説明

気管接続チューブとその製造方法

気管接続チューブは、その機械側端部近傍に裏返したカフを取り付けることにより作られる。したがって、カフの鋳造により生じた鋳張り線が視界から隠される。カフの鋳張り線から分離する材料はカフ内に閉じ込められ、患者内に入り込む(fall into)ことはない。裏返したカフの滑らかな表面は、カフ上における分泌物蓄積を防ぎ、気管接続チューブの清掃を容易にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、気管接続チューブに関し、特に裏返したカフを備える気管切開チューブに関する。
【背景技術】
【0002】
カフ付使用の気管接続チューブ、例えば気管切開チューブ、特にシリコーン製の気管切開チューブの製造において、チューブに取り付けられるシリコーン製カフは、鋳型が上方カバーと下方ベースとからなる通常の射出成形により作られる。その結果、鋳型の上部と鋳型の下部が接触する場所にカフの全長に沿って鋳張り線又は見切り線が形成される。この鋳張り線は、鋳型の上部と下部が接触する場所から染み出た余分なシリコーンにより生じる。製造処理の一部としてカフにおける鋳張り線を除去することはなされてはきたが、それにもかかわらず見苦しい鋳張り線は患者から容易に見えるのであり、しかも気管接続チューブの患者への挿入時には、患者にとって感じられる可能性や引っかかる可能性もある。起こるかもしれない他の問題は、気管接続チューブが患者に入れられている間に、鋳張り線を形成する余分な材料又は鋳張りが剥がれる(fall off)ことである。
【発明の概要】
【0003】
患者が受ける不快を最小にし、かつ滑らかな外観を得るために、本発明におけるカフ付使用の気管接続チューブは、カフの滑らかな内面を外側に露出させるように、逆さま又は、裏返しにされたカフを備えて構成され、一方、鋳張り線を有するカフの当初の外面が、カフ端部のカラーにおいて、気管接続チューブの管状シャフトの末端部に取り付けられる。カフを裏返すことにより、カフの当初の外面に形成された鋳張り線は視界から隠れ、そして気管接続チューブの患者への挿入時に患者を不快にすることがない。その上、鋳張り線におけるカフから分離した余分な材料又は鋳張りは、カフ内に閉じ込められ、それによって患者内に入り込む(fall into)ことがない。なお、完全に滑らかなカフ外面を形成することにより、膨張時にカフと患者の気管との間で良好な封止が得られる。また、滑らかなカフ外面は、カフ上における分泌物蓄積を防ぐ。また、滑らかなカフ外面は、気管接続チューブの清掃を楽に又は容易にする。
【0004】
それゆえ、本発明は気管接続チューブに関する。この気管接続チューブは、管状シャフトと、カフとを含む。カフはそのそれぞれの端にカラーを備えていて、またカフは当初の内面でありその後裏返された面を有していて、2つのカラーにおけるカフの当初の外面でありその後裏返された面が互いに離れた位置において管状シャフトの患者側端部近傍に取り付けられている。ルーメンは、前記管状シャフトの少なくとも一部に沿って一体的に形成されていて、そしてルーメンはカフの内部に位置する患者側端部を有していて、ルーメンの機械側端部からカフ内に空気または液体などの流体を注入することができ、これによりカフを膨らますことができる。
【0005】
本発明は、気管切開チューブに関する。この気管切開チューブは、シリコーン製管状シャフトと、フランジと、シリコーン製カフとを含む。シリコーン製管状シャフトは患者側端部と、膨張ルーメンが取り付けられている機械側端部とを有していて、フランジはシリコーン製管状シャフトの機械側端部においてシリコーン製管状シャフトの一部として一体形成していて、シリコーン製カフは、そのそれぞれの端にカラーを備えていて、当初の内面でありその後裏返された面を有し、2つのカラーにおける当初の外面でありその後裏返された面が互いに離れた位置においてシリコーン製管状シャフトの患者側端部近傍に取り付けられていて、当初の内面でありその後裏返された面が外部に露出している。それから、膨張ルーメンの一部が、実質的にシリコーン製管状シャフトの全長に沿って一体的に形成し、そして膨張ルーメンはシリコーン製カフの内部に位置する患者側端部を有していて、シリコーン製カフ内に流体を注入することができ、これによりシリコーン製カフを膨らますことができる。
