説明

材料ロールを搬送するための装置

本発明は、材料ロールを搬送するための装置に関する。ここでは材料ロールが第1の搬送車上に配置されており、第1の搬送車が第2の搬送車上に配置されており、第2の搬送車が、複数の保管場所を備えた貯蔵部と、ウェブ処理機械のロール交換機との間を移動するようになっており、第2の搬送車が、第1の搬送車および第1の搬送車に載置された材料ロールと共に、ロール交換機の搬入位置および/または搬出位置まで移動するようになっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1、2、3または4の上位概念に記載の形式の、材料ロールを搬送するための装置に関する。
【0002】
ウェブ処理機械、たとえば輪転印刷機に、いわゆるロール交換機が配置されており、ロール交換機は、機械に材料供給するため、たとえば被印刷物ウェブを供給するために役立つ。ロール交換機では、送り出された材料ロールは、ロール交換機から取り出されて、新たな材料ロールと交換される。新たな材料ロールをロール交換機に搬入するため、もしくは送り出された材料ロールをロール交換機から搬出するために、従来技術から種々異なる搬送システムが公知である。
【0003】
欧州特許第0925246号明細書には、印刷機のロール交換機において材料ロールを供給しかつ廃棄するための複雑な設備が開示されている。ここでは材料ロールは外周面でいわゆる第1の搬送車に載設される。材料ロールの実際の搬送は、第1の搬送車をいわゆる第2の搬送車に載設することによって行われる。換言すると、第1の搬送車はピギーバック式に第2の搬送車に載置される。欧州特許第0925246号明細書に記載のシステムでは、第2の搬送車のために全体で4つのそれぞれ異なる区分が設けられており、この場合第2の搬送車は、それぞれ対応配置された搬送区分から離間することはない。ロール交換機の直前に、第2の搬送車のための1区分が設けられており、この区分は、ロール交換機の搬入位置および搬出位置に移動可能である。ロール交換機のこの区分において、新たな材料ロールの積載された第1の搬送車を第2の搬送車に積載することによって、新たな材料ロールは、搬入に必要な位置に移動することができる。したがって送り出された材料ロールを、第2の搬送車と共に搬出位置に移動される第1の搬送車に積載することによって、送り出された材料ロールは搬出することができる。
【0004】
特開昭63−074852号公報には、材料ロールのための昇降装置を備えた無軌道の搬送車が記載されている。搬送車は、材料ロールを中間貯蔵ステーションから受け取り、材料ロールをロール交換機に搬送する。
【0005】
本発明の課題は、材料ロールを搬送するための装置を提供することである。
【0006】
この課題は、請求項1、2、3または4の特徴部に記載した構成によって解決される。
【0007】
本発明による搬送装置の格別な利点によれば、第2の搬送車が、少なくとも1つの搬送路上に沿って貯蔵部にも移動可能であり、貯蔵部の複数の保管場所に、新たな材料ロールおよび/または完全にもしくは部分的に送り出された材料ロールを貯蔵することができる。ロール交換機に材料ロールを搬入するために設けられた第2の搬送車は、簡単な形式で、貯蔵部から、もしくは貯蔵部に材料ロールを搬送するために使用することもできる。別の思想によれば、第2の搬送車は、新たな材料ロールを直接的にロール交換機に搬送するか、または先ず貯蔵部に格納し、新たな材料ロールはあとで使用するために呼び出されるまで一時保管される。特に新たな搬送装置によって、様々な第2の搬送車用の個々の区分の間の面倒な積み替えを回避することができる。
【0008】
有利な実施例では、貯蔵部は中間貯蔵部、特に一時貯蔵部(Tageslager;日単位で必要とされる量のための短期的な貯蔵部)として形成されている。つまり第2の搬送車の進入可能な貯蔵部は、材料ロール総量を貯蔵するのに役立つのではなく、専ら特定の、有利には比較的僅かな量の材料ロールをロール交換機の傍で一時保管するために役立つ。中間貯蔵部における材料ロールは、有利には既に開封されていて、かつロール交換のために接着箇所を備えて準備されているよう所望される。貯蔵部が一時貯蔵部として形成されている場合、一時貯蔵部に、ほぼウェブ処理機械の一日あたり必要量の材料ロールが一時保管される。
【0009】
また原則として、材料ロールは貯蔵部の保管場所に第1の搬送車によっても格納されることが考えられる。しかしながらこれによって材料ロールに破損の生じる恐れがある。したがって有利には、貯蔵部の保管場所は、各保管場所に少なくとも1つの第1の搬送車が配置可能であるように形成するのが望ましい。積載されていない第1の搬送車をそれぞれ異なる保管場所に停止させることもでき、これによって第1の搬送車のための比較的機械に近い保管場所を提供することができる。
【0010】
貯蔵部のそれぞれ異なる保管場所に搬送車を配置する場合、有利には選択の余地が与えられるよう所望されるので、結果として最終的に各第1の搬送車は貯蔵部の各保管場所に停止可能になっている。これによって貯蔵部の使用に際して極めて大きな融通性ならびに多様性が実現される。
【0011】
第1の搬送車が搬送路に沿って材料ロールを開封するための開封ステーションにも移動可能であることによって、第2の搬送車を使用するための機能範囲が大幅に拡張される。このようにして新たな材料ロールは、開封ステーションで開封したあとで取り出して、後置の加工ステーションに搬送することができる。
【0012】
