説明

携帯型端末装置、情報提供管理装置、プログラム、情報記憶媒体および情報提供方法

【課題】 無線通信可能な携帯型端末装置を用いてより快適なコミュニケーションを図ることのできる携帯型端末装置等を提供すること。
【解決手段】 情報提供先の携帯電話200の取得データ226に示される取得条件と、情報提供元の携帯電話200の提供データ224に示される提供条件とが適合しているかどうかを判定する判定部214と、適合していると判定された場合に提供データ224に基づく情報を提供する送受信部290とを携帯電話200に設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯型端末装置、情報提供管理装置、プログラム、情報記憶媒体および情報提供方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ブルートゥース等の無線技術の発展により、1台の携帯型端末装置が他の携帯型端末装置と直接的に情報をやりとりする形態も増えてきている。
【0003】
従来の携帯型端末装置は、固定的な情報しか他の携帯型端末装置に提供することができなかった。また、携帯型端末装置のユーザーにとっては、場合によっては電話番号等の個人的な情報も他のユーザーに伝達したい場合もある。
【0004】
しかし、従来の携帯型端末装置を用いた場合、ユーザーは、相手の携帯型端末装置と何回か情報をやりとりして相手の情報を把握してから電話番号等の個人的な情報を提供していた。
【0005】
このような手法では、情報のやりとりに時間がかかり、コミュニケーションの円滑化が図れない。
【0006】
また、電子掲示板等に複数のユーザーがお互いに情報を書き込むことによりコミュニケーションが図られている例もある。
【0007】
しかし、電子掲示板等は、基本的に誰でも書き込みが可能であるため、自分の趣味や考え方と合わない人が書き込みを行った場合、ユーザーは当該書き込みを見ることにより、不快な思いを感じることになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、無線通信可能な携帯型端末装置を用いてより快適なコミュニケーションを図ることのできる携帯型端末装置、情報提供管理装置、プログラム、情報記憶媒体および情報提供方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明に係る携帯型端末装置は、無線通信により他の携帯型端末装置と情報をやりとりする携帯型端末装置において、
前記無線通信が可能かどうかを判定するとともに、所定の情報提供条件を満たすかどうかを判定する判定手段と、
当該判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報提供条件を満たすと判定された場合、ユーザーデータと、提供データとが記憶された記憶領域から所定の情報を前記他の携帯型端末装置に提供する提供手段と、
を含み、
前記ユーザーデータは、積極的データと、消極的データとを含み、
前記提供データは、提供条件データと、提供コンテンツデータとを含み、
前記提供手段は、
前記判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報提供条件を満たさないと判定された場合、前記積極的データを提供し、
前記判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報提供条件を満たすと判定された場合、前記積極的データと、前記消極的データと、前記提供コンテンツデータとを提供することを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係るプログラムは、無線通信により他の携帯型端末装置と情報をやりとりする携帯型端末装置により読み取り可能なプログラムであって、
前記無線通信が可能かどうかを判定するとともに、所定の情報提供条件を満たすかどうかを判定する判定手段と、
当該判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報提供条件を満たすと判定された場合、ユーザーデータと、提供データとが記憶された記憶領域から所定の情報を前記他の携帯型端末装置に提供する提供手段として前記携帯型端末装置を機能させ、
前記ユーザーデータは、積極的データと、消極的データとを含み、
前記提供データは、提供条件データと、提供コンテンツデータとを含み、
前記提供手段は、
前記判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報提供条件を満たさないと判定された場合、前記積極的データを提供し、
前記判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報提供条件を満たすと判定された場合、前記積極的データと、前記消極的データと、前記提供コンテンツデータとを提供することを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、携帯型端末装置により読み取り可能な情報記憶媒体であって、上記手段として携帯型端末装置を機能させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、条件が満たされた場合のみ消極的データと提供コンテンツデータを自動的に提供することにより、より快適なコミュニケーションを図ることができる。
