説明

投票点数計算プログラム

【課題】競馬等の公営競技の馬券等を購入するにあたり、3連単フォーメーション投票等の特殊な投票を行う場合に、画面が小さい携帯電話等を用いて、投票点数を容易に確認できるようにする。
【解決手段】数字入力キーを利用した入力装置1、内部記憶装置たる内部メモリ32、及び表示装置2を有する携帯電話CPを、入力装置1により選択入力された馬番等を内部記メモリ32に記憶させる馬番等記憶手段104、この馬番等記憶手段104により内部記メモリ32に記憶させた内容を表示装置2に表示させる入力履歴表示手段105、前記馬番等記憶手段104により内部メモリ32に記憶させた内容に基づき投票点数を算出する投票点数算出手段106、及びこの投票点数算出手段106により算出した投票点数を前記入力履歴表示手段105による表示内容と同時に表示装置2に表示させる結果出力手段107として機能させるべく投票点数計算プログラムを実行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話又は携帯情報端末に、馬番等の入力を受け付け、投票点数を計算する機能を発揮させる投票点数計算プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、競馬等で1着、2着、及び3着に入着する馬等の組み合わせに投票する3連勝式投票券が発売されるようになり、従来の1着及び2着に入着する馬等の組み合わせに投票する連勝式投票券と比較して配当金の金額が大きいことから人気を呼んでいる。
【0003】
しかして、3連勝式投票券を購入する場合、1着、2着、及び3着に入着する馬等をそれぞれ別個に予想してマークカードに記入し投票する方法(フォーメーション投票)や、3着以内に入着すると予想される馬等をピックアップしてマークカードに記入しピックアップされた馬等の組み合わせをすべて投票する方法(ボックス投票)が広くとられている。
【0004】
前記フォーメーション投票を行う際の、投票点数の計算を行うための計算は、パソコンが手元にある場合、インターネットサイト上で行うことができる。(例えば、非特許文献1を参照。)
【非特許文献1】日本中央競馬会、“JRA馬券ガイド”、[online]、平成16年、日本中央競馬会、[平成18年2月7日検索]、インターネット<URL:http://www.jra.go.jp/baken_guide/mark_form_tensu.html>
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、3連勝式投票券を購入する場合において、前記フォーメーション投票を行う際に、投票点数の計算は複雑であることが多く、特に、パソコンが手元にない状態で、競馬場等でマークカードに記入しその直後に3連勝式投票券を購入する場合には、投票点数が予想の際に見当をつけていた以上に多すぎ、総額が思いがけない多額になる不具合が起こりうる。また、ボックス投票の投票点数はマークカードに印刷してある場合があるものの、人によっては字が小さくて読みにくいと感じられることもある。
【0006】
本発明は、以上に述べた課題を解決し、携帯電話又は携帯情報端末を利用して投票点数の計算を容易に行えるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本発明に係る投票点数計算プログラムの一つは、数字入力キーを利用した入力装置、内部記憶装置、及び表示装置を有する携帯電話又は携帯情報端末を、入力装置により選択入力された馬番等を内部記憶装置に記憶させる馬番等記憶手段、この馬番等記憶手段により内部記憶装置に記憶させた内容を表示装置に表示させる入力履歴表示手段、前記馬番等記憶手段により内部記憶装置に記憶させた内容に基づき投票点数を算出する投票点数算出手段、及びこの投票点数算出手段により算出した投票点数を前記入力履歴表示手段による表示内容と同時に表示装置に表示させる結果出力手段として機能させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る投票点数計算プログラムの他の一つは、数字入力キーを利用した入力装置、内部記憶装置、及び表示装置を有する携帯電話を、入力装置により選択入力された馬番等を内部記憶装置に記憶させる馬番等記憶手段、この馬番等記憶手段により内部記憶装置に記憶させた内容を表示装置に表示させる入力履歴表示手段、前記馬番等記憶手段により内部記憶装置に記憶させた内容及び該記憶内容に基づき外部装置に投票点数を算出させる命令を携帯電話の通信機能を利用して外部装置に向けて送信させる入力履歴送信手段、前記命令を受けて外部装置が算出した投票点数を示すデータを及びこの投票点数算出手段により算出した投票点数を携帯電話の通信機能を利用して受信させる結果受信手段、及び前記結果受信手段により受信したデータが示す投票点数を前記入力履歴表示手段による表示内容と同時に表示装置に表示させる結果出力手段として機能させることを特徴とする
携帯電話上でこのような投票点数計算プログラムを実行すると、利用者が携帯電話への馬番等の数字キーによる入力を行うと、馬番等記憶手段により馬番等が携帯電話に記憶され、投票点数算出手段が作動して記憶された馬番等に基づき携帯電話内部で投票点数の算出が行われ、あるいは入力履歴送信手段が作動して携帯電話が外部装置に記憶された馬番等を示すデータを送信された後結果受信手段が作動して外部データにより算出された投票点数を示すデータを受信され、結果出力手段により投票点数が表示されるので、利用者は買い目数を容易に知ることができる。従って、予想外に点数が多くなりすぎることに伴い発生する上述した不具合の発生を抑えることができる。さらに、前記入力履歴表示手段を介して表示する馬番等と、結果出力手段を介して表示する投票点数とを同時に同一の表示装置に表示するようにしているので、利用者はスクロール等による画面の切り替えを行うことなく投票を行う馬番等の組合せを容易に確認できる。
【0009】
特に、前記携帯電話を、入力装置により選択入力された投票方式を内部記憶装置に記憶させる投票方式記憶手段としても機能させるようにしているとともに、前記入力履歴表示手段がこの投票方式記憶手段により内部記憶装置に記憶させた内容も表示装置に表示させ、前記投票点数算出手段が前記投票方式記憶手段及び前記馬番等記憶手段により内部記憶装置にそれぞれ記憶させた内容に基づき投票点数を算出するようにしているものであれば、予め投票方式を入力装置により選択入力させるようにすることにより、種々の投票方式に対応させることができる。
【0010】
また、前記馬番等記憶手段が、複数の馬番等記憶部を備えているものであれば、この馬番等記憶部により、1着候補、2着候補、及び3着候補に指定した馬番等をそれぞれ記憶装置の別々の領域に記憶させることや、軸及び相手に指定した馬番等をそれぞれ記憶装置の別々の領域に記憶させることができる。
【0011】
このようなプログラムの好適な実施態様として、前記投票点数算出手段が、少なくとも3連勝単式フォーメーション投票による投票点数を算出可能であるものや、前記投票点数算出手段が、少なくとも3連勝式流し投票による投票点数を算出可能であるものや、前記投票点数算出手段が、3連勝単式ボックス投票又は3連勝複式ボックス投票を行わせる命令のうち少なくとも一方による投票点数を算出可能であるものが挙げられる。
【0012】
加えて、前記入力履歴表示手段が、馬番等記憶手段により内部記憶装置に記憶させた馬番等を数字により表示装置に表示させるものであれば、馬番等の数字及び馬番等を選択するためのボタンを同時に表示させる前記非特許文献1記載のもののような態様と比較して、馬番等を表示するスペースを節約でき、パーソナルコンピュータのディスプレイ画面よりも狭い携帯電話の表示装置の画面に馬番等を効果的に表示できる。
【0013】
なお、本発明における「馬番等」とは、競馬における馬番だけでなく、競艇における艇番や、競輪及びオートレースにおける車番等、各競技における賭け対象に付した番号全般を含む概念である。
【0014】
