机上用仮眠枕
【課題】 机の上でうつ伏せに寝るときの習性(腕枕)を活用した枕で、腕に血行不良が掛からないように、また、収納、持ち運びが容易なコンパクトサイズの机上用仮眠枕を提供する。
【解決手段】 基台の上面にクッション体を載せて表面をカバーで被覆して枕部とし、ロの字形状からなる枠体を支脚とし、支脚は底部を有し、支脚の上軸の中央に湾曲させたロック部を設け、基台の両側に蝶番を介して、支脚を対向させて各支脚は半回転自在になるように設け、このとき上軸にあるロック部は両側を蝶番で挟む。以上を特徴とする机上用仮眠枕。
【解決手段】 基台の上面にクッション体を載せて表面をカバーで被覆して枕部とし、ロの字形状からなる枠体を支脚とし、支脚は底部を有し、支脚の上軸の中央に湾曲させたロック部を設け、基台の両側に蝶番を介して、支脚を対向させて各支脚は半回転自在になるように設け、このとき上軸にあるロック部は両側を蝶番で挟む。以上を特徴とする机上用仮眠枕。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、机の上で、うつ伏せで寝るときの習性(腕枕)を活用した枕で、腕に血行不良が掛からないように、また、収納、持ち運びが容易なコンパクトサイズの机上用仮眠枕に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、職場や学校で、机上で仮眠する時は、多くの場合腕を交差させながら、その両腕に頭を乗せる状態の腕枕をしているのが現状である。また、近くにあるバックや衣類を丸めたりして、枕の代用としている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
(イ)腕枕の場合、頭の重さで腕の血行が不良になり手が痺れる。
(ロ)腕枕をするとき、洋服の皺や柄が凹凸の形状となって、顔に判を押した跡形が付いて見苦しい。
(ハ)通常の枕を使用したときは、枕が大きすぎて顔をうつ伏せると窒息するため、横向きにすると首に負担が掛かり痛むことがある。
(ニ)通常の枕は、職場や学校で使用するには大きすぎて持ち運びや収納が不便である。
(ホ)化粧をしていると、顔の化粧剤が衣類などに付着して汚れて化粧も崩れやすい。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
平板からなる基台の上面にクッション体を載せて枕部とする。基台の下面にロの字形状からなる枠体を支脚とし、支脚は底部を有し、支脚の上軸の中央に湾曲させたロック部を設ける。基台の裏面の両側に蝶番を介して支脚を対向させて各支脚は半回転自在になるように設ける。このとき上軸にあるロック部は両側を蝶番で挟まれる。以上を特徴とするコンパクトな机上用仮眠枕である。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、頭を腕に直接乗せないために頭の重量が掛からないため、手が痺れない。本体がコンパクトのため、通勤、通学に持ち運びが容易にできて、収納にも便利である。顔に当たる面積が少ないために化粧崩れが軽減する。本発明を使用してうつ伏せになったとき、容易に息が出来る。本発明の枕部の表面に凹凸がないので顔に跡形が残らない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)方形の平板状からなる基台(5)の上面に低反発発泡材またはスポンジ材、ウレタンフォーム等からなるクッション体(4)を載せ、表面をカバー(8)で被覆し、枕部(1)とする。
(ロ)基台(5)の下面に設ける支脚(2)は、ロの字形状からなる枠体とし、支脚(2)は低部(3)を有し、支脚(2)の上軸の中央に上方へ湾曲させたロック部(7)を設ける。
(ハ)基台(5)の裏面の両側に蝶番(6)を介して、支脚(2)を対向させて各支脚(2)は半回転自在になるように設ける。このとき、上軸にあるロック部(7)は蝶番(6)で挟まれる。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、支脚(2)を基台(5)の裏側に折りたたんで閉じることにより、コンパクトになるので、カバンに入れて、また、手に持って携帯できる。机上で使用するときは、支脚(2)を開いて机上に立てることにより枕となる対向する支脚(2)の橋脚の間に腕を差し込むことにより、本体が安定し、枕部(1)に頭を載せて睡眠できる。ロック部(7)は湾曲しているために基台(5)の裏面に接して支脚(2)を固定できる。
【実施例1】
【0007】
また、本発明は、図9に示すように、支脚(2)をロの字形状にせず、片側だけの支脚(2)にして、取り付け位置を図9、図10のように、支脚(2)が対角になるように取り付けることも可能である。支脚(2)が2本になる事によって、より腕の通りが良くなる。
【実施例2】
【0008】
また、図11、図12に示すように、支脚(2)をロの字形状にせず、片側だけの支脚(2)にして、取り付け位置を一方方向に付けることも可能である。支脚(2)が片側なる事によって腕が自由になる。
【実施例3】
【0009】
また、図13、図14に示すように、支脚(2)をロの字形状せず、低部(3)を付けずに、支脚を4本にする事も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の正面図
【図3】本発明の側面図
【図4】本発明の裏面図
【図5】本発明の側面図
【図6】本発明の使用状態を示す正面図
【図7】本発明の使用状態を示す側面図
【図8】本発明の使用状態を示す斜視図
【図9】本発明の他の実施例を示す斜視図
【図10】本発明の他の実施例を示す裏面図
【図11】本発明の他の実施例を示す斜視図
【図12】本発明の他の実施例を示す裏面図
【図13】本発明の他の実施例を示す斜視図
【図14】本発明の他の実施例を示す裏面図
【符号の説明】
【0011】
1 枕部
2 支脚
3 底部
4 クッション体
5 基台
6 蝶番
7 ロック部
8 カバー
【技術分野】
【0001】
