説明

照明具

【課題】よりコストを抑えることが可能な照明具を提供すること。
【解決手段】外部からの電力が供給される端部2と、複数電気的に接続して配列されたLEDを有し、前記端部から電力が供給されるLEDモジュール5を備え、LEDモジュール5は複数配置されており、端部2に固定され、複数のLEDモジュール5を着脱可能に固定する基台4を備え、LEDモジュール5は、端部2から一方向に並んで配置されており、人感知センサ、温度センサ、湿度センサ、及び照度センサの少なくとも1つのセンサを有するセンサモジュール6を更に備え、センサモジュール6は、基台4に着脱可能である、照明具である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、LEDを用いた照明具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、屋内の照明具としては、蛍光灯が用いられていた。蛍光灯は、放電によって発生する紫外線を蛍光体に当てることによって可視光線に変換し、照明が行われる。
【0003】
一方、近年、省エネルギー化の観点から従来の蛍光灯に代えて、LED(Light Emitting Diode)を用いた蛍光灯型LED灯の開発が進められている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
この特許文献1に記載の蛍光灯型LED灯は、従来の蛍光灯照明装置が取り付けられていた箇所に、取り付けることが可能な構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010−192242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、LEDの個体差等によって、部分的にLEDの色温度が異なっている場合があり、そのような場合、LEDは基板にはんだ付けされているため、蛍光灯型LED灯自体を交換することになっていた。
【0007】
すなわち、色温度の異なっているLEDとともに、他のLEDも全て交換することとなり、コストがかかっていた。
【0008】
本発明は、上記従来の照明具の課題を考慮し、よりコストを抑えることが可能な照明具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、第1の本発明は、
外部からの電力が供給される端部と、
複数電気的に接続して配列されたLEDを有し、前記端部から電力が供給されるLEDモジュールを備え、
前記LEDモジュールは複数配置されている、照明具である。
【0010】
第2の本発明は、
前記端部に固定され、複数の前記LEDモジュールを着脱可能に固定する基台を備え、
前記LEDモジュールは、前記端部から一方向に並んで配置されている、第1の本発明の照明具である。
【0011】
第3の本発明は、
前記LEDモジュールは、
複数の前記LEDが配列され、外部用電極を有するシート状のLEDシートと、
前記LEDシートの前記LEDが配置されている側を覆う上カバーと、
前記LEDシートの前記上カバーの反対側を覆う下カバーと、
前記上カバーの端部分又は前記下カバーの端部分に設けられた、前記LEDシートの外部用電極と接続される電極部とを有し、
前記LEDモジュールの前記電極部は、その隣の前記LEDモジュールの前記電極部と電気的に接続可能となっている、第1の本発明の照明具である。
【0012】
第4の本発明は、
前記端部に最も近い前記LEDモジュールの前記電極部は、前記端部の端部電極に接続されている、第3の本発明の照明具である。
【0013】
第5の本発明は、
前記基台には、前記端部からの電力を複数の前記LEDモジュールに供給する電力供給部が設けられており、
複数の前記LEDモジュールの各々には、前記電力供給部からの電力が供給される電極が設けられている、第2の本発明の照明具である。
【0014】
第6の本発明は、
人感知センサ、温度センサ、湿度センサ、及び照度センサの少なくとも1つのセンサを有するセンサモジュールを備え、
前記センサモジュールは、前記基台に着脱可能である、第2の本発明の照明具である。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、よりコストがかからない照明具を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明にかかる実施の形態1における照明具を下方から視た斜視構成図
【図2】本発明にかかる実施の形態1における照明具の側面構成図
【図3】本発明にかかる実施の形態1における照明具の基台の斜視構成図
【図4】(a)本発明にかかる実施の形態1における照明具の端部をピン側から視た斜視構成図、(b)本発明にかかる実施の形態1における照明具の端部をピンと反対側から視た斜視構成図
【図5】(a)本発明にかかる実施の形態1における照明具の端部をピン側から視た斜視構成図、(b)本発明にかかる実施の形態1における照明具の端部をピンと反対側から視た斜視構成図
【図6】(a)本発明にかかる実施の形態1における照明具のLEDモジュールの斜視構成図、(b)本発明にかかる実施の形態1における照明具のLEDモジュールの分解斜視構成図