特に有利には、第1の搬送車は搬送路に沿って接着箇所準備ステーションに移動可能である。このようにして、開封された材料ロールは、ウェブ始端部に接着箇所を取り付けたあとで、接着箇所準備ステーションから取り出して、後置の加工ステーションに搬送することができる。ここでは特に接着箇所準備ステーションが同時に開封ステーションとして働くような設備構成も考えられるので、第1の搬送車は、材料ロールをこのコンビステーションから取り出して、後置の加工ステーションに搬送する。
【0013】
合理的な材料搬送としては、開封ステーションおよび/または接着箇所準備ステーションは、材料ロールの搬送方向に関して貯蔵部の保管場所の上流側に配置するのが望ましい。このようにすると開封されたかもしくは接着箇所準備済みの材料ロールを貯蔵部に搬送する際に、極めて短い搬送路しか必要とされない。開封されたもしくは接着箇所準備済みの材料ロールは、あとで第2の搬送車によって貯蔵部から取り出して、ロール交換機に搬送することができる。
【0014】
ロール交換機に材料ロールを搬送する際にできるだけ僅かな方向転換しか必要とされないようにするために、特に有利には、貯蔵部における搬送路(これに沿って第2の搬送車が移動可能である)が、ウェブ処理機械のウェブ走行方向の仮想の延長部上を延びている。
【0015】
これに対して選択的もしくは追加的に、貯蔵部における搬送路は、ウェブ処理機械のウェブ走行方向の延長部に対して平行に変位して延びており、これによって特に極めてコンパクトな設備構造が実現される。
【0016】
どのようにして貯蔵部における保管場所を構成するかは、基本的に任意である。有利な実施例では、貯蔵部における搬送路から進入軌道が延びており、進入軌道を介して保管場所への移動が実現される。これによって考えられるように、たとえば第2の搬送車はピギーバック式に載設された第1の搬送車を進入軌道まで搬送して、そこで第1の搬送車は、進入軌道に進入することによって、材料ロールを適当な保管場所に積み降ろす。このようにして第1の搬送車は、適当な材料ロールと共に、材料ロールが再び保管場所から呼び出されて、第1の搬送車が第2の搬送車に載設されて後続搬送されるまで保管場所に滞在する。
【0017】
設備構造に応じて、保管場所は、搬送路の両側に、または単に搬送路の片側に設けることができる。
【0018】
搬送装置の機能に関して、第2の搬送車のできるだけ正確な位置決めが重要である。たとえば第2の搬送車を、第1の搬送車を積み降ろす際に、進入軌道の手前に位置決めするよう所望される場合、正確な位置決めは不可欠である。なぜならばそうでないと第1の搬送車は進入軌道に進入できないからである。したがって搬送路の少なくとも特定の区分に沿って距離測定システムを設けるのが望ましく、距離測定システムによって第2の搬送車は正確に位置決めすることができる。
【0019】
運転安全性に関して、領域保護手段を設けるのが望ましく、領域保護手段によって、貯蔵部の境界が意図しない進入から保護される。
【0020】
特に簡単な形式では、領域保護手段は、貯蔵部の境界に囲いを取り付けることによって形成することができる。ロール交換機における領域保護手段を同時に貯蔵部の領域保護手段として使用することによって、領域保護手段を実現するためのコストを低減することができる。
【0021】
貯蔵部に対して材料ロールを搬入もしくは搬出するために、領域保護手段にゲートを設けることができる。ゲート領域では、領域保護手段は、有利にはたとえば光バリアまたは超音波センサを使用することによって、非接触式に作動するのが望ましい。センサをそれぞれ異なる高さ位置に配置することによって、複雑な問い合わせルートを実現することができるので、たとえば材料ロールは問題なくゲートを通過することでき、これに対してセンサ信号の権限のないものの通過によってアラームが作動する。
【0022】
材料ロールが貯蔵部で過度に長く貯蔵されるのを回避するために、貯蔵部は、望ましくは先入れ先出し原理(FIFO;first in, first out)に基づいて運転される。これの意味するところによれば、最初に貯蔵部に供給された材料ロールは、最初にロール交換機に後続搬送される。
【0023】
本発明の実施例を図示し、以下に詳しく説明する。
【0024】
図1には、材料ロール01を搬送するための装置を備えた印刷設備を上からみた概略図で示した。主貯蔵部02から、梱包された材料ロール01が、適当な搬送手段、たとえばクランプリフトによって、開封ステーション03の領域に搬送されて、そこでロール収納部04に格納される。開封ステーション03では、材料ロール01は手動で第1の搬送車27上に転がされる。このために第1の搬送車27は上面で、適当な凹部を有しており、凹部は材料ロール01を確実に載置するのに適している。ボタンを押す度に、材料ロール01は、開放ステーション03の中央まで搬送され、センタリングして位置決めされ、次いで手動で開封される。開封したあとで、さらに作業員によって、材料ロール01のウェブ始端部に必要な接着箇所15が取り付けられるので、開封ステーション03は同時に接着箇所準備ステーション03としても役立つ。
【0025】
ウェブを処理する機械06は、輪転印刷機06として形成されており、輪転印刷機06内で相前後して4つの印刷装置07を被印刷物ウェブが通走する。ここでは被印刷物ウェブはたとえば両面で4色印刷され、次いで乾燥機08で乾燥される。被印刷物ウェブを印刷装置07に提供するために、ウェブ処理機械06の上流側にロール交換機09が配置されており、ロール交換機09には2つの材料ロール01を緊締することができる。ロール交換機09によって、機械を停止させることなく迅速なロール交換を実現することができる。
【0026】
特に輪転印刷機は凹版印刷機またはオフセット印刷機(たとえば端物印刷機)として形成されている。有利にはたとえば作業室(工場)床、貯蔵部および/またはロール交換機および/または印刷装置が、たとえば平面20上で相前後して(ウェブ走行方向に関して)配置されている。
