説明

毛の切断具

【課題】 第一切断構造を有する本体と、第二切断構造を有するアタッチメントとから成り、アタッチメントは着脱自在であって、本体の第一切断構造を取り外すことなくアタッチメントを使用することができると共に、全体をコンパクトにして携帯に便利なものとすることもできる毛の切断具の提供。
【解決手段】 本体1は第一切断構造3を有し、本体1に着脱可能に取り付けられるアタッチメント2は第二切断構造31を有しており、本体1に取り付けられた駆動装置によって第一切断構造3の刃を動かす手段を有し、且つアタッチメント2を本体1に装着したときに、前記駆動装置によって第二切断構造31の刃を動かす手段を有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、頭髪などの毛を切断するための電動の切断具に関する。
【背景技術】
【0002】
髭剃り刃と鼻毛剃り刃を備えた電気カミソリは存在し、細長い本体の一方の端部に髭剃り刃が取り付けられ、他方の端部に鼻毛剃り刃が取り付けられている。鼻毛剃り刃は本体の端部から突出するように取り付けられているので、電気カミソリの長さが通常のものよりも長めとなってかさばるから携帯に不便である。
【0003】
そこで、2つのアタッチメントを選択して交換可能な電気カミソリが提案されている。しかし、アタッチメントを交換するときは、既に取り付けられているアタッチメントを取り外し、次いで新たなアタッチメントを取り付けるので、アタッチメントの取り外しと取り付けの2つの作業が必要であり使用者にとって煩わしい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開昭64−28275号公報
【特許文献2】特開2001−149670号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、第一切断構造を有する本体と、第二切断構造を有するアタッチメントとから成り、アタッチメントは本体に対して着脱自在であって、本体の第一切断構造を取り外すことなくアタッチメントを使用することができると共に、全体をコンパクトにして携帯に便利なものとすることもできる切断具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1は、本体とアタッチメントとから成り、本体は第一切断構造を有し、本体に着脱可能に取り付けられるアタッチメントは第二切断構造を有しており、本体に取り付けられた駆動装置によって第一切断構造の刃を動かす手段を有し、且つアタッチメントを本体に装着したときに、前記駆動装置によって第二切断構造の刃を動かす手段を有している。
【0007】
請求項2は、アタッチメントを本体に取り付けたときに該アタッチメントによって第一切断構造が使用不能状態となる要素が請求項1に付加された構成である。
【0008】
請求項3は、アタッチメントが第一切断構造を覆うように本体に取り付けられることによって第一切断構造を使用不能状態とする要素が請求項2に付加された構成である。
【0009】
請求項4は、第一切断構造及び第二切断構造がいずれも固定刃に対して可動刃が往復運動するトリマーであって、第一切断構造の可動刃の往復運動力を第二切断構造の可動刃に伝達することによって第二切断構造の可動刃が往復運動する要素が請求項1乃至請求項3のいずれか一項に付加された構成である。
【0010】
請求項5は、第一切断構造及び第二切断構造がそれぞれ往復運動可能な可動部材を有し、第一切断構造及び第二切断構造のそれぞれの可動刃はそれぞれの可動部材に取り付けられており、第一切断構造の可動刃の往復運動力を第二切断構造の可動刃に伝達するための手段が、第一切断構造の可動部材と第二切断構造の可動部材との間に設けられている要素が請求項4に付加された構成である。
【発明の効果】
【0011】