また、本発明における「数字入力キーを利用した入力装置」とは、キートップに数字を印字したキーだけではなく、表示装置の画面上に数字を表示させ、数字を表示させた部分が押圧されたことをタッチセンサ等を利用して検知し対応する数字が入力されたことを示す信号を出力する装置等、数字を表示した部分への操作力の入力を受け付け数字が入力されたことを示す信号を出力する装置全般を含む概念である。
【発明の効果】
【0015】
本発明に係る投票点数計算システムによれば、利用者は、携帯電話又は携帯情報端末の入力装置を利用して投票方式の選択入力及び馬番等入力を行うだけで、入力された馬番等に基づき買い目数を容易に計算することができ、従って、予想外に点数が多くなりすぎることに伴い発生する上述した不具合の発生を抑えることができる。さらに、投票点数算出手段により算出した投票点数と、入力履歴表示手段により表示させた内容すなわち入力した馬番等とを同時に表示装置に表示させるようにしているので、スクロール等による画面の切り替えを行う必要がなく、投票を行う馬番等の組合せを容易に確認できる。すなわち、馬番等の入力し忘れに伴い過小な投票点数が計算結果として出力された際に、出力された計算結果に基づき現金を用意した利用者が実際の投票を行う時点で予想外に点数が多く戸惑う事態を防ぐこともできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本考案の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0017】
本実施形態に係る投票点数計算システムSは、図1に示すように、数字キー及び表示装置を有する携帯情報端末たる携帯電話CPと、この携帯電話CPと公衆通信回線NNを介して双方向通信可能に接続したサーバSRVとを利用する。具体的には、携帯電話CPのWebブラウザ機能を利用して該携帯電話CPから前記サーバSRVに設定したWebサイトの一種である投票点数計算サイトにアクセスがなされた際に、サーバSRVがこれを受けて、投票点数計算プログラムを該携帯電話CPに送信する。そしてこの携帯電話CPが前記投票点数計算プログラムを受信して内部メモリ32に記憶し、該投票点数計算プログラムを実行するようにしている。ここで、前記投票点数計算プログラムは、例えばjavaスクリプトにより記述されていて、携帯電話CPが前記投票点数計算サイトのhtml文書データを受信し、該携帯電話CPのWebブラウザ機能を利用して前記html文書データで表されるデータを可視化表示させる際に自動的に実行される。
【0018】
前記携帯電話CPの機器構成について述べると、この携帯電話CPは、外観を図2、構成の概略を図3にそれぞれ示すように、数字の入力を受け付ける数字入力キー1a及び数字の入力位置等の指定を受け付ける機能キー1bを利用した入力装置1と、計算結果等を表示する表示装置2と、前記入力装置1及び表示装置2に接続してこれらの制御を行うとともに演算を行う制御装置3と、公衆通信回線Nに接続するための変復調回路を含む通信装置4とを具備し、Webブラウザ機能付き携帯電話としての一般的な機能を備える。
【0019】
前記機能キー1bは、少なくとも、数字等の入力位置を指定するカーソルCを移動させるための方向キー1b1と、演算結果の表示を促すための「確定」キー1b2と、入力の訂正を行う命令等を受け付ける「戻る」キー1b3と、投票点数計算プログラムを終了させる命令等を受け付ける「終了」キー1b4とを備えている。
【0020】
前記表示装置2は、液晶画面ディスプレイに代表される携帯電話に一般的に用いられる表示装置と同様の構成を有する。また、本実施形態では、この表示装置2の表示画面に第1及び第2の領域を設定し、これら第1及び第2の領域にそれぞれ別個の内容を表示させるようにしている。具体的には、この表示装置2の表示画面の上部及び下部を、それぞれ第1の領域たる上部領域2a及び第2の領域たる下部領域2bとしている。さらに、この表示装置2の最下部には、前記機能キー1bの具体的機能を表示する機能表示領域2cを設定している。
【0021】
一方、前記制御装置3は、CPU31、内部記憶装置たる内部メモリ32、入出力インタフェース33を具備する。
【0022】
前記入出力インタフェース33には、前記入力装置1、前記表示装置2、及び前記通信装置4とを接続している。また、この入出力インタフェース33には、前記数字入力キー1aからの対応する数字を示す数字情報、及び前記機能キー1bからの対応する命令の種類を示す命令情報が少なくとも入力されるとともに、一方、出力インタフェース34からは、表示装置2に対して演算結果等の表示すべき内容を示す表示内容情報が出力されるようになっている。
【0023】
一方、サーバSRVは、外観を前記図1、構成の概略を前記図3にそれぞれ示すように、CPU901、内部メモリ902、HDD等の外部記憶装置903、入出力インタフェース904を少なくとも備えているとともに、前記入出力インタフェース904に、キーボードやマウス等の入力装置905、モニタディスプレイ等の表示装置906、及びモデム等の通信装置907を少なくとも接続してなるもので、CPU901が外部記憶装置903に記憶させてあるWebサーバプログラムを実行することによりWebサーバ機能を少なくとも発揮するサーバコンピュータとして一般的に知られているものである。このサーバSRVは、上述したように公衆通信回線NNに接続されている。なお、このサーバSRVは、一箇所に集中させて設けてあるか、分散させて設けてあるかは問わないし、その所在は国内に限られず、海外でも構わない。また、このサーバSRVには、その外部記憶装置903に、前記携帯電話CPに可視化表示させるための投票点数計算サイトのhtml文書データ、及びこのhtml文書データを携帯電話CPが受信し該携帯電話がこのhtml文書データを可視化表示する際に該携帯電話CPに実行させるべき投票点数計算プログラムを記憶させてある。そして、このサーバSRVがWebサーバ機能を利用して携帯電話CPからの前記投票点数計算サイトへのアクセスを受け付けた際に、Webサーバ機能を利用して前記html文書データ、及び投票点数計算プログラムを該携帯電話CPに送信する。
【0024】
さらに本実施形態では、この携帯電話CPは、上述したように、Webブラウザ機能を利用して前記投票点数計算サイトへのアクセスした際に、まず前記html文書データ及び投票点数計算プログラムを内部メモリ32に保存し、次いでWebブラウザ機能を利用して、前記html文書データを可視化表示するとともに、投票点数計算プログラムをCPUが31が実行する。このとき、該携帯電話CPは、入力装置1、表示装置2、制御装置3等が協働して、機能ブロック図である図4に示すように、投票方式の選択入力を促す画面である投票方式選択画面を表示装置2に表示させる投票方式選択画面表示手段101、入力装置1により選択入力された投票方式を内部メモリ32に記憶させる投票方式記憶手段102、入力装置1により入力された馬番等を示す馬番等データを内部メモリ32に記憶させる馬番等記憶手段104、これら投票方式記憶手段102及び馬番等記憶手段104により内部メモリ32に記憶させた内容に基づき入力履歴表示画面を作成し表示装置2に表示させる入力履歴表示手段105、前記投票方式記憶手段102及び馬番等記憶手段104により内部メモリ32に記憶させた内容に基づき投票点数を算出する投票点数算出手段106、及びこの投票点数算出手段106により算出した投票点数を前記入力履歴表示手段105による表示内容と同時に表示装置2に表示させる結果出力手段107としての機能を発揮する。
【0025】
各機能要素について以下に述べる。
【0026】
投票方式選択画面表示手段101は、具体的には、前記投票点数計算プログラムに含まれる投票方式選択画面データに基づき、投票方式選択画面を表示装置2に表示させる。この投票方式選択画面表示手段101が作動している際の表示装置2の表示内容の例を図8に示す。
【0027】
