説明

散水車

【課題】 散水が不要なときにはショベルに転換できる兼用機であって、しかも足元を含めた任意の広い範囲に散水可能で粉塵抑止効果を高める。
【解決手段】 ショベルの掘削用アタッチメント3の先端部に着脱可能に取付けられるノズル16を有する散水装置17と、貯水用のタンク20と、このタンク20が載置されるタンク台18と、タンク20内の水をホース22を介して散水装置17に送ってノズル16から噴射させるポンプ21とを備え、タンク台18を下部走行体1に、タンク台アーム19を介して着脱可能で、かつ、ドーザシリンダ14により地面に接する下降位置と地面から離れる上昇位置との間で昇降し得る状態で取付けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は解体現場のような粉塵が発生する場所で使用される散水車に関するものである。
【背景技術】
【0002】
たとえば建物等の解体現場では解体作業時に多量の粉塵が発生するため、この粉塵を抑えるために作業しながら解体個所等に向けて散水が行われる。
【0003】
従来、この散水を行う手段として、解体機そのもの、すなわち解体アタッチメントの先端部(たとえば圧砕装置)に散水ノズルを設け、別置きしたタンクユニット(タンク及びポンプ)からこの散水ノズルに給水して噴射させるものが公知である。
【0004】
また、クローラ式の自走台車の上にタンク、ポンプ、散水ノズルを搭載した散水専用車も公知である(特許文献1参照)。
【特許文献1】実開平6−31859号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、前者の解体アタッチメントにノズルを設けた解体・散水兼用機では、解体しながらその解体部分に向けて散水する構成であって、解体個所以外の部分には散水できないため、落下物等によって足元部分に発生する粉塵には役に立たない。このため、広い現場全体での粉塵抑止効果の点で不十分となる。
【0006】
一方、後者の自走式の散水専用車によると、散水以外の用途に使用できないためコスト面で不利となる。また、目標に的確に散水するためのノズルの移動、向き調整の自由度が低くて散水範囲が制限されるという難点もあった。
【0007】
そこで本発明は、散水が不要なときにはショベルに転換できる兼用機であって、しかも足元を含めた任意の広い範囲に散水可能で高い粉塵抑止効果を得ることができる散水車を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の発明は、下部走行体上に上部旋回体が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体に起伏及び屈伸運動を行う掘削用のアタッチメントが装着されて成るショベルを母体として構成される散水車であって、上記アタッチメントの先端部に着脱可能に取付けられたノズルを有する散水装置と、貯水用のタンクと、このタンクが載置されるタンク台と、タンク内の水をホースを介して上記散水装置に送ってノズルから噴射させるポンプとを備え、上記タンク台を、上記下部走行体にタンク台アームを介して着脱可能で、かつ、タンク台昇降シリンダによって地面に接する下降位置と地面から離れる上昇位置との間で昇降し得る状態で取付けたものである。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、ドーザを下部走行体にドーザアームを介して着脱可能で、かつ、ドーザシリンダによって昇降し得る状態で取付け、このドーザを下部走行体から取外した状態で、タンク台アームを上記ドーザアームの取付部によって下部走行体に取付け、上記ドーザシリンダによって昇降させ得るように構成したものである。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、タンクに、外部水源からタンク内に給水するための給水管を設けたものである。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、アタッチメントはブームと、このブームの先端に取付けられたアームと、このアームの先端に取付けられたバケットとを備え、このバケットを取外した状態で、散水装置を、バケットリンク及びバケットシリンダによって上下に回動可能な状態でアームの先端に着脱可能に取付けるように構成したものである。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの構成において、散水装置のノズルを首振りシリンダによって上下方向と左右方向の少なくとも一方向に首振り可能に構成したものである。
【0013】
請求項6の発明は、請求項5の構成において、首振りシリンダとして電動シリンダを用いる一方、ノズルの給水管路に電磁弁を設け、上記首振りシリンダ及び電磁弁を無線制御装置によって遠隔制御するように構成したものである。
【0014】
請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかの構成において、発電機が搭載される発電機架台を下部走行体に着脱可能に取付けたものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明によると、次の効果を得ることができる。