請求項1は、本体が第一切断構造を有しており、本体に着脱可能に取り付けられるアタッチメントは第二切断構造を有しており、本体に取り付けられた駆動装置によって第一切断構造の刃を動かす手段を有し、且つアタッチメントを本体に装着したときに、前記駆動装置によって第二切断構造の刃を動かす手段を有している。したがって、本体の第一切断構造を取り外すことなくアタッチメントを使用することができるので、特に使用中に第一切断構造の刃と第二切断構造の刃を交互に使用するときに、迅速に対応することができる。また、アタッチメントを取り外すことで切断具全体をコンパクトにして携帯に便利なものとすることもできる。
【0012】
請求項2は、アタッチメントを本体に取り付けたときにアタッチメントによって第一切断構造が使用不能状態となる構成である。アタッチメントの第二切断構造の刃を使用するときに、本体の第一切断構造も使用可能状態であると、例えば本体を持ち替えるときなどに不意に第一切断構造の刃によって思わぬ怪我をする虞がある。しかし、本発明においてアタッチメントの使用時に第一切断構造が使用不能状態となることによって、そのような虞を確実に防止することができ、安心して使用することができる。
【0013】
請求項3は、アタッチメントが第一切断構造を覆うように本体に取り付けられることによって第一切断構造を使用不能状態とする構成である。第一切断構造がアタッチメントによって覆われるので、皮膚などが第一切断構造の刃に触れる虞がなく、さらに安全性が増す。また、アタッチメントが第一切断構造を覆った状態で携帯できるから、携帯時にかさばることがない。さらに、使用時にもコンパクトでかさばらないから取り扱いやすく使用しやすい。
【0014】
請求項4は、第一切断構造及び第二切断構造はいずれも固定刃に対して可動刃が往復運動するトリマーであって、第一切断構造の可動刃の往復運動力を第二切断構造の可動刃に伝達することによって第二切断構造の可動刃が往復運動する構成である。したがって、アタッチメントを着脱するだけで、第一切断構造であるトリマーと第二切断構造であるトリマーを目的に応じて迅速に交換して使用することができる。
【0015】
請求項5は、第一切断構造及び第二切断構造がそれぞれ往復運動可能な可動部材を有し、第一切断構造及び第二切断構造のそれぞれの可動刃はそれぞれの可動部材に取り付けられており、第一切断構造の可動刃の往復運動力を第二切断構造の可動刃に伝達するための手段が、第一切断構造の可動部材と第二切断構造の可動部材との間に設けられている。したがって、可動刃自体は駆動力を伝えるための構造を必要とせず、可動刃を一枚の金属板材で形成して可動部材に取り付ければよいので可動刃の製造が簡単でありコストを抑えることができる。また、可動部材を合成樹脂など加工の容易な材料で形成することができるからさらにコストを抑えることができる。さらに、第一切断構造の可動刃の往復運動力を第二切断構造の可動刃に伝達することによって第二切断構造の可動刃が往復運動するので、第一切断構造の可動刃の動きと第二切断構造の可動刃の動きが同じであるから、使用する刃を交換しても使用者に対する刃の動きに変化がなく使用者がとまどうことがない。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、本発明の背面図である。
【図2】図2は、アタッチメントを取り外した状態を示す一部斜視図である。
【図3】図3は、第一切断構造の固定刃と可動刃の取り付け状態を示す偏心カムを省略した一部斜視図である。
【図4】図4は、第3図に揺動部材と偏心カムを装着した状態を示す一部斜視図である。
【図5】図5は、本体のヘッド部の斜視図である。
【図6】図6は、揺動部材の斜視図である。
【図7】図7は、半割したアタッチメントの一方の内面図である。
【図8】図8は、半割したアタッチメントの他方の内面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は本実施例の背面図であって、細長く形成された本体1にアタッチメント2が着脱可能に取り付けられている。本体1の内部にモーター(図示せず。)と乾電池(図示せず。)が取り付けられている。図2に示すようにアタッチメント2はキャップ状に形成されている。アタッチメント2を取り外すと、本体1のヘッド6に取り付けられた第一切断構造3が現れる。第一切断構造3は、櫛歯状の可動刃4が櫛歯状の固定刃5に対して左右に往復運動するトリマーである。符号19は嵌合凹部であって前後一対設けられており、アタッチメント2の内面に設けられた嵌合突起39,39と嵌合してアタッチメント2を固定することができる。アタッチメント2の固定は他の方法でもよく、例えば磁石を使用する固定であってもよい。
