説明

無線LANシステム、無線LAN用アクセスポイント、及びアクセスポイント用制御プラグラム

【課題】 LCXケーブルを用いた場合にも、LCXケーブルの出力端付近での十分な電力を得ると共に、セキュリティの向上をはかる。
【解決手段】 無線LANシステムにおいて、一方向に長い通信エリアの長手方向に沿って設置された第1及び第2の漏洩同軸ケーブル41,42と、第1の漏洩同軸ケーブル41の一端側にアンテナ端子が接続され、サーバ30との間でデータの授受を行う第1のアクセスポイント11と、第2の漏洩同軸ケーブル42の他端側にアンテナ端子が接続され、サーバ30との間でデータの授受を行う第2のアクセスポイント12とを具備している。そして、第1の漏洩同軸ケーブル41の通信エリアと第2の漏洩同軸ケーブル42の通信エリアとの重複部でサーバ30との通信を可能にしている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、漏洩同軸ケーブル(Leaky Coaxial cable)を用いた無線LANシステムに関する。さらに、このシステムに用いる無線LAN用アクセスポイント及びアクセスポイント用制御プラグラムに関する。
【背景技術】
【0002】
漏洩同軸ケーブルを利用した無線LANシステムは、一般的な無線LANシステムと比較して、電波の放射がケーブルの周辺部のみとなるため、セキュリティが高いとされている。
【0003】
漏洩同軸ケーブルにおける電波の放射は、漏洩同軸ケーブルの入力端付近が強く、出力端付近になると、ケーブルの伝送損失のため、放射が弱まる。伝送損失については一般的な同軸ケーブルと同様、利便性を高めるために細く柔らかくすると、より伝送損失が大きくなり、この入力端と出力端での放射の差が大きくなると云う傾向が高まる。また、漏洩同軸ケーブルは、主放射ビームの指向性が20°から25°ほど傾いている傾向にある。そのため、出力端付近では、相手側が十分な電力を得られないという端末効果と呼ばれる現象が起きる。
【0004】
上記の理由から、漏洩同軸ケーブルの出力端付近でも十分な電力を得るために入力端に加える電力を大きくすると、入力端付近での放射エリアが広くなり、セキュリテイが低下する。一方、セキュリティを重視し、漏洩同軸ケーブルの入力端付近の放射を抑えようとすると、出力端付近では、無線が繋がりにくくなってしまうという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−135151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一実施形態は、漏洩同軸ケーブルを用いた場合にも、ケーブルの出力端付近での十分な電力を得ると共に、セキュリティの向上をはかり得る無線LANシステムを提供する。また、上記の無線LANシステムに用いる無線LAN用アクセスポイント及びアクセスポイント用制御プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態によれば、漏洩同軸ケーブルを用いた無線LANシステムにおいて、一方向に長い通信エリアの長手方向に沿って平行配置された第1及び第2の漏洩同軸ケーブルと、前記第1の漏洩同軸ケーブルの一端側にアンテナ端子が接続され、サーバとの間でデータの授受を行う第1のアクセスポイントと、前記第2の漏洩同軸ケーブルの他端側にアンテナ端子が接続され、前記サーバとの間でデータの授受を行う第2のアクセスポイントとを具備している。そして、前記第1の漏洩同軸ケーブルの通信エリアと前記第2の漏洩同軸ケーブルの通信エリアの重複部で前記サーバとの通信を可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】第1の実施形態に係わる無線LANシステムを示す概略構成図。
【図2】1本の漏洩同軸ケーブルを用いた場合の通信エリアを示す図。
【図3】2本の漏洩同軸ケーブルを用いた場合の通信エリアを示す図。
【図4】第1の実施形態の無線LANシステムの動作を説明するためのフローチャート。
【図5】第1の実施形態の無線LANシステムをオフィスデスクに適用した例を示す斜視図。
【図6】第2の実施形態に係わる無線LANシステムを示す概略構成図。
【図7】第2の実施形態に用いた無線LAN用アクセスポイントの構成を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係わる無線LANシステムを示す概略構成図である。
【0011】
所望する通信エリアを挟んで一方と他方にそれぞれアクセスポイント10(第1のアクセスポイント11及び第2のアクセスポイント12)が設置され、各々のアクセスポイント11,12はコントローラ20を介してサーバ30に接続されている。
【0012】
第1のアクセスポイント11のアンテナ端子には漏洩同軸ケーブル(以下、LCXケーブルと略記する)41の一端が接続され、このLCXケーブル41の他端は第2のアクセスポイント12の近くまで伸びている。第2のアクセスポイント12のアンテナ端子にはLCXケーブル42の一端が接続され、このLCXケーブル42の他端は第1のアクセスポイント11の近くまで伸びている。即ち、一方向に長い通信エリアに沿って2本のLCXケーブル41,42が平行配置されている。ここで、第1及び第2のアクセスポイント11,12は別チャネル(異なる周波数)を利用している。
