説明

映像処理装置、テレビジョン表示装置、及び映像処理方法

【課題】利便性を向上させる。
【解決手段】実施形態の映像処理装置は、リスト出力手段と、選択受付手段と、データ出力制御手段と、を備える。リスト出力手段は、動画データに含まれているシーンを識別する識別情報を再生順に配置したリスト情報を、複数配置した画面情報を出力する。選択受付手段は、前記複数の前記リスト情報に含まれている前記識別情報の選択を受け付ける。データ出力制御手段は、前記選択受付手段が選択を受け付けた前記識別情報が識別するシーンから、前記動画データが再生されるよう制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、映像処理装置、テレビジョン表示装置、及び映像処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、放送により提供された番組コンテンツ、ネットワークを介して配信された番組コンテンツ、又はユーザが制作した動画コンテンツに対して、ユーザが所望するシーンを識別するための識別情報(タグ又はチャプタ)を挿入する技術が提案されている。これによって、ユーザはコンテンツの各シーンを把握できる。
【0003】
一方、従来技術では、タグリストなどをネットワーク上のサーバに管理する技術が提案されている。これにより、あるユーザが、他のユーザが作成したタグリストを、当該サーバから取得し、コンテンツを視聴する際に利用することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−77322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、タグリスト又はチャプタリストは、当該ユーザがコンテンツの内容を理解しやすいように作成したものであるが、一つだけでコンテンツの内容が把握できるよう作成されたものとみなされていたため、複数のタグリスト又はチャプタリストを表示することについて従来考慮されていなかった。しかしながら、タグリスト又はチャプタリストはそれぞれ異なる視点から作成された場合もある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コンテンツを視聴する際の利便性を向上させる映像処理装置、テレビジョン表示装置、及び映像処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の映像処理装置は、リスト出力手段と、選択受付手段と、データ出力制御手段と、を備える。リスト出力手段は、動画データに含まれているシーンを識別する識別情報を再生順に配置したリスト情報を、複数配置した画面情報を出力する。選択受付手段は、前記複数の前記リスト情報に含まれている前記識別情報の選択を受け付ける。データ出力制御手段は、前記選択受付手段が選択を受け付けた前記識別情報が識別するシーンから、前記動画データが再生されるよう制御する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】図1は、第1の実施形態にかかるネットワーク構成を示した図である。
【図2】図2は、第1の実施形態にかかるコンテンツ録画装置の主要な信号処理系を示すブロック図である。
【図3】図3は、第1の実施形態にかかるリモートコントローラの外観を示す平面図である。
【図4】図4は、第1の実施形態にかかるコンテンツ録画装置の制御部で実現されるソフトウェア構成を示した図である。
【図5】図5は、第1の実施形態にかかるコンテンツ選択画面の例を示した図である。
【図6】図6は、ユーザ1が作成したタグリストの例を示した図である。
【図7】図7は、ユーザ2が作成したタグリストの例を示した図である。
【図8】図8は、ユーザ3が作成したタグリストの例を示した図である。
【図9】図9は、第1の実施形態にかかるタグ管理サーバが、他の機器に対して送信するタグリストのフォーマットの例を示した図である。
【図10】図10は、第1の実施形態にかかるリスト選択画面出力制御部によるタグリスト選択画面の例を示した図である。
【図11】図11は、第1の実施形態にかかるタグリスト出力制御部による、コンテンツ表示画面の例を示した図である。
【図12】図12は、第1の実施形態にかかるコンテンツ録画装置における、全体的な処理の手順を示すフローチャートである。
【図13】図13は、第2の実施形態にかかるテレビジョン表示装置の主要な信号処理系を示すブロック図である。
【図14】図14は、第3の実施形態にかかる携帯可能な端末装置と、テレビジョン表示装置と、を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかるネットワーク構成を示した図である。図1に示すように、デジタルコンテンツ録画装置100が、デジタルテレビジョン表示装置110と接続されており、デジタルコンテンツ録画装置100は、ネットワーク170を介して接続されたタグ管理サーバ150との間でデータの送受信を行うことができる。このように、本実施形態は、映像処理装置としてデジタルデジタルコンテンツ録画装置100を用いた例とする。
【0010】
タグ管理サーバ150は、タグリスト記憶装置160と接続されており、他の機器(例えばコンテンツ録画装置やテレビジョン表示装置)から送信されてきたタグリストを管理する。なお、本実施形態ではタグリストの例について説明するが、コンテンツのシーンを識別する情報を含んだリストであればよく、例えばチャプタリスト等であっても良い。