【0006】
さらに、本発明は気管接続チューブの製造方法に関する。この製造方法は、管状シャフトを鋳造する工程と、それぞれの端にカラーを備えるカフを鋳造する工程と、カフの当初の内面を外部に露出させ、そしてカフの当初の外面をカフの内面になるように、カフを裏返す工程と、2つのカラーにおけるカフの当初の外面でありその後裏返された面を互いに離れた位置において管状シャフトの患者側端部近傍に取り付ける工程と、管状シャフトの少なくとも一部に沿ってルーメンを一体的に形成し、ルーメンはカフの内部に位置する患者側端部を有するように形成する工程を含み、ルーメンの機械側端部に流体を注入すると、カフが膨らまされる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
添付の図面と連係した本発明の以下の説明により、本発明が明らかとなり、また本発明が最も良く理解される。
【0008】
【図1】図1は、カフが鋳型から取り出された状態にある気管接続チューブ用のカフの側面図である。
【0009】
【図2】図2は、カフの内面を示す図1のカフの断面図である。
【0010】
【図3】図3は、図1及び図2に示されるカフが裏返されていて、その当初の内面が外部に露出している透視図である。
【0011】
【図4】図4は、気管接続チューブ、例えば本発明の気管切開チューブの側面図である。
【0012】
【図5】図5は、図4の気管切開チューブの上面図である。
【0013】
【図6】図6は、本発明のカフを複数作るために使用されるコアを備えた鋳型の下半部の上面図である。
【0014】
【図7】図7は、鋳型上半部に相対する図6の鋳型下半部の側面図である。
【0015】
【図8】図8は、図6の鋳型下半部の透視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1を参照すると、そこには射出成形によって作られたカフ4が示されている。カフは、シリコーンゴム又はPVCなどの他の材料から形成されていて、そして、膨らますことができる中央部6と、その端に位置するカラー8a及び8bを有する。カラー8a及び8bは、主胴部6から移行部10a及び10bを介して延びている。鋳型から取り出される際に、一般に、鋳型の上部と下部が接触する接続点又は面においてカフに付着する余分な材料や鋳張りにより、カフ4の外面における対抗側部に縦に沿って鋳張り線が形成されることについては、図6〜図8を参照しながら後述する。鋳造によりシリコーンからカフが形成される本実施例では、余分な材料はシリコーンである。
【0017】
この余分な材料、すなわち鋳張りの除去を試みた。シリコーン製のカフの場合、その薄い層や柔らかい生地のために、裂けたり又は穴ができたりするほどではないが、除去することはできなかった鋳張り線12の少なくとも一部がカフに残る。図1のカフ4の裏面にあり、鋳張り線12とは反対側の鋳張り線は、図2のカフ4の断面図において破線12′で示されている。図1において、カフ4の外側又は外面には、参照符号13が付されている。
【0018】
図2を参照すると、そこにはカフ4の断面図2−2が示されている。前述のように、読者から見て遠い側のカフ4の外面にある鋳張り線には、参照符号12′が付されている。さらに図示の如く、カフ4の内部面又は内側面14は滑らかであって、鋳造による欠陥がそこに残ることはない。
【0019】
図3は、逆さま又は裏返しになった図1に示されるカフの透視図であり、その当初の内面14は外部に露出し、一方、その当初の外面13はカフの内面になっている。説明を容易にするために、図3に示されるカフには、参照符号4′を付す。他のすべての参照符号は、図1のものと同一である。図示の如く、鋳張り線12と12′は、カフ4′の内面にあり、カフ4′の外面14は完全に滑らかである。