【0027】
ロール交換機09の直ぐ傍に貯蔵部11が設けられており、貯蔵部11は中間貯蔵部として日単位需要量の材料ロール01を保管するために形成されている。搬送路12の両側にそれぞれ8つの保管場所13が貯蔵部11に設けられている。各保管場所13に、材料ロール01の載置された第1の搬送車27を停止させることができる。
【0028】
材料ロール01に接着箇所15を準備したあとで、材料ロール01の持ち上げられた状態で、開封ステーション03において第1の搬送車27が材料ロール01を受け取り、第1の搬送車27は材料ロール01と共に第2の搬送車32に対する引渡位置に移動する。そこで第1の搬送車27は、ピギーバック式(おんぶ式)に第2の搬送車32に積載される。第2の搬送車32の移動によって、接着箇所準備済みの材料ロール01は、選択的に搬送路14を介して直接的にロール交換機09に搬送するか、または搬送路12を介して貯蔵部11に搬送することができる。材料ロール01を開封ステーション03から直接的にロール交換機09に搬送するか、または貯蔵部11に搬送するかに関する決定は、材料供給システムの制御装置が下す。
【0029】
接着箇所準備済みの材料ロール01を貯蔵部11に搬送しようとすると、第2の搬送車32は、ピギーバック式に積載された第1の搬送車27および搬送車27に載置された材料ロール01と共に、搬送路12を介して貯蔵部11に進入し、空の保管場所13に到達する。空の保管場所13の手前で、第2の搬送車32は、第1の搬送車27が保管場所13の進入路(Stichweg)16に進入できるように位置決めされる。次いで第2の搬送車32は搬送路12を介して貯蔵部11から離間し、この場合選択的に別の第1の搬送車27を貯蔵部11から連行することもできる。ロール交換機09に新たな材料ロール01が搬送されると、直ちに同様に開封された材料ロール01が開封ステーション03から搬送路14を介してロール交換機09に搬送されるか、または既に接着箇所15を備えた材料ロール01が貯蔵部11からロール交換機09に搬送される。
【0030】
貯蔵部11を通る搬送路12は、ウェブ走行方向でウェブ処理機械06を通る仮想の延長線上を延びるので、貯蔵部11からロール交換機09に向かう材料ロール01の搬送時に第2の搬送車32の方向転換は不要である。
【0031】
貯蔵部11は、権限のないものの進入つまり意図しない進入に対して保護されている。貯蔵部11の3方向では、保護された領域、特に囲いによる保護手段が形成されている。貯蔵部11の、ロール交換機09に向かう1方向では、ロール交換機09の領域保護手段37にゲート18が設けられている。ゲート18の領域では、領域保護手段37は、光バリアまたはセンサ、たとえば非接触式に作動するレーザセンサによって実現される。
【0032】
貯蔵部11に対する材料ロール01の搬入もしくは搬出時に、先入れ先出し原理に基づいて作業が行われ、これによって材料ロール01が貯蔵部11に過度に長く一時保管されて、接着箇所15が使用不能になるのを防止することができる。
【0033】
図2には、印刷設備の第2実施例を概略的に示した。第2実施例は、図1に示した第1実施例とは異なっており、開封ステーション03とロール交換機09もしくは貯蔵部11との間に追加的な搬送路19が設けられており、追加的な搬送路19を介して、第2の搬送車32は、ピギーバック式に載設された第1の搬送車27と、第1の搬送車27に載置された材料ロール01とを、ロール交換機09もしくは貯蔵部11に搬送する。搬送路19には2つの回転ディスク21が取り付けられており、これによって開封ステーション03と貯蔵部11もしくはロール交換機09との間の第1の搬送車27の方向転換を実現することができる。
【0034】
図3に示した実施例では、中間貯蔵部もしくは一時貯蔵部として役立つ貯蔵部22が設けられており、ここでは搬送路23は、貯蔵部22を通って延びていて、かつウェブ処理機械06のウェブ走行方向に対して垂直に延びている。開封ステーション03からロール交換機09に向かって材料ロール01を搬送する際に、第1の搬送車27は、搬送路23に沿って貯蔵部22全体を通って移動する。材料供給システムの制御装置の要求に応じて、開封ステーション03において接着箇所準備済みの材料ロール01は、先ず貯蔵部22に一時保管されるか、または直接的にロール交換機09に搬送される。さらに必要な場合、既に接着箇所準備済みの材料ロール01は、貯蔵部22から搬出されて、ロール交換機09に向かって搬送される。ここでは貯蔵部22の保管場所13は搬送路12の両側に位置していて、したがってウェブ処理機械06に対して平行に位置しており、これによって極めてコンパクトな設備構造が得られる。
【0035】
図4には、実質的に図3に示した印刷設備に相当する別の実施例を示した。図3に示した印刷設備との違いによれば、貯蔵部24において搬送路12の左側にしか保管場所13が設けられていないので、総じてよりコンパクトな設備構造が達成される。印刷設備の制御は、ガイドスタンド26を介して行われる。
【0036】
図5には、ロール交換機09を横断面図で示した。新たな材料ロール01の搬入および送り出された材料ロール01の搬出のために、第1の搬送車27が役立つ。そのような公知の搬送車27はたとえばレールによってガイドされている。搬送車27は、4つの走行ローラ28を備えており、走行ローラ28はレール上を転動する。搬送車27を駆動するために、たとえば床下で延びる牽引搬送装置を設けることができ、牽引搬送装置はたとえば循環走行するチェンとして形成されている。チェンと搬送車27とは少なくとも一時的に結合されている。搬送車27のフレームに、材料ロール01を収容するための凹状のシェル29が取り付けられている。収容部として役立つシェル29は、貯蔵室の床31から突出しており、これに対して第1の搬送車27は貯蔵室の床31下に潜り込んで走行する。
