折りたたみ式植木鉢
【課題】プラスチックの硬い素材で作られていることにより、植木の生長に合わせて行う植え替え作業の際、植木鉢の中の植木の土は、根がはり固くなってしまっているためなかなか植木が鉢から取り出せず、取り出す作業が容易でなかった。無理に、植木を取り出そうとすると、植木を傷めてしまうこともあった。
植木を植え替えした後の使わなくなった植木鉢は、形や大きさも様々なため、収納スペースを案外使うものであった。
本発明は、植木鉢の素材に柔軟なシリコンを使用した折りたたみ式植木鉢を提供する。
【解決手段】シリコン素材を使用して植木鉢の本体を形成し、本体の筒壁に折りたたみ部分を設け、頂部の外周を囲むフランジを設け、底壁に水抜き穴を設け、底壁下部外周に脚部を設け、脚部下側に水はけ口を設けたことを特徴とする折りたたみ式植木鉢。
植木を植え替えした後の使わなくなった植木鉢は、形や大きさも様々なため、収納スペースを案外使うものであった。
本発明は、植木鉢の素材に柔軟なシリコンを使用した折りたたみ式植木鉢を提供する。
【解決手段】シリコン素材を使用して植木鉢の本体を形成し、本体の筒壁に折りたたみ部分を設け、頂部の外周を囲むフランジを設け、底壁に水抜き穴を設け、底壁下部外周に脚部を設け、脚部下側に水はけ口を設けたことを特徴とする折りたたみ式植木鉢。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、植木鉢の素材にシリコンを使用した、折りたたみ式植木鉢に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、植木鉢は、プラスチックの硬い素材で作られていた。
【先行技術文献】
【０００３】
【特許文献１】 特開２００３−６１４７１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
これは、次のような欠点があった。
プラスチックの硬い素材で作られていることにより、植木の生長に合わせて行う植え替え作業の際、植木鉢の中の植木の土は、根がはり固くなってしまっているためなかなか植木が鉢から取り出せず、取り出す作業が容易でなかった。無理に、植木を取り出そうとすると、植木を傷めてしまうこともあった。
植木を植え替えした後の使わなくなった植木鉢は、形や大きさも様々なため、収納スペースを案外使うものであった。
本発明は、以上の問題点を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
シリコン素材を使用して植木鉢の本体を形成し、本体の筒壁に折りたたみ部分を設け、上部の外周を囲むフランジを設け、底壁に水抜き穴を設け、底壁下部外周に脚部を設け、脚部下側に水はけ口を設ける。
本発明は、以上の構成よりなる折りたたみ式植木鉢である。
【発明の効果】
【０００６】
植木鉢の本体に、柔軟なシリコン素材を使用したことで、植木の生長に合わせて行う植え替えも、根がはって固くなってしまった土を周りから押し崩すことができ、植木鉢の中に植木と土が入ったままの状態で植木鉢を折りたたむことも可能であるため、植木の取り出しが容易になり、植え替え作業時の苦労であった手間が減少できる。
収納時、植木鉢が折りたためることにより、従来の植木鉢と比べてコンパクトなサイズになり、大きさに関わらず積み重ねることができるため、収納スペースが縮小できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】本発明の拡張された状態の斜視図
【図２】本発明の拡張された状態を底部から見た斜視図
【図３】本発明の折りたたまれた状態の斜視図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の説明をする。
（イ）シリコン素材を使い鉢形に形成し、植木鉢の本体（１）を作る。
（ロ）植木鉢の本体（１）の筒壁に、折りたたみ部分（２）（３）（４）（５）を交互に凹凸して折りたたまれるように設ける。
（ハ）植木鉢の本体（１）上部の外周を囲むようにフランジ（６）を設ける。
（ニ）植木鉢の本体（１）の底壁に、数箇所水抜き穴（７）を設ける。
（ホ）植木鉢の本体（１）の底壁下部外周を囲むように、脚部（８）を設ける。
（ヘ）脚部（８）下側に、数箇所水はけ口（９）を設ける。
本発明は、以上のような構造である。
本発明を使用するときは、折りたたまれた状態にある植木鉢の本体（１）の上部フランジ（６）を片方の手で掴み、もう片方の手で脚部（８）を掴み、上下に引き伸ばして拡張し植木鉢として使用する。
植木の植え替えをするときは、植木と土が入ったままの状態で、植木鉢の本体（１）の外側から押し崩し植木を取り出し易くし、取り出す。または、植木と土が入ったままの状態で、植木鉢の本体（１）の上部フランジ（６）を両手で掴み下方向に圧力をかけ引き下げ、折りたたみ部分（２）（３）（４）（５）を交互に折りたたまれるよう折りたたみ、植木を取り出す。
収納するときは、植木鉢が拡張している状態にある場合は、植木鉢の本体（１）の上部フランジ（６）を両手で掴み下方向に圧力をかけ引き下げ、折りたたみ部分（２）（３）（４）（５）を交互に折りたたまれるよう折りたたみ収納する。
【符号の説明】
【０００９】
１植木鉢の本体、２折りたたみ部分、３折りたたみ部分、４折りたたみ部分、
５折りたたみ部分、６フランジ、７水抜き穴、８脚部、９水はけ口
【技術分野】
【０００１】
