説明

星座模様作製セット及び星座模様製造方法

【課題】容易かつ正確に、所望の星座模様を作製することができる星座模様作製セットを提供すること。
【解決手段】複数の貫通孔を有するシートと、複数の固着体と、を含み、前記シートにおいて前記複数の貫通孔が少なくとも1種類以上の星座を表示しており、前記貫通孔は、1以上の前記固着体が通過できる形状及び大きさであることを特徴とする星座模様作製セット。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容易かつ正確に星座模様を作製することができる星座模様作製セット及び星座模様製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、室内の装飾用に用いられる蓄光素材のシールが知られている。例えば、特許文献1及び2には、蓄光素材のシールが貼りつけられた星座図が開示されており、観賞用又は学習用に用いる旨が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−20440号公報
【特許文献2】特開2004−334137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、容易かつ正確に、所望の星座模様を作製することができる星座模様作製セットを提供すること、及び、容易かつ正確に、所望の星座模様を製造することができる星座模様製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の課題を解決するために、本発明に係る星座模様作製セットは、
複数の貫通孔を有するシートと、複数の固着体と、を含み、
前記シートにおいて前記複数の貫通孔が少なくとも1種類以上の星座を表示しており、
前記貫通孔は、1以上の前記固着体が通過できる形状及び大きさであることを特徴とする。
【0006】
本発明に係る星座模様作製セットは、シートが有する複数の貫通孔が少なくとも1種類以上の星座を表示している。このため、この貫通孔にしたがって固着体を被着体に固定することで、容易かつ正確に所望の星座模様を作製することができる。
【0007】
前記星座模様作製セットは、好ましくは、前記固着体が蓄光素材を含む。
【0008】
前記星座模様作製セットは、好ましくは、前記蓄光素材が夜光素材又は蛍光素材である。
【0009】
前記星座模様作製セットは、好ましくは、前記固着体の直径が2〜20mmである。
【0010】
前記星座模様作製セットは、好ましくは、前記固着体の厚みが0.5〜1.5mmである。
【0011】
前記星座模様作製セットは、好ましくは、前記固着体がシールである。
【0012】
前記星座模様作製セットは、好ましくは、前記固着体が画鋲である。
【0013】
前記星座模様作製セットは、好ましくは、前記シートが紙、布、木板、樹脂板、マグネットシート又は金属板である。
【0014】
前記星座模様作製セットは、好ましくは、
前記シートの貫通孔の周辺に前記星座を構成する星の等級が表示されており、
前記複数の固着体は2種類以上の固着体からなり、
前記複数の固着体は種類ごとに異なる色、大きさ又は形状である。
【0015】
また、上述の課題を解決する本発明に係る星座模様製造方法は、
前記星座模様作製セットを準備する工程と、
前記複数の貫通孔を有するシートを前記固着体の被着体に固定する工程と、
前記シートの貫通孔の位置に前記固着体を固定する工程と、
前記被着体から前記シートを離す工程と、を含む。
【0016】
本発明に係る星座模様作製セットは、シートが有する複数の貫通孔が少なくとも1種類以上の星座を表示しているため、被着体に前記シートを固定し、この貫通孔にしたがって固着体を被着体に固定し、その後、被着体からシートを離すことで、被着体に対して容易かつ正確に所望の星座模様を製造することができる。
【0017】
前記星座模様製造方法は、好ましくは、前記被着体が天井である。
【0018】
前記星座模様製造方法は、好ましくは、前記固着体が磁石を含み、前記被着体が磁性を帯びている。
【0019】
前記星座模様製造方法は、好ましくは、
前記星座模様作製セットを準備する工程と、
前記複数の貫通孔を有するシートを前記固着体の被着体に固定する工程と、
前記貫通孔の周辺の等級の表示に応じて、前記貫通孔の位置に所定の種類の固着体を固定する工程と、
前記被着体から前記シートを離す工程と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】図1(a)は、本発明の一実施形態に係る星座模様作製セットを構成するシート10の斜視図であり、図1(b)は、本発明の一実施形態に係る星座模様作製セットを構成する固着体30の斜視図である。
