炭化水素を製造するための方法および組成物
本願明細書にて、アルデヒド、アルカンおよびアルケンを製造するための組成物および方法が記載される。該アルデヒド、アルカンおよびアルケンは、バイオ燃料にて使用され得る。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
炭化水素を製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34もしくは36のアミノ酸配列を含むポリペプチドまたはその変異体を生じさせる工程、および該宿主細胞から炭化水素を単離する工程を含む、方法。
【請求項2】
炭化水素を製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34もしくは36に対して少なくとも約70%の同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチドを生じさせる工程、および該宿主細胞から炭化水素を単離する工程を含む、方法。
【請求項3】
炭化水素を製造するための方法であって、宿主細胞にて、1つまたはそれ以上のアミノ酸置換、付加、挿入または欠失を有する配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34もしくは36のアミノ酸配列を含むポリペプチドを生じさせる工程を含み、該ポリペプチドはデカルボニラーゼ活性を有する、方法。
【請求項4】
ポリペプチドが、1つまたはそれ以上の保存的なアミノ酸置換を有する配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34または36のアミノ酸配列を含む、請求項3記載の方法。
【請求項5】
炭化水素を製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33または35に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドを発現させる工程、および該宿主細胞から炭化水素を単離する工程を含む、方法。
【請求項6】
炭化水素を製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33もしくは35の相補物またはそのフラグメントにハイブリダイズするポリヌクレオチドを発現させる工程を含み、該ポリヌクレオチドは、配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34または36を含むポリペプチドと同じ生物学的活性を有するポリペプチドをコードする、方法。
【請求項7】
ポリペプチドまたはポリヌクレオチドがラン藻に由来する、請求項1〜6のいずれか1項記載の方法。
【請求項8】
炭化水素を製造するための方法であって、宿主細胞を、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33または35に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含む組換えベクターで形質転換する工程、および該宿主細胞から炭化水素を単離する工程を含む、方法。
【請求項9】
組換えベクターが前記ヌクレオチド配列に作動可能に連結されたプロモーターをさらに含む、請求項8記載の方法。
【請求項10】
宿主細胞が、哺乳動物細胞、植物細胞、昆虫細胞、酵母細胞、真菌細胞、糸状菌細胞および細菌細胞からなる群より選択される、請求項1〜9のいずれか1項記載の方法。
【請求項11】
宿主細胞が大腸菌細胞である、請求項10記載の方法。
【請求項12】
大腸菌細胞が大腸菌細胞B株、C株、K株またはW株である、請求項11記載の方法。
【請求項13】
宿主細胞が前記組換えベクターのヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドを生じさせる、請求項8記載の方法。
【請求項14】
炭化水素が宿主細胞によって分泌される、請求項10記載の方法。
【請求項15】
炭化水素がアルカンである、請求項10記載の方法。
【請求項16】
アルカンがC13−C21アルカンを含む、請求項15記載の方法。
【請求項17】
アルカンがトリデカン、メチルトリデカン、ノナデカン、メチルノナデカン、ヘプタデカン、メチルヘプタデカン、ペンタデカンおよびメチルペンタデカンからなる群より選択される、請求項15記載の方法。
【請求項18】
宿主細胞を前記ポリペプチドまたは前記ヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドのための少なくとも1つの生物学的基質の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項1〜14のいずれか1項記載の方法。
【請求項19】
基質が脂肪酸誘導体である、請求項18記載の方法。
【請求項20】
宿主細胞を飽和脂肪酸誘導体の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項15記載の方法。
【請求項21】
飽和脂肪酸誘導体がC14−C22飽和脂肪酸誘導体である、請求項20記載の方法。
【請求項22】
