説明

抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法

【課題】 完全エンコードとそれに消費されるメモリ及び時間を節約できる抽象語法記述(ASN.1)を用いた再エンコードシステムの引用標記方法の提供。
【解決手段】 入力データを受信し、規制標記(Specified Index)を受信したデータに加え、受信したデータに省略された選択性アイテム(optional)或いは省略された黙認アイテム(default)があるかを判別し、省略された選択性アイテム或いは黙認アイテム範囲内の規制標記があれば、直接データのアップデート、挿入或いは削除を行ない、更に規制標記に基づきエンコード調整し、並びに調整後のエンコードデータを出力し、デジタル署名の応用、例えば連帯署名(cosign)、副署名(countersign)が必要とする複数データソース実体(entity)のエンコードに適用される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一種のASN.1再エンコードシステムに用いられる引用標記方法に関する。このような標記方法は、直接エンコード済のASN.1データをアップデートし、この調整コードにより、どのようなアップデートも特定アイテムに対してだけ必要となり、完全に全てのアイテムをエンコードデコードする必要がなくなる。
【背景技術】
【0002】
デジタル署名の施行によりデジタル署名を応用したシステムが起こった。しかし伝統的なASN.1再エンコードシステム効率は不良で、もともと広く応用されている多重署名伝送システムは大きく制限される。伝統的な方法はASN.1データを完全にエンコードデコードするため、時間を消耗し、デコード済データを保存するメモリも消費する。このような方法を連帯署名(cosign)、或いは副署名(countersign)に応用する場合のシステム効率は悪く、伝統的な方式によると各データソース実体(entity)に対して以下のステップを実行しなければならない。即ち、(1)ASN.1データの完全デコード、(2)データの追加(add)、アップデート(update)、挿入(insert)或いは削除(delete)、(3)完全エンコード。
【0003】
図1は伝統的なエンコードフローを示す。伝統的なASN.1の完全デコードステップ中、データ受信のステップ100において、受信されるデータは線形の8ビット(Octet String)シリアルデジタルデータである。このようなデータは本質的にツリー構造であり、伝統的にはエンコードのために先ず完全デコードのステップ110を行なって、入力データをツリー構造(Tree Structure)のオリジナルフォーマットに還元しなければならない。その後、データアップデートのステップ120を行ない、即ち、データの追加(add)、アップデート(update)、挿入(insert)或いは削除(delete)を行なう。最後に完全エンコードのステップ130を実行した後、エンコードデータ出力のステップ140を実行する。
【0004】
デコード後のツリー構造が複雑になるほど、占用するメモリ空間が大きくなり、計算時間も多くなる。
このことから、合理的で且つ上述の従来の技術の欠点を改善できる方法が求められている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の主要な目的は、ASN.1再エンコードシステムの引用標記方法を提供することにあり、それは、(1)再エンコードに使用が必要なメモリを減し、(2)再エンコードに必要な時間を短縮し、及び、(3)再エンコードシステムを容易に使用できるようにする方法であるものとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、
(a)入力データ受信のステップと、
(b)規制標記(Specified Index)を註記し並びにデータインデックスを構築するステップと、
(c)データの追加(add)、アップデート(update)、挿入(insert)或いは削除(delete)実行のステップと、
(d)規制標記(Specified Index)に基づきエンコード調整し、並びに再エンコードデータを出力するステップと、
を具えたことを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(a)のステップ中、入力データは線形8ビット(Octet String)データであることを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法としている。
請求項3の発明は、請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(b)のステップ中、データインデックスの構築が、更に、選択性アイテム(optional)或いは黙認アイテム(default)範囲内に存在する規制標記(Specified Index)を調整し、該データインデックス中に不使用の選択性アイテムを加えてアップデートできるようにし、また、該データインデックス中に省略された黙認アイテムとその黙認値を加えてアップデートできるようにするステップを具えたことを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法としている。
請求項4の発明は、請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(b)のステップ中、データインデックスの内容は、(i)オリジナルデータ中のアイテムデータの位置、(ii)アイテムデータ長、(iii)ツリー構造のインデックス、及び(iv)アイテムデータアップデート註記を具えていることを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法としている。