【0013】
図2に示すように、LCXケーブル40を用いた無線LANシステムでは、その通信エリアがケーブル40の周辺部のみとなるため、一般的な無線LANシステムと比較してセキュリティが高い。しかし、1本のLCXケーブル40と1つのアクセスポイント10における通信エリアは、LCXケーブル40の入力端付近で大きく、出力端に近くなるほど小さくなる。このため、LCXケーブル40の出力端付近では、相手側が十分な電力を得られないという端末効果と呼ばれる現象が起きる。即ち、LCXケーブル40の出力端付近では、無線が繋がりにくくなってしまう。LCXケーブル40の入力端に十分大きな電力を供給すればこの問題は生じないが、この場合は、入力端付近の通信エリアが横方向に拡大してしまいセキュリティの低下を招く。
【0014】
これに対し本実施形態のように、2本のLCXケーブル41,42と2つのアクセスポイント11,12を設置し、LCXケーブル41,42を互いに逆方向から給電した場合、これらの通信エリアが重なる領域は、図3に示すようになる。即ち、LCXケーブル41による通信エリア46とLCXケーブル42による通信エリア47との重なり領域48が通信エリアとなり、LCXケーブルの入力端(給電端)付近のエリア拡大を抑制することができる。従って、クライアント側で両方のアクセスポイント11,12からの信号を受信した場合のみ通信可能とすることで、LCXケーブル41,42の入力端付近での無用な通信エリアの拡大を未然に防止することができ、通信のセキュリティを高めることができる。
【0015】
次に、本実施形態の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
【0016】
まず、第1のアクセスポイント11(AP1)がクライアント(CL)と接続されたか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1でAP1とCLとの接続が確認されたら、AP1がCLのMACアドレスをコントローラ20へ情報送信する(ステップS2)。続いて、コントローラ20は第2のアクセスポイント12(AP2)にMACアドレスを情報送信する(ステップS3)。
【0017】
次に、AP12は、接続されたCLのMACアドレスと、先にコントローラ20から送られたMACアドレスとを比較する(ステップS4)。そして、両アドレスが一致しているか否かを判定する(ステップS5)。
【0018】
ステップS5で両アドレスが一致していると判定されたら、AP12とCLとの通信を許可し、CLとサーバ30との間での通信を実行する(ステップS6)。一方、ステップS5で両アドレスが一致していないと判定されたら、AP2とCLとの通信を遮断する(ステップS7)。また、AP1では受信可能であるが、AP2では受信できない領域ではAP2でCLからのMACアドレスを取得できないので、ステップS7と同様に通信を遮断する。つまり、図3に示す通信エリア48内のCLのみ通信可能にすることができ、セキュリティの向上をはかることができる。
【0019】
なお、上記のフローチャートは動作の一例であり、仕様に応じて適宜変形可能である。要は、AP1で得られたMACアドレスとAP2で得られたMACアドレスが一致するときのみ通信を許可するようにすればよい。また、MACアドレス確認後のサーバ30との通信に関しては、AP2のみを用いて通信を行っても良いが、AP1とAP2の両方を用いて通信を行うことにより、通信速度の向上をはかることも可能である。
【0020】
図5は、本実施形態の無線LANシステムをオフィスデスクに適用した例を示す斜視図である。図中の51は一方向に長いテーブル、52は椅子、53は無線LANを備えたパソコンを示している。LCXケーブル41,42がテーブル51の中央部に長手方向に沿って配設され、各々のケーブル41,42の一端にアクセスポイント11,12がそれぞれ接続されている。LCXケーブル41,42に対するアクセスポイント11,12の接続位置は互いに逆方向の端部となっている。なお、図には示さないが、アクセスポイント1,12はLANケーブルを介してコントローラ20に接続されており、更にコントローラ20はLANケーブルを介してサーバ30に接続されるようになっている。
【0021】
このような構成であれば、通信エリアをテーブル51の長手方向に沿った領域とすることができ、このテーブル51上に載置されたパソコンのみと通信可能にすることができる。このため、無線LANでありながら、有線LANと同様のセキュリテイの向上をはかることができる。
【0022】
このように本実施形態によれば、2つのアクセスポイント11,12からの信号を両方検出した場合のみに通信を可能にしているため、セキュリティの向上をはかることができる。しかも、LCXケーブル41,42の入力端付近の無用な通信エリアの拡大を抑制することができ、これによってもセキュリティの向上をはかることができる。
【0023】
