説明

渉外員の正当性確認方法およびシステム

【課題】 金融機関に対して金融サービス契約を行った契約者について、前記金融機関に所属する正規渉外員の確認方法を、名刺の提示や渉外員の自己申告、容姿の目視確認など契約者の裁量判断による確認方法と比較して、契約者において確実に渉外員の正当性を確認できるようにする。
【解決手段】 契約者において登録端末を持ち、前記金融機関に設置される認証サーバへ任意のキーワードを登録することを可能とする。また正規渉外員は契約者訪問の際、携帯型端末より認証サーバへ接続し、当該契約者が登録したキーワードを取得し、契約者へ提示する。契約者は提示されたキーワードと自身が登録したキーワードが一致した場合は正当な渉外員であると判断する。認証サーバは登録端末および携帯型端末接続の際、認証処理を実施し、正規渉外員および契約者以外からの接続は拒否する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば金融機関に対し金融サービス契約を行った契約者が、前記金融機関に所属し印影登録業務などの渉外業務活動を行う渉外員の訪問を受けた際において、その渉外員が前記金融機関に所属する正当な渉外員であることを確認する方法およびシステムに関する。ただし、金融機関に限られず宅配などでもよい。
【背景技術】
【0002】
渉外活動のために訪問してきた渉外員に対し、契約者が金融サービス契約を行った金融機関に所属する渉外員であるか否かを確認する方法として、一般的に渉外員自身の申告や容姿の判別、名刺を提示させ確認することによる契約者本人の裁量判断に基づく確認が行われていた。
【0003】
【特許文献1】特開2003−288426号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
印影登録業務など金融サービス業務を行う金融機関の渉外員は、業務に使用する携帯端末などを持参し、自身の担当となる契約者のもとへ出向き、その出先にて印影登録などの業務活動を行う。訪問先である契約者は、渉外員が持参する端末に対し、印影や口座番号など金融サービスを受給するにあたり、漏洩することによって損害を生じる原因となる重要な個人情報を入力したりする。
【0005】
従って契約者にとって渉外員は、金融サービス契約を締結した金融機関に所属する正当な渉外員であり、また渉外員が持参し、契約者が重要な情報を入力する端末は、その金融サービスを受給するにあたり必要である情報を扱うための正当な端末でなければならない。
【0006】
契約者にとって訪問してきた渉外員が、前記正当な渉外員であるかどうかを判別する方法として、渉外員自身の申告や渉外員が提示する名刺を確認する方法、渉外員の容姿から「既に顔なじみの渉外員である」などの契約者の裁量判断にて確認する方法や、金融機関に対し電話確認するなどの方法などがある。
【0007】
しかし、名刺などは偽造が容易であるため、名刺による確認方法ではなりすましが可能である。また、渉外員の氏名を金融機関に対し電話確認する場合においても、前記金融機関に所属する正当な渉外員の氏名などの情報を既知であれば、容易にその人物を名乗ることができ、なりすましが可能である。さらに、「顔なじみ担当者」という裁量判断は、前記金融機関に所属する別の正規渉外員が訪問してきた場合は判断できない。
【0008】
このような渉外活動における金融サービス業務活動の正当性を確認する方法として、先に提示した特開2003−288426号公報に示すような、当日訪問する訪問員の顔や容姿などの画像データや特徴情報を事前に契約者へ通信手段を用いて送付しておき、契約者は訪問してきた訪問員をその内容と照合して確認する方法がある。
【0009】
しかし、このような認証手段は、渉外員の目視確認による判断など、あくまで契約者本人の裁量判断に基づくものであり、正確性においてあいまいである。類似した容姿の訪問員が訪れた場合は判断を誤る可能性がある。
【0010】
また、契約者が視力に障害を持ち、目視確認が困難な場合は上記手段では判別ができない。
【0011】
さらに、契約者が訪問先において留守であっても、特徴情報の送付元ではそれを認識できないため、不要に顔画像などの特徴データを送信してしまう。このため無駄な通信コストが発生する。
