷制御器104も有する。印刷制御器104は、セキュリティ画像106を記憶するように作動可能であるメモリ104を有する。印刷制御器は一般に、媒体116にインプリントするための情報を有するプリントデータ110を受け入れ、そして媒体116にその情報をインプリントするときにプリントエンジン108で用いる色に及び/又は白黒にプリントデータ110をラスタライズする。図1においては、印刷制御器104は、セキュリティ画像を識別するように、及び感応性要素にセキュリティ画像をインプリントするようにプリントエンジン108に命令するように、感応性要素にインプリントすることなく、媒体116を進める命令を識別するように改善されている。例えば、媒体116は、予め印刷された照合基準(check)を有することが可能である。従って、媒体116がインプリントされる(例えば、照合基準に関する受取人情報がインプリントされる)ことなく進められる場合に、そのようなインプリントされていない照合基準は、不正使用を回避するように手動による問題取り消し及び会計処理されることが可能である。
【0012】
図2は、プリンタ102によりインプリントするための複数の感応性要素112−1乃至122−4を有する媒体116のセクション112の実施例を示している。セクション112は、インプリントするための感応性要素112−1乃至112−4についての4upレイアウトを示しているが、感応性要素112−1乃至112−4についての他のレイアウト及びオリエンテーションも可能である。図2においては、セクション112は、プリンタ102によりインプリントするための、従って、複数の印刷後ステーションにより処理するための媒体116の直線的セクションを表している。例えば、感応性要素112−1乃至112−4をインプリントした後、切断ステーションは、感応性要素112−1乃至112−4を解析するように、媒体116を切断することが可能である。
【0013】
図3は、例示としての実施形態において媒体116を進めるコマンドの検出に応答して、媒体を安全に進める方法300を示すフローチャートである。その方法300のステップについては、図1のシステムに関して下で説明されているが、当業者は、方法300が示されていない他のシステムにより実行されることが可能であることを認識することができる。更に、この図に示されているフローチャートのステップが全て含まれる訳ではなく、図示していない他のステップが含まれることが可能である。更に、ステップは、他の順序で実行されることが可能である。
【0014】
ステップ302においては、印刷制御器104は、感応性要素112−1乃至112−4にインプリントせずに、媒体116を進めるプリンタ102におけるコマンドを検出する。当業者は、感応性要素112−1乃至112−4にインプリントせずに媒体116を進めるための印刷制御器により複数の有効なコマンドが検出されることが可能であることを認識することができる。例えば、媒体供給コマンド、処理不実行コマンド等が検出されることが可能である。更に、更に、プリントデータ110内のブランクページもプリンタ102により検出されることが可能であり、そのプリンタにおいては、そのようなブランクページ(又は、部分的なブランクページ)は、インプリントすることなく進められる1つ又はそれ以上の感応性要素112−1乃至112−4をもたらす可能性が高い。上記のように、感応性要素112−1乃至112−4にインプリントすることなく媒体116を進めることは、感応性要素112−1乃至112−4及び/又は媒体116に関連付けられる固有値のために問題があり得る。
【0015】
ステップ304においては、印刷制御器104は、感応性要素112−1乃至112−4を無効にするためのセキュリティ画像106を識別する。セキュリティ画像106は、セキュリティ画像106をインプリントした後に、感応性要素112−1乃至112−4の無効をレンダリングするためのグラフィカルフィーチャ、テキスト、又はグラフィカルフィーチャ及びテキストの組み合わせを有することが可能である。例えば、セキュリティ画像106は、無効な、無意味な、法律上の効力のない、拘束力のない等の、感応性要素112−1乃至112−4を明確に識別する“キャンセルした”、“無効な”、“交渉の余地のない”又は他の情報を表す読み取り可能なテキストを有することが可能である。更に、セキュリティ画像106は、単独で又は上記の読み取り可能なテキストと組み合わせて、オリジナルな印刷文書においては可視的でないが、オリジナルの文書のコピーにおいては可視的になる画像であるパンタグラフを有することが可能である。セキュリティ画像106を識別するとき、印刷制御器104は、媒体116に関連付けられた1つ又はそれ以上のセキュリティ画像を識別するためのルックアップテーブルに問い合わせることが可能である。例えば、媒体116がプリンタ102においてロードされたとき、オペレータは、感応性要素112−1乃至112−4を無効にする複数のセキュリティ画像からセキュリティ画像106を選択することが可能である。更に、セキュリティ画像106は、感応性要素112−1乃至112−4を無効にするプリンタ102において予めプログラムされていることが可能である。
【0016】
ステップ306においては、印刷制御器104は、媒体116は感応性要素112−1乃至112−4を無効にするように進められるにつれて、感応性要素112−1乃至112−4にセキュリティ画像106をインプリントするようにプリントエンジン108に命令する。図4は、例示としての実施形態において、感応性要素112−1乃至112−4にセキュリティ画像106をインプリントした結果を示している。図4は、インプリントされる前の媒体116のセクション112と、セキュリティ画像106が感応性要素112−1乃至112−4にインプリントされた後の媒体116のセクション112′とを示している。図4に示しているように感応性要素112−1乃至112−4にセキュリティ画像106をインプリントした後、感応性要素112−1乃至112−4の各々は無効にレンダリングされる。無効にされたとき、媒体116及び/又は感応性要素112−1乃至112−4は、残っている固有値を殆ど有さず又は固有値を有さず、故に、インプリントを伴わずに媒体116を進めることに関連する問題を解決することが可能である。一部の実施形態においては、イメージングシステムは、感応性要素112−1乃至112−4へのセキュリティ画像106の適用の確認のために感応性要素112−1乃至112−4の画像を捕捉することが可能である。更に、セクション112′におけるセキュリティ画像106の特定の適用は、図4の実施例において明示的に示されているその適用に限定されるものではない。更に、同じセキュリティ画像106が感応性要素112−1乃至112−4の各々にインプリントされて示されているが、当業者は、実施選択のために、異なるセキュリティ画像が異なる感応性要素112−1乃至112−4においてインプリントされることが可能であることを認識することができる。