【0018】
図3及び図4はヘッド6の半割部7を取り除いた状態を示した図であって、ヘッド6の内部のほぼ中央に軸受8が設けられている。この軸受8は、半割部7に設けられた揺動中心軸(図示せず。)が挿入されることにより揺動部材9の揺動中心となる。軸受8の上方、すなわち軸受8よりも第一切断構造3寄りに刃受け台12が設けられている。この刃受け台12は可動刃4の往復運動を円滑に行うために設けられている。ヘッド6の内面に固定刃5が固着されている。固着方法は凹凸の嵌合や接着によるが他の方法でもよい。
【0019】
固定刃5の内側に沿って可動刃4が取り付けられている。この可動刃4は可動部材10に固着されており、可動部材10と一体的に移動する。可動部材10に下向きのカム溝11が形成されている。図4に示すように、ヘッド6の内部にはさらに揺動部材9が取り付けられる。
【0020】
図6は揺動部材9の斜視図であって、この揺動部材9の一方の端部に駆動突起13が設けられている。この駆動突起13は、後述するようにヘッド6を覆うようにしてアタッチメント2を本体1に取り付けたときに、アタッチメント2の可動刃14に往復運動を与える。駆動突起13から他方の端部方向にややずれた位置にこの駆動突起13と反対の方向を向く駆動突起15が設けられている。この駆動突起15は、前述した可動部材10のカム溝11に係合してヘッド6の可動刃4に往復運動を与える。
【0021】
さらに、揺動部材9のほぼ中央に軸孔16が設けられている。この軸孔16は前述した軸受8と連通し、ヘッド6の半割部7に設けられた揺動軸(図示せず。)を軸孔16に挿通し、前述したように軸受8に挿入することによって揺動軸を中心に揺動部材9が揺動する。また、揺動部材9の下端にはカム溝17が設けられている。このカム溝17は、モーターの原動軸(図示せず。)の端部に取り付けられた偏心カム18と協働して原動軸の回転を往復運動に変換し揺動部材9に揺動運動を与える。トリマーのモーターの回転をカム溝と偏心カムとのカム機構によって往復直線運動に変換する構造は、例えば実公昭57-12996号公報に記載されているように公知である。
【0022】
ヘッド6の内面に設けられた4つの嵌合穴20,20,20,20は、半割部7を結合させるためのものであり、半割部7の内面に設けられた嵌合突起(図示せず。)を嵌入することによりヘッド6が組み立てられる。ヘッド6は本体1と別体に形成され、本体1のヘッド取付け部36に恒久的に取り付けられる。ただし、アタッチメント2を本体1から取り外すときにヘッド6が取付け部36から外れない程度の強い結合であることを条件に、ヘッド6が本体1に対し着脱自在に取り付けられてもよい。
【0023】
図5に示すように、ヘッド6の半割部7には横方向に長い長孔21が第一切断構造3に近い位置に形成されており、その長孔21から揺動部材9の駆動突起13が半割部7の外側に突出している。長孔21は横方向に長いから、駆動突起13はこの長孔21内で往復運動することができる。
【0024】
次にアタッチメント2について説明する。アタッチメント2が有する第二切断構造31は、第一切断構造と同様に櫛歯状の可動刃14が櫛歯状の固定刃23に対して左右に往復運動するトリマーである。第二切断構造31は第一切断構造3よりも幅広に形成されている。第二切断構造31の幅は約15mmであり、第一切断構造3の幅は約5mmである。したがって、第二切断構造31は、頭髪の切断やもみあげの際剃りに向いており、第一切断構造3は眉毛の際剃りや鼻毛切り或いは耳毛切りに向いている。図7はアタッチメント2の一方の半割部22の内部を示している。半割部22の内面に固定刃23が固着されている。また、固定刃23の内側に沿って可動刃14が取り付けられている。この可動刃14は可動部材24に固着されており、可動部材24と一体的に移動する。
