説明

殺真菌組成物

有用植物又はそれらの繁殖材における植物病原性病害を防除する方法であり、これは、有用植物、それらの場所又はそれらの繁殖材へ、成分A)及びB)の組合せを相乗的有効量で施用することを含み、ここで成分A)は、式Iの化合物(式中、R1は、ジフルオロメチル又はトリフルオロメチルであり、且つR2は、C1-C6アルキル、C1-C4アルコキシ-C1-C6アルキル又はC1-C6ハロアルキルである);又は、そのような化合物の互変異性体であり;並びに、成分B)は、それらの殺真菌及び/又は殺虫活性について公知である化合物から選択され、これは特に有用植物の真菌病害の防除又は予防において有効である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、有用植物の植物病原性病害、特に植物病原性真菌を処理するための、新規殺真菌組成物、及び有用植物において植物病原性病害を防除する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
WO 04/058723号から、ある種のジフェニルカルボキシアミド誘導体は、植物病原性真菌に対し生物学的活性を有することはわかっている。他方で、異なる化学種の様々な殺真菌化合物が、栽培植物の様々な作物における施用に関して植物の殺真菌剤として広く知られている。しかし、作物耐性及び植物病原性の植物真菌に対する活性は、多くの事例及び側面における農業的実施の必要性を常に満たしているわけではない。
【発明の開示】
【0003】
従って本発明により、有用植物又はそれらの繁殖材において植物病原性病害を防除する方法が提唱されており、これは、有用植物、それらの場所又はそれらの繁殖材へ、成分A)及びB)の組合せを、相乗的有効量で施用することを含み、ここで成分A)は、式Iの化合物:
【化1】

(式中、R1は、ジフルオロメチル又はトリフルオロメチルであり、且つ
R2は、C1-C6アルキル、C1-C4アルコキシ-C1-C6アルキル又はC1-C6ハロアルキルである) ;又は、そのような化合物の互変異性体であり;且つ、
成分B)は、以下からなる群より選択される化合物である:
ストロビルリン殺真菌剤、例えば、アゾキシストロビン(47)、ジモキシストロビン(226)、フルオキサストロビン(382)、クレソキシム-メチル(485)、メトミノストロビン(551)、オリサストロビン、ピコキシストロビン(647)、ピラクロストロビン(690);トリフロキシストロビン(832)及び、式B-6の化合物:
【化2】

;アゾール殺真菌剤、例えば、アザコナゾール(40)、ブロムコンザゾール(96)、シプロコナゾール(207)、ジフェノコナゾール(247)、ジニコナゾール(267)、ジニコナゾール-M(267)、エポキシコナゾール(298)、フェンブコナゾール(329)、フルキンコナゾール(385)、フルシラゾール(393)、フルトリアホール(397)、ヘキサコナゾール(435)、イマザリル(449)、イミベンコナゾール(457)、イプコナゾール(468)、メトコナゾール(525)、ミクロブタニル(564)、オキスポコナゾール(607)、ペフラゾエート(618)、ペンコナゾール(619)、プロクロラズ(659)、プロピコナゾール(675)、プロチオコナゾール(685)、シメコナゾール(731)、テブコナゾール(761)、テトラコナゾール(778)、トリアジメホン(814)、トリアジメノール(815)、トリフルミゾール(834)、トリチコナゾール(842)、ジクロブトラゾール(1068)、エタコナゾール(1129)、フルコナゾール(1198)、フルコナゾールーシス(1199)及びクインコナゾール(1378);
フェニルピロール殺真菌剤、例えば、フェンピクロニル(341)及びフルジオキソニル(368);
アニリノ-ピリミジン殺真菌剤、例えば、シプロジニル(208)、メパニピリム(508)及びピリメタニル(705);
モルホリン殺真菌剤、例えばアルジモルフ、ドデモルフ(288)、フェンプロピモルフ(344)、トリデモルフ(830)、フェンプロピジン(343)、スピロキサミン(740);ピペラリン(648)及び、式B-7の化合物:
【化3】

;式F-1の化合物:
【化4】

;式F-2の化合物:
【化5】

;式F-3(syn)のラセミ化合物:
【化6】

;式F-4(anti)のラセミ化合物:
【化7】

;式F-5の化合物:
【化8】

であり、これは式F-3(syn)及びF-4(anti)のラセミ化合物のエピマー混合物を表し、ここで式F-3(syn)のラセミ化合物、対、式F-4(anti)のラセミ化合物の比は、1000:1〜1:1000である;
式F-6の化合物:
【化9】

;式F-7(trans)のラセミ化合物:
【化10】

;式F-8(cis)のラセミ化合物:
【化11】

;式F-9の化合物:
【化12】

これは、式F-7(trans)及びF-8(cis)のラセミ化合物の混合物を表し、ここで式F-7(trans)のラセミ化合物、対、F-8(cis)のラセミ化合物の比は、2:1〜100:1である;
トリネキサパック-エチル(841);クロルメコートクロリド(137);エテフォン(307);プロヘキサジオンカルシウム(664);メピコートクロリド(509);プロキナジド(682);クロロタロニル(142);ファモキサドン(322);フェンアミドン(325);ベノミル(62);カルベンダジム(116);フベリダゾール(419);チアベンダゾール(790);チオファネート(1435);チオファネート-メチル(802);クロゾリネート(149);イプロジオン(470);プロシミドン(660);ビンクロゾリン(849);ビテルタノール(84);フェナリモル(327);ヌアリモール(587);ピリフェノックス(703);トリホリン(838);ベナラキシル(56);フララキシル(410);メタラキシル(516);メフェノキサム(メタラキシル-M)(517);オフレース(592);オキサジキシル(601);エディフェンホス(290);イプロベンホス(IBP)(469);イソプロチオラン(474);ピラゾホス(693);ベノダニル(896);カルボキシン(120);フェンフラム(333);フルトラニル(396);フラメトピル(411);メプロニル(510);オキシカルボキシン(608);チフルザミド(796);ブピリメート(98);ジメチリモール(1082);エチリモール(1133);ジエトフェンカルブ(245);ファモキサドン(322);フェンアミドン(325);キノキシフェン(715);ビフェニル(81);クロロネブ(139);ジクロラン(240);エトリジアゾール(321);キントゼン(PCNB)(716);テクナゼン(TCNB)(767);トルクロホス-メチル(808);ジメトモルフ(263);カルプロパミド(122);ジクロシメット(237);フェノキサニル(338);フサライド(643);ピロキロン(710);トリシクラゾール(828);フェンヘキサミド(334);ポリオキシン(654);ペンシクロン(620);シアゾファミド(185);ゾキサミド(857);ブラストサイジン-S(85);カスガマイシン(483);ストレプトマイシン(744);バリダマイシン(846);シモキサニル(200);アイオドカルブ(3-ヨード-2-プロピニルブチルカルバメート);プロパモカルブ(668);プロチオカルブ(1361);ジノカップ(270);フルアジナム(363);酢酸フェンチン(347);塩化フェンチン;水酸化フェンチン(347);オキソリニック酸(606);ヒメキサゾール;オクチリノン(590);ホセチル-アルミニウム(407);リン酸;テクロフタラム;トリアゾキシド(821);フルスルファミド(394);フェリムゾン(351);ジクロメジン(239);アニラジン(878);ヒ酸塩;カプタホール(113);キャプタン(114);クロロタロニル(142);銅(様々な塩);炭酸アンモニウム銅;オクタン酸銅(170);オレイン酸銅;硫酸銅(87;172;173);水酸化銅(169);ジクロフルアニド(230);ジチアノン(279);ドジン(289);ファーバム(350);フォルペット(400);グアザチン(422);イミノクタジン(459);マンコゼブ(496);マネブ(497);水銀;メチラム(546);プロピネブ(676);イオウ(754);チラム(804);トリルフルアニド(810);ジネブ(855);ジラム(856);アシベンゾラル-S-メチル(6);プロベナゾール(658);ベンチアバリカルブ;ベンチアバリカルブ-イソプロピル(68);イプロバリカルブ(471);ジフルメトリム(253);エタボキサム(304);フルスルファミド(394);メタスルホカルブ(528);シルチオファム(729);バチルス・プミルス(Bacillus pumilus) GB34;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)株QST 2808;枯草菌(Bacillus subtilis) (50);枯草菌(Bacillus subtilis)+PCNB+メタラキシル(50;716;516);塩化カドミニウム;二硫化炭素(945);ボルドー液(87);スギ葉油;塩素;シンナムアルデヒド;シクロヘキシミド(1022);フェナミノスルフ(1144);フェナミホス(326);ジクロロプロパン(233);ジクロン(1052);ホルムアルデヒド(404);グリオクラディウムビレンスGL-21(417);グリオジン(1205);ヘキサクロロベンゼン(434);イプロバリカルブ(471);ジメチルジチオカルバミン酸マンガン;塩化第二水銀(511);ナーバム(566);ニーム油(疎水性抽出物);オキシテトラサイクリン(611);キノメチオナート(126);パラホルムアルデヒド;ペンタクロロニトロベンゼン(716);ペンタクロロフェノール(623);パラフィン油(628);ポリオキシンD亜鉛塩(654);炭酸水素ナトリウム;炭酸水素カリウム;二酢酸ナトリウム;プロピオン酸ナトリウム;TCMTB;ベナラキシル-M;ボスカリド(88);ヘキサコナゾール(435);メトラフェノン;オキシン銅(605);ペンチオピラド;ペルフラゾエート;トリフルアニド;トリコデルマ・ハルジアナム(825);水酸化フェンチン(347);キサントモナス・キャンペリストリス(852);パクロブトラゾール(612);1,1-ビス(4-クロロフェニル)-2-エトキシエタノール(IUPAC-名)(910);2,4-ベンゼンスルホン酸ジクロロフェニル(IUPAC-/ケミカルアブストラクト名)(1059);2-フルオロ-N-メチル-N-1-ナフチルアセトアミド(IUPAC-名)(1295);4-クロロフェニルフェニルスルホン(IUPAC-名)(981);アバメクチン(1);アセキノシル(3);アセトプロール[CCN];アクリナトリン(9);アルジカルブ(16);アルドキシカルブ(863);アルファ-シペルメトリン(202);アミジチオン(870);アミドフルメト[CCN];アミドチオエート(872);アミトン(875);シュウ酸水素アミトン(875);アミトラズ(24);アラマイト(881);酸化ヒ素(882);AVI 382(化合物コード);AZ 60541(化合物コード);アジンホス-エチル(44);アジンホス-メチル(45);アゾベンゼン(IUPAC-名)(888);アゾシクロチン(46);アゾトエート(889);ベノミル(62);ベノキサホス(別名)[CCN];ベンゾキシメート(71);安息香酸ベンジル(IUPAC-名)[CCN];ビフェナゼート(74);ビフェントリン(76);ビナパクリル(907);ブロフェンバレラート(別名);ブロモシクレン(918);ブロモホス(920);ブロモホス-エチル(921);ブロモプロピレート(94);ブプロフェジン(99);ブトカルボキシム(103);ブトキシカルボキシム(104);ブチルピリダベン(別名);ポリ硫化カルシウム(IUPAC-名)(111);カンフェクロル(941);カーバノレート(943);カルバリル(115);カルボフラン(118);カルボフェノチオン(947);CGA 50'439(開発コード)(125);キノメチオナート(126);クロルベンシド(959);クロルジメホルム(964);塩酸クロルジメホルム(964);クロルフェナピル(130);クロルフェネトール(968);クロルフェンソン(970);クロルフェンスルフィド(971);クロルフェンビンホス(131);クロルベンジレート(975);クロロメブフォルム(Chloromebuform)(977);クロロメチウロン(chloromethiuron)(978);クロロプロピレート(983);クロルピリホス(145);クロルピリホス-メチル(146);クロルチオホス(994);シネリンI(696);シネリンII(696);シネリン(696);クロフェンテジン(158);クロサンテル(別名)[CCN];クーマホス(174);クロタミトン(別名)[CCN];クロトキシホス(1010);クフラネブ(1013);シアントエート(1020);シハロトリン(196);シヘキサチン(199);シペルメトリン(201);DCPM(1032);DDT(219);デメフィオン(1037);デメフィオン-0(1037);デメフィオン-S(1037);デメトン(1038);デメトン-メチル(224);デメトン-O(1038);デメトン-O-メチル(224);デメトン-S(1038);デメトン-S-メチル(224);デメトン-S-メチルスルホン(1039);ジアフェンチウロン(226);ジアリホス(1042);ダイアジノン(227);ジクロフルアニド(230);ジクロルボス(236);ジクリホス(dicliphos)(別名);ジコホール(242);ジクロトホス(243);ジエノクロル(1071);ジメホックス(1081);ジメトエート(262);ジナクチン(別名)(653);ジネックス(1089);ジネックス-ジクレキシン(1089);ジノブトン(269);ジノカップ(270);ジノカップ-4[CCN];ジノカップ-6[CCN];ジノクトン(1090);ジノペントン(1092);ジノサルフォン(1097);ジノテルボン(1098);ジオキサチオン(1102);ジフェニルスルホン(IUPAC-名)(1103);ジスルフィラム(別名)[CCN];ジスルホトン(278);DNOC(282);ドフェナピン(dofenapyn)(1113);ドラメクチン(別名)[CCN];エンドスルファン(294);エンドチオン(1121);EPN(297);エプリノメクチン(別名)[CCN];エチオン(309);エトエート-メチル(1134);エトキサゾール(320);エトリムホス(1142);フェナザフロール(1147);フェナザキン(328);酸化フェンブタスズ(330);フェノチオカルブ(337);フェンプロパトリン(342);フェンピラド(別名);フェンピロキシメート(345);フェンソン(1157);フェントリファニル(1161);フェンバレラート(349);フィプロニル(354);フルアクリピリム(360);フルアズロン(1166);フルベンジミン(1167);フルシクロクスロン(366);フルシトリネート(367);フルエネチル(1169);フルフェノクスロン(370);フルメトリン(372);フルオロベンシド(1174);フルバリネート(1184);FMC 1137(開発コード)(1185);ホルメタネート(405);塩酸ホルメタネート(405);ホルモチオン(1192);ホルムパラネート(1193);ガンマ-HCH(430);グリオジン(1205);ハルフェンプロックス(424);ヘプテノホス(432);ヘキサデシルシクロプロパンカルボキシラート(IUPAC-/ケミカルアブストラクト名)(1216);ヘキシチアゾックス(441);ヨードメタン(IUPAC-名)(542);イソカルボホス(別名)(473);O-(メトキシアミノチオホスホリル)サリチル酸イソプロピル(IUPAC-名)(473);イベルメクチン(別名)[CCN];ジャスモリンI(696);ジャスモリンII(696);ヨードフェンホス(1248);リンダン(430);ルフェヌロン(490);マラチオン(492);マロノベン(1254);メカルバム(502);メホスフォラン(1261);メスルフェン(別名)[CCN];メタクリホス(1266);メタミドホス(527);メチダチオン(529);メチオカルブ(530);メトミル(531);臭化メチル(537);メトルカルブ(550);メビンホス(556);メキサカルベート(1290);ミルベメクチン(557);ミルベマイシンオキシム(別名)[CCN];ミパホックス(1293);モノクロトホス(561);モルホチオン(1300);モキシデクチン(別名)[CCN];ナレッド(567);NC-184(化合物コード);ニフルリジド(1309);ニコマイシン(nikkomycins)(別名)[CCN];ニトリラカルブ(1313);ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313);NNI-0101(化合物コード);NNI-0250(化合物コード);オメトエート(594);オキサミル(602);オキシデプロホス(1324);オキシスルフォトン(1325);pp'-DDT(219);パラチオン(615);ペルメトリン(626);石油(別名)(628);フェンカプトン(1330);フェントアート(631);ホレート(636);ホサロン(637);ホスホラン(1338);ホスメット(638);ホスファミドン(639);ホキシム(642);ピリミホス-メチル(652);ポリクロロ-テルペン(慣用名)(1347);ポリナクチン(別名)(653);プロクロノール(1350);プロフェノホス(662);プロマシル(1354);プロパルギット(671);プロペタンホス(673);プロポクサー(678);プロチダチオン(1360);プロトエート(1362);ピレトリンI(696);ピレトリンII(696);ピレトリン(696);ピリダベン(699);ピリダフェンチオン(701);ピリミジフェン(706);ピリミタート(1370);キナルホス(711);キンチオホス(1381);R-1492(開発コード)(1382);RA-17(開発コード)(1383);ロテノン(722);シュラーダン(1389);セブフォス(sebufos)(別名);セラメクチン(別名)[CCN];SI-0009(化合物コード);ソファアミド(1402);スピロジクロフェン(738);スピロメシフェン(739);SSI-121(開発コード)(1404);スルフィラム(別名)[CCN];スルフラミド(750);スルホテップ(753);イオウ(754);SZI-121(開発 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コード);ノルニコチン(慣用名)(1319);ノバルロン(585);ノビフルムロン(586);O-2,5-ジクロロ-4-ヨードフェニルO-エチルエチルホスホノチオエート(IUPAC-名)(1057);0,0-ジエチルO-4-メチル-2-オキソ-2H-クロメン-7-イルホスホロチオエート(IUPAC-名)(1074);0,0-ジエチルO-6-メチル-2-プロピルピリミジン-4-イルホスホロチオエート(IUPAC-名)(1075);O,O,O',O'-テトラプロピルジチオピロリン酸(IUPAC-名)(1424);オレイン酸(IUPAC-名)(593);オメトエート(594);オキサミル(602);オキシデメトン-メチル(609);オキシデプロホス(1324);オキシスルフォトン(1325);pp'-DDT(219);パラ-ジクロロベンゼン[CCN];パラチオン(615);パラチオン-メチル(616);ペンフルロン(別名)[CCN];ペンタクロロフェノール(623);ラウリン酸ペンタクロロフェニル(IUPAC-名)(623);ペルメトリン(626);石油(別名)(628);PH 60-38(開発コード)(1328);フェンカプトン(1330);フェノトリン(630);フェントアート(631);ホレート(636);ホサロン(637);ホスホラン(1338);ホスメット(638);ホスシクロール(phosnichlor) (1339);ホスファミドン(639);ホスフィン(IUPAC-名)(640);ホキシム(642);ホキシム-メチル(1340);ピリメタホス(1344);ピリミカルブ(651);ピリミホス-エチル(1345);ピリミホス-メチル(652);ポリクロロジシクロペンタジエン異性体(IUPAC-名)(1346);ポリクロロテルペン(慣用名)(1347);亜ヒ酸カリウム[CCN];チオシアン酸カリウム[CCN];プラレトリン(prallethrin)(655);プレコセンI(別名)[CCN];プレコセンII(別名)[CCN];プレコセンIII(別名)[CCN];プリミドホス(1349);プロフェノホス(662);プロフルトリン[CCN];プロマシル(1354);プロメカルブ(1355);プロパホス(1356);プロペタンホス(673);プロポクサー(678);プロチダチオン(1360);プロチオホス(686);プロトエート(1362);プロトリフェンブート(protrifenbute)[CCN];ピメトロジン(688);ピラクロホス(689);ピラゾホス(693);ピレスメトリン(1367);ピレトリンI(696);ピレトリンII(696);ピレトリン(696);ピリダベン(699);ピリダリル(700);ピリダフェンチオン(701);ピリミジフェン(706);ピリミタート(1370);ピリプロキシフェン(708);カシア(別名)[CCN];キナルホス(711);キナルホス-メチル(1376);キノチオン(1380);キンチオホス(1381);R-1492(開発コード)(1382);ラフォキサニド(別名)[CCN];レスメトリン(719);ロテノン(722);RU 15525(開発コード)(723);RU 25475(開発コード)(1386);リアニア(ryania)(別名)(1387);リアノジン(慣用名)(1387);サバジラ(別名)(725);シュラーダン(1389);セブフォス(sebufos)(別名);セラメクチン(別名)[CCN];SI-0009(化合物 コード);シラフルオフェン(728);SN 72129(開発コード)(1397);ヒ酸ナトリウム[CCN];シアン化ナトリウム(444);フッ化ナトリウム(IUPAC-/ケミカルアブストラクト名)(1399);ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム(1400);ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623);セレン酸ナトリウム(IUPAC-名)(1401);チオシアン酸ナトリウム[CCN];ソファミド(1402);スピノサド(737);スピロメシフェン(739);スルコフロン(746);スルコフロンナトリウム(746);スルフラミド(750);スルホテップ(753);フッ化スルフリル(756);スルプロホス(1408);タール油(別名)(758);タウ-フルバリネート(398);タジムカルブ(tazimcarb)(1412);TDE(1414);テブフェノジド(762);テブフェンピラド(763);テブピリムホス(764);テフルベンズロン(768);テフルトリン(769);テメホス(770);TEPP(1417);テラレスリン(1418);ターバム(別名);テルブホス(773);テトラクロロエタン[CCN];テトラクロルビンホス(777);テトラメトリン(787);シータ-シペルメトリン(204);チアクロプリド (791);チアフェノックス(別名);チアメトキサム(792);チクロホス(thicrofos)(1428);チオカルボキシム(1431);チオシクラム(798);シュウ酸水素チオシクラム(798);チオジカルブ(799);チオファノックス(800);チオメトン(801);チオナジン(1434);チオサルタップ(803);チオサルタップ-ナトリウム(803);チューリンゲンシン(thuringiensin)(別名)[CCN];トルフェンピラド(809);トラロメトリン(812);トランスフルトリン(813);トランスペルメトリン(1440);トリアミホス(1441);トリアザメート(818);トリアゾホス(820);トリアズロン(別名);トリクロルホン(824);トリクロルメタホス-3(別名)[CCN];トリクロロナート(1452);トリフェノホス(1455);トリフルムロン(835);トリメタカルブ(840);トリプレン(1459);バミドチオン(847);バニリプロール(vaniliprole)[CCN];ベラトリジン(別名)(725);ベラトリン(別名)(725);XMC(853);キシリルカルブ(854);YI-5302(化合物 コード);ツェータ-シペルメトリン(205);ツェータ-メトリン(別名);リン化亜鉛(640);ゾラプロフォス(1469)とZXI 8901(開発コード)(858);
式A-1の化合物:
【化13】

