説明

検知装置と検知対象物の処理装置

【課題】ネットワークの常時接続の必要のない効率の良いデータ収集を行うことができ、内部メモリを有効に使用することによりネットワークの常時接続の必要がなく、さらに必要なデータのみ内部メモリに蓄積することでメモリのリソースに無駄を無くすことができる。
【解決手段】この発明の実施例1では収集するデータ量が内部メモリ13bの容量より少ないとき、実施例1のメモリのリソースの無駄をなくすことで、外部転送の必要をなくす方法を示す。
さらにこの発明の実施例2では収集するデータ量が内部メモリ13bの容量より多くなるとき、排除の要因に優先順位をつけて、優先順位の高いもののみを残す方法を示すものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送路上を搬送する検知対象物の物理特性から対応する検知対象物が特定の対象物であることを検知する検知装置と検知対象物の処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、搬送路上を搬送する検知対象物の種々の物理特性を検知する検知装置には、検知対象物に対して複数の物理特性を検知するため、複数のセンサ部が搬送上に設置されている。(引用文献1)
このような検知装置内で検知対象物は搬送路上を個別に搬送される。この搬送路上に設置されるセンサ部は、検知対象物の検知したい物理特性を感知できるものを選択する。通常の場合、検知対象物の検知したい物理特性は複数あるので、種々の物理特性を感知する種々のセンサ部が搬送路上に点在することになる。
【0003】
これらのセンサ部により感知された検知対象の物理特性は、電気信号として伝送路を介して検知処理部に送られる。検知処理部では、センサ部から送られた電気信号に対して、検知対象物の当該物理特性の検知処理を行う。また、全ての物理特性の検知処理が終了すると、検知結果を総合的に,判断して統括部に所定の出力を行う。
【0004】
統括部では検知対象を検知処理部からの検知結果に応じた指示を対象物振り分け器に出し、対象物振り分け器によって対象物を処理結果に対応した別々の保管庫へと保管される。
【0005】
この検知装置では、システムの正当性の証明並びに改良のために、処理結果を検証するためのセンサデータが必要となる。
【0006】
この検証に必要となるデータはほとんどの場合、偽者と判断され排除された紙幣のデータである。通常、排除される紙幣は全体からみると数%もない。また排除の要因は様々であり、あるセンサの排除データが欲しい場合、または、あるセンサの排除データの中でもある要因で排除したデータが欲しい場合など、データ収集時に収集したいデータは様々である。そのため、単純にすべてのデータを保存していては非常に効率が悪い上に、データを確認する時に必要なデータを探すのに手間がかかってしまう。そこで、必要なデータを効率良く収集する方法として条件付データ収集がある。
【0007】
この例では、データを蓄積する際に収集したいデータにフラグを立てており、データを外部に転送する際にフラグの立っているデータを収集することで、必要なデータのみを収集して、データ確認時の効率を上げている。また、外部への転送をリアルタイムに行うことで、継続的なデータ収集を行い、メモリの容量に縛られない十分な数のデータを収集することを可能としている。
【0008】
上記従来例の方法は、無条件に全てのデータを内部メモリに蓄積しており、メモリのリソースの無駄が多い。そのため、リアルタイムなデータ転送が必要となり、検知装置と外部データ格納器との間が常にネットワーク接続している必要がある。
【特許文献1】特開2006−216551号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
この発明は、ネットワークの常時接続の必要のない効率の良いデータ収集を行うことができ、内部メモリを有効に使用することによりネットワークの常時接続の必要がなく、さらに必要なデータのみ内部メモリに蓄積することでメモリのリソースに無駄を無くすことができ、結果として、ネットワークの常時接続を行わなくても必要なデータの収集を行うことができる検知装置と検知対象物の処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明の検知装置は、搬送路上を搬送され、主走査方向に沿って走査される検知対象物から得られる種々の物理特性情報を得る複数の取得手段と、これらの取得手段により検知対象物ごとに得られる所定の走査ラインにおける物理特性情報を記憶する記憶手段と、上記取得手段により検知対象物ごとに得られる所定の走査ラインにおける物理特性情報により検知対象物の状態を判定した第1の判定結果を出力する複数の第1の判定手段と、これらの第1の判定手段により得られた検知対象物ごとの複数の第1の判定結果の状態により対応する検知対象物を総合判定した第2の判定結果出力する第2の判定手段とを有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0012】