【0017】
図5は、磁気着色剤が例示としての実施形態のプリンタ102において存在するとき、感応性媒体を安全に進める方法500を示すフローチャートである。その方法500のステップについては図1のシステム100に関連して説明しているが、当業者は、その方法500が示されていない他のシステムにより実行されることも可能であることを認識することができる。
【0018】
ステップ502においては、印刷制御器は、感応性要素112−1乃至112−4にインプリントすることを伴わずに媒体116を進めるようにプリンタ102における命令を検出する。一実施形態においては、コマンドを検出するステップは処理不実行(Non Process Run Out(NPRO))コマンドを検出するステップを有する。インプリントすることを伴わずに媒体116を進めるためのNPROコマンドを、当業者は認識している。NPROコマンドの一実施例は、連続形式デスクトッププリンタにおけるフォームフィードボタン、若しくは製造印刷システムにおけるNPROボタン又はタッチスクリーン入力である。例えば、オペレータは、最初にプリンタ102に媒体116をロードするときにNPROコマンドを生成するように、ユーザインタフェース(図示せず)を用いることが可能である。更に、オペレータは、プリンタ102からの媒体が機能していない印刷後ステーション(図示せず)にフィードしているときに、NPROコマンドを生成するように、ユーザインタフェースを用いることが可能である。更に、NPROコマンドは、プリンタ102から印刷後ステーションの故障した媒体に更に重ねられる又は推し進められる必要があるプリントジョブを終了するプリンタ102に応答して、オペレータにより開始されることが可能である。それにも拘わらず、プリンタ102でNPROコマンドを生成することは、感応性要素112−1乃至112−4においてインプリントすることなしに典型的なプリンタにおけるNPROコマンドが媒体116を進めるにつれて、潜在的に問題である。
【0019】
他の実施形態においては、そのコマンドを検出することは、感応性要素112−1乃至112−4においてインプリントすることなしに媒体116を進めるプリントジョブにおいて空き論理ページを検出することを有する。例えば、ホストシステム(図示せず)は、プリントジョブを生成し、続いて、プリンタ102にプリントデータ110としてプリントジョブを転送することが可能である。プリントデータ110は、PostScriptデータ、PDF(ポータブルドキュメントフォーマット)データ、インテリジェントプリンタデータストリーム(IPDS)データ、高機能プレゼンテーション(AFP)データ、混合オブジェクト(ドキュメントコンテンツアーキテクチャ(MODCA)データ)、又は印刷制御器104により受け入れられて、プリントエンジン108のためのビットマップデータにプリントデータ110を変換するようにラスタライズされる他の種類のPDL等のページ記述言語(PDL)データを有することが可能である。そのようなプリントデータ110は、プリンタ102により処理されるときに、進められている媒体116の空き部分をもたらし得る空き論理ページを有することが可能である。従って、感応性要素112−1乃至112−4においてインプリントすることなしに媒体116を進める空き論理ページを含むプリントジョブを印刷制御器104が受け入れるときに、印刷制御器104は感応性要素112−1乃至112−4に対してセキュリティ画像のインプリントを命令する。
【0020】
ステップ504において、印刷制御器104は、磁気着色剤(例えば、磁気インク、磁気インク文字列認識(MICR)処理により用いられることが可能である磁気トナー)がプリンタ102に存在する(即ち、装着されている)かどうかを判定する。媒体116が磁気着色剤でインプリントされるとき、専用装置が、磁気着色剤を読み取ることによりインプリントされた情報を読み取るように用いられることが可能である。例えば、銀行は、照合基準(check)を自動的に処理するための磁気照合基準リーダを用いることが可能である。磁気着色剤が印刷制御器104により検出されない場合、ステップ506が実行される。磁気着色剤が印刷制御器により検出される場合、ステップ508が実行される。セキュリティ画像を識別するステップ508及びセキュリティ画像106をインプリントするステップ510は、図3の方法に関連付けて上で説明されている。
【0021】
図6は、例示としての実施形態において感応性要素を位置付け、感応性媒体を安全に進める方法600を示すフローチャートである。方法600の複数のステップについて、図1のシステム100を参照しながら説明するが、当業者は、方法600が図示されていない他のシステムによっても実行可能であることを理解することができる。図6においては、進められる媒体において感応性要素を位置付けるステップ604が付加されている。一般に、ステップ602及び606は、方法300及び500に関して説明しているものと同様に実行される。
【0022】
