説明

改良ヘドルフレーム

【課題】側面支柱が長めの耐用寿命を有する改良ヘドルフレームを創ることである。
【解決手段】ヘドルフレーム(1)が、側面支柱(13)を通る駆動ロッド(15)により駆動する。その目的のために、側面支柱(13)はそれぞれ対応するチャネル(19)を有する。駆動ロッド(15)の周囲面(22)と個々のチャネル(19)のチャネル側壁(21)の間の遊びは中間層(24)を有する。中間層は、駆動ロッド(15)の全長又は部分にわたって延びる。中間層(24)は好ましくは、衝撃耐性のある永続的弾性ダンピング材料から成る。僅かに残った遊びにより、力なしで駆動ロッド(15)と中間層(24)をチャネル(19)に導入することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は力織機用ヘドルフレームに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1から、互いに間隔を置いて水平に配置された2つのフレームロッドを有するヘドルフレームが公知である。フレームロッドはそれぞれの垂直側面支柱によってそれぞれの端に連結している。従って、側面支柱とフレームロッドは長方形フレーム、いわゆるヘドルフレームを形成する。ヘドルが着座した保持レールがフレームロッドに保持される。各ヘドルはたて糸が通って延びるはと目を有する。ヘドルフレーム全体を上下に動かすことで、よこ糸が挿入されるべき開口装置(シェッド)が開閉する。側面支柱を通って全体に延びる駆動バーは、ヘドルフレームを動かす働きをする。この目的のために、各側面支柱は中空チャンバーを具備する。中空チャンバーはねじ開口を通って下側端部にアクセスでき、穴を通って上側端部にアクセスできる。駆動ロッドは上側及び下側端部にねじを具備する。それは側面支柱の中空チャンバーを通って延び、雄ねじは側面支柱のねじ穴のねじと係合する。他方の端部は通し穴を通って延びる。それは、通し穴を取り囲む側面支柱の表面で支持されたナットによりロック又はクランプされる。
【0003】
駆動ロッドは連結装置を備えた下側端部に設けられる。連結装置は駆動機構と係合している。ヘドルフレームを変えるために、駆動ロッドが外され、それでヘドルフレームは駆動ロッドと共に力織機から取り外される。連結装置のアクセスは限られている。
【0004】
特許文献2から、ヘドルフレームは上側端部で駆動ロッド又は駆動ケーブルと連結した、駆動ロッドとヘドルフレームとの連結システムが知られている。フックが連結装置として働く。フックの顎は駆動ロッドの対応する外形と確動係合し、他方の端部は側面支柱と連結している。駆動ロッド又は駆動ケーブルは側面支柱における溝状チャネルを通って延びる。
【0005】
前記の全ての装置、特に最後の装置では、駆動ロッドの限られた曲がりが生じる。駆動ロッドに作用する強い圧縮力のために、特に負荷による曲がりが生じる。この力はロッドが伸びる溝又は穴にダメージを与える。従って、このようなダメージがすぐに側面支柱の故障を引き起こし、壊れる。ダメージは、典型的な又はアルミニウムの側面支柱の既に低い疲労強度を減少させる。
【0006】
【特許文献1】EP 0520540 A1
【特許文献2】EP 0467808 A1
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
これを出発点として、本発明の目的は、側面支柱が長めの耐用寿命を有する改良ヘドルフレームを創ることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的は、請求項1の特徴を有するヘドルフレームにより達成される。このヘドルフレームは2本の側面支柱を有する。側面支柱では、中間層が、駆動ロッドと側面支柱の対応するチャネルの間に位置する。中間層は駆動ロッドの横に隣接するスペースを制限し、従って駆動ロッドが圧力負荷により横に曲がるのを防ぎ、駆動ロッドの横振動も防ぐ。側面支柱と駆動ロッドの直の接触も防がれ、従って側面支柱を有する材料へのダメージも防がれる。中間層は好ましくは、ポリアミド又はゴムなどの永続的弾性プラスチックから成る。
【0009】