図1は、検知対象物(紙幣等の紙葉類)Sを処理する検知対象物の処理装置(検知システム)の概略構成を示す図である。
【0013】
上記検知対象物の処理装置は、図示しない供給部から供給される種々の物理特性(物理特性情報)を有する検知対象物Sを個別に搬送する搬送路(搬送系)1と、この搬送路1によって搬送される検知対象物Sの種々の物理特性を検知する検知装置2と、この検知装置2の検知結果に基づいて上記搬送路1により搬送された検知対象物Sを振分ける対象物振り分け器3と、この対象物振り分け器3によって振分けられた検知対象物Sを保管する複数の保管庫4a、…と、上記検知装置2の各検知対象物Sごとの総合判別結果つまり検知結果として本物なのか偽者なのかを出力する統括部15とから構成されている。検知装置2は、それぞれ搬送路1によって搬送される検知対象物ごとに得られる主走査方向の所定の走査ラインにおける物理特性情報により検知対象物の種々の状態を判定するようになっている。
上記統括部15は、上記検知装置2の各検知対象物Sごとの総合判別結果としての検知結果に応じた指示を対象物振り分け器3に出力するものである。
【0014】
上記対象物振り分け器3が、統括部15からの検知結果に応じた指示に基づいて上記搬送路1により搬送された検知対象物Sを振分けることにより、検知対象物Sが検知結果に対応した保管庫4a、…に保管される。
【0015】
上記検知対象物Sの搬送状態としては、たとえば、スキュー、ショートピッチ、スライド等が判定され、検知対象物Sの種類(券種)、統括部15による検査結果(正券、損券、リジェクト券)による収集が設定されるようになっている。
【0016】
図1、図2に示すように、この検知装置2は、複数のセンサ部(取得手段、光学系)11、…、検知処理部(第1の判定手段)13、…、統括部(第2の判定手段)15により構成されている。検知処理部13、…と統括部15とは、データバス14により接続されている。
【0017】
センサ部11、…は、搬送路1上を搬送される検知対象物Sの種々の物理特性を検知(感知)するものである。検知対象物Sに対して感知すべき物理特性が複数あるため、それらの感知すべきそれぞれの物理特性に対応する複数種類のセンサ部11、…が搬送路1に点在している。上記センサ部11、…の検知出力は、それぞれ統括部15に供給される。
【0018】
上記センサ部11、…の検知される検知対象物Sの物理特性は、磁性検知、券種検知、形状検知(長さ、幅、搬送状態チェック)などの排除要因に対応している。
【0019】
センサ部11、…は、それぞれセンサ11a、アンプ11b、A/D変換器11cにより構成されている。
【0020】
センサ11aは、搬送路1上を搬送されている検知対象物Sの物理特性をアナログの電気信号に変換するものである。アンプ11bは、センサ11aからのアナログの電気信号を増幅するものである。A/D変換器11cは、アンプ11bからの増幅されたアナログの電気信号をディジタル信号に変換しクロック信号とともに検知処理部13に出力するものである。
【0021】
検知処理部13、…は、それぞれ検知処理器13aと内部メモリ13b、…により構成され、各センサ部11、…からの1つの検知対象物Sごとの種々の物理特性に基づく検知処理を行うものである。
【0022】
次に、上記のような構成において、図2を参照しつつ、動作を説明する。
【0023】
すなわち、検知対象物Sが図示しない供給部から順次取出されて搬送路1上を搬送されることにより、センサ部11、…により検知対象物Sの物理特性が検知され、この検知出力が検知処理部13、…に供給される(ST1)。
【0024】
上記検知処理部13、…は、各センサ部11、…からの1つの検知対象物Sごとの種々の物理特性を内部メモリ13bに格納する(ST2)。
【0025】
この際、統括部15は供給部から順次取出される検知対象物Sに対する識別情報を生成し、搬送制御に伴って管理する。
【0026】
上記検知処理部13、…は、各センサ部11、…からの1つの検知対象物Sごとの種々の物理特性に基づく検知処理を行う。
【0027】
これにより、統括部15は、検知処理部13、…から読出した検知対象物Sごとの種々の物理特性に基づく検知処理の結果を受けて、これらの検知処理の結果に基づいて検知結果を総合的に判断し、この検知結果に応じた指示を対象物振り分け器3と検知処理部13、…に出力する(ST3、4)。
【0028】
これにより、対象物振り分け器3は統括部15からの検知結果(磁性検知、券種検知、形状検知,等の排除の要因により紙幣が本物と判定)に応じた指示に基づいて対象となる検知対象物Sを振分けて保管庫4a、4bに集積し、統括部15からの検知結果(磁性検知、券種検知、形状検知により紙幣が偽物と判定)に応じた指示に基づいて対象となる検知対象物Sを保管庫4cに集積する。
【0029】
また、統括部15は、総合判定結果としての検知結果(紙幣が偽物)を検知処理部13により出力する。
