洗浄シャワーパイプ付ホースリール
【目的】 ホースリールに三方コネクターと洗浄パイプを取り付ける事により、ホース巻き取り時、汚れたホースを洗浄できるホースリールを提供する。
【構成】 ホースリール本体の蛇口側回転継ぎ手に、水の流れる方向を切り替え可能な三方コネクターの第１バルブを接続し、第２バルブを、水平下方部に散水穴を複数個有した洗浄パイプに接続したことを特徴とする。
【構成】 ホースリール本体の蛇口側回転継ぎ手に、水の流れる方向を切り替え可能な三方コネクターの第１バルブを接続し、第２バルブを、水平下方部に散水穴を複数個有した洗浄パイプに接続したことを特徴とする。
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、散水前はホースを巻き出し、散水後はホースを巻き取るホースリールに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来のホースリールは、散水時の巻き出し、散水後の巻き取りだけを機能としていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
従来のホースリールには、次のような欠点があった。ホースリールからホースを巻き出して庭木に散水していると、そのホースに泥や芝生のゴミが付着してしまい、散水後ホースを巻き取ると、ホースリール全体が大変汚く見えてしまう。
一々、ホースを洗いながら巻き取っていたのでは、時間と労力のムダであり、本考案は、ホースの巻き取りと同時にホースに付着した泥や芝生のゴミを洗い落とすことで、この欠点を解決しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、ホースリール本体の蛇口側回転継ぎ手に、水の流れる方向を切り替え可能な三方コネクターの第１バルブを接続し、第２バルブに水平下方部に散水穴を複数個有した洗浄パイプを接続する。洗浄パイプは、回転ドラムをまたぐかたちでホースリール本体両脚部に橋渡しして固定される。
【０００５】
【作用】
通常、水道蛇口から流れてきた水は、三方コネクター、蛇口側回転継ぎ手、ホース連結管、ホースを経由してシャワーノズル等の出口から放水される。三方コネクターの切り替えにより水は、三方コネクター、蛇口側回転継ぎ手、洗浄パイプ連結管を経由して洗浄パイプに流れ込み、散水穴より回転ドラム上のホースに向けて放射される。
【０００６】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。
（イ） ホースリール本体（１０）の蛇口側回転継ぎ手（１１）に、水の流れる方向を切り替え可能な三方コネクター（２０）の第１バルブ（２１）を接続する。
（ロ） 蛇口側回転継ぎ手（１１）は、回転ドラム（４０）の中のホース連結管（７０）を経由してホース（８０）、さらにシャワーノズル（８５）等の出口へとつながっている。
（ハ） 三方コネクター（２０）の第２バルブ（２２）は、水平下方部に散水穴（３１）を複数個有した洗浄パイプ（３０）に洗浄パイプ連結管（６０）を経由して接続されている。散水穴（３１）は、回転ドラム（４０）の幅分設けられており、回転ドラム（４０）に巻き込んだホース（８０）上にシャワー状の水を直下的に放射できる。
（ニ） 洗浄パイプ（３０）は、回転ドラム（４０）と水平かつ、上部に距離をおき、ホースリール本体（１０）脚部（５１、５２）に取り付け金具（９１、９２）にて取り付けられている。なお洗浄パイプ（３０）の取り付け方は、本案の給水動作が実行されれば、いかなる構造でも良い。
以上が、本考案の実施例である。
【０００７】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。シャワーノズルから放水されていた水道水は散水後、三方コネクターを操作することにより、水道蛇口からの強い水圧によって、洗浄パイプの散水穴から、勢いよく放射される構造になっているので、巻き取りと同時に汚れたホースを綺麗に洗い流すことができる。さらに、自動的にホースを洗い流しながら巻き取れるため、巻き取る手と逆の手は、ホースを綺麗に巻くことに専念できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 ホースリールの正面図
【図２】 ホースリールの斜視図
【符号の説明】
１０ ホースリール本体
１１ 蛇口側回転継ぎ手
２０ 三方コネクター
２１ 第１バルブ
２２ 第２バルブ
３０ 洗浄パイプ
３１ 散水穴
４０ 回転ドラム
５１、５２ 脚部
６０ 洗浄パイプ連結管
７０ ホース連結管
８０ ホース
８５ シャワーノズル
９１、９２ 取り付け金具
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、散水前はホースを巻き出し、散水後はホースを巻き取るホースリールに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来のホースリールは、散水時の巻き出し、散水後の巻き取りだけを機能としていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
