説明

気密容器

【課題】気密性に優れ、しかも中蓋のがたつきをなくすことができ、しかも上下方向および水平方向の双方の寸法誤差を吸収することのできる気密容器を提供する。
【解決手段】上面に化粧料収容凹部1aが形成された容器本体1と、上記容器本体1の全体を蓋する蓋体2と、閉蓋状態で上記化粧料収容凹部1aのみを気密状に蓋しうる中蓋4とを備え、上記容器本体1および蓋体2にねじ部1b,2aを形成した気密容器であり、それ自体に貫通穴22cが穿設されこの貫通穴22cに中蓋4が上下方向および水平方向に移動自在に遊嵌された中蓋ホルダー5を、上記容器本体1に回動自在に連結し、閉蓋の際には、上記中蓋ホルダー5の貫通穴22cを化粧料収容凹部1aの上側に位置決めした状態で上記容器本体1と蓋体2とをら合させ、このら合により蓋体2で中蓋4を化粧料収容凹部1a側に押し込んで中蓋4で化粧料収容凹部1aのみを気密状に蓋している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、揮発性の高い化粧料等の内容物を収容するのに適した気密容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、揮発性成分を含有する化粧料等を収容する化粧料容器等の気密容器として、その内部の気密性を保つために、各種の気密容器が提案されているが、このようなものとして、例えば、図13に示す気密容器がある。この気密容器は、中央部に収納部41aが形成された容器本体41と、上記収納部41a内に収納され内部に化粧料42aが充填された中皿42と、上記容器本体41にヒンジ44を介して連結され上記容器本体41の収納部41aを開閉自在に蓋する中蓋43と、この中蓋43上に載置されるパフ45と、これら中蓋43,パフ45を包囲した状態で上記容器本体41の外周に螺合される外蓋46とを備えており、上記中蓋43の裏面に、閉蓋時に上記容器本体41の(収納部41aを形成する)環状壁41bの上面に当接するパッキン47が固定されている。
【0003】
上記容器本体41の外周には、上下方向に一直線状に延びる1本の溝部48が形成されており、この溝部48の下端部に蝶番ピン49が左右方向に架設されている。また、上記中蓋43の周縁部から、上記溝部48に挿入される1本の延長片50が垂下しており、この延長片50の先端部に、上記蝶番ピン49に回動自在に取り付けられる回動部51が形成されている。そして、これら蝶番ピン49と回動部51とで上記ヒンジ44が構成されており、上記回動部51に、ヒンジ位置可動機構として、蝶番ピン49に対して上下方向にスライドしうるスライド部51aが形成されている(図14参照)。また、上記外蓋46の周壁の上端部内周に凸部46aが形成されており、閉蓋時に、上記中蓋43の周縁部上面に形成された環状座43aの上面に当接するようにしている。
【0004】
そして、上記容器本体41の収納部41aを中蓋43で蓋した状態で上記容器本体41の外周に外蓋46を螺合させて閉蓋する場合には、外蓋46をある程度ねじ込むと、上記外蓋46の凸部46aが中蓋43の環状座43aの上面に当接してパッキン47が容器本体41の環状壁41bの上面に軽く圧接し、さらに上記外蓋46をねじ込むと、回動部51のスライド部51aにより中蓋43が延長片50とともに押し下げられ、これにより、パッキン47が容器本体41の環状壁41bの上面に当接して密着性が向上し、気密性が高まるようにしている。また、容器本体41,中蓋43,外蓋46等の製作時に、中蓋43の厚みの誤差等、上下方向の寸法に誤差が生じても、上記ヒンジ位置可動機構により上下方向の寸法誤差を吸収することができる(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2001−258636号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の気密容器では、外蓋46の螺合前に、中蓋43を下方に回動させて容器本体41の収納部41aを蓋すると、回動部51にヒンジ位置可動機構を設けているため、図14に示すように、中蓋43の延長片50が少し上側に位置し、中蓋43が傾斜姿勢(上記延長片50の近傍部分が上側で、上記延長片50の反対側部分が下側となる傾斜姿勢)になって容器本体41の環状壁41b上に載置される。このような状態で外蓋46をねじ込むと、中蓋43が傾斜姿勢になったままで閉蓋されることがあり、傾斜姿勢の中蓋43と容器本体41の環状壁41bとの間に隙間が生じ、気密性が低下する。