説明

溶解装置及びそれを備えた給湯装置

【課題】電気回路を必要とせず、コンパクトで運転コストが安価な無機化合物等を供給する溶解装置及びそれを備えた給湯装置を提供すること。
【解決手段】水回路15と、粉末状または顆粒状、あるいは、粉末状と顆粒状との混合物である無機化合物11を包囲する包装体13とを備え、前記無機化合物11を溶解させた水を、前記水回路15から流出させる構成としたことを特徴とする溶解装置で、水と無機化合物の間の溶解濃度差で物質が移動する、物質拡散(フィックの法則)の原理で、水に無機化合物を溶解させることが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無機化合物等を溶解する溶解装置、及び溶解した無機化合物等を浴槽に供給する機能を備えた給湯装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来この種の装置は、目的の成分を含む材料を電気分解にて水中に溶解させ、この溶解した水を目的とする回路へ供給している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図7は、特許文献1に記載された従来の給湯装置を示すものである。図7に示すように、亜鉛陽極1と、陰極2と、ケーシング5と、直流電源9から構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−190882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前記従来の構成では、目的とする成分(亜鉛陽極1)の水への溶解方法は、電気分解の原理によるため、直流電源9と、回路を流れる水への漏電を防止するための絶縁回路(図示せず)が必要となる。従って、装置のサイズアップ、コストアップとともに、直流電源9においては電力を必要とするため消費電力量も増加する。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、電気回路を必要とせず、コンパクトで運転コストが安価な無機化合物等を供給する溶解装置及びそれを備えた給湯装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記従来の課題を解決するために、本発明の溶解装置は、水回路と、粉末状または顆粒状、あるいは、粉末状と顆粒状との混合物である無機化合物を包囲する包装体とを備え、前記無機化合物を溶解させた水を、前記水回路から流出させる構成としたことを特徴とするものである。
【0008】
これによって、水と無機化合物の間の溶解濃度差で物質が移動する、物質拡散(フィックの法則)の原理で、水に無機化合物を溶解させることが可能となる。従って、これまで必要としていた電源回路と絶縁回路が削減できる。これにより、コンパクト化と低コスト化を実現するとともに、電力不要の原理であるため、消費電力量を抑えることができる。
【0009】
また、包装体が濾過手段としての機能も兼用するので、無機化合物が消耗した後も、容易に補充できて使用性を向上させることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、コンパクト化、低コスト化、さらには、消費電力量の抑制を実現した無機化合物等を供給する溶解装置及びそれを備えた給湯装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施の形態1における溶解装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態1における溶解装置の詳細図
【図3】本発明の実施の形態1における溶解装置の無機化合物と濾過手段の関係を示す図
【図4】(a)本発明の実施の形態1における濾過手段の構成図(b)同他の濾過手段の構成図(c)同他の濾過手段の構成図
【図5】本発明の実施の形態2における給湯装置の構成図
【図6】本発明の実施の形態3における溶解装置の構成図
【図7】従来の給湯装置の構成図
【発明を実施するための形態】
【0012】
第1の発明は、水回路と、粉末状または顆粒状、あるいは、粉末状と顆粒状との混合物である無機化合物を包囲する包装体とを備え、前記無機化合物を溶解させた水を、前記水回路から流出させる構成としたことを特徴とする溶解装置である。
【0013】
これによって、水と無機化合物の間の溶解濃度差で物質が移動する、物質拡散(フィックの法則)の原理で、水に無機化合物を溶解させることが可能となる。従って、これまで必要としていた電源回路と絶縁回路が削減できる。また、電力不要の原理であるため、消費電力量を抑えることができる。
【0014】
また、包装体が濾過手段としての機能も兼用するので、無機化合物が消耗した後も、容易に補充できて使用性を向上させることができる。
【0015】