裸の駆動ロッドのチャネル壁面への衝撃を避けることにより、より静かなシャフトの動きがさらに実現される。駆動ロッドとチャネル壁面の間の中間層は、駆動ロッドとチャネル壁面の接触を減衰し又は防ぐことができるだけでなく、適切な寸法決めにより、完全に駆動ロッドの曲がりを防ぐことができる。結局、別の状況では起こりうる駆動ロッド又はねじへのダメージ及び妨害衝撃が完全に防がれる。
【0010】
チャネル壁面と駆動ロッドの間に中間層を配置することにより、駆動ロッドを側面支柱に連結するための連結装置を側面支柱の下側端部に設置することが可能になる。駆動機構はヘドルフレームの下に位置する。従って、側面支柱における駆動ロッドの減衰ガイドにより、駆動ロッドの比較的長い部分にわたってせん断力を伝えることが可能になり、従って側面支柱内の曲がりの恐れを消すことができる。
【0011】
実施例では、中間層は駆動ロッドに固定される。それは、例えば駆動ロッドの全自由長さにわたってホース状構造を簡単に滑らせ、次いでそれを適当に収縮させることにより設けられる。さらに、駆動ロッドにプラスチック層を備えることも可能である。この層は、単一の操作又は層ごとの射出成形により設けられる。それは、例えば浸漬法により同時に又は層ごとに作られてもよい。従って、得られる駆動ロッドのプラスチックによる被覆は中間層を表し、ロッドのための減衰支持部を形成する。同時に、被覆は駆動ロッドを横方向に補強し、従ってそれが曲がるのを防ぐ。
【0012】
チャネルは穴又は開いた溝として具体化される。穴としての実施形態では、駆動ロッドの最良の補強が実現される。穴は丸い又は多角形の断面で具体化される。好ましいケースでは、被覆された駆動ロッドを有するチャネル側壁は僅か0.1〜0.9mmの狭い遊びを定める。
【0013】
チャネルが溝として具体化される場合も、前記の効果が実現される。駆動ロッドの曲がりは少なくとも3つの主な方向で避けられる。
【0014】
必要ならば、中間層は側面支柱にも導入される。その目的のために、それは例えば軸方向に伸びるホースとして具体化される。それは、軸方向に伸びた、従って直径が減少した状態でフレームロッド内に穴として具体化されたチャネルに入れられ、次いで放される。その結果、それは軸方向に収縮し、再び半径方向に伸び、そのプロセスでチャネル側壁に当接する。ホースのチャネルへの取り付けは、接着剤又は糊により改良される。チャネルが開いた溝として具体化されるとき、中間層は適所にプラスチックストリップの形式で糊付けされるか、射出又は他の適用方法で溝に導入される。
【0015】
最終的に、チャネル壁面にも駆動ロッドの周囲面にも結合しない分離要素として中間層を具体化することもできる。この場合、それは僅かな遊びで緩く駆動ロッド及びチャネルに当接する。
【0016】
特に有利な実施形態では、側面支柱が、ガイド部片を備えた好ましくは連結装置から離れた端部に設けられる。ガイド部片を通って、駆動ロッドが延びる。ガイド部片は好ましくは、それが遊びなしで駆動ロッドを収容するように寸法決めされる。別な好ましい実施形態では、中間層がガイド部片を通って延び、それに遊びなしで取り付けられる。ガイド部片はブッシュ又は顎状開口を備えたU形ガイド部分として具体化される。好ましくは、それは硬化スチールである。これらの装置は、側面支柱における駆動ロッドの曲がりのない保持又はガイドを実現する。これは、特にロッドの端を側面支柱の適当なねじ穴又はねじ要素にねじ留めすることにより連結装置が形成される実施形態において、駆動ロッドのねじへのダメージを防ぐ。このような連結装置での駆動装置の曲がる傾向は急にねじのダメージを引き起こし、従って遅かれ早かれ側面支柱の故障を引き起こしかねない。
【0017】
本発明の有利な実施形態のさらなる詳細は図面、明細書又は特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【0018】
図面には本発明の実施例が示されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
図1では、高速力織機のためのヘドルフレーム1が示されている。ヘドルフレームは、例えば中空アルミニウム外形部分として具体化されたフレームロッド2,3を有する。鋼保持レール4,5がそれらに保持され、ヘドル6が着座している。ヘドルはそれぞれ、たて糸のためのはと目7を有する。ヘドルフレーム1により、開口装置(シェッド)を開閉するために、たて糸はたて糸面から上下に移動する。
