説明

操作入力装置及び操作入力方法

【課題】操作タイムアウト処理に優れた操作入力装置を提供すること。
【解決手段】操作入力装置は、記憶手段と、検出手段と、処理手段とを備える。前記記憶手段は、操作入力画面表示中の操作タイムアウト判定のための上限時間と前記上限時間より短い第1の操作タイムアウト判定時間とを記憶する。前記検出手段は、無操作時間を検出する。前記処理手段は、前記第1の操作タイムアウト判定時間及び前記検出された無操作時間に基づき第1の操作タイムアウトを検出した場合、前記第1の操作タイムアウト判定時間を前記第1の操作タイムアウト判定時間より長く且つ前記上限時間以下の第2の操作タイムアウト判定時間へ更新する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、無操作時間に基づき操作タイムアウトを検出する操作入力装置及び操作入力方法に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、金融機関等に設置される自動取引装置等の端末装置は、無操作時間が操作タイムアウト判定時間に達した場合に、操作入力画面を初期画面へ戻すタイムアウト処理を実行する。
【0003】
また、端末装置は、操作タイムアウト判定時間までの残り時間が所定時間になった場合に、操作時間延長キーと、操作タイムアウト判定時間に到達するまでの残り時間とを表示することができる。つまり、端末装置は、顧客へ操作タイムアウト判定時間に到達するまでの残り時間を知らせるとともに、操作時間延長キー押下に対応して操作タイムアウト判定時間に到達するまでの残り時間を加算し、操作時間を延長することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−156885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
端末装置に設定された操作タイムアウト判定時間が固定されていると、端末装置の操作に不慣れなオペレータが端末装置を操作した場合に、操作タイムアウトが頻発することがある。
【0006】
また、端末装置に設定された操作タイムアウト判定時間を無条件に延長することを認めると、タイムアウトにすべき無操作時間が続いても、タイムアウトにならず、操作入力画面表示の内容が第三者に見られてしまうことがある。
【0007】
また、操作時間延長キーを介して操作タイムアウト判定時間を延長する場合、キー入力操作が必要となり、オペレータの負担が増加する。
【0008】
本発明の目的は、操作タイムアウト処理に優れた操作入力装置及び操作入力方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態の操作入力装置は、記憶手段と、検出手段と、処理手段とを備える。前記記憶手段は、操作入力画面表示中の操作タイムアウト判定のための上限時間と前記上限時間より短い第1の操作タイムアウト判定時間とを記憶する。前記検出手段は、無操作時間を検出する。前記処理手段は、前記第1の操作タイムアウト判定時間及び前記検出された無操作時間に基づき第1の操作タイムアウトを検出した場合、操作タイムアウト警告情報を出力し、前記第1の操作タイムアウト判定時間を前記第1の操作タイムアウト判定時間より長く且つ前記上限時間以下の第2の操作タイムアウト判定時間へ更新する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】実施形態に係る端末装置の一例を示す図である。
【図2】実施形態に係る初期設定画面の一例を示す図である。
【図3】実施形態に係る表示部の画面表示の遷移の一例を示す図である。
【図4】実施形態に係る操作タイムアウト処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
【0012】
図1は、実施形態に係る端末装置の一例を示す図である。図1に示す端末装置は、例えば、金融機関等に設置される自動取引装置である。図1に示すように、端末装置は、制御部1、操作部2、表示部3、記憶部4を備える。端末装置は、例えば、操作タイムアウト処理により操作タイムアウト値(操作タイムアウト判定時間)を自動延長することができる。以下、端末装置による操作タイムアウト処理について詳細に説明する。