投票方式記憶手段102は、前記投票方式選択画面表示手段101が作動している際に入力装置1により選択入力された投票方式を内部メモリ32に記憶させる。より具体的には、入力装置1の数字入力キー1aに前記投票方式を示す数値である投票方式識別子Mを受け付けさせ、押圧された数字と同じ値の投票方式識別子Mを内部メモリ32の所定領域に設けた投票方式記憶領域32xに記憶させる。ここで、投票方式識別子Mは、三連勝単式フォーメーション投票を示す「1」、三連勝単式軸1頭流し投票を示す「2」、三連勝単式軸1頭流しマルチ投票を示す「3」、三連勝単式軸2頭流しマルチ投票を示す「4」、三連勝複式軸1頭流し投票を示す「5」、三連勝単式ボックス投票を示す「6」、及び三連勝複式ボックス投票を示す「7」のいずれかの値を取り得るパラメータである。また、この投票方式記憶手段102は、前記投票方式選択画面表示手段101により表示装置2に表示させている投票方式のうちいずれか1つの名前の位置にカーソルCを表示させるとともに矢印キーによる入力を受け付けさせ、上方向矢印キー又は下方向矢印キーが入力された場合には表示装置2上においてカーソルを矢印キーが示す方向に移動させ、確定キーが押された際には表示装置2上においてカーソルが指示している投票方式に対応する投票方式識別子Mを内部メモリ32の所定領域に設けた投票方式記憶領域32xに記憶させるようにもしている。
【0028】
馬番等記憶手段104は、前記馬番等入力画面表示手段103が作動している際に入力装置1により選択入力された馬番等を内部メモリ32に記憶させる。より具体的には、この馬番等記憶手段104は、第1の馬番等記憶部104a、第2の馬番等記憶部104b、及び第3の馬番等記憶部104cを備えている。前記第1の馬番等記憶部104aは、入力装置1の数字入力キー1aに馬番等を示す馬番等データを受け付けさせ、この馬番等データを内部メモリ32の所定領域に設けた第1馬番等記憶領域32aに記憶させる。同様に、前記第2の馬番等記憶部104bは、入力装置1の数字入力キー1aに馬番等を示す馬番等データを受け付けさせ、この馬番等データを内部メモリ32の所定領域に設けた第2馬番等記憶領域32bに記憶させる。そして、前記第3の馬番等記憶部104cは、入力装置1の数字入力キー1aに馬番等を示す馬番等データを受け付けさせ、この馬番等データを内部メモリ32の所定領域に設けた第3馬番等記憶領域32cに記憶させる。ここで、馬番等データは、偶数桁の数字によるデータであり、上位から2桁ごとに区切ったそれぞれが1個の馬番等を指定する。例えば、「010310」という馬番等データは、1番の馬等と、3番の馬等と、10番の馬等を指定することを示す。また、「確定」キーが押圧されるまでの間は、数字入力キー1aが受け付けた数字を順次表示装置2の下部領域2bに表示させる。加えて、現在フォーメーション投票における1着候補、2着候補、又は3着候補のうちいずれを入力しているのか、また流し投票における(第1、第2の)軸、相手のいずれを入力しているのかを示す情報を表示装置2の下部領域2aに表示させる。ここで、内部メモリ32内における馬番等データの記憶態様の一例を図6に示す。また、馬番等の入力を数字入力キー1aに受け付けさせている際の表示装置2の表示内容の例を図9〜図11に示す。
【0029】
入力履歴表示手段105は、前記投票方式記憶手段102及び馬番等記憶手段104により内部メモリ32に記憶させた投票方式識別子及び馬番等データに基づき入力履歴表示画面を作成し、表示装置2の上部領域2aに可視化表示させる。この入力履歴表示画面は、具体的には、前記投票方式識別子が示す投票方式、前記第1〜第3の馬番等記憶領域32a〜32cに記憶した馬番データに対応する馬番等、及び前記第1〜第3の馬番等記憶領域32a〜32cに記憶した馬番データの種類を示す文字列を含む。この入力履歴表示手段105が作動している際の表示装置2の表示内容の例を図10〜図13に示す。
【0030】
投票点数算出手段106は、前記馬番等記憶手段104により内部メモリ32に記憶させた馬番等に基づき、投票方式記憶手段102により内部メモリ32に記憶させた投票方式による投票点数VALを算出する。
【0031】
結果出力手段107は、投票点数算出手段106により算出した投票点数VALを前記入力履歴表示手段105による表示内容と同時に表示装置2の下部領域2bに表示させる。この結果出力手段107が作動している際の表示装置2の表示内容の例を図13に示す。
【0032】
ここで、この投票点数計算プログラムによる制御の手順の概要を、フローチャートである図14を参照しつつ示す。
【0033】
ステップS101では、投票方式選択画面表示手段101を作動させ、前記図8に示すような投票方式選択画面を表示装置2の下部領域2bに表示させる。それから、ステップS102に進む。
【0034】
ステップS102では、投票方式記憶手段102を作動させ、投票方式識別子Mを内部メモリ32の投票方式識別子記憶領域32xに記憶させる。それから、ステップS103に進む。
【0035】
ステップS103では、投票方式識別子が「1」から「7」のいずれであるかを判定する。投票方式識別子が「1」であると判定した場合は、ステップS104に進む。投票方式識別子が「2」、「3」又は「5」のいずれかであると判定した場合は、ステップS105に進む。投票方式識別子が「4」であると判定した場合は、ステップS106に進む。投票方式識別子が「6」又は「7」であると判定した場合は、ステップS107に進む。
【0036】
ステップS104では、第1馬番等入力ルーチンを実行する。そして、ステップS108に進む。
【0037】
ステップS105では、第2馬番等入力ルーチンを実行する。そして、ステップS108に進む。
【0038】
ステップS106では、第3馬番等入力ルーチンを実行する。そして、ステップS108に進む。
【0039】
ステップS107では、第4馬番等入力ルーチンを実行する。そして、ステップS108に進む。
【0040】
ステップS108では、結果出力手段107を作動させ、前記図13に示すように、投票点数算出手段106により算出した投票点数を前記入力履歴表示手段105による表示内容と同時に表示装置2の下部領域2bに表示させる。そして、ステップS109に進む。
【0041】
ステップS109では、「確定」キー1b2が押圧されるまで待機する。そして、「確定」キー1b2が押圧された時点で、ステップS101に戻る。
【0042】
ここで、第1馬番等入力ルーチンによる制御の手順の概要を、フローチャートである図15及び図16を参照しつつ示す。
【0043】
まず、前記図15に示すように、ステップS201では、第1の馬番等記憶部104aを作動させ、前記図9に示すように、表示装置2の下部領域2bに、1着に入着すると予想する馬番等の入力を促すメッセージを出力させる。それから、ステップS202に進む。
【0044】
ステップS202では、「戻る」キー1b3が押圧されたか否かを判定する。「戻る」キーが押圧されたと判定した場合は、この第1馬番等入力ルーチンを終了し、前記ステップS101に戻る。一方、「戻る」キー1b3が押圧されていないと判定した場合は、ステップS203に進む。
【0045】
ステップS203では、引き続き第1の馬番等記憶部104aを作動させ、前記数字入力キー1aに馬番等データを受け付けさせる。それから、ステップS204に進む。
【0046】
ステップS204では、第1の馬番等記憶部104aの作用により、ステップS203において受け付けさせた前記馬番等データに対応する馬番等を内部メモリ32の第1馬番等記憶領域32aに記憶させる。その際、この第1馬番等記憶領域32aにすでに馬番等が記憶されている場合は、この第1馬番等記憶領域32aの記憶内容を全て上書きする。その後、ステップS205に進む。
【0047】
ステップS205では、入力履歴表示手段105を作動させ、ステップS204までのステップで記憶した投票方式識別子が示す投票方式及び馬番等を、前記図10に示すように、表示装置2の上部領域2aに表示させる。ここで、前記第1馬番等記憶領域32aに馬番等が複数記憶されている場合は、複数個の馬番等を並列させて表示させるようにしている。その後、ステップS206に進む。
【0048】