しかも、上記回動部51にヒンジ位置可動機構を設けているため、開蓋状態での化粧中等に中蓋43ががたつきやすく、このがたつきにより蝶番ピン49,回動部51等が早期に損傷等する。しかも、上記ヒンジ位置可動機構では、上下方向の寸法誤差を吸収することができても、水平方向の寸法誤差を吸収することができない。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、気密性に優れ、しかも中蓋のがたつきをなくすことができ、しかも上下方向および水平方向の双方の寸法誤差を吸収することのできる気密容器の提供をその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため、本発明の気密容器は、上面に内容物収容凹部が形成された容器本体と、上記容器本体の全体を蓋する蓋体と、閉蓋状態で上記内容物収容凹部のみを気密状に蓋しうる中蓋とを備え、上記容器本体にねじ部を形成するとともに、上記ねじ部に対応する上記蓋体の部分に、上記ねじ部にら合するねじ部を形成した気密容器であって、それ自体に貫通穴が穿設されこの貫通穴に上記中蓋が上下方向および水平方向に移動自在に遊嵌された中蓋保持部材を、上記容器本体に回動自在に連結し、閉蓋の際には、上記中蓋保持部材の貫通穴を上記内容物収容凹部の上側に位置決めした状態で容器本体と蓋体とをら合させ、このら合により上記蓋体で中蓋を内容物収容凹部側に押し込んで上記中蓋で内容物収容凹部のみを気密状に蓋するように構成したという構成をとる。
【発明の効果】
【0008】
すなわち、本発明の気密容器は、上面に内容物収容凹部が形成された容器本体と、上記容器本体の全体を蓋する蓋体と、閉蓋状態で上記内容物収容凹部のみを気密状に蓋しうる中蓋とを備え、上記容器本体にねじ部を形成するとともに、上記ねじ部に対応する上記蓋体の部分に、上記ねじ部にら合するねじ部を形成している。そして、それ自体に貫通穴が穿設されこの貫通穴に上記中蓋が上下方向および水平方向に移動自在に遊嵌された中蓋保持部材を、上記容器本体に回動自在に連結し、閉蓋の際には、上記中蓋保持部材の貫通穴を上記内容物収容凹部の上側に位置決めした状態で容器本体と蓋体とをら合させ、このら合により上記蓋体で中蓋を内容物収容凹部側に押し込んで上記中蓋で内容物収容凹部のみを気密状に蓋するように構成している。したがって、本発明の気密容器では、上記中蓋保持部材の貫通穴を上記内容物収容凹部の上側に位置決めし、上記中蓋保持部材で保持する中蓋で上記容器本体の内容物収容凹部を蓋するとともに、上記容器本体の全体を蓋体で蓋し、その状態で、容器本体のねじ部と蓋体のねじ部とをら合させることにより、上記蓋体を内容物収容凹部側に移動させるとともに、この蓋体の一部(例えば、天井部)で中蓋を内容物収容凹部側に押し込んで上記容器本体の上面(例えば、上記内容物収容凹部の上面開口部)に当接させ、上記ら合時の強い締付力により、中蓋で上記内容物収容凹部を気密状に蓋することができる。しかも、上記ら合時には、中蓋を上下方向および水平方向に少し移動させながら、傾斜姿勢にさせることなく、上記容器本体の上面に均等に密着させることができ、優れた気密性を有する。しかも、容器本体と中蓋とをヒンジ連結する連結部分に、従来例のようなヒンジ位置可動機構を設ける必要がないため、上記連結部分のがたつきをなくすことができ、上記連結部分が長期間にわたって損傷等することがない。しかも、上記中蓋保持部材の貫通穴に中蓋を上下方向および水平方向に移動自在に遊嵌しているため、上下方向の寸法誤差だけでなく、水平方向の寸法誤差をも吸収することができる。
【0009】
また、上記中蓋の底面に気密用弾性板が貼着され、この気密用弾性板を介して中蓋で上記内容物収容凹部を蓋するようにしていると、上記中蓋と気密用弾性板との密着性および上記容器本体の上面と気密用弾性板との密着性がよくなり、非常に気密性に優れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
【0011】
図1および図2は本発明の気密容器の一実施の形態を示している。この実施の形態では、気密容器として、化粧料収容容器が用いられている。これらの図において、1は合成樹脂製の容器本体で、2は上記容器本体1の上面全体を蓋する合成樹脂製の蓋体で、3は円盤状に形成されたパフで、4は合成樹脂製の中蓋で、5は上記容器本体1に回動自在に連結される合成樹脂製の中蓋ホルダー(中蓋保持部材)(図3参照)である。
【0012】
