説明

携帯用蓋型給湯器

【課題】電気やガスなどの生活インフラの断たれた災害時や、アウトドアでの簡易的な入浴用温水の確保。また、温泉付き別荘地などの湯温が低いが通常の給湯器が使用できない温泉水の簡易加熱。
【解決手段】本発明は、蓋の下に熱交換器を設置し、湯を沸かした鍋やフライパンなどに装着することで温水を作成し、導入する水の水圧を利用し供給することで簡易的な入浴用温水を確保する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、災害時やアウトドアで簡易入浴に使用する携帯用蓋型給湯器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の入浴用給湯器はガスや灯油などを燃料とし、安全面からも大型で据え置きの給湯器が使われている。また、加熱に時間がかかるが電力を利用した携帯用保温ヒーターもある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
電気やガスなどの生活インフラの断たれた災害時や、アウトドアでの簡易的な入浴用温水の確保。
【0004】
温泉付き別荘地などの湯温が低いが通常の給湯器が使用できない温泉水の簡易加熱。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、蓋の下に熱交換器を設置し、湯を沸かした鍋やフライパンなどに装着することで温水を作成し、導入する水の水圧を利用し供給する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、この様な従来の給湯器が有していた問題を解決しようとするものであり、熱源を問わず携帯性に優れ、水が確保できる環境であれば給湯が行える給湯器を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】携帯用蓋型給湯器の実施方法を示した説明図である。
【産業上の利用可能性】
【0008】
源泉温度が高い温泉から簡易的に熱水を取りだす用途にも適用できる。
【符号の説明】
【0009】
1 蓋本体
2 導入部ジョイント。水道からのホースなどを接続
3 供給部ジョイント。ドラム缶などの簡易浴槽へ接続
4 熱交換チューブなどを巻き付けた熱交換器。先端がそれぞれ2と3と接続
5 鍋やフライパンなどで熱水を作成。携帯用蓋型給湯器の熱交換器部を浸して利用

【特許請求の範囲】
【請求項1】
蓋と熱交換器が一体となった給湯器

【図1】
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【公開番号】特開2013−92359(P2013−92359A)
【公開日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2012−274017(P2012−274017)
【出願日】平成24年11月28日(2012.11.28)
【出願人】(512323125)
【Fターム(参考)】