説明

放電ランプの製造装置および製造方法

【課題】 第2のピンチシール部の形成工程において、第2のピンチシール部形成予定部へのバーナーの加熱を妨げることなく、発光管部を効率良く冷却する。
【解決手段】
第1のピンチシール部13aを下にして、発光管部11には遮熱板71、72を配置した後、冷却ノズル81、82からの液体窒素によって発光管部11を冷却しつつ、バーナー91、92で第2のピンチシール部形成予定部15を加熱したのち、ピンチャー95、96で第2のピンチシール部13bを形成する放電ランプの製造方法において、遮熱板71、72には、下部空間74から上部空間73に貫通する貫通孔713、723が形成されており、貫通孔713、723により、バーナー81、82の加熱を妨げないように、バーナー91、92の下側に気化したガス等が上部空間74に排気される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車の前照灯やプロジェクター等に使用される放電ランプの特に第2のピンチシール部をピンチシールする際に使用される製造装置および製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来技術として、発光管部の両側にピンチシール部が形成されてなる放電ランプの製造方法、特に発光管部および第1のピンチシール部が形成された石英ガラス管に第2のピンチシール部を形成する方法であって、第1のピンチシール部を下にして石英ガラス管を略鉛直に配置するとともに、この石英ガラス管の外周空間における発光管部とピンチシール予定部との境界位置に石英ガラス管の外周近傍部位が上向きテーパ状に形成された遮熱板を配置し、この状態で発光管部を該発光管部の斜め下方に配置された冷却ノズルから該発光管部へ向けて液体窒素を噴射して冷却するとともに、ピンチシール予定部をバーナーで加熱し、その直後にピンチシール予定部をピンチャーでピンチシールする放電ランプの製造方法の発明がある。(例えば、特許文献1)
この発明のように、第2のピンチシール部をピンチシールする際には、バーナーの熱によって、発光管内のキセノン等のガスが膨張し、リーク等が発生しないように発光管部を冷却しながらピンチシールしなければならない。なお、その際には、通常、発光管部付近に遮熱板が配置される。
【0003】
【特許文献1】特許第3657465号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記工程の際、発光管部に噴射された液体窒素およびそれが気化して精製された窒素ガスが、発光管部と遮熱板との隙間を通って、第2のピンチシール部側に流入することがわかった。すなわち、隙間から漏れた液体窒素等により、第2のピンチシール部の形成予定部を加熱するバーナーの熱が妨げられ、発光管部側のピンチシール部分が所定のピンチシール温度よりも低温でピンチシールされて、電極とピンチシール部との間に隙間が生じてしまう等の問題が生じている。
【0005】
本発明は、上記のような課題に鑑みたもので、その目的は、第2のピンチシール部の形成工程において、第2のピンチシール部形成予定部へのバーナーの加熱を妨げることなく、発光管部を効率良く冷却することができる放電ランプの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
目的を達成するために、本発明の放電ランプの製造方法は、球状の発光管部、該発光管部の両端に形成された第1および第2のピンチシール部とを有する気密容器の前記第2のピンチシール部を形成する放電ランプの製造装置であって、前記第1のピンチシール部を下側に配置された前記気密容器の前記発光管部の周囲に配置され、空間を上下に分画する遮熱板と、前記遮熱板で分画された下部空間に配置され、前記発光管部に向けて冷却体を噴射する冷却ノズルと、前記第2のピンチシール部形成予定部を加熱するバーナーと、前記バーナーによって加熱された前記第2のピンチシール部形成予定部をピンチシールするピンチャーとを具備し、前記遮熱板には、下部空間から上部空間に貫通し、かつ前記バーナーの下側に前記冷却体を排気する排気手段が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、第2のピンチシール部の形成工程において、第2のピンチシール部形成予定部へのバーナーの加熱を妨げることなく、発光管部を効率良く冷却することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
(第1の実施の形態)
以下に、本発明の実施の形態の放電ランプの製造方法について図面を参照して説明する。図1は、本発明の製造方法によって製造される放電ランプの構造について説明するための全体図である。
【0009】
放電ランプの主要部を構成する気密容器1は、耐火性と透光性を具備した石英ガラスからなり、細長形状に形成されている。気密容器1の管軸方向の略中央部には軸方向が長径である略楕円形の発光管部11が形成されている。発光管部11の内部には、容積が10μl〜40μlの放電空間12が形成されている。発光管部11の両端部には、板状の第1、第2のピンチシール部13a、13bが形成され、さらにその端部には円筒状の第1、第2の非ピンチシール部14a、14bが形成されている。これらの各部は、同一材料で連続的に構成されている。
