説明

照明器具付き便器

【課題】 リム部に内装した照明器具でボウル部内を照らす。ボウル部内で発生する汚水や洗浄水が飛散した飛散水が発光用開口部から照明器具側に浸入しない。
【解決手段】 便器5のボウル部1の上端開口縁部に設けたリム部2の後部に後方が開口した凹部50を設けると共に凹部50内に後側端部が嵌め込み用入口51となった前後方向に延びる一対の嵌め込み用レール52を設ける。嵌め込み用レール52間の凹部50の底部に発光用開口部29を設ける。発光用開口部29を透明な防水部材53で覆う。照明器具6の左右両側に設けた嵌め込み部54を嵌め込み用レール52に嵌め込むと共に照明器具6を防水部材53上に重複する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボウル部内を照らすことができる照明器具付き便器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、便器に便器とは別体の温水洗浄便座装置を載置して取付けるものが知られている。そして、この温水洗浄便座装置は便器に載置して取付けられる温水洗浄機構を内蔵した本体部に便座、弁蓋を回動自在に取付けて構成してある。上記のような温水洗浄便座装置に便器のボウル部内を照らすための照明器具が設けたものが特許文献1により知られている。
【0003】
上記従来例にあっては、便器のボウル部内を照らすには便器とは別体の温水洗浄便座装置を別途取付ける必要があり、また、便器の後部の上面部に載置して取付ける温水洗浄便座装置の本体内に照明器具が設けてあるので、便器よりも上方に照明器具が位置し、便器のボウル部内を広く照らすことができないという問題があった。特に、温水洗浄便座装置は、形状やサイズが異なる種々の便器に載置して取付けられるものであるから、この点でも便器のボウル部内を広く確実に照明し難い。
【特許文献1】特開2006−34993号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、便器自体に内装した照明器具によりボウル部内を広く効果的に照らすことができ、しかも、便器自体に照明器具を取付けてボウル部内を照らすに当り、汚水や洗浄水の飛散水が照明器具にかかるのを防止でき、また、便器自体に照明器具を内装して取付けるのが簡単にできる便器を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために本発明に係る照明器具付き便器は、便器5のボウル部1の上端開口縁部に設けたリム部2の後部に後方が開口した凹部50を設けると共に凹部50内に後側端部が嵌め込み用入口51となった前後方向に延びる一対の嵌め込み用レール52を設け、上記嵌め込み用レール52間の凹部50の底部に発光用開口部29を設け、発光用開口部29を透明な防水部材53で覆い、該照明器具6の左右両側に設けた嵌め込み部54を嵌め込み用レール52に嵌め込むと共に照明器具6を防水部材53上に重複することを特徴とするものである。
【0006】
このような構成とすることで、便器5自体に設けた照明器具6によりボウル部1内を照らすことができるので、ボウル部1内を照明するに当って、従来のような照明器具を備えた別体の温水洗浄便座装置を便器5に取付けるというようなことを必要とせず、ボウル部1内を広く効果的に照明できる。また、便器5自体に照明器具6を設けるので、便器5の形状やサイズが異なるものであっても、該当する便器5に対応してボウル部1内を効果的に照らすように便器5に照明器具6を装備することができて、ボウル部1内を広く効果的に照明でき、また、リム部2の後部内に内装した照明器具6によりボウル部1内を照射するので、ボウル部1の底部の後部に設けられる水溜め部14bを効果的に照明できて、排泄物の状態を確認しやすくなる。
【0007】
また、便器5自体に照明器具6を設けるに当って、リム部2の後部に設けた後方が開口する凹部50内に設けた一対の嵌め込み用レール52を用いて後方からの嵌め込みにより取付けることができて、便器5への照明器具6の取付けが容易となり、しかも、リム部2内から発光用開口部29を介してボウル部1内を照射するようにしたものであるが、発光用開口部29を透明な防水部材53で覆い、照明器具6が防水部材53の上に重複して取付けてあるので、ボウル部1内で発生する汚水や洗浄水が飛散した飛散水が発光用開口部29から照明器具6側に浸入するのを防止できる。
【0008】
また、凹部50の底部に重ねられる防水部材53の下面部に発光用開口部29に嵌め込まれる下突部61を設け、防水部材53の上面部に係止部55を設け、照明器具6の下面部に上記係止部55に係止される被係止部56を設けることが好ましい。
【0009】