【0025】
可動部材24に2つの長孔25,25が設けられている。一方の半割部22の内面に設けられた2つの突起26,26は長孔25,25に挿通され、端部が他方の半割部27の内面に設けられた溝28,28に納まる。長孔25,25に突起26,26を挿通させることにより可動部材24を円滑に往復運動させることができる。
【0026】
可動部材24の下部の両側に案内溝29,29が設けられている。また、一方の半割部22の内面に2つの突条30,30が設けられており、この突条30,30が案内溝29,29に緩く嵌って可動部材24を円滑に往復運動させることができる。このように、長孔25,25に突起26,26を挿通させ、且つ突条30,30を案内溝29,29に緩く嵌めることにより4箇所で可動部材24の往復運動を補助する理由は、第二切断構造31の刃は第一切断構造3の刃よりもかなり幅広であるから、可動刃14の往復運動を確実に案内して刃のガタつきを防止する必要があるためである。
【0027】
また、可動部材24の中央下部にカム溝32が設けられている。前述したようにヘッド6を覆うようにしてアタッチメント2を本体1に取り付けたときに、ヘッド6の長孔21から突出している駆動突起13がアタッチメント2の可動部材24に設けられたカム溝32に係合する。そして、本体1に取り付けられたスイッチ33をオンにすると、モーターが回転しカム溝32に係合している駆動突起13が左右に往復運動して可動部材24に往復運動を与え、同時に可動刃14が往復運動する。なお、符号34,34は一方の半割部22に設けられた嵌合突起であり、他方の半割部27に設けられた嵌合穴35,35と嵌合することによりアタッチメント2が組み立てられる。アタッチメント2の第二切断構造31を保護するためのキャップを着脱自在にアタッチメント2に取り付けてもよい。また、そのキャップの上端に手動安全カミソリのカートリッジ替刃を着脱自在に取り付ける手段を設けてもよい。モーターを回転させながらカートリッジ替刃を使用してヒゲを剃ると、モーターの振動によってカートリッジ替刃も振動し、刃体が振動しながらヒゲを円滑に剃ることができる。
【0028】
このように、アタッチメント2の可動刃14を往復運動させる駆動突起13は、揺動部材9の長さ方向に対して垂直方向に突出している。また、ヘッド6の可動刃4を往復運動させる駆動突起15は、揺動部材9の長さ方向に対して垂直方向で且つ駆動突起13と反対方向に突出している。したがって、第一切断構造3と第二切断構造31は可動部材9を間に置いて間隔をあけて取り付けられている。図6に示すように駆動突起13と駆動突起15は反対方向を向いているが背中合わせではなく、駆動突起15は揺動部材9の一方の端部に形成された駆動突起13よりもやや他方の端部寄りにずれて形成されている。本実施例では、1つの揺動部材9によって2つの可動刃4,14に往復運動を与えることができる。また、揺動部材9は一体に形成されているので構造が簡単であり製造コストを抑えることができる。
【0029】
アタッチメント2を使用するときは、図1に示すようにヘッド6を上から覆うようにして本体1に取り付ける。この際、図2の紙面の手前側を正面、反対側を背面と定義して、ヘッド6の背面の少なくとも下から3分の1程度の高さまでの部分と、アタッチメント2の背面部37の内面38が接するように構成することが好ましい。アタッチメント2の背面部37の内面38を部分的にヘッド6の表面に密着させることにより、アタッチメント2を使用するときにアタッチメント2の振動を減少させることができる。また、アタッチメント2を使用するときにヘッド6の第一切断構造3はアタッチメント2に覆われるので、アタッチメント2の使用中に第一切断構造3は使用不能の状態となる。第一切断構造3は使用不能の状態においてもその可動刃4は往復運動しているが、第一切断構造3がアタッチメント2に覆われているので刃が皮膚に触れる虞がなく安全である。なお、使用不能の状態とは、このように第一切断構造3が完全に覆われている状態に限られず、アタッチメント2の使用中に第一切断構造に皮膚が接触することのない構造による使用不能状態であればよい。例えば、アタッチメント2の背面部37の上部に窓孔をあけて内部の第一切断構造3が目視できる構造など、アタッチメント2の使用中に第一切断構造3は見えるが障害があって第一切断構造3に皮膚が触れない構造による使用不能状態でもよい。