;式A-2の化合物:
【化14】

;式A-3の化合物:
【化15】

;式A-4の化合物:
【化16】

;式A-5の化合物:
【化17】

;式A-6の化合物:
【化18】

;式A-7の化合物:
【化19】

;式A-8の化合物:
【化20】

;式A-9の化合物:
【化21】

;式A-10の化合物:
【化22】

;式A-11の化合物:
【化23】

;式A-12の化合物:
【化24】

;式A-13の化合物:
【化25】

;式A-14の化合物:
【化26】

;式A-15の化合物:
【化27】

;式A-15-Aの化合物:
【化28】

;式A-16の化合物:
【化29】

;式A-17の化合物:
【化30】

;式A-18の化合物:
【化31】

;式A-19の化合物:
【化32】

;式A-20の化合物:
【化33】

;式A-21の化合物:
【化34】

;式A-22の化合物:
【化35】

;式A-23の化合物:
【化36】

;式A-24の化合物:
【化37】

;式A-25の化合物:
【化38】

;式A-26の化合物:
【化39】

;ビス(トリブチルスズ)酸化物(IUPAC-名)(913);ブロモアセトアミド[CCN];ヒ酸カルシウム[CCN];クロエトカルブ(999);アセト亜ヒ酸銅[CCN];硫酸銅(172);フェンチン(347);リン酸第二鉄(IUPAC-名)(352);メタアルデヒド(518);メチオカルブ(530);ニクロサミド(576);ニクロサミド-オラミン(576);ペンタクロロフェノール(623);ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623);タジマカルブ(tazimcarb)(1412);チオジカルブ(799);酸化トリブチルスズ(913);トリフェンモルフ(1454);トリメタカルブ(840);酢酸フェンチン(IUPAC-名)(347);水酸化フェンチン(IUPAC-名)(347);1,2-ジブロモ-3-クロロプロパン(IUPAC-/ケミカルアブストラクト名)(1045);1,2-ジクロロプロパン(IUPAC-/ケミカルアブストラクト名)(1062);1,2-ジクロロプロパンと1,3-ジクロロプロパン(IUPAC-名)(1063);1,3-ジクロロプロパン(233);3,4-ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1-二酸化物(IUPAC-/ケミカルアブストラクト名)(1065);3-(4-クロロフェニル)-5-メチルローダミン(IUPAC-名)(980);5-メチル-6-チオキソ-1,3,5-チアジアナン-3-イル酢酸(IUPAC-名)(1286);6-イソペンテニルアミノプリン(別名)(210);アバメクチン(1);アセトプロール[CCN];アラニカルブ(15);アルジカルブ(16);アルドキシカルブ(863);AZ 60541(化合物 コード);ベンクロチアズ(benclothiaz)[CCN];ベノミル(62);ブチルピリダベン(別名);カズサホス(109);カルボフラン(118);二硫化炭素(945);カルボスルファン(119);クロロピクリン(141);クロルピリホス(145);クロエトカルブ(999);サイトカイニン(別名)(210);ダゾメット(216);DBCP(1045);DCIP(218);ジアミダホス(1044);ジクロフェンチオン(1051);ジクリホス(dicliphos)(別名);ジメトエート(262);ドラメクチン(別名)[CCN];エマメクチン(291);エマメクチン安息香酸塩(291);エプリノメクチン(別名)[CCN];エトプロホス(312);二臭化エチレン(316);フェナミホス(326);フェンピラド(別名);フェンスルホチオン(1158);ホスチアゼート(408);ホスチエタン(1196);フルフラール(別名)[CCN];GY-81(開発コード)(423);ヘテロホス[CCN];ヨードメタン(IUPAC-名)(542);イサミドホス(1230);イサゾホス(1231);イベルメクチン(別名)[CCN];キネチン(別名)(210);メカルフォン(1258);メタム(519);メタム-カリウム(別名)(519);メタム-ナトリウム(519);臭化メチル(537);イソチオシアン酸メチル(543);ミルベマイシンオキシム(別名)[CCN];モキシデクチン(別名)[CCN];ミロセシウム・ベルカリア(Myrothecium verrucaria)組成物(別名)(565);NC-184(化合物コード);オキサミル(602);ホレート(636);ホスファミドン(639);ホスホカルブ[CCN];セブフォス(別名);セラメクチン(別名)[CCN];スピノサド(737);ターバム(別名);テルブホス(773);テトラクロロチオフェン(IUPAC-/ケミカルアブストラクト名)(1422);チアフェノックス(別名);チオナジン(1434);トリアゾホス(820);トリアズロン(別名);キシレノール[CCN];YI-5302(化合物コード);ゼアチン(別名)(210);エチルキサントゲン酸カリウム[CCN];ニトラピリン(580);アシベンゾラル(6);アシベンゾラル-S-メチル(6);プロベナゾール(658);レイノウトリア・サッカリネンシス(Reynoutria sachalinensis)抽出物(別名)(720);2-イソバレリルインダン-1,3-ジオン(IUPAC-名)(1246);4-(キノキサリン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC-名)(748);アルファ-クロロヒドリン[CCN];リン化アルミニウム(640);アンツ(880);酸化ヒ素(882);炭酸バリウム(891);ビスチオセミ(912);ブロディファコウム(89);ブロマジオロン(91);ブロメタリン(92);シアン化カルシウム(444);クロラロース(127);クロロファシノン(140);コレカルシフェロール(別名)(850);クマクロール(1004);クーマフリル(1005);クマテトラリル(175);クリミジン(1009);ジフェナコウム(difenacoum)(246);ジフェチアロン(249);ダイファシノン(273);エルゴカルシフェロール(301);フロコウマフェン(flocoumafen)(357);フルオロアセトアミド(379);フルプロパダイン(1183);フルプロパダイン塩酸塩(1183);ガンマ-HCH(430);HCH(430);シアン化水素(444);ヨードメタン(IUPAC-名)(542);リンダン(430);リン化マグネシウム(IUPAC-名)(640);臭化メチル(537);ノルボルミド(1318);ホサセチム(1336);ホスフィン(IUPAC-名)(640);リン[CCN];ピンドン(1341);亜ヒ酸カリウム[CCN];ピリノウロン(1371);シリロシド(1390);ヒ酸ナトリウム[CCN];シアン化ナトリウム(444);フルオロ酢酸ナトリウム(735);ストリキニーネ(745);硫酸タリウム[CCN];ワルファリン(851);リン化亜鉛(640);2-(2-ブトキシエトキシ)エチルピペロニラート(IUPAC-名)(934);5-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-3-ヘキシルシクロヘキセ-2-エノン(IUPAC-名)(903);ファネソールとネロリドール(別名)(324);MB-599(開発コード)(498);MGK 264(開発コード)(296);ピペロニルブトキシド(649);ピプロタール(1343);プロピリソム(1358);S421(開発コード)(724);セサメックス(1393);セサモリン(1394);スルホキシド(1406);アントラキノン(32);クロラロース(127);ナフテン酸銅[CCN];オキシ塩化銅(171);ダイアジノン(227);ジシクロペンタジエン(化学名)(1069);グアザチン(422);酢酸グアザチン(422);メチオカルブ(530);ピリジン-4-アミン(IUPAC-名)(23);チラム(804);トリメタカルブ(840);ナフテン酸亜鉛[CCN];ジラム(856);イマニン(imanin)(別名)[CCN];リバビリン(別名)[CCN];酸化第二水銀(512);オクチリノン(590);チオファネート-メチル(802);
式B-1Aの化合物:
【化40】

(式中、R'は、水素、C1-4アルキル又はC1-4ハロアルキルである);
式B-2の化合物:
【化41】

;式B-3の化合物:
【化42】

;式B-4の化合物:
【化43】

;式B-5の化合物:
【化44】

;式B-8の化合物:
【化45】

;式B-9の化合物:
【化46】


【0004】
驚くべきことに現在、本発明の活性成分混合物は、原則として予想された防除されるべき植物病原体に関する作用スペクトルの更なる増強をもたらすのみではなく、ふたつの方法で成分(A)及び成分(B)の作用範囲を広げる相乗作用も実現するということがわかっている。第一に、成分(A)及び成分(B)の施用率は低下されるが、その作用は同等に良好であり続ける。第二に、たとえ2種の個別の成分が低い施用率の範囲で全体的に無効となり始めたとしても、活性成分混合物は、依然高度な植物病原体防除を実現する。このことは一方では防除され得る植物病原体スペクトルの実質的拡大をもたらし、他方で使用時の安定性の増大をもたらす。
【0005】
しかし本発明の殺虫組成物は、殺真菌活性に関する実際の相乗的作用に加え、広い意味で相乗的活性として説明することもできる更に驚くべき有利な特性も有する。言及されるそのような有利な特性の例は、以下の通りである:他の植物病原体への、例えば耐性株への殺真菌活性スペクトルの広がり;活性成分の施用率の低下;昆虫又はダニ(Acarina)目の代表などの、動物害虫に対する相乗的活性;他の動物害虫への殺虫活性スペクトルの広がり、例えば動物害虫への抵抗性;個々の化合物が全体として無効であるような施用率であっても、本発明の組成物の補助による、適切な害虫防除;例えば粉砕、篩分け、乳化、溶解又は分散時などの、製剤及び/又は適用時の有利な挙動;増大した貯蔵安定性;光に対する改善された安定性;より有利な分解性;改善された毒性学的及び/又は環境毒性的挙動;例えば以下の有用植物の改善された特徴:出芽、作物収量、より発達した根系、分げつ増加、草高の増大、より大きい葉身、より少ない枯根出葉、より強力な分げつ、より緑色の葉、より少ない必要な肥料、より少ない必要な種子、より生産的分げつ、より早期の開花、早期の穀粒成熟、少ない植物反転(verse)(倒伏)、増加した苗条成長、改善された植物活力、及び早期発芽;又は、当業者に公知の任意の他の利点。
【0006】
置換基の定義で明らかになるアルキル基は、直鎖又は分枝鎖であってよく、並びに例えば、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル及びそれらの分枝した異性体であり、好ましいアルキル基は、メチル、イソプロピル及びtert-ブチルである。アルコキシラジカルは、前述のアルキルラジカル、例えばメトキシに由来する。
【0007】
ハロゲンは一般に、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素であり、好ましくはフッ素である。同じことが、ハロアルキルのハロゲンにも当てはまる。
【0008】
ハロアルキル基は、鎖長1〜6個の炭素原子を有する。ハロアルキルは、例えば、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、1,1-ジフルオロエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、2-フルオロエチル、2-クロロエチル、ペンタフルオロエチル、1,1-ジフルオロ-2,2,2-トリクロロエチル、2,2,3,3-テトラフルオロエチル又は2,2,2-トリクロロエチル、好ましくは1,1-ジフルオロエチルである。
【0009】
アルコキシ基は好ましくは、1〜4個の炭素原子の鎖長を有する。アルコキシは、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ及びtert-ブトキシであり;好ましくはメトキシである。
【0010】
式Iの化合物は、置換基R2の定義に不斉炭素原子も含むことができるので、全ての立体異性体及び全てのキラル<R>及び<S>型も含まれる。
【0011】
成分B)は、「The Pesticide Manual」[The Pesticide Manual-A World Compendium;Thirteenth Edition;Editor: C. D. S. Tomlin;The British Crop Protection Council]に説明されている。一般名の後に記された数値は、該参考文献のエントリーナンバーである。
【0012】
下記成分B)が、CAS-登録番号で登録されている:オリサストロビン(CAS 248593-16-0);アルジモルフ(CAS 91315-15-0);ヨードカルブ(3-ヨード-2-プロピニルブチルカルバメート)(CAS 55406-53-6);塩化フェンチン(CAS 668-34-8);ヒメキサゾール(CAS 10004-44-1);リン酸(CAS 7664-38-2);テクロフタラム(CAS 76280-91-6);ヒ酸塩(CAS 1327-53-3);炭酸アンモニウム銅(CAS 33113-08-5);オレイン酸銅(CAS 1120-44-1);水銀(CAS 7487-94-7;21908-53-2;7546-30-7);ベンチアバリカルブ(CAS 413615-35-7);塩化カドミニウム(CAS 10108-64-2);スギ葉油(CAS 8007-20-3);塩素(CAS 7782-50-5);シンナムアルデヒド(CAS: 104-55-2);ジメチルジチオカルバミン酸マンガン(CAS 15339-36-3);ニーム油(疎水性抽出物)(CAS 8002-65-1);パラホルムアルデヒド(CAS 30525-89-4);炭酸水素ナトリウム(CAS 144-55-8);炭酸水素カリウム(CAS 298-14-6);二酢酸ナトリウム(CAS 127-09-3);プロピオン酸ナトリウム(CAS 137-40-6);TCMTB(CAS 21564-17-0);ベナラキシル-M(CAS 98243-83-5);メトラフェノン(CAS 220899-03-6);ペンチオピラド(CAS 183675-82-3)及びトリフルアニド(CAS 731-27-1)。
【0013】
式F-1の化合物は、WO 01/87822に開示されている。式F-2の化合物は、WO 04/058723に開示されている。式F-3、F-4、F-5及びF-6の化合物は、WO 04/035589に開示されている。式F-7、F-8及びF-9の化合物は、WO 03/074491に開示されている。
【0014】
式A-1、A-2、A-3、A-4、A-5、A-6、A-7、A-8、A-9、A-10、A-11、A-12、A-13、A-14、A-15、A-18、A-19、A-20、A-21及びA-22の化合物は、WO 03/015519に開示されている。式A-15Aの化合物は、EP-A-1 006 107に開示されている。式A-16、A-17、A-23、A-24、A-25及びA-26の化合物は、WO 04/067528に開示されている。バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)GB34及びバチルス・プミルス(Bacillus pumilus)株QSTは、各々、米国環境保護庁(EPA)のU.S. EPA PCコード006493及びU.S. EPA PCコード006485に説明されている(http://www.epa.gov/参照)。
【0015】
式B-1Aの化合物及び式B-1の化合物は、WO 98/46607に開示されている。式B-2の化合物は、WO 99/042447に開示されている。式B-3の化合物は、WO 96/19442に開示されている。式B-4の化合物は、WO 99/14187に開示されている。式B-5の化合物は、US 5,945,423及びWO 94/26722に開示されている。式B-6の化合物は、EP-0-936-213に開示されている。式B-7の化合物は、US 6,020,332、CN-1-167-568、CN-1-155-977及びEP 0-860-438に開示されている。式B-8の化合物は、CAS-登録番号325156-49-8で登録されており、ピリベンカルブ(Pyribencarb)としても公知である。式B-9の化合物は、CAS-登録番号348635-87-0で登録されており、アムブロムドール(Ambromdole)又はアミスルブロム(Amisulbrom)としても公知である。
【0016】
本発明の「ラセミ化合物」は、2種のエナンチオマーの実質的に50:50の比の2種のエナンチオマーの混合物を意味する。
【0017】
本明細書を通じ、「組合せ」という表現は、例えば単独の「レディー−ミックス(ready-mix)」形態、「タンク−ミックス(tank-mix)」のような単独の活性成分の個別の製剤で構成された混合噴霧混合物、及び逐次的様式、すなわち数時間又は数日のような妥当な短い期間に順々に施用する場合の単独の活性成分の組合せ使用のような、成分A)及びB)の様々な組合せを意味する。
【0018】
本発明の組合せは、植物病原性病害防除のスペクトルの広がりが望ましい場合には、1種よりも多い活性成分B)を含有することもできる。例えば、2種又は3種の成分B)を、式Iの化合物のいずれか、又は式Iの化合物の群のいずれか好ましいメンバーと組み合わせることは、農業的実施において有利である。
【0019】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、トリフルオロメチルである)、及び先に説明したような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0020】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、ジフルオロメチルである)、及び先に説明したような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0021】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、ジフルオロメチルであり、及びR2は、C1-C6アルキルである)、及び先に説明したような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0022】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、ジフルオロメチルであり、及びR2は、C1-C6ハロアルキルである)、及び先に説明したような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0023】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、ジフルオロメチルであり、及びR2は、C1-C4アルコキシ-C1-C6アルキルである)及び先に説明したような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0024】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iaの化合物、及び先に説明したような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される:
【化47】

好ましい式Iaの化合物並びに公知及び市販されている化合物から出発するその製造法は、WO 04/058723に開示されている。WO 04/058723において、式Iaの化合物は、式IIの酸クロリド:
【化48】

を、式IIIのアミン:
【化49】

と反応することにより、調製することができる。
【0025】
式IVの酸は:
【化50】

WO 04/058723に開示されたような反応工程を介した、式IIの酸クロリドの生成に使用される。該方法を用い式IVの酸が生成される場合、式IVA、IVB及び/又はIVCの不純物が形成されることもある:
【化51】

式Iaの化合物の説明された製造法が適用される場合、これらの不純物の一部/全ては、該製造法の異なる工程を通じて扱うことができる。これは次に、対応する酸クロリド(IIA、IIB及び/又はIIC)の形成:
【化52】

並びに、式Iaの化合物の更なる不純物としての、対応するアミド(VA、VB及び/又はVC)の形成:
【化53】

につながり得る。該式Iaの化合物の調製における該不純物の存在/量は、使用される精製工程に応じて変動する。
【0026】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Ibの化合物:
【化54】

及び先に説明したような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0027】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Icの化合物:
【化55】

及び先に説明したような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0028】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Idの化合物:
【化56】

及び先に説明したような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0029】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Ieの化合物:
【化57】

及び先に説明したような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0030】
好ましい成分B)は、アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン;トリフロキシストロビン及び式B-6の化合物:
【化58】

からなる群より選択される、ストロビルリン殺真菌剤;
アザコナゾール、ブロムコンザゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、ジクロロブトラゾール、エタコナゾール、フルコナゾール、フルコナゾールーシス及びクインコナゾールからなる群より選択される、アゾール殺真菌剤;
フェンピクロニル及びフルジオキソニルからなる群より選択される、フェニルピロール殺真菌剤;
シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニルからなる群より選択される、アニリノ-ピリミジン殺真菌剤;
アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン、ピペラリン及び式B-7の化合物からなる群より選択される、モルホリン殺真菌剤:
【化59】

;式F-1の化合物:
【化60】

;式B-1の化合物:
【化61】

;クロロタロニル;ファモキサドン;フェンアミドン;アシベンゾラル;ベナラキシル;ベナラキシル-M;ベノミル;ビテルタノール;ボスカリド;カルボキシン;カルプロパミド;銅;シアゾファミド;シモキサニル;ジエトフェンカルブ;ジチアノン;フェンヘキサミド;フェノキシカルブ;フルアジナム;フルトラニル;フォルペット;グアザチン;ヒメキサゾール;イプロジオン;ルフェヌロン;マンコゼブ;メタラキシル;メフェノキサム;メトラフェノン;ヌアリモール;パクロブトラゾール;ペンシクロン;ペンチオピラド;プロシミドン;ピロキロン;キノキシフェン;シルチオファム;イオウ;チアベンダゾール;チラム;トリアゾキシド;トリシクラゾール;アバメクチン;エマメクチン安息香酸塩;テフルトリン及びチアメトキサムからなる群より選択される。
【0031】
より好ましい成分B)は、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化62】

及び、式B-1の化合物:
【化63】

;クロロタロニル、エポキシコナゾール又はプロチオコナゾールからなる群より選択される。
【0032】
更により好ましい成分B)は、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化64】

又は、クロロタロニルである。
最も好ましい成分B)は、アゾキシストロビン;シプロコナゾール;プロピコナゾール;シプロジニル;クロロタロニル;フルジオキソニル又はフェンプロピジンである。
【0033】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、トリフルオロメチルである)、並びに、以下からなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される:アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン;トリフロキシストロビン及び式B-6の化合物:
【化65】