【図2】図2(a)は、本発明の一実施形態に係る星座模様作製セットを構成するシート10の平面図であり、図2(b)は、本発明の一実施形態に係る星座模様作製セットを構成する固着体30の斜視図である。
【図3】図3は、図1及び図2に示す星座模様作製セットの変形例を示すシート10の平面図である。
【図4】図4は、図1及び図2に示す星座模様作製セットの変形例を示すシート10の平面図である。
【図5A】図5Aは、図1及び図2に示す星座模様作製セットの変形例を示すシート10の平面図である。
【図5B】図5Bは、図5Aに示すシート10と、固着体30と、の平面図である。
【図6】図6は、図1及び図2に示す星座模様作製セットの変形例を示すシート10の平面図である。
【図7】図7(a)〜(c)は、図1及び図2に示す星座模様作製セットの変形例を示すシート10の平面図である。
【図8A】図8Aは、図1及び図2に示す星座模様作製セットの変形例を示すシート10の平面図である。
【図8B】図8Bは、図1及び図2に示す星座模様作製セットの変形例を示すシート10の斜視図である。
【図9】図9(a)は、図2(a)のIXa−IXa切断面に沿った部分断面図であり、図9(b)は、シート10を被着体40に固定する工程を示す図9(a)の続きの部分断面図であり、図9(c−1)は、シート10の貫通孔20の位置に固着体30を固定する工程を示す図9(b)の続きの部分断面図であり、図9(c−2)は、シート10の貫通孔20の位置に固着体30を固定する工程を示す工程概略図であり、図9(d−1)は、被着体40からシート10を離す工程を示す図9(c−1)の続きの部分断面図であり、図9(d−2)は、被着体40からシート10を引き離す工程を示す図9(c−2)の続きの工程概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図面に記載した実施形態に基づき本発明を説明する。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る星座模様作製セットを構成するシート10の斜視図であり、図2(a)はその平面図である。また、図1(b)は、本発明の一実施形態に係る星座模様作製セットを構成する固着体30の斜視図であり、図2(b)はその平面図である。
【0022】
本発明の一実施形態に係る星座模様作製セットは、図1(a)又は図2(a)に示すシート10と、図1(b)又は図2(b)に示す複数の固着体30と、を含む。前記シート10が有する複数の貫通孔20が少なくとも1種類以上の星座を表示しており、前記貫通孔20は、1以上の前記固着体30が通過できる形状及び大きさである。ここで、シート10は、少なくとも1種類以上の星座を表示しているため、貫通孔20に従って、固着体30を被着体に固定することで、容易かつ正確に、被着体に対して所望の星座模様を作製することができる。
【0023】
前記シート10は複数の貫通孔20を有する。前記シート10において、前記複数の貫通孔20が少なくとも1種類以上の星座を表示している。したがって、図1(a)又は図2(a)のように、1つのシートに1種類の星座(例えば、オリオン座)が表示されていてもよいし、図3、図4又は図5Aのように、1つのシートに2種類以上の星座が表示されていてもよい。
【0024】
例えば、図3のシート10は、1つのシート10におうし座、オリオン座、ふたご座、こいぬ座の合計4種類の星座を含んでいる。
【0025】
また、図4では、1つのシート10で、オリオン座もカシオペヤ座も作製できるというシートを表わしている。すなわち、ある時は「オリオン」と記載されている貫通孔20aに従って、固着体30を被着体に固定することで、被着体に「オリオン座」を作製することができ、また、ある時は、「カシオペヤ」と記載されている貫通孔20bに従って、固着体30を被着体に固定することで、被着体に「カシオペヤ座」を作製することができる。
【0026】
さらに、図5Aは1つのシートが規則正しく、かつ、高密度で配置された貫通孔20a,20bを有している。図5Aの貫通孔中、周りを点線で囲まれた貫通孔20aにしたがって固着体30を被着体に固定することで、被着体にオリオン座を表示させることができる(図5B)。また、周りを一点鎖線で囲まれた貫通孔20bにしたがって固着体30を被着体に固定することで、被着体にカシオペヤ座を表示させることができる。
【0027】
上記の通り、図4は、星座ごとの識別を文字によって行うものであり、図5Aは、星座ごとの識別を貫通孔の周りの縁取りによって行うものであるが、星座ごとの識別の方法は特に限定されず、縁取りや文字の他、記号や色などで識別してもよい。