【0030】
なお、本発明は前述した構成に基づいて種々の態様をとることが可能である。例えば、本体1の尻部にアタッチメント2の嵌合による取り付け構造を設け、第一切断構造3の使用中にアタッチメント2を尻部に嵌合して取り付けておくことができるようにしてもよい。また、第一切断構造3と第二切断構造31の少なくとも一方をトリマーでなく、外刃の内面を内刃が接触しながら回転する回転式の電動鼻毛カッターとしてもよい。例えば、第一切断構造3と第二切断構造31のいずれか一方を鼻毛カッターとし、他方をトリマーとしてもよいし、両切断構造3,31の双方を鼻毛カッターとしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明は、第一切断構造を有する本体と、第二切断構造を有する着脱自在のアタッチメントとを組み合わせることにより、本体の第一切断構造を取り外すことなくアタッチメントを使用することができると共に、全体をコンパクトにして携帯に便利な毛の切断具を提供することができる。
【符号の説明】
【0032】
1 本体
2 アタッチメント
3 第一切断構造
4 可動刃
5 固定刃
6 ヘッド
7 半割部
8 軸受
9 揺動部材
10 可動部材
11 カム溝
12 刃受け台
13 駆動突起
14 アタッチメントの可動刃
15 駆動突起
16 軸孔
17 カム溝
18 偏心カム
19 嵌合凹部
20 嵌合穴
21 長孔
22 一方の半割部
23 アタッチメントの固定刃
24 可動部材
25 長孔
26 突起
27 他方の半割部
28 溝
29 案内溝
30 突条
31 第二切断構造
32 カム溝
33 スイッチ
34 嵌合突起
35 嵌合穴
36 ヘッド取付け部
37 アタッチメントの背面部
38 背面部の内面
39 嵌合突起

【特許請求の範囲】
【請求項1】
毛を切断するための電動の切断具であって、本体とアタッチメントとから成り、本体は第一切断構造を有し、本体に着脱可能に取り付けられるアタッチメントは第二切断構造を有しており、本体に取り付けられた駆動装置によって第一切断構造の刃を動かす手段を有し、且つアタッチメントを本体に装着したときに、前記駆動装置によって第二切断構造の刃を動かす手段を有していることを特徴とする切断具。
【請求項2】
アタッチメントを本体に取り付けたときに該アタッチメントによって第一切断構造が使用不能状態となる請求項1記載の切断具。
【請求項3】
アタッチメントが第一切断構造を覆うように本体に取り付けられることによって第一切断構造を使用不能状態とする請求項2記載の切断具。
【請求項4】
第一切断構造及び第二切断構造はいずれも固定刃に対して可動刃が往復運動するトリマーであって、第一切断構造の可動刃の往復運動力を第二切断構造の可動刃に伝達することによって第二切断構造の可動刃が往復運動する請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の切断具。
【請求項5】
第一切断構造及び第二切断構造はそれぞれ往復運動可能な可動部材を有し、第一切断構造及び第二切断構造のそれぞれの可動刃はそれぞれの可動部材に取り付けられており、第一切断構造の可動刃の往復運動力を第二切断構造の可動刃に伝達するための手段が、第一切断構造の可動部材と第二切断構造の可動部材との間に設けられている請求項4記載の切断具。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−5037(P2011−5037A)
【公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−152461(P2009−152461)
【出願日】平成21年6月26日(2009.6.26)
【出願人】(000001454)株式会社貝印刃物開発センター (123)
【Fターム(参考)】