【0013】
また、本発明に係る携帯型端末装置は、無線通信により他の携帯型端末装置と情報をやりとりする携帯型端末装置において、
前記無線通信が可能かどうかを判定するとともに、所定の情報取得条件を満たすかどうかを判定する判定手段と、
当該判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報取得条件を満たすと判定された場合、ユーザーデータと、提供データとが記憶された記憶領域を有する前記他の携帯型端末装置から所定の情報を取得する取得手段と、
を含み、
前記ユーザーデータは、積極的データと、消極的データとを含み、
前記提供データは、提供条件データと、提供コンテンツデータとを含み、
前記判定手段は、前記提供条件データに基づき、前記情報取得条件を満たすかどうかを判定し、
前記取得手段は、
前記判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報取得条件を満たさないと判定された場合、前記積極的データを取得し、
前記判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報取得条件を満たすと判定された場合、前記積極的データと、前記消極的データと、前記提供コンテンツデータとを取得することを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係るプログラムは、無線通信により他の携帯型端末装置と情報をやりとりする携帯型端末装置により読み取り可能なプログラムであって、
前記無線通信が可能かどうかを判定するとともに、所定の情報取得条件を満たすかどうかを判定する判定手段と、
当該判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報取得条件を満たすと判定された場合、ユーザーデータと、提供データとが記憶された記憶領域を有する前記他の携帯型端末装置から所定の情報を取得する取得手段として前記携帯型端末装置を機能させ、
前記ユーザーデータは、積極的データと、消極的データとを含み、
前記提供データは、提供条件データと、提供コンテンツデータとを含み、
前記判定手段は、前記提供条件データに基づき、前記情報取得条件を満たすかどうかを判定し、
前記取得手段は、
前記判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報取得条件を満たさないと判定された場合、前記積極的データを取得し、
前記判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報取得条件を満たすと判定された場合、前記積極的データと、前記消極的データと、前記提供コンテンツデータとを取得することを特徴とする。
【0015】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、携帯型端末装置により読み取り可能な情報記憶媒体であって、上記手段として携帯型端末装置を機能させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、条件が満たされた場合のみ消極的データと提供コンテンツデータを自動的に取得することにより、より快適なコミュニケーションを図ることができる。
【0017】
また、本発明に係る携帯型端末装置は、無線通信により他の携帯型端末装置と情報をやりとりする携帯型端末装置において、
前記無線通信が可能かどうかを判定するとともに、所定の情報提供条件を満たすかどうかを判定する判定手段と、
仮想ペットに関連したペット情報を記憶可能な記憶手段と、
ユーザーに前記ペット情報の更新を促す手段と、
前記判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報提供条件を満たすと判定された場合であって、前記ペット情報が記憶されている場合、当該ペット情報を前記他の携帯型端末装置に提供するとともに、前記記憶手段に記憶された当該ペット情報を消去する提供手段と、
を含むことを特徴とする。
【0018】
また、本発明に係るプログラムは、無線通信により他の携帯型端末装置と情報をやりとりする携帯型端末装置により読み取り可能なプログラムであって、
前記無線通信が可能かどうかを判定するとともに、所定の情報提供条件を満たすかどうかを判定する判定手段と、
仮想ペットに関連したペット情報を記憶可能な記憶手段と、
ユーザーに前記ペット情報の更新を促す手段と、
前記判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報提供条件を満たすと判定された場合であって、前記ペット情報が記憶されている場合、当該ペット情報を前記他の携帯型端末装置に提供するとともに、前記記憶手段に記憶された当該ペット情報を消去する提供手段として前記携帯型端末装置を機能させることを特徴とする。
【0019】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、携帯型端末装置により読み取り可能な情報記憶媒体であって、上記手段として携帯型端末装置を機能させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0020】
本発明によれば、条件が満たされた場合のみペット情報を自動的に提供することにより、より快適なコミュニケーションを図ることができる。