【0020】
図4は、例としての気管接続チューブ、例えば気管切開チューブ16を示す。気管切開チューブ16は、機械側端部18と患者側端部20を有する長く伸びた管状シャフト17により形成されている。シャフト17は、まっすぐな管でもよいし、あるいはその一部に沿って曲がっていてもよい。カフ4′は、その接着バンド又はカラー8a及び8bにより、患者側端部20近傍の互いに離れた位置において患者側端部20の近傍に取り付けられている。本発明の気管切開チューブは、好ましくはシリコーンからできていて、好ましい実施態様では、図5に最も良く示されるように、フランジ22を有し、このフランジ22により気管切開チューブ16が患者に取り付けられるようになっている単一の一体ユニットとして射出成形により作られる。本実施例の気管切開チューブ16において、裏返されたカフ4′はきつくシャフト17に嵌合していて、膨らまされていない非動作状態のときに、カフはシャフトの近傍に存在する。この構成により、気管切開チューブが患者に挿入される際のカフへの障害を最小にできる。
【0021】
フランジ22近傍の機械側端部18において、気管切開チューブ16にルーメン又は管24が取り付けられている。ルーメン又は管24は、実質的に気管切開チューブのシャフト17の全長に沿う経路24′に沿ってシャフト17と一体化されている。ルーメン又は管24が有する患者側端部26は、カフ4′の主部6内に位置する。シリンジ又は他の注入手段を機械側端部28に接続することにより、無菌水や他の液体や空気などの流体を、ルーメン24を介してカフ4′の中に供給し、カフ4′を膨らましてもよい。
【0022】
図6及び図8を参照すると、そこには本発明のカフを作るための鋳型の下部が示されている。図示されるように、下方鋳型30は、ベリリウムと銅の合金などの合金、アルミニウム、又は硬化鋼鉄により形成されている。図示の鋳型30は、ベッド32を備えている。ベッド32上に、中央鋳型コア34が配置されている。複数のカフ形状枝コア36が、中央鋳型コア34に取り付けられている。カフ形状枝コア36に形成されたシリコーンゴムカフを抜き出すために、中央鋳型コア34はベッド32から取り外せるようになっている。さらに図示されるように、コア34の中央に溝34′が形成されている。また、鋳型30のベッド32に複数の溝又はランナー38が形成されている。図7の上方鋳型30′に設けられた湯口(sprue)又は注入口40から鋳型の中にシリコーン材が液体樹脂として注入される。ランナー38は、このシリコーン材がカフ形状枝コア36に流れることを可能にし、それによって複数のカフが形成されることを可能にする。上記の注入工程は、上方鋳型30′を下方鋳型30の上にかぶせ、そして下方鋳型30に固定した後で、行われる。上方鋳型30′は、案内ピン44により、下方鋳型30の上へと案内される。
【0023】
上方鋳型30′における湯口40を介してシリコーン液体樹脂が鋳型内に注入されると、シリコーン液体樹脂はまず始めにコア34における溝34′に沿って流れ、そしてランナー38に沿って流れ、複数のカフ形状枝コア36を取り囲む。硬化工程後、上方鋳型30′を下方鋳型30から引き上げて離し、そして中央コア34を下方鋳型30から取り外す。かくして、枝コア36に形成されたカフを取り外すことができる。鋳型全体が上部と下部からできているので、上方鋳型30′が下方鋳型30の上にかぶさった状態にある注入工程と硬化工程時に、上方鋳型30′の下面が下方鋳型30の上面に接触する平面において各カフの各側部に見切り線が形成されることに留意すべきである。これらの見切り線は、図1〜図3に示される前述の鋳張り線12と12′になる。枝コア36に形成されたそれぞれのカフ4における見切り線又は鋳張り線は、平面42に沿って図7に最も良く示されている。
【0024】
