説明

浄水エレメントおよび浄水器

【課題】 高い殺菌作用を長期に維持する。
【解決手段】 浄水エレメントを多層で構成し、少なくとも最下流の層に、銀および少なくとも1つの銀化合物37、38を含み、かつ銀成分を含む層の浄水エレメント基材32、34には銀成分が多層に形成され、その最外層に硫化銀38を形成するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浄水エレメントおよびこれを用いた浄水器に関する。
【背景技術】
【0002】
家庭用あるいは小規模の営業用などに用いられる簡易な浄水器として、給水口から水道水を供給し、浄水器エレメントたとえば、活性炭やセラミックを通して排水口から浄化された水を排出させるものが用いられているが、浄水エレメントを軸方向に設けた場合は、容器の寸法が長くなるため、一般的には円筒状に形成した浄水エレメントを縦方向に設け、外周面から径方向に通水して内孔から排水させるようにしている(例えば、特許文献1である)。このような例を図4に示している。
【0003】
図4において、1はベース、2はベース1の中央に設けたエレメント支持枠、3はエレメント支持枠の中央に設けた排水孔、4は排水孔3に連通してベース1の一方側に開口する排水通路、5は排水口、6はベース1の他方側に開口させた給水口、7は浄水エレメント、8は浄水エレメントの内孔、9はカバー、10はカバーの上面に設けたエレメント保持枠、11はパッキン、12は締め付けねじである。なお、矢印は水の流れを示す。浄水エレメント7を、ベース1のエレメント支持枠2に載置してカバー9のエレメント保持枠10で保持させ、給水口6から水道水を浄水エレメント7の外周に送り込むと、浄水エレメント7を径方向に通って浄化された水が内孔8に流出し、排水孔3から排水通路4を経て排水口5に排出される。
【特許文献1】特開平5−104077号公報(第2−3頁 図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、このような従来の浄水器においては、浄水エレメント7の下方から供給された水の大部分が、管路抵抗の少ない排水孔3側の浄水エレメント7下部を通って内孔8に流れ、排水孔から離れて管路抵抗が大きくなる上部を通る水量が少なくなっている。このため、浄水エレメント7の下部の目詰まりが早く、上部の浄水能力があっても、浄水エレメントの交換が必要になり、寿命が短い欠点があった。なお、給水口6を上部に設けた場合や、排水口5を給水口とともに上部に設けた場合も、同様に浄水エレメントの排水孔側に大部分の水が通過する。また、エレメント支持枠2の周囲の部分Aは、給水の流れによって水が滞留しないが、浄水エレメント7の上部を支えるために、カバー9の上面に設けたエレメント保持枠10の周囲の部分Bには、この部分に入った水がエレメント支持枠10に接触して、浄水エレメント7に通水されずに滞留したり、水中の気泡がたまって空間をつくり、滞留水や滞留空気により菌発生の原因になっている。
本発明は上述の点にかんがみ、一定の銀を安定して長期間溶出させることで殺菌性を高めた機能をもつ浄水器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、入水口と出水口を有する浄水器内部に設けられる浄水エレメントにおいて、通水方向に層状に構成され、最下流の層に銀および少なくともひとつの銀化合物を含むことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、前記最下流の層を構成する基材には、銀および少なくともひとつの銀化合物が層状に形成されたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、前記最下流の層を構成する基材には、銀および少なくともひとつの銀化合物が層状に形成され、その最外層に硫化銀が形成されたことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、前記基材は、セラミックであることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、前記セラミックは、アルミナ系であることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