【0021】
また、本発明によれば、ユーザーは、ペット情報を更新することができるため、例えば、ペット情報にメッセージを付加して他のユーザーに伝達するといったことが可能となる。
【0022】
また、本発明に係る携帯型端末装置は、無線通信により他の携帯型端末装置と情報をやりとりする携帯型端末装置において、
前記無線通信が可能かどうかを判定するとともに、所定の情報取得条件を満たすかどうかを判定する判定手段と、
仮想ペットに関連したペット情報を記憶可能な記憶手段と、
前記判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報取得条件を満たすと判定された場合であって、前記他の携帯型端末装置に前記ペット情報が記憶されている場合、当該ペット情報を前記他の携帯型端末装置から取得する取得手段と、
を含むことを特徴とする。
【0023】
また、本発明に係るプログラムは、無線通信により他の携帯型端末装置と情報をやりとりする携帯型端末装置により読み取り可能なプログラムであって、
前記無線通信が可能かどうかを判定するとともに、所定の情報取得条件を満たすかどうかを判定する判定手段と、
仮想ペットに関連したペット情報を記憶可能な記憶手段と、
前記判定手段によって前記無線通信が可能であって、かつ、前記情報取得条件を満たすと判定された場合であって、前記他の携帯型端末装置に前記ペット情報が記憶されている場合、当該ペット情報を前記他の携帯型端末装置から取得する取得手段として前記携帯型端末装置を機能させることを特徴とする。
【0024】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、携帯型端末装置により読み取り可能な情報記憶媒体であって、上記手段として携帯型端末装置を機能させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0025】
本発明によれば、条件が満たされた場合のみペット情報を自動的に取得することにより、より快適なコミュニケーションを図ることができる。
【0026】
また、本発明に係る情報提供管理システムは、前記携帯型端末装置および前記他の携帯型端末装置の少なくとも一方に情報を提供する情報提供管理システムであって、
前記携帯型端末装置および前記他の携帯型端末装置と情報を送受信する送受信手段と、
所定のイベントが発生したかどうかを判定する判定手段と、
を含み、
前記送受信手段は、前記判定手段によって前記所定のイベントが発生したと判定された場合、前記ペット情報が記憶されている携帯型端末装置から前記ペット情報を受信し、当該ペット情報を含むペット関連情報を前記携帯型端末装置および前記他の携帯型端末装置の少なくとも一方へ向け送信することを特徴とする。
【0027】
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
送受信手段に、請求項8、9のいずれかに記載の前記携帯型端末装置および前記他の携帯型端末装置の少なくとも一方と情報を送受信させる手段と、
所定のイベントが発生したかどうかを判定する判定手段としてコンピュータを機能させ、
前記送受信させる手段は、前記判定手段によって前記所定のイベントが発生したと判定された場合、前記ペット情報が記憶されている携帯型端末装置から前記ペット情報を前記送受信手段に受信させ、当該ペット情報を含むペット関連情報を前記携帯型端末装置および前記他の携帯型端末装置の少なくとも一方へ向け前記送受信手段に送信させることを特徴とする。
【0028】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、コンピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体であって、上記手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0029】
本発明によれば、所定のイベントが発生した場合に、最新のペット情報を含むペット関連情報を携帯型端末装置に送信することができる。これにより、携帯型端末装置のユーザーは、最新のペット情報を確認することができる。これにより、例えば、経由してきたユーザーのコメント等が反映されたペット情報を確認することにより、ユーザーは、意外なユーザーや地域を経由してきたといった意外性等を感じることができ、単に掲示板にコメントを掲示するだけでは得られない満足感を得ることができる。
【0030】
なお、前記イベントとしては、例えば、ペット情報の最初の生成から所定の時間が経過したことを示すイベント、ペット情報を最初に生成したユーザーからペット情報の返還要求があったことを示すイベント、所定人数がペット情報を更新したことを示すイベント等が該当する。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本実施形態の一例に係る携帯電話を用いたネットワークシステム全体の概略図である。
【図2】携帯電話の機能ブロック図である。
【図3】ユーザーデータのデータ構造を示す模式図である。
【図4】提供データのデータ構造を示す模式図である。
【図5】取得データのデータ構造を示す模式図である。
【図6】本実施形態の一例に係るデータ入力からコンテンツ転送までの処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】本実施形態の他の一例を示すシステムの模式図である。