【0010】
放電空間12には、金属ハロゲン化物および希ガスとからなる放電媒体が封入されている。金属ハロゲン化物としては、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化スカンジウム、ヨウ化亜鉛、臭化インジウムが封入されている。希ガスとしては、常温(25℃)において5atm以上のキセノンが封入されている。ここで、放電空間12には、水銀は含まれていない
第1、第2のピンチシール部13a、13bの内部には、マウント2a、2bが封着されている。このマウント2a、2bは、金属箔2a1、2b1、電極2a2、2b2、外部リード線2a3、2b3からなる。
【0011】
金属箔2a1、2b1はモリブデンからなり、その平坦面が第1、第2のピンチシール部13a、13bのピンチ面と平行するように封止されている。
【0012】
電極2a2、2b2はタングステンを主体に酸化トリウムがドープされた材料からなり、その一端は金属箔2a1、2b1の発光管部11側の端部にレーザー溶接によって接続されている。電極2a2、2b2の他端は、放電空間12内で5mm以下の電極間距離を保って、互いの先端同士が対向するように配置されている。なお、この電極2a2、2b2の形状は、先端側が基端側よりも大径に形成された段付き形状となっている。
【0013】
外部リード線2a3、2b3はモリブデンからなり、その一端は発光管部11に対して反対側の金属箔2a1、2b1の端部にレーザー溶接によって接続されている。外部リード線2a3、2b3の他端は、ピンチシール部13a、13bから管軸に沿って外部に延出している。外部に延出した外部リード線2b3には、L字金属線2cの一端が接続されている。外部リード線2b3の他端は、外部リード線2a3方向、かつ管軸と平行に延出されている。そして、管軸と平行するL字金属線2cの大部分には、セラミックからなる絶縁スリーブ3が装着されている。
【0014】
上記で構成された気密容器1の外側には、管軸に沿って気密容器1の大部分を覆うように、石英ガラスに酸化アルミニウム、酸化セリウム、酸化チタンが添加された透光性かつ紫外線遮断性の外管4が設けられている。これらの接続は、非ピンチシール部14a、14bの外側端に外管4の両端部を溶着することによって行なわれている。なお、気密容器1と外管4とにより密閉された空間には、窒素が封入されている。
【0015】
気密容器1の非ピンチシール部14a側には、耐熱性かつ耐絶縁性のPPS樹脂からなるを、ソケット5に形成、延出された4本の金属製の舌片62(図1では、ソケット5が接続される。このソケット5と気密容器1との接続は、外管4の外周に装着された金属バンド61そのうちの2本を図示)により挟持し、さらにそれらの金属同士をレーザーで溶接することによって行なわれている。また、ソケット5の反発光管部11側の端部には、点灯回路からの電力を供給するための金属端子51がその外周面に沿って形成されており、L字金属線2cと電気的に接続されている。
【0016】
以下、図1の放電ランプの製造方法、特に、第2のピンチシール部の形成方法について説明する。なお、発光管部、第1のピンチシール部の形成工程および第2のピンチシール部のピンチシール工程以降については、周知技術の工程であってもよいため、説明を省略する。第2のピンチシール部のピンチシール工程では、遮熱板71、72、冷却ノズル81、82、バーナー91、92、ピンチャー95、96を使用する。
【0017】
まず、遮熱板の構造について詳しく説明する。図2は、遮熱板の構造について説明するための図であり、(a)は上方向から見た図、(b)は断面図である。
【0018】
遮熱板71、72は、(a)からわかるように、2つの同一形状のパーツからなることにより、開閉可能に構成されている。この開閉式の遮熱板71、72は一体式のものと比較して、位置合わせがしやすく、かつ気密容器1が湾曲している場合でも発光管部11付近に遮熱板71、72を配置することができるために有利である。なお、遮熱板71、72には、熱伝導性が低い材料であれば何れを用いても良いが、例えば、カーボングラファイトや石英ガラスを使用することができる。
【0019】
遮熱板71、72を水平方向から見ると、仕切り部711、721と基台部712、722とが形成された段差を有する形状となっている。この仕切り部711、721は、発光管部11の外面に近接して、その周辺を囲繞する部分であり、また、空間を上部空間73、下部空間74とに分画する部分でもある。基台部712、722は、遮熱板71、72の土台となる部分である。
【0020】
そして、仕切り部711、721には、遮熱板71、72を配置したときに発光管部11と近接する部分から、遮熱板71、72の厚さ部分を貫通する、すなわち、下部空間74から上部空間73につながる貫通孔713、723が形成されている。このような貫通孔713、723が、図2(a)のように、約45°の等間隔で合計8箇所、設けられている。
【0021】
基台部712、722には、他の装置(図示しない)にネジなどによって取り付けるための穴部714、724が、約60°の等間隔で合計6箇所、形成されている。
【0022】
次に、第2のピンチシール部の形成方法について説明する。図3は、第2のピンチシール部をピンチシールするまでの工程について説明するための図である。
【0023】