飽和脂肪酸誘導体が2−メチルイコサナール、イコサナール、オクタデカナール、テトラデカナール、2−メチルオクタデカナール、ステアルアルデヒド、パルミトアルデヒドおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項20記載の方法。
【請求項23】
炭化水素がアルケンである、請求項10記載の方法。
【請求項24】
アルケンがC13−C21アルケンを含む、請求項22記載の方法。
【請求項25】
アルケンがペンタデセン、ヘプタデセン、メチルペンタデセンおよびメチルヘプタデセンからなる群より選択される、請求項22記載の方法。
【請求項26】
宿主細胞を、不飽和脂肪酸誘導体の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項22記載の方法。
【請求項27】
不飽和脂肪酸誘導体がC14−C22不飽和脂肪酸誘導体である、請求項26記載の方法。
【請求項28】
不飽和脂肪酸誘導体がオクタデセナール、ヘキサデセナール、メチルヘキサデセナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項26記載の方法。
【請求項29】
遺伝子組換え微生物であって、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33または35に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドの上流に該微生物のゲノムDNAに安定に組込まれた外来性調節配列を含み、ここで、該微生物は野生型微生物と比較して増加したレベルの炭化水素を生じる、微生物。
【請求項30】
微生物がラン藻である、請求項29記載の微生物。
【請求項31】
遺伝子発現に適切な条件下で請求項29記載の微生物を培養する工程を含む、炭化水素を製造するための方法。
【請求項32】
請求項1〜28および31のいずれか1項記載の方法によって製造された炭化水素。
【請求項33】
請求項32記載の炭化水素を含むバイオ燃料。
【請求項34】
ディーゼル、ガソリンまたはジェット燃料である、請求項33記載のバイオ燃料。
【請求項35】
炭化水素が約−15.4またはそれ以上のδ13Cを有する、請求項33記載のバイオ燃料。
【請求項36】
炭化水素が少なくとも約1.003のfM14Cを有する、請求項33記載のバイオ燃料。
【請求項37】
炭化水素の製造方法であって、基質を、(i)配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34もしくは36のアミノ酸配列を含むポリペプチドまたはその変異体、または(ii)配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33または35に対して少なくとも70%の同一性を有するヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドまたはその変異体と接触させる工程を含む、方法。
【請求項38】
炭化水素がC13−C21アルカンを含む、請求項37記載の方法。
【請求項39】
炭化水素がトリデカン、メチルトリデカン、ノナデカン、メチルノナデカン、ヘプタデカン、メチルヘプタデカン、ペンタデカンおよびメチルペンタデカンからなる群より選択される、請求項37記載の方法。
【請求項40】
基質が2−メチルイコサナール、イコサナール、オクタデカナール、テトラデカナール、2−メチルオクタデカナール、ステアルアルデヒド、パルミトアルデヒドおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項39記載の方法。
【請求項41】
炭化水素がC13−C21アルケンを含む、請求項37記載の方法。
【請求項42】
炭化水素がペンタデセン、ヘプタデセン、メチルペンタデセンおよびメチルヘプタデセンからなる群より選択される、請求項37記載の方法。
【請求項43】
基質がオクタデセナール、ヘキサデセナール、メチルヘキサデセナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項42記載の方法。
【請求項44】
炭化水素を製造するための方法であって、該方法は、宿主細胞にて、
(i)配列番号37もしくは配列番号38もしくは配列番号39;または
(ii)配列番号40、ならびに(a)配列番号37、(b)配列番号38および(c)配列番号39のいずれか1つ;または
(iii)配列番号41もしくは配列番号42もしくは配列番号43もしくは配列番号44
のアミノ酸配列を含むポリペプチドを生じさせる工程を含み、
ここで、該ポリペプチドはデカルボニラーゼ活性を有する、方法。
【請求項45】
ポリペプチドがラン藻に由来する、請求項44記載の方法。
【請求項46】
宿主細胞が哺乳動物細胞、植物細胞、昆虫細胞、酵母細胞、真菌細胞、糸状菌細胞および細菌細胞からなる群より選択される、請求項44または45記載の方法。
【請求項47】
宿主細胞が大腸菌細胞である、請求項46記載の方法。
【請求項48】
炭化水素が宿主細胞によって分泌される、請求項44記載の方法。
【請求項49】
炭化水素がC13−C21アルカンを含む、請求項44記載の方法。
【請求項50】
炭化水素がトリデカン、メチルトリデカン、ノナデカン、メチルノナデカン、ヘプタデカン、メチルヘプタデカン、ペンタデカンおよびメチルペンタデカンからなる群より選択される、請求項44記載の方法。