【図8】日記画像の一例を示す模式図である。
【図9】本実施形態の他の一例に係る携帯電話の機能ブロック図である
【図10】本実施形態の一例に係る情報提供管理装置の機能ブロック図である。
【図11】本実施形態の一例に係るペットデータの作成からペット情報の配信までの処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下、本発明を、携帯型端末装置に適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施形態に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
【0033】
(システム全体の説明)
図1は、本実施形態の一例に係る携帯電話200−1〜200−3を用いたネットワークシステム全体の概略図である。
【0034】
携帯型端末装置の一種である携帯電話200−1〜200−3は、ブルートゥースモジュールを内蔵しており、無線で他の携帯電話200−1〜200−3と情報をやりとりできる。
【0035】
例えば、図1に示す例では、携帯電話200−1と携帯電話200−2とが通信可能な状態であり、携帯電話200−3は、他の携帯電話200−1、200−2と通信不能な状態となっている。
【0036】
本実施の形態では、積極的に提供する情報と、消極的に提供する情報とを設定することにより、場合に応じた情報のやりとりを自動的に行うことができる。これにより、コミュニケーションの円滑化が図れる。
【0037】
例えば、図1に示す例では、携帯電話200−1と携帯電話200−2とが所定の距離範囲内にあり、かつ、携帯電話200−1に設定された情報提供条件と携帯電話200−2に設定された情報取得条件とが適合した場合に、携帯電話200−1と携帯電話200−2との間で情報がやりとりされる。
【0038】
次に、このような機能を実現するための携帯電話200の機能ブロックについて説明する。
【0039】
図2は、携帯電話200の機能ブロック図である。
【0040】
携帯電話200は、情報提供装置100や他の携帯電話200と情報をやりとりする送受信部290と、要求情報や応答情報等を生成する処理部210と、記憶部220と、画像表示部260と、音声出力部262とを含んで構成されている。
【0041】
例えば、携帯電話200−1の送受信部290は、他の携帯電話200−2、200−3から要求情報を取得し、携帯電話200−1の処理部210は、応答情報を生成する。
【0042】
また、携帯電話200は、操作部230と、タイマー部270と、撮像部240と、発光部250と、振動部252とを含んで構成されている。
【0043】
さらに、処理部210は、要求情報等を生成する情報生成部212と、判定部214と、記憶部220内のデータの生成や更新を行う更新部216とを含んで構成されている。
【0044】
また、記憶部220には、ユーザーデータ222と、提供データ224と、取得データ226とが記憶されている。
【0045】
ここで、ユーザーデータ222、提供データ224および取得データ226について説明する。
【0046】
図3は、ユーザーデータ222のデータ構造を示す模式図である。
【0047】
ユーザーデータ222は、携帯電話200のユーザーの属性を示すデータである。ユーザーデータ222の項目としては、例えば、「氏名」「呼び名」「年齢」「性別」「趣味」等が該当する。また、ユーザーデータ222は、各項目が積極的に公開するデータか消極的に公開するデータかを示す情報(例えばフラグ等)を含む。
【0048】
例えば、図3に示す例では、「呼び名」「性別」「趣味」は積極的に公開するデータであるが、「氏名」「年齢」は消極的に公開するデータとなっている。ユーザーは、携帯電話200の液晶画面に表示されるメニュー画像において、積極的に公開するか消極的に公開するかの設定を行うことができる。
【0049】
次に、提供データ224について説明する。
【0050】
図4は、提供データ224のデータ構造を示す模式図である。
【0051】
提供データ224は、他のユーザーに提供する条件と提供情報の中身を示すデータである。提供データ224の項目としては、例えば、「提供条件」「消極的データの提供」「種別」「提供コンテンツ」等が該当する。
【0052】
なお、ここで、「消極的データの提供」は、図3に示す消極的に公開するデータを提供するかどうかを示すものであり、その値が「許可」であれば提供することを示し、「不許可」であれば提供しないことを示す。また、「種別」は「提供コンテンツ」の種別を示す。「種別」としては、例えば、「日記」「広告」等が該当する。
【0053】
次に、取得データ226について説明する。
【0054】
図5は、取得データ226のデータ構造を示す模式図である。
【0055】
取得データ226は、他のユーザーから情報を取得する場合の条件と取得した情報の中身を示すデータである。取得データ226の項目としては、例えば、「取得条件」「取得コンテンツ」等が該当する。
【0056】
例えば、図4に示す例では、趣味が一致すれば、日記の情報を提供する。また、例えば、図5に示す例では、相手の性別が女性であり、趣味が一致し、かつ、種別が日記である場合のみ情報を取得する設定となっている。
【0057】
さらに、携帯電話200には、情報記憶媒体280が接続され、携帯電話200は、情報記憶媒体280からプログラムを読み取って情報生成部212等の機能を実現することも可能に形成されている。