ステップS206では、第2の馬番等記憶部104bを作動させ、表示装置2の下部領域2bに、前記図10に示すように、2着に入着すると予想する馬番等の入力を促すメッセージを出力させる。それから、ステップS207に進む。
【0049】
ステップS207では、「戻る」キー1b3が押圧されたか否かを判定する。「戻る」キー1b3が押圧されたと判定した場合は、ステップS201に戻る。一方、「戻る」キー1b3が押圧されていないと判定した場合は、ステップS208に進む。
【0050】
ステップS208では、引き続き第2の馬番等記憶部104bを作動させ、前記数字入力キー1aに馬番等データを受け付けさせる。それから、ステップS209に進む。
【0051】
ステップS209では、第2の馬番等記憶部104bの作用により、ステップS208において受け付けさせた前記馬番等データに対応する馬番等を内部メモリ32の第2馬番等記憶領域32bに記憶させる。その際、この第2馬番等記憶領域32bにすでに馬番等が記憶されている場合は、この第2馬番等記憶領域32bの記憶内容を全て上書きする。その後、ステップS210に進む。
【0052】
ステップS210では、入力履歴表示手段105を作動させ、ステップS209までのステップで記憶した投票方式識別子が示す投票方式及び馬番等を、前記図11に示すように、表示装置2の上部領域2aに表示させる。より具体的には、表示装置2の第3行の第4桁以降に、馬番等を数字で表示させるようにしている。また、前記第2馬番等記憶領域32bに馬番等が複数記憶されている場合は、複数個の馬番等を並列させて表示させるようにしている。その後、ステップS211に進む。前記図15には、ここまでの処理の流れを示している。
【0053】
ここからの処理の流れは、前記図16に示す。ステップS211では、第3の馬番等記憶部104cを作動させ、表示装置2の下部領域2aに、前記図11に示すように、3着に入着すると予想する馬番等の入力を促すメッセージを出力させる。それから、ステップS212に進む。
【0054】
ステップS212では、「戻る」キー1b3が押圧されたか否かを判定する。「戻る」キー1b3が押圧されたと判定した場合は、ステップS206に戻る。一方、「戻る」キー1b3が押圧されていないと判定した場合は、ステップS213に進む。
【0055】
ステップS213では、引き続き第3の馬番等記憶部104cを作動させ、前記数字入力キー1aに馬番等データを受け付けさせる。それから、ステップS214に進む。
【0056】
ステップS214では、第3の馬番等記憶部104cの作用により、ステップS213において受け付けさせた前記馬番等データに対応する馬番等を内部メモリ32の第3馬番等記憶領域32cに記憶させる。その際、この第3馬番等記憶領域32cにすでに馬番等が記憶されている場合は、この第3馬番等記憶領域32cの記憶内容を全て上書きする。その後、ステップS215に進む。
【0057】
ステップS215では、ステップS214までのステップで記憶した投票方式識別子が示す投票方式及び馬番等を、前記図12に示すように、表示装置2の上部領域2aに表示させる。また、前記内部メモリに馬番が複数記憶されている場合は、複数個の馬番を並列させて表示させるようにしている。その後、ステップS216に進む。
【0058】
ステップS216では、前記図12に示すように、投票点数を行うか否かの確認を促すメッセージを含む確認画面を表示装置2の下部領域2bに表示させる。その後、ステップS217に進む。
【0059】
ステップS217では、「戻る」キー1b3又は「確定」キー1b2が押圧されたか否かを判定する。「戻る」キー1b3が押圧されたと判定した場合は、ステップS211に戻る。一方、「確定」キー1b2が押圧されていると判定した場合は、ステップS218に進む。
【0060】
ステップS218においては、投票点数算出手段106を作動させる。具体的には、3連単フォーメーション投票点数算出ルーチンを実行し、前記第1馬番等記憶領域32aに記憶した馬番等が示す者が1着、第2馬番等記憶領域32bに記憶した馬番等が示す者が2着、第3馬番等記憶領域32cに記憶した馬番等が示す者が3着となる3連勝単式投票券の投票点数VALを計算する。そして、この第1馬番等入力ルーチンを終了する。3連単フォーメーション投票点数算出ルーチンの処理の流れは後述する。
【0061】
ここで、3連単フォーメーション投票点数算出ルーチンの処理の流れについてフローチャートである図17を参照しつつ以下に述べる。
【0062】
まず、ステップS301において、第1馬番等記憶領域32a、第2馬番等記憶領域32b、及び第3馬番等記憶領域32cに記憶されている馬番等の数AA、BB、及びCCを計数し、これら3つの積S1=AA×BB×CCを算出する。
【0063】
ステップS302においては、第1馬番等記憶領域32aと第2馬番等記憶領域32bとに重複して記憶されている馬番等の数ABを計数し、このような馬番等の数ABと第3馬番等記憶領域32cに記憶されている馬番等の数CCとの積S2=AB×CCを算出する。
【0064】
ステップS303においては、第2馬番等記憶領域32bと第3馬番等記憶領域32cとに重複して記憶されている馬番等の数BCを計数し、このような馬番等の数BCと第1馬番等記憶領域32aに記憶されている馬番等の数AAとの積S3=BC×AAを算出する。
【0065】
ステップS304においては、第1馬番等記憶領域32aと第3馬番等記憶領域32cとに重複して記憶されている馬番等の数ACを計数し、このような馬番等の数ACと第2馬番等記憶領域32bに記憶されている馬番等の数BBとの積S4=AC×BBを算出する。
【0066】
ステップS305においては、第1馬番等記憶領域32a、第2馬番等記憶領域32b、及び第3馬番等記憶領域32cのすべてに重複して記憶されている馬番等の数ABCを計数する。
【0067】
ステップS306においては、求める投票点数VALを、以下に示す数式により計算する。
【0068】
VAL=S1−(S2+S3+S4)+2*ABC
すなわち、これら第1〜3馬番等記憶領域32a〜32cに記憶されている馬番等に重複が全くない場合には、前記S1がそのまま求める投票点数であり、上述した式の第2項以降で、重複部分の処理を行うようにしている。
【0069】
また、第2馬番等入力ルーチンによる制御の手順の概要を、フローチャートである図18及び図19を参照しつつ示す。
【0070】
まず、前記図18に示すように、ステップS401では、第1の馬番等記憶部104aを作動させ、表示装置2の下部領域2bに、軸として指定する馬番等の入力を促すメッセージを出力する。それから、ステップS402に進む。
【0071】
ステップS402では、「戻る」キー1b3が押圧されたか否かを判定する。「戻る」キー1b3が押圧されたと判定した場合は、この第2馬番等入力ルーチンを終了し、前記ステップS101に戻る。一方、「戻る」キー1b3が押圧されていないと判定した場合は、ステップS403に進む。
【0072】
ステップS403では、引き続き第1の馬番等記憶部104aを作動させ、前記数字入力キー1aに馬番等データを受け付けさせる。それから、ステップS404に進む。
【0073】
ステップS404では、ステップS403において受け付けさせた前記馬番等データが1個の馬番等のみを示すものであるか否かを判定する。前記馬番等データが1個の馬番等のみを示すものであれば、ステップS405に進む。前記馬番等データが1個の馬番等のみを示すものでなければ、ステップS403に戻る。
【0074】
ステップS405では、第1の馬番等記憶部104aの作用により、ステップS403において受け付けさせた前記馬番等データに対応する馬番等を内部メモリ32の第1馬番等記憶領域32aに記憶させる。その際、この第1馬番等記憶領域32aにすでに馬番等が記憶されている場合は、この第1馬番等記憶領域32aの記憶内容を全て上書きする。その後、ステップS406に進む。
【0075】
ステップS406では、入力履歴表示手段105を作動させ、ステップS405までのステップで記憶した投票方式及び馬番等を、表示装置2の上部領域2aに表示させる。その後、ステップS407に進む。