方法600のステップ604においては、印刷制御器104は、進められるようになっている媒体において感応性要素112−1乃至112−4を位置付ける。例えば、印刷制御器104は、インプリントのためのセクション112(図2を参照されたい)において感応性要素112−1を位置付けることが可能である。また、印刷制御器104は、インプリントのための感応性要素112−1における特定の部分を位置付けることが可能である。一部の場合には、例えば、セキュリティ画像106が感応性要素112−1の重要な特徴を曖昧にするとき等の、感応性要素112−1の異なる部分にセキュリティ画像106をインプリントすることは好ましいことである。更に、プリントエンジン108によりプリントデータが予めインプリントされていない1つ又はそれ以上の感応性要素112−1乃至112−4にセキュリティ画像106をインプリントすることは好ましいことである。従って、印刷制御器104は先ず、プリントエンジン108によりインプリントされたデータを有する1つ又はそれ以上の感応性要素112−1乃至112−4を識別することが可能である。識別後、印刷制御器104は、それらの感応性要素へのセキュリティ画像140の印刷を回避することが可能である。
【0023】
ステップ608においては、印刷制御器104は、媒体が進められるにつれて、位置付けられている感応性要素にセキュリティ画像106をインプリントする。
【0024】
図7は、例示としての実施形態において連続形式媒体を安全に進める他の印刷システムを示すブロック図である。システム700は、プリンタ702と、プリンタ702によりインプリントする連続形式媒体116とを有する。プリンタ702は、オペレータ(図示せず)がプリンタ702を制御するコマンドを生成するように一般に作動するユーザインタフェース704を有する。ユーザインタフェース704は、プリンタ702を制御するコマンドを生成するように1つ又はそれ以上のボタン又はタッチスクリーンインタフェースを有することが可能である。例えば、ユーザインタフェース704は、プリンタ702を介して媒体116を進めるNPROコマンドを生成することが可能である。
【0025】
図8は、プリンタ702によりインプリントする複数の感応性要素を有する媒体116のプレフィードセクション112の実施例を示している。特に、図8は、セクション112が照合基準802乃至805を有することを示している。媒体116が照合基準802乃至805を有するとき、プリンタ702は、支払先情報、照合基準量情報等の1つ又はそれ以上の照合基準802乃至805にインプリントする情報を含むプリントデータ110を受信することが可能である。例えば、システム700は、例えば、かなり多くの支払先について政府機関照合基準を生成することにより、複数の照合基準印刷作動を実行することが可能である。
【0026】
図9は、例示としての実施形態においてNPROコマンドを検出することに応答して、照合基準ストックを安全に進める方法900を示すフローチャートである。方法800の複数のステップについて、図7のシステム700を参照して説明しているが、当業者は、方法800が図示されていない他のシステムにより実行されることも可能であることを認識することができる。
【0027】
ステップ902においては、印刷制御器104は、媒体116を進めるユーザインタフェース704により生成されたNPROコマンドを検出する。プリンタ702でNPROコマンドを生成することは、典型的なプリンタにおけるNPROコマンドが照合基準802乃至805にインプリントすることなしに媒体116を進めるにつれて、潜在的に問題になる。
【0028】
ステップ904においては、印刷制御器は、照合基準802乃至805を無効にするためのセキュリティ画像106を識別する。上記のように、セキュリティ画像106は、セキュリティ画像106をインプリントした後に、照合基準802乃至805の無効をレンダリングするためのグラフィック特徴、テキスト、又はグラフィック特徴及びテキストを有することが可能である。例えば、セキュリティ画像106は、無効な、無意味な、法律上の効力のない、拘束力のない等である照合基準802乃至805を明確に識別する“キャンセルされた”、“無効の”“交渉の余地のない”、又はある他の情報を表す読み取り可能テキストを有することが可能である。更に、セキュリティ画像106は、オリジナルに印刷された文書において可視的でない画像であるが、オリジナルの文書の複製においては可視的になる上記の読み取り可能テキスト、パンタグラフを単独で又は組み合わせて有することが可能である。
【0029】
ステップ808においては、印刷制御器104は、媒体が進められるにつれて、照合基準802乃至805にセキュリティ画像106をインプリントするようにプリントエンジン108に命令する。図10は、例示としての実施形態において図8の予め印刷された照合基準802乃至805にセキュリティ画像106をインプリントした結果を示している。
【0030】
図11は、プリンタ702によりインプリントする複数の感応性要素を有する媒体116のプレフィードセクション112の実施例を示している。具体的には、図11は、セクション112が識別カード1102乃至1105を有することを示している。識別カード1102乃至1105には、社会保障カード、運転免許証、軍人識別カード等がある。媒体116が識別カード1102乃至1105を有するとき、プリンタ702は、例えば、名前、住所、誕生日、識別カードの有効期限等の、1つ又はそれ以上の識別カード1102乃至1105にインプリントする情報を有するプリントデータ110を受信することが可能である。例えば、システム700は、例えば、政府機関識別カードを生成することにより、複数の識別カード印刷作動を実行することが可能である。
【0031】
図12は、例示としての実施形態においてNPROコマンドを検出することに応答して識別カードストックを安全に進める方法1200を示すフローチャートである。方法1200の複数のステップについては、図7のシステム700に関連付けて説明しているが、当業者は、方法1200が図示していない他のシステムにより実行することも可能であることを認識することができる。
【0032】
ステップ1102においては、印刷制御器104は、媒体116を進めるユーザインタフェース704により生成されたNPROコマンドを検出する。例えば、NPROコマンドは、プリンタ702を介して図11の識別カード1102乃至1105を進めるように生成されることが可能である。ステップ1104においては、印刷制御器は、図11の識別カード1102乃至1105を無効にするセキュリティ画像106を識別する。ステップ1108においては、印刷制御器104は、媒体116が進められるにつれて、識別カード1102乃至1105にセキュリティ画像106をインプリントするようにプリントエンジン108に命令する。図13は、例示としての実施形態において予め印刷された識別カード1102乃至1105にセキュリティ画像106をインプリントした結果を示している。
