説明

数個の現金自動支払機に向かって並ぶための床上図形

【目的】 現金自動支払機が数個ある場合に、先に来て先に並んだ人が後にキャッシュカードを利用することがよくあるので、これに対する考案である。
【構成】 部屋入口から通路の図形を床上に付し、この図形にしたがって来た順に並んで、先頭の人が空いた現金自動支払機にいくように構成する。

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、先に来た人が必ず先にキャッシュカードを使用することが出来る様に一列に並ぶために床上に形成された図形に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、現金自動支払機が数個ある場合に、一番先に来た人の後に立っても、その人が沢山の通帳に記入したりして時間がかかり、先に来たのに後になることがよくあった。電車の駅で、来た順に一列に並ぶようになっているところがあるが、それはコードを張っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
キャッシュカードを利用する場合に先に来た人が後になると多忙な人は非常に困る。電車の駅にあるコードを張る方法は、コードが邪魔になるし、美観を害す。これ等の欠点を除去するのが課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求の範囲に記載したように、数個の現金自動支払機に向かって来た順に一列に並ぶために床上に通路を示す図形を形成する。
【0005】
【作用】
先に来た人が先に図形に従って歩き、先頭の人が空いた現金自動支払機を見て、そこへ行ってキャッシュカードを利用する。
【0006】
【実施例】
図面を以て説明する。現金自動支払機(1)は五個設置してある。図1は直線(2)と鉤型直線(3)で通路(4)を形成している。図2はマーク(5)で通路を形成している。
【0007】
【考案の効果】
先に来た人が先にキャッシュカードを使用出来て公平であり、多忙な人にとって都合がよい。トイレなどにもこの考案を応用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】直線と鉤型直線とで通路を形成するときの説明図である。
【図2】マークで通路を形成するときの説明図である。
【符号の説明】
1 現金自動支払機
2 直線
3 鉤型直線
4 通路
5 マーク
6 方向を示す

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 数個の現金自動支払機に向かって直線と鉤型直線で通路が形成図示されている床上図形。
【請求項2】 数個の現金自動支払機に向かってマークで通路が図示されている床上図形。

【図1】
image rotate


【図2】
image rotate


【登録番号】第3003321号
【登録日】平成6年(1994)8月10日
【発行日】平成6年(1994)10月18日
【考案の名称】数個の現金自動支払機に向かって並ぶための床上図形
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願平6−6089
【出願日】平成6年(1994)4月18日
【出願人】(594087827)株式会社サンベンディング北上 (3)
【代理人】
【氏名又は名称】高橋 浩