【図7】本発明にかかる実施の形態1における照明具のLEDシートの平面構成図
【図8】本発明にかかる実施の形態1における照明具の上カバーの正断面構成図
【図9】本発明にかかる実施の形態1における照明具のセンサモジュールの斜視構成図
【図10】(a)、(b)本発明にかかる実施の形態1において基台に端部を取り付ける動作を説明するための側面構成図
【図11】本発明にかかる実施の形態1において基台に端部を取り付ける動作を説明するための正面構成図
【図12】(a)、(b)本発明にかかる実施の形態1において基台にLEDモジュールを取り付ける動作を説明するための側面構成図
【図13(a)】本発明にかかる実施の形態1において照明具を組み立てる動作を説明するための正面構成図
【図13(b)】本発明にかかる実施の形態1において照明具を組み立てる動作を説明するための正面構成図
【図13(c)】本発明にかかる実施の形態1において照明具を組み立てる動作を説明するための正面構成図
【図13(d)】本発明にかかる実施の形態1において照明具を組み立てる動作を説明するための正面構成図
【図13(e)】本発明にかかる実施の形態1において照明具を組み立てる動作を説明するための正面構成図
【図13(f)】本発明にかかる実施の形態1において照明具を組み立てる動作を説明するための正面構成図
【図14】(a)、(b)本発明にかかる実施の形態1における照明具のLEDモジュール同士の接続を説明するための正断面構成図
【図15】本発明にかかる実施の形態1において基台から端部を取り外す動作を説明するための側面構成図
【図16】(a)本発明にかかる実施の形態1におけるLEDシートの変形例を示す平面構成図、(b)本発明にかかる実施の形態1におけるLEDシートの変形例を示す側面構成図
【図17】本発明にかかる実施の形態1における照明具の変形例を示す正面構成図
【図18】本発明にかかる実施の形態1の照明具の変形例におけるセンサモジュールの斜視構成図
【図19】本発明にかかる実施の形態1の照明具の変形例における通信モジュールの斜視構成図
【図20】本発明にかかる実施の形態2における照明具の斜視構成図
【図21】本発明にかかる実施の形態2における照明具の基台の斜視構成図
【図22】(a)本発明にかかる実施の形態2における照明具の端部をピン側から視た斜視構成図、(b)本発明にかかる実施の形態2における照明具の端部をピンと反対側から視た斜視構成図
【図23】(a)本発明にかかる実施の形態2における照明具のLEDモジュールの斜視構成図、(b)本発明にかかる実施の形態2における照明具のLEDモジュールの分解斜視構成図
【図24】本発明にかかる実施の形態2における照明具のセンサモジュールの斜視構成図
【図25】(a)本発明にかかる実施の形態2における照明具の端部をピン側から視た斜視構成図、(b)本発明にかかる実施の形態2における照明具の端部をピンと反対側から視た斜視構成図
【図26】本発明にかかる実施の形態2の変形例の照明具の基台の側面構成図
【発明を実施するための形態】
【0017】
次に、本発明にかかる実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0018】
(実施の形態1)
以下、本発明にかかる実施の形態1について説明する。
【0019】
図1は、本発明にかかる実施の形態1における照明具を下方から視た斜視構成図である。又、図2は、本発明にかかる実施の形態1における照明具の側面構成図である。尚、端部3から端部2に向かう方向を矢印Sとし、以下の図でも同様である。
【0020】
図1及び図2に示すように、本実施の形態1の照明具は、一方向に配列された複数のモジュール群1と、外部からの供給される交流電流を直流電流に変換するAC/DCコンバーターを有する端部2と、端部3と、これらモジュール群1、端部2、端部3を保持する基台4とを備えている。
【0021】
この端部2には、2つのピン21が設けられており、端部3には2つのピン31が設けられている。これらのピン21、31により、照明具は、例えば天井に設けられている従来の蛍光灯が配置されていたソケットに取り付けられる。又、モジュール群1は、端部2から端部3に向かって一方向に並んだ複数のLEDモジュール5と、センサモジュール6を有している。詳しくは後述するが、それぞれのLEDモジュール5内には、複数のLEDが設けられている。またセンサモジュール6としては、人感知センサ、温度センサ、湿度センサ、及び照度センサ等が挙げられ、センサモジュール6内には、センサの検出結果を無線等によって出力する通信機能が設けられている。また、この検出結果を受けて電力を制御する制御部8が設けられている。
【0022】
次に、基台4の構成について説明する。
【0023】
図3は、基台4の斜視構成図である。基台4は、一方向に長い部材であり、その長手方向と垂直な断面形状は、U字形状の両端から鍔41が形成されている。そして、それぞれの鍔41には、長手方向に沿って、長孔42が形成されている。
【0024】
次に、端部2の構成について説明する。
【0025】