【0011】
そして、タグ管理サーバ150は、他の機器からの要求に応じて、当該機器に対してタグリストを送信する。例えば、タグ管理サーバ150は、デジタルコンテンツ録画装置100からコンテンツを識別する情報と共に、タグリストの送信要求を受け付けた場合、当該コンテンツに関するタグリストを、デジタルコンテンツ録画装置100に対して送信する。
【0012】
このようにして、デジタルコンテンツ録画装置100は、タグ管理サーバ150からタグリストを取得できる。そして、デジタルコンテンツ録画装置100は、取得したタグリストを、コンテンツと共に、デジタルテレビジョン表示装置110の表示画面上に表示する。
【0013】
次に、デジタルコンテンツ録画装置100のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態にかかるデジタルコンテンツ録画装置100の主要な信号処理系を示すブロック図である。
【0014】
BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ241で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子201を介して衛星デジタル放送用のチューナ202aに供給される。
【0015】
チューナ202aは、制御部205からの制御信号により所望のチャネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をPSK(Phase Shift Keying)復調器202bに出力する。
【0016】
PSK復調器202bは、制御部205からの制御信号により、チューナ202aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリーム(TS)を得て、TS復号器202cに出力する。
【0017】
TS復号器202cは、制御部205からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部206内のSTDバッファ(図示せず)へ出力する。
【0018】
また、TS復号器202cは、デジタル放送により送られているセクション情報を信号処理部206内のセクション処理部(図示せず)へ出力する。
【0019】
地上波放送受信用のアンテナ242で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子203を介して地上デジタル放送用のチューナ204aに供給される。
【0020】
チューナ204aは、制御部205からの制御信号により所望のチャネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器204bに出力する。
【0021】
OFDM復調器204bは、制御部205からの制御信号により、チューナ204aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器204cに出力する。
【0022】
TS復号器204cは、制御部205からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部206内のSTDバッファへ出力する。
【0023】
また、TS復号器204cは、デジタル放送により送られているセクション情報を信号処理部206内のセクション処理部へ出力する。
【0024】
ここで、上記信号処理部206は、テレビ視聴時には、TS復号器202cおよびTS復号器204cからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部207及び音声処理部208に出力している。一方、番組録画時には、TS復号器202cおよびTS復号器204cからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施した信号を、制御部205を介して録画用記録装置(例えば、HDD)270に記録している。また、信号処理部206は、録画番組再生時には、制御部205を介して録画用記録装置(例えば、HDD)270から読み出された録画番組のデータに、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部207及び音声処理部208に出力している。
【0025】
制御部205には、信号処理部206から、番組を取得するための各種データ(B−CASデスクランブル用の鍵情報等)や電子番組ガイド(EPG)情報、番組属性情報(番組ジャンル等)、字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)が入力されている。
【0026】
制御部205は、これら入力された情報からEPG、字幕を表示するため画像生成処理を行い、この生成した画像情報をグラフィック処理部207へ出力する。
【0027】
また、この制御部205は、番組録画および番組予約録画を制御する機能を有し、番組予約受付時には、外部の表示装置(例えば、デジタルテレビジョン表示装置110)に電子番組ガイド(EPG)情報を表示し、操作部220またはリモートコントローラ221を介したユーザ入力により予約内容を、記録装置271に設定する。
【0028】