【0037】
進入軌道16にはそれぞれ軌道区分が設けられており、軌道区分に第1の搬送車27は走行ローラ28で進入することができる。このために各保管場所13に、個別的なチェン駆動装置が設けられている。有利には少なくとも複数の保管場所13が個別的なチェン駆動装置を備えている。
【0038】
保管場所13もしくは進入軌道16は、それぞれ材料ロール01もしくは搬送車27を収容する。保管場所13もしくは進入軌道16は、2つまたは3つ以上の材料ロール01を収容することもできる。
【0039】
搬送路12,14に沿って第1の搬送車27を搬送するために、第2の搬送車32が役立つ。各第2の搬送車32のフレームは短い軌道区分33を備えており、軌道区分33に、第1の搬送車27は走行ローラ28で進入することができる。第2の搬送車32も同様に床下に配置されていて、かつレール上を案内される4つの走行ローラ34を備えている。第2の搬送車32を駆動するために、同様にチェン駆動装置を使用することもできる。
【0040】
第2の搬送車32は、選択的な実施例では、2つの軌道区分33,33´を備えることができる。この場合両方の軌道区分33,33´の間の間隔aは、搬送しようとする材料ロール01の最大直径Dmaxよりも大きくなっている。有利には搬送車32の両方の軌道区分33,33´の間の間隔aは、保管場所13の進入軌道16の軌道区分33,33´の間の間隔aに相当する。
【0041】
少なくとも1つの搬送車27は、残存ロールを収容するためのアダプタを備えることができる。
【0042】
ウェブ処理機械の長手方向とウェブ走行方向とは、実質的に同一方向で延びる。
【0043】
保管場所13とロール交換機09との間に、搬送車27のための回転ディスクが配置されていない。同様に保管場所13と第1の搬送車27のための接着箇所準備ステーション03との間にも回転ディスクは配置されていない。
【0044】
少なくとも1つの印刷装置07とロール交換機09と保管場所13とは、ほぼ共通の平面20上に配置されている。有利には全ての印刷装置07が共通の平面20上に配置されている。さらに述べると加工機械は単個のロール交換機を備えている。第2の搬送車32の搬送路と、加工機械の乾燥機08の長手軸線10とは、整合して位置するか、もしくは互いに平行に変位して延びるように配置されている。
【0045】
この場合印刷装置07およびロール交換機09では、基準点として各サイドフレームの下縁が作用し、保管場所13では、搬送車27の収容部が作用する。この場合共通の平面20は、建造物(作業室)の床である。
【0046】
材料ロールを搬送するための装置は、搬送プロセスもしくは準備プロセスで検出される固有のロールデータ、たとえばバーコードおよび/またはロール幅および/またはロール状態および/または重量(総重量、正味重量1、正味重量2)および/または接着時間および/または走行長さなど、を考慮して作動する。これにはたとえばプロセス全体(つまり物品納入からスリーブ(ロール芯)廃棄まで)におけるデータ検出および/またはデータ処理および/またはデータ割り当てが含まれる。
【0047】
したがってデータは各プロセスステップで受け取られて管理される。たとえば適当な管理システムを介してこれらのデータをさらに利用するための評価および記憶もこれに関連する。さらに単数および/または複数のロール交換機を介して、送り出しプロセス中およびプロセス後に検出されたロールデータを使用して、ロールの固有のデータセットに取り入れて、ロールデータの割り当てを行うことができる。
【0048】
さらに搬送プロセス、準備プロセスおよびデータ管理プロセスで、部分搬送ロールもしくは戻し搬送ロールを、生産プロセスによって取り扱って適当に管理する装置が適している。このことは関連する全てのプロセスを含む。このうちの1形態は、部分ロールの搬送、たとえばアダプタに関する過程である。同様にたとえばアダプタ(ロール有およびロール無)の管理およびこのために必要な全ての過程を統合することもできる。
【0049】
このような装置の別の1形態は、保管位置ごとに複数のロール台車を使用して、これに関する必要な全ての過程を使用する場合に生じる。
【0050】
1形態では、複数のレール軌道を備えた搬送台が使用されており、このことによって記載の装置のさらなる改良が得られる。
【0051】
考えられる別の1形態は、スリーブ容器およびスリーブ容器のデータ内容の、貯蔵部における特定の、たとえば自由に選択可能な位置もしくは記載の装置において考えられる別の位置への搬送である。ここでも同様に機械もしくは生産準備装置の管理システムもしくは別の評価ユニットに対するデータ伝達も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】材料ロールを搬送するための装置を備えた印刷設備の第1実施例を示す図である。
【図2】材料ロールを搬送するための装置を備えた印刷設備の第2実施例を示す図である。
【図3】材料ロールを搬送するための装置を備えた印刷設備の第3実施例を示す図である。
【図4】材料ロールを搬送するための装置を備えた印刷設備の第4実施例を示す図である。
【図5】図1〜図4に示した印刷設備のロール交換機を示す横断面図である。
【図6】搬送車を用いて材料ロールを様々な位置に搬送するための装置を示す図である。
【図7】2つの材料ロールを収容するための搬送車の1実施例を示す図である。
【図8】2つの一時貯蔵部を備えた印刷設備の1実施例を示す図である。