【0030】
この実施形態では、2つの実施例について説明する。実施例1では収集するデータ量が内部メモリ13bより少ないとき、実施例1のメモリのリソースの無駄をなくすことで、外部転送の必要をなくす方法を示す。実施例2では収集するデータ量が内部メモリ13bより大きくなるとき、排除の要因に優先順位をつけて、優先順位の高いもののみを残す方法を示す。
【0031】
(実施例1)
この際、収集するデータ量が内部メモリ13bより少ないとき、メモリのリソースの無駄を無くすことで内部メモリ13b内に全ての必要なデータを収集することが出来、ネットワークの常時接続の必要が無くなる。そのために、内部メモリ13bにデータを格納する段階で必要なデータの取捨選択を行う。
【0032】
このように、必要なデータ(あらかじめ設定した排除要因を満足したデータであり、例えばセンサ部11での判定処理に用いられる所定の走査ラインのデータ)が入ってくるまでは、同じアドレスに上書きしつづけ、必要なデータが取得されたときのみアドレスを変更する。これにより、内部メモリ13bの中には常に必要なデータしか存在しなくなる。
【0033】
この実施方法について、図3、図4を用いて説明する。
【0034】
1.まず、データを指定されているアドレスに保存する。
【0035】
(図3により指定されているアドレス0番地にデータを上書きする)
2.検知処理器13aで、収集したいデータ(排除と判定されたデータ)と判断した場合、次に指定するアドレスを一つインクリメントする。
【0036】
(図4により指定されているアドレスを一つインクリメントし1番地とする)
3.(1)に戻る。
【0037】
(図4により指定されているアドレス1番地にデータを上書きする)
なお、上記例ではデータが1アドレス単位であったが、検知対象物(紙幣)の1ページ分のデータであっても良い。
【0038】
(実施例2)
すなわち、収集するデータ量が内部メモリ13bより大きくなる場合、必要なデータの中でも特に必要なデータのみを収集する。従来のネットワークの常時接続を利用した方法では、内部メモリ13bの容量に関係なくデータを収集することが出来る。実施例2で提案する方法では内部メモリ13bの容量分までしかデータを収集することが出来ないものの、ユーザーが重要だと思う排除要因のデータを中心に保存することが出来る。これにより、データ収集量では劣るものの、その分密度の濃いデータ収集となり、その後のデータ確認の際には必要なデータをより少ない手間で探し出すことが出来る。
【0039】
この場合、格納したデータのアドレスをユーザーが任意に指定した優先順位に応じて格納しておく。内部メモリ13bがいっぱいになるまでは実施例1を行い、内部メモリ13bがいっぱいになった場合、優先順位の低い領域に格納されているアドレスから順に、より優先順位の高いデータで上書きを行うことにより、優先順位の高いデータのみ収集することができる。
【0040】
この実施方法について、図5、図6を用いて説明する。
【0041】
1. 検知処理器13aに内部メモリ13bのアドレスを格納する領域をいくつか用意する。(図5点線部参照)
2. その領域は排除要因により、優先順位をあらかじめ決めておく。
【0042】
3. まず、データを指定されているアドレスに保存する。
【0043】
(図3により指定されているアドレス0番地にデータを上書きする)(実施例1の(1)を行う)。
【0044】
4. 実施例1の(2)を行う際、インクリメントする前のアドレスを排除要因ごとに実施例2(1)で用意した領域に格納する。
【0045】
(図6 番地0の場合、排除要因がBなので排除要因Bを番地0に格納する)
5. 実施例1の(3)を行い、内部メモリ13bがいっぱいになるまで繰り返す。
【0046】
6. 内部メモリ13bがいっぱいになったら優先順位が一番低く設定されている領域に格納されているアドレスを指定する。
【0047】
(図5、図6 優先順位の低い領域にあるアドレス1番地を選択)
7. 実施例1の(1)を行う。
【0048】
(図5、図6 指定されているアドレス1番地にデータを上書きする)
8. 処理部で、収集したいデータ(現在読み出している領域よりも優先順位の高い排除要因)と判断した場合、現在読み出している領域に格納されている次のアドレスを指定する。
【0049】
(図5、図6 処理結果の排除要因がAかBのとき、アドレスをCの中の領域にあるアドレス3番地に変更)
9. 実施例2(7)と実施例2(8)を繰り返す。読み出している領域にアドレスが無くなったら、次に優先順位の低い領域へと移り、実施例2(7)に戻る。
【0050】
(図5、図6 排除要因Cの領域にあるアドレス1,3,5,6に上書きを行い終わったら、次に優先順位の低い排除要因Bに移り、排除要因B内に格納されているアドレス(0,2,7,(1),(3),(5),(6))を指定する(1,3,5,6は上書きした結果の要因しだいで含まれる)。
【0051】
上記したように、必要なデータのみ蓄積する。また、必要の無いデータは上書きをする。アドレスを変更して必要なデータのみ残す。