【0033】
本発明は、全体的にハードウェアの実施形態、全体的にソフトウェアの実施形態、又はハードウェア要素及びソフトウェア要素の両方を有する実施形態の形をとることが可能である。好適な実施形態においては、本発明は、ファームウェア、常駐のソフトウェア、マイクロコード等を有するソフトウェアにおいて実施されるが、それに限定されるものではない。図14は、コンピュータ読み取り可能媒体1406が本明細書で開示している方法を実行する命令を与えることが可能であるシステムを示している。
【0034】
更に、本発明は、コンピュータ又は何れかの命令実行システムで用いる若しくはそれらと接続して用いるプログラムコードを与えるコンピュータ使用可能又はコンピュータ読み取り可能媒体1406からアクセス可能なコンピュータプログラムプロダクトの形をとることが可能である。本明細書の目的のために、コンピュータ使用可能又はコンピュータ読み取り可能媒体1406は、命令実行システム、機器又は装置により用いられる若しくはそれらと接続されて用いられるプログラムを有する、記憶している、通信する、伝播する、又は送信することが可能である何れかの装置であることが可能である。
【0035】
媒体1406は、電気的、磁気的、電磁気的、赤外線又は半導体システム(又は機器又は装置)若しくは伝播媒体であることが可能である。コンピュータ読み取り可能媒体1406の例としては、半導体又は固体メモリ、磁気テープ、取り外し可能コンピュータディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、剛性の磁気ディスク及び光ディスクがある。現在の光ディスクには、例えば、CD−ROM(コンパクトディスク−読み出し専用メモリ)、CD−R/W(コンパクトディスク−読み出し/書き込み)及びDVDがある。
【0036】
プログラムコードを記憶する及び/又は実行するのに適切であるデータ処理システムは、システムバス1410を介してメモリ要素1408に直接的に又は間接的に結合された少なくとも1つのプロセッサを有する。メモリ要素1408は、プログラムコードの実際の実行中に用いられるローカルメモリと、バルク記憶装置と、コードが実行中にバルク記憶装置から検索される回数を減少させるように、少なくとも一部のプログラムコードの一時的記憶を提供するキャッシュメモリとを含むことが可能である。
【0037】
入力/出力即ちI/O装置1404(キーボード、ディスプレイ、ポインティング装置等を含むが、それらに限定されない)は、直接に又は介在I/O制御器を介してシステムに結合されていることが可能である。
【0038】
ネットワークアダプタは、データ処理システムが、例えば、ホストシステムのインタフェースを介して他のデータ処理システムに、若しくは、介入プライベートネットワーク又はパブリックネットワーク、例えば、プリントエンジンインタフェース1414を介して遠隔プリンタ又は記憶装置に、結合されるようになることを可能にするシステムに結合されることも可能である。モデム、ケーブルモデム及びイーサネット(登録商標)は、まさに現在利用可能なネットワークアダプタである。
【0039】
本明細書においては特定の実施形態について記載しているが、本発明の範囲はそれらの特定の実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲及び何れかのそれと同等なものにより規定される。
【符号の説明】
【0040】
102 プリンタ
104 印刷制御器
106 セキュリティ画像
108 プリントエンジン
114 メモリ
702 プリンタ
704 ユーザインタフェース
1400 システム
1402 プロセッサ
1404 I/O装置
1406 プログラムプロダクト記憶媒体
1408 プログラム及びデータメモリ
1412 ホストシステムインタフェース
1414 プリントエンジンインタフェース
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インプリントするための予め印刷された感応性要素を有する連続形式媒体に印刷するように作動するプリントエンジン;及び
前記感応性要素にインプリントすることなしに前記媒体を進めるためのコマンドを検出し、前記感応性要素を無効にするためのセキュリティ画像を識別し、前記媒体が前記感応性要素を無効にするように進められるにつれて前記感応性要素に前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように、作動する印刷制御器; を有するプリンタ。
【請求項2】
請求項1に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、進められるようになっている前記媒体において感応性要素を位置付け、位置付けられた前記感応性要素に前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように更に作動する、プリンタ。
【請求項3】
請求項1に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、前記感応性要素においてインプリントすることなしに前記媒体を進めるためのプリントジョブにおいて空き論理ページを受信することに応答して前記セキュリティ画像をインプリントするように更に作動する、プリンタ。
【請求項4】
請求項1に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、前記感応性要素においてインプリントすることなしに前記媒体を進めるための前記プリンタにおける処理不実行(NPRO)コマンドを受信することに応答して前記セキュリティ画像をインプリントするように更に作動する、プリンタ。
【請求項5】
請求項4に記載のプリンタであって:
前記媒体を進めるための前記NPROコマンドを生成するように作動するユーザインタフェース;
を更に有する、プリンタ。
【請求項6】
請求項1に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、当該プリンタが磁気着色剤を装着されていることを判定し、前記磁気着色剤を装着されていることを判定することに応答して前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように更に作動する、プリンタ。
【請求項7】
請求項1に記載のプリンタであって、前記感応性要素は、インプリント可能照合基準及びインプリント可能識別カードの少なくとも一を有する、プリンタ。
【請求項8】
請求項7に記載のプリンタであって、前記インプリント可能識別カードは政府機関識別可能カードを含む、プリンタ。
【請求項9】
請求項1に記載のプリンタであって、前記セキュリティ画像は、“交渉の余地のない”、“無効な”及び“キャンセルした”の少なくとも1つを表すテキストを有する、プリンタ。
【請求項10】
連続形式媒体を用いてプリンタにおいて作動する方法であって、前記連続形式媒体はインプリントのための予め印刷された感応性要素を有する、方法であり:
前記感応性要素においてインプリントすることなしに前記媒体を進めるためのプリンタにおけるコマンドを検出する段階;
前記感応性要素を無効にするためのセキュリティ画像を識別する段階;及び
前記媒体が前記感応性要素を無効にするように進められるにつれて、前記感応性要素に対して前記セキュリティ画像をインプリントする段階;
を有する方法。
【請求項11】
請求項10に記載の方法であって:
進められるようになっている前記媒体において感応性要素を位置付ける段階;
を更に有する方法であり、
前記インプリントする段階は、位置付けられた前記感応性要素に前記セキュリティ画像をインプリントする段階を更に有する;
方法。
【請求項12】
請求項10に記載の方法であって、前記コマンドを検出する前記段階は:
前記プリンタのプリントジョブが、前記セキュリティ要素をインプリントすることなしに前記媒体を進めるための空き論理ページを有する、ことを検出する段階;
を更に有する、方法。
【請求項13】
請求項10に記載の方法であって、前記コマンドを検出する前記段階は:
前記セキュリティ要素をインプリントすることなしに前記媒体を進めるための前記プリンタにおいて処理不実行(NPRO)コマンドを検出する段階;
を更に有する、方法。
【請求項14】
請求項13に記載の方法であって、前記NPROコマンドは、前記プリンタにおいてユーザインタフェースにより生成される、方法。
【請求項15】
請求項10に記載の方法であって:
前記プリンタは磁気着色剤を装着されていることを判定する段階;
を更に有する方法であり、
前記セキュリティ画像をインプリントする前記段階は、前記磁気着色剤を装着されていることを判定することに応答して実行される;
方法。
【請求項16】
請求項10に記載の方法であって、前記感応性要素は、インプリント可能照合基準及びインプリント可能識別カードの少なくとも一を有する、方法。
【請求項17】
請求項16に記載のプリンタであって、前記インプリント可能識別カードは政府機関識別可能カードを含む、プリンタ。
【請求項18】
請求項10に記載のプリンタであって、前記セキュリティ画像は、“交渉の余地のない”、“無効な”及び“キャンセルした”の少なくとも1つを表すテキストを有する、プリンタ。
【請求項19】
演算システムにより実行されるときに、インプリントするための予め印刷された感応性要素を有する連続形式媒体を安全に進める方法を実行するために動作するプログラムされた命令を具体的に実行するコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記方法は:
前記感応性要素においてインプリントすることなしに前記媒体を進めるためのプリンタにおけるコマンドを検出する段階;
前記感応性要素を無効にするためのセキュリティ画像を識別する段階;及び
前記媒体が前記感応性要素を無効にするように進められるにつれて、前記感応性要素に前記セキュリティ画像をインプリントする段階;
を有する、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項20】
請求項19に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記方法は:
進められるようになっている前記媒体において感応性要素を位置付ける段階;
を更に有する、コンピュータ読み取り可能媒体であり、
前記インプリントする段階は、前記位置付けられた感応性要素に前記セキュリティ画像をインプリントする段階を更に有する;
コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項21】
請求項19に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記のコマンドを検出する段階は:
前記プリンタのプリントジョブが、前記セキュリティ要素をインプリントすることなしに前記媒体を進めるための空き論理ページを有する、ことを検出する段階;
を更に有する、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項22】
請求項19に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記コマンドを検出する前記段階は:
前記セキュリティ要素をインプリントすることなしに前記媒体を進めるための前記プリンタにおいて処理不実行(NPRO)コマンドを検出する段階;
を更に有する、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項23】
請求項22に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記NPROコマンドは、前記プリンタにおいてユーザインタフェースにより生成される、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項24】