図4(a)はピン21側から視た端部2の斜視構成図であり、図4(b)はピン21の反対側から視た端部2の斜視構成図である。図4(a)、(b)に示すように、端部2は、半円柱形状部22と、その側面の平面部分に配置された台座23とを有している。この台座23の4隅近傍には、図中下方に向かって棒状の取付部231がそれぞれ形成されている。この取付部231の先端232は矢印形状に形成されている。この矢印形状は、片羽矢印であって、内側に向う矢印の羽根部分が形成されておらず、外側に向かってのみ矢印の羽根部分である突起232aが形成されている。図2(b)に示すように、取付部231が上記基台4の長孔42に差し込まれることによって突起232aが長孔42の縁に係止され、端部2が基台4に保持される。
【0026】
又、図4(b)に示すように、端部2のピン21と反対側には、2つの穴部24が形成されている。この穴部24には、LEDモジュール5の後述する接続部523が挿入される。上記ピン21の一方に外部から交流電流が印加されると、内部に配置されているAC/DCコンバーターによって直流電流に変換され、その直流電流は穴部24に挿入される接続部523へと供給される。
【0027】
次に、端部3の構成について説明する。
【0028】
図5(a)はピン31側から視た端部3の斜視構成図であり、図5(b)はピン31の反対側から視た端部3の斜視構成図である。この端部3には、端部2と異なり、電気的な構成は設けられていない。端部3も端部2と同様に、半円柱形状部32と、その側面の平面部分に配置された台座33とを有している。この台座33には、上記取付部231と同様の取付部331が形成されている。この取付部331の先端332は矢印形状に形成されている。この矢印形状は、片羽矢印であって、内側に向う矢印の羽根部分が形成されておらず、外側に向かってのみ矢印の羽根部分である突起332aが形成されている。端部2と同様に、取付部331が、上記基台4の長孔42に差し込まれることによって、端部3は基台4に保持される。又、半円柱形状部32には、上記半円柱形状部22と異なり穴部24が形成されていない。
【0029】
次に、LEDモジュール5の構成について説明する。
【0030】
図6(a)は、本実施の形態1のLEDモジュール5の斜視構成図である。図6(b)は、本実施の形態1のLEDモジュール5の分解斜視構成図である。
【0031】
図6(a)、(b)に示すように、本実施の形態1のLEDモジュール5は、複数のLEDが配列されたLEDシート51と、LEDシート51を上方から覆う上カバー52と、LEDシート51を下方から覆う下カバー53とを有している。
【0032】
図7は、LEDシート51の平面構成図である。図7に示すように、LEDシート51は、複数のチップLED511が長手方向に沿って2列配列されている。図中上側の複数のチップLED511の配列のグループをチップLEDグループ512とし、図中下側の複数のチップLED511の配列のグループをチップLEDグループ513とする。図中、チップLEDグループ512の上側の両端には、チップLEDグループ512に電力を供給するための電極514a、514bが設けられている。又、図中下側の複数のチップLEDグループ513の下側の両端には、チップLEDグループ513に電力を供給するための電極515a、515bが設けられている。電極514a、514b、515a、515bのそれぞれの隣には、ネジ穴516が設けられている。
【0033】
LEDシート51の、チップLED511が配列されている側を表面51aとし、反対側を裏面51bとすると、図6(b)に示すように、上カバー52は、LEDシート51の表面51a側を覆うように設けられている。すなわち、上カバー52を通して光が照射されることになる。
【0034】
次に、上カバー52の構成について説明する。
【0035】
図6(b)に示すように、上カバー52は、長手方向と垂直な断面形状がUの字形状の透明な部材である。上カバー52の夫々の4隅の下端には、下方に向かって棒状の取付部521が形成されている。この取付部521の先端522は矢印形状に形成されている。この矢印形状は、片羽矢印であって、内側に向かう矢印の羽根部分が形成されておらず、外側に向かってのみ矢印の羽根部分である突起522aが形成されている。端部3と同様に、この取付部521が、上記基台4の長孔42に差し込まれて、上カバー52は基台4に取り付けられる。
【0036】
上カバー52の一方の端面(S方向側)の両下端には、円柱状の接続部523が端面から突出するように形成されており、他方の端面の両下端には、穴部526が形成されている。
【0037】
図8は、上カバー52の断面構成図である。尚、図8は、図6に示す円柱状の接続部523の中心軸に沿った断面構成図である。接続部523は金属製であり、その先端が球状に形成されている。又、接続部523のLEDシート51側には、端まで貫通した孔5251が形成されており、その孔には、導通部材524が設けられている。この導通部材524は、バネ部材5241と、バネ部材5241の接続部523側の端に連結されている当接部5242と、その反対側の端に連結されている当接部5243とから構成されており、全て金属製である。そして、導通部材524は、バネ部材5241の中央でピン525によって孔5251に固定されている。一方、上カバー52の接続部523の端面と反対側の端面に形成されている2つの穴部526は、接続部523に対応する形状となっている。そして、穴部526のLEDシート51側には、端まで貫通した孔5281が形成されている。この孔5281には、導通部材527が設けられている。この導通部材527は、バネ部材5271と、バネ部材5271の穴部526側の端に連結されている当接部5272と、その反対側の端に連結されている当接部5273とから構成されており、全て金属製である。そして、導通部材527は、バネ部材5271の中央でピン528によって孔5281に固定されている。又、図8に示すように、この導通部材527の上側の当接部5272は、穴部526の開口側に形成された傾斜5272aを有している。そして、導通部材524、527の隣には、ネジ穴529が形成されている(図6(b)参照)。
