説明

株式売買代金専用電卓

【課題】 従来、個人投資家の株式売買代金は、約定金額による手数料、消費税、譲渡益、源泉分離課税、取引税等を個別に電卓で計算し約定金額に足し引きして出していた。しかしながら、計算項目が多いうえに、刻一刻と変化する株価に対応して差益計算をするのは、面倒であり、分かりにくかった。
【解決手段】 株数と一株単価の入力だけで株式購入代金、株式売却代金、あるいは、損益分岐単価を表示させる専用電卓である。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、株数と一株単価を入力するだけで株式購入代金または、株式売却代金、あるいは、損益分岐単価を表示させる専用電卓とそのプログラム例および電卓のボタン配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】株式売買代金は約定金額による手数料、消費税、譲渡益、源泉分離課税、取引税等を個別に電卓で計算し約定金額に足し引きして出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、計算項目が多いうえに、刻一刻と変化する株価に対応して差益計算をするのは、面倒であり、分かりにくい計算であるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、専用電卓に株数と一株単価を入力するだけで株式購入代金、株式売却代金、損益分岐単価を表示させることにより上記課題を解決したものである。
【0005】
【実施例】本発明の株式売買代金専用電卓は、図1に示されるように、株購入なら、買いボタンを押すと表示部に、株数と一株単価を数値入力し決ボタンを押すだけで、約定代金、手数料、消費税、買総額が表示される。株売却なら、売りボタンを押すと表示部に、株数と一株単価を数値入力し決ボタンを押すだけで、約定代金、手数料、消費税、譲渡益、源泉税、売手取総額を表示する。また、株購入時、買いボタンを押し表示部に、株数と一株単価を数値入力した後、損益分岐ボタンを押すと株売却時の損金が出ない最低株価がいくらか表示する。
【0006】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によれば、株数と一株単価の入力だけで株式購入代金、株式売却代金が迅速確実に知る事ができる。また、請求項2記載の発明によれば、株式購入時代金に対する損が出ない為の売却一株単価が簡単迅速に出す事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る株式売買代金専用電卓のボタン配置の一例と表示部の表示例である。
【図2】 上記、専用電卓のプログラム例である。
【図3】 上記、プログラムのフローチャート図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】株数と一株単価の入力だけで株式購入代金、株式売却代金が表示される専用電卓のプログラムと押しボタンの配置例。
【請求項2】株式購入時の株数と一株単価を入力するだけで損益分岐となる一株単価が表示される専用電卓。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2001−51955(P2001−51955A)
【公開日】平成13年2月23日(2001.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平11−254712
【出願日】平成11年8月5日(1999.8.5)
【出願人】(599126914)
【Fターム(参考)】