請求項19に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記方法は:
前記プリンタは磁気着色剤を装着されていることを判定する段階;
を更に有するコンピュータ読み取り可能媒体であり、
前記セキュリティ画像をインプリントする前記段階は、前記磁気着色剤を装着されていることを判定することに応答して実行される;
コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項25】
請求項19に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記感応性要素は、インプリント可能照合基準及びインプリント可能識別カードの少なくとも一を有する、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項26】
請求項25に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記インプリント可能識別カードは政府機関識別可能カードを含む、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項27】
請求項19に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記セキュリティ画像は、“交渉の余地のない”、“無効な”及び“キャンセルした”の少なくとも1つを表すテキストを有する、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項28】
連続形式媒体に対して印刷するように作動するプリントエンジンであって、前記連続形式媒体は、前記プリントエンジンによりインプリントする予め印刷された照合基準を有する、プリントエンジン;
ユーザによる入力に応答して前記媒体を進めるための処理不実行(NPRO)コマンドを生成するように作動するユーザインタフェース;及び
前記NPROコマンドを検出し、前記照合基準を無効にするセキュリティ画像を識別し、前記媒体が前記照合基準を無効にするように進められるにつれて、前記照合基準に対して前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように作動する印刷制御器;
を有するプリンタ。
【請求項29】
請求項28に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、進められるようになっている前記媒体において照合基準を位置付け、位置付けられた前記照合基準に前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように更に作動する、プリンタ。
【請求項30】
請求項28に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、当該プリンタが磁気着色剤を装着されていることを判定し、前記磁気着色剤を装着されていることを判定することに応答して前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように更に作動する、プリンタ。
【請求項31】
連続形式媒体に対して印刷するように作動するプリントエンジンであって、前記連続形式媒体は、前記プリントエンジンによりインプリントする予め印刷された識別カードを有する、プリントエンジン;
ユーザによる入力に応答して前記媒体を進めるための処理不実行(NPRO)コマンドを生成するように作動するユーザインタフェース;及び
前記NPROコマンドを検出し、前記識別カードを無効にするセキュリティ画像を識別し、前記媒体が前記識別カードを無効にするように進められるにつれて、前記識別カードに対して前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように作動する印刷制御器;
を有するプリンタ。
【請求項32】
請求項31に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、進められるようになっている前記媒体において識別カードを位置付け、位置付けられた前記識別カードに前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように更に作動する、プリンタ。
【請求項33】
請求項31に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、当該プリンタが磁気着色剤を装着されていることを判定し、前記磁気着色剤を装着されていることを判定することに応答して前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように更に作動する、プリンタ。
【請求項1】
インプリントするための予め印刷された感応性要素を有する連続形式媒体に印刷するように作動するプリントエンジン;及び
前記感応性要素にインプリントすることなしに前記媒体を進めるためのコマンドを検出し、前記感応性要素を無効にするためのセキュリティ画像を識別し、前記媒体が前記感応性要素を無効にするように進められるにつれて前記感応性要素に前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように、作動する印刷制御器; を有するプリンタ。
【請求項2】
請求項1に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、進められるようになっている前記媒体において感応性要素を位置付け、位置付けられた前記感応性要素に前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように更に作動する、プリンタ。
【請求項3】
請求項1に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、前記感応性要素においてインプリントすることなしに前記媒体を進めるためのプリントジョブにおいて空き論理ページを受信することに応答して前記セキュリティ画像をインプリントするように更に作動する、プリンタ。