【0058】
また、情報記録媒体280に記憶されるプログラムは、搬送波に具現化される(embodied)ものであってもよい。すなわち、携帯電話200は、情報記憶媒体280からではなく、例えば、ネットワークを介して所定のホスト端末等からプログラムを読み取って上述した種々の機能を実現することも可能である。
【0059】
ここで、携帯電話200の各部のハードウェア構成について説明する。
【0060】
処理部210としては例えばCPU等、記憶部220としては例えばRAM等、送受信部290としては例えばパケット通信モジュール、ブルートゥースモジュール等、操作部230としては例えばキー等を用いて実現できる。
【0061】
また、タイマー部270としては例えばシステムタイマー等、撮像部240としては例えばCMOSカメラ等、発光部250としては例えば発光ダイオード等、振動部252としては例えば一般的な振動部材等、画像表示部260としては例えば液晶パネル等、音声出力部262としては例えばスピーカー等を用いて実現できる。
【0062】
なお、情報記憶媒体280としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ICカード、ROM、RAM、メモリカード、HDD等のレーザーや磁気等を用いた記憶媒体を適用できる。また、情報記憶媒体280からの情報読み取り方式は、接触式でも非接触式でもよい。
【0063】
(処理の流れの説明)
次に、上述した各部を用いて情報提供を行う場合の処理の流れについて説明する。
【0064】
図6は、本実施形態の一例に係るデータ入力からコンテンツ転送までの処理の流れを示すフローチャートである。
【0065】
ユーザーは、携帯電話200の液晶画面にデータ入力用画像が表示された状態で、自分の氏名等のデータや、当該データを積極的に公開するか消極的に公開するかの設定、さらには、情報の提供条件や取得条件の設定を行う(ステップS2)。
【0066】
そして、ユーザーは、コンテンツを作成し、更新部216は、当該コンテンツを提供データ224の「提供コンテンツ」として記憶部220に記憶する(ステップS4)。
【0067】
判定部214は、送受信部290による無線通信により、他の携帯電話200と通信可能かどうかを判定し、通信可能であれば、他の携帯電話200から取得条件を示す情報を取得する。
【0068】
そして、判定部214は、取得した取得条件を示す情報と、取得データ226の「提供条件」とに基づき、提供条件と取得条件とが一致しているかどうかを判定する(ステップS6)。
【0069】
また、判定部214は、ユーザーデータ222の「消極的データの提供」の値に基づき、ユーザーが消極的なデータの提供を許可しているかどうかを判定する(ステップS8)。
【0070】
ユーザーが消極的なデータの転送を許可している場合、送受信部290は、すべての提供データ224を他の携帯電話200に無線で送信する(ステップS10)。
【0071】
また、ユーザーが消極的なデータの転送を許可していない場合、送受信部290は、「積極」と設定されたデータのみを他の携帯電話200に無線で送信する(ステップS12)。
【0072】
そして、提供条件と取得条件とが一致している場合、送受信部290は、提供コンテンツを他の携帯電話200に無線で送信する(ステップS14)。
【0073】
以上のように、本実施の形態によれば、条件が満たされた場合のみ消極的データと提供コンテンツデータを自動的に提供したり、取得したりすることにより、より快適なコミュニケーションを図ることができる。
【0074】
特に、提供条件と取得条件とが単に適合した場合だけでなく、所定の距離範囲内に入った場合にのみ情報の提供、取得または交換を行うことにより、ユーザーは、知らない人との出会いを楽しむことができる上、情報の提供相手に直接話しかけることもできるため、より円滑にコミュニケーションを図ることができる。
【0075】
(変形例)
以上、本発明を適用した好適な実施の形態について説明してきたが、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
【0076】
例えば、上述した実施例では複数の携帯電話200だけで情報をやりとりしたが、複数の携帯電話200の間に情報提供管理システムとして機能する情報提供管理装置100が介在してもよい。
【0077】
図7は、本実施形態の他の一例を示すシステムの模式図である。
【0078】
図7に示すシステムは、携帯電話202−1、202−2と、情報提供管理装置100とがネットワーク300を介して接続されている。
【0079】
このような形態では、上述したように固定的な情報のやりとりを行うのではなく、携帯電話202を経由するごとに情報を更新しながら情報をやりとりしてもよい。
【0080】
この場合、例えば、携帯電話202にペット情報を読み取らせ、ユーザーにペット情報の一部として日記を記入してもらい、情報提供管理装置100がペット情報等の管理を行ってもよい。
【0081】
図8は、日記画像の一例を示す模式図である。
【0082】
例えば、図8に示すように、パンダ日記として、最初のユーザーである「ともくん」、2番目のユーザーである「さきちゃん」、3番目のユーザーである「かよちゃん」と順番に日記を記入してもらえばよい。
【0083】
次に、このような機能を実現するための携帯電話202および情報提供管理装置100の機能ブロックについて説明する。