【請求項51】
宿主細胞を前記ポリペプチドについての少なくとも1つの生物学的基質の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項44〜48のいずれか1項記載の方法。
【請求項52】
基質が脂肪酸誘導体である、請求項51記載の方法。
【請求項53】
宿主細胞を飽和脂肪酸誘導体の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項49記載の方法。
【請求項54】
飽和脂肪酸誘導体が2−メチルイコサナール、イコサナール、オクタデカナール、テトラデカナール、2−メチルオクタデカナール、ステアルアルデヒド、パルミトアルデヒドおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項53記載の方法。
【請求項55】
炭化水素がC13−C21アルケンを含む、請求項44記載の方法。
【請求項56】
炭化水素がペンタデセン、ヘプタデセン、メチルペンタデセンおよびメチルヘプタデセンからなる群より選択される、請求項44記載の方法。
【請求項57】
宿主細胞を不飽和脂肪酸誘導体の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項55記載の方法。
【請求項58】
不飽和脂肪酸誘導体がオクタデセナール、ヘキサデセナール、メチルヘキサデセナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項57記載の方法。
【請求項59】
炭化水素の製造方法であって、該方法は、基質を
(i)配列番号37もしくは配列番号38もしくは配列番号39;または
(ii)配列番号40、ならびに(a)配列番号37、(b)配列番号38および(c)配列番号39のいずれか1つ;または
(iii)配列番号41もしくは配列番号42もしくは配列番号43もしくは配列番号44
のアミノ酸配列を含むポリペプチドと接触させる工程を含み、
ここで、該ポリペプチドはデカルボニラーゼ活性を有する、方法。
【請求項60】
炭化水素がC13−C21アルカンを含む、請求項59記載の方法。
【請求項61】
炭化水素がトリデカン、メチルトリデカン、ノナデカン、メチルノナデカン、ヘプタデカン、メチルヘプタデカン、ペンタデカンおよびメチルペンタデカンからなる群より選択される、請求項59記載の方法。
【請求項62】
基質が脂肪酸誘導体である、請求項59記載の方法。
【請求項63】
基質が飽和脂肪酸誘導体である、請求項60記載の方法。
【請求項64】
基質が2−メチルイコサナール、イコサナール、オクタデカナール、テトラデカナール、2−メチルオクタデカナール、ステアルアルデヒド、パルミトアルデヒドおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項61記載の方法。
【請求項65】
炭化水素がC13−C21アルケンを含む、請求項59記載の方法。
【請求項66】
炭化水素がペンタデセン、ヘプタデセン、メチルペンタデセンおよびメチルヘプタデセンからなる群より選択される、請求項59記載の方法。
【請求項67】
基質が不飽和脂肪酸基質である、請求項65記載の方法。
【請求項68】
基質がオクタデセナール、ヘキサデセナール、メチルヘキサデセナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項66記載の方法。
【請求項69】
配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33または35の500ヌクレオチド以下からなる単離核酸。
【請求項70】
配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33または35のヌクレオチドの90%以下からなる単離核酸。
【請求項71】
核酸がデカルボニラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする、請求項69または70記載の核酸。
【請求項72】
配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34または36の200アミノ酸以下からなる単離ポリペプチド。
【請求項73】
配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34または36のアミノ酸の90%以下からなる単離ポリペプチド。
【請求項74】
ポリペプチドがデカルボニラーゼ活性を有する、請求項72または73記載の単離ポリペプチド。
【請求項1】
炭化水素を製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34もしくは36のアミノ酸配列を含むポリペプチドまたはその変異体を生じさせる工程、および該宿主細胞から炭化水素を単離する工程を含む、方法。
【請求項2】
炭化水素を製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34もしくは36に対して少なくとも約70%の同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチドを生じさせる工程、および該宿主細胞から炭化水素を単離する工程を含む、方法。