図3は、リモートコントローラの外観を示す平面図である。図3に示すように、リモートコントローラ221には、主として、電源キー325a、数字キー325c、チャンネルアップダウンキー325d、音量調整キー325e、カーソル上キー325f、カーソル下キー325g、カーソル左キー325h、カーソル右キー325i、決定キー325j、メニューキー325k、戻るキー325l、終了キー325m、4色(青、赤、緑、黄)のカラーキー325n等が設けられている。
【0029】
また、リモートコントローラ221には、再生停止キー325o、再生/一時停止キー325p、逆方向スキップキー325q、順方向スキップキー325r、早戻しキー325s、早送りキー325t等が設けられている。
【0030】
ユーザは、リモートコントローラ221に設けられた各キーを操作することで、予約内容を記録装置271に設定できる。さらに、リモートコントローラ221は、後述するタグリストを表示するための操作や、タグリスト内からタグを選択する際にも利用される。
【0031】
図2に戻り、制御部205は記録装置271に設定された予約内容に従って、設定された時刻に予約番組を録画するようチューナ202a、204a、PSK復調器202b、OFDM復調器204b、TS復号器202c、204cおよび信号処理部206を制御する。
【0032】
セクション処理部は、TS復号器202c(204c)から入力されたセクション情報の中から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報、番組属性情報(番組ジャンル等)、字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を制御部205へ出力する。
【0033】
グラフィック処理部207は、(1)信号処理部206内のAVデコーダ(図示せず)から供給されるデジタルの映像信号と、(2)OSD(On Screen Display)信号生成部209で生成されるOSD信号と、(3)データ放送による画像データと、(4)制御部205により生成されたEPG、字幕信号とを合成して映像処理部210へ出力する機能を有する。
【0034】
また、字幕放送による字幕を表示するとき、グラフィック処理部207は、制御部205からの制御による字幕情報に基づき、映像信号上に字幕情報を重畳する処理を行う。
【0035】
グラフィック処理部207から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部210に供給される。この映像処理部210は、入力されたデジタルの映像信号を、デジタルテレビジョン表示装置110で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、出力端子211を介してデジタルテレビジョン表示装置110に出力して映像表示させる。
【0036】
また、上記音声処理部208は、入力されたデジタルの音声信号を、デジタルテレビジョン表示装置で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、出力端子212を介してデジタルテレビジョン表示装置110に出力して音声再生させる。
【0037】
ここで、このデジタルコンテンツ録画装置100は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部205によって統括的に制御されている。この制御部205は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、操作部220からの操作情報を受け、または、リモートコントローラ221から送出された操作情報を、受光部222を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
【0038】
この場合、制御部205は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)205aと、当該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)205bと、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ205cとを利用している。
【0039】
また、この制御部205は、カードI/F(Interface)223を介して、第1のメモリカード224が装着可能なカードホルダ225に接続されている。これによって、制御部205は、カードホルダ225に装着された第1のメモリカード224と、カードI/F223を介して情報伝送することができる。
【0040】
さらに、制御部205は、カードI/F226を介して、第2のメモリカード227が装着可能なカードホルダ228に接続されている。これにより、制御部205は、カードホルダ228に装着された第2のメモリカード227と、カードI/F226を介して情報伝送することができる。
【0041】
また、制御部205は、通信I/F229を介して第1のLAN端子230に接続されている。これにより、制御部205は、第1のLAN端子230に接続されたLAN対応の機器(例えば、外付けHDD)と、通信I/F229を介して情報伝送することができる。この場合、制御部205は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を有し、第1のLAN端子230に接続されたLAN対応の機器にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てて制御している。