【0028】
前記貫通孔20は、1以上の前記固着体30が通過できる形状及び大きさである。前記貫通孔20の形状は、1以上の前記固着体30が通過できれば特に限定されず、例えば円形、星型(図6)又は四角形などにすることができる。また、前記貫通孔20の大きさも、1以上の前記固着体30が通過できれば特に限定されないが、好ましくは、直径が2.5〜40mmであり、より好ましくは直径が5.5〜12mmである。
【0029】
なお、前記貫通孔20は、1以上の前記固着体30が通過できる形状及び大きさであればよいため、図7(a)〜(c)に示すように、2以上の固着体30を固定することができる貫通孔20の形状及び大きさでもよい。すなわち、図7(a)及び(b)の貫通孔20cは、3個の固着体の固定を示す貫通孔である。
【0030】
シート10の大きさとしては、特に限定されず、横165〜225mm、縦240〜310mm程度のB5やA4のサイズでもよいし、横780mm〜850mm、縦1050〜1200mm程度のB1やA0のサイズでもよい。
【0031】
前記シート10の材質は特に限定されないが、紙、布、木板、樹脂板、マグネットシート又は金属板であることが好ましく、より好ましくは紙である。紙は軽量であるため、天井などの被着体にシート10を固定する際に、テープや画鋲で容易に固定できる。さらに、前述のようにシート10の大きさをB1やA0などのサイズなどの比較的大きなサイズにした場合、シート10が紙であれば折りたたむことができるため、収納や持ち運びに便利である。
【0032】
前記樹脂板の具体的な材質は、特に限定されず、例えば、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン等の樹脂によって構成することができる。
【0033】
なお、固着体30の被着体が磁性を帯びている場合には、シート10はマグネットシートであることが好ましい。マグネットシートとは、磁性粉と樹脂とを混練して成形してシート化された可撓性を有する磁石をいう。シート10がマグネットシートであり、被着体が磁性を帯びている場合には、シート10と被着体とが磁力によって引きあうことで、容易にシート10を被着体に固定することができ、また、容易にシート10を被着体から引き離すことができる。なお、磁性を帯びている被着体とは、ステンレス、鉄、ニッケル、アルミニウムなどを含む物質の他、黒板やホワイトボードなどが挙げられる。
【0034】
また、金属板の具体的な材質は、特に限定されず、例えば、ステンレス、鉄、ニッケル、アルミニウム等によって構成することができる。
【0035】
本実施形態のシート10には、貫通孔20の周辺に前記星座を構成する星の等級が表示されていることが好ましい。星座の等級の表示方法は特に限定されず、図8A又は図8Bに示すように貫通孔20の周辺に等級を示す数字を記入してもよいし、等級ごとに貫通孔の周囲を特定の色で縁取りしたり、記号を付したり、貫通孔の大きさを変えてもよい。
【0036】
また、等級により各貫通孔を識別する際には、細かい分類は特に必要なく、例えば、星の等級を「1等星以上」、「2等星以上1等星未満」「2等星未満」など3段階程度に分類することが好ましい。
【0037】
本実施形態に係る星座模様作製セットは、複数の前記固着体30を備える。前記固着体30の数は特に限定されず、所望の星座模様を作製できる個数程度であればよい。
【0038】
好ましくは、前記固着体30が蓄光素材を含む。前記蓄光素材としては、例えば夜光素材又は蛍光素材を用いることができる。固着体30に対する蓄光素材の含有形態は、暗所で固着体30が発光できれば特に限定されず、例えば、蓄光素材を混ぜこんだ樹脂によって固着体30を構成したり、固着体30に蓄光素材を塗布してもよい。
【0039】
固着体30の色としては、特に限定されず、種々の色を選択できる。例えば、固着体30が蓄光素材を含む場合であって、固着体30の被着体が天井や壁である場合には、固着体30の色を透明又は、白、ベージュ若しくは木目など、天井や壁と同じ色や模様にすることで、明るい時は、目立たないようにすることができる。
【0040】
前記固着体30の直径は、特に限定されないが、好ましくは、2〜20mmであり、より好ましくは5〜6mmである。
【0041】
前記固着体30の厚みは、特に限定されないが、好ましくは、0.5〜1.5mmであり、より好ましくは0.8〜1.2mmである。
【0042】