【0038】
次に、下カバー53の構成について説明する。
【0039】
図6(a)、(b)に示すように、下カバー53は、LEDシート51と同じ大きさの平面を有しており、LEDシート51を上カバー52に固定するためのネジ穴531が形成されている。又、ネジ54が、LEDシート51のネジ穴516、及び下カバー52のネジ穴531を介して、上カバー52のネジ穴529に挿入され、上カバー52、LEDシート51、及び下カバー53は固定される。
【0040】
この固定により、図8の上カバー52の下側に図示しているLEDシート51の電極514aに当接部5243が押圧され、電極514bに当接部5273が押圧され、電気的に接続される。尚、図8中奥側の当接部5243によって電極515aが押圧され、図8中奥側の当接部5273によって電極515bが押圧される。
【0041】
次に、センサモジュール6について説明する。
【0042】
図9は、センサモジュール6の斜視構成図である。センサモジュール6は、図6(a)に示すLEDシート51に代えて、人感知センサ、温度センサ、湿度センサ、及び照度センサ等が設けられたセンサシート61が設けられている。又、センサシート61を上から覆う上カバー62と、下から覆う下カバー63が設けられており、これら上カバー62の基本的な構成は、上記上カバー52と同じであるが、上カバー52に設けられている穴部526は設けられていない。また、上カバー62には、上カバー52の接続部523及び取付部521と同様に、接続部623及び取付部621が設けられている。
【0043】
このセンサモジュール6は、Wi−Fiなどの無線による通信機能を有しており、センサの検知結果を、無線を通じて制御部8に送信することが出来る。
【0044】
尚、本発明の端部の一例は、本実施の形態の端部2に相当し、本発明のLEDモジュールの一例は、本実施の形態のLEDモジュール5に相当する。又、本発明の外部用電極の一例は、本実施の形態の電極514a、514b、515a、515bに相当し、本発明の電極部の一例は、本実施の形態の接続部523、導通部材524、527に相当する。又、本発明の端部電極の一例は、本実施の形態の穴部24に相当する。
【0045】
次に、本実施の形態の照明具を組み立てる際の動作について説明する。
【0046】
図10(a)、(b)は、基台4に端部2を取り付ける動作を説明するための側面構成図である。図10(a)、(b)に示すように、基台4の長孔42に、端部3の4つの取付部231が差し込まれる。このとき、取付部231の先端232の突起232aが長孔42の縁に当接するが、突起232aの上側は斜めに形成されているため、取付部231が矢印A方向に湾曲する。このようにして湾曲しながら取付部231が長孔42に差し込まれ、取付部231が弾性力により湾曲から復帰すると、取付部231の突起232aの下側が長孔42の縁に係止されるため、端部2は基台4に保持される。
【0047】
図11は、端部2を基台4に取り付けた状態を示す正面構成図である。図11に示すように端部2は、基台4の端に取り付けられる。
【0048】
次に、LEDモジュール5が基台4に取り付けられる。図12(a)、(b)は、基台4に端部2を取り付ける動作を説明するための側面構成図である。図12(a)、(b)に示すように、基台4の長孔42に、LEDモジュール5の4つの取付部521が差し込まれる。
【0049】
図13(a)〜(f)は、照明具を組み立てる際の動作について説明するための正面構成図である。図13(a)に示すように、LEDモジュール5の取付部521が、基台4の長孔42に差し込まれた後、LEDモジュール5は端部2の方向にスライドされる(矢印S参照。)。このようにスライドして、LEDモジュール5の接続部523が、端部2の穴部24に挿入される。この挿入により、ピン21とLEDモジュール5は電気的に接続されることになる。
【0050】
続いて、1番目と同様に、2番目のLEDモジュール5が、取付部521が長孔42に差し込まれたのち、1番目のLEDモジュール5の方向にスライドされる。図14(a)は、LEDモジュール5同士を接続する際の断面構成図である。図14(a)に示すように、基台4に取り付けられている1番目のLEDモジュール5に向いて、次に取り付けられた2番目のLEDモジュール5をスライド(矢印S方向)させると、2番目のLEDモジュール5の接続部523の先端部分が、1番目のLEDモジュール5の当接部5272の傾斜5272aに当接する。すると、図14(b)に示すように、接続部523の先端が球状であるため、当接部5272は、バネ部材5271の弾性力に対抗して上方に退避し、1番目のLEDモジュール5の接続部523と、2番目のLEDモジュール5の当接部5272が接触された状態となる。このようにして、隣り合うモジュールの接続部523と当接部5272が電気的に接続されるため、端部2のピン21と2番目に基台4に取り付けられたLEDモジュール5が電気的に接続されることになる。このように、2番目のLEDモジュール5が基台4に取り付けられた状態が、図13(b)に示されている。