本発明は、机の上で、うつ伏せで寝るときの習性(腕枕)を活用した枕で、腕に血行不良が掛からないように、また、収納、持ち運びが容易なコンパクトサイズの机上用仮眠枕に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、職場や学校で、机上で仮眠する時は、多くの場合腕を交差させながら、その両腕に頭を乗せる状態の腕枕をしているのが現状である。また、近くにあるバックや衣類を丸めたりして、枕の代用としている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
(イ)腕枕の場合、頭の重さで腕の血行が不良になり手が痺れる。
(ロ)腕枕をするとき、洋服の皺や柄が凹凸の形状となって、顔に判を押した跡形が付いて見苦しい。
(ハ)通常の枕を使用したときは、枕が大きすぎて顔をうつ伏せると窒息するため、横向きにすると首に負担が掛かり痛むことがある。
(ニ)通常の枕は、職場や学校で使用するには大きすぎて持ち運びや収納が不便である。
(ホ)化粧をしていると、顔の化粧剤が衣類などに付着して汚れて化粧も崩れやすい。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
平板からなる基台の上面にクッション体を載せて枕部とする。基台の下面にロの字形状からなる枠体を支脚とし、支脚は底部を有し、支脚の上軸の中央に湾曲させたロック部を設ける。基台の裏面の両側に蝶番を介して支脚を対向させて各支脚は半回転自在になるように設ける。このとき上軸にあるロック部は両側を蝶番で挟まれる。以上を特徴とするコンパクトな机上用仮眠枕である。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、頭を腕に直接乗せないために頭の重量が掛からないため、手が痺れない。本体がコンパクトのため、通勤、通学に持ち運びが容易にできて、収納にも便利である。顔に当たる面積が少ないために化粧崩れが軽減する。本発明を使用してうつ伏せになったとき、容易に息が出来る。本発明の枕部の表面に凹凸がないので顔に跡形が残らない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)方形の平板状からなる基台(5)の上面に低反発発泡材またはスポンジ材、ウレタンフォーム等からなるクッション体(4)を載せ、表面をカバー(8)で被覆し、枕部(1)とする。
(ロ)基台(5)の下面に設ける支脚(2)は、ロの字形状からなる枠体とし、支脚(2)は低部(3)を有し、支脚(2)の上軸の中央に上方へ湾曲させたロック部(7)を設ける。
(ハ)基台(5)の裏面の両側に蝶番(6)を介して、支脚(2)を対向させて各支脚(2)は半回転自在になるように設ける。このとき、上軸にあるロック部(7)は蝶番(6)で挟まれる。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、支脚(2)を基台(5)の裏側に折りたたんで閉じることにより、コンパクトになるので、カバンに入れて、また、手に持って携帯できる。机上で使用するときは、支脚(2)を開いて机上に立てることにより枕となる対向する支脚(2)の橋脚の間に腕を差し込むことにより、本体が安定し、枕部(1)に頭を載せて睡眠できる。ロック部(7)は湾曲しているために基台(5)の裏面に接して支脚(2)を固定できる。
【実施例1】
【0007】
また、本発明は、図9に示すように、支脚(2)をロの字形状にせず、片側だけの支脚(2)にして、取り付け位置を図9、図10のように、支脚(2)が対角になるように取り付けることも可能である。支脚(2)が2本になる事によって、より腕の通りが良くなる。
【実施例2】
【0008】
また、図11、図12に示すように、支脚(2)をロの字形状にせず、片側だけの支脚(2)にして、取り付け位置を一方方向に付けることも可能である。支脚(2)が片側なる事によって腕が自由になる。
【実施例3】
【0009】
また、図13、図14に示すように、支脚(2)をロの字形状せず、低部(3)を付けずに、支脚を4本にする事も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の正面図
【図3】本発明の側面図
【図4】本発明の裏面図
【図5】本発明の側面図
【図6】本発明の使用状態を示す正面図
【図7】本発明の使用状態を示す側面図
【図8】本発明の使用状態を示す斜視図
【図9】本発明の他の実施例を示す斜視図
【図10】本発明の他の実施例を示す裏面図
【図11】本発明の他の実施例を示す斜視図
【図12】本発明の他の実施例を示す裏面図
【図13】本発明の他の実施例を示す斜視図
【図14】本発明の他の実施例を示す裏面図
【符号の説明】
【0011】
1 枕部
2 支脚
3 底部
4 クッション体
5 基台
6 蝶番
7 ロック部
8 カバー
【特許請求の範囲】
【請求項1】
平板からなる基台の上面にクッション体を載せて枕部とし、基台の下面にロの字形状からなる枠体を支脚とし、支脚は底部を有し、支脚の上軸の中央に湾曲させたロック部を設け、基台の裏面の両側に蝶番を介して、支脚を対向させて各支脚は半回転自在になるように設け、このとき上軸にあるロック部は両側を蝶番で挟む、以上を特徴とする机上用仮眠枕。
【請求項1】
平板からなる基台の上面にクッション体を載せて枕部とし、基台の下面にロの字形状からなる枠体を支脚とし、支脚は底部を有し、支脚の上軸の中央に湾曲させたロック部を設け、基台の裏面の両側に蝶番を介して、支脚を対向させて各支脚は半回転自在になるように設け、このとき上軸にあるロック部は両側を蝶番で挟む、以上を特徴とする机上用仮眠枕。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公開番号】特開2008−259787(P2008−259787A)
【公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−128591(P2007−128591)
【出願日】平成19年4月13日(2007.4.13)
【出願人】(505045366)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年4月13日(2007.4.13)
【出願人】(505045366)
【Fターム(参考)】
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