【請求項3】
炭化水素を製造するための方法であって、宿主細胞にて、1つまたはそれ以上のアミノ酸置換、付加、挿入または欠失を有する配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34もしくは36のアミノ酸配列を含むポリペプチドを生じさせる工程を含み、該ポリペプチドはデカルボニラーゼ活性を有する、方法。
【請求項4】
ポリペプチドが、1つまたはそれ以上の保存的なアミノ酸置換を有する配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34または36のアミノ酸配列を含む、請求項3記載の方法。
【請求項5】
炭化水素を製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33または35に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドを発現させる工程、および該宿主細胞から炭化水素を単離する工程を含む、方法。
【請求項6】
炭化水素を製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33もしくは35の相補物またはそのフラグメントにハイブリダイズするポリヌクレオチドを発現させる工程を含み、該ポリヌクレオチドは、配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34または36を含むポリペプチドと同じ生物学的活性を有するポリペプチドをコードする、方法。
【請求項7】
ポリペプチドまたはポリヌクレオチドがラン藻に由来する、請求項1〜6のいずれか1項記載の方法。
【請求項8】
炭化水素を製造するための方法であって、宿主細胞を、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33または35に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含む組換えベクターで形質転換する工程、および該宿主細胞から炭化水素を単離する工程を含む、方法。
【請求項9】
組換えベクターが前記ヌクレオチド配列に作動可能に連結されたプロモーターをさらに含む、請求項8記載の方法。
【請求項10】
宿主細胞が、哺乳動物細胞、植物細胞、昆虫細胞、酵母細胞、真菌細胞、糸状菌細胞および細菌細胞からなる群より選択される、請求項1〜9のいずれか1項記載の方法。
【請求項11】
宿主細胞が大腸菌細胞である、請求項10記載の方法。
【請求項12】
大腸菌細胞が大腸菌細胞B株、C株、K株またはW株である、請求項11記載の方法。
【請求項13】
宿主細胞が前記組換えベクターのヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドを生じさせる、請求項8記載の方法。
【請求項14】
炭化水素が宿主細胞によって分泌される、請求項10記載の方法。
【請求項15】
炭化水素がアルカンである、請求項10記載の方法。
【請求項16】
アルカンがC13−C21アルカンを含む、請求項15記載の方法。
【請求項17】
アルカンがトリデカン、メチルトリデカン、ノナデカン、メチルノナデカン、ヘプタデカン、メチルヘプタデカン、ペンタデカンおよびメチルペンタデカンからなる群より選択される、請求項15記載の方法。
【請求項18】
宿主細胞を前記ポリペプチドまたは前記ヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドのための少なくとも1つの生物学的基質の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項1〜14のいずれか1項記載の方法。
【請求項19】
基質が脂肪酸誘導体である、請求項18記載の方法。
【請求項20】
宿主細胞を飽和脂肪酸誘導体の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項15記載の方法。
【請求項21】
飽和脂肪酸誘導体がC14−C22飽和脂肪酸誘導体である、請求項20記載の方法。
【請求項22】
飽和脂肪酸誘導体が2−メチルイコサナール、イコサナール、オクタデカナール、テトラデカナール、2−メチルオクタデカナール、ステアルアルデヒド、パルミトアルデヒドおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項20記載の方法。
【請求項23】
炭化水素がアルケンである、請求項10記載の方法。
【請求項24】
アルケンがC13−C21アルケンを含む、請求項22記載の方法。
【請求項25】
アルケンがペンタデセン、ヘプタデセン、メチルペンタデセンおよびメチルヘプタデセンからなる群より選択される、請求項22記載の方法。
【請求項26】
宿主細胞を、不飽和脂肪酸誘導体の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項22記載の方法。
【請求項27】
不飽和脂肪酸誘導体がC14−C22不飽和脂肪酸誘導体である、請求項26記載の方法。
【請求項28】
不飽和脂肪酸誘導体がオクタデセナール、ヘキサデセナール、メチルヘキサデセナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項26記載の方法。