上記容器本体1は、図4に示すように、略有天円筒状に形成されており、その天井壁の上面に、化粧料6が収容された断面形状円形の化粧料収容凹部(内容物収容凹部)1aが形成されている。この化粧料収容凹部1aの外周部は円環状に突出形成されており、この円環状突出部分11の上面に、閉蓋状態で、後述するシート状パッキン(気密用弾性板)7の下面に押圧状に当接して上記化粧料収容凹部1aを気密状態に保持する円環状凸部11aが突設されている。また、上記容器本体1は、その略円筒状の周側壁が、小径の上側円筒壁部12と大径の下側円筒壁部13とで構成されており、上記上側円筒壁部12の外周面に、後述する蓋体2のねじ部2aにら合するねじ部1bが形成されている。また、上記周側壁には、その後端部分の外周部に、後述する中蓋ホルダー4の連結部23が配設される1条の縦溝部14が、上下方向に上記周側壁の上下全幅にたわって延びるようにして形成されている。また、上記下側円筒壁部13には、上記縦溝部14の左右両側部分に、相対向する左右一対の貫通穴15が穿設されており、これら両貫通穴15に、上記容器本体1に中蓋ホルダー5を回動自在に連結するための連結ピン8(図1参照)が挿通されている。
【0013】
上記蓋体2は、図5に示すように、有天円筒状に形成されており、その天井壁の下面には、閉蓋状態でパフ3(図1参照)を収容しうる大きさに形成された円筒状凹部16が形成されている。また、上記天井壁の下面には、上記円筒状凹部16の下端開口の外周縁部に沿って、円環状に形成された1条の押圧用凸部17が突設されており、閉蓋状態で、後述する上記中蓋4の蓋部19の外周部上面に当接して下方に押圧するようにしている。また、上記蓋体2の円筒状の周側壁には、その下部内周面に、上記容器本体1のねじ部1bにら合するねじ部2aが形成されている。
【0014】
上記中蓋4は、中蓋ホルダー5に保持されており(図6参照)、図7および図8に示すように、上面にパフ載置用凹部4aが形成されこのパフ載置用凹部4aにパフ3(図1参照)が載置された蓋部19と、この蓋部19の外周部底面から垂下する円筒壁部20とからなっている。この円筒壁部20には、その下端部外周面に、後述する中蓋ホルダー5の円筒状枠部22の内周部に係合する円環状の係合凸部20aが突設されており、上記蓋部19の底面には、上記円筒壁部20の内側部分に、円盤状に形成されたゴム製のシート状パッキン7(図9参照)が接着剤等で貼着されている。この実施の形態では、上記円筒壁部20に対応する上記蓋部19の外周部上面の部分を上記蓋体2の押圧用凸部17で押圧している。
【0015】
また、中蓋ホルダー5は、図10および図11に示すように、円筒状枠部22と、この円筒状枠部22の後端部から垂下する連結部23とからなり、この連結部23が上記容器本体1の縦溝部14に配設されている。また、上記円筒状枠部22は、円筒状周側壁部22aの上部内周面から内側に円環状鍔部22b(この円環状鍔部22bの内部空間が貫通穴22cに形成されている)を突設したもので構成されており、この円環状鍔部22bの内周部に上記中蓋4の円筒壁部20の外周部が上下方向および水平方向の双方に移動自在に遊嵌している。すなわち、上記円環状鍔部22bの内径が円筒壁部20の外径よりやや大きく設定されているとともに、上記円環状鍔部22bの高さが円筒壁部20の外周面のうち、係合凸部20aの上面と蓋部19の下面間の高さよりやや低く形成されており、この状態で中蓋ホルダー5に中蓋4が係合している。
【0016】
また、上記連結部23には、その下端部にヒンジ連結部24が突設されており、上記容器本体1の両貫通穴15に対応する上記ヒンジ連結部24の部分に、上記連結ピン8を挿通する貫通穴24aが穿設されている。また、上記ヒンジ連結部24には、上記貫通穴24aの下端面から下方に延びてヒンジ連結部24の下端面に開口する切欠き部24b(図3および図11では、図示せず)が形成されている。
【0017】
上記の構成において、閉蓋時に、中蓋ホルダー5を内側に回動させ、中蓋ホルダー5の連結部23を容器本体1の縦溝部14に当接させると、上記中蓋ホルダー5の円筒状枠部22が容器本体1の化粧料収容凹部1aの上側に位置決めされる。その状態で、容器本体1と蓋体2とをら合させると、このら合により蓋体2が容器本体1側に移動し、蓋体2の押圧用凸部17が中蓋4の蓋部19の外周部上面に押圧状に当接して蓋部19を容器本体1側に押し込み、蓋部19の底面に貼着したシート状パッキン7が容器本体1の円環状凸部11aに押圧状に当接し、化粧料収容凹部1aを気密状に蓋する。このとき、中蓋ホルダー5の円筒状枠部22に中蓋4が上下方向および水平方向に移動自在に遊嵌しているため、この中蓋4が上下方向および水平方向に均等に押さえられ、傾斜姿勢になることがない。
【0018】