からなる群より選択される、ストロビルリン殺真菌剤;
アザコナゾール、ブロムコンザゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、ジクロロブトラゾール、エタコナゾール、フルコナゾール、フルコナゾールーシス及びクインコナゾールからなる群より選択される、アゾール殺真菌剤;
フェンピクロニル及びフルジオキソニルからなる群より選択される、フェニルピロール殺真菌剤;
シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニルからなる群より選択される、アニリノ-ピリミジン殺真菌剤;
アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン、ピペラリン及び式B-7の化合物からなる群より選択される、モルホリン殺真菌剤:
【化66】

;式F-1の化合物:
【化67】

;式B-1の化合物:
【化68】

;クロロタロニル;ファモキサドン;フェンアミドン;アシベンゾラル;ベナラキシル;ベナラキシル-M;ベノミル;ビテルタノール;ボスカリド;カルボキシン;カルプロパミド;銅;シアゾファミド;シモキサニル;ジエトフェンカルブ;ジチアノン;フェンヘキサミド;フェノキシカルブ;フルアジナム;フルトラニル;フォルペット;グアザチン;ヒメキサゾール;イプロジオン;ルフェヌロン;マンコゼブ;メタラキシル;メフェノキサム;メトラフェノン;ヌアリモール;パクロブトラゾール;ペンシクロン;ペンチオピラド;プロシミドン;ピロキロン;キノキシフェン;シルチオファム;イオウ;チアベンダゾール;チラム;トリアゾキシド;トリシクラゾール;アバメクチン;エマメクチン安息香酸塩;テフルトリン及びチアメトキサム。
【0034】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、ジフルオロメチルである)、並びに、以下からなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される:アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン;トリフロキシストロビン及び式B-6の化合物:
【化69】

からなる群より選択される、ストロビルリン殺真菌剤;
アザコナゾール、ブロムコンザゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、ジクロロブトラゾール、エタコナゾール、フルコナゾール、フルコナゾールーシス及びクインコナゾールからなる群より選択される、アゾール殺真菌剤;
フェンピクロニル及びフルジオキソニルからなる群より選択される、フェニルピロール殺真菌剤;
シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニルからなる群より選択される、アニリノ-ピリミジン殺真菌剤;
アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン、ピペラリン及び式B-7の化合物からなる群より選択される、モルホリン殺真菌剤:
【化70】

;式F-1の化合物:
【化71】

;式B-1の化合物:
【化72】

;クロロタロニル;ファモキサドン;フェンアミドン;アシベンゾラル;ベナラキシル;ベナラキシル-M;ベノミル;ビテルタノール;ボスカリド;カルボキシン;カルプロパミド;銅;シアゾファミド;シモキサニル;ジエトフェンカルブ;ジチアノン;フェンヘキサミド;フェノキシカルブ;フルアジナム;フルトラニル;フォルペット;グアザチン;ヒメキサゾール;イプロジオン;ルフェヌロン;マンコゼブ;メタラキシル;メフェノキサム;メトラフェノン;ヌアリモール;パクロブトラゾール;ペンシクロン;ペンチオピラド;プロシミドン;ピロキロン;キノキシフェン;シルチオファム;イオウ;チアベンダゾール;チラム;トリアゾキシド;トリシクラゾール;アバメクチン;エマメクチン安息香酸塩;テフルトリン及びチアメトキサム。
【0035】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、ジフルオロメチルであり、及びR2は、C1-C6アルキルである)、並びに、以下からなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される:アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン;トリフロキシストロビン及び式B-6の化合物:
【化73】

からなる群より選択される、ストロビルリン殺真菌剤;
アザコナゾール、ブロムコンザゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、ジクロロブトラゾール、エタコナゾール、フルコナゾール、フルコナゾールーシス及びクインコナゾールからなる群より選択される、アゾール殺真菌剤;
フェンピクロニル及びフルジオキソニルからなる群より選択される、フェニルピロール殺真菌剤;
シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニルからなる群より選択される、アニリノ-ピリミジン殺真菌剤;
アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン、ピペラリン及び式B-7の化合物からなる群より選択される、モルホリン殺真菌剤:
【化74】

;式F-1の化合物:
【化75】

;式B-1の化合物:
【化76】

;クロロタロニル;ファモキサドン;フェンアミドン;アシベンゾラル;ベナラキシル;ベナラキシル-M;ベノミル;ビテルタノール;ボスカリド;カルボキシン;カルプロパミド;銅;シアゾファミド;シモキサニル;ジエトフェンカルブ;ジチアノン;フェンヘキサミド;フェノキシカルブ;フルアジナム;フルトラニル;フォルペット;グアザチン;ヒメキサゾール;イプロジオン;ルフェヌロン;マンコゼブ;メタラキシル;メフェノキサム;メトラフェノン;ヌアリモール;パクロブトラゾール;ペンシクロン;ペンチオピラド;プロシミドン;ピロキロン;キノキシフェン;シルチオファム;イオウ;チアベンダゾール;チラム;トリアゾキシド;トリシクラゾール;アバメクチン;エマメクチン安息香酸塩;テフルトリン及びチアメトキサム。
【0036】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、ジフルオロメチルであり、及びR2は、C1-C6ハロアルキルである)、並びに、以下からなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される:アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン;トリフロキシストロビン及び式B-6の化合物:
【化77】

からなる群より選択される、ストロビルリン殺真菌剤;
アザコナゾール、ブロムコンザゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、ジクロロブトラゾール、エタコナゾール、フルコナゾール、フルコナゾールーシス及びクインコナゾールからなる群より選択される、アゾール殺真菌剤;
フェンピクロニル及びフルジオキソニルからなる群より選択される、フェニルピロール殺真菌剤;
シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニルからなる群より選択される、アニリノ-ピリミジン殺真菌剤;
アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン、ピペラリン及び式B-7の化合物からなる群より選択される、モルホリン殺真菌剤:
【化78】

;式F-1の化合物:
【化79】

;式B-1の化合物:
【化80】

;クロロタロニル;ファモキサドン;フェンアミドン;アシベンゾラル;ベナラキシル;ベナラキシル-M;ベノミル;ビテルタノール;ボスカリド;カルボキシン;カルプロパミド;銅;シアゾファミド;シモキサニル;ジエトフェンカルブ;ジチアノン;フェンヘキサミド;フェノキシカルブ;フルアジナム;フルトラニル;フォルペット;グアザチン;ヒメキサゾール;イプロジオン;ルフェヌロン;マンコゼブ;メタラキシル;メフェノキサム;メトラフェノン;ヌアリモール;パクロブトラゾール;ペンシクロン;ペンチオピラド;プロシミドン;ピロキロン;キノキシフェン;シルチオファム;イオウ;チアベンダゾール;チラム;トリアゾキシド;トリシクラゾール;アバメクチン;エマメクチン安息香酸塩;テフルトリン及びチアメトキサム。
【0037】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、ジフルオロメチルであり、及びR2は、C1-C4アルコキシ-C1-C6アルキルである)、並びに、以下からなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される:アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン;トリフロキシストロビン及び式B-6の化合物:
【化81】

からなる群より選択される、ストロビルリン殺真菌剤;
アザコナゾール、ブロムコンザゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、ジクロロブトラゾール、エタコナゾール、フルコナゾール、フルコナゾールーシス及びクインコナゾールからなる群より選択される、アゾール殺真菌剤;
フェンピクロニル及びフルジオキソニルからなる群より選択される、フェニルピロール殺真菌剤;
シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニルからなる群より選択される、アニリノ-ピリミジン殺真菌剤;
アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン、ピペラリン及び式B-7の化合物からなる群より選択される、モルホリン殺真菌剤:
【化82】

;式F-1の化合物:
【化83】

;式B-1の化合物:
【化84】

;クロロタロニル;ファモキサドン;フェンアミドン;アシベンゾラル;ベナラキシル;ベナラキシル-M;ベノミル;ビテルタノール;ボスカリド;カルボキシン;カルプロパミド;銅;シアゾファミド;シモキサニル;ジエトフェンカルブ;ジチアノン;フェンヘキサミド;フェノキシカルブ;フルアジナム;フルトラニル;フォルペット;グアザチン;ヒメキサゾール;イプロジオン;ルフェヌロン;マンコゼブ;メタラキシル;メフェノキサム;メトラフェノン;ヌアリモール;パクロブトラゾール;ペンシクロン;ペンチオピラド;プロシミドン;ピロキロン;キノキシフェン;シルチオファム;イオウ;チアベンダゾール;チラム;トリアゾキシド;トリシクラゾール;アバメクチン;エマメクチン安息香酸塩;テフルトリン及びチアメトキサム。
【0038】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iaの化合物:
【化85】

、並びに、以下からなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される:アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン;トリフロキシストロビン及び式B-6の化合物:
【化86】

からなる群より選択される、ストロビルリン殺真菌剤;
アザコナゾール、ブロムコンザゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、ジクロロブトラゾール、エタコナゾール、フルコナゾール、フルコナゾールーシス及びクインコナゾールからなる群より選択される、アゾール殺真菌剤;
フェンピクロニル及びフルジオキソニルからなる群より選択される、フェニルピロール殺真菌剤;
シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニルからなる群より選択される、アニリノ-ピリミジン殺真菌剤;
アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン、ピペラリン及び式B-7の化合物からなる群より選択される、モルホリン殺真菌剤:
【化87】

;式F-1の化合物:
【化88】

;式B-1の化合物:
【化89】

;クロロタロニル;ファモキサドン;フェンアミドン;アシベンゾラル;ベナラキシル;ベナラキシル-M;ベノミル;ビテルタノール;ボスカリド;カルボキシン;カルプロパミド;銅;シアゾファミド;シモキサニル;ジエトフェンカルブ;ジチアノン;フェンヘキサミド;フェノキシカルブ;フルアジナム;フルトラニル;フォルペット;グアザチン;ヒメキサゾール;イプロジオン;ルフェヌロン;マンコゼブ;メタラキシル;メフェノキサム;メトラフェノン;ヌアリモール;パクロブトラゾール;ペンシクロン;ペンチオピラド;プロシミドン;ピロキロン;キノキシフェン;シルチオファム;イオウ;チアベンダゾール;チラム;トリアゾキシド;トリシクラゾール;アバメクチン;エマメクチン安息香酸塩;テフルトリン及びチアメトキサム。
【0039】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Ibの化合物:
【化90】

、並びに、以下からなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される:アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン;トリフロキシストロビン及び式B-6の化合物:
【化91】

からなる群より選択される、ストロビルリン殺真菌剤;
アザコナゾール、ブロムコンザゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、ジクロロブトラゾール、エタコナゾール、フルコナゾール、フルコナゾールーシス及びクインコナゾールからなる群より選択される、アゾール殺真菌剤;
フェンピクロニル及びフルジオキソニルからなる群より選択される、フェニルピロール殺真菌剤;
シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニルからなる群より選択される、アニリノ-ピリミジン殺真菌剤;
アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン、ピペラリン及び式B-7の化合物からなる群より選択される、モルホリン殺真菌剤:
【化92】

;式F-1の化合物:
【化93】

;式B-1の化合物:
【化94】

;クロロタロニル;ファモキサドン;フェンアミドン;アシベンゾラル;ベナラキシル;ベナラキシル-M;ベノミル;ビテルタノール;ボスカリド;カルボキシン;カルプロパミド;銅;シアゾファミド;シモキサニル;ジエトフェンカルブ;ジチアノン;フェンヘキサミド;フェノキシカルブ;フルアジナム;フルトラニル;フォルペット;グアザチン;ヒメキサゾール;イプロジオン;ルフェヌロン;マンコゼブ;メタラキシル;メフェノキサム;メトラフェノン;ヌアリモール;パクロブトラゾール;ペンシクロン;ペンチオピラド;プロシミドン;ピロキロン;キノキシフェン;シルチオファム;イオウ;チアベンダゾール;チラム;トリアゾキシド;トリシクラゾール;アバメクチン;エマメクチン安息香酸塩;テフルトリン及びチアメトキサム。
【0040】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Icの化合物:
【化95】

、並びに、以下からなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される:式Iの化合物、アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン;トリフロキシストロビン及び式B-6の化合物:
【化96】

からなる群より選択される、ストロビルリン殺真菌剤;
アザコナゾール、ブロムコンザゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、ジクロロブトラゾール、エタコナゾール、フルコナゾール、フルコナゾールーシス及びクインコナゾールからなる群より選択される、アゾール殺真菌剤;
フェンピクロニル及びフルジオキソニルからなる群より選択される、フェニルピロール殺真菌剤;
シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニルからなる群より選択される、アニリノ-ピリミジン殺真菌剤;
アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン、ピペラリン及び式B-7の化合物からなる群より選択される、モルホリン殺真菌剤:
【化97】

;式F-1の化合物:
【化98】

;式B-1の化合物:
【化99】

;クロロタロニル;ファモキサドン;フェンアミドン;アシベンゾラル;ベナラキシル;ベナラキシル-M;ベノミル;ビテルタノール;ボスカリド;カルボキシン;カルプロパミド;銅;シアゾファミド;シモキサニル;ジエトフェンカルブ;ジチアノン;フェンヘキサミド;フェノキシカルブ;フルアジナム;フルトラニル;フォルペット;グアザチン;ヒメキサゾール;イプロジオン;ルフェヌロン;マンコゼブ;メタラキシル;メフェノキサム;メトラフェノン;ヌアリモール;パクロブトラゾール;ペンシクロン;ペンチオピラド;プロシミドン;ピロキロン;キノキシフェン;シルチオファム;イオウ;チアベンダゾール;チラム;トリアゾキシド;トリシクラゾール;アバメクチン;エマメクチン安息香酸塩;テフルトリン及びチアメトキサム。
【0041】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Idの化合物:
【化100】

、並びに、以下からなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される:ストロビルリン殺真菌剤からなる群より選択される、アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン;トリフロキシストロビン及び式B-6の化合物:
【化101】

からなる群より選択される、ストロビルリン殺真菌剤;
アザコナゾール、ブロムコンザゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、ジクロロブトラゾール、エタコナゾール、フルコナゾール、フルコナゾールーシス及びクインコナゾールからなる群より選択される、アゾール殺真菌剤;
フェンピクロニル及びフルジオキソニルからなる群より選択される、フェニルピロール殺真菌剤;
シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニルからなる群より選択される、アニリノ-ピリミジン殺真菌剤;
アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン、ピペラリン及び式B-7の化合物からなる群より選択される、モルホリン殺真菌剤:
【化102】

;式F-1の化合物:
【化103】

;式B-1の化合物:
【化104】

;クロロタロニル;ファモキサドン;フェンアミドン;アシベンゾラル;ベナラキシル;ベナラキシル-M;ベノミル;ビテルタノール;ボスカリド;カルボキシン;カルプロパミド;銅;シアゾファミド;シモキサニル;ジエトフェンカルブ;ジチアノン;フェンヘキサミド;フェノキシカルブ;フルアジナム;フルトラニル;フォルペット;グアザチン;ヒメキサゾール;イプロジオン;ルフェヌロン;マンコゼブ;メタラキシル;メフェノキサム;メトラフェノン;ヌアリモール;パクロブトラゾール;ペンシクロン;ペンチオピラド;プロシミドン;ピロキロン;キノキシフェン;シルチオファム;イオウ;チアベンダゾール;チラム;トリアゾキシド;トリシクラゾール;アバメクチン;エマメクチン安息香酸塩;テフルトリン及びチアメトキサム。
【0042】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Ieの化合物:
【化105】

、並びに、以下からなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される:アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン;トリフロキシストロビン及び式B-6の化合物:
【化106】

からなる群より選択される、ストロビルリン殺真菌剤;
アザコナゾール、ブロムコンザゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、ジクロロブトラゾール、エタコナゾール、フルコナゾール、フルコナゾールーシス及びクインコナゾールからなる群より選択される、アゾール殺真菌剤;
フェンピクロニル及びフルジオキソニルからなる群より選択される、フェニルピロール殺真菌剤;
シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニルからなる群より選択される、アニリノ-ピリミジン殺真菌剤;
アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン、ピペラリン及び式B-7の化合物からなる群より選択される、モルホリン殺真菌剤:
【化107】

;式F-1の化合物:
【化108】

;式B-1の化合物:
【化109】

;クロロタロニル;ファモキサドン;フェンアミドン;アシベンゾラル;ベナラキシル;ベナラキシル-M;ベノミル;ビテルタノール;ボスカリド;カルボキシン;カルプロパミド;銅;シアゾファミド;シモキサニル;ジエトフェンカルブ;ジチアノン;フェンヘキサミド;フェノキシカルブ;フルアジナム;フルトラニル;フォルペット;グアザチン;ヒメキサゾール;イプロジオン;ルフェヌロン;マンコゼブ;メタラキシル;メフェノキサム;メトラフェノン;ヌアリモール;パクロブトラゾール;ペンシクロン;ペンチオピラド;プロシミドン;ピロキロン;キノキシフェン;シルチオファム;イオウ;チアベンダゾール;チラム;トリアゾキシド;トリシクラゾール;アバメクチン;エマメクチン安息香酸塩;テフルトリン及びチアメトキサム。
【0043】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1はトリフルオロメチルである)、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化110】

;式B-1の化合物:
【化111】

クロロタロニル、エポキシコナゾール又はプロチオコナゾールからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0044】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1はジフルオロメチルである)、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化112】

;式B-1の化合物:
【化113】

;クロロタロニル、エポキシコナゾール又はプロチオコナゾールからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0045】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1はジフルオロメチルであり、及びR2はC1-C6アルキルである)、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化114】

;式B-1の化合物:
【化115】

;クロロタロニル、エポキシコナゾール又はプロチオコナゾールからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0046】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1はジフルオロメチルであり、及びR2はC1-C6ハロアルキルである)、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化116】

;式B-1の化合物:
【化117】

;クロロタロニル、エポキシコナゾール又はプロチオコナゾールからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0047】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1はジフルオロメチルであり、及びR2はC1-C4アルコキシ-C1-C6アルキルである)、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化118】

;式B-1の化合物:
【化119】

;クロロタロニル、エポキシコナゾール又はプロチオコナゾールからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0048】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iaの化合物:
【化120】

、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化121】

;式B-1の化合物:
【化122】

;クロロタロニル、エポキシコナゾール又はプロチオコナゾールからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0049】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Ibの化合物:
【化123】

、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビンからなる群より選択されるストロビルリン殺真菌剤;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化124】

;式B-1の化合物:
【化125】

;クロロタロニル、エポキシコナゾール又はプロチオコナゾールからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0050】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Icの化合物:
【化126】

、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化127】

;式B-1の化合物:
【化128】

;クロロタロニル、エポキシコナゾール又はプロチオコナゾールからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0051】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Idの化合物:
【化129】

、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビンからなる群より選択されるストロビルリン殺真菌剤;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化130】

;式B-1の化合物:
【化131】

;クロロタロニル、エポキシコナゾール又はプロチオコナゾールからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0052】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Ieの化合物:
【化132】

、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビンからなる群より選択されるストロビルリン殺真菌剤;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化133】

式B-1の化合物:
【化134】

クロロタロニル、エポキシコナゾール又はプロチオコナゾールからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0053】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、トリフルオロメチルである)、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化135】

;又はクロロタロニルからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0054】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、ジフルオロメチルである)、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化136】

;又はクロロタロニルからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0055】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、ジフルオロメチルであり、及びR2は、C1-C6アルキルである)、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化137】

;又はクロロタロニルからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0056】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、ジフルオロメチルであり、及びR2は、C1-C6ハロアルキルである)、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化138】

;又はクロロタロニルからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0057】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(式中、R1は、ジフルオロメチルであり、及びR2は、C1-C4アルコキシ-C1-C6アルキルである)、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化139】

;又はクロロタロニルからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0058】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iaの化合物:
【化140】

、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化141】

;又はクロロタロニルからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0059】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Ibの化合物:
【化142】

、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビンからなる群より選択されるストロビルリン殺真菌剤;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化143】

;又はクロロタロニルからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0060】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Icの化合物:
【化144】

、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化145】

;又はクロロタロニルからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0061】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Idの化合物:
【化146】

、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビンからなる群より選択されるストロビルリン殺真菌剤;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化147】

;又はクロロタロニルからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0062】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Ieの化合物:
【化148】

、及び、アゾキシストロビン;ピコキシストロビンからなる群より選択されるストロビルリン殺真菌剤;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化149】