【請求項29】
遺伝子組換え微生物であって、配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33または35に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドの上流に該微生物のゲノムDNAに安定に組込まれた外来性調節配列を含み、ここで、該微生物は野生型微生物と比較して増加したレベルの炭化水素を生じる、微生物。
【請求項30】
微生物がラン藻である、請求項29記載の微生物。
【請求項31】
遺伝子発現に適切な条件下で請求項29記載の微生物を培養する工程を含む、炭化水素を製造するための方法。
【請求項32】
請求項1〜28および31のいずれか1項記載の方法によって製造された炭化水素。
【請求項33】
請求項32記載の炭化水素を含むバイオ燃料。
【請求項34】
ディーゼル、ガソリンまたはジェット燃料である、請求項33記載のバイオ燃料。
【請求項35】
炭化水素が約−15.4またはそれ以上のδ13Cを有する、請求項33記載のバイオ燃料。
【請求項36】
炭化水素が少なくとも約1.003のfM14Cを有する、請求項33記載のバイオ燃料。
【請求項37】
炭化水素の製造方法であって、基質を、(i)配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34もしくは36のアミノ酸配列を含むポリペプチドまたはその変異体、または(ii)配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33または35に対して少なくとも70%の同一性を有するヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドまたはその変異体と接触させる工程を含む、方法。
【請求項38】
炭化水素がC13−C21アルカンを含む、請求項37記載の方法。
【請求項39】
炭化水素がトリデカン、メチルトリデカン、ノナデカン、メチルノナデカン、ヘプタデカン、メチルヘプタデカン、ペンタデカンおよびメチルペンタデカンからなる群より選択される、請求項37記載の方法。
【請求項40】
基質が2−メチルイコサナール、イコサナール、オクタデカナール、テトラデカナール、2−メチルオクタデカナール、ステアルアルデヒド、パルミトアルデヒドおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項39記載の方法。
【請求項41】
炭化水素がC13−C21アルケンを含む、請求項37記載の方法。
【請求項42】
炭化水素がペンタデセン、ヘプタデセン、メチルペンタデセンおよびメチルヘプタデセンからなる群より選択される、請求項37記載の方法。
【請求項43】
基質がオクタデセナール、ヘキサデセナール、メチルヘキサデセナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項42記載の方法。
【請求項44】
炭化水素を製造するための方法であって、該方法は、宿主細胞にて、
(i)配列番号37もしくは配列番号38もしくは配列番号39;または
(ii)配列番号40、ならびに(a)配列番号37、(b)配列番号38および(c)配列番号39のいずれか1つ;または
(iii)配列番号41もしくは配列番号42もしくは配列番号43もしくは配列番号44
のアミノ酸配列を含むポリペプチドを生じさせる工程を含み、
ここで、該ポリペプチドはデカルボニラーゼ活性を有する、方法。
【請求項45】
ポリペプチドがラン藻に由来する、請求項44記載の方法。
【請求項46】
宿主細胞が哺乳動物細胞、植物細胞、昆虫細胞、酵母細胞、真菌細胞、糸状菌細胞および細菌細胞からなる群より選択される、請求項44または45記載の方法。
【請求項47】
宿主細胞が大腸菌細胞である、請求項46記載の方法。
【請求項48】
炭化水素が宿主細胞によって分泌される、請求項44記載の方法。
【請求項49】
炭化水素がC13−C21アルカンを含む、請求項44記載の方法。
【請求項50】
炭化水素がトリデカン、メチルトリデカン、ノナデカン、メチルノナデカン、ヘプタデカン、メチルヘプタデカン、ペンタデカンおよびメチルペンタデカンからなる群より選択される、請求項44記載の方法。
【請求項51】
宿主細胞を前記ポリペプチドについての少なくとも1つの生物学的基質の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項44〜48のいずれか1項記載の方法。
【請求項52】
基質が脂肪酸誘導体である、請求項51記載の方法。
【請求項53】
宿主細胞を飽和脂肪酸誘導体の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項49記載の方法。
【請求項54】
飽和脂肪酸誘導体が2−メチルイコサナール、イコサナール、オクタデカナール、テトラデカナール、2−メチルオクタデカナール、ステアルアルデヒド、パルミトアルデヒドおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項53記載の方法。
【請求項55】
炭化水素がC13−C21アルケンを含む、請求項44記載の方法。
【請求項56】
