説明

温度監視装置及び温度監視システム

【課題】装置の小型化を図ると共に監視対象物の温度状態を効率的に出力することができる技術を提供する。
【解決手段】監視対象物の熱が伝導される位置に熱電素子を設け、監視対象物の熱によって発生した熱電素子からの出力電圧を昇圧回路で昇圧する。キャパシタは、昇圧回路から出力された電圧に応じた電荷を蓄積し、蓄積された電荷は放電によって制御回路に供給される。制御回路は、キャパシタの出力端電圧が制御回路が駆動可能な電圧のときに起動し、熱電素子が発生させた電力に応じた温度情報を生成し、生成した温度情報を有線又は無線により外部に出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、温度監視装置及び温度監視システムに関する。
【背景技術】
【0002】
電池で駆動する無線端末を工場等の設備に設置し、各設備の運転状況を各無線端末から管理装置に送信する無線送受信システムが下記特許文献1に開示されている。この無線送受信システムにおける各無線端末は、設備の運転状況などを検出する各センサが設けられており、電池の電力を用いて各センサの検出結果を無線で送信する。無線端末は、無線端末に設けられた発電素子に発生された電力を電池に充電する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−191986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の無線端末は発電素子によって発生された電力で電池を充電することができるが、各種センサの検出結果を送信するために十分な電力量が必要となる。また、別途センサを設けることで端末の回路構成が複雑になり、端末を小型化することができない。
本発明は、装置の小型化を図ると共に監視対象物の温度状態を効率的に出力することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の請求項1に係る温度監視装置は、監視対象物の熱が伝導される位置に設けられ、当該監視対象物の熱に応じた電力を発生させる熱電素子と、前記熱電素子の出力電圧を昇圧する昇圧手段と、前記昇圧手段から出力される電力を充電して放電する充放電手段と、前記充放電手段から放電される電力を駆動電力として用い、前記監視対象物の熱による前記熱電素子状態に応じた温度情報を生成する生成手段と、前記充放電手段から放電される電力を駆動電力として用い、前記生成手段で生成された前記温度情報を外部に出力する信号形式に変換して出力する出力手段とを備えることを備えることを特徴とする。
【0006】
また、本発明の請求項2に係る温度監視装置は、上記温度監視装置において、前記生成手段は、前記熱電素子の出力電圧に基づいて前記温度情報を生成することを特徴とする。
【0007】
また、本発明の請求項3に係る温度監視装置は、上記温度監視装置において、前記充放電手段から放電される電力を駆動電力として用い、前記熱電素子の抵抗値を検出する検出手段を備え、前記生成手段は、前記検出手段で検出された抵抗値に基づいて前記温度情報を生成することを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項4に係る温度監視装置は、上記温度監視装置において、前記生成手段で生成された前記温度情報を、予め定められた前記監視対象物の温度監視条件に応じた補正情報に基づいて、補正する補正手段を備え、前記出力手段は、前記補正手段によって補正された前記温度情報を前記信号形式に変換して出力することを特徴とする。
【0009】
また、本発明の請求項5に係る温度監視システムは、監視対象物の熱が伝導される位置に設けられ、当該監視対象物の熱に応じた電力を発生させる熱電素子と、前記熱電素子の出力電圧を昇圧する昇圧手段と、前記昇圧手段から出力される電力を充電して放電する充放電手段と、前記充放電手段から放電される電力を駆動電力として用い、前記監視対象物の熱により前記熱電素子から発生された電力に関する監視情報を生成する生成手段と、前記充放電手段から放電される電力を駆動電力として用い、前記生成手段で生成された前記監視情報を外部に出力する信号形式に変換して送信する送信手段とを有する送信装置と、前記送信装置から出力された前記監視情報を受信する受信手段と、前記監視対象物の温度と前記熱電素子から発生される電力との関係を予め定義した温度変換情報を記憶する記憶手段と、前記受信手段が受信した前記監視情報と前記補正情報とに基づいて、前記監視対象物の温度を特定する特定手段と、前記特定手段が特定した温度を出力する出力手段とを有する受信装置とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の構成によれば、監視対象物の温度を検出するためのセンサを別途設ける必要がなく、監視対象物の温度情報を効率的に出力することができる。
【0011】
請求項2に記載の構成によれば、監視対象物の熱による熱電素子の出力電圧に基づいて監視対象物の温度情報を出力することができる。
【0012】
請求項3に記載の構成によれば、監視対象物の熱による熱電素子の抵抗値に基づいて監視対象物の温度情報を出力することができる。