;又はクロロタロニルからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0063】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(R1は、トリフルオロメチルである)、及び、アゾキシストロビン;シプロコナゾール;プロピコナゾール;シプロジニル;クロロタロニル;フルジオキソニル又はフェンプロピジンからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0064】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(R1は、ジフルオロメチルである)、及び、アゾキシストロビン;シプロコナゾール;プロピコナゾール;シプロジニル;クロロタロニル;フルジオキソニル又はフェンプロピジンからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0065】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(R1は、ジフルオロメチルであり、及びR2は、C1-C6アルキルである)、及び、アゾキシストロビン;シプロコナゾール;プロピコナゾール;シプロジニル;クロロタロニル;フルジオキソニル又はフェンプロピジンからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0066】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(R1は、ジフルオロメチルであり、及びR2は、C1-C6ハロアルキルである)、及び、アゾキシストロビン;シプロコナゾール;プロピコナゾール;シプロジニル;クロロタロニル;フルジオキソニル又はフェンプロピジンからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0067】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iの化合物(R1は、ジフルオロメチルであり、及びR2は、C1-C4アルコキシ-C1-C6アルキルである)、及び、アゾキシストロビン;シプロコナゾール;プロピコナゾール;シプロジニル;クロロタロニル;フルジオキソニル又はフェンプロピジンからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0068】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Iaの化合物:
【化150】

、及び、アゾキシストロビン;シプロコナゾール;プロピコナゾール;シプロジニル;クロロタロニル;フルジオキソニル又はフェンプロピジンからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0069】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Ibの化合物:
【化151】

、及び、アゾキシストロビン;シプロコナゾール;プロピコナゾール;シプロジニル;クロロタロニル;フルジオキソニル又はフェンプロピジンからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0070】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Icの化合物:
【化152】

、及び、アゾキシストロビン;シプロコナゾール;プロピコナゾール;シプロジニル;クロロタロニル;フルジオキソニル又はフェンプロピジンからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0071】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Idの化合物:
【化153】

、及び、アゾキシストロビン;シプロコナゾール;プロピコナゾール;シプロジニル;クロロタロニル;フルジオキソニル又はフェンプロピジンからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0072】
本発明の好ましい実施態様は、成分A)として式Ieの化合物:
【化154】