カフ形状枝コア36から引き抜いたカフを裏返すことにより、滑らかな内面14が外部に露出する。接着剤、例えば液体シリコーンRTV(常温硬化タイプ)により互いに離れた位置においてカフ4′をシャフト17に接着することで、本発明以前において患者を不快にする原因となり、かつ気管切開チューブの外観を損なっていた鋳張り線を視界から隠すことができる。さらに、鋳張り線から分離した鋳張り、又は余分なシリコーン材を、カフ4′の中に、具体的にはカフ4′によって覆われたシャフト17の外面とカフ4′の内面とにより画定された空間の中に閉じ込めることができる。その上、滑らかなカフ表面は、カフ上における分泌物蓄積を防ぎ、患者から外した気管切開チューブの清掃を容易にする。さらに、シャフトにきつく嵌合する構成(the TTS configuration)のため、カフ4′の内面における鋳張り線が、カフ4′の内面13とシャフト17の外面との間に空気通路を形成するように作用し、この空気通路によりカフ4′の膨張が助長される。換言すると、カフはほぼ、シャフトにきつく嵌合する型(TTS type)の気管切開チューブ又は気管接続チューブ用のシャフトに対する平行スリーブであるので、カフを裏返してない状態では、カフの滑らかな内面が、シャフトの外周面に接触し張り付いて、カフの膨張が困難になる。
【0025】
鋳張り線を除く外面的特徴部が意図的にカフ上に鋳造形成されていて、カフを裏返した状態で、カフ表面上のこれら外面的特徴部は、シャフトの外周面に向き、カフがシャフトの外周面に張り付いてしまうのを防ぐ働きをする。さらに、これら外面的特徴部は、カフのカラーに形成される、もしくはカラーの近傍に形成される周方向リブを含んでいてもよい。鋳造されたカフを裏返したときに、これらリブ(シャフトの対抗壁面に形成される対応リブ又は他の特徴部から独立して、もしくはそれらと組み合わせて)が対接着剤ダムを形成する。これらダムは、カフのカラーがシャフトの壁に接着される場所からカフの膨らますべき部分へと染み出る接着剤又は溶剤の流れを制限する。
【0026】
シリコーン製カフと気管切開チューブや気管接続チューブを参照しながら本発明を開示したが、本発明は、カフ付使用の気管切開チューブ又はカフ付使用の気管接続チューブとカフ、あるいは他の医療チューブと鋳張り線や見切り線を生じる材料からなるカフに適用できる。さらに、本発明のカフを、射出成形ではなく、例えばブロー成形を含む他の鋳造方法により、作ってもよい。なお、カフを裏返すことは、鋳造カフからのコアピンの容易な取り外しにつながる滑らかなコア中央又はコアピンを考慮してのことである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
管状シャフトと、カフと、ルーメンとを含む気管接続チューブであって、前記カフはそのそれぞれの端にカラーを備えていて、また前記カフは当初内面でありその後裏返された面を有していて、2つの前記カラーにおける前記カフの当初外面でありその後裏返された面が互いに離れた位置において前記管状シャフトの患者側端部近傍に取り付けられていて、ルーメンは前記管状シャフトの少なくとも一部に沿って一体的に形成されていて、そして前記ルーメンは前記カフの内部に位置する患者側端部を有していて、前記ルーメンの機械側端部から前記カフ内に流体を注入することができ、これにより前記カフを膨らますことができる気管接続チューブ。
【請求項2】
前記カフが射出成形によりシリコーンから形成されている請求項1に記載の気管接続チューブ。
【請求項3】
前記管状シャフトがシリコーンから形成されている請求項1に記載の気管接続チューブ。
【請求項4】
さらに、フランジを含み、このフランジが前記管状シャフトと一体形成されており、前記膨張ルーメンが前記管状シャフトに沿って一体的に形成されている請求項1に記載の気管接続チューブ。
【請求項5】
前記カフの当初の外面には前記カフの鋳造により生じた鋳張り線の少なくとも一部が形成されていて、前記カラーにおける互いに異なる位置で前記カフの当初の外面を前記管状シャフトに取り付けることにより、前記鋳張り線から分離する材料を前記カフ内に閉じ込める請求項1に記載の気管接続チューブ。
【請求項6】