【請求項4】
請求項1に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、前記感応性要素においてインプリントすることなしに前記媒体を進めるための前記プリンタにおける処理不実行(NPRO)コマンドを受信することに応答して前記セキュリティ画像をインプリントするように更に作動する、プリンタ。
【請求項5】
請求項4に記載のプリンタであって:
前記媒体を進めるための前記NPROコマンドを生成するように作動するユーザインタフェース;
を更に有する、プリンタ。
【請求項6】
請求項1に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、当該プリンタが磁気着色剤を装着されていることを判定し、前記磁気着色剤を装着されていることを判定することに応答して前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように更に作動する、プリンタ。
【請求項7】
請求項1に記載のプリンタであって、前記感応性要素は、インプリント可能照合基準及びインプリント可能識別カードの少なくとも一を有する、プリンタ。
【請求項8】
請求項7に記載のプリンタであって、前記インプリント可能識別カードは政府機関識別可能カードを含む、プリンタ。
【請求項9】
請求項1に記載のプリンタであって、前記セキュリティ画像は、“交渉の余地のない”、“無効な”及び“キャンセルした”の少なくとも1つを表すテキストを有する、プリンタ。
【請求項10】
連続形式媒体を用いてプリンタにおいて作動する方法であって、前記連続形式媒体はインプリントのための予め印刷された感応性要素を有する、方法であり:
前記感応性要素においてインプリントすることなしに前記媒体を進めるためのプリンタにおけるコマンドを検出する段階;
前記感応性要素を無効にするためのセキュリティ画像を識別する段階;及び
前記媒体が前記感応性要素を無効にするように進められるにつれて、前記感応性要素に対して前記セキュリティ画像をインプリントする段階;
を有する方法。
【請求項11】
請求項10に記載の方法であって:
進められるようになっている前記媒体において感応性要素を位置付ける段階;
を更に有する方法であり、
前記インプリントする段階は、位置付けられた前記感応性要素に前記セキュリティ画像をインプリントする段階を更に有する;
方法。
【請求項12】
請求項10に記載の方法であって、前記コマンドを検出する前記段階は:
前記プリンタのプリントジョブが、前記セキュリティ要素をインプリントすることなしに前記媒体を進めるための空き論理ページを有する、ことを検出する段階;
を更に有する、方法。
【請求項13】
請求項10に記載の方法であって、前記コマンドを検出する前記段階は:
前記セキュリティ要素をインプリントすることなしに前記媒体を進めるための前記プリンタにおいて処理不実行(NPRO)コマンドを検出する段階;
を更に有する、方法。
【請求項14】
請求項13に記載の方法であって、前記NPROコマンドは、前記プリンタにおいてユーザインタフェースにより生成される、方法。
【請求項15】
請求項10に記載の方法であって:
前記プリンタは磁気着色剤を装着されていることを判定する段階;
を更に有する方法であり、
前記セキュリティ画像をインプリントする前記段階は、前記磁気着色剤を装着されていることを判定することに応答して実行される;
方法。
【請求項16】
請求項10に記載の方法であって、前記感応性要素は、インプリント可能照合基準及びインプリント可能識別カードの少なくとも一を有する、方法。
【請求項17】
請求項16に記載のプリンタであって、前記インプリント可能識別カードは政府機関識別可能カードを含む、プリンタ。
【請求項18】
請求項10に記載のプリンタであって、前記セキュリティ画像は、“交渉の余地のない”、“無効な”及び“キャンセルした”の少なくとも1つを表すテキストを有する、プリンタ。
【請求項19】
演算システムにより実行されるときに、インプリントするための予め印刷された感応性要素を有する連続形式媒体を安全に進める方法を実行するために動作するプログラムされた命令を具体的に実行するコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記方法は:
前記感応性要素においてインプリントすることなしに前記媒体を進めるためのプリンタにおけるコマンドを検出する段階;
前記感応性要素を無効にするためのセキュリティ画像を識別する段階;及び
前記媒体が前記感応性要素を無効にするように進められるにつれて、前記感応性要素に前記セキュリティ画像をインプリントする段階;
を有する、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項20】
請求項19に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記方法は:
進められるようになっている前記媒体において感応性要素を位置付ける段階;
を更に有する、コンピュータ読み取り可能媒体であり、
前記インプリントする段階は、前記位置付けられた感応性要素に前記セキュリティ画像をインプリントする段階を更に有する;
コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項21】
請求項19に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記のコマンドを検出する段階は:
前記プリンタのプリントジョブが、前記セキュリティ要素をインプリントすることなしに前記媒体を進めるための空き論理ページを有する、ことを検出する段階;
を更に有する、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項22】
請求項19に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記コマンドを検出する前記段階は:
前記セキュリティ要素をインプリントすることなしに前記媒体を進めるための前記プリンタにおいて処理不実行(NPRO)コマンドを検出する段階;