防水部材53が発光用開口部29に嵌めこまれて凹部50の底部に沿って動かないように取付けられ、嵌め込み用レール52の後端から前方に嵌め込んだ照明器具6の被係止部56が上記防水部材53の係止部55に係止されることで、簡単に照明器具6が動かないように取付けることができる。つまり、照明器具6を凹部50の後方開口側から嵌め込み用レール52に嵌め込み操作するだけで、照明器具6の取付けができて取付けが容易となる。
【0010】
また、嵌め込み用レール52のレール溝57の上下方向の溝巾が嵌め込み用レール52のレール溝57の後端部の嵌め込み用入口51側程次第に大きくなっていることが好ましい。
【0011】
このような構成とすることで、照明器具6を凹部50の後方開口側から嵌め込み用レール52に嵌め込み操作する操作がより一層容易に行える。
【発明の効果】
【0012】
本発明は、上記のように、便器自体にボウル部内を照らす照明器具を設けてあるので、ボウル部内の照明に当って、従来のように照明器具を備えた別途温水洗浄便座装置を便器に取付けるというようなことが必要でなく、すっきりした外観の便器とすることができる。また、ボウル部内を照らすことで、夜間、半覚醒状態でトイレに行く際、トイレ室の照明を消灯した状態でも便器のボウル部の位置が確認できるので、トイレ室の照明により覚醒されることなく用を足すことができる。また、ボウル部内を照らすことができるので、排泄物の観察ができて体調を確認することができる。更に、ボウル部内に照明器具を内装するに当って、リム部の後方から照明器具を前方に嵌め込むという操作で簡単に照明器具を取付けることができると共に、ボウル部内で発生する汚水や洗浄水が飛散した飛散水が発光用開口部から照明器具側に浸入するのを防止して、照明器具側が汚水により汚染されるのが防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。便器5にはボウル部1が設けてあり、ボウル部1の上端開口縁部には全周にわたってリム部2が設けてあって、リム部2の上面部が便座載置部2aとなっている。
【0014】
リム部2の下面部にはボウル部1内に向けて内側方に開口する側方開口溝部3がボウル部1の周方向の略全長にわたって形成してあり、この側方開口溝部3は全長にわたってボウル部1内に向けて側方が開口して側方開口7となっている。
【0015】
側方開口溝部3の後端部の左右方向の一端部には洗浄水噴出部4を構成するボウル洗浄ノズル4aが嵌め込まれる洗浄ノズル嵌め込み口30が設けてあり、該洗浄ノズル嵌め込み口30の側部が仕切り壁部となっている。したがって、洗浄水噴出部4から側方開口溝部3の後端部の左右方向の一端部に噴出された洗浄水は側方開口溝部3内を旋回しながら流れつつ一部が側方開口溝部3の側方開口7の下端縁部部分から徐々にボウル部1内に旋回流となって流れ、この旋回流によりボウル部1内が洗浄されることになる。
【0016】
添付図面に示す実施形態においては、ボウル部1を備えた便器5はその主体部分が合成樹脂製となっているが、一部又は全文が陶器製であってもよい。
【0017】
図1乃至図5に示す実施形態では、便器5は、ボウル部1を備えた前パーツ10と、後パーツ11と、支持フレーム12とで構成してあり、便器5の主体を構成する前パーツ10、後パーツ11は共に合成樹脂製である。
【0018】
前パーツ10は水平断面略C字状をしたスカート部13と、スカート部13内の上部に嵌め込んで溶着一体化されたボウル部1と、更にボウル部1の上に嵌め込んでボウル部1の上端縁部及びスカート部13の上端縁部に溶着一体化されたリム部2とで構成してある。
【0019】
スカート部13の前部の左右両側壁の下部には便器を設置する床面を照らす床面照明器具9と、小鳥の鳴き声や清流の音等を出すためのスピーカ40とが設けてある。
【0020】
ボウル部1の底部の後部には後方向に向けて排水筒部14aを突設した水溜め部14bが形成してある。
【0021】
排水筒部14aにはトラップの一端部が接続される。本実施形態ではトラップはターントラップ方式のもので、フレキシブルなトラップ筒(図示せず)により構成してあり、モータ(図示せず)によりトラップ筒を回動して、トラップ筒が上向きU字状となったトラップ構造となる状態と、略逆L字状となってトラップ構造が解除される状態とを選択できるようになっており、通常はトラップ筒が上向きU字状となったトラップ構造となっていてボウル部1内の下部、排水筒部14a、トラップ筒内に水が溜まった状態となっていて、この状態で大便や小便を行い、大便や小便が終わると、後述のように洗浄水を流すと共に、トラップ筒を回動してトラップ構造を解除する状態にして、汚物と共に汚水を排水するようになっている。上記フレキシブルなトラップ筒、モータ等はトラップケース内に収納してあり、該トラップケースは金属製の支持フレーム12に取付けてある。なお、トラップケースの下部は開口していてトラップ筒の端部が床に形成される排水筒に接続される。