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係わる無線LANシステムを示す概略構成図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は使用略する。
【0024】
本実施形態が先に説明した第1の実施形態と異なる点は、1つのアクセスポイントから2つのLCXケーブルへの給電を可能にすると共に、アクセスポイントにコントローラの機能を持たせたことにある。
【0025】
一方向に長い通信エリアの長手方向に沿って第1及び第2のLCXケーブル41,42が配設されている。アクセスポイント100は、2つのアンテナ端子を有し、各々の端子で異なる周波数の高周波(RF)信号を送受信可能となっている。そして、一方の端子がLCXケーブル41の一端に接続され、他方の端子がLCXケーブル42の他端に接続されている。より具体的には、例えば一方の端子はLCXケーブル41に直接接続され、他方の端子は同軸ケーブルを介してLCXケーブル42に接続されている。また、アクセスポイント100はLANケーブルを介してサーバ30に接続されている。
【0026】
本実施形態のアクセスポイント100は、例えば図7に示すように、MAC(Media Access Control)部110、物理部120、高周波部130、及び制御部140から構成されている。
【0027】
MAC部110は、サーバ側から受け取ったパケットデータを信号処理すると共に無線通信に適したフレームデータに変換するMAC送信部111と、フレームデータを信号処理すると共にパケットデータに変換してサーバ側に伝送するMAC受信部112を備えている。
【0028】
物理部120は、MAC送信部111からのフレームデータを信号処理すると共にD/A変換する物理送信部121と、アナログデータを信号処理すると共にA/D変換してMAC受信部112に伝送する物理受信部122を備えている。
【0029】
高周波部130は、2つのチャネルで送受信を行うために2つのRF送受信部131,132を備えている。RF送受信部131(RF1)は、物理送信部121からのアナログ信号をRF信号に変換し、第1のLCXケーブル41に送信すると共に、LCXケーブル41からのRF信号を復調して物理受信部122に伝送する。RF送受信部132(RF2)は、物理送信部121からのアナログ信号をRF信号に変換し、第2のLCXケーブル42に送信すると共に、LCXケーブル42からのRF信号を復調して物理受信部122に伝送する。
【0030】
制御部140は、MAC部110,物理部120,及び高周波部130を制御するものであり、例えば前記図4のフローチャートと実質的に同様の動作を行うように制御する。具体的には、RF1で通信を行い、RF1に接続されたLCXケーブル41にCLが接続(通信可能)されたか否かを判定し、接続が確認にされたらCLのMACアドレスを取得する。次に、RF2で通信を行い、RF2に接続されたLCXケーブル42にCLが接続(通信可能)されたか否かを判定し、接続が確認されたらCLのMACアドレスを取得する。そして、RF1で得られたMACアドレスとRF2で得られたMACアドレスとを比較し、両アドレスが一致していると判定されたら、アクセスポイント100とCLとの通信を許可し、CLとサーバ30との間での通信を実行する。一方、両アドレスが一致していないと判定されたら、アクセスポイント100とCLとの通信を遮断する。つまり、RF1により得られたCLのMACアドレスとRF2により得られたCLのMACアドレスとを比較し、両アドレスが一致するときのみ通信を可能にする。
【0031】
このように本実施形態によれば、アクセスポイント100は一つであるが、2本のLCXケーブル41,42に対し一方と他方から給電するのは第1の実施形態と同様であり、LCXケーブル41,42の入力端付近の無用な通信エリアの拡大を抑制することができる。従って、第1の実施形態と同様の効果が得られるのは勿論のこと、アクセスポイントを1つにすることができるため、システム構成の簡略化をはかることができる。
【0032】
(変形例)
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。実施形態では、2つのLCXケーブルに供給する信号は別チャネル(周波数の異なるRF信号)としたが、必ずしも各々の周波数を変える必要はなく、2つのLCXケーブルに対して時分割でRF信号の送受信を行うようにしても良い。
【0033】
また、実施形態では、2つのLCXケーブルに対し互いに異なる方向から給電するようにしたが、同じ方向から給電することも可能である。この場合、入力端付近の通信エリアの拡大を抑制することはできないが、2系統の通信手段によりクライアントのMACアドレスを確認することによるセキュリティの向上をはかるのは可能である。
【0034】
また、実施形態において記載したアクセスポイントの制御は、必ずしもコントローラや制御部でハード的に処理する必要はなく、ソフト的に処理することも可能である。例えば、アクセスポイントの制御を、CPUに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(FD,HD等)、光ディスク(CD−ROM,DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。アクセスポイントの制御を実現するCPUは、記録媒体や通信媒体等に記録されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行するものであればよい。さらに、このようなプログラムによるアクセスポイントの制御をサーバ側で行うようにすることも可能である。