【0012】
本発明は契約者が正確に正規渉外員による業務活動により金融サービスを受給することを目的とし、その手段として訪問してきた渉外員について契約者が金融サービス契約を行った金融機関に所属する正当な渉外員であるか否かを正確に確認する方法とシステムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
請求項1の発明は、金融機関側において、その金融機関に対して金融サービス契約を行った契約者に関する口座番号や顧客番号などの契約者情報と、契約者が決定し登録した任意のキーワードを関連付けて記録して蓄積し、キーデータとして契約者情報の全部または一部を使用して検索可能なデータベースを持つ認証サーバを設ける。前記認証サーバは登録端末や携帯型端末からの接続要求に対して認証処理を行い、前記金融機関関係者または契約者以外からの接続を拒否する。前記認証処理において必要な認証サーバの接続先情報(URLなど)およびID・パスワードは契約者に対して金融サービス契約時において契約者に通達する。このID・パスワードは契約に対し一意であり、契約者おいて漏洩してはならない秘密事項である。また前記金融機関に所属する正規渉外員が前記認証サーバに対して認証処理を行う場合は、渉外員に対し一意に定められたID・パスワードを使用して認証処理を行い、接続を確立する。契約者は前記金融機関から電話や電子メールなどで渉外員の訪問連絡を受信した場合は、自身のもとにある端末を使用して、前記認証サーバへ認証処理を伴った接続要求を行う。接続確率後、認証サーバへ任意のキーワードを登録する。渉外員は前記認証サーバへ接続可能な携帯型端末を携帯し、契約者を訪問する。契約者は訪問してきた渉外員へ自身の登録したキーワードの提示を求める。渉外員は携帯型端末を使用して認証サーバへ対し認証処理を伴う接続要求を行う。接続確率後、訪問した契約者の契約者情報の全部または一部を入力し、認証サーバへ照会を行い、対応するキーワードを取得し、閲覧可能な状態とする。渉外員はその内容を提示して回答する。契約者は提示されたキーワードについて自身が登録したキーワードと一致した場合は正規の渉外員であると認める。
【0014】
請求項2の発明は請求項1の発明において、契約者は前記金融機関からの渉外員の訪問連絡が無くても、任意の契機において認証サーバへの接続を可能とし、キーワードを登録・更新できるようにしたものである。これにより、キーワードの更新間隔を短くするなどして、キーワードが漏洩しても効力を即時に無効化させたり、渉外員訪問中にキーワード更新を実施し、渉外員へ再提示させるなどして正確性を高めることができる。
【0015】
請求項3の発明は請求項1の発明において、前記金融機関において個室内など第3者に情報が漏洩することのない環境の中で、契約者が金融機関オペレータを介してキーワードを登録・更新することを可能としたものである。この場合、契約者は渉外員が訪問する時以外の任意の契機で金融機関へ出向きキーワードを登録・更新する。これにより契約者は自身のもとに登録端末を持つ必要がなくなる。渉外員訪問時は請求項1の方法と同様に、契約者は渉外員に対し登録済みキーワードの提示を求め、確認する。
【発明の効果】
【0016】
この発明によれば、契約者は訪問してきた渉外員について、金融サービス契約を行った金融機関の正規渉外員であることを正確に確認できる。
【0017】
また、この発明における確認方法によれば、契約者が視覚障害者であり、訪問してきた渉外員について容姿確認が困難な場合でも、正確に確認できる。
【0018】
さらに、請求項1および請求項2における確認方法では、事前にキーワードを登録する際において、合わせて訪問希望日などを登録可能とすると、留守中の渉外員の無用な訪問などを防ぐことができるメリットもある。
【0019】
請求項3における確認方法では端末や通信手段を必要としないため、契約者側にとって運用コストを低くすることができる。
【0020】