【0051】
続いて、同様にLEDモジュール5が基台4に取り付けられ、合計7個のLEDモジュール5が取り付けられる。この状態が図13(c)に示されている。
【0052】
次に、図13(d)に示すように、センサモジュール6が基台4に取り付けられ、スライドされて、7番目のLEDモジュール5の端に取り付けられる。この際、センサモジュール6の接続部623が、7番目のLEDモジュール5の穴部526に挿入されて、互いに電気的に接続される。
【0053】
最後に、端部3が基台4に取り付けられる(図13(e)参照)。ここで、端部3はセンサモジュール6と電気的に接続される必要がないため、スライドさせる必要はなく、基台4に嵌め込むだけでよい。
【0054】
このように基台4に端部2、LEDモジュール5、センサモジュール6、及び端部3を取り付けることによって組み立てられた照明具(図13(f)参照)を、従来の蛍光灯が配置されていたソケットに挿入することによって、LEDモジュール5内のチップLED511に電気が供給されて、チップLED511が点灯する。
【0055】
電気の流れについて説明すると、一方のピン21に印加された交流電流は、端部2内において直流電流に変換されて、端部2から1番目のLEDモジュール5の電極514aへと供給される。そして、供給された電力は、チップLEDグループ512を経由して電極514bを介し、2番目のLEDモジュール5の電極514aへと供給される。このようにして、一方のピン21から7番目のLEDモジュール5の電極514bまで電気が流れる。そして、7番目のLEDモジュール5の電極514bからセンサモジュール6へと電力が供給され、センサモジュール6内から、7番目のLEDモジュール5の電極515bに電力が供給され、チップLEDグループ513を経由して電極515aを介して6番目のLEDモジュール5に電力が供給される。そして、順に1番目の電極515aまで電力が供給され、他方のピン21へと電気が流れる。
【0056】
次に、LEDモジュール5を取り替える場合について説明する。
【0057】
例えば、端部2から7番目のLEDモジュール5を取り替える場合には、始めに端部3を基台4から取り外す。図15は、基台4から端部3を取り外す動作を説明するための側面構成図である。図15に示すように、端部3の取付部331の先端332を矢印Dに示すように内側に湾曲させて、突起332aによる係止を解除させ、下方に引き抜くことで、端部3が基台4から取り外される。このようにして、端部3を基台4から取り外した後、センサモジュール6をスライドさせて、接続部623を穴部526から引き抜くことにより、センサモジュール6と7番目のLEDモジュール5との接続を解除する。そして、7番目のLEDモジュール5をスライドさせることによって、6番目のLEDモジュール5との接続を解除した後、図15と同様に、取付部521を内側に湾曲させながら、長孔42から引き抜くことで、基台4から7番目のLEDモジュール5を取り外すことが出来る。
【0058】
このようにして、任意のLEDモジュール5を取り外すことが可能であるため、一部のチップLED511の色温度が他のチップLED511の色温度と異なっている場合には、そのチップLED511が配置されているLEDモジュール5を取り替え、他のLEDモジュール5はそのまま使用することが出来るため、無駄を省き、よりコストをおさえることが出来る。
【0059】
又、本実施の形態の照明具には、センサの検知結果を無線などにより送信できる機能が設けられているため、制御部8にセンサの検知結果を送信することにより、センサの検知結果を考慮した照明を行うことが出来る。例えば、人体検知センサが設けられている場合には、人がいないことをセンサが検知した場合には、制御部8は、該当するセンサを有する照明具を消灯するという制御を行うことが出来る。又、照度センサが設けられている場合には、外光の影響により室内が明るいと、電流を制御しLEDの照度を落とすという制御を行うことが出来る。又、温度センサや湿度センサが設けられている場合には、室内の空調設備に送信し、空調を制御するようにしてもよい。なお、このような場合、制御部8の代わりに、空調を制御する制御部が設けられる。
【0060】
又、本実施の形態では、チップLED511から照射された光は、透明な上カバー52を通過する際に周囲に散乱しているものの、下方に向けて照度が強くなる傾向があるが、例えば、図16(a)、(b)に示すようなLEDシート51´を用いることで照度が強くなる方向を変えることが出来る。図16(a)は、LEDシート51´の平面構成図であり、図16(b)は、LEDシート51´の側面構成図である。図16(a)、(b)に示すように、LEDシート51´は、中央部分から両端に向かって傾斜が形成されており、チップLEDグループ512、チップLEDグループ513が傾斜部分に配置されている。
