説明

携帯型動力作業機

【課題】エンジン始動時において機体をしっかり固定することができ、リコイルスタータによるエンジン始動を比較的容易にかつ円滑に行うことのできる携帯型動力作業機を提供する。
【解決手段】本体ハウジング12の後端部下端付近に、始動用踏み台50がヒンジ接合され、該始動用踏み台50は、エンジンを始動すべく機体が接地されている状態においては、本体ハウジング12の後方に突出する横倒状態をとり得るとともに、該横倒状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制され、非使用時においては前記横倒状態から上方に回動せしめられた立上収納状態をとり得るようにされている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ソーチェーンやカッター等の作業部が設けられた本体ハウジングに、動力源としてリコイルスタータ付きのエンジンが内蔵されているチェーンソーやエンジンカッター等の携帯型動力作業機に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯型動力作業機の一つであるチェーンソーとしては、特許文献1に見られる如くの、動力源としてリコイルスタータ付きのエンジンを内蔵する本体ハウジングの前半上部に前ハンドルが設けられるとともに、本体ハウジングの後端部に後ハンドルが設けられている前後ハンドル(2ハンドル)タイプのものと、特許文献2に見られる如くの、本体ハウジングの上面部に沿うように前後方向に伸びるトップハンドルが設けられるとともに、本体ハウジングの左側面側に概略C字状ないしコ字状のサイドハンドルが設けられた、前記前後ハンドルタイプのものより小型の(前後方向の長さが短い)トップ&サイドハンドルタイプのものが知られている。
【0003】
前記前後ハンドルタイプのチェーンソーのエンジンを始動するにあたっては、左手で前ハンドルを押さえ、後ハンドルのハンドガード部(下辺部)を右足で踏んで機体全体を固定し、この状態で右手でリコイルロープ(の先端に設けられたリコイルグリップ)を引っ張るのが一般的である。
【0004】
それに対し、前記トップ&サイドハンドルタイプのチェーンソーのエンジンを始動するにあたっては、左手でトップハンドルの前端部付近を押さえ、右膝でトップハンドルの後部を押さえて機体全体を固定し、この状態で右手でリコイルグリップを引っ張るのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−149462号公報
【特許文献2】特開2002−113704号公報
【特許文献3】特許第4071413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前後ハンドルタイプのチェーンソーでは、エンジン始動時において後ハンドルのハンドガード部を始動用踏み台として使えるため、機体をしっかりと固定することができ、リコイルスタータによるエンジン始動を比較的容易にかつ円滑に行うことができるが、トップ&サイドハンドルタイプのチェーンソーでは、始動用踏み台となる部分が無く、トップハンドルの後部を膝で押さえるという不安定な状態でリコイルグリップを引っ張る必要があるため、機体が前後左右にふらついたり、機体後部が浮き上がったりしやすく、前後ハンドルタイプのものに比べてエンジン始動を行い難いという課題があった。
【0007】
なお、トップ&サイドハンドルタイプのチェーンソーにおいて、サイソハンドルの一部を始動用踏み台としたものは知られている(特許文献3参照)。
【0008】
本発明は、上述した如くの課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、エンジン始動時において機体をしっかり固定することができ、リコイルスタータによるエンジン始動を比較的容易にかつ円滑に行うことのできるトップ&サイドハンドルタイプの携帯型動力作業機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成すべく、本発明に係る携帯型動力作業機は、基本的には、作業部と、該作業部が前端部に突出配置されるとともに、前記作業部を駆動するためのリコイルスタータ付きのエンジンが内蔵された本体ハウジングと、該本体ハウジングの上面部に設けられた前後方向に伸びるトップハンドルと、前記本体ハウジングの左側面側に設けられた例えば概略C字状ないしコ字状のサイドハンドルと、を備え、前記本体ハウジングの後端付近の底部に、前記エンジンを始動すべく機体が接地されている状態においては、前記本体ハウジングの後方に概ね水平に突出する突出状態をとり得るとともに、作業時においては前記本体ハウジング面に沿って収納され得る始動用踏み台が設けられ、該始動用踏み台は、前記突出状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制されていることを特徴としている。
【0010】
好ましい態様では、前記始動用踏み台は、前記本体ハウジングの後端部下端付近にヒンジ接合され、前記エンジンを始動すべく機体が接地されている状態においては、前記本体ハウジングの後方に突出する横倒状態をとり得るとともに、該横倒状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制され、非使用時においては前記横倒状態から上方に回動せしめられた立上収納状態をとり得るようにされる。
【0011】