【0042】
さらに、制御部205は、通信I/F231を介して第2のLAN端子232に接続されている。これにより、制御部205は、第2のLAN端子232に接続されたLAN対応の各種機器と、通信I/F231を介して情報伝送することができる。
【0043】
また、制御部205は、USB I/F233を介してUSB端子234に接続されている。これにより、制御部205は、USB端子234に接続された各種機器と、USB I/F233を介して情報伝送することができる。
【0044】
さらに、制御部205は、i.LINK I/F235を介してi.LINK端子236に接続されている。これにより、制御部205は、i.LINK端子236に接続された各種機器と、i.LINK I/F235を介して情報伝送することができる。
【0045】
次に、ROM205aに格納された制御プログラムのうち、タグリストに関する制御プログラムを実行した場合に行われる処理について説明する。図4は、制御部205で当該制御プログラムを実行した場合に実現されるソフトウェア構成を示した図である。
【0046】
図4に示すように、制御部205は、取得部401と、選択受付部403と、出力制御部404と、を備える。また、図2の記録装置271内に、タグリストを記憶するタグリスト記憶部402を備える。
【0047】
出力制御部404は、リスト選択画面出力制御部411と、タグリスト出力制御部412と、コンテンツ出力制御部413と、を備え、デジタルテレビジョン表示装置110に表示するために、各種データの出力制御を行う。
【0048】
また、出力制御部404は、表示するコンテンツを選択するためのコンテンツ選択画面を、デジタルテレビジョン表示装置110に対して出力制御する。
【0049】
図5は、コンテンツ選択画面の例を示した図である。図5に示すコンテンツ選択画面500の例では、録画用記録装置270に記憶されたコンテンツの一覧が表示される。当該コンテンツの一覧では、コンテンツ毎に、当該コンテンツの一シーンを表したサムネイル画像が表示される。
【0050】
そして、ユーザは、リモートコントローラ221のキーを操作することで、コンテンツを選択できる。そして、リモートコントローラ221は、キー操作が行われる毎に、当該キーによる操作情報を、デジタルコンテンツ録画装置100に出力する。そして、デジタルコンテンツ録画装置100は、当該操作情報に従って操作が行われた後のコンテンツ選択画面を、デジタルテレビジョン表示装置110に出力制御する。
【0051】
例えば、出力制御部404が、コンテンツ501が選択された状態で出力制御している場合に、リモートコントローラ221の決定キー325jの押下を受け付けた場合、リモートコントローラ221から出力される操作情報に従って、コンテンツ出力制御部413が、選択されたコンテンツの再生を出力制御する。
【0052】
一方、コンテンツ選択画面でコンテンツ501が選択された状態で、リモートコントローラ221が、4色(青、赤、緑、黄)のカラーキー325nのうち、“タグリスト一覧表示”に割り当てられたカラーキーの押下を受け付けた場合、デジタルコンテンツ録画装置100は、タグリスト一覧を表示するための制御を行う。
【0053】
取得部401は、通信I/F229を介して、タグ管理サーバ150に対して、選択されたコンテンツ(例えばコンテンツ501)に関するタグリストの送信を要求する。その際、取得部401は、コンテンツを識別するための情報を併せて送信する。コンテンツを識別するための情報としては、例えば、番組名、放送日時、放送開始時間、放送局、及びチャンネルコードによる組み合わせが考えられる。
【0054】
そして、取得部401は、当該送信要求に基づいて送信されてきた、コンテンツに関するタグリストを複数取得する。なお、本実施形態は、タグリストを、ネットワークを介して取得する例に制限するものではない。他の例としては、記録装置271内に記憶されていたタグリストを取得してもよい。
【0055】
次に、タグリストについて説明する。図6〜図8は、ユーザが作成したタグリストの例を示した図である。図6〜図8に示すタグリストは、同一のコンテンツに対して異なるユーザが作成したタグリストとする。タグリストに含まれる各タグには、コンテンツ内のシーンを識別するタグ位置(コンテンツが開始してからの経過時間 H:MM:SS)と、当該タグを識別する文字列情報と、が対応付けられている。
【0056】
図6〜図8に示すように、同一のコンテンツであるにも拘わらず、ユーザ毎に、タグを設定したタグ位置及びタグの文字列情報が異なる。
【0057】
図6に示す例は、ユーザ1が注目しているチームBに関するシーンを集めたタグリストとする。例えば、コンテンツの「0:15:10」経過後に「チームB イエローカード」で示されるシーンがあることを表している。
【0058】
図7に示す例は、ユーザ2が注目しているチームAに関するシーンを集めたタグリストとする。図8に示す例は、ユーザ3が注目している選手Xに関するシーンを集めたタグリストとする。
【0059】
そして、タグ管理サーバ150が管理しているタグリスト(例えば、図6〜図8に示すタグリスト)は、他の機器からの要求に応じて送信される。
【0060】
図9は、タグ管理サーバ150が、他の機器(例えば、デジタルコンテンツ録画装置100)に対して送信するタグリストのフォーマットの例を示した図である。図9に示す例は、図6に示すタグリストを送信する例とする。図9に示す例では、XML形式の例とするが、他のフォーマットであっても良い。