請求項5の発明は、請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(c)のステップ中、SET OFのデータ構造は無限の複数組の同じサブアイテム(sub−item)を収容可能で、これらのサブアイテムは再エンコード前に削除(delete)或いは追加(add)され、追加(add)されるサブアイテムはメインアイテム上に標記され、追加の数量に制限はないことを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法としている。
請求項6の発明は、請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(c)のステップ中、SEQUENCE OF或いはINSTANCE OFのデータ構造は無限の複数組の同じサブアイテム(sub−item)を収容可能で、これらのサブアイテムは再エンコード前に削除(delete)、追加(add)されるサブアイテムで、即ち直前のサブアイテムに標記され、追加の数量に制限はないことを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法としている。
請求項7の発明は、請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(c)のステップ中、SET或いはSEQUENCEのデータ構造は有限の所定アイテムを収容し、これらのサブアイテムは再エンコード前にアップデート(update)され、標記が選択性アイテム(optional)或いは黙認アイテム(default)であれば、削除(delete)されることを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法としている。
請求項8の発明は、請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(c)のステップ中、CHOICEのデータ構造は単一のアイテムを収容し、このサブアイテムは再エンコード前にアップデート(update)され、また、このサブアイテムのアイテム名(item name)及びタグ(tag)もアップデート(update)されることを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法としている。
請求項9の発明は、請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(c)のステップ中、基本データタイプは単一のアイテムを収容し、このアイテムは再エンコード前にアップデート(update)されることを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法としている。
請求項10の発明は、請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(c)のステップ中、ANYのデータタイプは再エンコード前にアップデート(update)され、タグ(tag)もアップデート(update)されることを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明はデコードの過程中で全てのオリジナルデータを開き並びに複製して別に保存することがなく、全てのオリジナルデータのノードに対して規制標記(Specified Index)を構築してデコードを完成する。
【0008】
また一方で本発明はデコードの過程中に全てのオリジナルデータを開いて複製することがなく、エンコード過程で直接規制標記(Specified Index)に基づきオリジナルデータのエンコードを行なう。
【0009】
更に、使用者は未調整の規制標記(Specified Index)を熟知していなくとも、調整を要するアイテム(target item)を了解するだけで、再エンコードシステム使用の進入障害を減らすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図2は本発明のフローを示す。本発明はASN.1再エンコードシステムの引用標記方法を提供し、それは、入力データ受信のステップ200を具え、その受信する入力データは伝統的な再エンコードシステムの入力データと同じであり、即ち線形の8ビットデータ(Octet String)データである。その後、規制標記(Specified
Index)註記のステップ210を実行して、規制標記を受信したデータに加える。続いて受信データに省略された選択性アイテム(optional)或いは省略された黙認アイテム(default)があるかを判別するステップ220を実行し、もしあれば、即ち選択性アイテム(optional)或いは省略された黙認アイテム(default)範囲内に存在する規制標記(Specified Index)を調整するステップ230を実行する。このステップ210、220、230により、データインデックスの構築が完成する。次のステップは、直接データアップデートを実行するステップ240であり、即ちデータの追加(add)、アップデート(update)、挿入(insert)或いは削除(delete)を行なう。続いて規制標記(Specified Index)に基づきエンコードを調整するステップ250を実行し、最後に調整後のエンコードデータを出力するステップ260を実行する。
【0011】
本発明のASN.1再エンコードは速度が速く簡単に使用でき、新しいフローにより完全なデコードと完全なエンコードを行なう場合に較べ消耗されるメモリと時間を節約することができる。
【0012】
本発明の図2のフローに示されるように、データ入力後に、先ずデータインデックスを構築し、使用者はインデックスを利用してデータをアップデートし、その後、デフラグの方式で再エンコードし、再エンコードを行なう。本発明の再エンコードシステムの方法と伝統的な再エンコードシステムの入力データは同じであり、即ち線形8ビット(Octet String)データである。このようなデータは本質的にツリー構造であり、伝統的な方法によると、再エンコードのために先ず完全デコードし、入力データをツリー構造のオリジナルフォーマットに還元する。本発明では完全デコードを回避するため、フォーマット構築の作業の代わりにデータインデックスを構築し、それは、(1)アイテムデータのオリジナルデータ中の位置、(2)アイテムデータ長、(3)構築されるデータインデックス中のツリー構造に註記されるインデックス、及び(4)アイテムデータアップデート註記を具えている。