【0013】
請求項4に記載の構成によれば、補正情報が監視対象物や監視対象物の設置環境に応じて定義されたものであれば、監視対象物の適切な温度を出力することができる。
【0014】
請求項5に記載の構成によれば、監視対象物の温度を検出するためのセンサを別途設ける必要がなく、監視対象物の温度を効率よく検出して出力することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】実施形態に係る温度監視装置の構成例を示す図である。
【図2】実施形態に係る制御回路の構成例を示す図である。
【図3】実施形態の温度情報出力処理を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
(概要)
本実施形態に係る温度監視装置は、例えば、工場等に設置されたパイプ内を流れる液体の温度によってパイプに伝導された熱を電気に変換して充電すると共に、充電された電力を用いてパイプ等の温度を無線で外部へ出力するものである。以下、本実施形態に係る温度監視装置の詳細について説明する。
【0017】
(構成)
図1は、本実施形態に係る温度監視装置の構成を表す図である。図1に示すように、温度監視装置1は、熱電素子10、昇圧回路11、キャパシタ12、及びアンテナ14を有する制御回路13を有する。
【0018】
熱電素子10は、異種の金属又は半導体の両端を接合し、接合点に温度差が生じると電力を発生するペルチェ素子やゼーベック素子などの熱電素子である。熱電素子10は、工場内のパイプなど、温度を監視すべき対象物(以下、監視対象物と言う)の熱が伝導されるように設けられる。例えば、パイプに熱電素子10を設置する場合、熱電素子10の吸熱側をパイプの表面と接触させ、放熱側はパイプに接触しないようパイプから離間して設置する。熱電素子10は、パイプ表面の温度とパイプが設置された空間の温度との温度差に応じた起電力を発生する。
【0019】
昇圧回路11は、例えばチャージポンプ回路等で構成され、熱電素子10から出力された電圧を所定の電圧まで昇圧する。キャパシタ12(充放電手段)は、昇圧回路11で昇圧された出力電圧に応じた電荷を蓄積する。キャパシタ12で蓄積された電荷は放電によって制御回路13で利用される。
【0020】
制御回路13は、キャパシタ12の出力端の電圧値が制御回路13が駆動可能な所定値以上となったときに起動し、所定値を下回ると停止する。制御回路13は、熱電素子10の状態、つまり、熱電素子10の出力電圧に応じた温度情報をアンテナ14から送信する。ここで、制御回路13の構成について図2を用いて説明する。なお、図2において昇圧回路11は省略する。
【0021】
図2に示すように、制御回路13は、熱電素子10から発生される電圧信号を増幅する増幅回路131、電圧信号をA/D変換するA/D変換回路132、CPU(Central Processing Unit)133、送信回路134、及び、図示しないROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)のメモリを含む。CPU133は、RAMをワーキングエリアとして、ROM(図示略)に記憶された制御プログラムを実行することにより、各部を制御して監視対象物の温度を外部へ出力する出力処理を行う。
【0022】
具体的には、CPU133は、制御プログラムを実行することにより、電圧値を温度に変換するための予め設定された第1演算式を用い、熱電素子10から出力された電圧信号をA/D変換した電圧値に対応する温度情報を生成する生成部133aとしての機能を有する。また、CPU133は、生成された温度情報を補正するための予め設定された第2演算式(補正情報)を用いて温度情報を補正する補正部133bとしての機能とを有する。この第2演算式は、例えば、熱電素子10が設けられる監視対象物の種類や材料、又は監視対象物や熱電素子10の設置環境など、監視対象物の温度監視条件に応じて定められ、本実施形態では、温度監視条件に応じて熱電素子10からの出力電圧と温度とを予め計測した結果に基づいて設定された演算式である。CPU133は、熱電素子10の出力電圧と温度情報の温度とを第2演算式に代入して温度情報を補正する。また、CPU133は、補正された温度情報を送信回路134から一定時間毎に出力する出力部133cとしての機能を有する。
送信回路134は、CPU133の制御の下、アンテナ14を介して、CPU133から出力された温度情報を送信する。
【0023】
(動作)
監視対象物の熱が熱電素子10に伝導すると、熱電素子10は熱に応じた電力を発生する。昇圧回路11は、熱電素子10の出力電圧を所定の電圧まで昇圧し、キャパシタ12は、昇圧回路11の出力電圧に応じた電荷を蓄積する。
【0024】
キャパシタ12の出力端電圧が制御回路13の駆動可能な電圧になると制御回路13は起動する。制御回路13は、熱電素子10から発生された電力の電圧信号を増幅回路131において増幅すると共に、A/D変換回路132において増幅された電圧信号をA/D変換する。
【0025】
