説明

撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタ

【課題】撚りコードの撚りを崩すことなくゴムシート材料を良好に切断することができる撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタを供する。
【解決手段】先端縁の突刺刃(2T)と側縁の切裂刃(2S,3S)とを備えるカッタであって、撚りコード入りゴムシート材料(50)に突刺刃(2T)で突き刺し、切裂刃(2S,3S)で切り裂いて、ゴムシート材料(50)を切断する撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタにおいて、突刺刃(2T)の湾曲した先端縁の曲率半径Rcが、撚りコード(51)を構成する撚られて略螺旋状に湾曲したワイヤ(52)の曲率半径Rwより大きい撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、多数本のワイヤを撚って構成した撚りコードが間隔を存して平行に埋設された撚りコード入りゴムシート材料をコードに沿って切断する撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタに関する。
【背景技術】
【0002】
コード入りゴムシート材料を切断するに際して、ゴムシート内部に埋設されたコードが切断により露出しないようにコードとコードの間を切断することが、例えば空気入りタイヤ等に構成材料として使用される場合に品質を維持するために要求される。
【0003】
ゴムシート内部のコードは、製造時の誤差により常に等間隔に真っ直ぐ埋設されているとは限らず、またゴムシート自体が変形し易く、ゴムシートの変形に伴い中に埋設されたコードも変形していたりすることがある。
このようなコード入りゴムシート材料を、コードが露出しはみ出したり切断されたりしないようにコードとコードの間をコードに沿って切断する必要がある。
そのために、本出願人は先に出願した例がある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−75951号公報
【0005】
特許文献1には、先端縁の突刺刃と側縁の切裂刃とを備えるカッタ刃片と側縁の切裂刃を備えるカッタ刃片が互いに切裂刃を反対方向に向けて接合し一体となってコード入りゴムシート材料の幅方向中央部に突き刺さり、離隔して互いに離れることでゴムシート材料を切断するカッタであって、一対のカッタ刃片は、厚みが0.5mm〜2.0mmであり、一方のカッタ刃片の突刺刃は、くの字状に屈曲して先細に突出した先端縁に形成され、その屈曲角度が90度〜120度で先端縁屈曲部の曲率半径が2〜6mmの円弧をなし、諸刃の両切刃面の互いのなす角度が40度〜80度であり、刃先の曲率半径が1mm以下の丸みを持つカッタが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、突刺刃が先端縁屈曲部を曲率半径2〜6mmとしているが、ゴムシート材料に埋設されるコードが多数本のワイヤを撚って構成した撚りコードであると、撚りコードを構成する撚られて略螺旋状に湾曲したワイヤの曲率半径は、少なくとも15mm以上あり、よってワイヤの曲率半径より小さい曲率半径の突刺刃は、撚りコードの撚りの中に容易に入り込んで、撚りを崩してワイヤをはみ出させたり、カット不良を生じさせる可能性がある。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、撚りコードの撚りを崩すことなくゴムシート材料を良好に切断することができる撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタを供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、
先端縁の突刺刃と側縁の切裂刃とを備えるカッタであって、撚りコード入りゴムシート材料に前記突刺刃で突き刺し、前記切裂刃で切り裂いて、ゴムシート材料を切断する撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタにおいて、
前記突刺刃の湾曲した先端縁の曲率半径Rcが、前記撚りコードを構成する撚られて略螺旋状に湾曲したワイヤの曲率半径Rwより大きいことを特徴とする撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタである。
【0009】
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタにおいて、
前記突刺刃の幅長Wcは、前記撚られたワイヤの撚りピッチPwよりも大きいことを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、
請求項1または請求項2記載の撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタにおいて、