、前記セラミックは、シリカ系であることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、前記セラミックは、セラミックボールであることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、前記基材は、活性炭であることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、層構造の浄水エレメントにおいて、水流の最下流に位置する層に銀および銀化合物を含む基材を備えたことを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、層構造の浄水エレメントにおいて、水流の最下流に位置する層に銀および銀化合物を添着させた基材を備えたことを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明は、前記銀化合物は、硫化銀であることを特徴とするものである。
請求項12に記載の発明は、前記銀化合物は、酸化銀であることを特徴とするものである。
請求項13に記載の発明は、前記基材は、セラミックであることを特徴とするものである。
請求項14に記載の発明は、前記セラミックは、アルミナ系であることを特徴とするものである。
請求項15に記載の発明は、前記セラミックは、シリカ系であることを特徴とするものである。
請求項16に記載の発明は、前記セラミックは、セラミックボールであり、その直径は1mmであることを特徴とするものである。
請求項17に記載の発明は、前記基材は、活性炭であることを特徴とするものである。
請求項18に記載の発明は、前記活性炭は、直径0.1mmであることを特徴とするものである。
請求項19に記載の発明は、前記基材には、銀および銀化合物が被覆されたことを特徴とするものである。
請求項20に記載の発明は、前記銀化合物が最外表面に被覆されたことを特徴とするものである。
請求項21に記載の発明は、前記最外表面に、酸化銀を含むことを特徴とするものである。
請求項22に記載の発明は、前記基材は、セラミックであることを特徴とするものである。
請求項23に記載の発明は、前記セラミックは、アルミナ系であることを特徴とするものである。
請求項24に記載の発明は、前記セラミックは、シリカ系であることを特徴とするものである。
請求項25に記載の発明は、前記セラミックは、セラミックボールであり、その直径は1mmであることを特徴とするものである。
請求項26に記載の発明は、前記基材は、活性炭であることを特徴とするものである。
請求項27に記載の発明は、前記活性炭は、直径0.1mmであることを特徴とするものである。
請求項28に記載の発明は、請求項1乃至27いずれかに記載の浄水エレメントを備えたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、最下流層の浄水エレメントに銀と銀化合物を添着させているので、浄水が最下層を通過する際に 銀を溶出して浄水器の下流側配管内部の滞留水及び蛇口まで殺菌性能を維持できるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
ベースとカバーで構成された浄水容器内に、円筒状の浄水エレメントを縦方向にそなえ、給水口から容器内に供給された水が、前記浄水エレメントの外周から径方向に通水して浄水エレメント内孔から容器の下方に設けた排水口に流出するようにした浄水器において、粒状活性炭あるいはセラミックなどを用いた円筒状の浄水エレメントの内孔内に、下端を排水孔に連通させた内筒を設けて、この内筒の外周面と浄水エレメントの内側面との間に排出水量に応じた流路の通水間隙を形成させ、内筒の上端に、内筒の内側と通水間隙とを連通させる通水孔を設けて、浄水エレメントを通って浄化された水が、通水間隙を上方に流れ、通水孔から内筒の内側に入って排出されるようにしてある。また、浄水エレメントの少なくとも給水口から離れて水の流動が少ない側の端部は、容器内に水が滞留しないよう浄水エレメントの外側と水との間を隔てる枠をなくすようにしており、このため、浄水エレメント端を容器の内側面に設けた凹孔に嵌合させて保持させて、全部の水が浄水エレメントの通水部に接触して内孔に通過するようにしている。なお、通水間隙の下端を浄水エレメントの内側面に向けて傾斜させた傾斜面に形成させ、水の流れを円滑にして通水間隙の下端部に水が滞留しないようにしている。