第2の発明は、湯水を浴槽へ供給する浴槽水注湯回路と、前記浴槽水注湯回路を開閉する浴槽水注湯弁とを備え、前記第1の発明の溶解装置を、前記浴槽水注湯回路に、前記浴槽水注湯弁の下流側に配設したことを特徴とする給湯装置である。
【0016】
これによって、溶解装置は浴槽への湯はり停止時などに生じるウォーターハンマー現象(浴槽水注湯回路等の水圧上昇)の影響を受けないため、溶解装置の耐圧構造を簡素化することができる。さらに、浴槽への湯はりの水流を利用するため、湯はりと同時に無機化合物を溶解させた水を浴槽へ供給できるので、利便性が向上する。
【0017】
第3の発明は、湯水を浴槽へ供給する浴槽水注湯回路と、前記浴槽水注湯回路を開閉する浴槽水注湯弁とを備え、前記第1の発明に記載の溶解装置の包装体を収納する無機化合物収納容器の相当直径を、前記浴槽水注湯回路の相当直径よりも大きくしたことを特徴とする給湯装置で、水が無機化合物収納容器を通過する際に生じる圧力損失の増加を、低減させ、浴槽への湯はりを早く完了することができる。
【0018】
第4の発明は、前記第1の発明の溶解装置を、本体筐体内に配設したことを特徴とする給湯装置で、低外気温時であっても貯湯タンク、電源回路などからの僅かな放熱により筐体内の雰囲気は常時加温されているため、溶解装置の凍結防止などの断熱が簡素化、または不要となる。
【0019】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0020】
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における溶解装置の構造図を示すものである。
【0021】
図1において、無機化合物11は粉末状、または、顆粒状、または、粉末状と顆粒状の混合物であり、包装体13に収納される。無機化合物11は水に対して溶解性を持つ。図1の無機化合物11は径が異なる顆粒状のものであり、これを多層状となるように構成す
ると、包装体13内には多孔質の空間が形成される。包装体13は、順に水回路15によって連通されるように溶解装置16を構成する。尚、包装体13は濾過手段としての機能も兼ね備えたものとする。
【0022】
以上のように構成された給湯装置について、以下その動作、作用を説明する。水回路15から溶解装置16に流入する水は、包装体13に形成される多孔質の空間を通過する。水には粘性があるため、多孔質の空間を通過する際に無機化合物11の表面から表面近傍の領域には速度境界層が生成される。
【0023】
図2はその速度境界層の状態を示す図である。無機化合物11の表面近傍の速度境界層の流速は小さく、多孔質空間の中心部を通過する流速は大きい分布となる。無機化合物11は水に対して溶解性を持つため、無機化合物11の表面近傍の11の表面分子は、表面近傍の水に溶解し、水の溶解濃度が上昇する。表面近傍の水は流速が小さいため、溶解濃度は高い値となる。
【0024】
これに対して流速の大きい多孔質空間の中心部の流れる水の溶解濃度は低い。このとき、水中に溶解する無機化合物の濃度差が生じた場合は、濃度差に応じて高い方から低い物質が移動する(フィックの法則)ため、表面近傍の水に溶解した無機化合物は濃度の低い中心の水に移動する。この物質拡散の原理を利用することで、無機化合物11を多孔質空間内の水に溶解させることができる。
【0025】
以上のように、本実施の形態においては、無機化合物11と、前記無機化合物11を包囲収納した包装体13とを有し、前記無機化合物11を包囲収納した包装体13を無機化合物収納容器12内に収納し、前記無機化合物収納容器12に水回路15を接続した溶解装置を備えた給湯装置とした。
【0026】
これによって、水と無機化合物の間の溶解濃度差で物質が移動する、物質拡散(フィックの法則)の原理で、水に無機化合物を溶解させることが可能となる。従って、これまで必要としていた電源回路と絶縁回路が削減できるので、コンパクト化、低コスト化、さらには消費電力量を抑えた給湯装置とすることができる。
【0027】
尚、無機化合物を、亜鉛を含む亜鉛化合物(酸化亜鉛、炭酸亜鉛など)とした場合、以下の効果を得ることができる。亜鉛は比較的要求量の多いヒトの必須元素の一つであり、通常の食事からの供給では欠乏しやすく、栄養強化目的で、食品に添加される元素である。これに対しては、浴槽に亜鉛を溶解させた水を供給することで、入浴中に経皮吸収による栄養強化を行うことができる。
【0028】
また、図1において、包装体13は濾過手段としての機能も兼ね備えることにより、複数の小穴を有している。濾過手段としての機能も兼ね備えた包装体13は、無機化合物収納容器12内の水勢によって無機化合物11の顆粒が無機化合物収納容器12から流出しようとした場合、これを防止するものである。
【0029】
図3は、溶解装置の無機化合物11と濾過手段としての機能も兼ね備えた包装体13の寸法の関係を示す例である。図3において、濾過手段としての機能も兼ね備えた包装体13は径の異なる複数の小穴13a、13b、13cから構成される。