【0013】
制御部1は、端末装置を統括制御する。例えば、制御部1は、操作タイムアウト処理の実行を制御する。そのために、制御部1は、無操作時間を検出したり、操作タイムアウトを検出(判定)したりする。さらに、制御部1は、操作入力又は操作タイムアウトの検出に対応して、画面更新(画面遷移)を制御する。表示部3は、例えば液晶ディスプレイにより構成され、初期画面を表示したり、次画面を表示したりする。なお、初期画面及び次画面は、GUI(graphical user interface)を備える。操作部2は、例えばタッチパネルにより構成され、表示部3(液晶ディスプレイ)と組み合わせて配置される。タッチパネルは、各種ボタンを備える。
【0014】
記憶部4は、操作入力画面(後述の次画面D1〜D5)表示中の操作タイムアウト判定のための上限値(上限時間)を記憶する。さらに、記憶部4は、上限値より小さいタイムアウト初期値(第1の操作タイムアウト判定時間)を記憶する。さらに記憶部4は、タイムアウト初期値がタイムアウト更新値(第1の操作タイムアウト判定時間より長く且つ上限値以下の第2の操作タイムアウト判定時間)へ更新された場合、タイムアウト更新値を記憶する。さらに、記憶部4は、初期画面(後述の初期画面D0)表示中の操作タイムアウトを判定するための初期画面用のタイムアウト値(操作タイムアウト判定時間)を記憶する。
【0015】
最初に、端末装置の初期設定ついて説明する。
【0016】
係員は、操作部2から初期設定画面表示を指示する。これに対応して、端末装置の表示部3は、例えば図2に示すような初期設定画面を表示する。
【0017】
図2に示すように、初期設定画面は、音量、タイムアウト初期値(操作タイムアウト時間)、タイムアウト上限値(上限時間)、タイムアウト増加幅、警告表示時間、機械No、ボタンの大きさ、キー入力音のON又はOFFの設定を受け付けることができる。
【0018】
例えば、初期設定画面において、以下のようなデフォルト設定がなされる。
【0019】
音量:MaxとMinの中間
タイムアウト初期値:10秒
タイムアウト上限値:30秒
タイムアウト増加幅:5秒
警告表示時間:5秒
機械No:01
ボタンの大きさ:中
キー入力音:ON
次に、図3を参照して、表示部3の画面表示の遷移及びタイムアウト処理について説明する。
【0020】
(初期画面出力中の動作)
最初に、端末装置の表示部1は、初期画面D0を表示する。初期画面D0は、例えば、ボタンB1を含む。
【0021】
操作部2を介して、初期画面D0にて必要項目が入力された後、さらに、操作部2が、ボタンB1の押下(選択)を検出すると、制御部1は、初期画面D0を画面D1へ更新(遷移)する。画面D1は、ボタンB10、ボタンB11を含む。
【0022】
操作部2が、ボタン1の押下(選択)を検出しなければ、制御部1は、初期画面の表示を継続し、無操作時間が初期画面用のタイムアウト値に達したことを検出すると、つまり操作タイムアウトを検出すると、初期画面D0に入力された入力項目を削除する。
【0023】
(画面D1出力中の基本動作)
画面D1出力中に、操作部2が、ボタンB10の押下(選択)を検出すると、制御部1は、画面D1を画面D2へ更新(遷移)する。画面D2は、ボタンB20、ボタンB21を含む。
【0024】
また、操作部2が、ボタンB11の押下(選択)を検出すると、制御部1は、画面D1を画面D3へ更新(遷移)する。画面D3は、ボタンB30を含む。
【0025】
(画面D2出力中の基本動作)
画面D2出力中に、操作部2が、ボタンB20の押下(選択)を検出すると、制御部1は、画面D2を画面D5へ更新(遷移)する。画面D5は、ボタンB50を含む。
【0026】
また、操作部2が、ボタンB21の押下(選択)を検出すると、制御部1は、画面D2を画面D4へ更新(遷移)する。画面D4は、ボタンB40を含む。
【0027】
(画面D3出力中の基本動作)
画面D3出力中に、操作部2が、ボタンB30の押下(選択)を検出すると、制御部1は、画面D3を画面D4へ更新(遷移)する。画面D4は、ボタンB40を含む。
【0028】
(画面D4出力中の基本動作)
画面D4出力中に、操作部2が、ボタンB40の押下(選択)を検出すると、制御部1は、画面Dを画面D5へ更新(遷移)する。