このような構成のLEDシート51´では、両斜め下方に向けて照度が強くなる。このように、LEDモジュール5を交換するだけで、任意の角度に対する強度を強くすることが出来る。
【0061】
また、端部2の交換も容易に出来るため、AC/DCコンバーターや回路等が故障した場合でも、LEDモジュール5、センサモジュール6、及び端部3はそのまま用いることが出来る。
【0062】
尚、本実施の形態1では、センサモジュール6を備えていたが、備えていなくても良く、このような場合、制御部8は設けられていなくても良い。センサモジュール6を用いない場合、センサモジュール6の代わりにLEDモジュール5を配置してもよいが、隙間を埋めるためのダミーモジュールを配置してもよい。このダミーモジュールは隙間を埋めるためだけであるため、チップLEDなどを設けなくても良く、隣のモジュールと接続するための接続部や穴部は設けられていない。
【0063】
又、本実施の形態1では、センサモジュール6内に通信機能が設けられていたが、センサモジュール6内には通信機能が設けられておらず、通信モジュールが別に設けられていても良い。図17は、このような照明具の正面構成図である。図17に示すように、端部2からLEDモジュール5が複数個配列された後に、センサモジュール6´が配置され、更に通信モジュール7が配置されている。図18は、センサモジュール6´の斜視構成図である。このセンサモジュール6´では、センサモジュール6と異なり、接続部623の反対側の端面に2つの穴部626が形成されており、更に、センサシート61の穴部626側の端面には、通信用雌型コネクタ628が設けられている。又、図19は、通信モジュール7の斜視構成図である。図19に示すように、通信モジュール7は、通信機能が配置された基板71と、基板71を上から覆う上カバー72と、基板71を下から覆う下カバー73が設けられている。上カバー72は、上記上カバー62と同様の構成であり、接続部723及び取付部721を備えているが、穴部626は設けられていない。更に、上カバー72の接続部723側の基板71の端面には、センサモジュール6´のセンサからの信号を受信するための通信用雄型コネクタ728が設けられている。センサモジュール6´から通信モジュール7への電力供給は、接続部723を介して行われ、出力信号は通信用雌型コネクタ628及び通信用雄型コネクタ728を用いて行われる。このように、センサと通信機能を別々のモジュールに配置することによって、一方が故障した際に、他方はそのまま用いることが出来るため、無駄を省きコスト削減に有効である。更に、必要なセンサを有するセンサモジュールに適宜取り替えることも可能となる。
【0064】
又、本実施の形態1では、隣のLEDモジュール5と電気的に接続するための接続部523及び穴部526は上カバー52に設けられているが、下カバー53に設けられていても良い。
【0065】
又、本実施の形態では、端部2、3が基台4に着脱可能に構成されているが、端部2、3は基台4に固定されていても良い。その場合、図13(a)〜(f)で説明したようにLEDモジュール5、センサモジュール6をスライドさせるための幅が必要となるため、最後にダミーモジュールを取り付ける必要がある。
【0066】
又、本実施の形態では、センサモジュール6を複数のLEDモジュール5の端に設けられているが、LEDモジュール5の間に設けられていても良い。その場合、センサモジュールには、その端部3側に配置されるLEDモジュール5に電気を供給するための電極部を設ける必要がある。そして、最も端部3側に配置されるLEDモジュール5には電極514bと電極515bを接続する回路が形成されている。
【0067】
(実施の形態2)
次に、本発明にかかる実施の形態2における照明具について説明する。本実施の形態2の照明具は、実施の形態1と基本的な構成は同じであるが、電気の流れる経路が異なっている。そのため、本相違点を中心に説明する。尚、実施の形態1と同様の構成については同一の符号が付されている。
【0068】
図20は、本発明にかかる実施の形態2の照明具の斜視構成図である。図20に示す本実施の形態2の照明具では、一方向に配列された複数のモジュール群10と、外部からの供給される交流電流を直流電流に変換するAC/DCコンバーターを有する端部20と、無線通信などを行う通信部を有する端部30と、これらモジュール群10、端部20、端部30を保持する基台40とを備えている。
【0069】
次に、基台40の構成について説明する。
【0070】
図21は、本実施の形態2の基台40の斜視構成図である。本実施の形態2の基台40は、実施の形態1の基台4と異なり、U字状の底部の両端に電力線ブスバー43、45が設けられており、電力線ブスバー43と電力線ブスバー45の間には、通信用ブスバー44が設けられている。この電力線ブスバー43、45が、本発明の電力供給部の一例に相当する。
【0071】
次に、 端部20の構成について説明する。
【0072】
