液体つめかえ用具

【課題】本発明は、袋入りのシャンプーやリンスを、ボトルに詰め替える際に使用する、液体つめかえ用具を提供する。
【解決手段】液体つめかえ用具本体に液体注入部を設け、液体注入部にロートの先端部を設け、ロートの側面に約３０ｃｍ程の足を設け、液体注入部の容積は、袋ごと入れられる様に大きくしたことを特徴としたつめかえ用具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、袋入りのシャンプーやリンスを、ボトルに詰め替える際に使用する、液体つめかえ用具本体に、液体注入部を設け、液体注入部にロートの先端部を設け、ロートの側面に足をつけた液体つめかえ用具に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、液体をつめかえるときの要領は、ボトルの上にロートを乗せ、袋入りのシャンプーを手でしぼり出し、つめかえを行っていた。
または、細いボトルの口に直に袋側の細い口を差し込み、手でしぼり出し、つめかえることが一般的であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
そのために次のような問題があった。
（イ）シャンプーやリンスのボトルへ注入するとき、そそぎ口が小さいため、もれたり、手が汚れたり、粘性の強い液体であればある程、時間や手間がかかった。
（ロ）袋状の容器に入ったシャンプーやリンスを手でしぼり出すため、全体をしぼり切れずに袋の底に残っていた。それが、無駄になっていた。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
液体つめかえ用具本体（１）に液体注入部（３）を設ける。
液体注入部（３）にロートの先端部（２）を設ける。
ロートの側面に約３０ｃｍ程の足側（４）を設ける。
液体注入部（３）の容積は袋ごと入れられる様に大きくする。
以上を特徴とする液体つめかえ用具である。
【発明の効果】
【０００５】
つめかえの際、手ばなしでほっておくだけで、あとは重力が勝手につめ替えてくれるため、手間もいらず、手も汚れず、こぼれることもなく、倒れることもなく面倒なこともなく、液を一滴残らずつめ替わるため無駄がない。
また、袋入りのつめかえシャンプー等を利用することで、ボトル式を購入するよりも安く、資源、環境への配慮をすることもできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
液体つめかえ用具本体（１）に液体注入部（３）を設ける。
液体注入部（３）にロートの先端部（２）を設ける。
ロートの側面に約３０ｃｍ程の足側（４）を設ける。
液体注入部（３）の容積は袋ごと入れられる様に大きくする。
本発明は以上のような構造である。
これを使用するときは、空になったシャンプーボトル（５）を水平な床、机上等に置き、ロートの先端部（２）をシャンプーボトル（５）に差し込む。
自動的に側足（４）はシャンプーボトルをすっぽりとつつみ込む形となる。
つめかえ用の袋シャンプー（５）の上部を大きめにカットし、ロートの液体注入部（２）へ、逆さまに乗せる。
側足（４）はシャンプーボトル（５）をすっぽりとおおうようにかぶさっており、また、末広がりの形でもあるため、これにより、重量のある袋シャンプー（６）を、手ばなしで置いておいても倒れることはない。
【０００７】
また、シャンプー、リンスだけでなく、洗剤類もつめかえ用があるため、一家に２〜３個用意していると用途別に使うことができるので便利で経済的である。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】本発明の正面から見た断面図である。
【図２】本発明の上から見た平面図である。
【図３】本発明の使用状態を示した正面図である。
【符号の説明】
【０００９】
１液体つめかえ用具本体
２ロートの先端部
３液体注入部
４側足
５シャンプーボトル
６袋シャンプー

【特許請求の範囲】
【請求項１】
液体つめかえ用具本体に、液体注入部を設け、液体注入部にロートの先端部を設け、ロートの側面に足をつけたことを特徴とする液体つめかえ用具。

【図１】