この場合、好ましい具体的な態様では、前記始動用踏み台は、前記本体ハウジングに設けられたヒンジ支軸に回動自在に外挿される外挿部と、踏み台となる板状部と、前記外挿部と前記板状部との間の中間部と、を備え、当該始動用踏み台が前記横倒状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制すべく、前記本体ハウジングに、前記中間部に当接する回り止め部が設けられる。
【0012】
他の好ましい態様では、前記始動用踏み台は、前記本体ハウジングの後端付近の底部に、概略水平方向にスライド可能に収納され、前記エンジンを始動すべく機体が接地されている状態においては、前記本体ハウジングの後方に引き出された突出状態をとり得るとともに、該突出状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制され、非使用時においては前記突出状態から本体ハウジングの底面に沿って押し込まれた収納状態をとり得るようにされる。
【0013】
この場合、好ましい具体的な態様では、前記始動用踏み台は、前記本体ハウジングの底部に設けられた収納部と該収納部に取り付けられた支持受け具との間に摺動可能に挟持されるとともに、当該収納部と支持受け具とで前記突出状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制される。
【0014】
他の好ましい態様では、前記始動用踏み台は、棒材を平面視で例えばC形、D形、馬蹄形等に曲成したもので構成される。
【0015】
他の好ましい態様では、前記始動用踏み台が吊持用係止部としても機能するようにされる。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係る携帯型動力作業機では、始動用踏み台が設けられているので、従来のように膝でトップグリップ後部を押さえる場合に比べて、エンジン始動に際して機体をしっかりと固定することができ、機体が前後左右にふらついたり、機体後部が浮き上がったりし難くなり、リコイルスタータによるエンジン始動を容易にかつ円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る携帯型動力作業機としてのチェーンソーの一実施形態を示す左側面図。
【図2】図1に示されるチェーンソーの後面図。
【図3】図1に示されるチェーンソーの部分(後部)平面図。
【図4】図1に示されるチェーンソーに配備された第1実施例の(回動式)始動用踏み台を示す斜視図。
【図5】図1に示されるチェーンソーに配備された第1実施例の(回動式)始動用踏み台の説明に供される部分切欠左側面拡大図。
【図6】回動式始動用踏み台の他の例を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB-B矢視断面図、(C)は(A)のC-C矢視断面図。
【図7】図1に示されるチェーンソーに配備された第2実施例の(スライド式)始動用踏み台を示し、(A)は部分切欠左側面拡大図、(B)は(A)のX-X矢視断面図、(C)は(A)のY矢視図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1、図2、及び図3は、それぞれ本発明に係る携帯型動力作業機の一つであるトップ&サイドハンドルタイプのチェーンソーの一実施形態の左側面図、後面図、部分(後部)平面図を示している。図示のチェーンソー10は、合成樹脂製の本体ハウジング12を有し、この本体ハウジング12の前端部右寄りに、前方に向けて突出した状態で、作業部としての、ソーチェーン22が掛け回されたガイドバー21が取り付けられている。
【0019】
本体ハウジング12には、ソーチェーン22を回転駆動するための駆動源としての空冷2サイクルガソリンエンジン(図示省略)が内蔵され、その左側部の後方部寄りには、前記エンジンの始動用のリコイルロープの先端に取り付けられたリコイルグリップ25が後方斜め上に向けて配在され、また、前端部上には、ハンドプロテクトガード15が配設されている。そして、前記本体ハウジング12の上面部から後端部にかけて側面視概略横倒L形状のトップハンドル30が設けられるとともに、その左側面側にサイドハンドル40が設けられている。
【0020】
前記トップハンドル30は、本体ハウジング12の上面部に沿うように前後方向に伸びており、該トップハンドル30には、エンジン停止スイッチ35、スロットルセーフティーレバー36、スロットルトリガ37が設けられている。また、トップハンドル30の後面側には、着脱用つまみ19付きのエアークリーナカバー17が着脱自在に取り付けられており、内部には、図示はされていないが前記エンジンに可撓管を介して混合気を供給するダイヤフラム式気化器が収容されている。
【0021】
一方、前記サイドハンドル40は、概略C字状ないしコ字状とされていて、一端(上端)がトップハンドルの前端部付近に連結され、他端が本体ハウジングの後部下端付近に連結されている。
【0022】