【0061】
図9に示すタグリストの例では、番組名901と、放送日時902と、放送開始時間903と、放送局904と、チャネルコード905とを含んでいる。これにより対応付けられているコンテンツを識別できる。そして、ユーザが作成したタグリストのタイトル911も含んでいる。さらには、タグ(例えば"tagging-01"タグ912)毎に、経過時間(例えば"timestamp"タグ913)と、文字列情報(例えば"text"タグ914)を含んでいる。
【0062】
このように各タグリストは、コンテンツを識別するための情報を含んでいる。このため、例えばデジタルコンテンツ録画装置100が、タグリストの送信要求と共に、コンテンツを識別する情報を、タグ管理サーバ150に送信された場合に、タグ管理サーバ150は、当該コンテンツを識別する情報と対応付けられているタグリストを、デジタルコンテンツ録画装置100に対して送信できる。
【0063】
そして、デジタルコンテンツ録画装置100の取得部401は、タグ管理サーバ150から送信されてきたタグリストを取得し、記録装置271内のタグリスト記憶部402に記憶させる。
【0064】
これにより、出力制御部404のリスト選択画面出力制御部411が、タグリスト記憶部402に記憶された複数のタグリストを配置したタグリスト選択画面を表示する。
【0065】
図10は、リスト選択画面出力制御部411によるタグリスト選択画面の例を示した図である。図10に示すように、タグリスト選択画面では、コンテンツ選択画面で選択されたコンテンツと対応付けられたタグリストの一覧を、欄1001内に表示する。そして、タグリスト選択画面では、タグリスト毎に、タグリストに付与されたタイトル1003と、タグ位置が示された、コンテンツの再生バー1004と、が表示される。そして、ユーザは、表示したいタグリストのチェックボックス(例えばチェックボックス1002)に対して、チェックを行う。このチェックボックスの選択は、リモートコントローラ221を介した操作により行われる。
【0066】
選択受付部403は、リモートコントローラ221による操作に従って、タグリスト選択画面に配置された複数のタグリストから、タグリストの選択を受け付ける。本実施形態にかかる選択受付部403は、タグリスト選択画面に配置された数以下のタグリストの選択を受け付けることができる。
【0067】
また、リスト選択画面出力制御部411は、タグリスト選択画面に、OKボタン1005と、キャンセルボタン1006と、を表示する。そして、リモートコントローラ221の操作で、OKボタン1005の選択を受け付けた場合に、タグリスト選択画面で選択されたタグリストと共に、コンテンツ選択画面で選択されたコンテンツが表示される。
【0068】
タグリスト出力制御部412は、コンテンツが表示されている表示画面内に、タグリストを複数配置した表示画面情報を、デジタルテレビジョン表示装置110に対して出力制御する。
【0069】
図11は、タグリスト出力制御部412により、タグリストが複数配置されたコンテンツの表示画面の例を示した図である。図11に示す表示画面例では、再生中のコンテンツに対して、本コンテンツに関連付けられたタグリストを同時に複数表示されている。これにより、ユーザはタグリストとコンテンツとを同時に視認できる。
【0070】
図11に示す表示画面では、タグリスト1101、1102、1103が配置されている。これらタグリスト1101、1102、1103は、再生バー上に、複数のタグが再生順に配置されている。
【0071】
そして、ユーザが、リモートコントローラ221を用いて、同時表示された複数のタグリストに含まれるタグを選択する。選択受付部403は、リモートコントローラ221のカーソル上キー325f又はカーソル下キー325gが押下されたことを認識した場合に、他のタグリストを選択する操作を受け付けたものとする。また、選択受付部403は、カーソル左キー325h又はカーソル右キー325iが押下されたことを認識した場合に、選択されたタグリスト内のタグを選択する操作を受け付けたものとする。その後、タグリスト出力制御部412は、選択操作に従った表示画面情報を出力制御する。このように、選択受付部403は、リモートコントローラ221に配置された、方向を操作するキーの押下に従って、タグ及びタグリストの選択を移動させる。
【0072】
例えば、タグリスト出力制御部412は、タグが選択された場合に、当該タグに関連する文字列情報を出力制御する。図11に示す表示画面は、タグリスト1102上のタグ1104が選択された例とする。これに伴い、タグリスト出力制御部412は、当該タグ1104に対応するポップアップウィンドウ1105を出力制御する。当該ポップアップウィンドウ1105には、当該タグ1104と対応付けられた文字列情報が配置されている。これにより、ユーザはタグの内容を認識できる。
【0073】
そして、選択受付部403が、表示されるタグリストに含まれている、タグの選択を受け付ける。この選択の受付は、当該タグが選択された状態で、リモートコントローラ221の決定キー325jの押下がされたことに基づく。
【0074】
コンテンツ出力制御部413は、選択受付部403がタグの選択を受け付けた場合、当該タグ位置で示されるシーン(再生位置)から、コンテンツ再生を開始するよう、デジタルテレビジョン表示装置110に対して出力制御を行う。