【0013】
このようにインデックスを設計する目的は、完全デコードを回避することにある。そのうち、(1)と(2)の内容はデータを重複して複製しないために、アイテムデータのオリジナルデータ中の位置と長さを知る必要があるためであり、再エンコード時には直接使用される。そのうち(3)と(4)の内容はデータにアップデートがある時、使用者がツリー構造のインデックスに基づき調整したいアイテムデータの位置を探し出し並びにアップデートの行為をインデックス中に註記できるようにする。
【0014】
データインデックス構築の行為は、選択性アイテム(optional)或いは黙認アイテム(default)範囲内にある規制標記(Specified Index)の調整を包含する。ASN.1の定義に基づき、一つの選択性アイテム(optional)が不使用の状況では、それをエンコードせず、ただし再エンコードの過程中にこの不存在のデータアイテムがアップデート試行される可能性があるため、インデックス中にそれを加える。同様に、ASN.1の定義に基づき、一つの黙認アイテム(default)は一つのデータの値が黙認値に等しい時はそれをエンコードしない。ただし再エンコードの過程中にこの不存在のデータアイテムがアップデート試行される可能性があるため、インデックス中にそれを加入する。
【0015】
データアップデートの行為は、データの追加(add)、アップデート(update)、挿入(insert)或いは削除(delete)を包含する。
ASN.1の定義に基づき、SET OFデータ構造は無限の複数組の同じサブアイテム(sub−item)を収容可能で、これらのサブアイテムは再エンコード前に削除(delete)、追加(add)されるサブアイテムで、即ちメインアイテム上に標記され、追加の数量に制限はない。
【0016】
ASN.1の定義に基づき、SEQUENCE OF或いはINSTANCE OFのデータ構造は無限の複数組の同じサブアイテム(sub−item)を収容可能で、これらのサブアイテムは再エンコード前に削除(delete)、追加(add)されるサブアイテムで、即ち直前のサブアイテムに標記され、追加の数量に制限はない。
ASN.1の定義に基づき、SETのデータ構造は有限の所定アイテムを収容し、これらのサブアイテムは再エンコード前にアップデート(update)され、標記が選択性アイテム(optional)或いは黙認アイテム(default)であれば、削除(delete)される。
【0017】
ASN.1の定義に基づき、SEQUENCEのデータ構造は有限の所定アイテムを収容し、これらのサブアイテムは再エンコード前にアップデート(update)され、標記が選択性アイテム(optional)或いは黙認アイテム(default)であれば、削除(delete)される。
【0018】
ASN.1の定義に基づき、CHOICEのデータ構造は単一のアイテムを収容し、このサブアイテムは再エンコード前にアップデート(update)され、また、このサブアイテムのアイテム名(item name)及びタグ(tag)もアップデート(update)される。
【0019】
ASN.1の定義に基づき、基本データタイプは単一のアイテムを収容し、このアイテムは再エンコード前にアップデート(update)され、また、ANYのデータタイプは再エンコード前にアップデート(update)され、タグ(tag)もアップデート(update)される。
【0020】
図3は伝統的なASN.1エンコードを使用した実施例である。そのうちツリー構造の入力データは、
〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕〔5〕〔6〕〔7〕〔8〕〔9〕〔0〕
である。もし、伝統的な方法によると、先ず完全にデコードしてオリジナルのツリー構造となし、即ち、
〔1〕−〔2〕〔6〕〔7〕〔0〕
〔2〕−〔3〕〔4〕〔5〕
〔7〕−〔8〕〔9〕
となし、その後、データアップデートのステップを実行する。即ち、
(a)アイテム〔6〕を削除:
〔1〕−〔2〕〔6〕〔7〕〔0〕→〔1〕−〔2〕〔7〕〔0〕
(b)メインアイテム〔4〕を〔B〕にアップデート:
〔2〕−〔3〕〔4〕〔5〕→〔2〕−〔3〕〔B〕〔5〕
(c)メインアイテム〔7〕中にアイテム〔C〕を追加:
〔7〕−〔8〕〔9〕→〔7〕−〔8〕〔9〕〔C〕
最後に新しいツリー構造に対して完全エンコードを実行する:
〔1〕〔2〕〔3〕〔B〕〔5〕〔7〕〔8〕〔9〕〔C〕〔0〕
【0021】
図4は本発明の再エンコードを使用した実施例を示す。伝統的な方法と比較すると、本発明は伝統的な方法と同じ入力データ、即ち、
〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕〔5〕〔6〕〔7〕〔8〕〔9〕〔0〕
を受け取る。
完全デコードを回避するため、本発明によると、先ずフォーマット構築の作業の代わりにデータインデックスを構築し、各ノードにあって規制標記を註記し、該アイテムデータのオリジナルデータ中の位置と長さ及びツリー構造インデックスを明記するほか、アイテムデータアップデート註記を加える。即ち選択性アイテム〔6〕に削除註記を加える。アイテム〔4〕にアップデート註記〔B〕を加える。SET OFメインアイテム〔1〕に追加アイテム〔C〕の註記を加える。
その後、直接データアップデートを実行し、続いて規制標記(Specified Index)に基づきエンコード調整し、並びに調整後のエンコードデータ、即ち、
〔1〕〔2〕〔3〕〔B〕〔5〕〔7〕〔8〕〔9〕〔C〕〔0〕
を出力する。
【0022】
総合すると、本発明は得難い発明であり、確実に予期された使用目的を達成し、周知の欠点を解決し、極めて新規性と進歩性を有し、特許の要件に符合するものである。なお、以上の説明は本発明を説明するためのもので本発明の範囲を限定するものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】伝統的なASN.1エンコードフローチャートである。