【0076】
ステップS407では、第2の馬番等記憶部104bを作動させ、表示装置2の下部領域2aに、相手に指定する馬番等の入力を促すメッセージを出力させる。それから、ステップS408に進む。
【0077】
ステップS408では、「戻る」キー1b3が押圧されたか否かを判定する。「戻る」キー1b3が押圧されたと判定した場合は、ステップS401に戻る。一方、「戻る」キー1b3が押圧されていないと判定した場合は、ステップS409に進む。
【0078】
ステップS409では、引き続き第2の馬番等記憶部104bを作動させ、前記数字入力キー1aに馬番等データを受け付けさせる。それから、ステップS410に進む。
【0079】
ステップS410では、第2の馬番等記憶部104bの作用により、ステップS409において受け付けさせた前記馬番等データに対応する馬番等を内部メモリ32の第2馬番等記憶領域32bに記憶させる。その際、この第2馬番等記憶領域32bにすでに馬番等が記憶されている場合は、この第2馬番等記憶領域32bの記憶内容を全て上書きする。その後、ステップS411に進む。
【0080】
ステップS411では、入力履歴表示手段105を作動させ、ステップS410までのステップで記憶した投票方式及び馬番等を、表示装置2の上部領域2aに表示させる。また、前記第2馬番等記憶領域32bに馬番等が複数記憶されている場合は、複数個の馬番等を並列させて表示させるようにしている。その後、ステップS412に進む。前記図18には、ここまでの処理の流れを示している。
【0081】
ここからの処理の流れは、前記図19に示す。ステップS412では、投票点数を行うか否かの確認を促すメッセージを含む確認画面を表示装置2の下部領域2bに表示させる。その後、ステップS413に進む。
【0082】
ステップS413では、「戻る」キー1b3又は「確定」キー1b2が押圧されたか否かを判定する。「戻る」キー1b3が押圧されたと判定した場合は、ステップS407に戻る。一方、「確定」キー1b2が押圧されていると判定した場合は、ステップS414に進む。
【0083】
ステップS414においては、投票点数算出手段106を作動させる。具体的には、3連勝式軸1頭流し投票点数算出ルーチンを実行し、前記第1馬番記憶領域32aに記憶した馬番等が示す者を軸、第2馬番記憶領域32bに記憶した馬番等が示す者を相手として指定した場合の投票点数VALを計算する。そして、この第2馬番等入力ルーチンを終了する。3連勝式軸1頭流し投票点数算出ルーチンの処理の流れは後述する。
【0084】
ここで、3連勝式軸1頭流し投票点数算出ルーチンの処理の流れについてフローチャートである図20を参照しつつ以下に述べる。
【0085】
まず、ステップS501において、第2馬番等記憶領域32bに記憶されている馬番等の数BBを計数する。
【0086】
ステップS502においては、投票方式識別子が「2」であるか否かを判定する。投票方式識別子が「2」であると判定した場合は、ステップS503に進む。投票方式識別子が「2」でないと判定した場合は、ステップS504に進む。
【0087】
ステップS503においては、求める投票点数VALを、以下に示す数式により計算し、この3連勝式軸1頭流し投票点数算出ルーチンを終了する。
【0088】
VAL=BB*(BB−1)
ステップS504においては、投票方式識別子が「3」であるか否かを判定する。投票方式識別子が「3」であると判定した場合は、ステップS5045に進む。投票方式識別子が「3」でないと判定した場合は、ステップS506に進む。
【0089】
ステップS505においては、求める投票点数VALを、以下に示す数式により計算し、この3連勝式軸1頭流し投票点数算出ルーチンを終了する。
【0090】
VAL=BB*(BB−1)*3
ステップS506においては、求める投票点数VALを、以下に示す数式により計算し、この3連勝式軸1頭流し投票点数算出ルーチンを終了する。
【0091】
VAL=BB*(BB−1)/2
すなわち、前記第2馬番等記憶領域32bに記憶されている馬番の数を計数し、3連単軸1頭流し投票が指定されている場合には前記第2馬番等記憶領域32bに記憶されている馬番のうち2個の順列の通り数、3連単軸1頭流しマルチ投票が指定されている場合には軸として指定した馬番が示す者は1着、2着、3着のいずれも考え得るので前記第2馬番記憶領域32bに記憶されている馬番のうち2個の順列の通り数の3倍、3連複軸1頭流し投票が指定されている場合には前記第2馬番等記憶領域32bに記憶されている馬番のうち2個の組み合わせ数をそれぞれ算出するようにしている。
【0092】
さらに、第3馬番等入力ルーチンによる制御の手順の概要を、フローチャートである図21及び図22を参照しつつ示す。
【0093】
まず、前記図21に示すように、ステップS601では、第1の馬番等記憶部104aを作動させ、表示装置2の下部領域2bに第1の軸として指定する馬番等の入力を促すメッセージを出力する。それから、ステップS602に進む。
【0094】
ステップS602では、「戻る」キー1b3が押圧されたか否かを判定する。「戻る」キー1b3が押圧されたと判定した場合は、この第2馬番等入力ルーチンを終了し、前記ステップS101に戻る。一方、「戻る」キー1b3が押圧されていないと判定した場合は、ステップS603に進む。
【0095】
ステップS603では、引き続き第1の馬番等記憶部104aを作動させ、前記数字入力キー1aに馬番等データを受け付けさせる。それから、ステップS604に進む。
【0096】
ステップS604では、ステップS603において受け付けさせた前記馬番等データが1個の馬番等のみを示すものであるか否かを判定する。前記馬番等データが1個の馬番等のみを示すものであれば、ステップS605に進む。前記馬番等データが1個の馬番等のみを示すものでなければ、ステップS603に戻る。
【0097】
ステップS605では、第1の馬番等記憶部104aの作用により、ステップS603において受け付けさせた前記馬番等データに対応する馬番等を内部メモリ32の第1馬番等記憶領域32aに記憶させる。その際、この第1馬番等記憶領域32aにすでに馬番等が記憶されている場合は、この第1馬番等記憶領域32aの記憶内容を全て上書きする。その後、ステップS606に進む。
【0098】
ステップS606では、入力履歴表示手段105を作動させ、ステップS605までのステップで記憶した投票方式及び馬番等を、表示装置2の上部領域2aに表示させる。その後、ステップS607に進む。
【0099】
ステップS607では、第2の馬番等記憶部104bを作動させ、表示装置2の上部領域2aに、第2の軸として指定する馬番等の入力を促すメッセージを出力する。それから、ステップS608に進む。
【0100】
ステップS608では、「戻る」キー1b3が押圧されたか否かを判定する。「戻る」キー1b3が押圧されたと判定した場合は、ステップS601に戻る。一方、「戻る」キー1b3が押圧されていないと判定した場合は、ステップS609に進む。
【0101】
ステップS609では、引き続き第2の馬番等記憶部104bを作動させ、前記数字入力キー1aに馬番等データを受け付けさせる。それから、ステップS610に進む。
【0102】
ステップS610では、ステップS609において受け付けさせた前記馬番等データが1個の馬番等のみを示すものであるか否かを判定する。前記馬番等データが1個の馬番等のみを示すものであれば、ステップS611に進む。前記馬番等データが1個の馬番等のみを示すものでなければ、ステップS609に戻る。
【0103】
ステップS611では、第2の馬番等記憶部104bの作用により、ステップS609において受け付けさせた前記馬番等データに対応する馬番等を内部メモリ32の第2馬番等記憶領域32bに記憶させる。その際、この第2馬番等記憶領域32bにすでに馬番等が記憶されている場合は、この第2馬番等記憶領域32bの記憶内容を全て上書きする。その後、ステップS612に進む。
【0104】