発光管部11、第1のピンチシール部13aを形成したあとの気密容器1は、略鉛直、かつ第2のピンチシール部形成予定部15を上にして、あらかじめ配置されている冷却ノズル81、82、バーナー91、92に対して、所定の位置に配置される。この所定の位置とは、冷却ノズル81、82は発光管部11の斜め下方向に、バーナー91、92は第2のピンチシール部形成予定部15の水平方向に、それぞれが位置していることを意味している。そして、発光管部11の水平方向には、遮熱板71、72が配置される。
【0024】
上記のように各構成を配置した後、遮熱板71、72は、図3(a)のように、水平方向にスライドして、発光管部11の最大外径部付近に接近し、その周壁を囲繞する。これにより、その上下において空間が上部空間73、下部空間74とに分画された状態になる。
【0025】
そして、図3(b)のように、第2のピンチシール部形成予定部15は、15〜20mm離間した位置から、バーナー91、92によって、2000℃〜2100℃の温度で加熱される。なお、この第2のピンチシール部形成予定部15の加熱工程は、バーナー91、92の熱により発光管部11が膨張、破裂しないように、水平に対して60°以下の位置に配置された冷却ノズル81、82から、−187℃の液体窒素を発光管部11に噴射しつつ行なわれる。なお、この冷却体には、液体窒素の他に液化アルゴン等を使用することができる。そして、第2のピンチシール部形成予定部15のガラスが軟化温度に達した後、図3(c)のように、ピンチャー95、96によってピンチされ、第2のピンチシール部13bが形成される。
【0026】
ところで、図3(b)の工程時、発光管部11に噴射された液体窒素は、発光管部11が高温であるために気化されてガスの状態になる。そして、本実施の形態では、その気化したガスおよび液体窒素は、発光管部11の外壁面に当たって貫通孔713、723を通って上部空間73に排気されるか、下部空間73方向に押し返される。ここで、それらのガスの一部は、図4に示す図3の一点鎖線の拡大図からわかるように、発光管部11と遮熱板71、72の仕切り部711、721との間に生じた微細な隙間を通って上部空間73に流れることがあるが、穴の面積が大きい貫通孔713、723を優先的に通って流れるために、その量はごく少量に抑えられる。そのため、気化したガス等によって、バーナー91、92の加熱が妨げられて、発光管部11側のバーナー第2のピンチシール部形成予定部15が加熱不足となることを回避することができる。
【0027】
なお、貫通孔713、723によって気化したガス等を、バーナー91、92の加熱を妨げないように排気する際には、排気する場所および方向が重要であり、少なくともバーナー91、92下側の空間に排気する必要がある。そこで、貫通孔713、723の上部空間73側への射出口の角度を変化させて試験を行なったところ、水平方向を基準としたとき、上側に30°以下であれば、バーナー91、92の熱を妨げないように上部空間73側へ排気できることが確認された。したがって、上記角度の範囲で貫通孔713、723の上部空間73側への出口角を設定するのが好適である。
【0028】
また、上述のように、発光管部11と仕切り部711、721との隙間も重要である。すなわち、気化したガス等がその隙間を通って、バーナー91、92の加熱を直接妨げられないようにしなければならないため、隙間は可能な限り小さいほうが良く、0.5mm以下、さらに好適には0.2mm以下であるのが望ましい。
【0029】
ここで、遮熱板71、72に貫通孔713、723を設けることにより、その内部に低温の気化したガス等が流がれるため、遮熱板71、72の温度、特に仕切り部712、722の温度が低減されるという効果が得られることがわかった。これにより、遮熱板71、72が熱によって変形することを抑制することができる。また、高温になった仕切り部712、722の一部が昇華、溶融されて発光管部11などに付着して、光を遮断すること等も抑制することができる。
【0030】
したがって、本実施の形態では、第2のピンチシール部13bを形成する放電ランプの製造装置において使用される遮熱板71、72に、排気手段として下部空間73から上部空間74に貫通する貫通孔713、723が形成されているため、バーナー81、82の加熱を妨げないように、気化したガス等を上部空間73に排気することができる。すなわち、バーナー91、92の加熱が気化したガスの流入によって妨げられて、発光管部11側のバーナー第2のピンチシール部形成予定部15が加熱不足となることなく、発光管部11を液体窒素によって効率よく冷却できる。なお、その貫通孔713、723は、上部空間73側における出口の角度が水平を基準にしたとき、上側に30°以下であることが好適である。
【0031】
また、貫通孔713、723によって、遮熱板71、72の内部に気化したガス等が通るため、遮熱板71、72の温度を低減する効果も得ることができる。これにより、遮熱板71、72が熱変形したり、その一部が昇華、発光管部11等に付着したりすることを防止することができる。
【0032】
さらに、遮熱板71、72の仕切り部711、721と発光管部11との距離が、0.5mm以下、さらに好ましくは0.2mm以下であるため、直接バーナー91、92の加熱が妨げられることを防止することができるとともに、貫通孔713、723への気化したガス等の流入効率を高めることができる。