前記突刺刃の曲率半径Rcは、ワイヤの曲率半径Rwに15mm以下の所要長さrを加算した長さRw+rよりも小さいことを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、
請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタにおいて、
前記カッタの厚みDcは、前記ゴムシート材料に埋設された撚りコードの配列ピッチPcdより小さいことを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明は、
請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタにおいて、
前記カッタは、前記突刺刃と前記切裂刃を備えるカッタ刃片と前記切裂刃を備えるカッタ刃片が互いに両切裂刃を反対方向に向けて接合し一体となってゴムシート材料の幅方向中央部に突き刺さり、離隔して互いに離れることでゴムシート材料を切断する一対のカッタ刃片からなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1記載の撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタによれば、突刺刃の湾曲した先端縁の曲率半径Rcが、撚りコードを構成する撚られて略螺旋状に湾曲したワイヤの曲率半径Rwより大きいので、突刺刃が撚りコード入りゴムシート材料に突き刺さるときに、撚りコードの撚りの中に入り込むことがなく、よって撚りを崩すことなく、撚りコードを避けて突き刺すことができ、撚りを崩してワイヤをはみ出させたりすることなく、撚りコード入りゴムシート材料を良好に切断することができる。
【0014】
請求項2記載の撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタによれば、突刺刃の幅長Wcが、撚られたワイヤの撚りピッチPwよりも大きいので、益々突刺刃が撚りコードの撚りの中に入り込むことがなく、撚りを崩すことを確実に避けることができる。
【0015】
請求項3記載の撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタによれば、突刺刃の曲率半径Rcは、ワイヤの曲率半径Rwに15mm以下の所要長さrを加算した長さRw+rよりも小さいので、突刺刃の曲率半径RcがRw+15より大きいことによりゴムシート材料に突き刺すときの切れ味が悪くなるのを防止することができる。
【0016】
請求項4記載の撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタによれば、カッタの厚みDcは、ゴムシート材料に埋設された撚りコードの配列ピッチPcdより小さいので、ゴムシート材料のコードとコードの間を良好に切断することができる。
【0017】
請求項5記載の撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタによれば、前記カッタは、前記突刺刃と前記切裂刃を備えるカッタ刃片と前記切裂刃を備えるカッタ刃片が互いに両切裂刃を反対方向に向けて接合し一体となってゴムシート材料の幅方向中央部に突き刺さり、離隔して互いに離れることでゴムシート材料を切断する一対のカッタ刃片からなるので、撚りコード入りゴムシート材料を効率良くかつ良好に切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施の形態に係るカッタの拡大正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】同カッタを使用した切断装置の保持具および撚りコード入りゴムシート材料の斜視図である。
【図4】撚りコードの構成を説明するための説明図である。
【図5】同カッタによる撚りコード入りゴムシート材料の切断を開始する直前の正面図と側面図である。
【図6】同カッタによる突き刺し直後の正面図と側面図である。
【図7】同カッタによる切断時の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明に係る一実施の形態について図1ないし図7に基づいて説明する。
本実施の形態に係るコード入りゴムシート材料50を切断するカッタ1の拡大正面図を図1に、同側面図を図2に示す。
カッタ1は、鋼材の厚さDcが1.5mmの左右一対のカッタ刃片2,3からなる。
なお、カッタ1の厚み方向と直角水平方向を左右方向とする。
カッタ刃片2,3の厚さDcは、0.5mm〜2.0mmが好ましい。
【0020】
一方のカッタ刃片2は、突き刺し刃2Tが先端縁に(図1で格子ハッチで示す)、切裂刃2Sが側縁に形成されており、他方のカッタ刃片3は、切裂刃3Sが側縁に形成されている(図1で斜線ハッチで示す)。
両カッタ刃片2,3は、互いに切裂刃2S,3Sを反対方向に向けて接合して図1に示す形状をなして一体となる。