【符号の説明】
【0053】
01 材料ロール、 02 主貯蔵部、 03 開封ステーション、接着箇所準備ステーション、 04 ロール収納部、 06 ウェブ加工機械、加工機械、輪転印刷設備、輪転印刷機、 07 印刷装置、ウェブ加工ステーション、 08 乾燥機、 09 ロール交換機、 10 長手軸線、 11 貯蔵部、一時貯蔵部、 11´ 軌道区分、 12 搬送路、 13 保管場所、 14 搬送路、 15 接着箇所、 16 進入軌道、進入路、 17 保護領域、 18 ゲート、 19 搬送路、 20 平面、 21 回転ディスク、 22 貯蔵部、一時貯蔵部、 23 搬送路、 24 貯蔵部、一時貯蔵部、 26 ガイドスタンド、 27 第1の搬送車、 28 走行ローラ、 29 シェル、 31 床、 32 第2の搬送車、 33,33´ 軌道区分、 34 走行ローラ、 36 引渡位置、 37 領域保護手段、保護領域、 a 軌道区分もしくは進入軌道の間隔、 Dmax 搬送しようとする材料ロールの最大直径

【特許請求の範囲】
【請求項1】
材料ロール(01)を搬送するための装置において、
材料ロール(01)が、第1の搬送車(27)上に配置されており、該第1の搬送車(27)が、第2の搬送車(32)上に配置されており、該第2の搬送車(32)が、複数の保管場所(13)を備えた貯蔵部(11,22,24)と、ウェブ処理機械(06)のロール交換機(09)との間を移動するようになっており、第2の搬送車(32)が、第1の搬送車(27)および該第1の搬送車(27)に載置された材料ロール(01)と共に、ロール交換機(09)の搬入位置および/または搬出位置まで移動するようになっていることを特徴とする、材料ロールを搬送するための装置。
【請求項2】
複数の貯蔵場所(13)を備えた貯蔵部(11;22;24)から材料ロール(01)を搬送するための装置において、
材料ロール(01)が、保管場所(13)内で、それぞれ第1の搬送車(27)上に配置されており、各第1の搬送車(27)に第1の定置の保管場所(13)が割り当てられていることを特徴とする、複数の貯蔵場所を備えた貯蔵部から材料ロールを搬送するための装置。
【請求項3】
複数の保管場所(13)を備えた貯蔵部(11;22;24)からウェブ処理機械(06)に材料ロール(01)を搬送するための装置において、
ウェブ処理機械(06)が、長手方向でみて複数の、かつ水平方向でみて相前後して配置された加工ステーション(07,08)を備えており、ロール交換機(09)が、水平方向で加工ステーション(07,08)の上流側に配置されており、ロール交換機(09)の上流側で、かつ長手方向に対して仮想の延長部に、搬送車(32)の搬送路(14)が設けられており、該搬送路(14)の両側にそれぞれ材料ロール(01)のための複数の保管場所(13)が配置されていることを特徴とする、複数の保管場所を備えた貯蔵部からウェブ処理機械に材料ロールを搬送するための装置。
【請求項4】
複数の保管場所(13)を備えた貯蔵部(11;22;24)からウェブ処理機械(06)に材料ロール(01)を搬送するための装置において、
ウェブ処理機械(06)が、長手方向でみて複数の、かつ水平方向でみて相前後して配置された加工ステーション(07,08)を備えており、ロール交換機(09)が、水平方向で加工ステーション(07,08)の上流側に配置されており、保管場所(13)が、長手方向に対して平行で、かつ加工ステーション(07)に対して平行に配置されていることを特徴とする、複数の保管場所を備えた貯蔵部からウェブ処理機械に材料ロールを搬送するための装置。
【請求項5】
材料ロール(01)が、加工機械(06)とは反対側で、保管場所(13)から取り出されるようになっている、請求項4記載の装置。
【請求項6】
保管場所(13)が、材料ロール(01)を取り出すために、加工機械(06)と、搬送車(32)の、加工機械(06)の長手方向に対して平行に延びる搬送路(12)との間に配置されている、請求項4または5記載の装置。
【請求項7】
加工ステーション(07,08)と保管場所(13)との間に、搬送車(27;32)の搬送路が配置されていない、請求項4または5記載の装置。
【請求項8】
材料ロール(01)が、保管場所(13)内で第1の搬送車(27)に載置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項9】
第2の搬送車(32)が、第1の搬送車(27)を搬送するように配置されている、請求項2、3、4または6記載の装置。
【請求項10】
材料ロール(01)の搬送方向に関して、保管場所(13)が、接着エレメントを手動で、または機械式に取り付けるための準備ステーション(03)の下流側に配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項11】
搬送路(12)の両側で、材料ロール(01)のための複数の保管場所(13)が配置されている、請求項1、2、4または6記載の装置。
【請求項12】
貯蔵部(11;22;24)が、中間貯蔵部として、特に一時貯蔵部として形成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項13】
貯蔵部(11;22;24)の保管場所(13)に、少なくとも2つの材料ロール(01)が貯蔵されており、これらの材料ロール(01)が、既に開封されていて、かつロール交換のために接着箇所(15)を備えて準備されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項14】
全ての新たな材料ロール(01)が接着箇所(15)を備えて準備されている、請求項13記載の装置。