【0029】
(画面D5出力中の基本動作)
画面D5出力中に、操作部2が、ボタンB50の押下(選択)を検出すると、制御部1は、取引終了として、画面5を初期画面D0へ更新(遷移)する。
【0030】
(画面D1〜D5出力中のタイムアウト発生時の動作)
制御部1は、無操作時間を監視する。例えば、画面D1〜D5の何れかの画面出力中に、制御部1は、無操作時間がタイムアウト初期値に達したことを検出すると、つまり、タイムアウトの発生を検出すると、警告表示時間に基づき警告画面D10を表示し、現在出力中の画面を初期画面D0へ戻す。例えば、警告表示時間5秒が設定されている場合には、制御部1は、警告画面D10を5秒間表示し、警告画面D10を初期画面D0へ更新する。
【0031】
さらに、制御部1は、現在設定されているタイムアウト初期値が上限値に達していない場合に、タイムアウト増加幅に基づき現在設定されているタイムアウト初期値を第1のタイムアウト更新値へ更新する。例えば、タイムアウト初期値10秒、上限値30秒、タイムアウト増加幅5秒が設定されている場合には、制御部1は、タイムアウト初期値10秒にタイムアウト増加幅5秒を加算し、第1のタイムアウト更新値15秒を算出し、タイムアウト初期値10秒を第1のタイムアウト更新値15秒へ更新する。言い換えれば、タイムアウト初期値が自動的に延長される。
【0032】
また、制御部1は、タイムアウト初期値を第1のタイムアウト更新値へ更新した後は、画面D1〜D5の何れかの画面出力中において、無操作時間が第1のタイムアウト更新値に達したことを検出すると、タイムアウトの発生を検出し、警告表示時間に基づき警告画面D10を表示し、現在出力中の画面を初期画面へ戻す。
【0033】
さらに、制御部1は、現在設定されている第1のタイムアウト更新値が上限値に達していない場合に、タイムアウト増加幅に基づき現在設定されている第1のタイムアウト更新値を第2のタイムアウト更新値へ更新する。例えば、第1のタイムアウト更新値15秒、上限値30秒、タイムアウト増加幅5秒が設定されている場合には、制御部1は、第1のタイムアウト更新値15秒にタイムアウト増加幅5秒を加算し、第2のタイムアウト更新値20秒を算出し、第1のタイムアウト更新値15秒を第2のタイムアウト更新値20秒へ更新する。言い換えれば、第1のタイムアウト更新値が自動的に延長される。
【0034】
また、制御部1は、初期画面出力中において、無操作時間が初期画面用のタイムアウト値に達したことを検出すると、つまり、初期画面出力中のタイムアウトの発生を検出すると、初期画面D0に入力された入力項目を削除し、第1又は第2のタイムアウト更新値をタイムアウト初期値へ戻す。つまり、制御部1は、初期画面出力中にタイムアウトの発生を検出すると、画面D1〜D5のタイムアウト判定用に更新された第1又は第2のタイムアウト更新値を初期化する。
【0035】
次に、図4を参照して、表示部3の画面表示の遷移及び操作タイムアウト処理について説明する。
【0036】
端末装置の制御部1は、取引開始に対応して、初期画面D0の表示を制御し、これに対応して、表示部3は、初期画面D0を表示する(ST11)。制御部1は、無操作時間と初期画面用のタイムアウト値とを比較し、操作タイムアウトの発生を監視する(ST12)。制御部1は、無操作時間が初期画面用のタイムアウト値に達したことを検出すると、つまり操作タイムアウトを検出すると(ST12、YES)、次画面D1〜D5用のタイムアウト更新値を初期化し(ST14)、警告表示時間に基づき警告画面D10の表示を制御する。これに対応して、表示部3は、警告面D10を表示する(ST15)。制御部1は、警告表示時間の経過に基づき(ST16、YES)、警告画面D10を初期画面D0へ更新する。これに対応して、表示部3は、初期画面D0を表示する(ST11)。制御部1は、無操作時間が初期画面用のタイムアウト値に達する前にボタン操作を検出すると(ST12、NO)(ST13、YES)、初期画面D0を次画面D1へ更新する。これに対応して、表示部3は、次画面D1を表示する(ST21)。
【0037】