【0035】
本発明の幾つかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0036】
10(11,12),100…アクセスポイント
20…コントローラ
30…サーバ
40(41,42)…漏洩同軸ケーブル(LCXケーブル)
45,46,47,48…通信エリア
51…テーブル
52…椅子
53…パソコン
110…MAC部
111…MAC送信部
112…MAC受信部
120…物理部
121…物理送信部
122…物理受信部
130…高周波部
131,132…RF送受信部
140…制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一方向に長い通信エリアの長手方向に沿って平行配置された第1及び第2の漏洩同軸ケーブルと、
前記第1の漏洩同軸ケーブルの一端側にアンテナ端子が接続され、サーバとの間でデータの授受を行う第1のアクセスポイントと、
前記第2の漏洩同軸ケーブルの他端側にアンテナ端子が接続され、前記サーバとの間でデータの授受を行う第2のアクセスポイントと、
を具備し、
前記第1の漏洩同軸ケーブルの通信エリアと前記第2の漏洩同軸ケーブルの通信エリアとの重複部で前記サーバとの通信を可能にしたことを特徴とする無線LANシステム。
【請求項2】
前記第1及び第2のアクセスポイントは、前記漏洩同軸ケーブルに対して異なる周波数で、又は時分割で信号伝送を行うことを特徴とする請求項1記載の無線LANシステム。
【請求項3】
前記第1及び第2のアクセスポイントはコントローラを介して前記サーバと接続され、
前記第1のアクセスポイントで得られたクライアントのMACアドレスと前記第2のアクセスポイントで得られたクライアントのMACアドレスを前記コントローラで比較し、各々のMACアドレスが同一の場合に前記クライアントと前記サーバとの間の通信を許可することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線LANシステム。
【請求項4】
一方向に長い通信エリアの長手方向に沿って平行配置された第1及び第2の漏洩同軸ケーブルと、
前記第1の漏洩同軸ケーブルの一端側に第1のアンテナ端子が接続され、前記第2の漏洩同軸ケーブルの他端側に第2のアンテナ端子が接続され、サーバとの間でデータの授受を行うアクセスポイントと、
を具備し、
前記第1の漏洩同軸ケーブルの通信エリアと前記第2の漏洩同軸ケーブルの通信エリアの重複部で前記サーバとの通信を可能にしたことを特徴とする無線LANシステム。
【請求項5】
サーバとのデータ通信に供されるパケットデータと無線通信に供されるフレームデータとの変換を行うためのMAC部と、
前記MAC部からのフレームデータをD/A変換してアナログ信号を生成すると共に、アナログ信号をA/D変換して得られるフレームデータを前記MAC部に供給する物理部と、
前記物理部に接続され、前記フレームデータと高周波信号との変換を行うと共に、2系統の高周波信号の送信及び受信を行うための送受信部と、
前記送受信部に接続され、前記2系統に対応する2つの漏洩同軸ケーブルを接続するためのアンテナ端子と、
前記MAC部、物理部、及び送受信部を制御すると共に、前記漏洩同軸ケーブルの一方を介して入力されるクライアントのMACアドレスと前記漏洩同軸ケーブルの他方を介して入力されるクライアントのMACアドレスが同じ場合に前記サーバとの通信を許可する制御部と、
を具備したことを特徴とする無線LAN用アクセスポイント。
【請求項6】
請求項3に記載の無線LANシステムのアクセスポイントの制御をコンピュータにより実施するためのプログラムであって、
前記第1のアクセスポイントとクライアントの接続を確認したらクライアントのMACアドレスを前記コントローラへ情報送信する手順と、
前記コントローラにより、前記第2のアクセスポイントにMACアドレスを情報送信する手順と、
前記第2のアクセスポイントとクライアントの接続を確認したら、該クライアントのMACアドレスと前記コントローラから送られたMACアドレスとを比較する手順と、
前記各MACアドレスが一致するときに前記クライアントと前記サーバとの間の通信を許可する手順と、
をコンピュータに実施させるためのコンピュータ読み取り可能なアクセスポイント用制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−114652(P2012−114652A)
【公開日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−261428(P2010−261428)
【出願日】平成22年11月24日(2010.11.24)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】