このように、上記実施の形態では、容器本体1と蓋体2とのら合時の強い締付力で、容器本体1の化粧料収容凹部1aを気密状に蓋することができ、優れた気密性を有する。しかも、中蓋ホルダー5の円筒状枠部22に中蓋4が上下方向および水平方向に移動自在に遊嵌しているため、中蓋4が傾斜姿勢になることがないうえ、上下方向の寸法誤差だけでなく、水平方向の寸法誤差をも吸収することができる。しかも、容器本体1の両貫通穴15に挿通した連結ピン8に蓋体2のヒンジ連結部24を回動自在に連結しているだけであって、がたつき等がないため、上記両貫通穴15,連結ピン8,ヒンジ連結部24が長期間にわたって損傷等することがない。
【0019】
図12は本発明の気密容器の他の実施の形態を示している。この実施の形態では、閉蓋状態で、上記中蓋4の円筒壁部20に対応する上記中蓋4の蓋部19の外周部上面の部分より内側の部分を上記蓋体2の押圧用凸部17aで押圧している。それ以外の部分は上記実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この実施の形態でも、上記実施の形態と同様と同様の作用・効果を奏する。しかも、上記中蓋4の蓋部19が撓み、上記中蓋4の円筒壁部20に対応する上記中蓋4の蓋部19の外周部上面の部分を上記蓋体2の押圧用凸部17aで押圧するよりも、気密生が向上する。
【0020】
なお、上記実施の形態では、気密容器として、化粧料収容容器を用いているが、これに限定するものではなく、各種の気密容器を用いることができる。また、上記実施の形態では、中蓋4の底面にシート状パッキン7を貼着しているが、貼着しなくてもよい。また、上記実施の形態では、シート状パッキン7の材料として、ゴム材料を用いているが、ゴム材料以外の弾性材料(例えば、気密性,弾性を有する樹脂材料,エラストマー)等を用いてもよい。また、上記実施の形態において、閉蓋状態で、上記中蓋4の円筒壁部20に対応する上記中蓋4の蓋部19の外周部上面の部分より外側の部分を上記蓋体2の押圧用凸部17aで押圧してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の気密容器の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】上記気密容器の分解斜視図である。
【図3】容器本体と中蓋ホルダーの説明図である。
【図4】上記容器本体の断面図である。
【図5】蓋体の断面図である。
【図6】中蓋ホルダーに中蓋を載置した状態を示す断面図である。
【図7】上記中蓋の断面図である。
【図8】上記中蓋の斜視図である。
【図9】シート状パッキンの斜視図である。
【図10】上記中蓋ホルダーの断面図である。
【図11】上記中蓋ホルダーの斜視図である。
【図12】本発明の気密容器の他の実施の形態を示す断面図である。
【図13】従来例を示す断面図である。
【図14】従来例の要部の断面図である。
【符号の説明】
【0022】
1 容器本体
1a 化粧料収容凹部
1b ねじ部
2 蓋体
2a ねじ部
4 中蓋
5 中蓋ホルダー
22c 貫通穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面に内容物収容凹部が形成された容器本体と、上記容器本体の全体を蓋する蓋体と、閉蓋状態で上記内容物収容凹部のみを気密状に蓋しうる中蓋とを備え、上記容器本体にねじ部を形成するとともに、上記ねじ部に対応する上記蓋体の部分に、上記ねじ部にら合するねじ部を形成した気密容器であって、それ自体に貫通穴が穿設されこの貫通穴に上記中蓋が上下方向および水平方向に移動自在に遊嵌された中蓋保持部材を、上記容器本体に回動自在に連結し、閉蓋の際には、上記中蓋保持部材の貫通穴を上記内容物収容凹部の上側に位置決めした状態で容器本体と蓋体とをら合させ、このら合により上記蓋体で中蓋を内容物収容凹部側に押し込んで上記中蓋で内容物収容凹部のみを気密状に蓋するように構成したことを特徴とする気密容器。
【請求項2】
上記中蓋の底面に気密用弾性板が貼着され、この気密用弾性板を介して中蓋で上記内容物収容凹部を蓋するようにした請求項1記載の気密容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2006−174867(P2006−174867A)
【公開日】平成18年7月6日(2006.7.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−368185(P2004−368185)
【出願日】平成16年12月20日(2004.12.20)
【出願人】(000158781)紀伊産業株式会社 (327)