、及び、アゾキシストロビン;シプロコナゾール;プロピコナゾール;シプロジニル;クロロタロニル;フルジオキソニル又はフェンプロピジンからなる群より選択されるような成分B)の1種を含有するそのような組合せにより表される。
【0073】
これらの活性成分の組合せは、有害な微生物、例えば植物病原性病害を引き起こす微生物に対し、特に植物病原性真菌及び細菌に対し、有効である。
【0074】
これらの活性成分の組合せは、以下の綱に属する植物病原性真菌に対し、特に有効である:子嚢菌(例えば、ベンチュリア(Venturia)、ポドスファエラ(Podosphaera)、エリシエ(Erysiphe)、モニリニア(Monilinia)、ミコスファエレラ(Mycosphaerella)、ウンシヌラ(Uncinula));担子菌(例えば、ヘミレイア(Hemileia)、リゾクトニア(Rhizoctonia)、ファコソプラ(Phakopsora)、プクキニア(Puccinia)、ウスチラゴ(Ustilago)、チレチア(Tilletia)属);不完全な菌(不完全菌としても公知;例えば、ボトリシス(Botrytis)、ヘルミントスポリウム(Helminthosporium)、リンコスポリウム(Rhynchosporium)、フサリウム(Fusarium)、セプトリア(Septoria)、セルコスポラ(Cercospora)、アルテルナリア(Alternaria)、ピリキュラリア(Pyricularia)及びシュードセルコスポレラ(Pseudocercosporella));卵菌(例えば、フィトフトラ(Phytophthora)、ペロノスポラ(Peronospora)、シュードペロノスポラ(Pseudoperonospora)、アルブゴ(Albugo)、ブレミア(Bremia)、ピシウム(Pythium)、シュードスクレロスポラ(Pseudosclerospora)、プラスモパラ(Plasmopara))。
【0075】
本発明によれば、「有用植物」は、典型的には、以下の植物種を含む:ブドウ(grape vines);穀類、例えばコムギ、オオムギ、ライムギ又はオートムギ;ビート、例えば、テンサイ又は飼料用ビート;果実、例えば、ナシ状果、核果又は軟質果、例えばリンゴ、ナシ、プラム、モモ、アーモンド、チェリー、ストロベリー、ラズベリー又はブラックベリー;マメ科植物、例えばインゲン、レンズ豆、エンドウ豆又は大豆;油糧植物、例えば、ナタネ、マスタード、ポピー、オリーブ、ヒマワリ、ココナツ、ヒマシ油植物、カカオ豆又は落花生;キュウリ植物、例えばマロー、キュウリ又はメロン;繊維植物、例えば綿花、亜麻、麻又はジュート;柑橘類果実、例えばオレンジ、レモン、ブドウ又はミカン;野菜、例えばホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモ、ウリ又はパプリカ;クスノキ科、例えばアボガド、シナモン又は樟脳;トウモロコシ;タバコ;ナッツ;コーヒー;サトウキビ;茶;ワイン用ブドウ;ホップ;ドリアン;バナナ;天然ゴム植物;芝又は観葉植物、例えば花、低木、広葉樹又は常緑樹、例えば針葉樹。この一覧は、限定を示すものではない。
【0076】
「有用植物」という用語は、育種又は遺伝子操作の通常の方法の結果としての、ブロモキシニルのような除草剤又は除草剤のクラス(例えば、HPPDインヒビター、ALSインヒビター、例えばプリミスルフロン、プロスルフロン及びトリフロキシスルフロンなど、EPSPS(5-エノール-ピロビル-シキメート-3-フォスフェイト-シンターゼ)インヒビター、GS(グルタミンシンテターゼ)インヒビター又はPPO(プロトコールトポルフィリノーゲン-オキシダーゼ)インヒビター)に対する耐性が付与された有用植物も含むものとして理解されるべきである。育種の常法(突然変異誘発)によりイミダゾリノン、例えばイマザモックスに対する耐性が付与された作物の例は、Clearfield(登録商標)越夏性ナタネ(カノーラ)である。遺伝子操作法により除草剤又は除草剤のクラスに対し耐性を付与された作物の例は、商品名RoundupReady(登録商標)、Herculex I(登録商標)及びLibertyUnk(登録商標)で販売されている、グリホセート-及びグルホシネート-耐性トウモロコシ変種を含む。
【0077】
「有用植物」という用語は、例えば、公知の毒素-産生菌、特にバチルス属のものなどから1又は複数の選択的に作用する毒素の合成が可能である組換えDNA技術の使用により形質転換されている有用植物も含むものとして理解されるべきである。
【0078】
そのような遺伝子組み換え植物により発現され得る毒素は、例えば、殺虫タンパク質、例えばバチルス・セレウスもしくはバチルス・ポプリアエ由来の殺虫タンパク質;又は、バチルス・チューリンゲンシス由来の殺虫タンパク質、例えばδ-エンドトキシン、例えば、CryIA(b)、CryIA(c)、CryIF、CryIF(a2)、CryIIA(b)、CryIIIA、CryIIIB(b1)もしくはCry9cなど、又は栄養成長期に産生されて殺虫活性を有するタンパク質(VIP)、例えば、VIP1、VIP2、VIP3もしくはVIP3A;又は、細菌をコロニー化する線虫の殺虫タンパク質、例えばフォトラブダス(Photorhabdus)種又はゼノラブダス(Xenorhabdus)種、例としてフォトラブダス・ルミセンス(Photorhabdus luminescens)、ゼノラブダス・ネマトフィラス(Xenorhabdus nematophilus);動物により生成された毒素、例えばサソリ毒、クモ毒、ハチ毒及び他の昆虫-特異的神経毒;真菌により産生された毒素、例えばストレプトマイセス(Streptomycetes)毒素、植物レクチン、例えばエンドウ豆レクチン、オオムギレクチン又はユキノハナレクチン;アグルチニン;プロテアーゼインヒビター、例えばトリプシンインヒビター、セリンプロテアーゼインヒビター、パタチン、シスタチン、パパインインヒビター;リボソーム-不活性化タンパク質(RIP)、例えばリシン、トウモロコシ-RIP、アブリン、ルフィン、サポリン又はブリオジン(bryodin);ステロイド代謝酵素、例えば3-ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド-UDP-グリコシル-トランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、エクジソンインヒビター、HMG-CoA-レダクターゼ、イオンチャネル遮断薬、例えばナトリウム又はカルシウムチャネル遮断薬、幼若ホルモンエステラーゼ、利尿薬ホルモン受容体、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼ及びグルカナーゼを含む。
【0079】
本発明との関連において、δ-エンドトキシン、例えばCryIA(b)、CryIA(c)、CryIF、CryIF(a2)、CryIIA(b)、CryIIIA、CryIIIB(b1)もしくはCry9c、又は栄養成長期に産生されて殺虫活性を有するタンパク質(VIP)、例えば、VIP1、VIP2、VIP3もしくはVIP3A、明らかなハイブリッド毒素、切断型毒素及び修飾された毒素によることが理解される。ハイブリッド毒素は、これらのタンパク質の異なるドメインの新規の組合せにより組換え的に産生される(例えばWO 02/15701参照)。切断型毒素の例は、切断型CryIA(b)であり、これは以下に説明するような、Syngenta Seed SASからのBt11トウモロコシにおいて発現される。修飾された毒素の場合、天然の毒素の1個又は複数のアミノ酸が置き換えられる。そのようなアミノ酸置換において、好ましくは非天然に存在するプロテアーゼ認識配列が毒素へ挿入され、例としてCryIIIA055の場合は、カテプシン-D-認識配列がCryIIIA毒素へ挿入される(WO 03/018810参照)。
【0080】
そのような毒素又はそのような毒素を合成することが可能な遺伝子組み換え植物の例は、例えば、EP-A-O 374 753、WO 93/07278、WO 95/34656、EP-A-O 427 529、EP-A-451 878及びWO 03/052073に開示されている。
【0081】
そのような遺伝子組み換え植物の調製法は一般に当業者に公知であり、例えば前述の刊行物において説明されている。CryI-型デオキシリボ核酸及びそれらの調製は、例えばWO 95/34656、EP-A-O 367 474、EP-A-O 401 979及びWO 90/13651から知られている。
【0082】
遺伝子組み換え植物に含まれた毒素は、有害な昆虫に対する耐性を植物にもたらす。このような昆虫は、あらゆる昆虫分類群において生じ得るが、特に一般的には甲虫(鞘翅目)、二枚羽昆虫(双翅目)及び蝶(鱗翅目)に見出される。
【0083】
殺虫抵抗性をコードしている1種又は複数の遺伝子を含み及び1種又は複数の毒素を発現する遺伝子組み換え植物は公知であり、その一部は市販されている。そのような植物の例は、以下を含む:YieldGard(登録商標)(CryIA(b)毒素を発現するトウモロコシ変種);YieldGard Rootworm(登録商標)(CryIIIB(b1)毒素を発現するトウモロコシ変種);YieldGard Plus(登録商標)(CryIA(b)及びCryIIIB(b1)毒素を発現するトウモロコシ変種);Starlink(登録商標)(Cry9(c)毒素を発現するトウモロコシ変種);Herculex I(登録商標)(CryIF(a2)毒素及び除草剤グルフォシネートアンモニウムに対する耐性を実現するための酵素ホスフィノスリシン-エン-アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ変種);NuCOTN 33B(登録商標)(CryIA(c)毒素を発現する綿花変種);Bollgard I(登録商標)(CryIA(c)毒素を発現する綿花変種);Bollgard II(登録商標)(CryIA(c)毒素及びCryIIA(b)毒素を発現する綿花変種);VIPCOT(登録商標)(VIP毒素を発現する綿花変種);NewLeaf(登録商標)(CryIIIA毒素を発現するジャガイモ変種);Nature-Gard(登録商標)及びProtecta(登録商標)。
【0084】
そのような遺伝子組み換え作物の更なる例は、以下のとおりである:
1. Syngenta Seeds SAS (Chemin de I'Hobit 27, F-31 790 St. Sauveur, 仏国)由来のBt11トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。切断型CryIA(b)毒素の遺伝子組み換え発現により、ヨーロッパアワノメイガ(Ostrinia nubilalis及びSesamia nonagrioides)による攻撃に対し抵抗性である遺伝子組み換えトウモロコシ(Zea may)。Bt11トウモロコシは、除草剤グルフォシネートアンモニウムに対する耐性を実現するために、酵素PATも遺伝子組み換え発現する。
【0085】
2. Syngenta Seeds SAS (Chemin de I'Hobit 27, F-31 790 St. Sauveur, 仏国)由来のBt176トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。CryIA(b)毒素の遺伝子組み換え発現により、ヨーロッパアワノメイガ(Ostrinia nubilalis及びSesamia nonagrioides)による攻撃に対し抵抗性である遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt176トウモロコシは、除草剤グルフォシネートアンモニウムに対する耐性を実現するために、酵素PATも遺伝子組み換え発現する。
【0086】
3. Syngenta Seeds SAS(Chemin de I'Hobit 27, F-31 790 St. Sauveur, 仏国)由来のMIR604トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。修飾されたCryIIIA毒素の遺伝子組み換え発現により、昆虫-抵抗性をもたらされたトウモロコシ。この毒素は、カテプシン-D-プロテアーゼ認識配列の挿入により修飾されたCry3A055である。そのような遺伝子組み換えトウモロコシ植物の調製は、WO 03/018810に開示されている。
【0087】
4. Monsanto Europe S.A. (270-272 Avenue de Tervuren, B-1150 ブリュッセル, ベルギー)由来のMON 863トウモロコシ、登録番号C/DE/02/9。MON 863は、CryIIIB(b1)毒素を発現し、ある種の鞘翅目昆虫に対し抵抗性がある。
【0088】
5. Monsanto Europe S.A. (270-272 Avenue de Tervuren, B-1150, ブリュッセル, ベルギー)由来のIPC 531綿花、登録番号C/ES/96/02。
【0089】
6. Pioneer Overseas Corporation(Avenue Tedesco, 7 B-1160 ブリュッセル, ベルギー)由来の1507トウモロコシ、登録番号C/NL/00/10。ある鱗翅目昆虫に対する抵抗を実現するためのタンパク質CryIF、及び除草剤グルフォシネートアンモニウムに対する耐性を実現するためのPATタンパク質の発現のために遺伝子組み換えトウモロコシ。
【0090】
7. Monsanto Europe S.A.(270-272 Avenue de Tervuren, B-1150 ブリュッセル, ベルギー)由来のNK603 x MON 810トウモロコシ、登録番号C/GB/02/M3/03。遺伝子組み換え変種NK603及びMON 810の交雑による、常法で育種されたハイブリッドトウモロコシ変種からなる。NK603 x MON 810トウモロコシは、アグロバクテリウム種CP4株から得られた、タンパク質CP4 EPSPSを遺伝子組み換えにより発現し、これは除草剤Roundup(登録商標)(グリホセート含有)に対する耐性をもたらし、及びバチルス・チューリンゲンシス亜種kurstakiから得られたCryIA(b)毒素も発現し、これはヨーロッパアワノメイガを含むある種の鱗翅目に対する耐性をもたらす。
【0091】
昆虫-抵抗性植物の遺伝子組み換え作物は、BATS(Zentrum fur Biosicherheit und Nachhaltigkeit, Zentrum BATS, Clarastrasse 13, 4058 バーゼル, スイス)Report 2003,(http://bats.ch)にも報告されている。
【0092】
「有用植物」という用語は、例えば、いわゆる「病原性-関連タンパク質」(PRP、例えばEP-A-O 392 225参照)のような、選択的作用を有する抗病原性物質の合成が可能であるように組換えDNA技術を用いることにより形質転換されている有用植物も含むと理解される。そのような抗病原性物質及びそのような抗病原性物質を合成可能な遺伝子組み換え植物の例は、例えばEP-A-O 392 225、WO 95/33818、及びEP-A-O 353 191において公知である。そのような遺伝子組み換え植物を作出する方法は一般に、当業者に公知であり、例えば前述の刊行物に説明されている。
【0093】
そのような遺伝子組み換え植物により発現され得る抗病原性物質は、例えばイオンチャンネル遮断薬、例えばナトリウム及びカルシウムチャネル遮断薬など、例えばウイルスKP1、KP4又はKP6毒素;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;いわゆる「病原性-関連タンパク質」(PRP;例えばEP-A-0 392 225参照);微生物により産生された抗病原性物質、例えばペプチド抗生物質又はヘテロ環式抗生物質(例えば、WO 95/33818参照)又は植物病理防御に関連したタンパク質もしくはポリペプチド因子(WO 03/000906に開示されたいわゆる「植物病害抵抗性遺伝子」)である。
【0094】
本発明に関連してより注目される有用植物は、穀類;ダイズ;コメ;油糧種子ナタネ;ナシ状果;軟質果;ピーナッツ;コーヒー;茶;ストロベリー;芝;ワイン用ブドウ及び野菜、例えばトマト、ジャガイモ、ウリ及びレタスである。
【0095】
本明細書において使用される有用植物の「場所(locus)」という用語は、有用植物が生育する場所、有用植物の植物繁殖材が生育する場所、又は有用植物の植物繁殖材が土壌に配置される場所を包含することが意図されている。そのような場所の例は、作物植物が生育する圃場である。
【0096】
「植物繁殖材」という用語は、植物の生殖部分(generative part)、例えば植物の生育に使用することができる種子、及び例えばジャガイモの挿し木又は塊茎などの栄養物質を意味すると理解される。これらは、例えば種子(厳密な意味で)、根、果実、塊茎、球根、根茎及び植物の部分について言及することができる。発芽した植物及び発芽もしくは土壌から出芽後移植される幼若植物も、言及される。これらの幼若植物は、含浸による全体又は一部の処理により移植前に保護されてもよい。好ましくは「植物繁殖材」は、種子を意味すると理解される。
【0097】
本発明の更なる側面は、天然の生活環から採取される植物及び/もしくは動物起源の天然の物質、並びに/又は真菌の攻撃に対しそれらの処理された形態を保護する方法であり、これは該植物及び/もしくは動物起源の天然の物質又はそれらの処理された形態に、成分A)及びB)の組合せを相乗的有効量で適用することを含む。
【0098】
本発明に従い、「天然の生活環から得られる、植物起源の天然の物質」という用語は、天然の生活環から収穫され及び新たに収穫された形である植物又はその一部を意味する。そのような植物起源の天然の物質の例は、幹、葉、塊茎、種子、果実又は穀粒である。本発明に従い、「植物起源の天然の物質の処理された形態」という用語は、修飾プロセスの結果である植物起源の天然の物質の形を意味すると理解される。このような修飾プロセスを使用し、そのような物質のより貯蔵可能な形で(貯蔵良好)植物起源の天然の物質を変換することができる。そのような修飾プロセスの例は、予備乾燥、湿潤、圧搾、粉砕、挽き割り、圧縮又は焙煎である。同じく植物起源の天然の物質の処理された形態の定義に収まるのは、材木であり、これは建築用木材、電柱及び電気用障壁などの原木(crude timber)の形、又は木材で製造された家具もしくはオブジェのような完成品の形のいずれかである。
【0099】
本発明に従い、「天然の生活環及び/又はそれらの処理された形態から得られる、動物起源の天然の物質」という用語は、皮膚、皮革、革、毛皮、毛髪などの動物起源の物質を意味すると理解される。
【0100】
本発明の組合せは、腐敗、変色又はカビのような有害な作用を防止することができる。
【0101】
好ましい実施態様は、天然の生活環から得られた植物起源の天然の物質、及び/又は真菌の攻撃に対し、それらの処理された形態を保護する方法であり、これは、該植物及び/又は動物起源の天然の物質又はそれらの処理された形態に、成分A)及びB)の組合せの相乗的有効量を施用することを含む。
【0102】
更に好ましい実施態様は、天然の生活環から得られる果実、好ましくはナシ状果、核果、軟質果及び柑橘類の果実、並びに/又はそれらの処理された形態を保護する方法であり、これは該果実及び/又はそれらの処理された形態を、成分A)及びB)の組合せの相乗的有効量に施用することを含む。
【0103】
本発明の組合せは、真菌の攻撃に対し工業用材料を保護する分野において使用することもできる。本発明において「工業用材料」という用語は、工業で使用するために調製される非-生存材料を意味する。例えば真菌の攻撃に対して保護されることが意図される工業用材料は、膠、サイズ、紙、板、織物、カーペット、レザー、木材、建築材、塗料、プラスチック製品、冷却潤滑剤、水性作動液、及び微生物がはびこるか又はそれにより分解される他の材料であることができる。微生物の生育により損なわれることがある、冷却及び加熱システム、換気及び空調システム及び生産プラントの一部、例えば冷却水回路も、保護される材料として列挙される。本発明の組合せは、腐敗、変色又はカビなどの有害な作用を防止することができる。
【0104】
本発明の組合せは、真菌の攻撃に対する技工物を保護する分野においても使用することができる。本発明において「技工物」という用語は、紙;カーペット;建築材;冷却及び加熱システム;換気及び空調システムなどを含む。本発明の組合せは、腐敗、変色又はカビなどの有害な作用を防止することができる。
【0105】
本発明の組合せは特に、ウドン粉病;褐斑;斑点病種(leafspot species);夏疫病及びカビ;特に、穀類におけるセプトリア、プクキニア、エリシフェ、ピレノフォラ(Pyrenophora)及びタペシア(Tapesia);ダイズにおけるファコソプラ(Phakopsora);コーヒーにおけるヘミレイア;バラにおけるフラグミディウム(Phragmidium);ジャガイモ、トマト及びウリにおけるアルテルナリア;芝、野菜、ヒマワリ及び油糧種子ナタネにおけるスクレロチニア(Sclerotinia);ワイン用ブドウの黒菌病、赤焼け(red fire)、ウドン粉病、灰色かび病及びつる割れ病;果実のボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea);果実のモリニリア種及び果実のペニシリウム(Penicillum)種に対して効果的である。
【0106】
本発明の組合せは更に、種子伝染病及び土壌感染病、例えばアルテルナリア種、アスコキタ(Ascochyta)種、ボトリチス・シネレア、セルコスポラ種、クラビセプス・プルプレア(Claviceps purpurea)、コクリボラス・サチバス(Cochliobolus sativus)、コレトトリクム(Colletotrichum)種、エピコカム(Epicoccum)種、フサリウム・グラミネアラム、フサリウム・モニリフォルメ、フサリウム・オキシスポラム、フサリウム・プロリフェラタム、フサリウム・ソラニ、フサリウム・サブグルチナン、ガウマンノマイセス・グラミニス(Gaumannomyces graminis)、ヘルミントスポリウム種、ミクロドキウム・ニバレ(Microdochium nivale)、フォマ(Phoma)種、ピレノフォラ・グラミネア(Pyrenophora graminea)、ピリキュラリア・オリザエ(Pyricularia oryzae)、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia・solani)、リゾクトニア・セレアリス(Rhizoctonia cerealis)、スクレロチニア種、セプトリア種、スファセロセカ・レイリアナ(Sphacelotheca reilliana)、チレチア種、チフラ・インカルナタ(Typhula incarnate)、ウロシスチス・オクルタ(Urocystis occulta)、ウスチラゴ種又はベルチシリウム(Verticilium)種;特に穀類、例えばコムギ、オオムギ、ライムギ又はオートムギなど;トウモロコシ;コメ;綿花;ダイズ;芝;テンサイ;油糧種子ナタネ;ジャガイモ;マメ科作物、例えばエンドウマメ、レンズ豆又はヒヨコ豆;及び、ヒマワリの病原体に特に有効である。
【0107】
本発明の組合せは更に、ボトリチス・シネレア、コレトトリクム・ムサエ、クルブラリア・ルナタ(Curvularia lunata)、フサリウム・セミテカム、ジオトリクム・カンジダ(Geotrichum candidum)、モニリニア・フルクチコラ、モニリニア・フルクチゲナ、モニリニア・ラキサ、ムコール・ピリフォルミス(Mucor piriformis)、ペニシリウム・イタリカム、ペニシリウム・ソリタム、ペニシリウム・ジギタツム又はペニシリウム・エクスパンスムなどの、ポストハーベスト病、特にナシ状果、例えばリンゴ及びナシ、核果、例えばモモ及びプラム、柑橘類、メロン、パパイヤ、キーウィ、マンゴー、ベリー、例えばストロベリー、アボガド、石榴及びバナナ、並びにナッツの病原体に対し、特に有効である。
【0108】
適用される本発明の組合せの量は、様々な要因、例えば使用される化合物;処理の対象、例えば植物、土壌又は種子など;処理の種類、例えば噴霧、散粉又は種子ドレッシングなど;処理の目的、例えば予防又は治療など;防除される真菌の種類又は施用時間などによって依存するであろう。
【0109】
式Iの化合物と組合せた成分B)の使用は、真菌に対する式Iの化合物の有効性を驚く程かつ実質的に増強するか、又はその逆もあてはまることが見出された。加えて、本発明の方法は、単独で使用した場合にこの方法の活性成分により駆除することができるような真菌の比較的広いスペクトルに対し有効である。
【0110】
A):B)の重量比は、相乗的活性を生じるように選択される。一般に、A):B)の重量比は、2000:1〜1:1000であり、好ましくは100:1〜1:100、より好ましくは20:1〜1:50である。
【0111】
この組合せの相乗的活性は、組成物A)+B)の殺真菌活性が、A)及びB)の殺真菌活性の合計よりも大きいことから明らかである。
【0112】
本発明の方法は、式Iの化合物及び成分B)の化合物を相乗的に有効な総量で、混合して又は個別に、有用植物、それらの場所又はそれらの繁殖材へ施用することを含む。
【0113】
本発明の該組合せの一部は、全体的(systemic)作用を有し、並びに茎葉、土壌及び種子の処理用殺真菌剤として使用することができる。
【0114】
本発明の組合せにより、様々な有用植物の植物体又は植物の一部(果実、花、葉、茎、塊茎、根)において生じる植物病原性微生物を阻害又は破壊することが可能であるが、同時に遅れて生育する植物の一部も、植物病原性微生物の攻撃から保護される。
【0115】
本発明の組合せは、有用植物又はそれらの種子、特に圃場作物、例えばジャガイモ、タバコ及びテンサイなど、並びにコムギ、ライムギ、オオムギ、オートムギ、コメ、トウモロコシ、芝生、綿花、大豆、油糧種子ナタネ、マメ科作物、ヒマワリ、コーヒー、サトウキビ、園芸及びブドウ栽培における果実及び観葉植物、キュウリ、豆及びウリのような野菜などにおける、多数の真菌の防除について特に注目される。
【0116】
本発明の組合せは、真菌、有用植物、それらの場所、それらの繁殖材、天然の生活環から採取された植物及び/もしくは動物起源の天然の物質、並びに/又はそれらの処理された形態、又は真菌の攻撃により脅かされる工業用材料を、成分A)及びB)の組合せを相乗的有効量で処理することにより、施用される。
【0117】
本発明の組合せは、有用植物、それらの繁殖材、天然の生活環から採取された植物及び/もしくは動物起源の天然の物質、並びに/又はそれらの処理された形態、又は工業用材料の真菌による感染の前後に施用することができる。
【0118】
本発明の組合せは、以下の植物病害の防除に特に有用である:
果実及び野菜におけるアルテルナリア種、
マメ科作物におけるアスオキタ種、
ストロベリー、トマト、ヒマワリ、マメ科作物、野菜及びブドウにおけるボトリチス・シネレア、
ピーナッツにおけるセルコスポラ・アラキジコラ、
穀類におけるコクリボラス・サチバス、
マメ科作物におけるコレトトリクム種、
穀類におけるエリシフェ種、
ウリにおけるエリシフェ・シコラセアルム及びスファエロセカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea)、
穀類及びトウモロコシにおけるフサリウム種、
穀類及び芝生におけるガウマンノマイセス・グラミニス、
トウモロコシ、コメ及びジャガイモにおけるヘルミントスポリウム種、
コーヒーにおけるヘミレイア・バスタトリックス、
コムギ及びライムギにおけるミクロドキウム種、
大豆におけるファコソプラ種、
穀類、広葉樹作物及び多年性植物におけるプシニア(Puccinia)種、
穀類におけるシュードセルコスポラ種、
バラにおけるフラグミディウム・ムクロナタム、
果実におけるポドスファエラ種、
オオムギにおけるピレノフォラ種、
コメにおけるピリキュラリア・オリザエ、
オオムギにおけるラムラリア(Ramularia collo-cygni)、
綿花、大豆、穀類、トウモロコシ、ジャガイモ、コメ及び芝生におけるリゾクトニア種、
オオムギ及びライムギにおけるリンコスポリウム種、
芝生、レタス、野菜及び油糧種子ナタネにおけるスクレロチニア種、
穀類、大豆及び野菜におけるセプトリア種、
トウモロコシにおけるスファセロセカ・レイリアナ、
穀類におけるチレチア種、
ワイン用ブドウにおけるウンシヌラ・ネクトール、グイナルジア・ビドウェリ(Guignardia bidwellii)及びフォモプシス・ビチコラ(Phomopsis viticola)、
ライムギにおけるウロシチス・オキュルタ(Urocystis occulta)、
穀類及びトウモロコシにおけるウスチラゴ種、
果実におけるベンチュリア種、
果実におけるモニリニア種、
柑橘類及びリンゴにおけるペニシリウム種。
【0119】
本発明の組合せは、たとえ低率の施用であっても、害虫防除の分野において予防的及び/又は治癒的に価値のある活性成分であり、これは非常に好ましい殺菌スペクトルを有し、並びに温血種、魚類及び植物にとって許容性が優れている。それらの殺虫作用について部分的に公知である本発明の活性成分は、通常感受性のある全て又は個々の発達段階について作用するが、同じく動物害虫、例えば昆虫又はダニ目の代表などに対し抵抗性である。本発明の組合せの殺虫性又は殺ダニ活性は、それ自身直接顕在化、すなわち害虫を破壊することができ、これは直ちに、もしくは例えば脱皮期間のようなある時間経過後にのみ、又は間接的、例えば低下した産卵及び/又は孵化速度、少なくとも50〜60%の破壊率(死亡率)に相当する優れた活性のいずれかを生じる。
【0120】
前述の動物害虫の例は、以下のとおりである:
ダニ目から、例えば、アシブトコナダニ(Acarus siro)、アケリア・シェルドニ(Aceria sheldoni)、リンゴサビダニ(Aculus schlechtendali)、キララマダニ(Amblyomma)種、アルガス(Argas)種、オウシマダニ(Boophilus)種、ヒメハダニ(Brevipalpus)種、クローバービラハダニ(Bryobia praetiosa)、カリピトリメルス(Calipitrimerus)種、コリオプテス(Chorioptes)種、ワクモ(Dermanyssus gallinae)、エオテトラニカス・カルピニ(Eotetranychus carpini)、ソロメフクレダニ(Eriophyes)種、マダニ(Hyalomma)種、マダニ(Ixodes)種、オリゴニカス・プラテンシス(Olygonychus pratensis)、ヒメダニ(Ornithodoros)種、ハダニ(Panonychus)種、フィロコプトルタ・オレイボラ(Phyllocoptruta oleivora)、チャノホコリダニ(Polyphagotarsonemus latus)、キュウセンダニ(Psoroptes)種、マダニ(Rhipicephalus)種、ネダニ(Rhizoglyphus)種、ヒゼンダニ(Sarcoptes)種、ホコリダニ(Tarsonemus)種及びハダニ(Tetranychus)種;
シラミ目から、例えば、ケモノジラミ(Haematopinus)種、ケモノホソジラミ(Linognathus)種、ヒトジラミ(Pediculus)種、ペムフィガス(Pemphigus)種及びフィロクセラ(Phylloxera)種;
鞘翅目から、例えば、ハリガネムシ(Agriotes)種、ゾウムシ(Anthonomus)種、アトマリア・リネアリス(Atomaria linearis)、カエトクネマ・チビアリス(Chaetocnema tibialis)、コスモポリテス(Cosmopolites)種、シギゾウムシ(Curculio)種、カツオブシムシ(Dermestes)種、ジアブロチカ(Diabrotica)種、エピラクナ(Epilachna)種、エレムヌス(Eremnus)種、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata)、リソルホプトラス(Lissorhoptrus)種、メロロンタ(Melolontha)種、オリカエフィルス(Orycaephilus)種、オチオリンクス(Otiorhynchus)種、フィリクチナス(Phlyctinus)種、マメコガネ(Popillia)種、ハムシ(Psylliodes)種、ナガシンクイ(Rhizopertha)種、コガネムシ(Scarabeidae)、コクゾウムシ(Sitophilus)種、バクガ(Sitotroga)種、ゴミムシダマシ(Tenebrio)種、トリボリウム(Tribolium)種及びカツオブシムシ(Trogoderma)種;
双翅目から、例えば、ヤブカ(Aedes)種、アンテリゴナ・ソカタ(Antherigona soccata)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、クロバエ(Calliphora erythrocephala)、ミバエ(Ceratitis)種、クリソミイア(Chrysomyia)種、イエカ(Culex)種、ヒフバエ(Cuterebra)種、デクス(Dacus)種、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)、ヒメイエバエ(Fannia)種、ウマバエ(Gastrophilus)種、ツェツェバエ(Glossina)種、ウシバエ(Hypoderma)種、シラミバエ(Hyppobosca)種、ハモグリバエ(Liriomyza)種、キンバエ(Lucilia)種、メラナグロミザ(Melanagromyza)種、ムスカ(Musca)種、オエストルス(Oestrus)種、オルセオリア(Orseolia)種、オスシネラ・フリト(Oscinella frit)、テンサイモグリバエ(Pegomyia hyoscyami)、ホルビア(Phorbia)種、ミバエ(Rhagoletis pomonella)、シアラ(Sciara)種、サシバエ(Stomoxys)種、ウシアブ(Tabanus)種、タニア(Tannia)種及びガガンボ(Tipula)種;
異翅目から、例えば、トコジラミ(Cimex)種、ジスタンチエラ・テオブロマ(Distantiella theobroma)、ホシカメムシ(Dysdercus)種、エウキステス(Euchistus)種、エウリガステル(Eurygaster)種、クモヘリカメムシ(Leptocorisa)種、アオカメムシ(Nezara)種、チビカメムシ(Piesma)種、サシガメ(Rhodnius)種、サルベルゲラ・シングラリス(Sahlbergella singularis)、クロカメムシ(Scotinophara)種及びサシガメ(Triatoma)種;
同翅目から、例えば、ミカンワタコナジラミ(Aleurothrixus floccosus)、アレイロデス・ブラシカエ(Aleyrodes brassicae)、カイガラムシ(Aonidiella)種、アブラムシ(Aphididae)、アフィス(Aphis)種、アスピジオタス(Aspidiotus)種、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、セロプラステル(Ceroplaster)種、クリソムファルス・アオニジウム(Chrysomphalus aonidium)、クリソムファルス・ジクチオスペルミ(Chrysomphalus dictyospermi)、ヒラタカカイガラムシ(Coccus hesperidum)、ヒメヨコバイ(Empoasca)種、エリオソマ・ラリゲルム(Eriosoma larigerum)、エリトロネウラ(Erythroneura)種、ガスカルジア(Gascardia)種、ラオデルファクス(Laodelphax)種、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、レピドサフェス(Lepidosaphes)種、マクロシフス(Macrosiphus)種、ミズス(Myzus)種、ツマグロヨコバイ(Nephotettix)種、ニラパルバタ(Nilaparvata)種、カイガラムシ(Parlatoria)種、ペムフィガス(Pemphigus)種、コナカイガラムシ(Planococcus)種、シューダウラカスピス(Pseudaulacaspis)種、シュードコッカス(Pseudococcus)種、キジラミ(Psylla)種、プルビナリア・アエチアピカ(Pulvinaria aethiopica)、クアドラスピジオタス(Quadraspidiotus)種、アブラムシ(Rhopalosiphum)種、サイセチア(Saissetia)種、スカホイデウス(Scaphoideus)種、シザフィス(Schizaphis)種、シトビオン(Sitobion)種、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、トガリキジラミ(Trioza erytreae)、及びニセヤノネカイガラムシ(Unaspis citri);
膜翅目から、例えば、ハキリアリ(Acromyrmex)、アタ(Atta)種、セフス(Cephus)種、ジプリオン(Diprion)種、マツハバチ(Diprionidae)、シマトウヒハバチ(Gilpinia polytoma)、ナシミバチ(Hoplocampa)種、ケアリ(Lasius)種、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)、ネオジプリオン(Neodiprion)種、アカカミアリ(Solenopsis)種及びベスパ(Vespa)種;
等翅目から、例えば、ヤマトシロアリ(Reticulitermes)種;
鱗翅目から、例えば、アクレリス(Acleris)種、アドクソフィエス(Adoxophyes)種、アエゲリア(Aegeria)種、スカシバガ(Agrotis)種、アラバマ・アルギラケアエ(Alabama argillaceae)、アミロイス(Amylois)種、アンチカルシア・ゲマタリス(Anticarsia gemmatalis)、ハマキガ(Archips)種、ハマキガ(Argyrotaenia)種、キンウワバ(Autographa)種、アフリカズイムシ(Busseola fusca)、スジマダラメイガ(Cadra cautella)、モモシンクイガ(Carposina nipponensis)、ツトガ(Chilo)種、ハマキガ(Choristoneura)種、クリシア・アンビグエラ(Clysia ambiguella)、メイノガ(Cnaphalocrocis)種、ハマキガ(Cnephasia)種、コチリス(Cochylis)種、ツツミノガ(Coleophora)種、ケブカノメイガ(Crocidolomia binotalis)、クリプトフレビア・レウコトレタ(Cryptophlebia leucotreta)、シディア(Cydia)種、ジアトラエア(Diatraea)種、ジパロプシス・カスタネア(Diparopsis castanea)、ワタリンガ(Earias)種、マダラメイガ(Ephestia)種、ヒメハマキガ(Eucosma)種、ブドウホソハマキガ(Eupoecilia ambiguella)、ドクガ(Euproctis)種、モンヤガ(Euxoa)種、グラホリタ(Grapholita)種、ヘジア・ヌビフェラナ(Hedya nubiferana)、タバコガ(Heliothis)種、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、アミエイカシロヒトリ(Hyphantria cunea)、ケイフェリア・リコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)、ロイコプテラ・シテラ(Leucoptera scitella)、リトコレチス(Lithocollethis)種、ホソバヒメハマキ(Lobesia botrana)、リマントリア(Lymantria)種、リオネチア(Lyonetia)種、カレハガ(Malacosoma)種、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、マンヅカ・セクタ(Manduca sexta)、ナミシャク(Operophtera)種、ヨーロッパアワノメイガ(Ostrinia nubilalis)、パメネ(Pammene)種、パンデミス(Pandemis)種、マツキリガ(Panolis flammea)、ペクチノホラ・ゴシピエラ(Pectinophora gossypiela)、ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)、モンシロチョウ(Pieris rapae)、ピエリス(Pieris)種、コナガ(Plutella xylostella)、プライス(Prays)種、オオメイガ(Scirpophaga)種、ヨトウガ(Sesamia)種、スパルガノチス(Sparganothis)種、スポドプテラ(Spodoptera)種、シナンテドン(Synanthedon)種、タウメトポエア(Thaumetopoea)種、トルトリクス(Tortrix)種、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)及びスガ(Yponomeuta)種;
食毛目から、例えば、ダマリネア(Damalinea)種及びイヌハジラミ(Trichodectes)種;
直翅目から、例えば、ブラタ(Blatta)種、チャバネゴキブリ(Blattella)種、ケラ(Gryllotalpa)種、マデラゴキブリ(Leucophaea maderae)、トノサマバッタ(Locusta)種、ワモンゴキブリ(Periplaneta)種及びトビバッタ(Schistocerca)種;
チャタテムシ目から、例えば、コナチャタテ(Liposcelis)種;
ノミ目から、例えば、セラトフィルス(Ceratophyllus)種、クテノセファリデス(Ctenocephalides)種及びケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis);
アザミウマ目から、例えば、ハナアザミウマ(Frankliniella)種、ヘルシノトリプス(Hercinothrips)種、チャノキイロアザミウマ(Scirtothrips aurantii)、タエニオトリプス(Taeniothrips)種、ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)及びネギアザミウマ(Thrips tabaci);
シミ目から、例えば、セイヨウシミ(Lepisma saccharina);
線虫、例えば根粒線虫、幹線形動物(stem eelworms)、及び茎葉線虫;特に、シストセンチュウ(Heterodera)種、例えばテンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)、ムギシストセンチュウ(Heterodora avenae)、及びクローバシストセンチュウ(Heterodora trifolii);シストセンチュウ(Globodera)種、例えばジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis);ネコブセンチュウ(Meloidogyne)種、例えばサツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incoginita)、及びジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica);ラドホルス(Radopholus)種、例えばラドホルス・シミシス(Radopholus similis);プラチレンクス(Pratylenchus)、例えばムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectans)、及びキタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans);チレンクルス(Tylenchulus)、例えばミカンネセンチュウ(Tylenchulus semipenetrans);ロンジドルス(Longidorus)、トリコドルス(Trichodorus)、オオハリセンチュウ(Xiphinema)、ジチレンクス(Ditylenchus)、イチゴセンチュウ(Aphelenchoides)、及びアングイナ(Anguina);アブラナ科ノミトビ甲虫(Phyllotreta種);根食い虫(Delia種)、及びキャベツ種子莢ゾウ虫(Ceutorhynchus種)。
【0121】
本発明の組合せは、農業における有用植物において、園芸及び森林において、又は有用植物の器官、例えば果実、花、茎葉、幹、塊茎又は根において、更に場合によってはこれらの動物害虫に対して保護され続ける期間の遅い時点で形成される有用植物の器官において生じる、前述の種類の動物害虫を防除、すなわち封じ込め(contain)又は破壊するために使用することができる。
【0122】
有用植物へ施用される場合、式Iの化合物は、成分B)として使用される化学物質の種類に応じ、5〜2000g活性成分(a.i.)/ha、特に10〜1000 g a.i./ha、例えば、50、75、100又は200g a.i./haの割合で、成分B)の化合物1〜5000g a.i./ha、特に2〜2000g a.i./ha、例えば、100、250、500、800、1000、1500g a.i./haと共に施用される。
【0123】
農業的実施において、本発明の組合せの施用率は、望ましい作用のタイプに依存し、及び典型的には1ha当たり総組合せ20〜4000gの範囲である。
【0124】
本発明の組合せが種子の処理に使用される場合、式Iの化合物0.001〜50g/kg種子、好ましくは0.01〜10g/kg種子、及び成分B)の化合物0.001〜50g/kg種子、好ましくは0.01〜10g/kg種子の割合が、一般的に十分である。
【0125】
本発明は、式Iの化合物及び成分B)の化合物を相乗的有効量で含有する殺真菌組成物も提供する。
【0126】
本発明の組成物は、任意の通常の形態、例えばツインパック、乾燥種子処理用粉剤(DS)、種子処理用乳剤(ES)、種子処理用流動性濃縮物(FS)、種子処理用液剤(LS)、種子処理用水分散性粉剤(WS)、種子処理用カプセル懸濁液(CF)、種子処理用ゲル剤(GF)、乳液濃縮物(EC)、懸濁液濃縮物(SC)、サスポ(suspo)−乳剤(SE)、カプセル懸濁液(CS)、顆粒水和剤(WG)、乳化性顆粒(EG)、油中水型乳剤(EO)、水中油型乳剤(EW)、マイクロ−乳剤(ME)、油性分散液剤(OD)、流動性油剤(OF)、油剤(OL)、可溶性濃縮物(SL)、超微量散布用懸濁液(SU)、超微量散布用液剤(UL)、製剤用濃縮物(TK)、分散性濃縮物(DC)、水和粉剤(WP)の形態、又は農業的に許容できる補助剤と組合せたいずれかの技術的に実施可能な製剤で使用することができる。
【0127】
そのような組成物は、従来の方法で、例えば、活性成分の適当な製剤不活性物質(希釈剤、溶媒、充填剤及び任意に他の製剤構成成分、例えば界面活性剤、殺生物剤、凍結防止剤、展着剤、増粘剤及び補助作用を提供する化合物)との混合により作成されてもよい。同じく従来の徐放製剤も、長期間の効能の維持が意図される場合に使用することができる。特に噴霧型で施用される製剤、例えば水分散性濃縮物(例えば、EC、SC、DC、OD、SE、EW、EOなど)、水和粉剤及び顆粒などは、湿潤剤及び分粉剤のような界面活性剤、並びに補助作用を提供する他の化合物、例えば、ホルムアルデヒドとナフタレンスルホン酸、スルホン酸アルキルアリール、リグニンスルホン酸、脂肪族アルキル硫酸塩の縮合生成物、並びにエトキシル化されたアルキルフェノール及びエトキシル化された脂肪族アルコールを含有してもよい。
【0128】
種子ドレッシング製剤は、本発明の組合せ及び種子ドレッシング製剤型に適した希釈剤を、種子に対して優れた接着性を有する水性懸濁液として又は乾燥粉剤中に使用し、種子へそれ自身公知の方法で塗布される。そのような種子ドレッシング製剤は、当該技術分野において公知である。種子ドレッシング製剤は、例えば、徐放性カプセル又はマイクロカプセルとして、カプセル封入された形で単独の活性成分又は活性成分の組合せを含むことができる。
【0129】
一般にこれらの製剤は、活性物質を0.01〜90質量%、農業的に許容できる界面活性剤を0〜20%、及び固形又は液体製剤用不活性物質及び補助剤(複数)を10〜99.99%含有し、この活性物質は、少なくとも成分B)の化合物と一緒にした式Iの化合物、及び任意に他の活性物質、特に殺微生物剤又は保存剤(conservative)などからなる。濃縮された形の組成物は一般に、活性物質を約2〜80%、好ましくは約5〜70質量%含有する。製剤の適用型は、活性物質を例えば0.01〜20質量%、好ましくは0.01〜5質量%含有する。市販の製品は濃縮物として製剤されることが好ましいが、最終使用者は通常希釈された製剤を使用する。
【0130】
以下の実施例は、本発明を例証するために使用され、「活性成分」は、特定の混合比の化合物I及び成分B)の化合物の混合物を意味する。
【実施例】
【0131】
製剤実施例
【表1】