【0022】
図4に示すように、リム部2の後部には後方に開口する凹部50が形成してあり、この凹部50の前部にはボウル部1内に開口する洗浄ノズル出し入れ用開口部25、送風用開口部26を左右に並べて設けてあり、また、凹部50の底部には図5に示すように発光用開口部29、脱臭用開口部27が設けてある。
【0023】
凹部50内の底部の上記発光用開口部29の左右両側には図4、図9に示すように、それぞれ前後方向に延びる一対の嵌め込み用レール52が設けてある。この嵌め込み用レール52は後端部が嵌め込み用入口51となっており、嵌め込み用レール52のレール溝57の上下方向の溝巾は後端部の嵌め込み用入口51側程次第に大きくなるように形成してある。
【0024】
防水部材53は透明合成樹脂により形成してあり、図7に示すように、上部外周部がフランジ部58となり、下面部中央部に下方に向けて突出する下突部61となっており、フランジ部58の上面には係止部55となる孔が形成してある。下突部61は発光用開口部29にぴったりと嵌り込む形状となっている。上記防水部材53のフランジ部58の下面側には防水クッション59を積層して取着してある。
【0025】
上記防水部材53は図9(a)のようにして凹部50の後開口から凹部50内に入れて、下突部61を発光用開口部29に嵌め込むと共に防水部材53のフランジ部58の下面に積層した防水クッション59を介して凹部50の底部上に載置することで図9(b)のようにリム部2に取付ける。
【0026】
照明器具6は照明器具本体部60にLEDのような発光手段を備えたもので、側面に後側ほど下となるように傾斜した板状の嵌め込み部54が外側方に突設してある。照明器具本体部60の下面部には被係止部56となる突起が突設してあり、照明器具本体部60の上面から電気コードが導出してある。
【0027】
上記照明器具6は図9(b)のように凹部50の後開口から凹部50内に入れて、左右の嵌め込み部54を左右の嵌め込み用レール52の後端部の嵌め込み用入口51から嵌め込み用レール52内に嵌め込んでいくものであり、嵌め込み用レール52に沿って照明器具本体部60を完全に前方に押し込んだ状態(図9(c)の状態)で、照明器具6が防水部材53上に密接状態で重複し、係止部55である孔に被係止部56である突起が係止され、同時に嵌め込み部54が嵌め込み用レール52の上の横片の下面に密接して図6のように取付ける。
【0028】
この場合、前述のように防水部材53の下突部61が発光用開口部29に嵌めこまれて凹部50の底部に沿って動かないように取付けられ、嵌め込み用レール52の後端から前方に嵌め込んだ照明器具6の被係止部56が上記防水部材53の係止部55に係止されることで、簡単に照明器具6が動かないように取付けることができる。
【0029】
このように、本発明においては、照明器具6を凹部50の後方開口側から嵌め込み用レール52に嵌め込み操作するだけで、照明器具6をリム部2の後部内の所定位置に取付けて発行用開口部29を介してボウル部1内を照明できるように組み込むことができる。
【0030】
そして、発光用開口部29を透明な防水部材53で覆い、照明器具6が防水部材53の上に重複して取付けてあるので、ボウル部1内で発生する汚水や洗浄水が飛散した飛散水が発光用開口部29から照明器具6側に浸入するのを防止できる。
【0031】
後パーツ11は、上カバー16、装置支持ケース17、リアカバー18、上サイドカバー19、下サイドカバー20により構成してあり、これらはいずれも合成樹脂製である。
【0032】
支持フレーム12は金属製であって、前パーツ10を支持フレーム12にねじ具により取付け、後パーツ11の装置支持ケース17に局部洗浄用の温水洗浄装置21a、局部乾燥用の送風装置21b、ボウル部1内の臭気を脱臭するための脱臭装置21c、人体検知センサ(図示せず)、洗浄水噴出部4を構成するボウル洗浄ノズル4a等の便器付属装置21が取付けてあり、この装置支持ケース17を支持フレーム12にねじ具により取付けて支持してある。この場合、装置支持ケース17の前端部が前パーツ10のリム部2の凹部50の後方開口から凹部50内に嵌め込まれ、温水洗浄装置21aに設けた局部洗浄ノズル24が洗浄ノズル出し入れ用開口部25に嵌め込まれ、送風装置21bのダクト先端部が送風用開口部26に嵌め込まれ、脱臭装置21cの吸入側端部が脱臭用開口部27に嵌め込まれ、更に、洗浄水噴出部4を構成するボウル洗浄ノズル4aが洗浄ノズル嵌め込み口30に嵌め込まれる。
【0033】
上カバー16は装置支持ケース17を覆うようにして取付けられるもので、上カバー16には便座22、便蓋23が回動自在に取付けてある。リアカバー18は、装置支持ケース17や支持フレーム12に取付けてあり、上サイドカバー19はリアカバー18に着脱自在に取付けてあり、下サイドカバー20は上サイドカバー19に着脱自在に係止して位置決めした状態で磁石により支持フレーム12に対して着脱自在に取付けてある。