【0016】
(i) ショベル兼用機、すなわち、散水が不要なときはショベルに転換することができるため、コストが安くてすむ。
【0017】
(ii) アタッチメントの先端部にノズルを有する散水装置を設けるため、同アタッチメントの起伏、屈伸動作を利用することにより、ノズルの移動、向き調整の自由度を広げ、解体部分、足元部分等任意の広い範囲に散水することができる。
【0018】
(iii) タンク台を下部走行体にタンク台アームを介して着脱可能に取付けるため、ショベルそのものにタンク台を増設する場合のような大幅な構造の改変が不要となる。このため、さらにコストダウンできるとともに、ショベルと散水車の転換に伴うタンクの着脱が容易となる。
【0019】
(iv) タンクが昇降可能であるため、上昇させて走行すること、すなわちショベル本来の自走機能を確保し、最適の位置に自ら速やかに移動することができる。
【0020】
この場合、請求項2の発明によると、ショベルの設備であるドーザの取付部分及びドーザシリンダをそのままタンク台アームの取付部分、タンク台の昇降シリンダとして利用することができる。このため、構造の大幅な改造が不要となり、さらにコストダウンできる。
【0021】
請求項3の発明によると、給水管を外部水源に接続することにより、タンクに給水しながら散水できるため、中断のない長時間の散水が可能となる。
【0022】
請求項4の発明によると、アームの先端に、既設のバケットリンク、バケットシリンダを利用して散水装置を上下回動可能に取付けることができる。このため、着脱が簡単で、兼用化のための構造が簡単ですむ。
【0023】
請求項5の発明によると、ノズルの向きを上下、左右の少なくとも一方向に調整することができる。とくに、請求項4の発明と組み合わせることにより、バケットシリンダによる上下回動運動と合わせて調整をさらに細かく行うことができるため、散水効果を高めることができる。
【0024】
請求項6の発明によると、ノズルの首振り動作及びノズルの散水/停止を無線で制御できるため、散水車そのものの移動やアタッチメントの操作による散水装置の位置決めのみを有人で行えば、後は無人として、散水作用を解体機のオペレータ等が遠隔操作で行うことが可能となる。従って、作業の省力化が可能となるとともに安全性を確保することができる。また、散水車を目標に最大限接近させて効率の良い散水作業を行うことができる。
【0025】
ところで、上記首振りシリンダ等を含めて電動式の設備を設ける場合、電源が必要となる。この点、請求項7の発明によると、自ら電源を抱えているため、外部電源を確保できない場所を含めてあらゆる現場で使用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
この散水車は、油圧ショベルを母体としてその一部を交換し、かつ、一部を追加することによって構成される。
【0027】
図7に母体となる油圧ショベルを示す。このショベルは、クローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2に掘削用のアタッチメント3が装着されて構成される。
【0028】
アタッチメント3は、起伏自在なブーム4と、このブーム4の先端に上下回動自在に取付けられたアーム5と、このアーム5の先端に上下回動自在に取付けられたバケット6と、ブーム、アーム、バケット各シリンダ(いずれも油圧シリンダ)7,8,9とによって起伏自在でかつ屈伸自在に構成されている。
【0029】
10はバケットシリンダ9の伸縮運動をバケット6の上下回動運動に変換するバケットリンク、11は上部旋回体2の運転席を上から覆うキャノピである。
【0030】
また、下部走行体1の前部に整地用のドーザ12がドーザアーム13を介して着脱可能に取付けられ、ドーザシリンダ(油圧シリンダ)14によって昇降するように構成されている。15は下部走行体1にドーザアーム13の基端部を上下回動可能に取付けるためのドーザアームピンである。
【0031】
この油圧ショベルを転換して構成される散水車を図1〜図5に示す。なお、図2においてアタッチメント3の図示を省略している。
【0032】
図7と図1,2とを比較して分かるように、散水車への転換時にはアタッチメント3の先端(アーム5の先端)から図7のバケット6が取外され、このバケット跡に、複数のノズル16(図3,4等に示す。後に詳述する)を備えた散水装置17が取付けられる。
【0033】
一方、下部走行体1からドーザ12がドーザアーム13ごと取外された後、その取外し跡にタンク台18がタンク台アーム19を介して上下回動自在に取付けられ、ショベル時のドーザシリンダ(タンク台昇降シリンダ)14によって、図1,2に示すように地面に接する下降位置と、図5に示すように地面から離れる上昇位置との間で昇降するように構成される。
【0034】
この場合、ドーザアーム取付部分、すなわち、図7のドーザアームピン15とそのピン穴をタンク台アーム19の取付ピンとそのピン穴として利用することができる。
【0035】
タンク台18には貯水用のタンク20とポンプ(電動ポンプ)21とが載置され、このポンプ21の吐出側が吐出管21a及びホース22を介してアタッチメント先端の散水装置17に接続される。これにより、タンク20内の水がノズル16から噴射される(散水される)ように構成されている。