【0132】
活性成分は補助剤と完全に混合され、この混合物は適当なミルにより完全に粉砕され、水に希釈され、望ましい濃度の懸濁液を得ることができる水和粉剤を得る。
【0133】
【表2】

【0134】
活性成分は補助剤と完全に混合され、この混合物は適当なミルにより完全に粉砕され、種子処理に直接使用することができる粉剤を得る。
【0135】
【表3】

【0136】
植物保護に使用することができる、任意の必要とされる乳剤は、この濃縮物を水で希釈することにより得られる。
【0137】
【表4】

【0138】
活性成分を担体と混合し、及びこの混合物を適当なミルで粉砕することにより、そのまま使用するダストを得る。このような粉剤は、種子用乾燥ドレッシングにも使用することができる。
【0139】
【表5】

【0140】
活性成分を、補助剤と混合及び粉砕し、この混合物を水で湿らせる。この混合物を押出、その後気流中で乾燥する。
【0141】
【表6】

【0142】
細かく粉砕した活性成分を、ミキサー中で、ポリエチレングリコールで湿らせたカオリンに均一に塗布する。この方法で、粉末でないコーティングされた顆粒が得られる。
【0143】
【表7】

【0144】
細かく粉砕した活性成分を、補助剤と密に混合し、懸濁濃縮物を得、それを水で希釈し、任意の所望の希釈の懸濁液を得ることができる。そのような希釈液を使用し、噴霧、注水又は含浸により、生きている植物、更には植物繁殖材を処理し、及び微生物の侵入から保護することができる。
【0145】
【表8】

【0146】
細かく粉砕された活性成分を、補助剤と密に混合し、懸濁濃縮物を生じ、それを水で希釈し、いずれか望ましい希釈の懸濁液を得ることができる。そのような希釈液を使用し、噴霧、注水又は含浸により、生きている植物、更には植物繁殖材を処理し、及び微生物の侵入から保護することができる。
【0147】
徐放性カプセル懸濁液
式Iの化合物及び成分B)の化合物の組合せ、又はこれらの各化合物の個別のもの28部を、芳香族溶媒2部及びトルエンジイソシアネート/ポリメチレン-ポリフェニルイソシアネート-混合物(8:1)7部と混合する。この混合物を、ポリビニルアルコール1.2部、消泡剤0.05部及び水51.6部の混合物中で、望ましい粒子サイズが実現されるまで乳化する。この乳剤に、水5.3部中の1,6-ジアミノヘキサン2.8部の混合物を添加する。この混合物を、重合反応が完了するまで激しく攪拌する。
【0148】
得られたカプセル懸濁液を、増粘剤0.25部及び分粉剤3部を添加することにより安定化する。カプセル懸濁液製剤は、活性成分を28%含有する。中間のカプセル直径は、8〜15ミクロンである。
【0149】
得られる製剤を、水性懸濁液として、その目的に適した装置において、種子に塗布する。
【0150】
生物学的実施例
活性成分の組合せの作用が、個別の成分の作用の合計よりも大きい場合には、相乗作用が存在する。
【0151】
所定の活性成分組合せについて予想される作用Eは、いわゆるCOLBY式に従い、下記のように計算することができる(COLBY, S.R.「Calculating synergistic and antagonistic responses of herbcide combination」、Weeds, 15:20-22(1967)):
ppm=噴霧混合物1L当たりの活性成分(=a.i.)mg
X=活性成分のp ppmを使用する活性成分A)による%作用
Y=活性成分のq ppmを使用する活性成分B)による%作用
【0152】
COLBYに従い、p+q ppmを使用した、活性成分A)+B)の予想される(相加)作用は以下のとおりである:
【化155】

【0153】
実際に観察された作用(O)が、予想された作用(E)よりも大きい場合、その組合せの作用は超相加的である、すなわち相乗的作用が存在する。数学的用語において、相乗作用因子SFは、O/Eに相当する。農業的実施において、SF≧1.2は、活性の純粋に相補的な加算(予想された活性)に勝る著しい改善を示すが、実践的適用リーチンにおけるSF≦0.9は、予想された活性と比較した場合の活性の喪失を示す。
【0154】
実施例B-1:ブドウにおけるボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)に対する作用
a)真菌生育試験
低温貯蔵からの真菌の分生子を、栄養ブロス(PDBジャガイモデキストロースブロス)へ直接混合した。試験化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96-ウェル様式)へ添加後、真菌胞子を含有する栄養ブロスを添加した。試験プレートを、24℃でインキュベーションし、48〜72時間後、生育の阻害を測光により決定した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY方法に従い計算した。
【0155】
b)保護処理
5週齢のブドウ実生栽培品種グテデル(Gutedel)を、噴霧チャンバー内で、製剤化した試験化合物(0.02%活性成分)で処理した。適用の2日後、ブドウ植物を、試験植物上への胞子懸濁液(1x106分生子/ml)を噴霧することにより接種した。温室内で4日間、21℃及び相対湿度95%でインキュベーションした後、病害発生を評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0156】
実施例B-2:コムギにおけるセプトリア・トリチシ(Septoria tritici)に対する作用
a)真菌生育試験
低温貯蔵からの真菌の分生子を、栄養ブロス(PDBジャガイモデキストロースブロス)へ直接混合した。試験化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96-ウェル様式)へ添加後、真菌胞子を含有する栄養ブロスを添加した。試験プレートを、24℃でインキュベーションし、72時間後、生育の阻害を測光により決定した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY方法に従い計算した。
【0157】
b)保護処理
2週齢のコムギ植物栽培品種リバンド(Riband)を、噴霧チャンバー内で、製剤化した試験化合物(0.2%活性成分)で処理した。適用の1日後、コムギ植物を、試験植物上への胞子懸濁液(10x105分生子/ml)を噴霧することにより接種した。1日23℃及び相対湿度95%でのインキュベーション後、植物を温室内で23℃及び相対湿度60%で16日間維持した。接種の18日後に病害発生を評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0158】
実施例B-3:コメにおけるピリキュラリア・オリゼー(Pyricularia oryzae)に対する作用
a)真菌生育試験
低温貯蔵からの真菌の分生子を、栄養ブロス(PDBジャガイモデキストロースブロス)へ直接混合した。試験化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96-ウェル様式)へ添加後、真菌胞子を含有する栄養ブロスを添加した。試験プレートを、24℃でインキュベーションし、72時間後、生育の阻害を測光により決定した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY方法に従い計算した。
【0159】
b)保護処理
コメ葉断片を、マルチウェルプレート(24-ウェル様式)中の寒天上に配置し、試験溶液を噴霧した。乾燥後、葉片を、真菌の胞子懸濁液で接種した。適宜インキュベーションした後、化合物の活性を、保護的殺真菌活性として接種後96時間評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0160】
実施例B-4:アルテルナリア・ソラニ(Alternaria solani)(夏疫病)に対する作用
a)真菌生育試験
新たに生育した真菌コロニーから収集した分生子を、栄養ブロス(PDBジャガイモデキストロースブロス)へ直接混合した。試験化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96-ウェル様式)へ添加後、真菌胞子を含有する栄養ブロスを添加した。試験プレートを、24℃でインキュベーションし、48時間後、生育の阻害を測光により決定した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY方法に従い計算した。
【0161】
【表9】

【0162】
【表10】

【0163】
【表11】

【0164】
【表12】

【0165】
【表13】

【0166】
【表14】

【0167】
【表15】

【0168】
b)保護処理
4週齢のトマト植物栽培品種ロテル・グノム(Roter Gnom)を、噴霧チャンバー内で製剤化した試験化合物(活性成分0.02%)で処理した。施用の2日後、トマト植物を、真菌の胞子懸濁液(2x105分生子/ml)の試験植物への噴霧により接種した。生育チャンバーにおいて20℃及び相対湿度95%で3日間インキュベーションした後、病害発生を評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0169】
実施例B-5:フィレノフォラ・テレス(Pyrenophora teres)(網斑病)に対する作用
a)真菌生育試験
低温貯蔵からの真菌の分生子を、栄養ブロス(PDBジャガイモデキストロースブロス)へ直接混合した。試験化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96-ウェル様式)へ添加後、真菌胞子を含有する栄養ブロスを添加した。試験プレートを、24℃でインキュベーションし、48時間後、生育の阻害を測光により決定した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY方法に従い計算した。
【0170】
b)保護処理
オオムギ葉断片を、マルチウェルプレート(24-ウェル様式)中の寒天上に配置し、試験溶液を噴霧した。乾燥後、葉片を、真菌の胞子懸濁液で接種した。適宜インキュベーションした後、化合物の活性を、保護的殺真菌活性として接種後96時間評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用は、COLBY法に従い計算した。
【0171】
実施例B-6:リンゴへのベンチュリア・イナエクアリス(Venturia inaequalis)に対する作用
a)真菌生育試験
低温貯蔵からの真菌の分生子を、栄養ブロス(PDBジャガイモデキストロースブロス)へ直接混合した。試験化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96-ウェル様式)へ添加後、真菌胞子を含有する栄養ブロスを添加した。試験プレートを、24℃でインキュベーションし、144時間後、生育の阻害を測光により決定した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY方法に従い計算した。
【0172】
b)保護処理
4週齢のリンゴ実生栽培品種マクルントシュ(Mclntosh)を、噴霧チャンバー内で製剤化した試験化合物(活性成分0.02%)で処理した。適用の1日後、リンゴ植物を、真菌の胞子懸濁液(4x105分生子/ml)の試験植物への噴霧により接種した。植物を21℃及び相対湿度95%で4日間インキュベーションした後、温室内で21℃及び相対湿度60%で4日間配置した。更に4日間21℃及び相対湿度95%でインキュベーションした後、病害発生を評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0173】
実施例B-7:ピシウム・ウルチマム(Pythium ultimum)(立ち枯れ病)に対する作用−真菌生育試験
新鮮な液体培養物から調製した真菌の菌糸断片を、栄養ブロス(PDBジャガイモデキストロースブロス)へ直接混合した。試験化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96-ウェル様式)へ添加後、真菌胞子を含有する栄養ブロスを添加した。試験プレートを、24℃でインキュベーションし、48時間後、生育の阻害を測光により決定した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY方法に従い計算した。
【0174】
実施例B-8:レプトスフェリア・ノジュラム(Leptosphaeria nodorum)(ふ枯病)に対する作用−真菌生育試験
低温貯蔵からの真菌の分生子を、栄養ブロス(PDBジャガイモデキストロースブロス)へ直接混合した。試験化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96-ウェル様式)へ添加後、真菌胞子を含有する栄養ブロスを添加した。試験プレートを、24℃でインキュベーションし、48時間後、生育の阻害を測光により決定した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY方法に従い計算した。
【0175】
【表16】

【0176】
【表17】

【0177】
【表18】

【0178】
【表19】

【0179】
【表20】

【0180】
【表21】

【0181】
実施例B-9:シュードセルコスポラ・ヘルプトリコイデス変種アクホルミス(Pseudocercosporella herpotrichoides var. acuformis)(眼紋病/穀類)に対する作用−真菌生育試験
低温貯蔵からの真菌の分生子を、栄養ブロス(PDBジャガイモデキストロースブロス)へ直接混合した。試験化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96-ウェル様式)へ添加後、真菌胞子を含有する栄養ブロスを添加した。試験プレートを、24℃でインキュベーションし、72時間後、生育の阻害を測光により決定した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY方法に従い計算した。
【0182】
実施例B-10:ウスチラゴ・ミディス(Ustilago maydis)(トウモロコシ黒穂病)に対する作用−真菌生育試験
低温貯蔵からの真菌の分生子を、栄養ブロス(PDBジャガイモデキストロースブロス)へ直接混合した。試験化合物の(DMSO)溶液をマイクロタイタープレート(96-ウェル様式)へ添加後、真菌胞子を含有する栄養ブロスを添加した。試験プレートを、24℃でインキュベーションし、48時間後、生育の阻害を測光により決定した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY方法に従い計算した。
【0183】
実施例B-11:トマトのフィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)(疫病)に対する作用−保護処理
トマトの葉片を、マルチウェルプレート(24-ウェル様式)において水寒天上に配置し、試験溶液を噴霧した。乾燥後、葉片を、真菌の胞子懸濁液により接種した。適宜インキュベーションした後、化合物の活性を、接種後96時間で、保護的殺真菌活性として評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0184】
実施例B-12:ワイン用ブドウのプラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola)(べと病)に対する作用−保護処理
ワイン用ブドウ葉片を、マルチウェルプレート(24-ウェル様式)において寒天上に配置し、試験溶液を噴霧した。乾燥後、葉片を、真菌の胞子懸濁液により接種した。適宜インキュベーションした後、化合物の活性を、接種後7日で、保護的殺真菌活性として評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0185】
実施例B-13:豆のボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)(灰色かび病)に対する作用−保護処理
豆葉片を、マルチウェルプレート(24-ウェル様式)において寒天上に配置し、試験溶液を噴霧した。乾燥後、葉片を、真菌の胞子懸濁液により接種した。適宜インキュベーションした後、化合物の活性を、接種後96時間で、保護的殺真菌活性として評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0186】
実施例B-14:オオムギのエリシフェ・グラミニス f.種 ホルデイ(Erysiphe graminis f.sp. hordei)(オオムギウドン粉病)に対する作用−保護処理
オオムギ葉切片を、マルチウェルプレート(24-ウェル様式)において寒天上に配置し、試験溶液を噴霧した。乾燥後、葉片を、真菌の胞子懸濁液により接種した。適宜インキュベーションした後、化合物の活性を、接種後96時間で、保護的殺真菌活性として評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0187】
実施例B-15:オオムギのエリシフェ・グラミニス f.種 トリチシ(Erysiphe graminis f.sp. tritici)(コムギウドン粉病)に対する作用−保護処理
オオムギ葉切片を、マルチウェルプレート(24-ウェル様式)において寒天上に配置し、試験溶液を噴霧した。乾燥後、葉片を、真菌の胞子懸濁液により接種した。適宜インキュベーションした後、化合物の活性を、接種後96時間で、保護的殺真菌活性として評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0188】
実施例B-16:コムギのプシニア・レコンジタ(Puccinia recondita)(小さび病)に対する作用
a)葉切片の保護処理
コムギ葉切片を、マルチウェルプレート(24-ウェル様式)において寒天上に配置し、試験溶液を噴霧した。乾燥後、葉片を、真菌の胞子懸濁液により接種した。適宜インキュベーションした後、化合物の活性を、接種後9日で、保護的殺真菌活性として評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0189】
b)植物の保護処理
1週齢のコムギ植物栽培品種アリナ(Arina)を、噴霧チャンバー内で製剤化した試験化合物(活性成分0.02%)で処理した。施用の1日後、コムギ植物を、真菌の胞子懸濁液(1x105夏胞子/ml)の試験植物への噴霧により接種した。20℃及び相対湿度95%で2日間インキュベーションした後、植物を温室内で20℃及び相対湿度60%で8日間維持した。接種後10日目に、病害発生を評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0190】
実施例B-17:コムギのセプトリア・ノドラム(Septoria nodorum)に対する作用
a)葉切片の保護処理
コムギ葉切片を、マルチウェルプレート(24-ウェル様式)において寒天上に配置し、試験溶液を噴霧した。乾燥後、葉片を、真菌の胞子懸濁液により接種した。適宜インキュベーションした後、化合物の活性を、接種後96時間、保護的殺真菌活性として評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0191】
b)植物の保護処理
1週齢のコムギ植物栽培品種アリナ(Arina)を、噴霧チャンバー内で製剤化した試験化合物(活性成分0.02%)で処理した。適用の1日後、コムギ植物を、真菌の胞子懸濁液(1x105分生子/ml)の試験植物への噴霧により接種した。20℃及び相対湿度95%で1日間インキュベーションした後、植物を温室内で20℃及び相対湿度60%で10日間維持した。接種後11日目に、病害発生を評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用は、COLBY法に従い計算した。
【0192】
実施例B-18:リンゴのポドスファエラ・ロイコトリカ(Podosphaera leucotricha)(ウドン粉病)に対する作用−保護処理
5週齢のリンゴ実生栽培品種マクルントシュ(Mclntosh)を、噴霧チャンバー内で製剤化した試験化合物(活性成分0.02%)で処理した。施用の1日後、リンゴ植物を、試験植物上でリンゴウドン粉病で感染した植物を振盪することにより接種した。14/10時間(明/暗)の光管理下で22℃及び相対湿度66%で12日間インキュベーションした後、病害発生を評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0193】
実施例B-19:オオムギのエリシフェ・グラミニス(Ervsiphe graminis)(ウドン粉病)に対する作用−保護処理
1週齢のオオムギ植物栽培品種レジナ(Regina)を、噴霧チャンバー内で製剤化した試験化合物(活性成分0.02%)で処理した。施用の1日後、オオムギ植物を、試験植物上でウドン粉病感染した植物を振盪することにより接種した。温室において20℃/18℃(昼/夜)及び相対湿度60%で6日間インキュベーションした後、病害発生を評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0194】
実施例B-20:トマトのボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)に対する作用−保護処理
4週齢のトマト栽培品種ロテル・グノム(Roter Gnom)を、噴霧チャンバー内で製剤化した試験化合物(活性成分0.02%)で処理した。施用の2日後、トマト植物を、試験植物上への胞子懸濁液(1x105分生子/ml)の噴霧により接種した。生育チャンバーにおいて20℃及び相対湿度95%で4日間インキュベーションした後、病害発生を評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0195】
実施例B-21:オオムギのヘルミントスポリウム・テレ(Helminthosporium teres)(網斑病)に対する作用−保護処理
1週齢のオオムギ植物栽培品種レジナ(Regina)を、噴霧チャンバー内で製剤化した試験化合物(活性成分0.02%)で処理した。施用の2日後、オオムギ植物を、試験植物上への胞子懸濁液(3x104分生子/ml)の噴霧により接種した。温室において20℃及び相対湿度95%で4日間インキュベーションした後、病害発生を評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0196】
実施例B-22:ブドウのウンシヌラ・ネクトール(Uncinula necator)(ウドン粉病)に対する作用−保護処理
5週齢のブドウ実生栽培品種グテデル(Gutedel)を、噴霧チャンバー内で製剤化した試験化合物(活性成分0.02%)で処理した。適用の1日後、ブドウ植物を、試験植物上でブドウウドン粉病により感染した植物を振盪することにより接種した。14/10時間(明/暗)の光管理下で26℃及び相対湿度60%で7日間インキュベーションした後、病害発生を評価した。この組合せにおける殺真菌剤相互作用を、COLBY法に従い計算した。
【0197】
本発明の組合せは、前記実施例の全てにおいて優れた活性を示す。
【0198】
本発明の更なる側面は、有用植物又はそれらの植物繁殖材上において植物病原性病害を防除する方法であり、これは該植物繁殖材、好ましくは種子に、式Iの化合物、特に式Ia、Ib、Ic、Id又はIeの化合物、又はそのような化合物の互変異性体を殺真菌的有効量施用することを含む。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
有用植物又はそれらの繁殖材における植物病原性病害を防除する方法であって、有用植物、それらの場所又はそれらの繁殖材へ、成分A)及びB)の組合せを相乗的有効量で施用することを含み、成分A)が、式Iの化合物:
【化1】