【0034】
上記のような構成の便器5において、便器5自体にボウル部1内を照らす照明器具6を備えているので、照明器具6でボウル部1内を効果的に照らすことができる。
【0035】
ボウル部1内を照明器具6により照らすのは、手動スイッチを操作することで、照明器具6を点灯してボウル部1内を照らすようにしてもよく、あるいは、便器5に設けた人体検知センサにより人体を検知することで、照明器具6を点灯してボウル部1内を照らすようにしてもよい。
【0036】
ボウル部1内を明るく照らすことで、ボウル部1内の掃除がし易くなり、また、排泄物の観察が良好にできて、体調、健康状態の確認が容易にできる。
【0037】
また、夜間、寝ている時にトイレに行く場合、トイレ室の照明が点灯していると、半覚醒状態の人が覚醒状態になってしまって、トイレ使用後に眠れなくなるということがあるが、トイレ室の照明を消灯した状態でボウル部1内を照らすことで、半覚醒状態のままトイレの使用ができ、トイレ使用後にスムーズに眠りに入ることが可能となる。
【0038】
また、便器5の壁部外面部に便器を設置する床面を照らす床面照明器具9を設けてあるので、夜間に便器5を設置する床面を照らすようにすることができる。これにより夜間にトイレ室内の照明を消灯した状態でも便器5の位置が確認でき、上記ボウル部1内の照明効果と相まって、半覚醒状態のままトイレの使用を使用する際、便器5の位置、便器5におけるボウル部1の位置が確認できるので、よりいっそう、間違うことなく、夜間にトイレの使用ができる。
【0039】
上記実施形態においてはターントラップ式の便器5の例で説明したが、これにのみ限定されず、サイフォン式やサイフォンジェット式、あるいは洗い流し式のものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の便器の断面図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】同上の前パーツの分解斜視図である。
【図5】同上のリム部の下面図である。
【図6】図1のX部分の拡大断面図である。
【図7】(a)は同上に用いる防水部材を一方向から見た斜視図であり、(b)は防水部材を反対方向から見た斜視図である。
【図8】(a)は同上に用いる照明器具を一方向から見た斜視図であり、(b)は照明器具を反対方向から見た斜視図である。
【図9】(a)は防水部材を取付けようとする状態を説明する斜視図であり、(b)は防水部材を取付けた後に照明器具を取付けようとする状態を説明する斜視図であり、(c)は照明器具を取付けた状態の斜視図である。
【符号の説明】
【0041】
1 ボウル
2 リム部
5 便器
6 照明器具
29 発光用開口部
50 凹部
51 嵌め込み用入口
52 嵌め込み用レール
53 防水部材
54 嵌め込み部
55 係止部
56 被係止部
61 下突部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
便器のボウル部の上端開口縁部に設けたリム部の後部に後方が開口した凹部を設けると共に凹部内に後側端部が嵌め込み用入口となった前後方向に延びる一対の嵌め込み用レールを設け、上記嵌め込み用レール間の凹部の底部に発光用開口部を設け、発光用開口部を透明な防水部材で覆い、該照明器具の左右両側に設けた嵌め込み部を嵌め込み用レールに嵌め込むと共に照明器具を防水部材上に重複することを特徴とする照明器具付き便器。
【請求項2】
凹部の底部に重ねられる防水部材の下面部に発光用開口部に嵌め込まれる下突部を設け、防水部材の上面部に係止部を設け、照明器具の下面部に上記係止部に係止される被係止部を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の照明器具付き便器。
【請求項3】
嵌め込み用レールのレール溝の上下方向の溝巾が嵌め込み用レールのレール溝の後端部の嵌め込み用入口側程次第に大きくなっていることを特徴とする請求項2記載の照明器具付き便器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−138423(P2008−138423A)
【公開日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−324596(P2006−324596)
【出願日】平成18年11月30日(2006.11.30)
【出願人】(000005832)松下電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】