ステップS612では、入力履歴表示手段105を作動させ、ステップS611までのステップで記憶した投票方式及び馬番等を、表示装置2の上部領域2aに表示させる。その後、ステップS613に進む。前記図21には、ここまでの処理の流れを示している。
【0105】
ここからの処理の流れは、前記図22に示す。ステップS613では、第3の馬番等記憶部104cを作動させ、表示装置2の下部領域2bに、相手として指定する馬番等の入力を促すメッセージを出力する。それから、ステップS614に進む。
【0106】
ステップS614では、「戻る」キー1b3が押圧されたか否かを判定する。「戻る」キー1b3が押圧されたと判定した場合は、ステップS607に戻る。一方、「戻る」キー1b3が押圧されていないと判定した場合は、ステップS615に進む。
【0107】
ステップS615では、引き続き第3の馬番等記憶部104cを作動させ、前記数字入力キー1aに馬番等データを受け付けさせる。それから、ステップS616に進む。
【0108】
ステップS616では、第3の馬番等記憶部104cの作用により、ステップS615において受け付けさせた前記馬番等データに対応する馬番等を内部メモリ32の第3馬番等記憶領域32cに記憶させる。その際、この第3馬番等記憶領域32cにすでに馬番等が記憶されている場合は、この第3馬番等記憶領域32cの記憶内容を全て上書きする。その後、ステップS617に進む。
【0109】
ステップS617では、入力履歴表示手段105を作動させ、ステップS616までのステップで記憶した投票方式及び馬番等を、表示装置2の上部領域2aに表示させる。また、前記内部メモリに馬番が複数記憶されている場合は、複数個の馬番を並列させて表示させるようにしている。その後、ステップS618に進む。
【0110】
ステップS618では、投票点数の算出を行うか否かの確認を促すメッセージを含む確認画面を表示装置2の下部領域2bに表示させる。その後、ステップS619に進む。
【0111】
ステップS619では、「戻る」キー1b3又は「確定」キー1b2が押圧されたか否かを判定する。「戻る」キー1b3が押圧されたと判定した場合は、ステップS613に戻る。一方、「確定」キー1b2が押圧されていると判定した場合は、ステップS620に進む。
【0112】
ステップS620においては、投票点数算出手段106を作動させる。具体的には、3連単軸2頭流しマルチ投票点数算出ルーチンを実行し、前記第1馬番記憶領域32aに記憶した馬番等が示す者を第1の軸、第2馬番記憶領域32bに記憶した馬番等が示す者を第2の軸とし、第3馬番記憶領域32cに記憶した馬番等が示すを相手として指定するが3着となる3連単軸2頭流しマルチ投票による3連勝単式投票券の投票点数VALを計算する。そして、この第3馬番等入力ルーチンを終了する。3連単買い目数算出ルーチンの処理の流れは後述する。
【0113】
ここで、3連単軸2頭流しマルチ投票点数算出ルーチンの処理の流れについてフローチャートである図23を参照しつつ以下に述べる。
【0114】
まず、ステップS701において、第3馬番等記憶領域32cに記憶されている馬番等の数CCを計数する。
【0115】
ステップS702においては、求める投票点数VALを、以下に示す数式により計算し、この3連単軸2頭流しマルチ投票点数算出ルーチンを終了する。
【0116】
VAL=CC*6
すなわち、3連単軸2頭流しマルチ投票は第1の軸及び第2の軸に指定した者がいずれも1着〜3着のいずれかの着順に入着し、相手に指定した者のいずれかが1着〜3着の残り1つであれば的中する買い方であるので、相手として指定する馬番等の数、すなわち前記第3馬番等記憶領域32cに記憶されている馬番等の数を計数し、第1の軸、第2の軸、及び相手の3者の順列の通り数をそれぞれ算出するようにしている。
【0117】
また、第4馬番等入力ルーチンによる制御の手順の概要を、フローチャートである図24を参照しつつ示す。
【0118】
まず、前記図24に示すように、ステップS801では、第1の馬番等記憶部104aを作動させ、馬番等の入力を促すメッセージを出力する。それから、ステップS802に進む。
【0119】
ステップS802では、「戻る」キー1b3が押圧されたか否かを判定する。「戻る」キー1b3が押圧されたと判定した場合は、この第2馬番等入力ルーチンを終了し、前記ステップS101に戻る。一方、「戻る」キー1b3が押圧されていないと判定した場合は、ステップS803に進む。
【0120】
ステップS803では、引き続き第1の馬番等記憶部104aを作動させ、前記数字入力キー1aに馬番等データを受け付けさせる。それから、ステップS804に進む。
【0121】
ステップS804では、ステップS803において受け付けさせた前記馬番等データが3個以上の馬番等を示すものであるか否かを判定する。前記馬番等データが3個以上の馬番等を示すものであれば、ステップS805に進む。前記馬番等データが3個以上の馬番等を示すものでなければ、ステップS803に戻る。
【0122】
ステップS805では、第1の馬番等記憶部104aの作用により、ステップS803において受け付けさせた前記馬番等データに対応する馬番等を内部メモリ32の第1馬番等記憶領域32aに記憶させる。その際、この第1馬番等記憶領域32aにすでに馬番等が記憶されている場合は、この第1馬番等記憶領域32aの記憶内容を全て上書きする。その後、ステップS806に進む。
【0123】
ステップS806では、入力履歴表示手段105を作動させ、ステップS605までのステップで記憶した投票方式及び馬番等を、表示装置2の上部領域2aに表示させる。その後、ステップS807に進む。
【0124】
ステップS807では、投票点数の算出を行うか否かの確認を促すメッセージを含む確認画面を表示装置2の下部領域2bに表示させる。その後、ステップS808に進む。
【0125】
ステップS808では、「戻る」キー1b3又は「確定」キー1b2が押圧されたか否かを判定する。「戻る」キー1b3が押圧されたと判定した場合は、ステップS801に戻る。一方、「確定」キー1b2が押圧されていると判定した場合は、ステップS809に進む。
【0126】
ステップS809においては、投票点数算出手段106を作動させる。具体的には、3連勝式ボックス投票点数算出ルーチンを実行し、前記第1馬番等記憶領域32aに記憶した馬番等が示す者のうちのいずれか3者が3着以内に入着することを予想する3連勝式ボックス投票の投票点数VALを計算する。そして、この第3馬番等入力ルーチンを終了する。3連勝式ボックス投票点数算出ルーチンの処理の流れは後述する。
【0127】
ここで、3連勝式ボックス投票点数算出ルーチンの処理の流れについてフローチャートである図25を参照しつつ以下に述べる。
【0128】
まず、ステップS901において、第1馬番等記憶領域32aに記憶されている馬番等の数AAを計数する。
【0129】
ステップS902においては、投票方式識別子が「6」であるか否かを判定する。投票方式識別子が「6」であると判定した場合は、ステップS903に進む。投票方式識別子が「6」でないと判定した場合は、ステップS904に進む。
【0130】
ステップS903においては、求める投票点数VALを、以下に示す数式により計算し、この3連勝式ボックス投票点数算出ルーチンを終了する。
【0131】
VAL=AA*(AA−1)*(AA−2)
ステップS904においては、求める投票点数VALを、以下に示す数式により計算し、この3連勝式ボックス投票点数算出ルーチンを終了する。
【0132】
VAL=AA*(AA−1)*(AA−2)/6
すなわち、前記第1馬番等記憶領域32aに記憶されている馬番の数を計数し、3連単ボックス投票が指定されている場合には前記第1馬番等記憶領域32aに記憶されている馬番のうち3個の順列の通り数、3連複ボックス投票が指定されている場合には前記第1馬番等記憶領域32aに記憶されている馬番のうち3個の組み合わせ数をそれぞれ算出するようにしている。
【0133】