【0021】
カッタ刃片2,3の互いに対称に形成される切裂刃2S,3Sは、くの字状に屈曲して凹んだ側縁に曲率半径が4mm程度の円弧をなして形成されている。
カッタ刃片3は、この切裂刃3Sのみを備え、他方のカッタ刃片2は切裂刃2Sのほか突刺刃2Tをともに備えている。
【0022】
このカッタ刃片2の突刺刃2Tは、カッタ刃片3と接合した状態で左右のくの字状に屈曲して凹んだ切裂刃2S,3Sのくびれ部から下方に扇状に展開した扇状下端部の円弧状の先端縁に形成されている。
【0023】
カッタ刃片2の突刺刃2Tは、切裂刃2S,3Sの中央のカッタ刃片2,3の合せ面を中心に左右に対称に展開している。
本突刺刃2Tの円弧状先端縁の曲率半径Rcは30mmであり、その左右幅長Wcは20mmである。
突刺刃2Tの刃先は曲率半径1mmの丸みを持つ丸刃である。
【0024】
以上のような形状をしたカッタ刃片2,3によりコード入りゴムシート材料50が切断される。
カッタ刃片2,3は、例えば図3に示すような切断装置10の左右一対の保持具11,21に取付けられて使用される。
【0025】
保持具11(12)は、左右への移動とともに上下の昇降が可能な移動台12(22)が先端をコ字状に形成されて設けられ、その先端の前後側部12a,12b(22a,22b)間に2本平行な案内軸13,14(23,24)が架設され、同案内軸13,14(23,24)に貫通されてスライダ15(25)が前後に摺動自在に支持されている。
一方のスライダ15に突設された支持板16にカッタ刃片2が上端部をねじ止めされて下方に垂下し、他方の,スライダ25に突設された支持板26にカッタ刃片3が上端部をねじ止めされて下方に垂下して取り付けられる。
【0026】
一方、ゴムシート材料50は、帯状をしていて内部に撚りコード51が左右幅方向に指向して略等間隔(配列ピッチPcd)に平行に埋設されている。
カッタ刃片2,3の厚さDcは、配列ピッチPcdより小さい(Dc<Pcd)。
図4を参照して、撚りコード51は、多数本のスチールまたは樹脂製のワイヤ52が撚り合わされて構成されている。
【0027】
図4には、撚りコード51の1本のワイヤ52を太線で示しており、ワイヤ52は撚り合わされて略螺旋状に湾曲している。
本撚りコード51の略螺旋状に湾曲したワイヤ52の曲率半径Rwは24mmであり、撚りピッチPwは16mmである(図4の太線参照)。
通常、ワイヤ52の曲率半径Rwは15〜35mmである。
【0028】
以上のような撚りコード51を多数本配列して埋設したゴムシート材料50の切断に際しては、図3および図5に示すように、左右の保持具11,21に保持されたカッタ刃片2,3が、互いに押圧接合した状態で、ゴムシート材料50の左右幅方向の中央上方に位置する。
【0029】
そして、保持具11,21の移動台12,22を下降すると、接合し一体となったカッタ刃片2,3はゴムシート材料50に突き刺さる。
突刺刃2Tの曲率半径1mmの丸みを持つ刃先がゴムシート材料50に接触して食い込むときに、突刺刃2Tがある1本の撚りコード51に沿うような位置にあると、突刺刃2Tは、刃先に近い側の撚りコード51からより大きい抵抗を受け、抵抗の弱い方すなわち撚りコード51を避ける方にカッタ刃片2,3がスライダ15の摺動で感度良く移動して食い込むので、撚りコード51を避けて突き刺さる。
【0030】
また、突刺刃2Tの刃先がゴムシート材料50に接触して食い込むときに、突刺刃2Tが撚りコード51の上方にあっても、突刺刃2Tの湾曲した先端縁の曲率半径Rcは、30mmであり、撚りコード51を構成する撚られて略螺旋状に湾曲したワイヤ52の曲率半径Rwの24mmより大きく(Rc>Rw)、さらに突刺刃の幅長Wcが、20mmで、撚られたワイヤ52の撚りピッチPwの16mmよりも大きい(Wc>Pw)ので、突刺刃2Tが撚りコード51の撚りの中(ワイヤ52,52間)に入り込むことがなく、よって撚りを崩すことなくカッタ刃片2,3が撚りコード51を避ける方に移動して、突刺刃2Tが撚りコード51を避けてゴムシート材料50に突き刺さり、撚りを崩してワイヤ52をはみ出させたりすることを防止することができる。
【0031】
カッタ刃片2,3は、撚りコード51の配列ピッチPcdより小さい厚さDcを有するので、隣合う撚りコード51,51に挟みつけられることなく、ゴムシート材料50に突き刺さって容易に切り込んで円滑に貫通することができる。
カッタ刃片2,3は、図6に示すように、左右の切断刃2S,3Sのくの字状に屈曲した屈曲部がゴムシート材料50に至る深さまで貫通するようにする。
【0032】
そして次に、左右の移動台12,12を、それぞれ左右水平方向に移動して接合していたカッタ刃片2,3を離隔して互いに離れさせると、図7に示すようにカッタ刃片2の切断刃2Sとカッタ刃3の切断刃3Sがゴムシート材料20を切断していく。
【0033】
切断刃2S,3Sは、それぞれ刃先に近い側の撚りコード51からより大きい抵抗を受け、抵抗の弱い方すなわち撚りコード51を避ける方にカッタ刃片2,3がスライダ15の摺動で感度良く移動しながら切断していくので、撚りコード51を削って露出させたり切断したりする不具合を防止することができる。