【0075】
タグリスト出力制御部412は、コンテンツが再生開始された時に、複数のタグリストを自動的に表示されるよう制御することに制限するものではない。例えば、選択受付部403が受け付けたユーザの選択操作に従って、タグリスト出力制御部412は、タグリストの表示/非表示を切り替えても良い。
【0076】
次に、本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ録画装置100における、全体的な処理について説明する。図12は、本実施の形態にかかるデジタルコンテンツ録画装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
【0077】
まず、出力制御部404が、コンテンツの一覧画面を表示するよう、出力制御する(ステップS1201)。これにより、図5に示すようなコンテンツ一覧画面が表示される。
【0078】
そして、選択受付部403が、一覧画面からコンテンツの選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS1202)。受け付けていない場合(ステップS1202:No)、継続して、出力制御部404が、コンテンツの一覧画面を出力制御する(ステップS1201)。
【0079】
一方、選択受付部403がコンテンツの選択を受け付けたと判定した場合(ステップS1202:Yes)、さらに選択受付部403は、タグリスト一覧を表示するためのボタン(例えばカラーキー325n)の押下を受け付けたか否かを判定する(ステップS1203)。タグリスト一覧を表示するためのボタンの押下を受け付けていないと判定した場合(ステップS1203:No)、継続して、出力制御部404が、コンテンツの一覧画面を出力制御する(ステップS1201)。
一方、選択受付部403が、タグリスト一覧を表示するためのボタンの押下を受け付けた場合(ステップS1203:Yes)、取得部401が、ステップS1202で選択されたコンテンツに関するタグリストを、タグ管理サーバ150から取得する(ステップS1204)。なお、タグリスト一覧を表示するためのボタンではなく、決定キー325jが押下された場合には、選択されたコンテンツの再生が行われる。
【0080】
そして、取得部401は、取得したタグリストを、タグリスト記憶部402に記憶する(ステップS1205)。その後、リスト選択画面出力制御部411が、タグリスト記憶部402に記憶されたタグリストを読み出して、当該タグリストが一覧表示されたタグリスト選択画面を表示するよう、出力制御する(ステップS1206)。
【0081】
その後、選択受付部403が、タグリスト選択画面に表示されたタグリストの一覧から、複数のタグリストの選択を受け付ける(ステップS1207)。
【0082】
その後、選択受付部403が、タグリストの選択が終了したか否かを判定する(ステップS1208)。本実施形態では、図10に示すタグリスト選択画面において、OKボタン1005が押下されたか否かに基づいて判定する。選択が終了していないと判定した場合(ステップS1208:No)、継続してタグリストの選択を受け付ける(ステップS1207)。
【0083】
一方、選択受付部403が選択を終了したと判定した場合(ステップS1208:Yes)、タグリスト出力制御部412が、再生されているコンテンツとともに、選択された複数のタグリストを表示するよう、出力制御する(ステップS1209)。これにより、図11に示すように、複数のタグリストがコンテンツとともに表示画面上に表示される。
【0084】
そして、選択受付部403が、リモートコントローラ221からの操作情報に従って、タグリスト選択及びタグ選択の移動操作を受け付ける(ステップS1210)。
【0085】
その後、選択受付部403は、タグ選択の決定を受け付けたか否かを判定する(ステップS1211)。タグ選択の決定を受け付けていない場合(ステップS1211:No)、再びステップS1210から移動操作を受け付ける。
【0086】
一方、選択受付部403が、タグ選択の決定を受け付けた場合(ステップS1211:Yes)、コンテンツ出力制御部413が、選択されたタグ位置から、コンテンツを再生するよう出力制御する(ステップS1212)。
【0087】
そして、コンテンツ出力制御部413が、再生しているコンテンツが終了したか否かを判定する(ステップS1213)。コンテンツが終了していないと判定した場合(ステップS1213:No)、再びステップS1210から移動操作を受け付ける。
【0088】
一方、コンテンツ出力制御部413が、再生しているコンテンツが終了したと判定した場合(ステップS1213:Yes)、処理を終了する。
【0089】
上述した処理手順により、複数表示されたタグリストから、ユーザが所望するタグの選択を受け付けた場合に、当該タグが指し示す位置から、コンテンツの再生を行うことができる。
【0090】
本実施形態にかかるデジタルコンテンツ録画装置100では、取得したタグリストをタグリスト記憶部402に記憶することで、当該コンテンツが次に再生される場合においても、タグリストを表示することができる。この再生の際に、前回選択された複数のタグリストを表示しても良いし、タグリストの選択を受け付けるようタグリスト選択画面を表示しても良い。
【0091】