図22(a)は、本実施の形態2の端部20をピン21側から視た斜視構成図である。図22(b)は、本実施の形態2の端部20をピン21の反対側から視た斜視構成図である。図22(a)、(b)に示すように、本実施の形態2の端部20は、半円柱形状部1022と、その側面の平面部分に配置された台座1023とを有している。本実施の形態2の半円柱形状部1022は、実施の形態1の半円柱形状部22と異なり、実施の形態1の穴部24が形成されていない。又、台座1023は、実施の形態1の台座23と異なり、台座1023の下側に正面視Z字形状の板バネ電極25、26が設けられている。この2つの板バネ電極25、26のそれぞれは、それぞれのピン21と電気的に接続されている。そして、端部20を基台4に取り付けると、一方の板バネ電極25が電力線ブスバー43に接触し、他方の板バネ電極26が電力線ブスバー45に接触する。
【0073】
次に、LEDモジュール50の構成について説明する。
【0074】
図23(a)は、本実施の形態2のLEDモジュール50の斜視構成図である。図23(b)は、本実施の形態2のLEDモジュール50の分解斜視構成図である。図23(a)、(b)に示すように、本実施の形態2のLEDモジュール50の上カバー1052は、実施の形態1の上カバー52と異なり、実施の形態1の接続部523、穴部526、及び導通部材524が設けられていない。また、LEDシート1051は、実施の形態1のLEDシート51の電極514a、514b、515a、515bと異なり、裏面51b側に、電極514a´、514b´及び電極515a´、515b´が形成されている。又、下カバー1053は、下カバー53と異なり、下側に板バネ電極55a、55b及び板バネ電極56a、56bが設けられている。この板バネ電極55aと電極514a´が電気的に接続され、板バネ電極55bと電極514b´が電気的に接続され、板バネ電極56aと電極515a´が電気的に接続され、板バネ電極56bと電極515b´が電気的に接続されるように、下カバー1053には配線が形成されている。
【0075】
このようなLEDモジュール50を基台40に取り付けると、板バネ電極55a、55bが、電力線ブスバー43に接触し、板バネ電極56a、56bが電力線ブスバー45に接触する。尚、板バネ電極55a、55b、56a、56bが、本発明の電力供給部からの電力が供給される電極の一例に相当する。
【0076】
次に、センサモジュール60の構成について説明する。
【0077】
図24は、本実施の形態2のセンサモジュール60の斜視構成図である。図24に示すように、本実施の形態2のセンサモジュール60の上カバー1062は、実施の形態1の上カバー62と異なり、実施の形態1の接続部623が設けられていない。又、本実施の形態2のセンサシート1061は、無線通信機能を有していない。そして、下カバー1063は、下カバー63と異なり、下側に板バネ電極65、66が設けられている。この板バネ電極65、66はセンサへの電力供給を行うための電極である。又、センサの検知結果を出力する信号線用の板バネ電極67が設けられている。
【0078】
このようなセンサモジュール60を基台40に取り付けると、板バネ電極65が電力線ブスバー43に接触し、板バネ電極66が電力線ブスバー45に接触し、板バネ電極66が、通信用ブスバー44に接触する。
【0079】
次に、端部30の構成について説明する。
【0080】
図25は、本実施の形態2の端部30の斜視構成図である。図25に示す端部30には、実施の形態1の端部3と異なり、無線等により通信を行う通信部が内蔵されている。そして、本実施の形態2の台座1033は、台座33と異なり、その裏面に通信部に電力を供給するための板バネ電極35、36が設けられている。更に、センサモジュール60から通信用ブスバー44を介して送信されている出力結果を受信するための板バネ電極37が設けられている。
【0081】
このような端部30を基台40に取り付けると、板バネ電極35が電力線ブスバー43に接触し、板バネ電極36が電力線ブスバー45に接触し、板バネ電極37が、通信用ブスバー44に接触する。
【0082】
本実施の形態2の照明具では、基台40に電力線ブスバー43、45が設けられているため、実施の形態1のように端部3、LEDモジュール5、センサモジュール6等を接続部523、623によって電気的に接続する必要がなく、取付部231、331、521、621を基台40の長孔42に嵌め込むだけで、電気的な接続が行われる。
【0083】
又、電力線ブスバー43、45及び通信用ブスバー44が基台40の全体に渡って設けられているため、センサモジュール6の配置を自由に設定することが出来る。すなわち、LEDモジュール50の間にセンサモジュール60を配置したとしても、端部30との通信を行うことが出来る。
【0084】
又、本実施の形態2では、センサがセンサモジュール60に配置され、通信部分が端部30に配置されているため、一方が故障した場合であっても他方をそのまま用いることが出来るため、無駄を省くことが出来る。
【0085】
尚、本実施の形態の基台40の構成でなくてもよく、例えば、図26の側面構成図に示すような基台40´の構成であってもよい。図26に示す基台40´では、両端に電力線ブスバー43、45が設けられており、真ん中にアース線46が設けられている。図26には図示していないが、通信用ブスバーが設けられていても良い。
【0086】
又、上記実施の形態1、2では、チップLED511を用いたが、LEDランプを用いてもよい。
【0087】