そして、本実施形態においては、図1から図3に加えて図4、図5を参照すればよくわかるように、本体ハウジング12の後端部下端中央付近に、第1実施例の回動式始動用踏み台50がヒンジ接合されている。回動式始動用踏み台50の踏み台部分(後方突出部分)は、足Fのつま先下面で踏み付け可能な大きさ(縦横3cmから5cm程度)となっている。該始動用踏み台50は、本体ハウジング12の後端部下端近くに架設されたヒンジ支軸56に回動自在に外挿される外挿部51と、吊持用係止部としても機能するように半月状の窓穴54が形成された踏み台部分となる板状部53と、外挿部51と板状部53との間の中間部52とからなり、図示のようにエンジンを始動すべく機体が接地(地面G上に載置)されている状態においは、各図において実線で示されているように、本体ハウジング12の後方に突出する横倒状態をとり得るとともに、該横倒状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制されている。具体的には、当該始動用踏み台50が前記横倒状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制すべく、前記本体ハウジング12に、前記中間部52に当接する回り止め部57が設けられている。
【0023】
また、始動用踏み台50の非使用時においては、実線で示される横倒状態から図において仮想線で示されているように、上方に回動せしめられてエアークリーナカバー17に形成された収納凹部17sにその上部が収容されて全体が本体ハウジング12内に収まる立上収納状態をとり得るようにされている。なお、始動用踏み台50が立上収納状態から倒れないように保持すべく、エアークリーナカバー17の下部に回し留め具59が付設されている。
【0024】
このような構成とされた本実施形態のチェーンソー10のエンジンを始動するにあたっては、通常、機体を接地(地面G上に載置)し、回し留め具59を回して回動式始動用踏み台50を立上収納状態から横倒状態(地面G上に寝かせた状態)にする。これにより、始動用踏み台50の中間部52に回り止め部57が当接するため、当該始動用踏み台50が前記横倒状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制される。しかる後、左手でトップハンドル30の前端部付近を押さえ、始動用踏み台50(の板状部53)を右足Fのつま先下面で踏み押さえて機体全体を固定し、この状態で右手でリコイルグリップ25を引っ張るようにされる。
【0025】
このように、本実施形態では、回動式始動用踏み台50が設けられているので、従来のように膝でトップグリップ後部を押さえる場合に比べて、エンジン始動に際して機体をしっかりと固定することができ、機体が前後左右にふらついたり、機体後部が浮き上がったりし難くなり、リコイルスタータによるエンジン始動を容易にかつ円滑に行うことができる。
【0026】
また、始動用踏み台50の板状部53に吊持用係止部としても機能するように半月状の窓穴54が形成されているので、ロープ、フック等を利用して移動用の車両や作業者の衣服等に吊り下げることができ、移動時の利便性が向上される。この場合、別途に吊持用フック等を設ける必要がなくなるため、コスト削減も図れる。
【0027】
また、始動用踏み台50は、非使用時は本体ハウジング12の後面に沿って収納されるので、作業の邪魔になることはない。
【0028】
図6は、回動式始動用踏み台の他の例を示している。図示例の回動式始動用踏み台60は、棒材を平面視でD形、側面視でクランク状に曲成したものである。より具体的には、始動用踏み台60は、軸部61、該軸部61に連なる左右の上辺部62、62、この上辺部に連なる縦辺部63、63、この縦辺部63、63に連なる踏み台となる馬蹄形部65からなっている。馬蹄形部65は吊持用係止部としても機能する。本体ハウジング12には、後方に突出するヒンジ受け取付部66とこのヒンジ受け取付部66の左右に連なる回り止め部67、67が設けられている。ヒンジ受け取付部66には、側面視コ字状のヒンジ受け70が嵌め込まれてボルト/ナット72で固定されている。ヒンジ受け70には、ヒンジ受け取付部66と協同して始動用踏み台60の軸部61を回動自在に支持する支持溝73が設けられている。回り止め部67、67は、始動用踏み台60が横倒状態にあるときには、その上辺部62、62及び縦辺部63、63に当接して、当該始動用踏み台60が前記横倒状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制されている。
【0029】
このような構成とされた始動用踏み台60でも、図1から図5に示される回動式始動用踏み台50と略同様な作用効果が得られる。
【0030】
図7は、第2実施例であるスライド式の始動用踏み台80を示している。図示例のスライド式始動用踏み台80は、棒材を平面視でD形ないし馬蹄形に曲成したものであり、半円状部81、両辺部82、及び抜け止め用後辺部83からなっている。該スライド式始動用踏み台80(の両辺部82、82)は、本体ハウジング12の底部に設けられた収納部90と該収納部90にボルト/ナット92、92で取り付けられた支持受け具85(の両端溝形状部86、86)との間に摺動可能に挟持されている。このスライド式始動用踏み台80は、エンジンを始動すべく機体が接地されている状態においては、図の実線で示される如くに、本体ハウジング12の後方(概ね水平方向)に引き出されて突出状態をとらされる。
【0031】
この場合、スライド式始動用踏み台80は、前記収納部90と支持受け具85とで前記突出状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制されている。また、スライド式始動用踏み台80は、非使用時においては、図の仮想線で示される如くに、前記突出状態から本体ハウジング12の収納部90内に押し込まれた収納状態をとらされる。この場合、図示はされていないが、非使用時にはスライド式始動用踏み台80を収納状態で保持すべく本体ハウジング12には係止具が設けられている。また、本例のスライド式始動用踏み台80は、吊持用係止部としても機能するようにされていることは上記実施例と同様である。更にまた、本例のスライド式始動用踏み台は棒状部材に限らず、樹脂成形品にて形成されていてもよい。