【0052】
また、必要なデータと判断された時のみ、アドレスをインクリメントすることで、必要の無いデータは上書きされ、必要なデータのみ蓄積される。
【0053】
さらに、必要なデータと判断されたアドレスあるいは排除の要因別に優先順位を付け、優先順位別に格納し、蓄積データ量がメモリの容量を超えた時に、優先度の低い領域のアドレスからデータを優先度の高いデータで上書きしていく。
【0054】
ネットワークの常時接続の必要のない効率の良いデータ収集を行うことができ、内部メモリを有効に使用することによりネットワークの常時接続の必要がなく、さらに必要なデータのみ内部メモリに蓄積することでメモリのリソースに無駄を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】この発明の一実施形態を説明する検知対象物の処理装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】検知対象物の処理装置の要部の概略構成を示すブロック図。
【図3】実施例1における内部メモリの記憶例を示す図。
【図4】実施例1における内部メモリの記憶例を示す図。
【図5】実施例2における検知処理部での排除要因と優先順位を説明するための図。
【図6】実施例2における内部メモリの記憶例を示す図。
【符号の説明】
【0056】
11…センサ部、13…検知処理部、13a…検知処理器、13b…内部メモリ、15…総括部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
搬送路上を搬送され、主走査方向に沿って走査される検知対象物から得られる種々の物理特性情報を得る複数の取得手段と、
これらの取得手段により検知対象物ごとに得られる所定の走査ラインにおける物理特性情報を記憶する記憶手段と、
上記取得手段により検知対象物ごとに得られる所定の走査ラインにおける物理特性情報により検知対象物の状態を判定した第1の判定結果を出力する複数の第1の判定手段と、
これらの第1の判定手段により得られた検知対象物ごとの複数の第1の判定結果の状態により対応する検知対象物を総合判定した第2の判定結果として複数種類の排除要因を出力する第2の判定手段と、
を具備したことを特徴とする検知装置。
【請求項2】
搬送路上を搬送され、主走査方向に沿って走査される検知対象物から得られる種々の物理特性情報を得る複数の取得手段と、
これらの取得手段により検知対象物ごとに得られる所定の走査ラインにおける物理特性情報により検知対象物の状態を判定した第1の判定結果として種々の優先順位の排除要因を出力する複数の第1の判定手段と、
これらの第1の判定手段により得られた検知対象物ごとの排除要因と、上記取得手段により検知対象物ごとに得られる所定の走査ラインにおける物理特性情報を記憶する記憶手段と、
この記憶手段の満杯時、上記第1の判定手段により第1の判定結果として、高い優先順位の排除要因のデータが供給された際に、上記記憶手段に記憶されている低い優先順位の排除要因のデータを更新記憶する更新手段と、
これらの第1の判定手段により得られた検知対象物ごとの複数の第1の判定結果の状態により対応する検知対象物を総合判定した第2の判定結果を出力する第2の判定手段と、
を具備したことを特徴とする検知装置。
【請求項3】
搬送路上を搬送され、主走査方向に沿って走査される検知対象物から得られる種々の物理特性情報を得る複数の取得手段と、
これらの取得手段により検知対象物ごとに得られる所定の走査ラインにおける物理特性情報により検知対象物の状態を判定した第1の判定結果を出力する複数の第1の判定手段と、
これらの第1の判定手段により得られた検知対象物ごとの複数の第1の判定結果の状態により対応する検知対象物を総合判定した第2の判定結果を出力する第2の判定手段と、
この第2の判定手段による第2の判定結果に基づいて、上記搬送路によって搬送される検知対象物を区分する区分手段と、
上記第1の判定手段により判定に用いられた所定の走査ラインにおける検知対象物の物理特性情報をその排除要因を付与して記憶媒体に記憶する記憶手段と、
この記憶媒体に記憶される検知対象物の物理特性情報における排除要因の優先順位にもとづいて、優先順位の低い排除要因に対する検知対象物の物理特性情報を優先順位の高い排除要因に対する検知対象物の物理特性情報で書き換える書換え手段と、
を具備したことを特徴とする検知対象物の処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−217601(P2008−217601A)
【公開日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−56182(P2007−56182)
【出願日】平成19年3月6日(2007.3.6)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】