また本発明は金融機関における渉外員の正当性確認のためのものであるが、システムとしては他の業種についても適用可能である。例として宅配便業者における代金引換サービスのための業者訪問時における確認などが考えられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、この発明による渉外員の正当性確認方法およびシステムの実施形態の一例について図面を用いて説明する。
【0022】
図1は、請求項1に記載の内容に対応した渉外員の正当性を確認するシステムのブロック図である。
【0023】
認証サーバ10は、個々の契約者ごとに契約者情報および登録端末接続要求時に認証処理のため入力するID・パスワード、登録したキーワードを格納し、蓄積する契約者情報データベース11、契約者情報データベースに対して契約者情報やキーワードを登録・更新したり、契約者情報の全部または一部をキーとして照会し、キーワードを取得するなどデータベースの管理を行う契約者情報データベース管理部12、金融機関に所属する渉外員ごとに渉外員の特徴情報や携帯型端末接続要求時に認証処理のため入力するID・パスワードを蓄積する渉外員情報データベース13、渉外員情報データベース13に対し、渉外員のID・パスワードの登録・更新・照会などの管理を行う渉外員情報データベース管理部14、登録端末や携帯型端末において、各端末の表示部に表示するIDやパスワードの入力を促す画面やキーワード登録画面などの表示内容を定義したHTMLデータやイメージデータ、入力スクリプト、制御スクリプトなどのコンテンツデータおよびそれを端末へ転送制御するWWWサーバなどからなるコンテンツ制御部15、コンテンツ制御部のスクリプトを経由して端末から入力されたID・パスワードに対し、契約者情報データベース制御部12または渉外員情報データベース制御部14のいずれか該当する方を駆動し、照会結果から認証許可もしくは拒否を決定し、その結果をコンテンツ制御部へ返す認証処理部16、各制御部を制御し、サーバ内リソースを管理するCPUやOSなどからなるサーバ制御部17、通信回線40を介して端末とのデータ送受信を制御する回線制御部18からなる。
【0024】
登録端末20は契約者が使用する端末であり、認証サーバ10と通信回線40を介してデータの送受信制御を行う回線制御部21、端末内の各制御部を制御し、端末内リソースを管理するCPUやOSなどからなる端末制御部22、ディスプレイなどの契約者へデータの閲覧を可能とさせる表示部24と、認証サーバから送信されるコンテンツ情報を表示部24へ表示させる表示制御部23、キーボードなどの端末へのデータ入力手段である入力部26とそれを制御する入力制御部25からなる。
【0025】
携帯型端末30は渉外員が使用する端末であり、認証サーバ10と通信回線40を介してデータの送受信制御を行う回線制御部31、端末内の各制御部を制御し、端末内リソースを管理するCPUやOSなどからなる端末制御部32、ディスプレイなどの渉外員へデータの閲覧を可能とさせる表示部34と、認証サーバから送信されるコンテンツ情報を表示部34へ表示させる表示制御部33、ダイヤルキーなどの端末へのデータ入力手段である入力部36とそれを制御する入力制御部35からなる。
【0026】
通信回線40を介してのデータ送受信はSSLなどの暗号化処理がほどこされており、第3者へ通信内容が漏洩しないようになっている。
【0027】
図2は本発明の請求項1におけるシステムの運用概念を示す。
【0028】
契約者500は訪問連絡を受信すると、渉外員訪問前において、登録端末200を使用し、キーワード600を認証サーバ100へ登録する。登録処理800は認証サーバへの認証処理とキーワード登録処理を伴う。
【0029】
渉外員400は契約者訪問先において契約者500よりキーワード提示要求を受けると、携帯型端末300を使用し、契約者情報を入力して該当する契約者が登録したキーワード700を認証サーバ100より取得する。取得結果は携帯型端末300にて閲覧可能であり、内容を契約者500へ回答する。照会処理900は認証サーバへの認証処理とキーワード検索処理を伴う。
【0030】
図3は図2における登録処理800の処理シーケンスを示す。
【0031】