【実施例1】
【0008】
以下、本発明を図に示す実施例について説明する。図1において、1はベース、2はベース1の中央に設けたエレメント支持枠、3はエレメント支持枠の中央に設けた排水孔、4は排水孔3に連通してベース1の一方側に開口する排水通路、5は排水口、6はベース1の他方側に開口させた給水口、7は浄水エレメントで、多数の孔を設けた外板と内板の間に金網を介して粒状活性炭を充填して円筒状に形成してある。なお、浄水エレメントはセラミックで形成したものや、繊維状の濾過材を充填したものなど従来から使われているものを使用できる。
【0009】
8は前記浄水エレメントの内孔、9はカバー、11はパッキン、12は締め付けねじである。20は浄水エレメント7の内孔8内に設けた内筒で、下端を前記排水孔3に連通させており、ベース1の排水孔3に連通させて着脱できるように差し込み、あるいは一体に固定して形成される。21は前記内筒20の上端に設けた通水孔、22は内筒20の外周面と浄水エレメント7の内側面との間に形成された通水間隙、23はカバー9の内側上面に設けた凹孔で、浄水エレメント7の上端を嵌合させている。24は通水間隙22の下端に設け浄水エレメント7に向けた傾斜面で、傾斜面24は図に示すように曲線状にし、または直線状にしてもよい。
【0010】
ベース1のエレメント支持枠2上に設けた内筒20の外側に、浄水エレメント7を挿入して、下端部をエレメント支持部2で支持させ、カバー9をかぶせて浄水エレメント7の上端を凹孔23に嵌合保持させ、ベース1とカバー9をパッキン11を介して締め付けねじ12で締め付けてある。給水口6から送り込まれた水は、矢印で示すように、浄水エレメント7の外周から内孔8へ径方向に通水して浄化され、内孔8内の通水間隙22に排出され、この通水間隙22を上方に流れて通水孔21から内筒20の中に入り、排水孔3から排水通路4を経て排水口5に排出される。したがって、浄水エレメント7の下部を通過する水は、通水間隙22を上方に流れるため管路抵抗が増大し、浄水エレメントの上部になるほど通水間隙での管路抵抗が減少するので、給水口6に近い浄水エレメントの下部と同様に、給水口6から遠い浄水エレメント上部からも同量の水が通水され、浄水エレメント7の全周面から均等に水が通過する。なお、浄水エレメント7の上端は、カバー9の凹孔23に嵌合させて保持しており、カバー9内の最上部の水も浄水エレメント7に接触して内孔8に流れるので、カバー上部に滞留する水がなくなる。また、通水間隙22の下端に傾斜面24を設けることにより、浄水エレメント7の下部を通った水が通水間隙22の上方へ円滑に流れ、通水間隙22の下端での水の滞留を生じないようにしてある。
【0011】
図2は、給水口6を容器の上部に設けた場合の実施例で、図1と同じ部分に同一の符号を付しており、カバー9に給水口6とエレメント保持枠10を設け、ベース1に排水孔3、排水通路4および排水口5をそなえ、排水孔3を囲んで浄水エレメント7の下端部を嵌合支持する凹孔23を設けている。なお、給水口6はカバー9の上端に開口させて、容器内の上部に空間を形成させないようにしている。また、浄水エレメント7の上端部は、エレメント保持枠10で保持させているが、図1のようにカバー内側上面に凹孔を設けて保持させることができる。
【0012】
給水口6から供給された水は、浄水エレメント7の外周に流れ込み、矢印で示すように浄水エレメントを径方向に通水して浄化され、通水間隙22を上昇して通水孔21から内筒20内に入って排水孔3から排水口5に排出される。このため、容器内を下方に落ちた水が、浄水エレメント7の下部に集中して通水し、そのまま排水口3に流れ込むことがなく、通水間隙22による管路抵抗により浄水エレメント下部の通水が制限されて浄水エレメント7の全面から内孔8に向かって通水浄化される。なお、容器内の上端に給水口6を設けて、上部の空間をなくし浄水エレメント7の下方端部をベース1内面の凹孔23に嵌合させているので、下端部での水の滞留がなく、通水間隙22の下端は前記図1の実施例と同様に構成して浄化された水の通水間隙内での滞留を生じないようにする。