【0020】
フレームロッド2,3はそれぞれの端8,9,11,12で側面支柱13,14に連結している。側面支柱は使用時は原則として垂直に指向している。フレームロッド2,3を有する側面支柱13,14は長方形フレームを形成する。側面支柱13,14は長手方向にガイドされるか、言い換えればこの場合垂直に移動可能に、直接又は適切なガイド手段を介してガイドされる。この駆動運動を行うために、側面支柱13,14を通って延びる駆動ロッド15,16が備えられる。それぞれの下側端部17,18を有する駆動ロッド15,16は駆動機構(図示せず)と連絡している。例えば、適切な連結部片は端部17,18に設けられる。
【0021】
図2から分かるように、駆動ロッド15を収容するために、側面支柱13は長手方向に連続するチャネル19を有する。このチャネルは実質的に円筒チャネル壁面21を有する。チャネル19の直径は、好ましくは円筒駆動ロッド15の直径より0.5mmから最大3mmまで大きい。従って、チャネル壁面21と駆動ロッド15の円周面22の間に、中間スペース23が残っている。それは大部分は中間層24で満たされている。これは少なくとも円形チャネル断面の場合に当てはまる。しかしながら、チャネル断面は正方形又は多角形でもよく、この場合も駆動ロッド15とチャネル壁面の間の遊びは0.5〜3mmの範囲でなければならない。
【0022】
中間層24は好ましくは、チャネル19に位置する駆動ロッド15の全部分にわたって延びる。中間層は、例えばスムーズな又は溝をつけた表面の閉じたホースとして、又は開口を備えたホースとして、又はネット状に具体化され、円周面22に着座している。例えば、それはポリアミドホース又は他の衝撃減衰プラスチックのホースとして形成される。駆動ロッド15も同様にエラストマー被覆を設けられてもよい。ポリアミドホースを利用するために、このホースは例えば先ず大きめの直径を駆動ロッド15に落とされ、次いで収縮プロセスを受け、駆動ロッド15にしっかり固定される。
【0023】
中間層24を形成するポリアミドホースが側面支柱13の下側端部25から突出するのに対し、側面支柱13の上側端部26から突出した駆動ロッド15の上側端部は自由である(覆われていない)。ここでは、この自由端は、側面支柱13と駆動ロッド15の連結を確立する働きをする雄ねじ27を備えている。この目的のために、例えばスチールのねじ挿入部28がチャネル19の上側開口に挿入される。この挿入部は側面支柱13にしっかり結合される。それは側面支柱13に、確動及び/又は材料及び/又は非確動係合で固定される。このようなねじ挿入部は、例えばHelicoil(登録商標)及びEnsat(登録商標)で知られている。
【0024】
側面支柱13での駆動ロッド15のガイドをさらに改良するために、側面支柱は好ましくは下側端部25に、好ましくは硬化スチールのブッシュ29を設けられる。ブッシュは、中間層24で形成された被覆に遊びなしで駆動ロッド15を収容する。ブッシュ29はチャネル19の広い下側開口に打ちつけられ、接着され又はねじ留めされる。側面支柱14と駆動ロッド16は前記の側面支柱13と駆動ロッド15と対称に構成される。従って、前記の記述はそれに対応して当てはまる。駆動ロッド15,16の両方ともそれぞれの上側端部の対応する側面支柱13,14に連結する。
【0025】
前記のヘドルフレーム1は以下のように機能する。
【0026】
操作の際、駆動ロッド15,16はヘドルフレーム1を高速に上下に動かす働きをする。上への動きを伝えるために、駆動ロッド15,16はそれぞれの下側端部17,18から側面支柱13,14の上側端部に圧縮力を伝える。伝えられるべき圧縮力及び存在する振動のために、駆動ロッド15,16は横に曲がる傾向がある。この傾向は、側面支柱13,14に挿入されるブッシュ29と中間層24により消される。中間層は、側面支柱13,14のチャネル19内で駆動ロッド15,16の曲がりを防止する。先ず、中間層24は中間スペース23を満たし、従ってすでにこの装置により駆動ロッド15,16の横方向のゆがみが防がれる。第2に、駆動ロッド15,16がチャネル19内で振動する場合、中間層は接触の際の衝撃を減衰する。このようにして、比較的細い駆動ロッド15,16により、主な駆動力が確実に伝えられ、ヘドルフレーム1が精密に駆動ロッド15,16の動きに従う。
