説明

有機硫黄化合物及びその有害節足動物防除用途

【課題】有害節足動物に対して優れた防除効力を有する化合物を提供すること。
【解決手段】式(I)〔式中、R1は少なくとも1個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C10アルケニル基、少なくとも1個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C10アルキニル基等を表し、R2はシアノ基等を表し、R3は水素原子、ハロゲン原子又はC1−C4アルキル基を表し、R4はC1−C5フルオロアルキル基を表し、nは0、1又は2を表す。〕で示される有機硫黄化合物は有害節足動物に対して優れた防除効力を有する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)

〔式中、R1は少なくとも1個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C10アルケニル基、少なくとも1個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C13アルケニルオキシアルキル基、少なくとも1個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C13アルケニルチオアルキル基、少なくとも1個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C10アルキニル基、少なくとも1個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C13アルキニルオキシアルキル基、少なくとも1個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C13アルキニルチオアルキル基を表し、
2はシアノ基、C(=Q)OR5又はC(=Q)N(R6)2を表し、
3は水素原子、ハロゲン原子又はC1−C4アルキル基を表し、
4はC1−C5フルオロアルキル基を表し、
Qは酸素原子又は硫黄原子を表し、
5はC1−C4アルキル基を表し、
6は各々独立して水素原子又はC1−C4アルキル基を表すか、2つのR6が末端で結合してC2−C7アルキレン基を表し、
nは0、1又は2を表す。〕
で示される有機硫黄化合物。
【請求項2】
nが2である請求項1記載の有機硫黄化合物。
【請求項3】
1が少なくとも1個のハロゲン原子で置換されているC3−C10アルケニル基である請求項1又は2記載の有機硫黄化合物。
【請求項4】
1が少なくとも1個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C10アルキニル基である請求項1又は2記載の有機硫黄化合物。
【請求項5】
Qが酸素原子である請求項1〜4いずれか記載の有機硫黄化合物。
【請求項6】
2がシアノ基である請求項1〜4いずれか記載の有機硫黄化合物。
【請求項7】
2がC(=Q)N(R6)2であり、R6が各々独立して水素原子又はC1−C4アルキル基である請求項1〜4いずれか記載の有機硫黄化合物。
【請求項8】
2がC(=Q)N(R6)2であり、R6が水素原子である請求項1〜4いずれか記載の有機硫黄化合物。
【請求項9】
3がハロゲン原子である請求項1〜8いずれか一項記載の有機硫黄化合物。
【請求項10】
請求項1〜9いずれか一項記載の有機硫黄化合物を有効成分として含有することを特徴とする有害節足動物防除剤。
【請求項11】
請求項1〜9いずれか一項記載の有機硫黄化合物の有効量を有害節足動物又は有害節足動物の生息場所に施用することを特徴とする有害節足動物の防除方法。

【公開番号】特開2009−1552(P2009−1552A)
【公開日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−128097(P2008−128097)
【出願日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【出願人】(000002093)住友化学株式会社 (8,981)
【Fターム(参考)】