制御部1は、無操作時間とタイムアウト初期値とを比較し、操作タイムアウトの発生を監視する(ST22)。制御部1は、無操作時間がタイムアウト初期値に達したことを検出すると、つまり操作タイムアウトを検出すると(ST22、YES)、現在設定されているタイムアウト初期値が上限値に達していない場合に(ST26、YES)、タイムアウト増加幅に基づき現在設定されているタイムアウト初期値を増加する(ST27)。例えば、タイムアウト初期値10秒、上限値30秒、タイムアウト増加幅5秒が設定されている場合には、制御部1は、タイムアウト初期値10秒に5秒加算し、第1のタイムアウト更新値15秒を設定する。
【0038】
さらに、制御部1は、警告表示時間に基づき警告画面D10の表示を制御する。これに対応して、表示部3は、警告面D10を表示する(ST28)。制御部1は、警告表示時間の経過に基づき(ST29、YES)、警告画面D10を初期画面D0へ更新する。これに対応して、表示部3は、初期画面D0を表示する(ST11)。
【0039】
この場合、制御部1が、無操作時間が初期画面用のタイムアウト値に達したことを検出すると、つまり操作タイムアウトを検出すると(ST12、YES)、次画面D1〜D5用の第1のタイムアウト更新値を初期化する(ST14)。つまり、制御部1は、第1のタイムアウト更新値に替えてタイムアウト初期値を設定する。また、制御部1が、無操作時間が初期画面用のタイムアウト値に達する前にボタン操作を検出すると(ST12、NO)(ST13、YES)、初期画面D0を次画面D1へ更新する。これに対応して、表示部3は、次画面D1を表示する(ST21)。この場合、制御部1は、無操作時間と第1のタイムアウト更新値とを比較し、操作タイムアウトの発生を監視する(ST22)。
【0040】
制御部1は、無操作時間が初期画面用のタイムアウト値に達する前にボタン操作を検出すると(ST22、NO)(ST24、YES)、例えば、次画面D1を次画面D2へ更新したり、次画面D1を次画面D3へ更新したり、次画面D2を次画面D4へ更新したり、次画面D2を次画面D5へ更新したり、次画面D3を次画面D4へ更新したりする(ST21)。
【0041】
第1のタイムアウト更新値が設定された状態では、制御部1は、無操作時間と第1のタイムアウト更新値とを比較し、操作タイムアウトの発生を監視する(ST22)。制御部1は、無操作時間が第1のタイムアウト更新値に達したことを検出すると、つまり操作タイムアウトを検出すると(ST22、YES)、現在設定されている第1のタイムアウト更新値が上限値に達していない場合に(ST26、YES)、タイムアウト増加幅に基づき現在設定されている第1のタイムアウト更新値を増加する(ST27)。例えば、第1のタイムアウト更新値15秒、上限値30秒、タイムアウト増加幅5秒が設定されている場合には、制御部1は、第1のタイムアウト更新値15秒に5秒加算し、第2のタイムアウト更新値20秒を設定する。
【0042】
さらに、制御部1は、警告表示時間に基づき警告画面D10の表示を制御する。これに対応して、表示部3は、警告面D10を表示する(ST28)。制御部1は、警告表示時間の経過に基づき(ST29、YES)、警告画面D10を初期画面D0へ更新する。これに対応して、表示部3は、初期画面D0を表示する(ST11)。
【0043】
この場合、制御部1が、無操作時間が初期画面用のタイムアウト値に達したことを検出すると、つまり操作タイムアウトを検出すると(ST12、YES)、次画面D1〜D5用の第2のタイムアウト更新値を初期化する(ST14)。つまり、制御部1は、第2のタイムアウト更新値に替えてタイムアウト初期値を設定する。また、制御部1が、無操作時間が初期画面用のタイムアウト値に達する前にボタン操作を検出すると(ST12、NO)(ST13、YES)、初期画面D0を次画面D1へ更新する。これに対応して、表示部3は、次画面D1を表示する(ST21)。この場合、制御部1は、無操作時間と第2のタイムアウト更新値とを比較し、操作タイムアウトの発生を監視する(ST22)。
【0044】
制御部1は、全処理終了に対応して、現在設定されている第1のタイムアウト更新値又は第2のタイムアウト更新値をタイムアウト初期値へ戻す。つまり、制御部1は、全処理終了に対応して、第1又は第2のタイムアウト更新値を初期化する。(ST25)。
【0045】