【請求項15】
保管場所(13)に、それぞれ少なくとも一時的に第1の搬送車(27)が配置されている、請求項3または4記載の装置。
【請求項16】
第1の搬送車(27)が、選択的に貯蔵部(11;22;24)の各保管場所(13)で停止可能になっている、請求項1または15記載の装置。
【請求項17】
少なくとも1つの第1の搬送車(27)が、搬送路(19)に沿って、材料ロール(01)を開封するための開封ステーション(03)に移動可能になっている、請求項1、2、8または15記載の装置。
【請求項18】
少なくとも1つの第1の搬送車(27)が、搬送路(19)に沿って、材料ロール(01)に接着箇所(15)を準備するための接着箇所準備ステーション(03)に移動可能になっている、請求項17記載の装置。
【請求項19】
接着箇所準備ステーション(03)が、同時に開封ステーション(03)として使用可能である、請求項18記載の装置。
【請求項20】
ウェブ処理機械(06)のウェブ走行方向の仮想の延長部において、貯蔵部(11)内で搬送路(12)が設けられており、該搬送路(12)に沿って第2の搬送車(32)が移動可能になっている、請求項1記載の装置。
【請求項21】
ウェブ処理機械(06)のウェブ走行方向の延長部に対して平行に、貯蔵部(11)内で搬送路(12)が設けられており、該搬送路(12)に沿って第2の搬送車(32)が移動可能になっている、請求項1記載の装置。
【請求項22】
材料ロール(01)または第1の搬送車(27)が、ウェブ処理機械(06)とは反対側で保管場所(13)から取り出し可能になっている、請求項2記載の装置。
【請求項23】
保管場所(13)が、特に搬送路(11)から垂直に延びる進入軌道(16)を介して進入可能になっている、請求項1、2または4記載の装置。
【請求項24】
搬送路(12)の片側だけに保管場所(13)が設けられている、請求項1、2または4記載の装置。
【請求項25】
搬送路(12)の、少なくとも規定の区分に沿って、第2の搬送車(32)を正確に位置決めするための距離測定システムが設けられている、請求項1または9記載の装置。
【請求項26】
貯蔵部(11;22;24)が、貯蔵部(11;22;24)の境界に取り付けられた保護領域(17;37)によって、意図しない進入に対して保護されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項27】
貯蔵部(11;24)の保護領域(17)が、部分的に囲いによって形成されている、請求項26記載の装置。
【請求項28】
貯蔵部(11)の保護領域(17)が、部分的にロール交換機(09)の領域保護手段(37)によって形成されている、請求項26または27記載の装置。
【請求項29】
領域保護手段(37)に、材料ロール(01)の通過および/または遮断のための少なくとも1つのゲート(18)が設けられている、請求項26から28までのいずれか1項記載の装置。
【請求項30】
貯蔵部(11)が、ゲート(18)の領域で、光バリアまたは超音波センサによって、意図しない進入に対して保護されている、請求項29記載の装置。
【請求項31】
複数の光バリアまたは超音波センサが設けられており、これらの光バリアまたは超音波センサが、それぞれ異なる高さ位置に配置されている、請求項30記載の装置。
【請求項32】
ウェブ処理機械(06)に、複数の加工ステーション(07)が、長手方向で相前後して設けられている、請求項1から31までのいずれか1項記載の装置。
【請求項33】
ウェブ処理機械(06)内で、少なくとも1つの加工ステーション(07)が、輪転印刷機(06)の印刷装置(07)として形成されている、請求項1から32までのいずれか1項記載の装置。
【請求項34】
輪転印刷機(06)が、印刷装置(07)を通る水平のウェブ走行を有している、請求項33記載の装置。
【請求項35】
貯蔵部(11;22;24)が、先入れ先出し貯蔵部として形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
【請求項36】
ウェブ処理機械を操作するためにガイドスタンドが設けられており、貯蔵部(11;22;24)が、ガイドスタンドの傍に配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
【請求項37】
第1の搬送車(27)が、走行ローラ(28)を備えていて、かつレール上を走行するようになっている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項38】
第2の搬送車(32)が、走行ローラ(28)を備えていて、かつレール上を走行するようになっている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項39】
第2の搬送車(32)のフレームが、比較的短い軌道区分(33)を有しており、該軌道区分(33)に、第1の搬送車(27)が進入するようになっている、請求項38記載の装置。
【請求項40】
搬送車(27;32)の駆動が、チェン搬送装置によって行われるようになっている、請求項37または38記載の装置。
【請求項41】
第2の搬送車(32)が、相互間隔(a)を有して配置された2つの軌道区分(33;33´)を有している、請求項38記載の装置。
【請求項42】
両方の軌道区分(33,33´)の間の間隔(a)が、搬送しようとする材料ロール(01)の最大直径(Dmax)よりも大きくなっている、請求項41記載の装置。
【請求項43】
少なくとも一部の保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、単個の搬送車(27)を収容するようになっている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項44】