【0084】
図9は、本実施形態の他の一例に係る携帯電話202の機能ブロック図である。また、図10は、本実施形態の一例に係る情報提供管理装置100の機能ブロック図である。
【0085】
携帯電話202は、携帯電話200とほぼ同様であるが、ユーザーデータ222、提供データ224、取得データ226に代えてペットデータ228を記憶部220に記憶する点で異なる。
【0086】
携帯電話202は、ペットデータ228を有する他の携帯電話202と無線通信可能な所定の距離以内になった場合に、当該携帯電話202からペット情報を受信する。そして、当該携帯電話202のペットデータ228は削除される。
【0087】
そして、更新部216は、送受信部290によって受信されたペット情報に基づいてペットデータ228を記憶部220に記憶する。
【0088】
情報生成部212は、ペットデータ228に基づいて図8に示す日記画像や音声を出力するための再生用情報を生成し、画像表示部260および音声出力部262は、当該再生用情報に基づいて画像や音声を再生する。
【0089】
また、情報提供管理装置100は、携帯電話202と情報をやりとりするための送受信部190と、記憶部120と、処理部110と、タイマー部170と、情報記憶媒体180とを含んで構成されている。
【0090】
記憶部120には、複数の携帯電話202のユーザーを管理するためのユーザーデータ122が記憶されている。
【0091】
また、処理部110は、情報生成部112と、判定部114と、ユーザーデータ122を更新する更新部116とを含む。
【0092】
なお、情報記憶媒体180の構成や情報読み取り方式等は情報記憶媒体280と同様である。
【0093】
次に、ペットデータをやり取りする場合の処理の流れについて説明する。
【0094】
図11は、本実施形態の一例に係るペットデータ228の作成からペット情報の配信までの処理の流れを示すフローチャートである。
【0095】
まず、ゲームを開始する最初のユーザーの更新部216は、ユーザーの設定に基づき、記憶部220にペットデータ228を作成する(ステップS22)。
【0096】
そして、判定部214は、所定の範囲内に他の携帯電話202が存在し、当該携帯電話202のユーザーが参加者であり、かつ、当該携帯電話202の記憶部220にペットデータ228が記憶されていないかどうかを判定する(ステップS24)。
【0097】
送受信部290は、判定部214により、所定の範囲内に他の携帯電話202が存在し、当該携帯電話202のユーザーがゲームに参加しており、かつ、当該携帯電話202の記憶部220にペットデータ228が記憶されていないと判定された場合、ペットデータ228を含むペット情報を当該携帯電話202に送信する(ステップS26)。
【0098】
そして、当該ペット情報を受信した携帯電話202は、画像表示部260を用いて、ペットデータ228に基づき、図8に示す日記画像を液晶画面に表示する(ステップS28)。
【0099】
また、携帯電話202の送受信部290は、ペット情報を取得した場合、取得した旨を示す情報を情報提供管理装置100へ向け送信する。これにより、更新部116は、ペット情報の所在が分かるように、ユーザーデータ122を更新する。
【0100】
そして、当該携帯電話202のユーザーが日記を書き込むことにより、更新部216は、操作部230からの操作情報に基づき、ペットデータ228を更新する(ステップS30)。
【0101】
情報提供管理装置100の判定部114は、タイマー部170の値に基づき、最初のペットデータ228の作成から所定時間が経過したかどうかを判定している(ステップS32)。
【0102】
所定時間が経過していない場合、上述したステップS24〜ステップS30の処理が繰り返し行われ、ペットデータ228が更新されていく。
【0103】
なお、ペットデータ228の更新の手法としては、記憶部220の容量が少ない場合、古い書き込みから削除していってもよい。また、一度書き込みを行ったユーザーの携帯電話202には、再度ペットデータ228が送信されないようにしてもよい。この実現手法としては、例えば、記憶部220にペットデータ228のIDを書き込み、ペット情報の送信時に既にIDが書き込まれている携帯電話202にはペット情報を送信しないようにする手法を採用できる。
【0104】
一方、所定時間が経過している場合、送受信部190は、ユーザーデータ122に基づき、現在、ペットデータ228を所有している携帯電話202を判別し、携帯電話202からペットデータ228を取得し、ペットデータ228の作成から所定時間が経過するまでに経由したすべての携帯電話202に対して当該ペットデータ228を含むペット関連情報を配信する(ステップS34)。
【0105】
これにより、最後のユーザーだけでなく他のユーザーもどのようなユーザーが書き込みを行ったのか確認することができる。また、これにより、例えば、経由してきたユーザーのコメント等が反映されたペット情報やペット関連情報を確認することにより、ユーザーは、意外なユーザーや地域を経由してきたといった意外性等を感じることができ、単に掲示板にコメントを掲示するだけでは得られない満足感を得ることができる。
【0106】
なお、送受信部190は、最初のペットデータ228の生成から所定時間が経過したというイベント以外にも、最初にペットデータ228を生成したユーザーからペットデータ228の返還要求があったというイベントや、所定人数のユーザーがペットデータ228を更新したというイベント等が発生した場合に、ペット関連情報を配信してもよい。