炭化水素がペンタデセン、ヘプタデセン、メチルペンタデセンおよびメチルヘプタデセンからなる群より選択される、請求項44記載の方法。
【請求項57】
宿主細胞を不飽和脂肪酸誘導体の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項55記載の方法。
【請求項58】
不飽和脂肪酸誘導体がオクタデセナール、ヘキサデセナール、メチルヘキサデセナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項57記載の方法。
【請求項59】
炭化水素の製造方法であって、該方法は、基質を
(i)配列番号37もしくは配列番号38もしくは配列番号39;または
(ii)配列番号40、ならびに(a)配列番号37、(b)配列番号38および(c)配列番号39のいずれか1つ;または
(iii)配列番号41もしくは配列番号42もしくは配列番号43もしくは配列番号44
のアミノ酸配列を含むポリペプチドと接触させる工程を含み、
ここで、該ポリペプチドはデカルボニラーゼ活性を有する、方法。
【請求項60】
炭化水素がC13−C21アルカンを含む、請求項59記載の方法。
【請求項61】
炭化水素がトリデカン、メチルトリデカン、ノナデカン、メチルノナデカン、ヘプタデカン、メチルヘプタデカン、ペンタデカンおよびメチルペンタデカンからなる群より選択される、請求項59記載の方法。
【請求項62】
基質が脂肪酸誘導体である、請求項59記載の方法。
【請求項63】
基質が飽和脂肪酸誘導体である、請求項60記載の方法。
【請求項64】
基質が2−メチルイコサナール、イコサナール、オクタデカナール、テトラデカナール、2−メチルオクタデカナール、ステアルアルデヒド、パルミトアルデヒドおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項61記載の方法。
【請求項65】
炭化水素がC13−C21アルケンを含む、請求項59記載の方法。
【請求項66】
炭化水素がペンタデセン、ヘプタデセン、メチルペンタデセンおよびメチルヘプタデセンからなる群より選択される、請求項59記載の方法。
【請求項67】
基質が不飽和脂肪酸基質である、請求項65記載の方法。
【請求項68】
基質がオクタデセナール、ヘキサデセナール、メチルヘキサデセナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項66記載の方法。
【請求項69】
配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33または35の500ヌクレオチド以下からなる単離核酸。
【請求項70】
配列番号1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33または35のヌクレオチドの90%以下からなる単離核酸。
【請求項71】
核酸がデカルボニラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする、請求項69または70記載の核酸。
【請求項72】
配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34または36の200アミノ酸以下からなる単離ポリペプチド。
【請求項73】
配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34または36のアミノ酸の90%以下からなる単離ポリペプチド。
【請求項74】
ポリペプチドがデカルボニラーゼ活性を有する、請求項72または73記載の単離ポリペプチド。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
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【図40−15】
【図40−16】
【図40−17】
【図40−18】
【図40−19】
【公表番号】特表2011−522525(P2011−522525A)
【公表日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−509795(P2011−509795)
【出願日】平成21年5月18日(2009.5.18)
【国際出願番号】PCT/US2009/044403
【国際公開番号】WO2009/140695
【国際公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【出願人】(508343205)エルエス9・インコーポレイテッド (7)
【氏名又は名称原語表記】LS9, Inc.
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年5月18日(2009.5.18)
【国際出願番号】PCT/US2009/044403
【国際公開番号】WO2009/140695
【国際公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【出願人】(508343205)エルエス9・インコーポレイテッド (7)
【氏名又は名称原語表記】LS9, Inc.
【Fターム(参考)】
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