複数の保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、単個の搬送車(27)を収容するようになっている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項45】
全ての保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、単個の搬送車(27)を収容するようになっている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項46】
少なくとも一部の保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、2つの搬送車(27)を収容するようになっている、請求項43記載の装置。
【請求項47】
複数の保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、2つの搬送車(27)を収容するようになっている、請求項44記載の装置。
【請求項48】
全ての保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、2つの搬送車(27)を収容するようになっている、請求項45記載の装置。
【請求項49】
少なくとも一部の保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、3つ以上の搬送車(27)を収容するようになっている、請求項46記載の装置。
【請求項50】
複数の保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、3つ以上の搬送車(27)を収容するようになっている、請求項47記載の装置。
【請求項51】
全ての保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、3つ以上搬送車(27)を収容するようになっている、請求項48記載の装置。
【請求項52】
少なくとも1つの搬送車(27)が、部分ロールを収容するためのアダプタを備えている、請求項1、2,8または15記載の装置。
【請求項53】
それぞれ第2の搬送車(32)を備えた2つの貯蔵部(11;11´)が配置されている、請求項1、3または9記載の装置。
【請求項54】
両方の搬送車(32)の搬送路(14)が、互いに平行に延びるように配置されている、請求項53記載の装置。
【請求項55】
両方の貯蔵部(11;11´)が、軌道によって互いに結合されている、請求項53記載の装置。
【請求項56】
両方の貯蔵部(11;11´)の間に接着箇所準備ステーション(03)が配置されている、請求項53記載の装置。
【請求項57】
第2の搬送車(32)が、接着剤準備済みの材料ロール(01)を貯蔵部(11;1´)に搬送するように配置されている、請求項1、3、9、10または53記載の装置。
【請求項58】
少なくとも2つの、ウェブ処理機械(06)の長手方向で直に相前後して配置された保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、搬送しようとする材料ロール(01)の最大直径(Dmax)よりも大きな間隔(a)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項59】
少なくとも2つの、ウェブ処理機械(06)の長手方向で直に相前後して配置された保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、新たな2つの材料ロール(01)の載置可能であるかまたは載置される寸法の間隔(a)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項60】
複数の、ウェブ処理機械(06)の長手方向で直に相前後して配置された保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、搬送しようとする材料ロール(01)の最大直径(Dmax)よりも大きな間隔(a)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項61】
複数の、ウェブ処理機械(06)の長手方向で直に相前後して配置された保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、新たな2つの材料ロール(01)の載置可能であるかまたは載置される寸法の間隔(a)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項62】
全ての、ウェブ処理機械(06)の長手方向で直に相前後して配置された保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、搬送しようとする材料ロール(01)の最大直径(Dmax)よりも大きな間隔(a)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項63】
全ての、ウェブ処理機械(06)の長手方向で直に相前後して配置された保管場所(13)および/または保管場所(13)に属する進入軌道(16)が、新たな2つの材料ロール(01)が載置可能であるかまたは載置される寸法の間隔(a)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項64】