本実施形態にかかるデジタルコンテンツ録画装置100では、表示画面の下方領域にタグリストを3個表示させる例について説明したが、表示態様を当該表示手法に制限するものではない。例えば、表示画面の右側に設けられた所定領域に5個のタグリストを縦に表示してもよい。選択受付部403が3個以上のタグリストの選択を受け付けた場合、タグリスト出力制御部412は、表示画面の下方領域に同時に3個しか配置しないが、選択受付部403が受け付けた選択情報(例えば上下キーの押下)に従ったスクロール表示とし、表示されるタグリストを選択可能としても良い。
【0092】
なお、本実施形態では、コンテンツとして、放送又はネットワークを介して提供された番組コンテンツを処理対象とする例について説明するが、番組コンテンツに制限するものではなく、ユーザが任意のシーンに対してタグ等を設定可能な動画コンテンツであればよい。さらには、動画コンテンツに制限するものではなく、例えば音楽コンテンツ等であってもよい。
【0093】
本実施形態にかかるコンテンツ録画装置が上述した構成を備えることで、ユーザは、サーバから得られるタグリスト群を対象コンテンツと容易に関連づけて確認することができる。さらに、相当量のタグの中から容易に希望するタグを選択して、容易にタグが指し示す位置からコンテンツを視聴できる。
【0094】
(第2の実施形態)
第1の実施形態は、映像処理装置をコンテンツ録画装置に用いた例について説明した。しかしながら、コンテンツ録画装置以外の装置についても適用できる。そこで、第2の実施形態では、テレビジョン表示装置に適用した例について説明する。
【0095】
テレビジョン表示装置のハードウェア構成について説明する。図13は、本実施形態にかかるデジタルテレビジョン表示装置1300の主要な信号処理系を示すブロック図である。
【0096】
図13に示すデジタルテレビジョン表示装置1300の主要な信号処理系では、図2に示すデジタルコンテンツ録画装置100と比べて、デジタルテレビジョン表示装置1300に内蔵されたスピーカ1301と映像表示器1302とが追加されている。
【0097】
スピーカ1301は、音声処理部208により再生可能なフォーマットのアナログ音声信号が音声処理部208から入力され、当該アナログ音声信号を外部環境に出力する。
【0098】
映像表示器1302は、液晶ディスプレイ等であり、映像処理部210から入力されたアナログ映像信号に基づいて画面表示を行う。
【0099】
当該デジタルテレビジョン表示装置1300においては、第1の実施形態にかかるデジタルコンテンツ録画装置100と同様に、ROM205aに格納された制御プログラムを読み込んで、様々な処理を実行する。第2の実施形態にかかるデジタルテレビジョン表示装置1300は、第1の実施形態のデジタルコンテンツ録画装置100と同様のソフトウェア構成(例えば、図4参照)を実現する。
【0100】
そして、本実施形態にかかるデジタルテレビジョン表示装置1300は、ネットワークを介して接続されたタグ管理サーバ150とデータを送受信することで、複数のタグリストを取得し、第1の実施形態と同様に、図5、図10、及び図11に示す画面を表示できる。
【0101】
上述した第1の実施形態及び第2の実施形態では、ユーザがリモートコントローラ221から、複数のタグリスト上のタグ群の中から希望のタグを容易に選択できる。
【0102】
(第3の実施形態)
さらには、コンテンツ録画装置及びテレビジョン表示装置以外の機器に適用しても良い。第3の実施形態では、携帯可能な端末装置を用いた例について説明する。
【0103】
図14は、本実施形態にかかる携帯可能な端末装置1400と、デジタルテレビジョン表示装置110と、を示した図である。
【0104】
図14に示す端末装置1400は、通常のPC等と同様のハードウェア構成を備えているものとして、説明を省略する。そして、端末装置1400は、デジタルテレビジョン表示装置110との間で、DLNA(Digital Living Network Alliance)により相互接続を可能とする。
【0105】
これにより、端末装置1400は、DMC(Digiral Media Controller)として機能し、デジタルテレビジョン表示装置110の操作を可能とする。
【0106】
さらに、端末装置1400は、液晶パネル1401を備え、当該液晶パネル1401に対して、様々なデータを表示することができる。
【0107】
さらに、端末装置1400は、タグ管理サーバ150とデータを送受信し、複数のタグリストを液晶パネル1401に表示することができる。そして、端末装置1400は、表示されたタグリストのタグ位置に対する押下を受け付けることで、当該タグ位置からコンテンツを再生するよう、デジタルテレビジョン表示装置110に対して指示する。
【0108】
これにより、第3の実施形態にかかる端末装置1400は、第1の実施形態のデジタルコンテンツ録画装置100と同様の機能を実現できる。
【0109】
上述した実施形態にかかるコンテンツ録画装置、テレビジョン表示装置及び端末装置においては、異なるタグリストが複数表示されるので、様々な視点からコンテンツの内容を確認できる。さらに、当該視点に基づいて編集されたタグリストに含まれるタグからコンテンツを容易に再生できるので、コンテンツを視聴する際の利便性を向上できる。
【0110】
上述した実施形態にかかるコンテンツ録画装置、テレビジョン表示装置、及び端末装置で実行される処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
【0111】