制御回路13のCPU133は、A/D変換された電圧値を第1演算式に代入して当該電圧値を温度に変換して温度情報を生成すると共に、第2演算式に当該温度情報の温度と電圧値とを代入して温度情報を補正する。CPU133は、補正後の温度情報を無線で送信するための信号形式に変換して一定時間毎に送信回路134に出力し、送信回路134からアンテナ14を介して当該温度情報を送信する。
【0026】
例えば、図3に示すようにキャパシタ12における出力端電圧が変化している場合、制御回路13は、キャパシタ12の出力端電圧が制御回路13が駆動可能な電圧値Vthとなるt1のタイミングで起動する。制御回路13は、t1〜t2までの間、熱電素子10から出力される電圧信号から温度情報を生成し、一定時間間隔(例えば、10秒間隔)で温度情報を送信する。
図3の例では、キャパシタ12の出力端電圧はタイミングt2の後、Vth未満となる。制御回路13は、電圧値がVth未満となるタイミングで停止する。そして、キャパシタ12の出力端電圧が再びVth以上となるt3のタイミングで制御回路13は起動する。制御回路13は、t3〜t4までの間、熱電素子10が発する電力の電圧から温度情報を生成し、一定時間間隔で温度情報を送信する。また、熱電素子10の状態として、熱電素子10の抵抗値を検出することにより温度情報を生成することもできる。その場合、制御回路13は微弱な定電流を印加して電圧値と電流値から抵抗値を検出し、検出した抵抗値を温度情報として出力してもよい。また、制御回路13は、検出した抵抗値を温度に変換する予め設定された演算式や変換テーブルを用いて抵抗値に対応する温度を特定し、特定した温度を温度情報として出力するようにしてもよい。
【0027】
上記実施形態では、監視対象物に熱電素子10を設置することにより、監視対象物の温度に応じて蓄電し、その電力を用いて監視対象物の温度を外部に送信することができる。そのため、監視対象物の温度を測定するためのセンサや電池等の交換が不要となり、温度を測定することが困難な場所に監視対象物が設けられている場合や、監視対象物が多数ある場合などにおいて、安全且つ効率的に監視対象物の温度を監視することができる。また、電圧値から変換した温度は、監視対象物や監視対象物の設置環境に応じた補正情報に基づいて補正されるので、監視対象物のより的確な温度を得ることができる。また、温度情報が一定時間毎に外部に送信されるので、温度情報を送信するための電力を節電することができる。なお、上記実施形態において、温度情報を送信する毎に制御回路13を停止し、送信後一定時間が経過したときに制御回路13を起動して温度情報を生成して送信してもよい。つまり、制御回路13を間欠的に駆動させるようにしてもよい。このようにすれば、キャパシタ12の電力をより節電することができる。この場合、制御回路13は一定時間を計測するためのタイマー回路を有し、動作停止中はタイマー回路だけが給電を受けて計時する。タイマー回路の消費電力は微小にすることができるので、消費電力の大幅な低減が得られる。
【0028】
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではなく、以下の変形例も含まれる。
【0029】
(1)上述した実施形態では温度監視装置1について説明したが、温度監視装置1(送信装置)と、温度監視装置1と有線又は無線により接続されたパソコン等の受信装置とを有する温度監視システムとして構成してもよい。この場合、温度監視装置1は、熱電素子10から出力された電圧値や抵抗値等を監視情報として生成し、受信装置に対して監視情報を送信する。受信装置は、温度監視装置1から送信された監視情報を受信し、受信した監視情報から監視対象物の温度を求める。受信装置は、例えば、熱電素子10から発せられた電力の電圧値を監視情報として受信した場合、上記第1演算式を用い、監視情報の電圧値に対応する温度を特定する。さらに、受信装置は、第1演算式で求めた温度と監視情報の電圧値とを、監視対象物の温度監視条件に応じた第2演算式に代入して当該温度を補正する。なお、温度監視装置1は、実施形態と同様に、上記第1演算式を用いて電圧値を温度に変換した温度情報を監視情報として受信装置に送信してもよい。この場合は、受信装置において、実施形態と同様に、第2演算式を用いて監視情報の温度を補正するようにしてもよい。
【0030】
(2)上述した実施形態及び変形例(1)では、第1演算式を用いて電圧値を温度に変換し、第1演算式で求めた温度を第2演算式を用いて補正する例を説明したが、熱電素子10が発生させた電力の電圧値から監視対象物の温度を求める方法はこれに限らない。例えば、第1演算式と第2演算式とを組合わせた演算式、つまり、監視対象物の温度監視条件に応じて定めた熱電素子10から発生した電力を温度に変換するための演算式を用いて温度を求めるようにしてもよい。また、演算式ではなく、電力と温度との対応関係を定義したテーブルを予め温度監視装置1又は受信装置において記憶し、温度監視装置1又は受信装置は、テーブルに基づいて温度を特定するようにしてもよい。
【0031】