【0032】
このような構成とされたスライド式始動用踏み台80でも、上記した回動式始動用踏み台50、60と略同様な作用効果が得られる。
【0033】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において適宜変更できるものである。例えば、前記実施形態においては、本発明をチェーンソーに適用した場合を説明 したが、携帯型動力作業機としては、チェーンソーの他に、エンジンカッターやヘッジトリマー等にも本発明を同様に適用できる。また、前記実施形態において は、トップハンドルとサイドハンドルとを別体として成形しているが、あらかじめ一体成形により連設しておいてもよい。
【符号の説明】
【0034】
10 チェーンソー(携帯型動力作業機)
12 本体ハウジング
21 ガイドバー
22 ソーチェーン
30 トップハンドル
40 サイドハンドル
50、60 回動式始動用踏み台
57、67 回り止め部
80 スライド式始動用踏み台
85 支持受け具
90 収納部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業部と、該作業部が前端部に突出配置されるとともに、前記作業部を駆動するためのリコイルスタータ付きのエンジンが内蔵された本体ハウジングと、該本体ハウジングの上面部に設けられた前後方向に伸びるトップハンドルと、前記本体ハウジングの左側面側に設けられたサイドハンドルと、を備えた携帯型動力作業機であって、
前記本体ハウジングの後端付近の底部に、前記エンジンを始動すべく機体が接地されている状態においては、前記本体ハウジングの後方に概ね水平に突出する突出状態をとり得るとともに、作業時においては前記本体ハウジング面に沿って収納され得る始動用踏み台が設けられ、該始動用踏み台は、前記突出状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制されていることを特徴とする携帯型動力作業機。
【請求項2】
前記始動用踏み台は、前記本体ハウジングの後端部下端付近にヒンジ接合され、前記エンジンを始動すべく機体が接地されている状態においては、前記本体ハウジングの後方に突出する横倒状態をとり得るとともに、該横倒状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制され、非使用時においては前記横倒状態から上方に回動せしめられた立上収納状態をとり得るようにされていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型動力作業機。
【請求項3】
前記始動用踏み台は、前記本体ハウジングに設けられたヒンジ支軸に回動自在に外挿される外挿部と、踏み台となる板状部と、前記外挿部と前記板状部との間の中間部と、を備え、当該始動用踏み台が前記横倒状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制すべく、前記本体ハウジングに、前記中間部に当接する回り止め部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の携帯型動力作業機。
【請求項4】
前記始動用踏み台は、前記本体ハウジングの後端付近の底部に、概略水平方向にスライド可能に収納され、前記エンジンを始動すべく機体が接地されている状態においては、前記本体ハウジングの後方に引き出された突出状態をとり得るとともに、該突出状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制され、非使用時においては前記突出状態から本体ハウジングの底面に沿って押し込まれた収納状態をとり得るようにされていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型動力作業機。
【請求項5】
前記始動用踏み台は、前記本体ハウジングの底部に設けられた収納部と該収納部に取り付けられた支持受け具との間に摺動可能に挟持されるとともに、当該収納部と支持受け部とで前記突出状態から下方に俯く方向には相対回動しないように規制されていることを特徴とする請求項4に記載の携帯型動力作業機。
【請求項6】
前記始動用踏み台は、棒材を曲成したもので構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の携帯型動力作業機。
【請求項7】
前記始動用踏み台が吊持用係止部としても機能するようにされていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の携帯型動力作業機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−31958(P2013−31958A)
【公開日】平成25年2月14日(2013.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−169156(P2011−169156)
【出願日】平成23年8月2日(2011.8.2)
【出願人】(509264132)株式会社やまびこ (65)
【Fターム(参考)】