(式中、R1は、ジフルオロメチル又はトリフルオロメチルであり、且つ
R2は、C1-C6アルキル、C1-C4アルコキシ-C1-C6アルキル又はC1-C6ハロアルキルである);又は、そのような化合物の互変異性体であり;且つ、
成分B)が、
ストロビルリン殺真菌剤;アゾール殺真菌剤;フェニルピロール殺真菌剤;アニリノ-ピリミジン殺真菌剤;モルホリン殺真菌剤;式F-1の化合物:
【化2】

;式F-2の化合物:
【化3】

;式F-3(syn)のラセミ化合物:
【化4】

;式F-4(anti)のラセミ化合物:
【化5】

;式F-5の化合物:
【化6】

であり、これは式F-3(syn)及びF-4(anti)のラセミ化合物のエピマー混合物を表し、ここで式F-3(syn)のラセミ化合物、対、式F-4(anti)のラセミ化合物の比は、1000:1〜1:1000であり;
式F-6の化合物:
【化7】

;式F-7(trans)のラセミ化合物:
【化8】

;式F-8(cis)のラセミ化合物:
【化9】

;式F-9の化合物:
【化10】

これは、式F-7(trans)及びF-8(cis)のラセミ化合物の混合物を表し、ここで式F-7(trans)のラセミ化合物、対、F-8(cis)のラセミ化合物の比は、2:1〜100:1であり;
トリネキサパック-エチル;クロルメコートクロリド;エテフォン;プロヘキサジオンカルシウム;メピコートクロリド;プロキナジド;クロロタロニル;ファモキサドン;フェンアミドン;ベノミル;カルベンダジム;フベリダゾール;チアベンダゾール;チオファネート;チオファネート-メチル;クロゾリネート;イプロジオン;プロシミドン;ビンクロゾリン;ビテルタノール;フェナリモル;ヌアリモール;ピリフェノックス;トリホリン;ベナラキシル;フララキシル;メタラキシル;メフェノキサム(メタラキシル-M);オフレース;オキサジキシル;エディフェンホス;イプロベンホス(IBP);イソプロチオラン;ピラゾホス;ベノダニル;カルボキシン;フェンフラム;フルトラニル;フラメトピル;メプロニル;オキシカルボキシン;チフルザミド;ブピリメート;ジメチリモール;エチリモール;ジエトフェンカルブ;ファモキサドン;フェンアミドン;キノキシフェン;ビフェニル;クロロネブ;ジクロラン;エトリジアゾール;キントゼン(PCNB);テクナゼン(TCNB);トルクロホス-メチル;ジメトモルフ;カルプロパミド;ジクロシメット;フェノキサニル;フサライド;ピロキロン;トリシクラゾール;フェンヘキサミド;ポリオキシン;ペンシクロン;シアゾファミド;ゾキサミド;ブラストサイジン-S;カスガマイシン;ストレプトマイシン;バリダマイシン;シモキサニル;アイオドカルブ;プロパモカルブ;プロチオカルブ;ジノカップ;フルアジナム;酢酸フェンチン;塩化フェンチン;水酸化フェンチン;オキソリニック酸;ヒメキサゾール;オクチリノン;ホセチル-アルミニウム;ホスホルサウレ(Phosphorsaure);テクロフタラム(殺生物剤);トリアゾキシド;フルスルファミド;フェリムゾン;ジクロメジン;アニラジン;ヒ酸塩;カプタホール;キャプタン;クロロタロニル;銅(様々な塩);炭酸アンモニウム銅;オクタン酸銅;オレイン酸銅;硫酸銅;水酸化銅;ジクロフルアニド;ジチアノン;ドジン;ファーバム;フォルペット;グアザチン;イミノクタジン;マンコゼブ;マネブ;水銀;メチラム;プロピネブ;イオウ;チラム;トリルフルアニド;ジネブ;ジラム;アシベンゾラルS-メチル;プロベナゾール;ベンチアバリカルブ;イプロバリカルブ;ジフルメトリム;エタボキサム;フルスルファミド;メタスルホカルブ;シルチオファム;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)GB34;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)株QST 2808;枯草菌(Bacillus subtilis);枯草菌(Bacillus subtilis)+PCNB+メタラキシル;塩化カドミニウム;カルボジスルフィド;ボルドー液;スギ;塩素;シンナムアルデヒド;シクロヘキシミド;フェナミノスルフ;フェナミホス;ジクロロプロパン;ジクロン;ホルムアルデヒド;グリオクラディウムビレンスGL-21;グリオジン;ヘキサクロロベンゼン;イプロバリカルブ;ジメチルジチオカルバミン酸マンガン;塩化第二水銀;ナーバム;ニーム油(疎水性抽出物);オキシテトラサイクリン;オキシチオキノックス;パラホルムアルデヒド;ペンタクロロニトロベンゼン;ペンタクロロフェノール;パラフィン油;ポリオキシンD亜鉛塩;炭酸水素ナトリウム;炭酸水素カリウム;二酢酸ナトリウム;プロピオン酸ナトリウム;TCMTB;ベナラキシル-M;ボスカリド;ヘキサコナゾール;メトラフェノン;オキシン銅;ペンチオピラド;ペルフラゾエート;トリフルアニド;テラマイシン;トリコデルマ菌;トリコデルマ・ハルジアナム;水酸化フェンチン及びキサントモナス・キャンペストリス亜種ベシカトリア(Xanthomonas campestris subsp. Vesicatoria);パクロブトラゾール;1,1-ビス(4-クロロフェニル)-2-エトキシエタノール;2,4-ベンゼンスルホン酸ジクロロフェニル;2-フルオロ-N-メチル-N-1-ナフチルアセトアミド;4-クロロフェニルフェニルスルホン;アバメクチン;アセキノシル;アセトプロール;アクリナトリン;アルジカルブ;アルドキシカルブ;アルファ-シペルメトリン;アミジチオン;アミドフルメト;アミドチオエート;アミトン;シュウ酸水素アミトン;アミトラズ;アラマイト;酸化ヒ素;AVI 382;AZ 60541;アジンホス-エチル;アジンホス-メチル;アゾベンゼン;アゾシクロチン;アゾトエート;ベノミル;ベノキサホス;ベンゾキシメート;安息香酸ベンジル;ビフェナゼート;ビフェントリン;ビナパクリル;ブロフェンバレラート;ブロモシクレン;ブロモホス;ブロモホス-エチル;ブロモプロピレート;ブプロフェジン;ブトカルボキシム;ブトキシカルボキシム;ブチルピリダベン;ポリ硫化カルシウム;カンフェクロル;カーバノレート;カルバリル;カルボフラン;カルボフェノチオン;CGA 50'439;キノメチオナート;クロルベンシド;クロルジメホルム;塩酸クロルジメホルム;クロルフェナピル;クロルフェネトール;クロルフェンソン;クロルフェンスルフィド;クロルフェンビンホス;クロルベンジレート;クロロメブフォルム(chloromebuform);クロロメチウロン(chloromethiuron);クロロプロピレート;クロルピリホス;クロルピリホス-メチル;クロルチオホス;シネリンI;シネリンII;シネリン;クロフェンテジン;クロサンテル;クーマホス;クロタミトン;クロトキシホス;クフラネブ;シアントエート;シハロトリン;シヘキサチン;シペルメトリン;DCPM;DDT;デメフィオン;デメフィオン-O;デメフィオン-S;デメトン;デメトン-メチル;デメトン-O;デメトン-O-メチル;デメトン-S;デメトン-S-メチル;デメトン-S-メチルスルホン;ジアフェンチウロン;ジアリホス;ダイアジノン;ジクロフルアニド;ジクロルボス;ジクリホス(dicliphos);ジコホール;ジクロトホス;ジエノクロル;ジメホックス;ジメトエート;ジナクチン;ジネックス;ジネックス-ジクレキシン;ジノブトン;ジノカップ;ジノカップ-4;ジノカップ-6;ジノクトン;ジノペントン;ジノサルフォン;ジノテルボン;ジオキサチオン;ジフェニルスルホン;ジスルフィラム;ジスルホトン;DNOC;ドフェナピン(dofenapyn);ドラメクチン;エンドスルファン;エンドチオン;EPN;エプリノメクチン;エチオン;エトエート-メチル;エトキサゾール;エトリムホス;フェナザフロール;フェナザキン;酸化フェンブタスズ;フェノチオカルブ;フェンプロパトリン;フェンピラド;フェンピロキシメート;フェンソン;フェントリファニル;フェンバレラート;フィプロニル;フルアクリピリム;フルアズロン;フルベンジミン;フルシクロクスロン;フルシトリネート;フルエネチル;フルフェノクスロン;フルメトリン;フルオロベンシド;フルバリネート;FMC 1137;ホルメタネート;塩酸ホルメタネート;ホルモチオン;ホルムパラネート;ガンマ-HCH;グリオジン;ハルフェンプロックス;ヘプテノホス;ヘキサデシルシクロプロパンカルボキシラート;ヘキシチアゾックス;ヨードメタン;イソカルボホス;0-(メトキシアミノチオホスホリル)サリチル酸イソプロピル;イベルメクチン;ジャスモリンI;ジャスモリンII;ヨードフェンホス;リンダン;ルフェヌロン;マラチオン;マロノベン;メカルバム;メホスフォラン;メスルフェン;メタクリホス;メタミドホス;メチダチオン;メチオカルブ;メトミル;臭化メチル;メトルカルブ;メビンホス;メキサカルベート;ミルベメクチン;ミルベマイシンオキシム;ミパホックス;モノクロトホス;モルホチオン;モキシデクチン;ナレッド;NC-184;ニフルリジド;ニコマイシン(nikkomycins);ニトリラカルブ;ニトリラカルブ1:1 塩化亜鉛錯体;NNI-0101;NNI-0250;オメトエート;オキサミル;オキシデプロホス;オキシスルフォトン;pp'-DDT;パラチオン;ペルメトリン;石油;フェンカプトン;フェントアート;ホレート;ホサロン;ホスホラン;ホスメット;ホスファミドン;ホキシム;ピリミホス-メチル;ポリクロロテルペン;ポリナクチン;プロクロノール;プロフェノホス;プロマシル;プロパルギット;プロペタンホス;プロポクサー;プロチダチオン;プロトエート;ピレトリンI;ピレトリンII;ピレトリン;ピリダベン;ピリダフェンチオン;ピリミジフェン;ピリミタート;キナルホス;キンチオホス;R-1492;RA-17;ロテノン;シュラーダン;セブフォス(sebufos);セラメクチン;SI-0009;ソファアミド;スピロジクロフェン;スピロメシフェン;SSI-121;スルフィラム;スルフラミド;スルホテップ;イオウ;SZI-121;タウ-フルバリネート;テブフェンピラド;TEPP;ターバム;テトラクロルビンホス;テトラジホン;テトラナクチン;テトラサル;チアフェノックス;チオカルボキシム;チオファノックス;チオメトン;チオキノックス;チューリンゲンシン(thuringiensin);トリアミホス;トリアラテン;トリアゾホス;トリアズロン;トリクロルホン;トリフェノホス;トリナクチン;バミドチオン;バニリプロール(vaniliprole);YI-5302;ベトキサジン;ジオクタン酸銅;硫酸銅;シブトリン(cybutryne);ジクロン;ジクロロフェン;エンドタール;フェンチン;消石灰;ナーバム;キノクラミン;キノナミド;シマジン;酢酸トリフェニルスズ;水酸化トリフェニルスズ;アバメクチン;クルホメート;ドラメクチン;エマメクチン;エマメクチン安息香酸塩;エプリノメクチン;イベルメクチン;ミルベマイシンオキシム;モキシデクチン;ピペラジン;セラメクチン;スピノサド;チオファネート;クロラロース;エンドリン;フェンチオン;ピリジン-4-アミン;ストリキニーネ;1-ヒドロキシ-1H-ピリジン-2-チオン;4-(キノキサリン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド;8-硫酸オキシキノリン;ブロノポルジオクタン酸銅;水酸化銅;クレゾール;ジクロロフェン;ジピリチオン;ドジシン(dodicin);フェナミノスルフ;ホルムアルデヒド;ヒドラルガフェン;カスガマイシン;塩酸カスガマイシン水和物;ニッケルビス(ジチオカルバミン酸ジメチル);ニトラピリン;オクチリノン;オキソリニック酸;オキシテトラサイクリン;硫酸ヒドロキシキノリンカリウム;プロベナゾール;ストレプトマイシン;ストレプトマイシンセスキ硫酸塩;テクロフタラム;チオメルサール;ヨードメタン;臭化メチル;アフォレイト;ビサルジル(bisazir);ブスルファン;ジフルベンズロン;ジマチフ(dimatif);へメル;ヘムパ(hempa);メテパ;メチオテパ;メチルアフォレイト;モルジド;ペンフルロン;テパ;チオヘムパ(thiohempa);チオテパ;トレタミン;ウレデパ;(E)-デセ-5-エン-1-イル酢酸塩と(E)-デセ-5-エン-1-オール;(E)-トリデセ-4-エン-1-イル酢酸塩;(E)-6-メチルヘプト-2-エン-4-オール;(E,Z)-テトラデカ-4,10-ジエン-1-イル酢酸塩;(Z)-ドデセ-7-エン-1-イル酢酸塩;(Z)-ヘキサデセ-11-エナール;(Z)-ヘキサデセ-11-エン-1-イル酢酸塩;(Z)-ヘキサデセ-13-エン-11-イン-1-イル酢酸塩;(Z)-イコセ-13-エン-10-オン;(Z)-テトラデセ-7-エン-1-オール;(Z)-テトラデセ-9-エン-1-オール;(Z)-テトラデセ-9-エン-1-イル酢酸塩;(7E,9Z)-ドデカ-7,9-ジエン-1-イル酢酸塩;(9Z,11E)-テトラデカ-9,11-ジエン-1-イル酢酸塩;(9Z, 12E)-テトラデカ-9,12-ジエン-1-イル酢酸塩;14-メチルオクタデセ-1-エン;4-メチルノナン-5-オールと4-メチルノナン-5-オン;アルファ-マルチストリアチン;ブレビコミン;コドレルレ(codlelure);コッドレモネ(codlemone);キュウルア;ディスパーリュア;ドデセ-8-エン-1-イル酢酸塩;ドデセ-9-エン-1-イル酢酸塩;ドデカ-8,10-ジエン-1-イル酢酸塩;ドミニカルレ(dominicalure);4-メチルオクタン酸エチル;ユージノール;フロンタリン;ゴッシプルレ(gossyplure);グランドルーレ;グランドルーレI;グランドルーレII;グランドルーレIII;グランドルーレIV;ヘキサルーレ;イプスジエノール(ipsdienol);イプセノール;ジャポニルレ(japonilure);リネアチン;リトルア;ループルア;メドルア;メガトモ酸(megatomoic acid);メチルオイゲノール;ムスカルーレ;オクタデカ-2,13-ジエン-1-イル酢酸塩;オクタデカ-3,13-ジエン-1-イル酢酸塩;オルフラルレ(orfralure);オリクタルレ(oryctalure);オストラモネ(ostramone);シグルレ(siglure);ソルジジン;スルカトール;テトラデセ-11-エン-1-イル酢酸塩;トリメドルア;トリメドルアA;トリメドル
アB1;トリメドルアB2;トリメドルアC;トランク-コール(trunc-call);2-(オクチルチオ)エタノール;ブトピロノキシル;ブトキシ(ポリプロピレングリコール);アジピン酸ジブチル;フタル酸ジブチル;コハク酸ジブチル;ジエチルトルアミド;炭酸ジメチル;フタル酸ジメチル;エチルヘキサンジオール;ヘキサアミド;メトキン-ブチル;メチルネオデカンアミド;オキサマート;ピカリジン;1,1-ジクロロ-1-ニトロエタン;1,1-ジクロロ-2,2-ビス(4-エチルフェニル)エタン;1,2-ジクロロプロパン;1,2-ジクロロプロパンと1,3-ジクロロプロパン;1-ブロモ-2-クロロエタン;2,2,2-トリクロロ-1-(3,4-ジクロロフェニル)酢酸エチル;2-エチルスルフィニルエチルメチルリン酸2,2-ジクロロビニル;2-(1,3-ジチオラン-2-イル)フェニルジメチルカルバメート;チオシアン酸2-(2-ブトキシエトキシ)エチル;2-(4,5-ジメチル-1,3-ジオキソラン-2-イル) フェニルメチルカルバメート;2-(4-クロロ-3,5-キシリルオキシ)エタノール;ジエチルリン酸2-クロロビニル;2-イミダゾリドン;2-イソバレリルインダン-1,3-ジオン;2-メチル(プロプ-2-イニル)アミノフェニルメチルカルバメート;2-ラウリン酸チオシアナートエチル;3-ブロモ-1-クロロプロプ-1-エン;3-メチル-1-フェニルピラゾール-5-イルジメチルカルバメート;4-メチル(プロプ-2-イニル)アミノ-3,5-キシリルメチルカルバメート;5,5-ジメチル-3-オキソシクロヘキサ-1-エニルジメチルカルバメート;アバメクチン;アセフェート;アセタミプリド;アセチオン;アセトプロール;アクリナトリン;アクリロニトリル;アラニカルブ;アルジカルブ;アルドキシカルブ;アルドリン;アレスリン;アロサミジン;アリキシカルブ;アルファ-シペルメトリン;アルファ-エクジソン;リン化アルミニウム;アミジチオン;アミドチオエート;アミノカルブ;アミトン;シュウ酸水素アミトン;アミトラズ;アナバシン;アチダチオン;AVI 382;AZ 60541;アザジラクチン;アザメチホス;アジンホス-エチル;アジンホス-メチル;アゾトエート;バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)デルタエンドトキシン;ヘキサフルオロケイ酸バリウム;ポリ硫化バリウム;バルスリン(barthrin);BAS 320 I;Bayer 22/190;Bayer 22408;ベンダイオカルブ;ベンフラカルブ;ベンスルタップ;ベータ-シフルトリン;ベータ-シペルメトリン;ビフェントリン;ビオアレスリン;ビオアレスリンS-シクロペンテニル異性体;ビオエタノメトリン;ビオペルメトリン;ビオレスメトリン;ビス(2-クロロエチル)エーテル;ビストリフルロン;ホウ砂;ボロフェンバレラート;ボロモフェンビンホス(bromfenvinfos);ブロモシクレン;ブロモ-DDT;ブロモホス;ブロモホス-エチル;ブフェンカルブ;ブプロフェジン;ブタカルブ;ブタチオホス;ブトカルボキシム;ブトナート;ブトキシカルボキシム;ブチルピリダベン;カズサホス;ヒ酸カルシウム;シアン化カルシウム;ポリ硫化カルシウム;カンフェクロル;カーバノレート;カルバリル;カルボフラン;二硫化炭素;四塩化炭素;カルボフェノチオン;カルボスルファン;カルタップ;塩酸カルタップ;セバジン;クロルビシクレン;クロルデン;クロルデコン;クロルジメホルム;塩酸クロルジメホルム;クロルエトキシホス;クロルフェナピル;クロルフェンビンホス;クロルフルアズロン;クロルメホス;クロロホルム;クロロピクリン;クロルホキシム;クロルプラゾホス;クロルピリホス;クロルピリホス-メチル;クロルチオホス;クロマフェノジド;シネリンI;シネリンII;シネリン;cis-レスメトリン;シスメトリン;シクロシトリン(clocythrin);クロエトカルブ;クロサンテル;クロチアニジン;アセト亜ヒ酸銅;ヒ酸銅;オレイン酸銅;クーマホス;コウミスオート(coumithoate);クロタミトン;クロトキシホス;クルホメート;氷晶石;CS 708;シアノフェンホス;シアノホス;シアントエート;シクレスリン;シクロプロトリン;シフルトリン;シハロトリン;シペルメトリン;シフェノトリン;シロマジン;サイチオアート;d-リモネン;d-テトラメトリン;DAEP;ダゾメット;DDT;デカルボフラン;デルタメトリン;デメフィオン;デメフィオン-O;デメフィオン-S;デメトン;デメトン-メチル;デメトン-O;デメトン-O-メチル;デメトン-S;デメトン-S-メチル;デメトン-S-メチルスルホン;ジアフェンチウロン;ジアリホス;ジアミダホス;ダイアジノン;ジカプチオン;ジクロフェンチオン;ジクロルボス;ジクリホス;ジクレシル;ジクロトホス;ジシクラニル;ディルドリン;5-メチルピラゾール-3-イルリン酸ジエチル;ジフルベンズロン;ジロール(dilor);ジメルフルトリン(dimefluthrin);ジメホックス;ジメタン;ジメトエート;ジメチリン;ジメチルビンホス;ジメチラン;ジネックス;ジネックス-ジクレキシン;ジノプロプ(dinoprop);ジノサム;ジノセブ;ジノテフラン;ジオフェノラン;ジオキサベンゾホス;ジオキサカルブ;ジオキサチオン;ジスルホトン;ジチクロホス;DNOC;ドラメクチン;DSP;エクジステロン;EI 1642;エマメクチン;エマメクチン安息香酸塩;EMPC;エンペントリン;エンドスルファン;エンドチオン;エンドリン;EPBP;EPN;エポフェノナン(epofenonane);エプリノメクチン;エスフェンバレレート;エタホス;エチオフェンカルブ;エチオン;エチプロール;エトエート-メチル;エトプロホス;ギ酸エチル;エチル-DDD;二臭化エチレン;二塩化エチレン;エチレンオキシド;エトフェンプロックス;エトリムホス;EXD;ファムフール;フェナミホス;フェナザフロール;フェンクロルホス;フェネタカルブ(fenethacarb);フェンフルトリン(fenfluthrin);フェニトロチオン;フェノブカルブ;フェノキサクリム;フェノキシカルブ;フェンピリトリン;フェンプロパトリン;フェンピラド;フェンスルホチオン;フェンチオン;フェンチオン-エチル;フェンバレラート;フィプロニル;フロニカミド;フルコフロン;フルシクロクスロン;フルシトリネート;フルエネチル;フルフェネリム;フルフェノクスロン;フルフェンプロックス;フルメトリン;フルバリネート;FMC 1137;ホノホス;ホルメタネート;塩酸ホルメタネート;ホルモチオン;ホルムパラネート;ホスメチラン;ホスピレート;ホスチアゼート;ホスチエタン;フラチオカルブ;フレトリン;ガンマ-シハロトリン;ガンマ-HCH;グアザチン;酢酸グアザチン;GY-81;ハルフェンプロックス;ハロフェノジド;HCH;HEOD;ヘプタクロル;ヘプテノホス;ヘテロホス;ヘキサフルムロン;HHDN;ヒドラメチルノン;シアン化水素;ハイドロプレン;ハイキノカルブ(hyquincarb);イミダクロプリド;イミプロトリン;インドキサカルブ;ヨードメタン;IPSP;イサゾホス;イソベンザン;イソカルボホス;イソドリン;イソフェンホス;イソラン;イソプロカルブ;O-(メトキシアミノチオホスホリル)-サリチル酸イソプロピル;イソプロチオラン;イソチオエート;イソキサチオン;イベルメクチン;ジャスモリンI;ジャスモリンII;ヨードフェンホス;幼若ホルモンI;幼若ホルモンII;幼若ホルモンIIIカレバン;キノプレン;ラムダ-シハロトリン;ヒ酸鉛;レプトホス;リンダン;リリムホス(lirimfos);ルフェヌロン;リチダチオン(lythidathion);m-クメニルメチルカルバメート;リン化マグネシウム;マラチオン;マロノベン;マジドックス(mazidox);メカルバム;メカルフォン;メナゾン;メホスフォラン;塩化第一水銀;メスルフェンホス;メタム;メタム-カリウム;メタム-ナトリウム;メタクリホス;メタミドホス;メタンスルホニルフルオリド;メチダチオン;メチオカルブ;メトクロトホス;メトミル;メトプレン;メトキン-ブチル;メトチリン;メトキシクロル;メトキシフェノジド;臭化メチル;イソチオシアン酸メチル;メチルクロロホルム;塩化メチレン;メトフルトリン;メトルカルブ;メトキサジアゾン;メビンホス;メキサカルベート;ミルベメクチン;ミルベマイシンオキシム;ミパホックス;ミレックス;モノクロトホス;モルホチオン;モキシデクチン;ナフタロホス;ナレッド;ナフタレン;NC-170;NC-184;ニコチン;硫酸ニコチン;ニフルリジド;ニテンピラム;ニチアジン;ニトリラカルブ;ニトリラカルブ1:1 塩化亜鉛錯体;NNI-0101;NNI-0250;ノルニコチン;ノバルロン;ノビフルムロン;O-2,5-ジクロロ-4-ヨードフェニルO-エチルエチルホスホノチオエート;0,0-ジエチルO-4-メチル-2-オキソ-2H-クロメン-7-イルホスホロチオエート;O,O-ジエチルO-6-メチル-2-プロピルピリミジン-4-イルホスホロチオエート;O,O,O',O'-テトラプロピルジチオピロリン酸;オレイン酸;オメトエート;オキサミル;オキシデメトン-メチル;オキシデプロホス;オキシスルフォトン;pp'-DDT;パラ-ジクロロベンゼン;パラチオン;パラチオン-メチル;ペンフルロン;ペンタクロロフェノール;ラウリン酸ペンタクロロフェニル;ペルメトリン;石油;PH 60-38;フェンカプトン;フェノトリン;フェントアート;ホレート;ホサロン;ホスホラン;ホスメット;ホスシクロール(phosnichlor);ホスファミドン;ホスフィン;ホキシム;ホキシム-メチル;ピリメタホス;ピリミカルブ;ピリミホス-エチル;ピリミホス-メチル;ポリクロロジシクロペンタジエン異性体;ポリクロロテルペン;亜ヒ酸カリウム;チオシアン酸カリウム;プラレトリン(prallethrin);プレコセンI;プレコセンII;プレコセンIII;プリミドホス;プロフェノホス;プロフルトリン;プロマシル;プロメカルブ;プロパホス;プロペタンホス;プロポクサー;プロチダチオン;プロチオホス;プロトエート;プロトリフェンブート(protrifenbute);ピメトロジン;ピラクロホス;ピラゾホス;ピレスメトリン;ピレトリンI;ピレトリンII;ピレトリン;ピリダベン;ピリダリル;ピリダフェンチオン;ピリミジフェン;ピリミタート;ピリプロキシフェン;カシア;キナルホス;キナルホス-メチル;キノチオン;キンチオホス;R-1492;ラフォキサニド;レスメトリン;ロテノン;RU 15525;RU 25475;リアニア(ryania);リアノジン;サバジラ;シュラーダン;セブフォス(sebufos);セラメクチン;SI-0009;シラフルオフェン;SN 72129;ヒ酸ナトリウム;シアン化ナトリウム;フッ化ナトリウム;ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム;ナトリウムペンタクロロフェノキシド;セレン酸ナトリウム;チオシアン酸ナトリウム;ソファミド;スピノサド;スピロメシフェン;スルコフロン;スルコフロンナトリウム;スルフラミド;スルホテップ;フッ化スルフリル;スルプロホス;タール油;タウ-フルバリネート;タジムカルブ(tazimcarb);TDE;テブフェノジド;テブフェンピラド;テブピリムホス;テフルベンズロン;テフルトリン;テメホス;TEPP;テラレスリン;ターバム;テルブホス;テトラクロロエタン;テトラクロルビンホス;テトラメトリン;シータ-シペルメトリン;チアクロプリド;チアフェノックス;チアメトキサム;チクロホス(thicrofos);チオカルボキシム;チオシクラム;シュウ酸水素チオシクラム;チオジカルブ;チオファノックス;チオメトン;チオナジン;チオサルタップ;チオサルタップ-ナトリウム;チューリンゲンシン(thuringiensin);トルフェンピラド;トラロメトリン;トランスフルトリン;トランスペルメトリン;トリアミホス;トリアザメート;トリアゾホス;トリアズロン;トリクロルホン;トリクロルメタホス-3;トリクロロナート;トリフェノホス;トリフルムロン;トリメタカルブ;トリプレン;バミドチオン;バニリプロール(vaniliprole);ベラトリジン;ベラトリン;XMC;キシリルカルブ;YI-5302;ツェータ-シペルメトリン;ツェータ-メトリン;リン化亜鉛;ゾラプロフォスとZXI 8901;
式A-1の化合物:
【化11】