【0033】
なお、実施の形態は上記に限られるわけではなく、例えば次のように変更してもよい。
【0034】
遮熱板71、72に形成され、冷却ノズル81、82から噴射された気化したガス等を排気する排気手段としては、貫通孔713、723のような穴に限らず、ガスが排気できるような空間が形成された貫通構造であればどのような形態であっても良い。
【0035】
遮熱板71、72の貫通孔713、723の形状は、図2(b)の形状に限らず、図5(a)のように何段階か折れ曲がる形状であったり、図5(b)のように円弧状であったり、途中で穴の大きさが変化したものであっても良い。また、円形に限らず、多角形であっても良い。
【0036】
また、気化したガス等を、貫通孔713、723に効率良く導くために、さらに穴の大きさ、下部空間74側の穴の場所、入口角等を好適に保つことが望ましい。
【0037】
すなわち、貫通孔713、723の面積は、比較的大きいほうが望ましく、その面積が3.0mm〜4.0mmであるのが良い。
【0038】
下部空間74側の貫通孔713、723の下部空間74側の穴の入口は、発光管部11の外周面を沿って仕切り部711、722との隙間を通る液化ガス83、84を抑制するために、発光管部11の外周面に接するように設けるのが良い。
【0039】
下部空間74側の貫通孔の入口角は、冷却ノズル81、82の角度、発光管部11の外周面の角度等によって変化するが、水平を基準として、上側に30°〜60°であるのが良い。
【0040】
また、貫通孔713、723の上部空間73側の出口に吸気機構を設ける構造としても良い。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の製造方法によって製造される放電ランプの構造について説明するための全体図。
【図2】遮熱板の構造について説明するための図。
【図3】第2のピンチシール部をピンチシールするまでの工程について説明するための図。
【図4】図3の一点鎖線の拡大図。
【図5】遮熱板の他の実施の形態について説明するための図。
【符号の説明】
【0042】
1 気密容器
11 発光管部
12 放電空間
13a、13b 第1、第2のピンチシール部
14a、14b 第1、第2の非ピンチシール部
15 第2のピンチシール部形成予定部
2a、2b マウント
71、72 遮熱板
711、721 仕切り部
712、722 基台部
713、723 貫通孔
81、82 冷却ノズル
91、92 バーナー
95、96 ピンチャー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
球状の発光管部、該発光管部の両端に形成された第1および第2のピンチシール部とを有する気密容器の前記第2のピンチシール部を形成する放電ランプの製造装置であって、
前記第1のピンチシール部を下側に配置された前記気密容器の前記発光管部の周囲に配置され、空間を上下に分画する遮熱板と、
前記遮熱板で分画された下部空間に配置され、前記発光管部に向けて冷却体を噴射する冷却ノズルと、
前記第2のピンチシール部形成予定部を加熱するバーナーと、
前記バーナーによって加熱された前記第2のピンチシール部形成予定部をピンチシールするピンチャーとを具備し、
前記遮熱板には、下部空間から上部空間に貫通し、かつ前記バーナーの下側に前記冷却体を排気する排気手段が形成されていることを特徴とする放電ランプの製造装置。
【請求項2】
前記排気手段の上部空間側における射出口は、水平を基準にしたとき、上側に30°以下の角度で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプの製造装置。
【請求項3】
球状の発光管部、該発光管部の両端に形成された第1および第2のピンチシール部とを有する気密容器を具備する放電ランプの前記第2のピンチシール部を形成する放電ランプの製造方法であって、
前記第1のピンチシール部を下側に配置するとともに、前記発光管部の周囲の空間を上下に分画する遮熱板を略水平に配置する第1の工程と、
前記遮熱板で分画された下部空間では冷却体を噴射する冷却ノズルによって前記発光管部を冷却しつつ、上部空間では前記第2のピンチシール部形成予定部をバーナーで加熱する第2の工程と、
前記バーナーで加熱された前記第2のピンチシール部形成予定部をピンチャーでピンチシールする第3の工程とからなり、
前記第2の工程では、前記バーナーの加熱を妨げないように、下部空間から上部空間に向けて、前記冷却体が排気されることを特徴とする放電ランプの製造方法。
【請求項4】
前記遮熱板と前記発光管部との距離は、0.5mm以下、さらに好ましくは0.2mm以下であることを特徴とする請求項3に記載の放電ランプの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−128709(P2007−128709A)
【公開日】平成19年5月24日(2007.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−319376(P2005−319376)
【出願日】平成17年11月2日(2005.11.2)
【出願人】(000111672)ハリソン東芝ライティング株式会社 (995)
【Fターム(参考)】