搬送路(12)の両側に、それぞれ材料ロール(01)のための少なくとも3つの保管場所(13)が配置されている、請求項2または11記載の装置。
【請求項65】
少なくとも2つの、ウェブ処理機械(06)の長手方向で直に相前後して配置された保管場所(13)に、新たな材料ロール(01)が載置可能であるか、または載置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項66】
複数の、ウェブ処理機械(06)の長手方向で直に相前後して配置された保管場所(13)に、新たな材料ロール(01)が載置可能であるか、または載置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項67】
全ての、ウェブ処理機械(06)の長手方向で直に相前後して配置された保管場所(13)に、新たな材料ロール(01)が載置可能であるか、または載置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項68】
少なくとも2つの、ウェブ処理機械(06)の長手方向で直に相前後して配置された保管場所(13)に、最大直径(Dmax)を有する材料ロール(01)が載置可能である、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項69】
複数の、ウェブ処理機械(06)の長手方向で直に相前後して配置された保管場所(13)に、最大直径(Dmax)を有する材料ロール(01)が載置可能である、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項70】
全ての、ウェブ処理機械(06)の長手方向で直に相前後して配置された保管場所(13)に、最大直径(Dmax)を有する材料ロール(01)が貯蔵可能である、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項71】
新たな材料ロール(01)が、接着手段(15)を備えている、請求項59、61、63、65、66または67記載の装置。
【請求項72】
ウェブ処理機械(06)の長手方向とウェブ走行方向とが、実質的に同方向で延びている、請求項3、4または32記載の装置。
【請求項73】
保管場所(13)とロール交換機(09)との間に、搬送車(27)のための回転ディスクが配置されていない、請求項1、3または4記載の装置。
【請求項74】
保管場所(13)と接着箇所準備ステーション(03)との間に、搬送車(27)のための回転ディスクが配置されていない、請求項10記載の装置。
【請求項75】
少なくとも1つの印刷装置(07)とロール交換機(09)と保管場所(13)とが、ほぼ共通の平面(20)上に配置されている、請求項33記載の装置。
【請求項76】
全ての印刷装置(07)が、共通の平面(20)上に配置されている、請求項75記載の装置。
【請求項77】
ウェブ処理機械(06)が、単個のロール交換機(09)を備えている、請求項1、3または4記載の装置。
【請求項78】
第2の搬送車(32)の搬送路(12)と、ウェブ処理機械(06)の乾燥機(08)の長手軸線(10)とが、互いに整合している、請求項1、9または10記載の装置。
【請求項79】
第2の搬送車(32)の搬送路(12)と、ウェブ処理機械(06)の乾燥機(08)の長手軸線(10)とが、互いに平行に変位して延びるように配置されている、請求項1、9または10記載の装置。
【請求項80】
複数の保管場所(13)が設けられている場合、各保管場所(13)が、材料ロール(01)を搬送するための独自の駆動装置を備えている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
【請求項81】
複数の保管場所(13)が設けられている場合、各保管場所(13)に、搬送車(27)のための独自の床下搬送システムが配置されている、請求項1、2、3または8記載の装置。
【請求項82】
床下搬送システムが、循環走行する駆動手段を備えている、請求項81記載の装置。
【請求項83】
駆動手段が、チェンとして形成されている、請求項82記載の装置。
【請求項84】
各第1の搬送車(27)が、独自の駆動装置を備えている、請求項1、2、3または8記載の装置。
【請求項85】
全ての保管場所(13)が、独自の駆動装置を備えている、請求項80記載の装置。
【請求項86】
全ての保管場所(13)が、独自の床下搬送システムを備えている、請求項81記載の装置。
【請求項87】
第2の搬送車(32)が、独自の駆動装置を備えている、請求項1、3または9記載の装置。
【請求項88】
第2の搬送車(32)の駆動装置が、第1の搬送車(27)の駆動装置とは無関係に作動可能になっている、請求項87記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2007−533565(P2007−533565A)
【公表日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−523022(P2006−523022)
【出願日】平成17年2月9日(2005.2.9)
【国際出願番号】PCT/EP2005/050569
【国際公開番号】WO2005/080241
【国際公開日】平成17年9月1日(2005.9.1)
【出願人】(390014188)ケーニツヒ ウント バウエル アクチエンゲゼルシヤフト (50)
【氏名又は名称原語表記】Koenig & Bauer Aktiengesellschaft
【住所又は居所原語表記】Friedrich−Koenig−Strasse 4, Wuerzburg, Germany
【Fターム(参考)】