なお、上記した端末装置は、人感センサと組み合わせて、タイムアウト処理を実行することもできる。例えば、端末装置が、人感センサからの出力に基づき、オペレータが不在になったことを検出すると、無操作時間がタイムアウト値、タイムアウト初期値、タイムアウト更新値に達していなくても、タイムアウトと判定してもよい。
【0046】
なお、上記した端末装置は、タイムアウトの発生に応じて警告画面を表示する代わりに、タイムアウトの発生の所定時間前(例えば10秒前)にタイムアウト確定までのカウントダウン画面を表示するようにしてもよい。
【0047】
以上説明したように、本実施形態の端末装置は、操作タイムアウトの発生に対応して、操作タイムアウト値を自動延長することができる。つまり、端末装置は、オペレータの熟練度等に応じて、操作タイムアウト値を自動延長することができる。また、端末装置は、操作タイムアウトの発生に対応して、警告画面を表示し、所定時間経過後に警告画面を自動消去することができる。これにより、オペレータの過剰なタイムアウト時間の意識による誤入力の誘発を防ぎ操作性の向上を図ることができる。
【0048】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0049】
1…制御部、2…操作部、3…表示部、4…記憶部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作入力画面表示中の操作タイムアウト判定のための上限時間と前記上限時間より短い第1の操作タイムアウト判定時間とを記憶する記憶手段と、
無操作時間を検出する検出手段と、
前記第1の操作タイムアウト判定時間及び前記検出された無操作時間に基づき第1の操作タイムアウトを検出した場合、前記第1の操作タイムアウト判定時間を前記第1の操作タイムアウト判定時間より長く且つ前記上限時間以下の第2の操作タイムアウト判定時間へ更新し、前記第2の操作タイムアウト判定時間への更新後、前記第2の操作タイムアウト判定時間及び前記検出された無操作時間に基づき第2の操作タイムアウトを検出した場合、操作タイムアウト警告情報を出力する処理手段を備えた操作入力装置。
【請求項2】
前記第1の操作タイムアウトの検出に対応して、前記操作入力画面表示を初期画面表示へ切り替える表示制御手段を備えた請求項1記載の操作入力装置。
【請求項3】
前記第2の操作タイムアウトの検出に対応して、前記操作入力画面表示を前記初期画面表示へ切り替える表示制御手段を備えた請求項2記載の操作入力装置。
【請求項4】
前記記憶手段は、前記初期画面表示中の操作タイムアウトを判定するための初期画面用の操作タイムアウト判定時間を記憶する請求項2又は3記載の操作入力装置。
【請求項5】
前記処理手段は、前記第2の操作タイムアウト判定時間への更新後、前記初期画面用の操作タイムアウト判定時間及び前記検出された無操作時間に基づき前記初期画面表示中の操作タイムアウトを検出した場合、前記第2の操作タイムアウト判定時間を前記第1の操作タイムアウト判定時間へ戻す請求項4記載の操作入力装置。
【請求項6】
前記処理手段は、前記第2の操作タイムアウト判定時間への更新後、一連の操作入力が完了した場合、前記第2の操作タイムアウト判定時間を前記第1の操作タイムアウト判定時間へ戻す請求項1乃至5の何れか1項に記載の操作入力装置。
【請求項7】
前記処理手段は、前記操作タイムアウト警告情報を一定期間出力する請求項1乃至6の何れか1項に記載の操作入力装置。
【請求項8】
操作入力画面表示中の操作タイムアウト判定の上限時間より短い第1の操作タイムアウト判定時間と無操作時間の検出とに基づき、第1の操作タイムアウトを検出した場合、前記第1の操作タイムアウト判定時間を前記第1の操作タイムアウト判定時間より長く且つ前記上限時間以下の第2の操作タイムアウト判定時間へ更新し、
前記第2の操作タイムアウト判定時間への更新後、前記第2の操作タイムアウト判定時間及び前記検出された無操作時間に基づき第2の操作タイムアウトを検出した場合、操作タイムアウト警告情報を出力する入力制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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