【0036】
また、タンク20には給水管23が設けられ、この給水管23が外部水源(たとえば水道)に接続されることにより、散水中にもタンク20に給水できるようになっている。
【0037】
さらに、下部走行体1の後部に発電機架台24が後方に張り出して着脱可能に取付けられ、この発電機架台24上にポンプ21等の電源となる発電機25が搭載されている。
【0038】
散水装置17の構成を図3,4によって説明する。
【0039】
この散水装置17は、アタッチメント3のアーム先端に取付けられるブラケット26と、複数(図4の例では四つ)のノズル16が取付けられたノズルフレーム27とを備え、このノズルフレーム27が上下首振りシリンダ28によって左右方向の水平軸(以下、上下首振り軸という)29まわりに上下に首振り可能な状態でブラケット26に取付けられている。
【0040】
ブラケット26は、図7のバケット6の上下回動構造をそのまま利用し、バケットリンク10を介してバケットシリンダ9に連結される。
【0041】
ノズルフレーム27は、ブラケット26に取付けられた基枠30と、各ノズル16…がアタッチメント先端側を向いた状態で左右に並んで取付けられたノズル枠31とによって構成されている。
【0042】
このノズル枠31は、基枠29に対して縦軸(ノズル16が前向きとなる状態での垂直軸。以下、左右首振り軸という)32によって左右方向に回動可能に取付けられ、左右首振りシリンダ33によって左右に首振り可能に構成されている。
【0043】
上下、左右両首振りシリンダ28,33は、図示しない電動機を駆動源とする電動シリンダが用いられ、この散水車に搭載された無線制御装置によって遠隔操作される。
【0044】
この無線制御装置の構成を図6に示す。
【0045】
同装置は、ポンプ21とともに発電機25を電源とする制御盤34を備え、たとえば解体機のオペレータによって操作される送信機35からの無線信号をアンテナ36を介してこの制御盤34(図示しない受信機)で受け、送信機35の操作に基づく制御盤34からの信号によって両首振りシリンダ28,33が上下または左右の首振り動作を行うように構成されている。
【0046】
また、ポンプ21とノズル16…とを結ぶ給水管路(たとえばホース22の先端側)に電磁弁37が設けられ、送信機35の操作に基づく制御盤34からの信号によってこの電磁弁37が開閉する。
【0047】
以上の構成において、解体現場等で散水を行うときは、図1,2に示すように適宜の場所でタンク台18を接地させ、適時、外部水源から給水管23を介してタンク20に給水しながら、ポンプ21を駆動し、散水装置17のノズル16から目標に向かって散水する。
【0048】
この散水作業中、アタッチメント3の起伏、屈伸動作を利用して解体部分、足元部分等任意の広い範囲に散水することができる。
【0049】
また、外部水源からタンクに給水しながら散水できるため、中断のない長時間の散水が可能となる。
【0050】
しかも、ノズル16が上下及び左右に首振り可能であるため、バケットシリンダ9による上下回動運動との組み合わせによってノズル16の向きを上下、左右の広い範囲で正確に調整して効率の良い散水作用を行うことができる。
【0051】
一方、位置を変えたいときは、図5に示すようにタンク台18をドーザシリンダ14によって上昇させ、下部走行体1の走行機能により自ら最適の散水位置に速やかに移動することができる。
【0052】
また、この散水車によると、次の利点を有する。
【0053】
(イ) 散水が不要なときは、アタッチメント先端から散水装置17を取外してバケット6に付け替え、下部走行体1からタンク台18を取外してドーザ12に付け替え、かつ、発電機25及び発電機架台24を取外すことによってショベルに転換することができるため、散水専用車と比較してコストが安くてすむ。
【0054】
(ロ) タンク台18を下部走行体1にタンク台アーム19を介して着脱可能に取付けるため、ショベルそのものにタンク台18を増設する場合のような大幅な構造の改変が不要となる。このため、さらにコストダウンできるとともに、ショベルと散水車の転換に伴うタンク20の着脱が容易となる。
【0055】
(ハ) ショベルの設備であるドーザアーム13の取付部分(ドーザアームピン15とそのピン穴)及びドーザシリンダ14をそのままタンク台アーム19の取付部分及びタンク台18の昇降シリンダとして利用することができる。このため、兼用のための構造がさらに簡単となり、一層のコストダウンが可能となる。
【0056】
(ニ) アタッチメント3のアーム先端に、既設のバケットリンク10、バケットシリンダ9を利用して散水装置17を上下回動可能に取付けることができる。このため、着脱が簡単で、しかも兼用のための構造がさらに簡単でコストが安くなる。
【0057】
(ホ) ノズル16の上下及び左右の首振り動作、及び電磁弁37の開閉による散水/停止を無線で制御できるため、散水車そのものの移動やアタッチメントの操作による散水装置の位置決めのみを有人で行えば、後は無人として、散水作用を解体機のオペレータ等が遠隔操作で行うことが可能となる。従って、作業の省力化が可能となるとともに安全性を確保することができる。また、散水車を目標に最大限接近させて効率の良い散水作業を行うことができる。