【図2】本発明の再エンコードフローチャートである。
【図3】伝統的なASN.1エンコードを使用した実施例図である。
【図4】本発明の再エンコードを使用した実施例図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、
(a)入力データ受信のステップと、
(b)規制標記(Specified Index)を註記し並びにデータインデックスを構築するステップと、
(c)データの追加(add)、アップデート(update)、挿入(insert)或いは削除(delete)実行のステップと、
(d)規制標記(Specified Index)に基づきエンコード調整し、並びに再エンコードデータを出力するステップと、
を具えたことを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法。
【請求項2】
請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(a)のステップ中、入力データは線形8ビット(Octet String)データであることを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法。
【請求項3】
請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(b)のステップ中、データインデックスの構築が、更に、選択性アイテム(optional)或いは黙認アイテム(default)範囲内に存在する規制標記(Specified Index)を調整し、該データインデックス中に不使用の選択性アイテムを加えてアップデートできるようにし、また、該データインデックス中に省略された黙認アイテムとその黙認値を加えてアップデートできるようにするステップを具えたことを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法。
【請求項4】
請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(b)のステップ中、データインデックスの内容は、(i)オリジナルデータ中のアイテムデータの位置、(ii)アイテムデータ長、(iii)ツリー構造のインデックス、及び(iv)アイテムデータアップデート註記を具えていることを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法。
【請求項5】
請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(c)のステップ中、SET OFのデータ構造は無限の複数組の同じサブアイテム(sub−item)を収容可能で、これらのサブアイテムは再エンコード前に削除(delete)或いは追加(add)され、追加(add)されるサブアイテムはメインアイテム上に標記され、追加の数量に制限はないことを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法。
【請求項6】
請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(c)のステップ中、SEQUENCE OF或いはINSTANCE OFのデータ構造は無限の複数組の同じサブアイテム(sub−item)を収容可能で、これらのサブアイテムは再エンコード前に削除(delete)、追加(add)されるサブアイテムで、即ち直前のサブアイテムに標記され、追加の数量に制限はないことを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法。
【請求項7】
請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(c)のステップ中、SET或いはSEQUENCEのデータ構造は有限の所定アイテムを収容し、これらのサブアイテムは再エンコード前にアップデート(update)され、標記が選択性アイテム(optional)或いは黙認アイテム(default)であれば、削除(delete)されることを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法。
【請求項8】
請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(c)のステップ中、CHOICEのデータ構造は単一のアイテムを収容し、このサブアイテムは再エンコード前にアップデート(update)され、また、このサブアイテムのアイテム名(item name)及びタグ(tag)もアップデート(update)されることを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法。
【請求項9】
請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(c)のステップ中、基本データタイプは単一のアイテムを収容し、このアイテムは再エンコード前にアップデート(update)されることを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法。
【請求項10】
請求項1記載の抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法において、(c)のステップ中、ANYのデータタイプは再エンコード前にアップデート(update)され、タグ(tag)もアップデート(update)されることを特徴とする、抽象語法記述を用いた再エンコードシステムの引用標記方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−40126(P2006−40126A)
【公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−221890(P2004−221890)
【出願日】平成16年7月29日(2004.7.29)
【出願人】(504187869)資通電腦股▲ふん▼有限公司 (1)