【0034】
こうして切断されたゴムシート材料20は、切断面に撚りコード51が露出したり、ワイヤ52がはみ出したりしておらず、タイヤの構成部材等として使用されると、製品の品質を高く維持することができる。
本カッタ1を使用して撚りコード入りゴムシート材料50を切断した結果は、撚りコード51の撚りの崩れはなく、ワイヤ52のはみ出しは皆無であった。
【0035】
このように、撚りコード入りゴムシート材料50を良好に切断するためには、突刺刃2Tの湾曲した先端縁の曲率半径Rcが、撚りコード51を構成する撚られて略螺旋状に湾曲したワイヤ52の曲率半径Rwより大きいことが必要である。
【0036】
しかし、突刺刃2Tの曲率半径Rcが大き過ぎても、ゴムシート材料50に突き刺すときの刃の鋭角さがなくなり、ワイヤ52の曲率半径Rwとの関係で切れ味が悪くなるので、突刺刃2Tの曲率半径Rcはワイヤ52の曲率半径Rwに所要長さrを加算した長さRw+rよりも小さくする。
ここに、所要長さrは、15mm以下の長さであり、好ましくは10mm程度である。
【0037】
本実施の形態の場合、所要長さrは10mmで、突刺刃2Tの曲率半径Rcは、30mmであり、ワイヤ52の曲率半径Rwに所要長さrを加算した長さ34(=Rw+10=24+10)mmより小さく、突刺刃2Tの曲率半径Rcが39(=Rw+15=24+15)mmを越えることにより刃の鋭角さを失うことがなく、突刺刃2Tは円滑に突き刺し切り込むことができる。
【0038】
実施の形態に係るカッタ1は、突刺刃2Tと切裂刃2Sを備えるカッタ刃片2と切裂刃3Sを備えるカッタ刃片3が互いに両切裂刃2S,3Sを反対方向に向けて接合し一体となってゴムシート材料50の幅方向中央部に突き刺さり、離隔して互いに離れることでゴムシート材料50を切断する一対のカッタ刃片2,3からなるので、撚りコード入りゴムシート材料50を効率良くかつ良好に切断することができる。
【符号の説明】
【0039】
1…カッタ、2…カッタ刃片、2S…切裂刃、2T…突刺刃、3…カッタ刃片、3S…切裂刃、
10…切断装置、
11…保持具、12…移動台、13,14…案内軸、15…スライダ、16…支持板、
21…保持具、22…移動台、23,24…案内軸、25…スライダ、26…支持板、
50…撚りコード入りゴムシート材料、51…撚りコード、52…ワイヤ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端縁の突刺刃と側縁の切裂刃とを備えるカッタであって、撚りコード入りゴムシート材料に前記突刺刃で突き刺し、前記切裂刃で切り裂いて、ゴムシート材料を切断する撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタにおいて、
前記突刺刃の湾曲した先端縁の曲率半径Rcが、前記撚りコードを構成する撚られて略螺旋状に湾曲したワイヤの曲率半径Rwより大きいことを特徴とする撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタ。
【請求項2】
前記突刺刃の幅長Wcは、前記撚られたワイヤの撚りピッチPwよりも大きいことを特徴とする請求項1記載の撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタ。
【請求項3】
前記突刺刃の曲率半径Rcは、ワイヤの曲率半径Rwに15mm以下の所要長さrを加算した長さRw+rよりも小さいことを特徴とする請求項1または請求項2記載の撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタ。
【請求項4】
前記カッタの厚みDcは、前記ゴムシート材料に埋設された撚りコードの配列ピッチPcdより小さいことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタ。
【請求項5】
前記カッタは、前記突刺刃と前記切裂刃を備えるカッタ刃片と前記切裂刃を備えるカッタ刃片が互いに両切裂刃を反対方向に向けて接合し一体となってゴムシート材料の幅方向中央部に突き刺さり、離隔して互いに離れることでゴムシート材料を切断する一対のカッタ刃片からなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の撚りコード入りゴムシート材料切断用カッタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−86224(P2013−86224A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−230416(P2011−230416)
【出願日】平成23年10月20日(2011.10.20)
【出願人】(000005278)株式会社ブリヂストン (11,469)
【Fターム(参考)】