【0107】
また、送受信部190は、ペット関連情報を、経由したすべての携帯電話ではなく、最初にペットデータ228を生成したユーザーの携帯電話だけに配信してもよい。
【0108】
また、ペット関連情報は、情報生成部112が生成してもよい。ペット関連情報としては、例えば、図8に示す日記画像を表示するためのペット情報そのものであってもよいし、経由したユーザーのプロフィールや撮像画像を表示するための情報等であってもよい。
【0109】
また、上述したペット情報の伝達の手法としては、例えば、ある位置関係にある場合(例えば、ペット情報の送信先の携帯電話202が送信元の携帯電話202に対して北にある場合等)にペット情報を伝達する手法、ある時刻の場合のみペット情報を伝達する手法、住所が他県のユーザーである場合にペット情報を伝達する手法等の種々の手法を採用できる。
【0110】
また、伝達するペット情報に撮像部240によるユーザーの顔写真を示す撮像情報を付加してもよい。これによれば、ペット情報の伝達先のユーザーは、伝達元のユーザーを確認することができる。
【0111】
また、ペット情報が伝達された際に発光部250を発光させたり、振動部250を振動させたり、音声出力部262により音声出力を行ってもよい。これによれば、無線通信で自動的に情報を伝達した場合でも、ユーザーはペット情報が伝達されたことに気づくことができる。
【0112】
また、上述した実施例では、携帯型端末装置として携帯電話200、202を用いた例について説明したが、携帯電話200、202以外にも、携帯型PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯型ゲーム装置等の種々の携帯型端末装置を用いることも可能である。
【符号の説明】
【0113】
100 情報提供管理装置
112、212 情報生成部
114、214 判定部
116、216 更新部
122、222 ユーザーデータ
170、270 タイマー部
180、280 情報記憶媒体
190、290 送受信部
200、202 携帯電話
224 提供データ
226 取得データ
228 ペットデータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信により他の携帯型端末装置と情報をやりとりする携帯型端末装置において、
仮想ペットに関連したペット情報を記憶可能な端末側記憶手段と、
端末側送受信手段と、
当該端末側送受信手段からの情報に基づき、前記他の携帯型端末装置との無線通信が可能であって、前記ペット情報が前記端末側記憶手段に記憶されており、かつ、前記他の携帯型端末装置に前記ペット情報が記憶されていないという情報提供条件を満たすかどうかを判定する端末側判定手段と、
前記ペット情報を更新する端末側更新手段と、
を含み、
前記端末側判定手段によって前記情報提供条件を満たすと判定された場合、
前記端末側送受信手段は、前記ペット情報を前記他の携帯型端末装置に送信し、
前記端末側更新手段は、前記端末側記憶手段に記憶された当該ペット情報を消去する、
携帯型端末装置。
【請求項2】
請求項1において、
前記端末側送受信手段は、前記他の携帯型端末装置から前記ペット情報を受信すると、前記ペット情報を受信した旨を示す通知情報を情報提供管理装置へ向け送信し、
前記端末側更新手段は、前記端末側送受信手段によって受信された前記ペット情報を前記端末側記憶手段に記憶する、
携帯型端末装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2において、
ユーザーの操作を受け付ける端末側操作部を含み、
前記端末側更新手段は、前記端末側操作部からの前記操作を示す操作情報に基づき、前記ペット情報を更新する、
携帯型端末装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかに記載の前記携帯型端末装置および前記他の携帯型端末装置の少なくとも一方に情報を提供する情報提供管理装置であって、
前記携帯型端末装置および前記他の携帯型端末装置と情報を送受信する提供側送受信手段と、
所定のイベントが発生したかどうかを判定する提供側判定手段と、
を含み、
前記提供側送受信手段は、前記提供側判定手段によって前記所定のイベントが発生したと判定された場合、前記ペット情報が記憶されている携帯型端末装置から前記ペット情報を受信し、当該ペット情報を含むペット関連情報を前記携帯型端末装置および前記他の携帯型端末装置の少なくとも一方へ向け送信する、
情報提供管理装置。
【請求項5】
請求項2、または、請求項2に従属する請求項3、のいずれかに従属する請求項4において、
各携帯型端末装置のユーザーを管理するための提供側ユーザーデータを記憶する提供側記憶手段と、
前記提供側ユーザーデータを更新する提供側更新手段と、
を含み、
前記提供側送受信手段は、前記通知情報を受信し、
前記提供側更新手段は、前記通知情報に基づき、前記ペット情報の所在が分かるように、前記提供側ユーザーデータを更新し、
前記提供側送受信手段は、前記提供側ユーザーデータに基づき、前記ペット情報が記憶されている携帯型端末装置を判別する、
情報提供管理装置。
【請求項6】
無線通信により他の携帯型端末装置と情報をやりとりする端末側送受信手段と、仮想ペットに関連したペット情報を記憶可能な端末側記憶手段と、を含む携帯型端末装置の有するコンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
