説明

機能更新可能パソコン付き金銭登録機(レジスター)、レジパソ。

【課題】現在個人商店の営業中の店頭でも、在庫確認や納期確認のためパソコンの使用は増加しているが、レジスターと一体化していないため、パソコンの設置が費用の嵩む店頭スペースの有効利用を妨げている。店頭販売においては接客を行っていない時間には、パソコンを使用しての事務処理が行えるのにレジスターと一体化した装置がないため、就業時間が無駄に浪費されている。一体型装置がない理由のひとつが、機能が更新されると装置一式を買い換えなければならないことにある。
【解決手段】以上の課題を解決するために、第一発明は、機能更新可能な、金銭登録機とパソコンを一体化した装置。第二発明は、オプションとしての他のパソコンとのシンクロ機能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
金銭登録機とパソコン、パソコン間の通信に関する。
【背景技術】
【0002】
電子式金銭登録機、パソコン。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
現在個人商店の営業中の店頭でも、在庫確認や納期確認のためパソコンの使用は増加しているが、レジスターと一体化していないため、パソコンを設置したことが費用の嵩む店頭スペースの有効利用を妨げている。店頭販売においては接客を行っていない時間には、パソコンを使用しての事務処理が行えるのにレジスターと一体化した装置がないため、就業時間が無駄に浪費されている。一体型装置がない理由のひとつが、機能が更新されると装置一式を買い換えなければならないことにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以上の課題を解決するために、第一発明は、機能更新可能な、金銭登録機とパソコンを一体化した装置。第二発明は、オプションとしての他のパソコンとの同期シンクロ機能である。
【発明の効果】
【0005】
機能更新が起きる度に金銭登録機を買い換える必要がなくなる。接客を行っていない時間にパソコンによる事務処理が行える。接客時にはパソコンを使用することによりより高度な接客営業が可能となり、売上増が期待出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明は金銭登録機とパソコンを一体化した形態を持つ。使用期間の長い航空機等ではよく採用される設計だが、レジスターとパソコンのハードを含む機能更新(アップグレード)の何回かを、別々に行える設計とし、レジスター、パソコンとも互いに共用の周辺機器のような接続方法を基本構造として持つ。これは例えばパソコンを買い換えても、プリンターは引き続き使え、プリンターを買い換えても、古いパソコンから印字出来るのに似ている。このような設計を可能とするため、少々体積は大きくなるが、レジスターとパソコンを別々に設置するより占有面積ははるかに小さくなる。レジスターへの切り替え用Hotキーを備えるため、接客時には瞬時にレジスター機能のみに切り替えることが出来る。Hotキーを押し下げると、パソコン機能は、いかなる作動状態でも安全確実に作業を一次停止状態とし、それまでのデータを保管する。停電対策も十二分に装備する。逆にパソコンへの切り替え用Hotキーも備えるため接客終了後瞬時にパソコン機能を使用できる。オプションとしての同期シンクロ機能は、レジパソと全く同じ状態のパソコン又は、家庭サーバー内の1区画が生成される機能。どちらの内容が変更されても、無線、有線で直ちにもう1つの内容が変更される。この機能により店頭でも、事務室でも特定のパソコン作業を一貫して遂行することが出来る。又この機能の通信技術を利用し店内の防犯カメラによる監視を事務室で行うことも可能となる。標準機能として装備する非同期シンクロ機能により、機能更新を業者持ち帰りで実施することが出来る。その間の通常業務は業者貸し出し機で行う。
【0007】
「実施形態の効果」
機能更新が可能なため、高級パソコンを購入しないことによるコストの削減が実現出来る。
【0008】
「他の実施形態」
客側にも情報表示部を設けて、目玉商品等を告知する。POS読み取り装置、カードリーダーの追加。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】この発明の一実施形態の斜視図を示す。
【符号の説明】
【0010】
「図1」における符号
1 レジスターのキー部(ブロック別のキー配列を採用)
2 レジスターHotキー 3 レシート印刷部
4 客側ディスプレイ 5 統合表示画面
6 レジスター情報表示部 7 パソコン情報表示部
8 パソコンHotキー 9 メインキー
10 コードレスキーボード(テンキーはレジスターと共用する)
11 ウルトラパッド(マウスの代用) 12 メディアスロット
13 DVDマルチドライブ 14 レジスター、パソコン分割壁
15 ドロアキー 16 ドロア

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機能更新可能な、金銭登録機(レジスター)とパソコンを一体化した装置。
【請求項2】
請求項1の装置の他のパソコンとの同期シンクロ機能。

【図1】
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【公開番号】特開2007−226490(P2007−226490A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−46219(P2006−46219)
【出願日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【出願人】(304045859)
【Fターム(参考)】