【0058】
(ヘ) 電動式の上下、左右両首振りシリンダ28,33及びポンプ21といった電気設備の電源となる発電機25を自ら抱えているため、外部電源を確保できない場所を含めてあらゆる現場で使用することができる。
【0059】
他の実施形態
(1) ポンプ21として油圧ポンプ、両首振りシリンダ28,33として油圧シリンダをそれぞれ用いてもよい。この場合、他に電気設備がなければ発電機25を設ける必要がなくなる。
【0060】
(2) 散水装置17のノズル16を上下または左右の一方のみに首振り可能に構成してもよい。
【0061】
(3) ノズル16として、水を拡散して噴射する機構を備えたものを用いてもよい。
【0062】
(4) タンク台アーム19を、図7のドーザアーム13の取付部とは別の専用取付部によって下部走行体1に取付けるようにしてもよい。
【0063】
(5) タンク台18をドーザシリンダ14とは別の専用のシリンダによって昇降させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】本発明の実施形態にかかる散水車の側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】散水車の散水装置を拡大して示す側面図である。
【図4】同正面図である。
【図5】散水車を自走機能によって移動させる状態を示す側面図である。
【図6】無線制御装置の構成を示す図である。
【図7】散水車の母体としての油圧ショベルの側面図である。
【符号の説明】
【0065】
1 下部走行体
2 上部旋回体
3 掘削用のアタッチメント
4 アタッチメントのブーム
5 同アーム
6 同バケット
9 バケットシリンダ
10 バケットリンク
12 ドーザ
13 ドーザアーム
14 ドーザシリンダ
15 ドーザアームピン
16 ノズル
17 散水装置
18 タンク台
19 タンク台アーム
20 タンク
21 ポンプ
22 ホース
23 給水管
24 発電機架台
25 発電機
26 散水装置を構成するブラケット
27 同ノズルフレーム
28 上下首振りシリンダ
29 上下首振り軸
30 ノズルフレームの基枠
31 同ノズル枠
32 左右首振り軸
33 左右首振りシリンダ
34 無線制御装置を構成する制御盤
35 同送信機
36 同アンテナ
37 同電磁弁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下部走行体上に上部旋回体が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体に起伏及び屈伸運動を行う掘削用のアタッチメントが装着されて成るショベルを母体として構成される散水車であって、上記アタッチメントの先端部に着脱可能に取付けられたノズルを有する散水装置と、貯水用のタンクと、このタンクが載置されるタンク台と、タンク内の水をホースを介して上記散水装置に送ってノズルから噴射させるポンプとを備え、上記タンク台を、上記下部走行体にタンク台アームを介して着脱可能で、かつ、タンク台昇降シリンダによって地面に接する下降位置と地面から離れる上昇位置との間で昇降し得る状態で取付けたことを特徴とする散水車。
【請求項2】
ドーザを下部走行体にドーザアームを介して着脱可能で、かつ、ドーザシリンダによって昇降し得る状態で取付け、このドーザを下部走行体から取外した状態で、タンク台アームを上記ドーザアームの取付部によって下部走行体に取付け、上記ドーザシリンダによって昇降させ得るように構成したことを特徴とする請求項1記載の散水車。
【請求項3】
タンクに、外部水源からタンク内に給水するための給水管を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の散水車。
【請求項4】
アタッチメントはブームと、このブームの先端に取付けられたアームと、このアームの先端に取付けられたバケットとを備え、このバケットを取外した状態で、散水装置を、バケットリンク及びバケットシリンダによって上下に回動可能な状態でアームの先端に着脱可能に取付けるように構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の散水車。
【請求項5】
散水装置のノズルを首振りシリンダによって上下方向と左右方向の少なくとも一方向に首振り可能に構成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の散水車。
【請求項6】
首振りシリンダとして電動シリンダを用いる一方、ノズルの給水管路に電磁弁を設け、上記首振りシリンダ及び電磁弁を無線制御装置によって遠隔制御するように構成したことを特徴とする請求項5記載の散水車。
【請求項7】
発電機が搭載される発電機架台を下部走行体に着脱可能に取付けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の散水車。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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