前記端末側送受信手段からの情報に基づき、前記他の携帯型端末装置との無線通信が可能であって、前記ペット情報が前記端末側記憶手段に記憶されており、かつ、前記他の携帯型端末装置に前記ペット情報が記憶されていないという情報提供条件を満たすかどうかを判定する端末側判定手段と、
前記ペット情報を更新する端末側更新手段と、
前記端末側送受信手段を制御する端末側制御手段として前記コンピュータを機能させ、
前記端末側判定手段によって前記情報提供条件を満たすと判定された場合、
前記端末側制御手段は、前記端末側送受信手段に対し、前記ペット情報を前記他の携帯型端末装置に送信させる制御を行い、
前記端末側更新手段は、前記端末側記憶手段に記憶された当該ペット情報を消去する、
プログラム。
【請求項7】
請求項1〜3のいずれかに記載の前記携帯型端末装置および前記他の携帯型端末装置の少なくとも一方に情報を提供する提供側送受信手段を含む情報提供管理装置の有するコンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
所定のイベントが発生したかどうかを判定する提供側判定手段と、
前記提供側送受信手段を制御する提供側制御手段として前記コンピュータを機能させ、
前記提供側制御手段は、前記提供側送受信手段に対し、前記提供側判定手段によって前記所定のイベントが発生したと判定された場合、前記ペット情報が記憶されている携帯型端末装置から前記ペット情報を受信させ、当該ペット情報を含むペット関連情報を前記携帯型端末装置および前記他の携帯型端末装置の少なくとも一方へ向け送信させる、
プログラム。
【請求項8】
請求項6または請求項7に記載の前記コンピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体であって、請求項6または請求項7に記載のプログラムを記憶した情報記憶媒体。
【請求項9】
複数の携帯型端末装置の間で無線通信により情報をやりとりする情報提供方法において、
各携帯型端末装置は、
仮想ペットに関連したペット情報を記憶可能な端末側記憶手段と、
端末側送受信手段と、
当該端末側送受信手段からの情報に基づき、他の携帯型端末装置との無線通信が可能であって、前記ペット情報が前記端末側記憶手段に記憶されており、かつ、前記他の携帯型端末装置に前記ペット情報が記憶されていないという情報提供条件を満たすかどうかを判定する端末側判定手段と、
前記ペット情報を更新する端末側更新手段と、
を含み、
前記端末側判定手段によって前記情報提供条件を満たすと判定された場合、
前記端末側送受信手段は、前記ペット情報を前記他の携帯型端末装置に送信し、
前記端末側更新手段は、前記端末側記憶手段に記憶された当該ペット情報を消去する、
情報提供方法。
【請求項10】
無線通信可能な複数の携帯型端末装置と、情報提供管理装置との間で情報をやりとりする情報提供方法においいて、
各携帯型端末装置は、
仮想ペットに関連したペット情報を記憶可能な端末側記憶手段と、
端末側送受信手段と、
当該端末側送受信手段からの情報に基づき、他の携帯型端末装置との無線通信が可能であって、前記ペット情報が前記端末側記憶手段に記憶されており、かつ、前記他の携帯型端末装置に前記ペット情報が記憶されていないという情報提供条件を満たすかどうかを判定する端末側判定手段と、
前記ペット情報を更新する端末側更新手段と、
を含み、
前記情報提供管理装置は、
各携帯型端末装置と情報を送受信する提供側送受信手段と、
所定のイベントが発生したかどうかを判定する提供側判定手段と、
各携帯型端末装置のユーザーを管理するための提供側ユーザーデータを記憶する提供側記憶手段と、
前記提供側ユーザーデータを更新する提供側更新手段と、
を含み、
前記端末側送受信手段は、前記他の携帯型端末装置から前記ペット情報を受信すると、前記ペット情報を受信した旨を示す通知情報を情報提供管理装置へ向け送信し、
前記端末側更新手段は、前記端末側送受信手段によって受信された前記ペット情報を前記端末側記憶手段に記憶し、
前記提供側送受信手段は、前記通知情報を受信し、
前記提供側更新手段は、前記通知情報に基づき、前記ペット情報の所在が分かるように、前記提供側ユーザーデータを更新し、
前記提供側送受信手段は、
前記提供側判定手段によって前記所定のイベントが発生したと判定された場合、前記提供側ユーザーデータに基づき、前記ペット情報が記憶されている携帯型端末装置を判別し、
当該携帯型端末装置から前記ペット情報を受信し、
当該ペット情報を含むペット関連情報を各携帯型端末装置へ向け送信する、
情報提供方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2011−66918(P2011−66918A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−242199(P2010−242199)
【出願日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【分割の表示】特願2001−261496(P2001−261496)の分割
【原出願日】平成13年8月30日(2001.8.30)
【出願人】(000134855)株式会社バンダイナムコゲームス (1,157)
【Fターム(参考)】