を更に有する、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項23】
請求項22に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記NPROコマンドは、前記プリンタにおいてユーザインタフェースにより生成される、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項24】
請求項19に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記方法は:
前記プリンタは磁気着色剤を装着されていることを判定する段階;
を更に有するコンピュータ読み取り可能媒体であり、
前記セキュリティ画像をインプリントする前記段階は、前記磁気着色剤を装着されていることを判定することに応答して実行される;
コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項25】
請求項19に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記感応性要素は、インプリント可能照合基準及びインプリント可能識別カードの少なくとも一を有する、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項26】
請求項25に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記インプリント可能識別カードは政府機関識別可能カードを含む、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項27】
請求項19に記載のコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記セキュリティ画像は、“交渉の余地のない”、“無効な”及び“キャンセルした”の少なくとも1つを表すテキストを有する、コンピュータ読み取り可能媒体。
【請求項28】
連続形式媒体に対して印刷するように作動するプリントエンジンであって、前記連続形式媒体は、前記プリントエンジンによりインプリントする予め印刷された照合基準を有する、プリントエンジン;
ユーザによる入力に応答して前記媒体を進めるための処理不実行(NPRO)コマンドを生成するように作動するユーザインタフェース;及び
前記NPROコマンドを検出し、前記照合基準を無効にするセキュリティ画像を識別し、前記媒体が前記照合基準を無効にするように進められるにつれて、前記照合基準に対して前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように作動する印刷制御器;
を有するプリンタ。
【請求項29】
請求項28に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、進められるようになっている前記媒体において照合基準を位置付け、位置付けられた前記照合基準に前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように更に作動する、プリンタ。
【請求項30】
請求項28に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、当該プリンタが磁気着色剤を装着されていることを判定し、前記磁気着色剤を装着されていることを判定することに応答して前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように更に作動する、プリンタ。
【請求項31】
連続形式媒体に対して印刷するように作動するプリントエンジンであって、前記連続形式媒体は、前記プリントエンジンによりインプリントする予め印刷された識別カードを有する、プリントエンジン;
ユーザによる入力に応答して前記媒体を進めるための処理不実行(NPRO)コマンドを生成するように作動するユーザインタフェース;及び
前記NPROコマンドを検出し、前記識別カードを無効にするセキュリティ画像を識別し、前記媒体が前記識別カードを無効にするように進められるにつれて、前記識別カードに対して前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように作動する印刷制御器;
を有するプリンタ。
【請求項32】
請求項31に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、進められるようになっている前記媒体において識別カードを位置付け、位置付けられた前記識別カードに前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように更に作動する、プリンタ。
【請求項33】
請求項31に記載のプリンタであって、前記印刷制御器は、当該プリンタが磁気着色剤を装着されていることを判定し、前記磁気着色剤を装着されていることを判定することに応答して前記セキュリティ画像をインプリントするように前記プリントエンジンに命令するように更に作動する、プリンタ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公開番号】特開2011−245863(P2011−245863A)
【公開日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−118254(P2011−118254)
【出願日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【出願人】(509129277)インフォプリント・ソリューションズ・カンパニー・エルエルシイ (26)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【出願人】(509129277)インフォプリント・ソリューションズ・カンパニー・エルエルシイ (26)
【Fターム(参考)】
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