;式A-2の化合物:
【化12】

;式A-3の化合物:
【化13】

;式A-4の化合物:
【化14】

;式A-5の化合物:
【化15】

;式A-6の化合物:
【化16】

;式A-7の化合物:
【化17】

;式A-8の化合物:
【化18】

;式A-9の化合物:
【化19】

;式A-10の化合物:
【化20】

;式A-11の化合物:
【化21】

;式A-12の化合物:
【化22】

;式A-13の化合物:
【化23】

;式A-14の化合物:
【化24】

;式A-15の化合物:
【化25】

;式A-15-Aの化合物:
【化26】

;式A-16の化合物:
【化27】

;式A-17の化合物:
【化28】

;式A-18の化合物:
【化29】

;式A-19の化合物:
【化30】

;式A-20の化合物:
【化31】

;式A-21の化合物:
【化32】

;式A-22の化合物:
【化33】

;式A-23の化合物:
【化34】

;式A-24の化合物:
【化35】

;式A-25の化合物:
【化36】

;式A-26の化合物:
【化37】

;ビス(トリブチルスズ)酸化物;ブロモアセトアミド;ヒ酸カルシウム;クロエトカルブ;アセト亜ヒ酸銅;硫酸銅;フェンチン;リン酸第二鉄;メタアルデヒド;メチオカルブ;ニクロサミド;ニクロサミド-オラミン;ペンタクロロフェノール;ナトリウムペンタクロロフェノキシド;タジマカルブ(tazimcarb);チオジカルブ;トリブチルスズ酸化物;トリフェンモルフ;トリメタカルブ;酢酸フェンチン;水酸化フェンチン;1,2-ジブロモ-3-クロロプロパン;1,2-ジクロロプロパン;1,2-ジクロロプロパンと1,3-ジクロロプロパン;1,3-ジクロロプロパン;3,4-ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1-二酸化物;3-(4-クロロフェニル)-5-メチルローダミン;5-メチル-6-チオキソ-1,3,5-チアジアジナン-3-イル酢酸;6-イソペンテニルアミノプリン;アバメクチン;アセトプロール;アラニカルブ;アルジカルブ;アルドキシカルブ;AZ 60541;ベンクロチアズ(benclothiaz);ベノミル;ブチルピリダベン;カズサホス;カルボフラン;二硫化炭素;カルボスルファン;クロロピクリン;クロルピリホス;クロエトカルブ;サイトカイニン;ダゾメット;DBCP;DCIP;ジアミダホス;ジクロフェンチオン;ジクリホス(dicliphos);ジメトエート;ドラメクチン;エマメクチン;エマメクチン安息香酸塩;エプリノメクチン;エトプロホス;二臭化エチレン;フェナミホス;フェンピラド;フェンスルホチオン;ホスチアゼート;ホスチエタン;フルフラール;GY-81;ヘテロホス;ヨードメタン;イサミドホス;イサゾホス;イベルメクチン;キネチン;メカルフォン;メタム;メタム-カリウム;メタム-ナトリウム;臭化メチル;イソチオシアン酸メチル;ミルベマイシンオキシム;モキシデクチン;ミロセシウム・ベルカリア(Myrothecium verrucaria)組成物;NC-184;オキサミル;ホレート;ホスファミドン;ホスホカルブ;セブフォス;セラメクチン;スピノサド;ターバム;テルブホス;テトラクロロチオフェン;チアフェノックス;チオナジン;トリアゾホス;トリアズロン;キシレノール;YI-5302;ゼアチン;エチルキサントゲン酸カリウム;ニトラピリン;アシベンゾラル;アシベンゾラル-S-メチル;プロベナゾール;レイノウトリア・サッカリネンシス(Reynoutria sachalinensis)抽出物;2-イソバレリルインダン1,3-ジオン;4-(キノキサリン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド;アルファ-クロロヒドリン;リン化アルミニウム;アンツ;酸化ヒ素;炭酸バリウム;ビスチオセミ;ブロディファコウム;ブロマジオロン;ブロメタリン;シアン化カルシウム;クロラロース;クロロファシノン;コレカルシフェロール;クマクロール;クーマフリル;クマテトラリル;クリミジン;ジフェナコウム(difenacoum);ジフェチアロン;ダイファシノン;エルゴカルシフェロール;フロコウマフェン(flocoumafen);フルオロアセトアミド;フルプロパダイン;フルプロパダイン塩酸塩;ガンマ-HCH;HCH;シアン化水素;ヨードメタン;リンダン;リン化マグネシウム;臭化メチル;ノルボルミド;ホサセチム;ホスフィン;リン;ピンドン;亜ヒ酸カリウム;ピリノウロン;シリロシド;ヒ酸ナトリウム;シアン化ナトリウム;フルオロ酢酸ナトリウム;ストリキニーネ;硫酸タリウム;ワルファリン;リン化亜鉛;2-(2-ブトキシエトキシ)エチルピペロニラート;5-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-3-ヘキシルシクロヘキセ-2-エノン;ファネソールとネロリドール;MB-599;MGK 264;ピペロニルブトキシド;ピプロタール;プロピリソム;S421;セサメックス;セサモリン;スルホキシド;アントラキノン;クロラロース;ナフテン酸銅;オキシ塩化銅;ダイアジノン;ジシクロペンタジエン;グアザチン;酢酸グアザチン;メチオカルブ;ピリジン-4-アミン;チラム;トリメタカルブ;ナフテン酸亜鉛;ジラム;イマニン(imanin);リバビリン;酸化第二水銀;オクチリノン;チオファネート-メチル;
式B-1Aの化合物:
【化38】

(式中、R'は、水素、C1-4アルキル又はC1-4ハロアルキルである);
式B-2の化合物:
【化39】

;式B-3の化合物:
【化40】

;式B-4の化合物:
【化41】

;式B-5の化合物:
【化42】

;式B-8の化合物:
【化43】

;式B-9の化合物:
【化44】

からなる群より選択される化合物である、前記方法。
【請求項2】
成分A)が、R1がジフルオロメチルである式Iの化合物である、請求項1記載の方法。
【請求項3】
成分A)が、式Iaの化合物である、請求項1記載の方法:
【化45】


【請求項4】
成分A)が式Ibの化合物であり、1つの成分B)が上記のものである、請求項1記載の方法:
【化46】


【請求項5】
成分A)が式Icの化合物であり、1つの成分B)が上記のものである、請求項1記載の方法:
【化47】


【請求項6】
成分A)が式Idの化合物であり、1つの成分B)が上記のものである、請求項1記載の方法:
【化48】


【請求項7】
成分A)が式Ieの化合物であり、1つの成分B)が上記のものである、請求項1記載の方法:
【化49】


【請求項8】
成分B)が、アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン;トリフロキシストロビン及び式B-6の化合物:
【化50】

からなる群より選択される、ストロビルリン殺真菌剤;
アザコナゾール、ブロムコンザゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキスポコナゾール、ペフラゾエート、ペンコナゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、ジクロロブトラゾール、エタコナゾール、フルコナゾール、フルコナゾールーシス及びクインコナゾールからなる群より選択される、アゾール殺真菌剤;
フェンピクロニル及びフルジオキソニルからなる群より選択される、フェニルピロール殺真菌剤;
シプロジニル、メパニピリム及びピリメタニルからなる群より選択される、アニリノ-ピリミジン殺真菌剤;
アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、スピロキサミン、ピペラリン及び式B-7の化合物からなる群より選択される、モルホリン殺真菌剤:
【化51】

;式F-1の化合物:
【化52】

;式B-1の化合物:
【化53】

;クロロタロニル;ファモキサドン;フェンアミドン;アシベンゾラル;ベナラキシル;ベナラキシル-M;ベノミル;ビテルタノール;ボスカリド;カルボキシン;カルプロパミド;銅;シアゾファミド;シモキサニル;ジエトフェンカルブ;ジチアノン;フェンヘキサミド;フェノキシカルブ;フルアジナム;フルトラニル;フォルペット;グアザチン;ヒメキサゾール;イプロジオン;ルフェヌロン;マンコゼブ;メタラキシル;メフェノキサム;メトラフェノン;ヌアリモール;パクロブトラゾール;ペンシクロン;ペンチオピラド;プロシミドン;ピロキロン;キノキシフェン;シルチオファム;イオウ;チアベンダゾール;チラム;トリアゾキシド;トリシクラゾール;アバメクチン;エマメクチン安息香酸塩;テフルトリン及びチアメトキサムからなる群より選択される、請求項1記載の方法。
【請求項9】
成分B)が、アゾキシストロビン;ピコキシストロビン;シプロコナゾール;ジフェノコナゾール;プロピコナゾール;フルジオキソニル;シプロジニル;フェンプロピモルフ;フェンプロピジン;式F-1の化合物:
【化54】

及び、クロロタロニルからなる群より選択される、請求項1記載の方法。
【請求項10】
成分B)が、アゾキシストロビン;シプロコナゾール;プロピコナゾール;シプロジニル;クロロタロニル;フルジオキソニル及びフェンプロピジンからなる群より選択される、請求項1記載の方法。
【請求項11】
請求項1記載の成分A)及びB)の組合せを相乗的有効量で、農業的に許容できる担体、及び任意に界面活性剤と共に含む、殺真菌組成物。
【請求項12】
請求項1記載の成分A)及びB)の組合せを、農業的に許容できる担体、及び任意に界面活性剤と共に含む殺真菌組成物であって、A)対B)の重量比が、2000:1〜1:1000である、前記組成物。
【請求項13】
天然の生活環から入手された、植物及び/もしくは動物起源の天然の物質、並びに/又はそれらの処理された形態を保護する方法であって、この植物及び/もしくは動物起源の天然の物質又はそれらの処理された形態に、請求項1記載の成分A)及びB)の組合せを相乗的有効量で施用することを含む、前記方法。

【公表番号】特表2008−515835(P2008−515835A)
【公表日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−535084(P2007−535084)
【出願日】平成17年10月6日(2005.10.6)
【国際出願番号】PCT/EP2005/010757
【国際公開番号】WO2006/037634
【国際公開日】平成18年4月13日(2006.4.13)
【出願人】(500584309)シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト (352)
【Fターム(参考)】