従来のホースリールには、次のような欠点があった。ホースリールからホースを巻き出して庭木に散水していると、そのホースに泥や芝生のゴミが付着してしまい、散水後ホースを巻き取ると、ホースリール全体が大変汚く見えてしまう。
一々、ホースを洗いながら巻き取っていたのでは、時間と労力のムダであり、本考案は、ホースの巻き取りと同時にホースに付着した泥や芝生のゴミを洗い落とすことで、この欠点を解決しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、ホースリール本体の蛇口側回転継ぎ手に、水の流れる方向を切り替え可能な三方コネクターの第１バルブを接続し、第２バルブに水平下方部に散水穴を複数個有した洗浄パイプを接続する。洗浄パイプは、回転ドラムをまたぐかたちでホースリール本体両脚部に橋渡しして固定される。
【０００５】
【作用】
通常、水道蛇口から流れてきた水は、三方コネクター、蛇口側回転継ぎ手、ホース連結管、ホースを経由してシャワーノズル等の出口から放水される。三方コネクターの切り替えにより水は、三方コネクター、蛇口側回転継ぎ手、洗浄パイプ連結管を経由して洗浄パイプに流れ込み、散水穴より回転ドラム上のホースに向けて放射される。
【０００６】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。
（イ） ホースリール本体（１０）の蛇口側回転継ぎ手（１１）に、水の流れる方向を切り替え可能な三方コネクター（２０）の第１バルブ（２１）を接続する。
（ロ） 蛇口側回転継ぎ手（１１）は、回転ドラム（４０）の中のホース連結管（７０）を経由してホース（８０）、さらにシャワーノズル（８５）等の出口へとつながっている。
（ハ） 三方コネクター（２０）の第２バルブ（２２）は、水平下方部に散水穴（３１）を複数個有した洗浄パイプ（３０）に洗浄パイプ連結管（６０）を経由して接続されている。散水穴（３１）は、回転ドラム（４０）の幅分設けられており、回転ドラム（４０）に巻き込んだホース（８０）上にシャワー状の水を直下的に放射できる。
（ニ） 洗浄パイプ（３０）は、回転ドラム（４０）と水平かつ、上部に距離をおき、ホースリール本体（１０）脚部（５１、５２）に取り付け金具（９１、９２）にて取り付けられている。なお洗浄パイプ（３０）の取り付け方は、本案の給水動作が実行されれば、いかなる構造でも良い。
以上が、本考案の実施例である。
【０００７】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。シャワーノズルから放水されていた水道水は散水後、三方コネクターを操作することにより、水道蛇口からの強い水圧によって、洗浄パイプの散水穴から、勢いよく放射される構造になっているので、巻き取りと同時に汚れたホースを綺麗に洗い流すことができる。さらに、自動的にホースを洗い流しながら巻き取れるため、巻き取る手と逆の手は、ホースを綺麗に巻くことに専念できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 ホースリールの正面図
【図２】 ホースリールの斜視図
【符号の説明】
１０ ホースリール本体
１１ 蛇口側回転継ぎ手
２０ 三方コネクター
２１ 第１バルブ
２２ 第２バルブ
３０ 洗浄パイプ
３１ 散水穴
４０ 回転ドラム
５１、５２ 脚部
６０ 洗浄パイプ連結管
７０ ホース連結管
８０ ホース
８５ シャワーノズル
９１、９２ 取り付け金具
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項１】 ホースリール本体（１０）の蛇口側回転継ぎ手（１１）に、水の流れる方向を切り替え可能な三方コネクター（２０）の第１バルブ（２１）を接続し、第２バルブ（２２）を、水平下方部に散水穴（３１）を複数個有した洗浄パイプ（３０）に接続したことを特徴とする洗浄シャワーパイプ付ホースリール。
【請求項１】 ホースリール本体（１０）の蛇口側回転継ぎ手（１１）に、水の流れる方向を切り替え可能な三方コネクター（２０）の第１バルブ（２１）を接続し、第２バルブ（２２）を、水平下方部に散水穴（３１）を複数個有した洗浄パイプ（３０）に接続したことを特徴とする洗浄シャワーパイプ付ホースリール。
【図 １】
【図 ２】
【図 ２】
【登録番号】第３０３４３８５号
【登録日】平成８年（１９９６）１１月２７日
【発行日】平成９年（１９９７）２月１８日
【考案の名称】洗浄シャワーパイプ付ホースリール
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願平８−７５５２
【出願日】平成８年（１９９６）６月２７日
【出願人】（５９６１１２６３１）
【登録日】平成８年（１９９６）１１月２７日
【発行日】平成９年（１９９７）２月１８日
【考案の名称】洗浄シャワーパイプ付ホースリール
【国際特許分類】
【出願番号】実願平８−７５５２
【出願日】平成８年（１９９６）６月２７日
【出願人】（５９６１１２６３１）
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