本発明は、植木鉢の素材にシリコンを使用した、折りたたみ式植木鉢に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、植木鉢は、プラスチックの硬い素材で作られていた。
【先行技術文献】
【０００３】
【特許文献１】 特開２００３−６１４７１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
これは、次のような欠点があった。
プラスチックの硬い素材で作られていることにより、植木の生長に合わせて行う植え替え作業の際、植木鉢の中の植木の土は、根がはり固くなってしまっているためなかなか植木が鉢から取り出せず、取り出す作業が容易でなかった。無理に、植木を取り出そうとすると、植木を傷めてしまうこともあった。
植木を植え替えした後の使わなくなった植木鉢は、形や大きさも様々なため、収納スペースを案外使うものであった。
本発明は、以上の問題点を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
シリコン素材を使用して植木鉢の本体を形成し、本体の筒壁に折りたたみ部分を設け、上部の外周を囲むフランジを設け、底壁に水抜き穴を設け、底壁下部外周に脚部を設け、脚部下側に水はけ口を設ける。
本発明は、以上の構成よりなる折りたたみ式植木鉢である。
【発明の効果】
【０００６】
植木鉢の本体に、柔軟なシリコン素材を使用したことで、植木の生長に合わせて行う植え替えも、根がはって固くなってしまった土を周りから押し崩すことができ、植木鉢の中に植木と土が入ったままの状態で植木鉢を折りたたむことも可能であるため、植木の取り出しが容易になり、植え替え作業時の苦労であった手間が減少できる。
収納時、植木鉢が折りたためることにより、従来の植木鉢と比べてコンパクトなサイズになり、大きさに関わらず積み重ねることができるため、収納スペースが縮小できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】本発明の拡張された状態の斜視図
【図２】本発明の拡張された状態を底部から見た斜視図
【図３】本発明の折りたたまれた状態の斜視図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の説明をする。
（イ）シリコン素材を使い鉢形に形成し、植木鉢の本体（１）を作る。
（ロ）植木鉢の本体（１）の筒壁に、折りたたみ部分（２）（３）（４）（５）を交互に凹凸して折りたたまれるように設ける。
（ハ）植木鉢の本体（１）上部の外周を囲むようにフランジ（６）を設ける。
（ニ）植木鉢の本体（１）の底壁に、数箇所水抜き穴（７）を設ける。
（ホ）植木鉢の本体（１）の底壁下部外周を囲むように、脚部（８）を設ける。
（ヘ）脚部（８）下側に、数箇所水はけ口（９）を設ける。
本発明は、以上のような構造である。
本発明を使用するときは、折りたたまれた状態にある植木鉢の本体（１）の上部フランジ（６）を片方の手で掴み、もう片方の手で脚部（８）を掴み、上下に引き伸ばして拡張し植木鉢として使用する。
植木の植え替えをするときは、植木と土が入ったままの状態で、植木鉢の本体（１）の外側から押し崩し植木を取り出し易くし、取り出す。または、植木と土が入ったままの状態で、植木鉢の本体（１）の上部フランジ（６）を両手で掴み下方向に圧力をかけ引き下げ、折りたたみ部分（２）（３）（４）（５）を交互に折りたたまれるよう折りたたみ、植木を取り出す。
収納するときは、植木鉢が拡張している状態にある場合は、植木鉢の本体（１）の上部フランジ（６）を両手で掴み下方向に圧力をかけ引き下げ、折りたたみ部分（２）（３）（４）（５）を交互に折りたたまれるよう折りたたみ収納する。
【符号の説明】
【０００９】
１植木鉢の本体、２折りたたみ部分、３折りたたみ部分、４折りたたみ部分、
５折りたたみ部分、６フランジ、７水抜き穴、８脚部、９水はけ口
【特許請求の範囲】
【請求項１】
シリコン素材を使用して植木鉢の本体を形成し、本体の筒壁に折りたたみ部分を設け、上部の外周を囲むフランジを設け、底壁に水抜き穴を設け、底壁下部外周に脚部を設け、脚部下側に水はけ口を設けた折りたたみ式植木鉢。
【請求項１】
シリコン素材を使用して植木鉢の本体を形成し、本体の筒壁に折りたたみ部分を設け、上部の外周を囲むフランジを設け、底壁に水抜き穴を設け、底壁下部外周に脚部を設け、脚部下側に水はけ口を設けた折りたたみ式植木鉢。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２０１３−７０６９７（Ｐ２０１３−７０６９７Ａ）
【公開日】平成２５年４月２２日（２０１３．４．２２）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−２２８３５３（Ｐ２０１１−２２８３５３）
【出願日】平成２３年９月２８日（２０１１．９．２８）
【出願人】（５１１１１４５０８）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２５年４月２２日（２０１３．４．２２）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年９月２８日（２０１１．９．２８）
【出願人】（５１１１１４５０８）
【Ｆターム（参考）】
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