前記固着体30は、被着体に固着することができる物質であれば特に限定されず、シール又は画鋲などが挙げられ、好ましくはシールである。シールとしては、表面に接着層を有する物質であれば特に限定されず、例えば、表面に接着層を有する紙、布又は樹脂などが挙げられる。固着体30としてシールを選択することで、固着体30を被着体に容易に固定することができる。また、シールは比較的安価であるため、固着体30としてシールを選択することにコストメリットがある。
【0043】
また、固着体30の被着体が磁性を帯びている場合は、固着体30は磁石を含むことが好ましい。固着体30が磁石を含んでおり、被着体が磁性を帯びている場合には、固着体30と被着体とが磁力によって引きあうことで、容易に固着体30を被着体に固定することができ、また、容易に固着体30を被着体から引き離すことができる。被着体が黒板やホワイトボードである場合には被着体は磁性を帯びているため、黒板やホワイトボードを用いた教育現場において、星座の学習をする際に、磁石を含む固着体30を用いることで、学習を円滑に進めることができる。
【0044】
本実施形態の前記固着体30は2種類以上の固着体からなることが好ましい。具体的には、前記固着体30は種類ごとに異なる色、大きさ又は形状であることが好ましい。種類としては、例えば、星の等級などが挙げられる。具体的には、星の等級は星の明るさを表わし、それにより、地上から見える星の色、大きさ又は形状などが変わる。このため、星の色、大きさ又は形状別に固着体30の種類を変えることで、被着体に対して、実際の星空の模様を、より忠実に再現することができる。
【0045】
なお、固着体の種類は2〜4種類であることが好ましく、より好ましくは3種類である。
【0046】
次に、本実施形態の星座模様作製セットの使用方法として、星座模様製造方法を説明する。
【0047】
本実施形態の星座模様製造方法は、まず、前記星座模様作製セットを準備する(図9(a))。
【0048】
次いで、前記複数の貫通孔20を有するシート10を前記固着体30の被着体40に固定する(図9(b))。
【0049】
前記シート10を被着体40に固定する方法としては特に限定されず、例えば、両面テープ、セロハンテープにより固定してもよいし、シート10の材質によっては、画鋲で固定してもよい。また、シート10がマグネットシートであり、被着体が磁性を帯びている場合には、磁力によりシート10を被着体40に固定することができる。
【0050】
次いで、前記被着体40のうち、前記被着体40と前記貫通孔20とにより形成された凹部の位置に、前記固着体30を固定する(図9(c−1)(c−2))。例えば、固着体30がシールの場合には、シールの接着層を有する面を被着体40に押し当てることにより、シールを被着体40に固定する。
【0051】
また、星座模様作製セットとして、シート10の貫通孔20の周辺に星座を構成する星の等級が表示されており、複数の固着体30が2種類以上の固着体30からなり、複数の固着体30は種類ごとに異なる色、大きさ又は形状である星座模様作製セットを用いる場合には、前記貫通孔20の周辺の等級の表示に応じて、前記貫通孔20の位置に所定の種類の固着体30を固定することもできる。
【0052】
次いで、前記被着体40から前記シート10を離す(図9(d−1)(d−2))。
【0053】
なお、本実施形態に係るシート10は、繰り返し使用することもできる。
【0054】
本実施形態の製造方法によれば、被着体40に対する固着体30の固定位置が分かりやすいため、容易かつ正確に被着体40に固着体30を固定することができる。
【0055】
さらに、前記貫通孔20の周辺の等級の表示に応じて、前記貫通孔20の位置に所定の種類の固着体30を固定することにより、容易かつ正確に、被着体40に星座模様を作製できるだけでなく、被着体40に対して、実際の星空の模様を、より忠実に再現することができる。
【0056】
なお、前記被着体40は天井であることが好ましい。本実施形態による星座模様作製セットによれば、容易かつ正確に被着体40に固着体30を固定することができる。このため、天井のように比較的、固着体30の固定作業が困難な被着体ほど、本実施形態の効果を発揮することができるからである。
【0057】
通常、星座の配置が何ら示唆されていない被着体に、所望の星座の配置通りに固着体を配置することは困難である。しかし、本実施形態に係る星座模様作製セット又は星座模様製造方法によれば、容易かつ正確に、星座の配置が何ら示唆されていない被着体に、所望の星座の配置通りに固着体を配置することができる。
【0058】