さらに、上述した実施形態のコンテンツ録画装置、テレビジョン表示装置、及び端末装置で実行される処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のコンテンツ録画装置、テレビジョン表示装置、及び端末装置で実行される処理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0112】
上述した実施形態のコンテンツ録画装置、テレビジョン表示装置、及び端末装置で実行される処理プログラムは、上述した各部(取得部、選択受付部、出力制御部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUがROMから処理プログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAM上にロードされ、取得部、選択受付部、出力制御部がRAM上に生成されるようになっている。
【0113】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0114】
100…デジタルコンテンツ録画装置、110…デジタルテレビジョン表示装置、150…タグ管理サーバ、160…タグリスト記憶装置、170…ネットワーク、221…リモートコントローラ、401…取得部、402…タグリスト記憶部、403…選択受付部、404…出力制御部、411…リスト選択画面出力制御部、412…タグリスト出力制御部、413…コンテンツ出力制御部、1300…デジタルテレビジョン表示装置、1400…端末装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
動画データに含まれているシーンを識別する識別情報を再生順に配置したリスト情報を、複数配置した画面情報を出力するリスト出力手段と、
前記複数の前記リスト情報に含まれている前記識別情報の選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段が選択を受け付けた前記識別情報が識別するシーンから、前記動画データが再生されるよう制御するデータ制御手段と、
を備える映像処理装置。
【請求項2】
第1の複数の前記リスト情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した前記第1の複数のリスト情報を配置したリスト選択画面を出力する選択画面出力手段と、をさらに備え、
前記選択受付手段は、前記リスト選択画面に配置された前記第1の複数のリスト情報から、前記第1の複数以下の、第2の複数のリスト情報の選択を受け付け、
前記リスト出力手段は、前記第2の複数のリスト情報を配置した画面情報を出力する、
請求項1に記載の映像処理装置。
【請求項3】
前記取得手段は、リスト情報を管理する管理装置から、ネットワークを介して前記第1の複数のリスト情報を取得する、
請求項1又は2に記載の映像処理装置。
【請求項4】
前記選択受付手段は、入力デバイスに配置された、方向を操作するキーの押下に従って、前記識別情報の選択を移動させる、
請求項1乃至3のいずれか一つに記載の映像処理装置。
【請求項5】
前記リスト出力手段が出力する、リスト情報が複数配置された画面情報には、前記データ制御手段により再生制御される前記動画データが含まれている、
請求項1乃至4のいずれか一つに記載の映像処理装置。
【請求項6】
動画データに含まれているシーンを識別する識別情報を再生順に配置したリスト情報を、複数配置した画面情報を、表示部に表示するリスト表示手段と、
前記複数の前記リスト情報に含まれている前記識別情報の選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段が選択を受け付けた前記識別情報が識別するシーンから、前記動画データが再生されるよう制御するデータ制御手段と、
を備えるテレビジョン表示装置。
【請求項7】
動画データに含まれているシーンを識別する識別情報を再生順に配置したリスト情報を、複数配置した画面情報を出力するリスト出力ステップと、
前記複数の前記リスト情報に含まれている前記識別情報の選択を受け付ける選択受付ステップと、
前記選択受付ステップが選択を受け付けた前記識別情報が識別するシーンから、
前記動画データが再生されるよう制御するデータ制御ステップと、
を有する映像処理方法。
【請求項8】
第1の複数の前記リスト情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップが取得した前記第1の複数のリスト情報を配置したリスト選択画面を出力する選択画面出力ステップと、をさらに有し、
前記選択受付ステップは、前記リスト選択画面に配置された前記第1の複数のリスト情報から、前記第1の複数以下の、第2の複数のリスト情報の選択を受け付け、
前記リスト出力ステップは、前記第2の複数のリスト情報を配置した画面情報を出力する、
請求項7に記載の映像処理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2013−51658(P2013−51658A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−189950(P2011−189950)
【出願日】平成23年8月31日(2011.8.31)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】