契約者が登録端末を起動すると、登録端末は認証サーバへ対し接続要求を出す(S101)。認証サーバは登録端末へ認証データ入力フォームを構成するコンテンツデータを転送し、認証データ入力要求を出す(S102)。登録端末は転送されたコンテンツデータをデコードし、認証画面を表示する(S103)。契約者は認証画面にて自身のIDおよびパスワードを入力する(S104)。登録端末は入力されたIDおよびパスワードを認証サーバへ送信し認証要求を行う(S105)。認証サーバは契約者情報データベースを検索し、認証許可・拒否を決定する(S106)。認証許可する場合は、キーワード登録画面フォームを構成するコンテンツデータを転送し、接続完了通知を出す(S107)。登録端末は転送されたコンテンツデータをデコードし、キーワード登録画面を表示する(S108)。契約者はキーワード登録画面にて、認証サーバへ登録する任意のキーワードを入力する(S109)。登録端末は入力されたキーワードを認証サーバへ送信し、キーワード登録要求を出す(S110)。認証サーバは契約者情報データベースへ契約者情報と関連付けてキーワードを登録する(S111)。登録が完了すると、認証サーバは登録端末へキーワード登録完了通知を出す(S112)。登録端末はキーワード登録完了通知を受信すると、表示部にキーワード登録完了画面を表示する(S113)。
【0032】
図4は図2における照会処理900の処理シーケンスを示す。
【0033】
渉外員が携帯型端末を起動すると、携帯型端末は認証サーバへ対し接続要求を出す(S201)。認証サーバは携帯型端末へ認証データ入力フォームを構成するコンテンツデータを転送し、認証データ入力要求を出す(S202)。携帯型端末は転送されたコンテンツデータをデコードし、認証画面を表示する(S203)。渉外員は認証画面にて自身のIDおよびパスワードを入力する(S204)。携帯型端末は入力されたIDおよびパスワードを認証サーバへ送信し認証要求を行う(S205)。認証サーバは渉外員情報データベースを検索し、認証許可・拒否を決定する(S206)。認証許可する場合は、契約者情報入力フォームを構成するコンテンツデータを転送し、接続完了通知を出す(S207)。携帯型端末は転送されたコンテンツデータをデコードし、契約者情報入力画面を表示する(S208)。渉外員は契約者情報入力画面にて、照会を希望する契約者の契約者情報の全部または一部を入力する(S209)。携帯型端末は入力された契約者情報を認証サーバへ送信し、キーワード照会要求を出す(S210)。認証サーバは契約者情報データベースへ送信された契約者情報と一致する契約者情報を検索し、それと対応づけられたキーワードを取得する(S211)。検索が完了すると、認証サーバは携帯型端末へ取得したキーワードを送信し、キーワード照会完了通知を出す(S212)。携帯型端末はキーワード照会完了通知を受信すると、表示部に照会結果(取得したキーワードを含む)を表示する(S213)。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】請求項1における渉外員の正当性確認システムの構成を示すブロック図である。
【図2】請求項1における渉外員の正当性確認方法の運用概念図である。
【図3】図2における登録処理の処理シーケンスである。
【図4】図2における照会処理の処理シーケンスである。
【符号の説明】
【0035】
10…認証サーバ、11…契約者情報データベース、12…契約者情報データベース管理部、13…渉外員情報データベース、14…渉外員情報データベース管理部、15…コンテンツ制御部、16…認証処理部、17…サーバ制御部、18…回線制御部、20…登録端末、21…回線制御部、22…端末制御部、23…表示制御部、24…表示部、25…入力制御部、26…入力部、30…携帯型端末、31…回線制御部、32…端末制御部、33…表示制御部、34…表示部、35…入力制御部、36…入力部、40…通信回線、100…認証サーバ、200…登録端末、300…携帯型端末、400…渉外員、500…契約者、600…登録キーワード、700…照会結果として取得したキーワード、800…登録処理、900…照会処理、S101…認証サーバ接続要求、S102…認証データ入力要求、S103…認証画面表示、S104…ID・パスワード入力、S105…認証要求、S106…契約者認証処理、S107…接続完了通知、S108…キーワード登録画面表示、S109…キーワード入力、S110…キーワード登録要求、S111…キーワード登録処理、S112…キーワード登録完了通知、S113…キーワード登録完了画面表示、S201…認証サーバ接続要求、S202…認証データ入力要求、S203…認証画面表示、S204…ID・パスワード入力、S205…認証要求、S206…渉外員認証処理、S207…接続完了通知、S208…契約者情報入力画面表示、S209…契約者情報入力、S210…キーワード照会要求、S211…キーワード検索処理、S212…キーワード照会完了通知、S213…照会結果画面表示。