また、いわゆる黄道12星座(おひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、みずかめ座、うお座)を再現する際に、本願実施形態に係る星座模様作製セット及び星座模様製造方法は好適に用いられる。すなわち、黄道12星座は比較的、星の数が多く、星の配置が複雑なものが多い。一方、前記の通り、本実施形態は、容易かつ正確に所望の星座模様を作製できる。このため、黄道12星座のように、星の数が多く、星の配置が複雑なものほど、本実施形態の効果を発揮することができるからである。
【0059】
以上、本発明の実施態様について説明してきたが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様で実施得ることは勿論である。
【0060】
例えば、前記星座模様作製セットは、必ずしもシール10と固着体30とが独立している必要はなく、シート10と、固着体30としてのシールと、が、一部のみ接続していてもよい。例えば、シート10とシールとが、一部のみ接続していることにより、シート10とシールとを容易に切り離すことができ、シール部分にのみ接着層を有する構造であってもよい。以下、この構造を「シール付きシート」と呼ぶ。そして、シール付きシートを被着体に押し当て、シールと被着体とを接着することにより、シールを被着体に固定する。そして、シートを引き離すと同時に、シールとシートの接続部を切り離す。この方法によっても、容易かつ正確に被着体にシールを固定することができる。
【符号の説明】
【0061】
10… シート
20,20a,20b,20c… 貫通孔
30… 固着体
40… 被着体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の貫通孔を有するシートと、複数の固着体と、を含み、
前記シートにおいて前記複数の貫通孔が少なくとも1種類以上の星座を表示しており、
前記貫通孔は、1以上の前記固着体が通過できる形状及び大きさであることを特徴とする星座模様作製セット。
【請求項2】
前記固着体が蓄光素材を含む請求項1に記載の星座模様作製セット。
【請求項3】
前記蓄光素材が夜光素材又は蛍光素材である請求項2に記載の星座模様作製セット。
【請求項4】
前記固着体の直径が2〜20mmである請求項1〜3のいずれかに記載の星座模様作製セット。
【請求項5】
前記固着体の厚みが0.5〜1.5mmである請求項1〜4のいずれかに記載の星座模様作製セット。
【請求項6】
前記固着体がシールである請求項1〜5のいずれかに記載の星座模様作製セット。
【請求項7】
前記固着体が画鋲である請求項1〜6のいずれかに記載の星座模様作製セット。
【請求項8】
前記シートが紙、布、木板、樹脂板、マグネットシート又は金属板である請求項1〜7のいずれかに記載の星座模様作製セット。
【請求項9】
前記シートの貫通孔の周辺に前記星座を構成する星の等級が表示されており、
前記複数の固着体は2種類以上の固着体からなり、
前記複数の固着体は種類ごとに異なる色、大きさ又は形状である請求項1〜8のいずれかに記載の星座模様作製セット。
【請求項10】
請求項1〜9のいずれかに記載の星座模様作製セットを準備する工程と、
前記複数の貫通孔を有するシートを前記固着体の被着体に固定する工程と、
前記シートの貫通孔の位置に前記固着体を固定する工程と、
前記被着体から前記シートを離す工程と、を含む星座模様製造方法。
【請求項11】
前記被着体が天井である請求項10に記載の星座模様製造方法。
【請求項12】
前記固着体が磁石を含み、前記被着体が磁性を帯びている請求項10又は11に記載の星座模様製造方法。
【請求項13】
請求項9に記載の星座模様作製セットを準備する工程と、
前記複数の貫通孔を有するシートを前記固着体の被着体に固定する工程と、
前記貫通孔の周辺の等級の表示に応じて、前記貫通孔の位置に所定の種類の固着体を固定する工程と、
前記被着体から前記シートを離す工程と、を含む星座模様製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7】
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【図8A】
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【図8B】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−173625(P2012−173625A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−37291(P2011−37291)
【出願日】平成23年2月23日(2011.2.23)
【出願人】(506405655)
【Fターム(参考)】