【0013】
なお、殺菌性を高めるため、浄水エレメント7については、単に活性炭またはセラミックとせず、次のようなものを使うとよい。
(1)銀と銀化合物(酸化銀、硫化銀等)を含んだ(例えば、添着させた)活性炭。
(2)銀と銀化合物(酸化銀、硫化銀等)を含んだ(例えば、添着させた)セラミック。(3)銀と銀化合物(酸化銀、硫化銀等)を含んだ(例えば、添着させた)活性炭部と、通常の活性炭部との2層構成としたもの(通常の活性炭部を上流側に設置するのが望ましい)。
(4)銀と銀化合物(酸化銀、硫化銀等)を含んだ(例えば、添着させた)活性炭部と、銀と銀化合物(酸化銀、硫化銀等)を含んだ(例えば、添着させた)セラミック部を二層構成としたもの(二層構成とする場合は、両層に銀と銀化合物を添着させたものが望ましいが、セラミック部のみに添着させたものでもよい。ただし、その場合は、セラミック部を下流側に設置する方が望ましい。セラミック部を上流側に設置すると、折角溶出した銀が下流側の活性炭部で吸着されてしまい殺菌性能が悪化するからである)。
【0014】
図3は、望ましい実施例の一例であり、その浄水エレメント部を二層構成とした例であり、活性炭部31は銀および銀化合物を添着させた活性炭32からなり、セラミック部33は銀および銀化合物を添着させたセラミックボール34からなり、その境と浄水エレメントの外枠は、不織布35と金網36で仕切られている。図では一部省略しているが、活性炭部31は銀および銀化合物を添着させた活性炭32が充填され、セラミック部33は銀および銀化合物を添着させたセラミックボール34が充填されている。活性炭32とセラミックボール34は、拡大部分に示すように表面に銀37、さらにその外側に硫化銀38が被覆する構造となっている。酸化銀も存在するが少量である。
【0015】
本発明者は、これらのいろいろな変形例について実験を行った。セラミックボール34の基材は、アルミナ系、シリカ系等一般に用いるものでよいが、その直径は約1mmとし、活性炭の直径は約0.1mmのものを用いて実験した。また、銀および銀化合物の種類、組成、構成等を変え、さらに流水の状態(流水・貯水の交互切り替え等)、水質(PH等)、温度、等の一般の家庭の使用実績に近い状態で実験している。
一例として、アルミナ系セラミック600CCと活性炭4200CCに1重量%の銀および銀化合物を添着した場合であって、銀と銀化合物の中で硫化銀のしめる割合を5〜90重量%、酸化銀は0〜50重量%とした場合(添着した銀および銀化合物の総重量は10gとした)の銀溶出能力を確認したところ、総通水量120トン(通常の家庭で1年分)で水中銀濃度10ppb以上を1年にわたって継続して維持できた。銀が溶出することで殺菌作用が生じ、10〜100ppb程度が望ましいといわれている。銀および銀化合物の重量は、必要な溶出量を確保できればどんな形で含有していてもよい。基材の表面に銀の層を有し、最外表面に硫化銀(少量の酸化銀を含む)を多く含む場合には優れた効果があった。なお、銀のみの添着では、早期に溶出が終了してしまい、銀を長期にわたって安定的に溶出できなかった。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の実施例を示す側断面図
【図2】他の実施例を示す側断面図
【図3】他の実施例を示す側断面図
【図4】従来の例を示す側断面図
【符号の説明】
【0017】
1 ベース
2 エレメント支持枠
3 排水孔
5 排水口
6 給水口
7 浄水エレメント
8 内孔
9 カバー
10 エレメント保持枠
20 内筒
21 通水孔
22 通水間隙
23 凹孔
24 傾斜面
31 活性炭部
32 銀および銀化合物を添着させた活性炭
33 セラミック部
34 銀および銀化合物を添着させたセラミックボール
35 不織布
36 金網
37 銀
38 硫化銀

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入水口と出水口を有する浄水器内部に設けられる浄水エレメントにおいて、
通水方向に層状に構成され、最下流の層に銀および少なくともひとつの銀化合物を含むことを特徴とする浄水エレメント。
【請求項2】