(3)上述した実施形態では、予め一つの補正情報が設定されている例であるが、例えば、監視対象物の材質や使用環境に応じた複数の補正情報のいずれかを温度監視装置1においてユーザが選択できるように構成してもよい。この場合、例えば、温度監視装置1に複数の補正情報を記憶させておくと共に、補正情報を選択するための操作部を設ける。ユーザは、温度監視装置1を監視対象物に設定する前に、監視対象物に応じた補正情報を選択する。制御回路13は、起動した際に選択されている補正情報を読み出し、当該補正情報に基づいて熱電素子10から出力した電圧信号に基づく温度を補正する。また、変形例(1)の場合には、受信装置に複数の補正情報を記憶させておき、温度監視装置1が設置されている環境や温度監視装置1が監視する監視対象物に応じて、ユーザが補正情報を選択する。受信装置は、選択された補正情報を用いて、温度監視装置1から受信した温度情報を補正する。
【0032】
(4)上述した実施形態では、熱電素子10を用いて、監視対象物の温度情報を出力する例を説明したが、例えば、監視対象物の位置、姿勢、圧力、湿度、ひずみなどの温度以外の情報を検出するセンサを設け、各センサの出力値を温度情報と共に外部に送信するようにしてもよい。
【0033】
(5)上述した実施形態では、温度情報を一定時間毎に外部に送信する例を説明したが、温度情報の送信は一定時間毎でなくてもよいし、温度情報の送信を行っていない間に、熱電素子10の温度情報を生成して送信するようにしてもよい。
【0034】
(6)上述した実施形態では、昇圧回路11は、熱電素子10とキャパシタ12の間に設ける例を説明したが、熱電素子10から発生された電力をキャパシタ12に充電し、キャパシタ12の出力電圧を昇圧回路11で昇圧して制御回路13に出力するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0035】
1…温度監視装置、10…熱電素子、11…昇圧回路、12…キャパシタ、13…制御回路、14…アンテナ、131…増幅回路、132…A/D変換回路、133…CPU、133a…生成部、133b…補正部、133c…出力部、134…送信回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
監視対象物の熱が伝導される位置に設けられ、当該監視対象物の熱に応じた電力を発生させる熱電素子と、
前記熱電素子の出力電圧を昇圧する昇圧手段と、
前記昇圧手段から出力される電力を充電して放電する充放電手段と、
前記充放電手段から放電される電力を駆動電力として用い、前記監視対象物の熱による前記熱電素子の状態に応じた温度情報を生成する生成手段と、
前記充放電手段から放電される電力を駆動電力として用い、前記生成手段で生成された前記温度情報を外部に出力する信号形式に変換して出力する出力手段と
を備えることを特徴とする温度監視装置。
【請求項2】
前記生成手段は、前記熱電素子の出力電圧に基づいて前記温度情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の温度監視装置。
【請求項3】
前記充放電手段から放電される電力を駆動電力として用い、前記熱電素子の抵抗値を検出する検出手段を備え、
前記生成手段は、前記検出手段で検出された抵抗値に基づいて前記温度情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の温度監視装置。
【請求項4】
前記生成手段で生成された前記温度情報を、予め定められた前記監視対象物の温度監視条件に応じた補正情報に基づいて補正する補正手段を備え、
前記出力手段は、前記補正手段によって補正された前記温度情報を前記信号形式に変換して出力することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の温度監視装置。
【請求項5】
監視対象物の熱が伝導される位置に設けられ、当該監視対象物の熱に応じた電力を発生させる熱電素子と、
前記熱電素子の出力電圧を昇圧する昇圧手段と、
前記昇圧手段から出力される電力を充電して放電する充放電手段と、
前記充放電手段から放電される電力を駆動電力として用い、前記監視対象物の熱により前記熱電素子から発生された電力に関する監視情報を生成する生成手段と、
前記充放電手段から放電される電力を駆動電力として用い、前記生成手段で生成された前記監視情報を外部に出力する信号形式に変換して送信する送信手段とを有する送信装置と、
前記送信装置から出力された前記監視情報を受信する受信手段と、
前記監視対象物の温度と前記熱電素子から発生される電力との関係を予め定義した温度変換情報を記憶する記憶手段と、
前記受信手段が受信した前記監視情報と前記補正情報とに基づいて、前記監視対象物の温度を特定する特定手段と、
前記特定手段が特定した温度を出力する出力手段とを有する受信装置と
を備えることを特徴とする温度監視システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−112710(P2012−112710A)
【公開日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−260218(P2010−260218)
【出願日】平成22年11月22日(2010.11.22)
【出願人】(000004075)ヤマハ株式会社 (5,930)
【Fターム(参考)】