【0027】
図3では、ヘドルフレーム1の変形例が部分的に示されている。前記の実施形態と構造的又は機能的に同じ部品が存在し、同じ参照番号が用いられ、前記の記述が同様に当てはまる。
【0028】
図3のヘドルフレーム1の実施形態は、チャネル19が円や多角形断面の周囲の閉じた断面を有さず、例えば代わりに溝として具体化された断面を有する点で前記の実施形態と異なる。チャネル19はヘドルから離れた側面において開いている。その断面はほぼU形である。ブッシュ29に代えて、中間層24又は被覆部で実質的に遊びなしで駆動ロッド15を取り囲む、同様なU形の支え部材31が備えられる。支え部材31は側面支柱13の下側端部25にねじ留めされる。駆動ロッド15及び中間層24は、非常に僅かな遊び(例えば、たった0.1〜0.9mm)でチャネル19に取り付けられる。ここで、駆動ロッドは側面支柱13により3つの面で補強されている。
【0029】
上側端部では、側面支柱13は、側面支柱13にねじ留めされた例えば鋼のねじキャップ32を有する。ねじキャップ32はねじ穴を有し、そこに駆動ロッド15の雄ねじ27が保持される。
【0030】
ねじキャップ32に設けられた雌ねじ又は雌ねじキャップ32自体と共に、雄ねじ27が連結装置30を形成する。連結装置は、駆動ロッド15とヘドルフレーム1又は側面支柱13の駆動連結を確立する。
【0031】
この実施形態は簡単な分解の利点を有する。ヘドルフレームは、ねじキャップ32を側面支柱13から分離することにより駆動ロッド15,16から取り外すことができる。必要ならば、しなければならないことは1つ又は複数のボルト又はねじ33を緩めることだけである。駆動ロッド15,16は力織機に残る。
【0032】
ヘドルフレーム1の別な実施形態が図4の部分的に示されている。側面支柱13は、図3の側面支柱13と大部分は同じである。ここでは、駆動ロッド15と側面支柱13を連結する連結装置30が、互いに離れて平行に維持された2枚の金属プレートにより形成される。その1枚(金属プレート34)が示されている。それは顎状切抜き35を有し、それにねじブッシュに対応するヘッド36が固定されている。このヘッドは雄ねじ27にねじ留めされる。上から、ロックナット37が雄ねじ27に付加的にねじ留めされる。
【0033】
この実施形態でも、曲がりに抗する駆動ロッド15の安定性は中間層24により作られる。中間層は、一方で駆動ロッド15とチャネル壁面21の間の中間スペース23を満たし、他方でチャネル壁面21に対する駆動ロッド15の衝撃を減衰する。
【0034】
前記の実施例では、出発点は先ず、中間層24が閉じたホースの形状で具体化され、中間スペース23が本質的に完全に満たされるというものであった。しかしながら、駆動ロッド15,16の選択部分だけに中間層24を備えることも可能である。さらには、図5に示されるように、中間層は、例えば一連のオー・リング又は駆動ロッド15の回りに螺旋状に包まれたゴムコード38のような個々の要素により形成されてもよい。この場合、どのように具体化されても、好ましくはダンピング材料の中間層が駆動ロッド15の周囲面22とチャネル壁面21の間の遊びを埋める全種類の設計が可能である。
【0035】
ヘドルフレーム1は、側面支柱13,14を通る駆動ロッド15,16により駆動する。その目的で、側面支柱13,14はそれぞれ対応するチャネル19を有する。駆動ロッド15,16の周囲面22と個々のチャネル19のチャネル壁面21の間の遊びは、中間層24を有する。中間層は駆動ロッド15,16の全長にわたって又は部分的に延びる。中間層24は好ましくは衝撃耐性のある永続的弾性ダンピング材料から成る。僅かに残った遊びにより、力なしで駆動ロッド15,16と中間層24のチャネル19への導入が可能になる。
【0036】