【0030】
図4は、濾過手段としての機能も兼ね備えた包装体13の構成図である。(a)は、線形状の繊維で角状の小穴を形成したものである。(b)は、所定の厚さの板に、複数種の径の小穴を施したものである。(c)は、粒状の非溶解材料を多層状として多孔質空間を形成したものである。何れも、包装体13内の水勢によって無機化合物11の顆粒が包装
体13から流出しようとした場合、これを防止するものであるが、この構成と形状の限りではない。
【0031】
溶解装置16を流出する溶解濃度は、包装体13を通過する水流速と、無機化合物11の水と接触する表面積等で決定される。溶解装置16の溶解濃度を所定値とする場合は、無機化合物11の全表面積をある範囲とする必要があるため、図3の包装体13に収納する無機化合物11の粒径をある一定の範囲内のサイズに選別したものを利用する必要がある。
【0032】
選別を行うと、コストアップの要因となるため、複数の径を有する無機化合物11の中において、無機化合物11の最大粒径D1に対して、濾過手段13の小穴13aの径D2は、D2<D1とした場合、以下の効果を得ることができる。D2未満の粒径の無機化合物11は、小穴13a、13b、13cから流出する。利用初期は粒径の小さいものは、溶解装置16外へ流出するが、所定時間経過後は、D2以上の粒径の無機化合物11は包装体13に貯留され続ける。この状態が形成された場合、無機化合物11の粒径をある一定の範囲内のサイズに選別したことと同等となる。従って、サイズが混在する無機化合物11を用いても、目的とする濃度を水に溶解させる構造となる。
【0033】
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における給湯装置の構成図を示すものである。
【0034】
図5において、圧縮機22、給湯熱交換器23、減圧手段24、蒸発器25を冷媒回路26で順に環状に接続してヒートポンプユニット21を構成している。貯湯ユニット27の貯湯タンク28には水が貯留されており、出湯回路30は貯湯タンク28、給湯水ポンプ29、給湯熱交換器23、貯湯タンク28を順に接続する回路である。浴槽水加熱回路35は、貯湯タンク28、風呂熱交換器33、浴槽水加熱ポンプ34、貯湯タンク28を順に接続する回路であり、風呂熱交換器33の他方の回路には浴槽42が接続されている。
【0035】
浴槽水循環回路41は、浴槽42、浴槽水を搬送する浴槽水ポンプ40、風呂熱交換器33を順に接続する回路である。浴槽水注湯回路39は、貯湯タンク28の水を、浴槽水循環回路41を経由して浴槽42へ注湯する回路である。この回路には貯湯タンク28の高温の水と水道水を混合する浴槽水混合弁36、注湯する水温を検知する温度検知手段37、浴槽水注湯回路39の回路の開閉を行う浴槽水注湯弁38を順に備える。溶解装置16は浴槽水注湯弁38の下流側の浴槽水注湯回路39に本体の筐体に収納するように設けた。
【0036】
ヒートポンプユニット21で貯湯タンク28に貯留された水を加熱する運転は、以下のような動作となる。貯湯タンク28の水は、給湯水ポンプ29によって給湯熱交換器23へ搬送され、ヒートポンプサイクル動作によって加熱される。給湯水ポンプ29は給湯熱交換器23で加熱された給湯水の温度が予め決定した温度になる様に、出湯回路30の流量を制御する。
【0037】
浴槽42への湯張り、並びに、浴槽水の加熱は以下のような動作となる。浴槽水注湯回路39の浴槽水混合弁36は、温度検知手段37で検知する注湯温度がリモコン等(図示せず)で予め設定された温度となるように、高温の水と水道水の混合割合を調整する。所定温度となった浴槽水は、浴槽水注湯回路39、浴槽水循環回路41を順に経由して浴槽42へ流出する。一方、浴槽42の浴槽水を加熱する場合は、貯湯タンク28に貯留された高温の水を、浴槽水加熱ポンプ34によって風呂熱交換器33へ搬送し、浴槽水ポンプ18より搬送された浴槽水を加熱する。風呂熱交換器33で浴槽水を加熱して温度が下が
った給湯水は、貯湯タンク28の下部より内部へ流入する。
【0038】
以上のように構成された給湯装置について、以下その動作、作用を説明する。利用者が浴槽42へ湯はりを行う場合は、リモコン等で湯はり動作の指示操作を行う。リモコン操作後、予め設定された温度に浴槽水混合弁36で調整された水が、浴槽水注湯弁38を閉から開に制御した場合に、溶解装置16、浴槽水循環回路41を経由して浴槽42に流出する。水が溶解装置16を通過する際に、無機化合物が水に溶解するので、浴槽42に湯はり動作と同時に、無機化合物11を溶解させた水が浴槽42に流入する。
【0039】
溶解装置16は、浴槽水注湯弁38の下流側としたが、浴槽水注湯弁38が開から閉へ制御された場合は、ウォーターハンマー現象が発生し、上流側の回路に設けている、浴槽水混合弁36、貯湯タンク28等は水道圧以上の水圧負荷を与える。下流側に設けることによって、溶解装置16への水圧負荷が掛からない。