以上に述べたように、本実施形態に係る投票点数計算プログラムを携帯電話CPに実行させることにより、利用者は、携帯電話CPに馬番等を数字キー1aにより入力を行えば、馬番等記憶手段104を作動させて入力した馬番等を携帯電話に記憶させ、前記入力履歴表示手段105を作動させて記憶させた馬番等を表示装置2に表示させるとともに、投票点数算出手段106を作動させて記憶させた馬番等に基づき投票点数VALの算出を行わせ、結果出力手段107を作動させて前記馬番等と同時に表示装置2に投票点数VALを表示させることができる。従って、利用者は表示装置2に表示させた前記馬番等及び投票点数VALを同時に確認できる。このことにより、利用者は投票点数を容易に知ることができ、予想外に点数が多くなりすぎることに伴い発生する上述した不具合の発生を抑えることができる。さらに、投票を行う馬番等の組合せを投票点数VALと同時に視認できるので、スクロール等による画面の切り替えを行うことなく馬番等の入力ミスの確認を容易に行うことができる。
【0134】
また、馬番等記憶手段104を作動させるのに先立ち、投票方式記憶手段102を作動させて入力装置1により選択入力された投票方式に対応する投票方式識別子を内部メモリ32に記憶させるようにしているとともに、前記入力履歴表示手段105が前記投票方式も表示装置2に表示させ、前記投票点数算出手段106が前記投票方式及び馬番データに基づき投票点数VALを算出するようにしているので、種々の投票方式に対応させることができる。
【0135】
さらに、前記馬番等記憶手段104に、第1〜第3の馬番等記憶部104a〜104cを備えているので、上述したように、1着候補、2着候補、及び3着候補に指定した馬番等をそれぞれ第1、第2、及び第3の馬番等記憶領域32a、32b、及び32cに記憶させて3連単フォーメーション投票による投票点数VALを算出する態様や、軸及び相手に指定した馬番等をそれぞれ第1及び第2の馬番等記憶領域32a及び32bに記憶させて3連勝式軸1頭流し投票による投票点数VALを算出する態様や、第1の軸、第2の軸、及び相手に指定した馬番等をそれぞれ第1、第2、及び第3の馬番等記憶領域32a、32b、及び32cに記憶させて3連勝式軸2頭流しマルチ投票による投票点数VALを算出する態様に容易に対応できる。
【0136】
加えて、前記入力履歴表示手段105は、馬番等記憶手段104により内部メモリに記憶させた馬番等を数字により表示装置2に表示させるので、馬番等の数字及び馬番等を選択するためのボタンを同時に表示させる前記非特許文献1記載のもののような態様と比較して、馬番等を表示するスペースを節約でき、パーソナルコンピュータのディスプレイ画面よりも狭い携帯電話CPの表示装置2の画面に馬番等を効果的に表示できる。
【0137】
なお、本発明は以上に述べた態様に限られない。
【0138】
例えば、携帯電話自体が投票点数の算出を行うようにする代わりに、携帯電話が投票点数計算プログラムを実行すると、携帯電話から外部のサーバに投票方式を示すデータ及び馬番等を示すデータを送信し、外部のサーバが携帯電話から受信したデータに基づき投票点数の算出を行うとともに算出した投票点数を示すデータを携帯電話に返信し、このデータに基づき携帯電話が投票点数を表示装置に出力する制御を行うようにする態様も考えられる。
【0139】
このような態様を実現するには、機能ブロック図を図26に示すように、上述した実施形態における携帯電話CPのCPU31が投票点数計算プログラムを実行すると、入力装置1、表示装置2、制御装置3、通信装置4等が協働して、上述した実施形態における投票方式選択画面表示手段101、投票方式記憶手段102、馬番等記憶手段104、入力履歴表示手段105、及び結果出力手段107としての機能を発揮させるとともに、携帯電話CPの制御装置3のCPU31に、前記馬番等記憶手段104により内部メモリ32に記憶させた内容及び該記憶内容に基づき外部装置たるサーバSRVに投票点数VALを算出させる命令を携帯電話CPの通信機能を利用してサーバSRVに向けて送信させる入力履歴送信手段108、及び前記命令を受けてサーバSRVが算出した投票点数VALを示すデータを携帯電話CPの通信機能を利用して受信させる結果受信手段109としての機能も発揮させるようにするとよい。その際、結果出力手段107を作動させた際に、前記結果受信手段109により受信したデータが示す投票点数VALを、前記入力履歴表示手段105による表示内容と同時に表示装置2に表示させるようにするとよい。その際、サーバSRVの外部記憶装置903には、Webサーバ機能を利用して前記投票点数VALを算出させる命令を受け付けるプログラム、及びこの命令を受けて前記投票点数VALを算出し、携帯電話に返信するプログラムを内蔵していて、このプログラムをCPU901が実行することにより、Webサーバ機能を利用して、前記投票点数VALを算出させる命令を受け付ける機能、及びこの命令を受けて前記投票点数VALを算出し、携帯電話に返信する機能を発揮する。
【0140】
前記入力履歴送信手段108は、具体的には、前記内部メモリ32に記憶されている投票方式識別子、馬番等データ、及び投票点数VALを算出させる命令であることを示すヘッダを含む電文を作成し、通信装置4を利用してこの電文をサーバSRVに送信させる。
【0141】
一方、前記結果受信手段109は、具体的には、サーバSRVが算出した前記投票点数VAL、及び投票点数VALを含むデータであることを示すヘッダを含む電文を通信装置4を利用して受信させ、受信した電文に含まれる投票点数VALを結果出力手段107に渡す。
【0142】
この態様において携帯電話がプログラムを実行することにより行う処理は、上述した実施形態におけるものとほぼ同様であるが、第1〜第4馬番等入力ルーチン中において、投票点数算出手段106を作動させる、すなわち3連単フォーメーション投票点数算出ルーチン、3連勝式軸1頭流し投票点数計算ルーチン、3連勝式軸2頭流しマルチ投票点数計算ルーチン、及び3連勝式ボックス投票点数計算ルーチンのいずれかを呼び出す代わりに、入力履歴送信手段108、及び結果受信手段109を順次作動させる。
【0143】
すなわち、上述した実施形態におけるステップS218、ステップS414、ステップS620、又はステップS809を実行する代わりに、以下に述べるデータ送受信ルーチンを呼び出して実行する。このデータ送受信ルーチンの処理の流れをフローチャートである図27を参照しつつ述べる。
【0144】
まず、ステップS1001で、前記入力履歴送信手段108を作動させる。すなわち、前記内部メモリ32に記憶されている投票方式識別子、馬番等データ、及び投票点数VALを算出させる命令であることを示すヘッダを含む電文を作成する。それから、ステップS1002に進む。
【0145】
ステップS1002では、引き続き前記入力履歴送信手段108を作動させ、通信装置4を利用してステップS1001で作成した電文をサーバSRVに向けて送信させる。それから、ステップS1003に進む。
【0146】
ステップS1003では、前記結果受信手段109を作動させる。すなわち、サーバSRVが算出した前記投票点数VAL、及び投票点数VALを含むデータであることを示すヘッダを含む電文を通信装置4を利用して受信させる。前記電文の受信を完了し次第、このデータ送受信ルーチンを終了する。
【0147】
このような構成であっても、上述した実施形態において投票点数算出手段106を作動させて記憶させた馬番等に基づき投票点数VALの算出を行わせる代わりに、前記入力履歴送信手段108及び前記結果受信手段109を順次作動させ、投票方式識別子、馬番等データ、及び投票点数VALを算出させる命令であることを示すヘッダを含む電文をサーバSRVに送信させ、サーバSRVが算出した前記投票点数VALを受信して結果出力手段107に渡すこと以外は上述した実施形態における投票点数計算プログラムを実行している携帯電話CPと同様に機能するので、上述した実施形態における主要な効果は全て得ることができる。
【0148】
