説明

殺菌灯付ユニットバスルーム

【課題】 浴室、トイレはカビ細菌が繁殖し易い環境にあり、特に不特定多数の人が使用するホテル等では不衛生になる。使用後自動的に殺菌されるため清潔な状態で使用できる。
【解決手段】 ユニットバスルームに殺菌灯を付けた事を特徴とする。

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、殺菌機能を有する洗面、トイレ、バスユニット構造であり、非使用時間帯域において予め設定した時間、ユニットルーム内で殺菌するようにした殺菌灯付洗面、トイレ、バスユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、抗菌剤を練り込んだ製品や塗布するものも出ているが殺菌灯による殺菌は無かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
不特定多数の人が利用するホテル等の浴室、トイレはカビ細菌が最も繁殖し易い環境にあるので、使用の都度自動で殺菌を行う殺菌灯付ユニットバスの提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
洗面、トイレ、バスユニットの浴槽1、便器2面上の天井に室内の内部空間を照射出来る能力を備えた防水型殺菌灯3を設け天井裏に配線4し、ドア5とドアヒンジ6部分にスイッチ及びセンサーを、壁に操作盤7を設置した殺菌灯付洗面、トイレ、バスユニットである。
【0005】
【考案の実施の形態】
浴室、洗面室使用後照明を消灯すると自動的に殺菌灯のスイッチがONになり一定時間殺菌消毒を行う。
【0006】
室内照明がOFFにならないと殺菌灯はONにならないので人体に影響を及ぼす事はない。
【0007】
カーテンが閉められていたり、便座の蓋が閉じられている場合は、蓋を開けカーテンを広げたり出入口ドアを閉める事により殺菌されるので安心して使用できる。
【0008】
【考案の効果】
ドアスイッチが扉の開放時に殺菌灯を消灯する様設けられているので使用者に殺菌灯の光が照射される恐れがない状態で、浴槽、カーテン、便座の消毒殺菌が行える。
【提出日】平成9年9月22日

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 洗面、トイレ、バスユニットに殺菌手段を設けた事を特徴とする殺菌灯付洗面、トイレ、バスユニット

【図1】
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【登録番号】第3049131号
【登録日】平成10年(1998)3月18日
【発行日】平成10年(1998)6月2日
【考案の名称】殺菌灯付ユニットバスルーム
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願平9−5234
【出願日】平成9年(1997)5月16日
【出願人】(596142133)
【出願人】(597018118)株式会社ワイビ−プランニング (4)