枕元ポケット

【課題】枕元にリモコンや携帯電話等の小さな機器を置くと布団の中に埋没しやすかった。ベッド周りに設けた棚や机、サイドポケット、又布団の場合は布団の周りの床にこれらの機器を置いても遠く不便に感じる事があった。同様に小さな機器以外のものでも枕元付近に置いておきたいものはあるが、埋没しやすい。
【解決手段】帯状や筒状の布に布団やベッドの幅部分にポケット１を付け、厚みの違う寝具に装着することを可能にした小物収納用枕元ポケット１。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は寝床に置きたいリモコンや携帯電話等の小さな機器又は本やティッシュ等の小物を整理して収納する枕元ポケットに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、寝床で使用したい各種リモコンや携帯電話等の小さな機器又は本やティッシュボックス等を置く場合、枕元に置くか、ベッドサイドに棚等を設けるか、ポケットを付けて（特許文献１、２）収納するか、又布団を使用している方は布団周りの床に置いたりしていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２０１０−６８９０６号公報
【特許文献２】特開平１１−７００３３号公報
【発明概要】

【発明が解決しようとしている課題】
【０００４】
枕元にたくさんのものを置くと、いつの間にか布団の中に埋没し、使いたいときにすぐに使えなくなる。ベッドサイドの棚やポケット、もしくは布団を使用している方は布団周りの床に置くのでは取るのに遠く感じる方もいる。本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
帯状の布に寝具の左右端部分にくる位置に、収納ポケットをつけ、枕元付近に布団やベッドマットの厚さにあわせて巻き付けて留めるように設け、寝床で使用したい小物をポケットに収納するようにしたことを特徴とした枕元ポケット。
【発明の効果】
【０００６】
従来、布団の中に埋没しがちだった小さな機器や小物をきちんと整理して枕元に置いておくことができ、使用したいとき直ぐに取り出せ使用できるので便利である。本発明は帯状又は筒状なので厚さの違う布団にもベッドにも装着でき、取り外し洗うこともできるので簡単に清潔に保つことができて便利である。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】本発明の使用状態を示す斜視図
【図２】本発明の使用例図
【図３】本発明の帯状の布を示す平面図
【図４】本発明の筒状布の斜視
【図５】本発明のポケットを増やした場合の一例
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）帯状の場合、ベルト部分（２）に両サイドのポケット（１）が、布団やベッドマット（３）に巻き付けたときに表面の左右端に出るように設ける。ベルト部分（２）に裏面面テープ（６）と表面面テープ（７）を設け布団やベッドマット（３）の厚さにあわせて調整出来るようにする。（ボタン等でも良い）
（ロ）筒状の場合、筒状布（８）に両サイドのポケット（１）が、布団やベッドマット（３）に巻き付けたときに表面の左右端に出るように設ける。全体が伸縮性のある生地を使用するか、裏面に伸縮性のある生地を使用するかゴムか紐で布団やマットの厚さに調整できるようになっているので、布団やベッドマット（３）の先端に被せて装着させる。
（ハ）ポケットを増やす場合、ベルト部分（２）の幅を太くして増やすか、布ベルトの上下に取り付ける。（図５の（９））
本発明は、以上のような構造である。
本発明を使用するときは、帯状の場合、布ベルト部分（２）を枕元付近にくるよう布団やマットに巻き付け、裏面面テープ（３）に厚さにあわせて表面面テープ（４）を貼る。（ボタン等で留める場合も同じ）。筒状の布（８）の場合は全体が伸縮性のある生地を使用するか、裏面に伸縮性のある生地を使用するかゴムか紐で布団やマットの厚さに調整できるようになっているので、布団やベッドマット（３）の先端に被せて装着させる。ポケット（１）（９）には、寝床で使用したい小さな機器（各種リモコンや携帯電話、小型音楽プレーヤー等）や、本、ティッシュ他を収納し、直に置いて布団の中に埋没しがちだった物を整理する。
【符号の説明】
【０００９】
１ポケット、２ベルト部分、３布団又はベッドマット、４枕、５収納したい小物、６裏面面テープ、７表面面テープ、８筒状の布、９上下に増やしたポケット

【特許請求の範囲】
【請求項１】
帯状の布に寝具の左右端部分にくる位置に、収納ポケットをつけ、枕元付近に布団やベッドマットの厚さにあわせて巻き付けて留めるように設け、寝床で使用したい小物をポケットに収納するようにしたことを特徴とした枕元ポケット。
【請求項２】
布を筒状にした請求項１の枕元ポケット。

【図１】