また、上述した7種の投票方式による投票点数の全てを算出可能にする必要はなく、例えば3連単フォーメーション投票又は3連単ボックス投票のいずれかを選択可能にし、選択した投票形式による投票点数を算出するようにしてもよい。さらに、投票方式選択画面表示手段及び投票方式記憶手段を省略し、1種類の投票方式、例えば3連単フォーメーション投票による投票点数のみを算出可能にしてもよい。この場合、携帯電話は、上述した実施形態における投票点数計算プログラムを実行すると、上述した実施形態における第1馬番等入力プログラムを直ちに実行するようにするとよい。
【0149】
そして、携帯電話だけでなく、数字入力キーを利用した入力装置、内部記憶装置、及び表示装置を有するとともにWebブラウザ機能を備えたPDA等の携帯情報端末に上述したような投票点数計算プログラムを実行させるようにしてもよい。
【0150】
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変形してよい。
【図面の簡単な説明】
【0151】
【図1】本発明の一実施形態に係る投票点数計算システムの概略図。
【図2】同実施形態に係る携帯電話の概略図。
【図3】同実施形態に係る携帯電話の機器構成図。
【図4】同実施形態に係るサーバの機器構成図。
【図5】同実施形態に係る携帯電話の機能ブロック図。
【図6】同実施形態に係る携帯電話の馬番等記憶手段の構成を示す図。
【図7】同実施形態に係る携帯電話の内部メモリ中における投票方式識別子及び馬番等データの格納態様を示す図。
【図8】同実施形態に係る携帯電話の表示装置による表示の例を示す図。
【図9】同実施形態に係る携帯電話の表示装置による表示の例を示す図。
【図10】同実施形態に係る携帯電話の表示装置による表示の例を示す図。
【図11】同実施形態に係る携帯電話の表示装置による表示の例を示す図。
【図12】同実施形態に係る携帯電話の表示装置による表示の例を示す図。
【図13】同実施形態に係る携帯電話の表示装置による表示の例を示す図。
【図14】同実施形態に係る携帯電話が実行する投票点数計算プログラムの処理の流れを示す図。
【図15】同実施形態に係る携帯電話が実行する第1馬番等入力ルーチンの処理の流れを示す図。
【図16】同実施形態に係る携帯電話が実行する第1馬番等入力ルーチンの処理の流れを示す図。
【図17】同実施形態に係る携帯電話が実行する3連単フォーメーション投票点数算出ルーチンの処理の流れを示す図。
【図18】同実施形態に係る携帯電話が実行する第2馬番等入力ルーチンの処理の流れを示す図。
【図19】同実施形態に係る携帯電話が実行する第2馬番等入力ルーチンの処理の流れを示す図。
【図20】同実施形態に係る携帯電話が実行する3連勝式軸1頭流し投票点数算出ルーチンの処理の流れを示す図。
【図21】同実施形態に係る携帯電話が実行する第3馬番等入力ルーチンの処理の流れを示す図。
【図22】同実施形態に係る携帯電話が実行する第3馬番等入力ルーチンの処理の流れを示す図。
【図23】同実施形態に係る携帯電話が実行する3連勝式軸2頭流しマルチ投票点数算出ルーチンの処理の流れを示す図。
【図24】同実施形態に係る携帯電話が実行する第4馬番等入力ルーチンの処理の流れを示す図。
【図25】同実施形態に係る携帯電話が実行する3連勝式ボックス投票点数算出ルーチンの処理の流れを示す図。
【図26】本発明の他の実施態様に係る携帯電話の機能ブロック図。
【図27】同実施態様に係る携帯電話が実行するデータ送受信ルーチンの処理の流れを示す図。
【符号の説明】
【0152】
CP…携帯電話
1…入力装置
2…表示装置
32…内部メモリ(内部記憶装置)
102…投票方式記憶手段
104…馬番等記憶手段
105…入力履歴表示手段
106…投票点数算出手段
107…結果出力手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
数字入力キーを利用した入力装置、内部記憶装置、及び表示装置を有する携帯電話又は携帯情報端末を、
入力装置により選択入力された馬番等を内部記憶装置に記憶させる馬番等記憶手段、この馬番等記憶手段により内部記憶装置に記憶させた内容を表示装置に表示させる入力履歴表示手段、前記馬番等記憶手段により内部記憶装置に記憶させた内容に基づき投票点数を算出する投票点数算出手段、及びこの投票点数算出手段により算出した投票点数を前記入力履歴表示手段による表示内容と同時に表示装置に表示させる結果出力手段として機能させることを特徴とする投票点数計算プログラム。
【請求項2】
前記携帯電話又は携帯情報端末を、入力装置により選択入力された投票方式を内部記憶装置に記憶させる投票方式記憶手段としても機能させるようにしているとともに、前記入力履歴表示手段がこの投票方式記憶手段により内部記憶装置に記憶させた内容も表示装置に表示させ、前記投票点数算出手段が前記投票方式記憶手段及び前記馬番等記憶手段により内部記憶装置にそれぞれ記憶させた内容に基づき投票点数を算出するようにしていることを特徴とする請求項1記載の投票点数計算プログラム。
【請求項3】
前記馬番等記憶手段が、複数の馬番等記憶部を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の投票点数計算プログラム。
【請求項4】
前記投票点数算出手段が、少なくとも3連勝単式フォーメーション投票による投票点数を算出可能であることを特徴とする請求項3記載の投票点数計算プログラム。
【請求項5】
前記投票点数算出手段が、少なくとも3連勝式流し投票による投票点数を算出可能であることを特徴とする請求項3又は4記載の投票点数計算プログラム。
【請求項6】
前記投票点数算出手段が、3連勝単式ボックス投票又は3連勝複式ボックス投票を行わせる命令のうち少なくとも一方による投票点数を算出可能であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の投票点数計算プログラム。
【請求項7】
前記入力履歴表示手段が、馬番等記憶手段により内部記憶装置に記憶させた馬番等を数字により表示装置に表示させることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の投票点数計算プログラム。
【請求項8】
数字入力キーを利用した入力装置、内部記憶装置、及び表示装置を有する携帯電話又は携帯情報端末を、
入力装置により選択入力された馬番等を内部記憶装置に記憶させる馬番等記憶手段、この馬番等記憶手段により内部記憶装置に記憶させた内容を表示装置に表示させる入力履歴表示手段、前記馬番等記憶手段により内部記憶装置に記憶させた内容及び該記憶内容に基づき外部装置に投票点数を算出させる命令を携帯電話の通信機能を利用して外部装置に向けて送信させる入力履歴送信手段、前記命令を受けて外部装置が算出した投票点数を示すデータを携帯電話の通信機能を利用して受信させる結果受信手段、及び前記結果受信手段により受信したデータが示す投票点数を前記入力履歴表示手段による表示内容と同時に表示装置に表示させる結果出力手段として機能させることを特徴とする投票点数計算プログラム。
【請求項9】
前記携帯電話又は携帯情報端末を、入力装置により選択入力された投票方式を内部記憶装置に記憶させる投票方式記憶手段としても機能させるようにしているとともに、前記入力履歴表示手段がこの投票方式記憶手段により内部記憶装置に記憶させた内容も表示装置に表示させ、前記入力履歴送信手段が前記投票方式記憶手段及び馬番等記憶手段により内部記憶装置に記憶させた内容及び該記憶内容に基づき外部装置に投票点数を算出させる命令を携帯電話の通信機能を利用して外部装置に向けて送信させるようにしていることを特徴とする請求項8記載の投票点数計算プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【公開番号】特開2007−233481(P2007−233481A)
【公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−51215(P2006−51215)
【出願日】平成18年2月27日(2006.2.27)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
【出願人】(505136217)
【出願人】(506068357)
【Fターム(参考)】