又、上記実施の形態では、着脱を行い易いように取付部を長穴に差し込むことによって、基台4、40に、端部2、3、20、30及びLEDモジュール5、50、センサモジュール6、60及び通信モジュール7を保持していたが、着脱に手間がかかることになるが、ネジ止めなどによって基台に保持してもかまわない。尚、実施の形態1の構成では、モジュールの接続部を隣接する端部又はモジュールの穴部に差し込んでから基台にネジ止めする必要がある。
【0088】
又、上記実施の形態の照明具は棒状であるが、円形状であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0089】
本発明の照明具によれば、よりコストを抑えることが可能となる効果を有し、LEDを用いた照明具等として有用である。
【符号の説明】
【0090】
1、10 モジュール群
2、20 端部
3、30 端部
4、40 基台
5、50 LEDモジュール
6 センサモジュール
7 通信モジュール
8 制御部
21 ピン
22、32、1022 半円柱形状部
23、33、1023、1033 台座
24 穴部
25、26、35、36、37、55a、55b、56a、56b、65、66、67 板バネ電極
31 ピン
41 鍔
42 長穴
43、45 電力線ブスバー
44 通信用ブスバー
46 アース線
51、1051 LEDシート
51a 表面
51b 裏面
52、1052、1062 上カバー
53、1053、1063 下カバー
54 ネジ
61、1061 センサシート
62、72 上カバー
63、73 下カバー
71 基板
231、331、521、621、721 取付部
232、332、522 先端
232a、332a、522a 突起
512、513 チップLEDグループ
514a、514b、515a、515b 電極
516 ネジ穴
523、623、723 接続部
524、527 導通部材
525、528 ピン
526、626 穴部
529 ネジ穴
628 通信用雌型コネクタ
728 通信用雄型コネクタ
5241 バネ部材
5242、5243、5272、5273 当接部
5251、5281 孔
5271 バネ部材
5272a 傾斜

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部からの電力が供給される端部と、
複数電気的に接続して配列されたLEDを有し、前記端部から電力が供給されるLEDモジュールを備え、
前記LEDモジュールは複数配置されている、照明具。
【請求項2】
前記端部に固定され、複数の前記LEDモジュールを着脱可能に固定する基台を備え、
前記LEDモジュールは、前記端部から一方向に並んで配置されている、請求項1記載の照明具。
【請求項3】
前記LEDモジュールは、
複数の前記LEDが配列され、外部用電極を有するシート状のLEDシートと、
前記LEDシートの前記LEDが配置されている側を覆う上カバーと、
前記LEDシートの前記上カバーの反対側を覆う下カバーと、
前記上カバーの端部分又は前記下カバーの端部分に設けられた、前記LEDシートの外部用電極と接続される電極部とを有し、
前記LEDモジュールの前記電極部は、その隣の前記LEDモジュールの前記電極部と電気的に接続可能となっている、請求項1記載の照明具。
【請求項4】
前記端部に最も近い前記LEDモジュールの前記電極部は、前記端部の端部電極に接続されている、請求項3記載の照明具。
【請求項5】
前記基台には、前記端部からの電力を複数の前記LEDモジュールに供給する電力供給部が設けられており、
複数の前記LEDモジュールの各々には、前記電力供給部からの電力が供給される電極が設けられている、請求項2記載の照明具。
【請求項6】
人感知センサ、温度センサ、湿度センサ、及び照度センサの少なくとも1つのセンサを有するセンサモジュールを備え、
前記センサモジュールは、前記基台に着脱可能である、請求項2記載の照明具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13(a)】
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【図13(b)】
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【図13(c)】
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【図13(d)】
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【図13(e)】
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【図13(f)】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【公開番号】特開2012−256510(P2012−256510A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−128810(P2011−128810)
【出願日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【出願人】(301049571)八洲電業株式会社 (12)
【Fターム(参考)】