前記流体が空気又は液体である請求項1に記載の気管接続チューブ。
【請求項7】
シリコーン製管状シャフトと、フランジと、膨張ルーメンと、シリコーン製カフとを含む気管切開チューブであって、
前記管状シャフトは患者側端部と、前記膨張ルーメンが前記シリコーン製管状シャフトに取り付けられている機械側端部とを有していて、前記フランジは、前記シリコーン製管状シャフトの前記機械側端部において前記シリコーン製管状シャフトの一部として一体形成していて、前記シリコーン製カフは、そのそれぞれの端にカラーを備えていて、また前記シリコーン製カフは当初の内面でありその後裏返された面を有していて、2つの前記カラーにおける前記シリコーン製カフの当初の外面でありその後裏返された面が互いに離れた位置において前記シリコーン製管状シャフトの患者側端部近傍に取り付けられていて、前記シリコーン製カフの当初の内面でありその後裏返された面が外部に露出しており、前記膨張ルーメンの一部が、実質的に前記シリコーン製管状シャフトの全長に沿って一体的に形成されていて、そして前記膨張ルーメンは前記シリコーン製カフの内部に位置する患者側端部を有していて、前記シリコーン製カフ内に流体を注入することができ、これにより前記シリコーン製カフを膨らますことができる気管切開チューブ。
【請求項8】
前記シリコーン製カフが射出成形により作られている請求項7に記載の気管切開チューブ。
【請求項9】
前記シリコーン製カフの当初の外面にはカフの鋳造により生じた鋳張り線の少なくとも一部が形成されていて、前記カラーにおける互いに異なる位置で前記シリコーン製カフの当初の外面を前記管状シャフトに取り付けることにより、前記鋳張り線から分離する材料を前記シリコーン製カフ内に閉じ込める請求項7に記載の気管切開チューブ。
【請求項10】
管状シャフトを鋳造する工程と、それぞれの端にカラーを備えるカフを鋳造する工程と、前記カフの当初の内面を外部に露出させ、そして前記カフの当初の外面を前記カフの内面になるように、前記カフを裏返す工程と、2つの前記カラーにおける前記カフの当初の外面であり、その後裏返された面を互いに離れた位置において前記管状シャフトの患者側端部近傍に取り付ける工程と、前記管状シャフトの少なくとも一部に沿ってルーメンを一体的に形成し、前記ルーメンは前記カフの内部に位置する患者側端部を有するように形成する工程を含み、前記ルーメンの機械側端部に流体を注入すると、前記カフが膨らまされる気管接続チューブの製造方法。
【請求項11】
前記カフを射出成形によりシリコーンから形成する請求項10に記載の製造方法。
【請求項12】
前記管状シャフトを射出成形によりシリコーンから形成する請求項10に記載の製造方法。
【請求項13】
常温硬化タイプの液体シリコーン接着剤により、前記カラーにおける前記カフの当初の外面を前記管状シャフトに接着することで前記カフを前記管状シャフトに取り付け、そして前記カフの当初の外面に形成された鋳張り線から分離する材料を接着された前記カフ内に閉じ込める請求項10に記載の製造方法。
【請求項14】
前記管状シャフトの機械側端部近傍にフランジを一体的に鋳造して、前記管状シャフトとこのフランジとを一体構成とする工程をさらに含む請求項10に記載の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2011−516203(P2011−516203A)
【公表日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−503978(P2011−503978)
【出願日】平成21年4月7日(2009.4.7)
【国際出願番号】PCT/US2009/002159
【国際公開番号】WO2009/126248
【国際公開日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【出願人】(501038551)スミスズ グループ ピーエルシー (26)
【氏名又は名称原語表記】SMITHS GROUP PLC