前記最下流の層を構成する基材には、銀および少なくともひとつの銀化合物が層状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の浄水エレメント。
【請求項3】
前記最下流の層を構成する基材には、銀および少なくともひとつの銀化合物が層状に形成され、その最外層に硫化銀が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の浄水エレメント。
【請求項4】
前記基材は、セラミックであることを特徴とする請求項2または3に記載の浄水エレメント。
【請求項5】
前記セラミックは、アルミナ系であることを特徴とする請求項4に記載の浄水エレメント。
【請求項6】
前記セラミックは、シリカ系であることを特徴とする請求項4に記載の浄水エレメント。
【請求項7】
前記セラミックは、セラミックボールであることを特徴とする請求項4乃至6いずれかに記載の浄水エレメント。
【請求項8】
前記基材は、活性炭であることを特徴とする請求項2または3に記載の浄水エレメント。
【請求項9】
層構造の浄水エレメントにおいて、
水流の最下流に位置する層に銀および銀化合物を含む基材を備えたことを特徴とする浄水エレメント。
【請求項10】
層構造の浄水エレメントにおいて、
水流の最下流に位置する層に銀および銀化合物を添着させた基材を備えたことを特徴とする浄水エレメント。
【請求項11】
前記銀化合物は、硫化銀であることを特徴とする請求項1、9、10いずれかに記載の浄水エレメント。
【請求項12】
前記銀化合物は、酸化銀であることを特徴とする請求項1、9、10いずれかに記載の浄水エレメント。
【請求項13】
前記基材は、セラミックであることを特徴とする請求項9乃至12いずれかに記載の浄水エレメント。
【請求項14】
前記セラミックは、アルミナ系であることを特徴とする請求項13に記載の浄水エレメント。
【請求項15】
前記セラミックは、シリカ系であることを特徴とする請求項13に記載の浄水エレメント。
【請求項16】
前記セラミックは、セラミックボールであり、その直径は1mmであることを特徴とする請求項13乃至15いずれかに記載の浄水エレメント。
【請求項17】
前記基材は、活性炭であることを特徴とする請求項9乃至12いずれかに記載の浄水エレメント。
【請求項18】
前記活性炭は、直径0.1mmであることを特徴とする請求項17に記載の浄水エレメント。
【請求項19】
前記基材には、銀および銀化合物が被覆されたことを特徴とする請求項9または10に記載の浄水エレメント。
【請求項20】
前記銀化合物が最外表面に被覆されたことを特徴とする請求項9または10に記載の浄水エレメント。
【請求項21】
前記最外表面に、酸化銀を含むことを特徴とする請求項20に記載の浄水エレメント。
【請求項22】
前記基材は、セラミックであることを特徴とする請求項19または20に記載の浄水エレメント。
【請求項23】
前記セラミックは、アルミナ系であることを特徴とする請求項22に記載の浄水エレメント。
【請求項24】
前記セラミックは、シリカ系であることを特徴とする請求項22に記載の浄水エレメント。
【請求項25】
前記セラミックは、セラミックボールであり、その直径は1mmであることを特徴とする請求項22乃至24いずれかにに記載の浄水エレメント。
【請求項26】
前記基材は、活性炭であることを特徴とする請求項19または20に記載の浄水エレメント。
【請求項27】
前記活性炭は、直径0.1mmであることを特徴とする請求項26に記載の浄水エレメント。
【請求項28】
請求項1乃至27いずれかに記載の浄水エレメントを備えたことを特徴とする浄水器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−137010(P2008−137010A)
【公開日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−14327(P2008−14327)
【出願日】平成20年1月25日(2008.1.25)
【分割の表示】特願2005−174042(P2005−174042)の分割
【原出願日】平成8年11月18日(1996.11.18)
【出願人】(000006622)株式会社安川電機 (2,482)
【Fターム(参考)】