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金融機関およびその金融機関と金融サービス契約を締結した契約者と前記金融機関に所属し渉外活動を行う正規渉外員において、前記契約者が操作を行い、前記金融機関の認証サーバへ認証処理を伴う接続要求を行い、認証成功時に接続を確立し、認証サーバへ対し任意のキーワードを登録できる登録端末と、前記正規渉外員が渉外活動において携帯し、所属する金融機関の認証サーバへ認証処理を伴う接続要求を行い、認証成功時に接続を確立し、認証サーバへ登録された契約者のキーワードを検索し、照会できる携帯型端末と、前記認証サーバは契約者の契約内容に基づく金融サービスを実施する上で必要な口座番号や顧客番号情報などの契約者情報と、前記契約者情報に相当する契約者が前記登録端末より登録したキーワードとを関連付けて記録し蓄積するデータベースを持ち、前記正規渉外員が前記携帯型端末より認証処理を行い接続確立後、渉外員が入力した契約者情報の全部または一部をキーとして該当する契約者の登録したキーワードを検索し、結果を前記携帯型端末へ返す機能を持つ認証サーバを持ち、渉外員が契約者に対し渉外活動を実施するにあたり契約者に対し電話や電子メールなどの通信手段により訪問の旨を連絡し、契約者は連絡を受信すると前記登録端末を使用し、金融サービス契約時に指定された金融機関の認証サーバに対し接続要求を行って認証処理を実施し、認証が成功して接続確立した後において、任意のキーワードを認証サーバへ登録しておき、渉外員にあっては訪問先の契約者の元で、前記携帯型端末を使用し、自身の所属する金融機関の認証サーバに対し接続要求を行って認証処理を実施し、認証が成功して接続確率した後において、訪問した契約者の契約者情報の全部または一部をキーとして入力し、認証サーバより対応する契約者の登録したキーワードを取得して閲覧可能な状態とし、前記キーワードを契約者へ提示し、契約者は提示されたキーワードについて自身が登録したキーワードと一致した場合は正規渉外員であると認めることを特徴とする渉外員の正当性確認方法およびシステム。
【請求項2】
契約者は任意の契機において登録端末を使用し、キーワードを登録することを可能とした請求項1の渉外員の正当性確認方法およびシステム。
【請求項3】
前記登録端末を金融機関窓口に設置し、前記登録端末は金融機関オペレータが操作することを可能とし、契約者は金融機関窓口業務における金融サービス契約時において、前記金融機関オペレータへキーワードを提示して登録させることを可能とし、また契約者が金融機関を訪問し、金融機関窓口業務において前記金融機関オペレータへキーワードを提示し、更新することを可能とし、かつ、前記金融機関窓口業務における契約者のキーワード登録および更新処理は金融機関オペレータよび契約者以外の第3者がその内容を知り得ることのない環境であることを特徴とする請求項1の渉外員の正当性確認方法およびシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−343896(P2006−343896A)
【公開日】平成18年12月21日(2006.12.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−167659(P2005−167659)
【出願日】平成17年6月8日(2005.6.8)
【出願人】(504373093)日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 (1,225)