説明

汎用の電磁カウンタリングシステム及び方法

【課題】有害な電磁波を照射する少なくとも1つの波源に対して、有害波に抗するためのカウンタ電磁波を放出するカウンタユニットを提供する。
【解決手段】電磁カウンタリングシステムの汎用のカウンタユニット40、及びそのカウンタユニット40により、例えば、そのカウンタユニット40の構成と波源の構成をマッチング、有害波の形状とかかるカウンタ波の形状をマッチング等を行うことにより、有害波の照射を最小化する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
有害な電磁波の少なくとも一部がターゲット空間の方向に伝播することを抑制することにより、照射された前記有害な電磁波を抗することができるようにするシステムであって、
前記ターゲット空間は前記システムと前記システムの使用者との間に規定され、
前記システムは、
少なくとも1つの基本ユニットを含むように構成された少なくとも1つの波源であって、前記基本ユニットは、前記基本ユニットによる前記有害な電磁波を照射すること及び前記基本ユニットを通じた前記有害な電磁波の伝播経路に影響を与えることの少なくとも1つの原因となる前記波源の部分のみに対応し、前記基本ユニットは、前記基本ユニット内に電流が流れる場合及び前記基本ユニットの両端に電圧が印加される場合の少なくとも1つの場合に前記有害な電磁波を照射するように構成される、前記少なくとも1つの波源と、
前記基本ユニットの構成と異なる構成を規定し、予め設定された配列で含まれ、前記有害な電磁波の波特性とマッチングする波特性を有するカウンタ電磁波であって、前記構成及び前記波特性により、前記有害な電磁波の前記一部を押して、前記ターゲット空間へ伝搬することを抑制するカウンタ電磁波を放出する方式で電流及び電圧の少なくとも1つの供給を受けるように構成された少なくとも1つのカウンタユニットと
を備える、電磁カウンタリングシステム。
【請求項2】
ターゲット空間で有害な電磁波の少なくとも一部を消去すること及び前記有害な電磁波の前記一部が前記ターゲット空間へ伝播することを抑制することの少なくとも1つにより、照射された前記有害な電磁波を抗することができるようにするシステムであって、
前記ターゲット空間は前記システムと前記システムの使用者との間に規定され、
前記システムは、
少なくとも1つの基本ユニットを含むように構成された少なくとも1つの波源であって、前記基本ユニットは、前記基本ユニットにより前記有害な電磁波を照射すること及び前記基本ユニットを通じた前記有害な電磁波の伝播経路に影響を与えることの少なくとも1つの原因となる前記波源の部分のみに対応し、前記基本ユニットは、前記基本ユニット内に第1の電流が流れる場合及び前記基本ユニットの両端に第1の電圧が印加される場合の少なくとも1つの場合に前記有害な電磁波を照射するように構成され、前記有害な電磁波は、前記基本ユニットの周辺に複数の波面を規定しつつ、伝播するように構成される、前記少なくとも1つの波源と、
前記波面の少なくとも1つの波面に沿って規定された配列で配置されている少なくとも1つのカウンタユニットであって、振幅、周波数及び位相角の少なくとも1つが前記第1の電流及び前記第1の電圧とそれぞれ異なる第2の電流及び第2の電圧の少なくとも1つの供給を、前記ターゲット空間で前記有害な電磁波の前記一部を消去すること及び前記有害な電磁波の前記一部が前記ターゲット空間へ伝搬することを抑制することの少なくとも1つを前記振幅、前記周波数及び前記位相角の少なくとも1つにより可能にするカウンタ電磁波を放出する方式で、受けるように構成された少なくとも1つのカウンタユニットと
を備える、電磁カウンタリングシステム。
【請求項3】
前記基本ユニットより前記ターゲット空間にさらに近接するように配置される場合、前記カウンタユニットが前記基本ユニットの長さより大きい長さに沿って延長するように構成され、前記基本ユニットより前記ターゲット空間からさらに離隔して配置される場合、前記カウンタユニットが前記基本ユニットの長さより小さい他の長さに沿って延長するように構成されるように、前記カウンタユニットは前記基本ユニット及び前記ターゲット空間の少なくとも1つから予め設定された距離に含まれる、請求項2に記載の電磁カウンタリングシステム。
【請求項4】
前記システムは複数の前記カウンタユニットを有するように構成され、
前記複数のカウンタユニットの少なくとも2つのカウンタユニットは、前記消去及び前記抑制の少なくとも1つのために前記配列で配置されるように構成される、請求項2に記載の電磁カウンタリングシステム。
【請求項5】
前記システムは複数の前記カウンタユニットを有するように構成され、
前記波面のそれぞれは曲率半径を規定するように構成され、前記カウンタユニットの少なくとも2つのカウンタユニットは、前記カウンタユニットの少なくとも2つのカウンタユニットが前記カウンタ電磁波の曲率半径を増加させるために同一の位相角を有するカウンタ電磁波を放出し、前記カウンタユニットの少なくとも2つのカウンタユニットが前記カウンタ電磁波の曲率半径を減少させるために少なくとも部分的に反対である位相角を有するカウンタ電磁波を放出する方式で、前記カウンタ電磁波の前記位相角を操作するように構成される、請求項2に記載の電磁カウンタリングシステム。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図1D】
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【図1E】
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【図1F】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図2D】
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【図2E】
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【図2F】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図3D】
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【図3E】
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【図3F】
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【図3G】
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【図3H】
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【図3I】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図4D】
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【図4E】
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【図4F】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図5D】
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【図5E】
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【図5F】
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【図5G】
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【図5H】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【図6D】
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【図6E】
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【図6F】
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【公開番号】特開2012−231151(P2012−231151A)
【公開日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−134251(P2012−134251)
【出願日】平成24年6月13日(2012.6.13)
【分割の表示】特願2009−511951(P2009−511951)の分割
【原出願日】平成19年5月25日(2007.5.25)
【出願人】(508348462)
【Fターム(参考)】