【0040】
以上のように、本実施の形態においては、浴槽水注湯回路と、浴槽水注湯弁を備え、浴槽水注湯弁、溶解装置の順に浴槽水注湯回路に備えた給湯装置とした。これにより、溶解装置は浴槽への湯はり停止時などに生じるウォーターハンマー現象(浴槽水注湯回路等の水圧上昇)の影響を受けないため、溶解装置の耐圧構造を簡素化することができる。さらに、浴槽への湯はりの水流を利用するため、湯はりと同時に無機化合物を溶解させた水を浴槽へ供給できるので、利便性が向上する。
【0041】
本発明において、溶解装置16は給湯機の本体筐体に収納し、浴槽水注湯回路39としているが、浴槽水循環回路41に設けても、浴槽42へ無機化合物11を溶解させた水を供給することが出来る。また、本体筐体外部の浴槽水循環回路41に設けることも可能であるが、本体筐体内部の雰囲気温度は、低外気温時であっても貯湯タンク28からの放熱により、筐体内部の雰囲気は常時加温されるため、溶解装置16の凍結防止などの断熱が不要、または簡素化できる。
【0042】
また、給湯機を貯湯式給湯機とした場合、貯湯タンクには高温の湯を貯湯するので、この高温の湯を化合物溶解装置へ供給することによって機器の殺菌、滅菌を行うことができる。また、水中に溶け込んでいる残留塩素が貯留中に少なくなるので、本体の材質は耐腐食性材料ではなく、安価な汎用部品を使うことができる。
【0043】
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態における溶解装置の構造図を示すものである。
【0044】
図6において、溶解装置16の入口と出口は浴槽水注湯回路39に接続されている。無機化合物11を収納する無機化合物収納容器12の相当直径d1、浴槽水注湯回路39の相当直径d2とした場合、図6においてそれぞれをd1>d2となる大きさなるように決定した。
【0045】
以上のように構成された給湯装置について、以下その動作、作用を説明する。水回路15に対して、無機化合物11を収納した無機化合物収納容器12、濾過手段収納容器14を設けたので、溶解装置16を水が通過する際に、圧力損失が生じる。圧力損失が生じると、浴槽42へ供給する水の流量が低下する。ここで、無機化合物収納容器12の相当直径d1を、浴槽水注湯回路39の相当直径d2に対して、d1>d2となる大きさとすると、無機化合物収納容器12の平均流速u1は、浴槽水注湯回路39の平均流速u2より小さくなる。水回路の流体の圧力損失は、流体の平均流速の2乗に比例するため、溶解装置16を通過する際の圧力損失の増加を低減させることができる。
【0046】
以上のように、本実施の形態においては、無機化合物収納容器の相当直径を、溶解装置を接続する浴槽水注湯回路の相当直径よりも大とすることにより、無機化合物を通過する水流による圧力損失を低減し、浴槽への湯はり時間を早く完了することができる。
【産業上の利用可能性】
【0047】
以上のように、本発明にかかる給湯装置は、コンパクト化、低コスト化、運転効率向上に繋がり、貯湯式給湯機の他、ガス熱源の給湯機にも利用できる。
【符号の説明】
【0048】
11 無機化合物
12 無機化合物収納容器
13 包装体(濾過手段)
13a 小穴
13b 小穴
13c 小穴
14 濾過手段収納容器
15 水回路
16 溶解装置
21 ヒートポンプユニット
27 貯湯ユニット
28 貯湯タンク
36 浴槽水混合弁
37 温度検知手段
38 浴槽水注湯弁
39 浴槽水注湯回路
42 浴槽

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水回路と、粉末状または顆粒状、あるいは、粉末状と顆粒状との混合物である無機化合物を包囲する包装体とを備え、前記無機化合物を溶解させた水を、前記水回路から流出させる構成としたことを特徴とする溶解装置。
【請求項2】
湯水を浴槽へ供給する浴槽水注湯回路と、前記浴槽水注湯回路を開閉する浴槽水注湯弁とを備え、前記請求項1に記載の溶解装置を、前記浴槽水注湯回路に、前記浴槽水注湯弁の下流側に配設したことを特徴とする給湯装置。
【請求項3】
湯水を浴槽へ供給する浴槽水注湯回路と、前記浴槽水注湯回路を開閉する浴槽水注湯弁とを備え、前記請求項1に記載の溶解装置の包装体を収納する無機化合物収納容器の相当直径を、前記浴槽水注湯回路の相当直径よりも大きくしたことを特徴とする給湯装置。
【請求項4】
前記請求項1に記載の溶解装置を、本体筐体内に配設したことを特徴とする給湯装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−81438(P2012−81438A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−231227(P2010−231227)
【出願日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】