要するに、個々の又は全部で3つの装備、すなわち、プラスチックジャケットにより駆動ロッド15,16を保持し、駆動ロッド15,16を個々の側面支柱13,14に連結させる鋼ねじを挿入し、及び連結装置の向かいのチャネル19の下側端部における駆動ロッド15,16を鋼受け口においてもさらに保持することで、操作時に実質的により安全で実質的により長い耐用寿命を有する側面支柱が創出される。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】ヘドルフレームの概略正面図である。
【図2】図1のヘドルフレームの側面支柱を通る垂直断面図である。
【図3】図1のヘドルフレームの側面支柱の変形例を通る垂直断面図である。
【図4】図1のヘドルフレームの側面支柱の別な変形例の垂直断面図である
【図5】被覆の変形例の駆動ロッドの側面図である。
【符号の説明】
【0038】
1 ヘドルフレーム
2,3 フレームロッド
4,5 保持レール
6 ヘドル
7 はと目
8,9,11,12 端
13,14 側面支柱
15,16 駆動ロッド
17,18 端部
19 チャネル
21 チャネル壁面
22 円周面
23 中間スペース
24 中間層
25,26 端部
27 雄ねじ
28 ねじ部片
29 ブッシュ
30 連結装置
31 支え部材
32 ねじキャップ
33 ボルト、ねじ
34 金属プレート
35 切抜き
36 ヘッド
37 ロックナット
38 ゴムコード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに離れて維持された2本のフレームロッド(2,3)、該フレームロッド(2,3)をそれぞれの端部(8,9,11,12)において互いに連結する2本の側面支柱(13,14)、チャネル(19)に配置された駆動バー(15,16)、駆動バー(15,16)を側面支柱(13,14)に連結するための連結装置(30)、及び中間スペース(23)に配置された中間層(24)を有する、力織機のためのヘドルフレーム(1)にして、
側面支柱(13,14)は、チャネル壁面(21)により定められたチャネル(19)を有し、
チャネル内で、中間スペース(23)が、チャネルの周囲面(22)とチャネル壁面(21)の間に定められているヘドルフレーム。
【請求項2】
中間層(24)が駆動ロッド(15,16)に固定されることを特徴とする請求項1に記載のヘドルフレーム。
【請求項3】
中間層(24)が駆動ロッド(15,16)の周囲面(22)を取り囲むことを特徴とする請求項2に記載のヘドルフレーム。
【請求項4】
中間層(24)が側面支柱(13)に固定されることを特徴とする請求項1に記載のヘドルフレーム。
【請求項5】
中間層(24)がプラスチックから成ることを特徴とする請求項1に記載のヘドルフレーム。
【請求項6】
中間層(24)が永続的弾性材料から成ることを特徴とする請求項1に記載のヘドルフレーム。
【請求項7】
中間層(24)が中間スペース(23)を部分的に満たすことを特徴とする請求項1に記載のヘドルフレーム。
【請求項8】
遊びが中間層(24)とチャネル壁面(21)の間で定められることを特徴とする請求項1に記載のヘドルフレーム。
【請求項9】
遊びが0.1〜0.9mmであることを特徴とする請求項8に記載のヘドルフレーム。
【請求項10】
側面支柱(13,14)が、駆動ロッド(15,16)の遊びのない収容のために一方の端部(25)にガイド部片(29,31)を有することを特徴とする請求項1に記載のヘドルフレーム。
【請求項11】
中間層(24)がガイド部片(29,31)を通って延びることを特徴とする請求項1に記載のヘドルフレーム。
【請求項12】
連結装置(30)が側面支柱(13,14)の一方の端部(26)に配置されることを特徴とする請求項1に記載のヘドルフレーム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−104650(P2006−104650A)
【公開日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2005−287468(P2005−287468)
【出願日】平成17年9月30日(2005.9.30)
【出願人】(598132646)グロツ・ベッケルト コマンディートゲゼルシャフト (77)